『ASMR of Rail Works 海』 ;//////// ;Track1:マリンサイドライナーで、大斑湾沿いを軽快乗務 ;/////// ;使用音源: いすみ鉄道キハ28車内走行音(運転席);列車停車中 :マスターが左、海が右という横並びの位置関係で、気動車の運転席で乗務しています。 ;3/右 (基本的にはマイクの視線と同じ視線=前方注視。要所要所で、マイク=マスターの方に視線をむけるイメージでおねがいいたします) 【海】「(集中して出発を待つ4呼吸)」 ;3/右(接近囁き) 【海】「ね、マスター、ミラー見えてる? ミラーの下の注意書き、『出発はよいか』って」 ;3/右 【海】「海ももちろん出発信号機見てるけど――っ!」 【海】「『出発! 進行!!』 『カワタナ駅、定時!』」 ;SEを列車走行に 【海】「(列車の状況を慎重に確認すべく、目と耳に集中しながらの8呼吸)」 【海】「……(安堵の吐息)――(明るい笑い)」 【海】「『出発、よし!』だね、マスター♪」 【海】「……海、いっつも思うんだけど、停止位置ミラーの下の注意書き。駅ごとにビミョーに違ってるやつ。あれ、いいよねー」 【海】「カワタナ駅の『出発はよいか?』。ソノギ駅なら『車載器はよいか?』。タケマツ駅だと『出発は見たか?』って」 【海】「発車時刻だけ気にして、出発信号機見落としって他社だとときどきあるって聞くし――注意書きのヒヤリ・ハット防止効果、多分結構おっきいよねー」 【海】「いまだって、安全確認もばっちりで、海とマスターのキハ58も快調で……で――(様子を伺う4呼吸)」 【海】「よかった! ね、マスター、キハ52(ごーにー)も、すっごく調子よさそう!」 【海】「いっつもコンビを組んでるキハ65 35(ろくごーのさんごー)、急にエンジンかからなくなっちゃって、『ひょっとして、海たちの快速マリンサイドライナー、運休!?』とか、結構心配しちゃってたけど」 【海】「代走にキハ52 134(ごーにー いちさんよん)が入ってくれて、こんなに快調に走ってくれて! 海、なんだかとっても嬉しい――っと♪」 【海】「海だーーーーーー!!!!」 【海】「(窓辺に広がる海を、上機嫌に、横目に見ながら運転補佐をする8呼吸)……あ」 【海】「もう見えなくなっちゃったけど――えへへっ、やっぱりいいね、この区間。だって――ほら! また海!!」 【海】「そりゃマリンサイドライナーっていうくらいだし? 海沿いちょこちょこいろんなところで抜けるけど――海を横目にガッツリ走る! って区間だったらここだよねー、カワタナ駅からマツバラ駅までの大斑(おおむら)湾沿い! ――ととっ」 【海】「『次はソノギ、停車!』」 【海】「(列車運転補助を丁寧に行う4呼吸)」 【海】「――けどさ、海沿いがずーっと続くってわけじゃないのはちょっと残念。家とかトンネルとか木々とかで、結構やっぱ、途切れ途切れになっちゃうよねー」 【海】「マリンサイド――海沿いの車窓を楽しみにして乗ってくれてるお客さんがもしいたら、そこは海、ちょっと申し訳ないかなぁって――(話しを聞く2呼吸)――ああ」 【海】「確かに、他の列車よりは海沿い区間、それでもたっぷりで綺麗なのかも。ウワサだと釣子(ちょうし)電鉄さんとかは、まわりぐるっと海にかこまれてるとこ走ってるのに、車窓からはほっとんど海が見えないっていう話だし」 【海】「あ! けど、みかん鉄道――鹿兒島と隈元を結ぶ肥颯(ひさつ)みかん鉄道の車窓はすっごいっていう評判だよね。海もテレビでみたことある!」 【海】「Top of the Worldの夕陽が見れるって……実際、すっごい夕陽がぽかーんって海に沈んでて」 【海】「あれ、テレビだからなんか演出? エフェクトみたいなのかけてるのかな。