プロローグ「愛の告白は、凄惨に咲く」 こんにちは、また来てくださったのですね。 最近は毎日お会いしていますから、遠くからでもあなたのことが分かるようになりましたよ。 それに私…信仰熱心な方に惹かれてしまう性格のようで…ふふっ。 まぁ…シスターをしていますから、これって当然のことなのかもしれませんけど。 私の名前は、フラン。 イオ大陸の外れにある小さな村の教会で、シスターをしています。 小さな村…ではありますが、ご年配の方だけでなく若い方も多くいらして、活気のある村なんですよ。 陽の光を揺らす澄んだ小川、みずみずしい葉の茂る木々、小鳥の綺麗なさえずりだって。 あっ、虫は…ちょっと苦手なんですけど……ここは本当に、素敵な村なのです。 教会には、朝早くからたくさんの方々が礼拝に来られます。それは陽が沈むまで、ずっと… この村だけでなく、隣町や少し離れた村からも…あと、たまたまこの近くを通った旅人や商人さんもよく寄っていかれて… 忙しいながらも、私の知らない世界の話を聴けるので、毎日がとても楽しいのです。 それだけではなくて…他にももっと深くて、人に話せないことまで…いろんなことがあるのですよ…ふふっ♪ あっ、そうそう…先日、私より少し年上の男性に誘われまして… 彼は昨年この村に移ってきた方で、それ以来、毎日のように礼拝に来られているのです。 とても信仰熱心な男性です。それとも、本心は…… えっ?いえ、その男性が私を誘ったのは「二人きりで話がしたい」というもので… はぁ、はぁっ……ちょっと、どこまでいくのです? 話なら…こんなところまで来なくたって……きゃっ! ひと気のない教会の裏まで私を連れ出すと、彼は急に…私の肩を掴んできたのです。 震える手で…彼は、何かを決心したような瞳をしていました。 新緑の葉の茂る木の下で、光の陰となった私の肌を…湿った風が、撫でるように吹いていました。 えっと、な、何でしょうか? ええ……はい……えっ!?……そ、そんなことを、急に…言われましても…… 彼は私に『愛の告白』をしてきたのです。 真剣な眼差しで、私の目を見つめながら…彼の心臓の鼓動が腕をとおして私に伝わってきました。 長いような短い時間でした。私も彼の瞳を見つめ、優しく微笑み、そして……お断りしました。 だって私はすでに…たくさんの男性と体の関係をもち、もう…異性には充分満たされていましたから。 ごめんなさい。気持ちは嬉しいのですが、私は…あなたとお付き合いすることはできません。 えっ?何故って…それは、あの……私はあなたが思い描いているような女性ではないので…えっと、そのぅ…… それでも彼は諦めませんでした。 こうなっては仕方がありません…私は彼に『本当の私』を伝えることにしました。 彼は、教会でシスターをしている普段の私との落差に驚き、ひどく絶望したような……ふふっ。 いえ、彼は興奮していたのです。股間がみるみる膨らんでいくのを…私は見逃しませんでした。 だから私は、勇気を出して愛を伝えてくれた彼を想って…いえ、彼のために…ゆがんだ性に奉仕してあげることにしたのです。 驚きました?…私も人間ですから、性欲だってありますよ。 そんな目で見ないでください…あなたにだって、ありますよねぇ…性欲が♪ ふふっ、綺麗事を言ってもダメですよ…あなたの股間を見れば、私にだって分かります。 何でこんなに膨らんでいるのですか?もしかして、勃起…してしまったのですか? 私を手に入れられなくて…あなたの想いは行き場をなくした。それなのに…あなた以外の男性たちは私を手にして、体の味まで知っている。 雄として悔しい…だからこんなに、鬱勃起…しているのですね……あぁ〜可哀想。 あっ、ダメですよ…そんな軽蔑した目で私を見ないでください。さっきも言いましたよね…誰にだって性欲はあるのです。 それで…この鬱勃起して苦しそうなオチンチンを、どうされたいのです? よろしければ、私が…鎮めてあげましょうか?…いえ、あなたのモノは挿入したくありませんので…この手で包みこんで、奉仕してあげます。 一途に想う女性の手に触れられるのですよ。あなたなら…それで充分でしょう?…ふふっ。 では早速…はい、ここでしてあげますから、早くオチンチンを出してください……わあっ♪もうこんなに……ん?この透明な液体はなんでしょう? ちゅぅ、はぁ……苦い味がします。勃起も、全然おさまりませんねぇ…ええ、分かりますよ。あなたは私を抱いた男性たちが羨ましいのでしょう? んんっ……ぁ、んぅ……私の唾液をこうやって、あなたのオチンチンに馴染ませて…ほら、好きな女性の唾液ですよ。嬉しいですよね?…ふふっ♪ あぁ〜とても良い顔をされています。 勇気を出して愛の告白をしたのに、こんなことになって…可哀想。 