【ネレイディア】 「ったあああああああああああ!」 //SE 打撃 【ネレイディア】 「ふふっ♪ もうお終いですか? わざわざ誘いに乗って貴方達のフィールドに来てあげたのに、全然大したことありませんね♪」 【ネレイディア】 「って……あら? 援軍ですか?」 //SE 泳ぐ  //SE 魔物の声みたいのでも 【ネレイディア】 (7,8,9……雑魚とは言え、15匹以上も。流石は異海……アビスたちの領域ね) 【ネレイディア】 (けれど、こいつらは気づいていない。わたしがわざと誘いに乗ってあげたこと……巣の最深部にまで、わたしを案内させたことを) 【ネレイディア】 (わたしを罠に嵌めたつもりなんでしょうけど……ふふっ♪ 異海特捜の作戦にはまったのは貴方達のほうなのよ、お馬鹿さん♪) 【ネレイディア】 「これで全員ですか? いいですよ、みんな一緒にかかってきてください」 【ネレイディア】 「けれど、貴方達のような雑魚が何匹集まっても無駄なことです!」 【ネレイディア】 「青い海をけがし、罪なき人々を苦しめる異海妖アビスたち! 異海特捜ネレイディアは、貴方達には絶対に負けたりしません!」 【ネレイディア】 「さぁ来なさいっ! みんなまとめて、七つの海の果てまで吹き飛ばしてあげます!」 【ネレイディア】 「システムデルフィナス・フルパワー!!」 //SE システム起動 【ネレイディア】 「受けなさい、七つの海の怒りを!」 【ネレイディア】 「セブン・シー・ジャッジメントォォォッ!」 //SE必殺技、ビームみたいなドゴォォォ、で。 //SE 魔物の声 【ネレイディア】 「ふふっ♪ 正義の勝利です♪」 【ネレイディア】 (ふふ、楽勝楽勝♪ やっぱり、変身したわたし……異海特捜ネレイディアは最強ね♪) 【ネレイディア】 (数だけは多かったけれど、どいつもこいつも雑魚ばかり。少し鬱陶しかったけど、ネレイディアの必殺技で、全部まとめてふっ飛ばしてあげたわ♪) 【ネレイディア】 (けど………………) 【ネレイディア】 「ふぅ、はぁ、はぁ………………」 【ネレイディア】 「少し……エネルギーを使いすぎましたね。少しだけ、疲れちゃいました」 【ネレイディア】 (そう。アトランティスの遺産……海神の涙でネレイディアに変身したわたしは、いつもの何倍もの身体能力と、変身ヒロインとしてのすごいパワーを使えるようになるけれど…… 【ネレイディア】 (あくまで本体は人間であるこのわたし、蓮見 渚。エネルギーまで無尽蔵っていうわけじゃないのよね……) 【ネレイディア】 「はぁ、はぁ、はぁ……ふぅぅ…………」 【ネレイディア】 (でもまあ、敵は全部倒したし。この疲れだって、競泳の大会で優勝した後みたいな、心地よいものよ) 【ネレイディア】 (もう敵もいないし。少し休んでから脱出すれば大丈夫…………) //SE 水音 サメが泳いでいる 【カルカーロ】 「くっくっく……雑魚どもが騒がしいから来てみたら、威勢のいい獲物がいるみたいじゃないか」 【ネレイディア】 「ッ!? だ、誰ですか!?」 【ネレイディア】 (何っ!? この気配……今までの異海妖たちとは、まるで違うっ!?) 【カルカーロ】 「貴方が最近噂の、異海特捜ネレイディアねえ? 【カルカーロ】 「ふぅ〜ん、どんな歴戦のツワモノと思ってたら、まだ乳臭い小娘じゃないのさ♪」 【ネレイディア】 「だ、誰ですか!? 貴方も異海妖……アビスなのですか!?」 【カルカーロ】 「ええ♪ でも、貴方がさっき倒した雑魚どもと一緒にしないことね」 【カルカーロ】 「アタシはカルカーロ。ホホジロサメの能力を持つ上級アビス……」 【カルカーロ】 「異海凌姫カルカーロ様よぉ♪」