それとも実物もあんなにすごい――か、もしかして、現地の方がもっと迫力あったりするのかな?」 【海】「(あこがれの吐息)――確かめてみたい。乗ってみたいなぁ、みかん鉄道――!」 ;環境音 →列車停車 【海】「『場内、警戒』――(2呼吸)――『ソノギ、停車。定時!』」 【海】「(15秒ほど無言の呼吸)」 ;環境音 →列車出発・走行 【海】「――『点(てん)、出発、ソノギ、進行! ――時刻定時!』」 【海】「(集中して前方警戒の4呼吸)」 【海】「『次は、チワタ、通過!』」 【海】「で、えーと……あ、そうそう! みかん鉄道さん」 【海】「マリンサイドライナー沿線って、実は結構ご近所だよね? みかん鉄道。よく考えたら」 【海】「終点の永崎(ながさき)からフェリーで渡って隈元(くまもと)いって、隈元から八ツ城(やつしろ)いけば、もう乗れるでしょ? ご近所っつったら、ほんとご近所」 【海】「けど海、レイルロオドだから……一人旅とかできないし。ご近所でも遠くでもまぁ結局は――(話しを聞く2呼吸)――ほんと!!?」 【海】「やった! 約束! 連れてってね! 嬉しい! いやっほう! 」 ;3/右(接近囁き) 【海】「マスターだいすき。ありがとう」 ;3/右 【海】「えへへっ。そう決まったらますますやる気がでてきちゃった! この列車が永崎ついたらその足で、一気に八ツ城いっちゃいたいくらい!」 【海】「ま、もちろん整備だなんだが残ってるから無理なんだけど――あ、そうだ」 【海】「(耳を澄ませる4呼吸)――うん。キハ52も、変わらずすっごく順調にがんばってくれてるし」 【海】「ね? マスター。乗務終わったら洗ってあげない? ふたりで一緒に、キハ52」 【海】「代走すっごくがんばってくれてるし――またこのあとすぐ予備車に戻されちゃうかもしれないでしょ? だからその前に、徹底洗浄してあげたいなーって」 【海】「潮風たっぷりあびちゃってるしサビとかやっぱり怖いでしょう。今日のお礼に――(返事を聞く2呼吸)――やった! じゃあ、決まり!」 【海】「終点ついたらふたりで一緒に整備清掃! そのあとは……そのあとマスターって今日はどうなの? 海はね、完全にフリーになるんだけど……」 【海】「(返事を聞く2呼吸)――わーい! 嬉しい。そしたらそしたら、整備のあとも海と一緒にすごそーよ! なにも今日、いきなり八ツ城いきたいなんてわがまま絶対言わないからさ」 【海】「どこか近所に出かけるのでもいいし、のんびり一緒に休むのでもいいし――そうでなければ、うーんと、えっと――っと!」 【海】「『チワタ、通過。定時!』」 【海】「『次はマツバラ、停車!』」 【海】「(うきうきしている4呼吸)――♪ とにかく一緒にすごそーね! 約束っ!」 ;環境音 F.O ;//////// ;Track2 代走でコンビを組んでくれたキハ52への御礼の、エンジン廻り徹底清掃 ;/////// ;3/右(二人並び) 【海】「ふわぁ」 ;環境音 キハ52エンジン音 F.I. 【海】「……(息をつめ、じっとエンジン音に聞き入る4呼吸)」 【海】「――ね、マスター。エンジン音、全然違うねキハ52。海たちのキハ58と、全然違う」 【海】「キハ58のエンジン音はさ、こう、混じりけの無いエンジン音っていうか、ドドドドドドって低い音に、ゴワゴワゴワゴワって回転音が重なるような感じだけど。キハ52のは」 【海】「(じーっと耳を傾ける8呼吸)」 【海】「……ドドドドドのベースはおんなじなんだけど、回転音がカロカロカラカラって感じだよね。高い。すごく面白い! カエルが鳴いてるみたい!」 【海】「ってかさ、これ、もしかして異音なんじゃ……(話を聞く2呼吸)――へぇえ、そうなんだ。