聞きたいのでしょう?教会で真面目に働くあなたの恋した女性が…他の男性たちとどんなことをしてきたのか…あっ、今オチンチンが反応しましたよ。 ええ、些細な反応だって分かります。私はそれだけ…たくさんの男性器を握ってきているのですから…あっ、また♪ふふっ、素直な男性は…好きですよ。 シスターをしていると毎日たくさんの方々とお会いします…女性だけでなく、私に好意を持った…男性の方とも。 こうやって愛の告白をされたのも、もちろん…今回が初めてではありません。村のお偉い方、旅人、魔物を狩っている戦士や魔法使い…あぁ、隣町で暮らすお金持ちの若い男性からも…ふふっ。 あなただけじゃないのですよ…私を手に入れようとしている男性は。あなたよりも逞しかったり、権力があったり、お金を持っていたりと……中には体だけを目的にしていた男性もいました。 「金を払うからお前とセックスがしたい」って…しつこいくらいに、私…なんてお返事をしたと思います?…断った?まぁ、あなたの思い描く私なら断っていたでしょうね……気になりますか? いいですよ、教えてあげますね。私はその男性に、股を開いてしまいました。彼のモノは、あなたの小さなオチンチンと違って…太くて逞しい、立派な男性器でしたよ。 私は一晩中、彼に優しく抱かれ…気持ち良くさせてもらって、しかもお金までいただいてしまいました。あなたはその夜に、何をしていたのでしょうね? 私のことを想い…いえ、獣のように私と体を求めあう妄想でもしながら、この小さなオチンチンを扱いていたのではないですか?…ふふっ、やっぱり♪…惨めですね。 彼は近くの大陸で暮らす商人の方で、何か…素材を採りに来た…とか仰っていたような…まぁそれはいいでしょう。 私は彼と息が掛かるくらいの距離で、朝まで体を重ねて…セックスをしていたのですよ。 いやらしく、生々しい口付けもたくさん…ええ、口の中に舌を挿れて…お互いに絡めあい、舐めあって、彼の唾液だって何度も飲み込みました。 挿入後の腰使いも上手くて、激しく揺れるこの胸を揉まれながら、愛を感じる男らしいピストンで…パンッ!パンッ!って、子宮をたくさん突かれてしまいました。 愛液は滴り、私から漏れる声が大きくなってきた頃、彼のピストンも早くなってきて…そしてすぐに、彼の動きが止まったのです。ええ、彼の男性器が…射精を始めてしまいました。 えっ?どこにって…私の話を聞いていて分かりませんか?…そう、分からない…分からないふりをしているだけなのかも…しれませんね。 最初は避妊具をつけていたのですが、セックスの最中に彼が私の見えないところで外していたみたいで…ですから、直接…子宮の中に精液を注ぎ込まれてしまいました。 彼の精子から私を守ってくれるものは…なかったのです。抵抗…ですか?ええ、最初こそはしましたが…私も女性です。逞しい腕に抱かれ、だんだんと体が火照ってきてしまいまして… 結局、私たちは朝が来るまで…避妊具をつけずに何度も、お互いを求め合うような激しいセックスをしていました。 もちろん子宮の中だけでなく…顔や胸にたくさん掛けられたり、口の中に出された精液を飲み込んだりもしましたよ…ふふっ♪ あっ、あなたのオチンチンもそろそろ限界のようですね。 愛しく想う女性から…こんな生々しい話を聞かされて、我慢なんてできるはずがないですよね。 私も教会に戻らないといけないので…もう、出していいですよ……ええ、どうぞ…早く出してください。 彼は私の中に…でも、あなたは手の中に…ふふっ、こうして……どうです?さっさと射精、しちゃいましょう♪……んっ、ぅ……服には掛けないでくださ…きゃっ! あっ……うぅ、すごい勢い……んぅ……腰まで動いて……あぁ〜気持ち良さそうな顔♪ 彼の精液よりは量が少ないみたいですけど……んっ?足が震えていますよ…大丈夫ですか? ほら、見てください…私の手、この白い液体が全部、あなたの出した精液…手の中で惨めに射精した…あなたの遺伝子がつまった精液です。 まあ、本当は彼と同じように私の中で出したかったのでしょうけど…ふふっ、可哀想。 えっ?もっと話を聞きたいのですか? ふぅん……あなたって、もしかしたら…いえ、何でもありません。 まぁ、こういう関係になったのも何かの縁でしょうし…ふふっ、仕方がないですね。いいですよ。 でも、今日は時間がありませんので…また明日、同じ時間にこの場所に来てください。あなたの聞きたがっている話を…してあげますから。 では、そろそろ私は戻りますね。 あなたも早くここを離れた方がいいですよ…あっ、地面に零した精液は片付けておいて下さいね。怪しまれてしまいますから… それと、あなたの愛の告白…嬉しかったですよ。ありがとうございました……それだけです♪ では、また明日。