これで平常」 【海】「キハ52って……(1呼吸)――だよね、DMH17B(でぃーえむえいちじゅうななびーがた)形ディーゼルエンジンつかってる」 【海】「で、海たちのキハ58は、DMH17H(えいち)形ディーゼルエンジン」 【海】「すごいね、同じ系統のエンジンでも、形(かた)が違うと、ここまでエンジン音違う……ってか、あれ? キハ58のエンジン音って、本当にそんな違ってたっけ?」 【海】「普段からあんまりにも聞き慣れてるから、よく考えたらちょっとわかんなくなってきちゃった」 ;3/右(接近囁き) 【海】「ね、マスター。よかったら確かめに――(2呼吸)――うん、いこう!」 ;移動にあわせて環境音クロスフェード キハ52エンジン音→キハ28始業前点検の、23分30秒以降(=キハ28エンジン音) ;SE 海の足音、硬い床、小走り(一緒に移動してるので位置変化なし。マスターの足音は不要)。30メートル程度移動 【海】「(小走りで移動の、少し弾む8呼吸)――♪」 ;3/右 【海】「あ、やっぱり違う! かなり違うよ。ね、マスター」 【海】「違うんだけど……ん……(エンジン音に耳を傾ける8呼吸)」 【海】「……あーでも、そっか、回転音、キハ58もキハ52も、似てるっちゃかなり似てるんだ。 キハ58でも、カロカロいってるはいってるね。ただボリュームが、ドドドドってのにかなり負けちゃって目立たないだけで」 【海】「くらべて、キハ52の方は~」 ;移動にあわせて環境音クロスフェード kキハ28始業前点検の、23分30秒以降(=キハ28エンジン音)→キハ52エンジン音 ;SE 海の足音、硬い床、小走り(一緒に移動してるので位置変化なし。マスターの足音は不要)。30メートル程度移動 【海】「(小走りで移動の、少し弾む8呼吸)――よいしょ!」 【海】「(うきうきと聞く8呼吸)」 【海】「――だね! やっぱり!! 音の要素は似てる感じで、ただボリューム感がめちゃくちゃ違ってるだけだよね、これ」 【海】「そかそか、やっぱり同系エンジンって感じしてきた。なんか納得」 【海】「それにしても~……えへへっ!」 ;3/右(接近囁き) 【海】「ね、マスター。音ってすっごく面白いね!」 ;3/右 【海】「レイルロオドサミットにもしかして参加してなかったらさ、音を聞く、ってわざわざ意識してすること、海、きっとなかったと思うの」 【海】「異音とかはもちろん前から気にしてたし、聞き分けてたよ? でもさ、それって『聞こえてくる』音なわけじゃない。 耳にさ、向こうから、違和感と一緒に飛び込んでくる」 【海】「そうじゃなくって、そういうのじゃなくって――ええと――(言葉を探す2呼吸)」 【海】「なんとなく、普段耳にしてる音の――その深いとこまで……ああ、うん! 構造! 音の構造っていうか、階層みたいなのを、海ね? 最近ちょっとずつ感じられるようになってきたんだ」 【海】「お洋服で例えるとね? 今ままでの海だったら『うわぁ! 素敵なお洋服』で終わってて」 【海】「けど、今の海は、『シャツにニット重ね着してて、シャツの袖だけちら見せしてて、だから大人っぽさだけじゃなく可愛さもアピールできてるんだなぁ』――ってわかるみたいな」 【海】「そういうのが海、ちょっとだけだけどね? 聞こえて……っていうか、聞き取れるようになってきてる。それがすっごく面白くって、気持ちよくって」 ;3/右(接近囁き) →”えへへっ”で;3/右に離れる 【海】「だから、ね。だから。気持ち良い音。楽しい音。マスターと一緒に、どんどん探したくなってきて――えへへっ!」 ;3/右 【海】「このこ――キハ52の外観清掃、いまからするの、エンジンかけっぱでモップがけでしょ?」 【海】「そういうのもさ、海としては~~」 ;SE 水入りバケツにモップをばしゃばしゃ→モップ絞り ;参考 https://www.monotaro.com/g/04970807/ 【海】「(にこにこと作業する4呼吸)――よいしょっ!」 【海】「音と音とが混じり合って、どんな響きをたてるのか。すっごく楽しみでわくわくするんだ!」 ;3/右(接近囁き) 【海】「だからしばらく、おしゃべりしないでモップがけしようね? マスター。海と約束!」 ;3/右 【海】「それじゃあ……モップがけ、開始!」 ;SE モップ掛け(継続、ときおりモップ絞ってください) 【海】「んっ! (無言で集中してモップをかける6呼吸)」 【海】「…… (じわじわと無言でいるのがじれったくなっていく6呼吸)」 【海】「~~~っ (話かけたいけど、自分から『おしゃべりしないで』っていった手前、話しかけられずにじりじりする6呼吸)」 【海】「あうっ! やっぱり海、おしゃべりしたい! おしゃべりする! せっかくマスターと一緒にいるのに、おしゃべりしないのもったいない!」 ;3/右→『でも!』で;3/右(密着) 【海】「エンジンの音とモップ掛けの音、混じり合ってるの素敵な響きって、海、本当に思ったけど――でも!」 ;SE stop ;3/右(密着ささやき) 【海】「マスターの声も混じってるほうが、ずっとずーっとずーーーっと素敵! 海ね? マスターの声、だぁいすき!」 ;SE 再開 ;3/右 【海】「えへへっ、マスターはどう? 海の声、好き? ――(返事を待つ2呼吸)――♪ そっか! そうなんだ、えへへへへ~っ」 【海】「海はね、マスターの声、ずっとずーーーっと聞いていられる……っていうか、ずっとずーーっと聞いてたいんだ。 なんかね、安心できるし、落ち着きし、すごく優しい気持ちになれるし……っと」 ;SE stop 【海】「おしゃべりしてると時間がすすむのあっという間だね。こっちがわ、もうぜぇんぶモップかかっちゃった」 【海】「塩気、これで綺麗にお掃除してあげられたよね。――(微笑)――今日は代走、ほんとにありがとね? ゴーハチちゃん」 【海】「そしたら今度は反対側だね~。反対側もモップかけしたら、油さして、磨いてあげてお掃除おしまい!」 【海】「ゴーハチちゃんのメンテナンスが終わったら~――へへっ」 ;3/右(密着ささやき) 【海】「マスターのこともしっかりメンテナンスしてあげるから。楽しみにしててね?」 ;環境音 F.O. ;/////// ;Track3:油汚れをクレンジングミルクでの握手洗いで綺麗に落としてからのネイルケア ;/////// ;9/前遠 【海】「ふいーーーーーー! つかれたーーー!」 ;環境音 室内空調 F.I. ;9/前遠→;1/前 【海】「ね、マスター。見せて、手、爪! (1呼吸)――あー、やっぱりだー」 ;1/前 【海】「手、真っ黒になっちゃうよねー。軍手したってなにしてたって、油使うとどうしても」 ;7/左(接近囁き) 【海】「けどね、安心して? マスター、海、ちゃあんと準備してきてるから――じゃじゃん!」 ;1/前 【海】「見て、これ! 新兵器! クレンジングミルク~!!」 【海】「油汚れにったら、クレンジングオイル――お化粧落としが一番効くの、マスターも海も、いろいろ試して確信済みじゃない」 【海】「けど、クレンジングオイルは結構効き目強いから、お肌の脂分も落としちゃって……マスター、その辺、ケアに苦労しちゃってたでしょ?」 【海】「だから海、そこんとこどうにか出来ないかなぁって、お化粧得意な社員さんにいろいろ聞いておしえてもらって――それで、これ! 買ってきたんだ」 【海】「このクレンジングミルクってやつね? いま、ちょっと出してみるけど……」 ;ポンピング数回で、たっぷりと手に取る 【海】「(作業の2呼吸)――ね? これ……」 ;SE 左耳元で、手に取ったクレンジングミルクをねちゃねちゃ 【海】「(作業の2呼吸)――ネトってしてるの、わかるでしょ? このネトつきが、手指の保湿を助けてくれるの」 【海】「だから、油汚れを落とした上で肌の乾燥もふせげちゃう、一石二鳥のミルクなの。海、これでマスターのお手々、綺麗にして、しかも守ってあげちゃうからね」 ;7/左(接近囁き) 【海】「ね? マスター。マスターの両手、海に預けて?」 ;1/前 【海】「えへへっ――それじゃああ~ 両手をいっぺんに~――んしょっ……」 ;SE 両手のクレンジングミルクで、マスターの両手を一気に握手洗い 【海】「ん……(握手洗いをする8呼吸)――」 【海】「この洗い方、いいでしょ? 海の両手とマスターの両手、二人で同時に洗えちゃう――握手洗いっていうんだよー」 【海】「手のひら同士をこしゅこしゅやって……(4呼吸)――指と指の隙間を互い違いにこすりあわせて……(4呼吸)」 【海】「手のひらで相手の爪の先っぽ……(2呼吸)――こうして交互にごしごし洗って――(2呼吸)――そしたら親指のつつみ洗いも……(2呼吸)――かわりばんこに、やってって――(2呼吸)」 【海】「手の甲も……お互い……(2呼吸)――洗いあったら……(2呼吸)……手首つかんで――(2呼吸)――これも、交代交代で――(2呼吸)」 【海】「そしたら最後に、お手々全部をも一度ぐるり、念入りに――(念入りに握手洗いする8呼吸)――うん」 ;SE stop 【海】「いい感じ……かな? どかな。このミルクは洗い流すタイプのやつだから~」 ;SE 水道の蛇口ひねる→水出す ;7/左(接近囁き) 【海】「ね、マスター。流すのも、握手洗いでやっちゃお? ――(微笑)」 ;SE 握手洗いで手を流す ;7/左(二人、蛇口に向かって横並び) 【海】「えへへっ、結構くすぐったいねー――(くすぐったくて嬉しい8呼吸)――うん」 ;SE 蛇口締め 【海】「(2呼吸)――よし。じゃ、マスター、手、見せて? 手」 ;1/前 【海】「ん~……(慎重に観察する4呼吸)――ん。かなり落ちるね、クレンジングミルク。 オイルのときと洗浄効果、ほとんどかわりない感じ。だーけーどー」 【海】「爪の隙間だけは洗いきれてないね、残念。けどね、海。こういうこともあろうかと、しっかり準備してきてるんだ」 【海】「何をかっていうと~――ふふーん、これ見て! これ!!! 爪垢取りと爪ブラシ!」 ;参)https://www.amazon.co.jp/dp/B07BP8ZBJK?ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_TSVEQ4SHPK9X9XHJ7NGE ;参)https://www.amazon.co.jp/dp/B00AHUBNWM?psc=1&ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_XQYZ9PA9KJXV45BDDED5 【海】「爪垢取り、ちょっと耳掻きにも似てるよねー。この先端を指と爪とあいだの隙間にいれて、汚れをぐりって取ってくの」 ;2/右前 【海】「マスターの右手借りるよ? で、っと」 ;SE セリフ合わせで、手のある方の耳元で爪垢取り 【海】「親指……(2呼吸)――人差し指――(2呼吸)――中指――(2呼吸)――薬指、で――(2呼吸)――小指――(2呼吸)」 ;8/左前 【海】「今度は左手の親指……(2呼吸)――人差し指――(2呼吸)――お兄さん指――(2呼吸)――お姉さん指――(2呼吸)――赤ちゃん指――(2呼吸)――っと!」 :SE stop ;1/前 【海】「ね? 簡単に取れてくでしょ。文明の利器ってヤツだよね、すっごいよねー!」 【海】「これでもまだ取りきれてない、ちみっちゃい黒い汚れは、この爪ブラシ!」 :SE 右耳元で、手のひらをブラシでこすって音を聞かせるのを数回 【海】「(誇らしげな3呼吸)」 【海】「これ、ナイロンブラシでちっちゃいから、手の爪を洗うのにすっごくいいんだよ! 海、いまからそれを証明してみせちゃうね」 ;SE ハンドソープをポンピング 【海】「まずは、ハンドソープを手に取って~――(2呼吸)――で、で!」 【海】「ソープの泡を、マスターの指先に……マスター、海のアワアワの手のひらに、指先くっつけてこしゅこしゅしてみて?」 ;SE 手のひらを日々先でこしゅこしゅ 【海】「(くすぐったさをこらえる4呼吸)――そうそう、上手上手! そしたら!」 ;SE 右手指に爪ブラシ ;2/右前 【海】「親指から~、んしょ――(4呼吸)――一本一本……(4呼吸)――丁寧、に……(4呼吸)――ブラシを、かけて――(4呼吸)――いきま、す――(4呼吸)――はい反対」 ;SE 左手指に爪ブラシ ;8/左前 【海】「このブラシ……(4呼吸)――小さくて、柔らかめだから――(4呼吸)――こういう、ふうに――(4呼吸)――もぐり、こま、せて――(4呼吸)――ん……(4呼吸)――っと」 ;SE stop 【海】「はい、両手貸して~、洗い流すから」 ;SE バルブひねって水出し→手を流す 【海】「んしょ――(4呼吸)――っと」 ;SE タオルで手を拭いてあげる 【海】「乾いたタオルで……(4呼吸)――っと、これで――(観察する→嬉しくなるを2呼吸で)――すごい! やった! 爪に入った油の黒いの、全部綺麗に落とせてる! いぇいっ!」 【海】「ふふふーん、車両もマスターも、これで洗浄完了だね。海、今日のお仕事もコンプリート! ……じゃないや! まだコンプしてないっ」 ;7/左(接近囁き) 【海】「だって、ね? マスター」 ;7/左(密着吹きかけ) 【海】「(ふーーーーーーーーーーーっ)」 ;1/前 【海】「耳掃除、最近また出来てなかったじゃない。だから今日やっちゃおうって海、思ってたんだ」 【海】「もちろん、マスターが忙しかったり、イヤだったりなら諦めるけど……(話を聞く2呼吸)――♪」 【海】「じゃ、決まり! このままお耳掃除もしちゃおう」 ;7/左(接近囁き) 【海】「海、ひざまくらしてあげるから、頭ごとお耳、あずけてね?」 ;環境音 F.O. ;/////// ;Track4:ガラス細工のお魚さんがついてるかわいい耳かきでの、右耳耳かき ;/////// ;参考耳掻き https://hook.ocnk.net/product/1091 ;3/右 【海】「なんだかちょっと久しぶりな気がする。マスターに耳掃除してあげるの」 ;環境音 室内空調 F.I. 【海】「お掃除具合、どんなかなー。ちょっと見せてね?」 ;3/右(密着吹きかけ) 【海】「(ふーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」 ;3/右で、色んな角度から覗き込み 【海】「ん~(2呼吸)――あー……結構よごれちゃってるねー」 【海】「えへへ、嬉し。海がお掃除してあげる日を、きっと待っててくれたんだね、マスター」 ;3/右(接近囁き) 【海】「おまたせしちゃったその分も、海、丁寧にしたげるからねー」 ;3/右 【海】「今日はね、新兵器の耳掻きも用意してあるんだ。これ!」 ;SE 耳掻きの裾のガラス細工をチリチリと振る 【海】「耳掻きの、サジになってる方の反対側――普通だったら梵天がついてるとこに、ガラス細工のお魚がついてるんだよ」 【海】「海、海もお魚も大好きだから、これ見つけたとき、やったー! ってなって買ったんだ。 あのね、このお魚はシラスなんだって。白いから、釜揚げの、茹でてあるシラス」 【海】「耳掻きとしての性能だけ考えるなら、反対側が梵天のヤツの方がやっぱりきっといいんだろうけど…… でも、シラスの耳掻きかわいいから、ね? これで耳掻きしてあげる!」 【海】「じゃ、いくよ? まずは端っこから様子を見る感じで~」 ;SE 耳掻き(浅・継続) 【海】「ん……っと――(2呼吸)――端っこ、かりこり――(2呼吸)――耳の、まわりを――(2呼吸)――上から、ちょこちょこ――(2呼吸)」 【海】「これ、シラスの飾り……(2呼吸)――結構、揺れて――(2呼吸)――お耳、なんか、ひびいたりする?――(2呼吸)――いい感じなら、嬉しいんだけど……(2呼吸)」 【海】「っと、ちょっとだけ耳たぶ引っ張るね――(2呼吸)――これで、下側――(2呼吸)――すごく、お掃除しやすくなって――(2呼吸)――かりこり、マスターも気持ちいいでしょ――(2呼吸)」 【海】「そしたらだんだん――(2呼吸)――うちに、はいって――(2呼吸)――穴の、まわりも――(2呼吸)――丁寧、に――(2呼吸)」 【海】「ん……(集中して耳掃除する8呼吸)」 【海】「あとは、こういう――(2呼吸)――へばりついてる――(2呼吸)――みたい、のを――(2呼吸)――かりこり、こすって――(2呼吸)」 【海】「いまの、うちに――(2呼吸)――こそぎおとして――(2呼吸)――とっちゃえば――(2呼吸)――あとが、楽……(2呼吸)……っと!」 ;SE stop ;3/右(吹きかけ) 【海】「(ふっ! ふーーーーーっ!)」 ;3/右 【海】「ん……(2呼吸)――っと、浅いところはこれでいいかな?」 【海】「へへっ、可愛い飾りだけど役立たずそう! って思ってた釜揚げシラスのガラス細工が、なんかお耳にいい感じに響くみたいで―― 海も結構、うれしい気持ちがしてきちゃう」 ;3/右(接近囁き) 【海】「奥の方、鼓膜の近くをお掃除したら、きっともっと深く響くから……マスター、そこも期待しててね?」 ;3/右 【海】「じゃ、深いとこ。ゆっくり慎重にいくからね~」 ;SE 耳掻き(深・継続) 【海】「って、ゆーか、さ――(2呼吸)――耳掻き――(2呼吸)――マスターに、レイルロオドがしてあげるの――(2呼吸)――最近は、ちょこちょこどこでも聞くじゃない――(2呼吸)」 【海】「流行っていうかー――(2呼吸)――なんか、ステータス? っていうか……(2呼吸)――うーん……(2呼吸)――象徴、みたいな感じっていうか――(2呼吸)」 【海】「レイルロオドとマスターの――(2呼吸)――絆の深さを示すのが――(2呼吸)――耳掻き、みたいな風潮ね?――(2呼吸)――結構、なんだか最近感じて――(2呼吸)」 【海】「それって、さ――(2呼吸)――その風潮? ――(2呼吸)――どこから、来たのか――(2呼吸)――海、考えて――(2呼吸)」 【海】「考えたらね――(2呼吸)――あ、ちょっとまって、これ――(2呼吸)――ん……結構はりついてる――(2呼吸)――ん、っと――(2呼吸)」 【海】「(集中して耳掻きする8呼吸)――(微笑)よしっ、とーれた、で」 【海】「あとは……耳たぶ――(2呼吸)――ちょい、引っ張って――(2呼吸)――ここの、裏側……(2呼吸)――やっちゃえ、ば――(2呼吸)」 ;SE stop 【海】「オッケー、マスター。とれたから、続きいくねー」 ;3/右(密着ふきかけ) 【海】「(ふっ! ふっ! ふーーーーっ)」 ;SE 耳掻き(深・継続) 【海】「よい、っしょ――(集中して耳掻きする8呼吸)」 【海】「ん? あ、ああ――(2呼吸)――レイルロオドの、耳掻き、の――(2呼吸)――ムーブメントの、お話、そっか――(2呼吸)――途中、だったね――(2呼吸)」 【海】「っていっても、そんな――(2呼吸)――大した話じゃ、ないんだけど――(2呼吸)――ん……(2呼吸)――その、はじまりが――(2呼吸)」 【海】「どのへんかなぁって――(2呼吸)――海、思ったら――(2呼吸)――結構、ね?――(2呼吸)――こうじゃないかな? って、強めの仮説、思いついて――(2呼吸)」 【海】「蒸気機関車の、レイルロオドって――(2呼吸)――石炭、投げ込むためにさぁ――(2呼吸)――普段から、スコップ、めちゃくちゃ――(2呼吸)――使うでしょ?――(2呼吸)」 【海】「あの要領で――(2呼吸)――そそ! そうなの――(2呼吸)――蒸機のレイルロオドって――(2呼吸)――耳掻き、得意そうだから――(2呼吸)」 【海】「多分、誰か、そう思ったマスターが――(2呼吸)――自分の、蒸機レイルロオドに――(2呼吸)――耳掻きしてほしいって、試しに、頼んで――(2呼吸)――そしたら、ほら、レイルロオドは――(2呼吸)」 【海】「もともと、精密作業――(2呼吸)――基本的には、大得意だから――(2呼吸)――気持ちよくって、嬉しくって――(2呼吸)――他の、マスター仲間にも話したりして――(2呼吸)」 【海】「レイルロオドも、それは絶対――(2呼吸)――マスターが喜んでくれるのって――(2呼吸)――すごく、嬉しいわけだから――(2呼吸)――そのしあわせとか、伝えたりして――(2呼吸)」 【海】「そしたら、人とレイルロオドと――(2呼吸)――両面から、ね――(2呼吸)――自慢っていうか、ドヤっていうか――(2呼吸)――そういう、感じの、絆の深さ――(2呼吸)」 【海】「まわりからしたら、見せつけられて――(2呼吸)――だから、そういう感じに、きっと――(2呼吸)――耳掻き、一気に広まったのかなって――(2呼吸)――海、考えて――(2呼吸)――あはっ!」 ;SE stop 【海】「でしょ? 海もさ、なかなか説得力ある説だよなーって思ってたんだ」 ;3/右→;3/右(密着) 【海】「けどまぁ、実際のところはわからないし、実際のところがどうであっても――(はにかむ息)」 ;3/右(密着囁き) 【海】「流行なんか全然なくても、海、マスターに耳掻き絶対してたと思うし」 ;3/右 【海】「だってマスター、海のために、海にはいってくれること結構あるもんね。お耳にお水はいっちゃったのとってあげるの、それは前からちょこちょこあったし」 【海】「こよりでお水吸い取って……そこから耳掻きになんてもう、時間の問題でしかないでしょ」 【海】「でも……ま……けど、うん」 【海】「その時間を、ブームが縮めてくれたってのもあるかもだよね、たしかに」 【海】「海、こうみえて案外慎重なとこあるからさ、『ついでに耳掻きしてあげたいな』って思っても、断られたらなんか恥ずかしい! とかも思っちゃたような気もするから……(話を聞く2呼吸)」 【海】「だから、耳掻きのことだけじゃなくね? マスターからしてほしいって言ってもらえるのすっごく嬉しい! 海、マスターに必要とされてるんだなー、って思うの、好きだし――っと!」 【海】「だよね、右耳のお掃除、まだ仕上げきってなかった。すぐやっちゃうね? 今日の仕上げは、粘着綿棒使うから」 【海】「粘着綿棒って、これも結構すぐれものでね~」 ;SE 個包装のパッケージをあける 【海】「(作業の2呼吸)」 ;3/右(接近囁き) 【海】「名前のとおり、さきっぽがぺたぺたするんだよ? だから、耳掻きで取り切れない細かなチリみたいのとるには、すっごくいいの」 ;3/右 【海】「というわけで、仕上げきっちゃお。海、集中していくらかねー」 ;SE 粘着綿棒で耳掃除 【海】「ん……(集中作業の8呼吸)」 【海】「これ、あ――たのし――(2呼吸)――見えてるの、ストレスなく――(2呼吸)――ぺたぺた、とんとん――(2呼吸)――する、だけで――(2呼吸)」 【海】「らくらく、とれるの――(2呼吸)――すごく、いい――(2呼吸)――これだけ、すいすい、取れちゃうと――(2呼吸)――こんなの、だって、あっという間に――(2呼吸)」 【海】「(楽しく作業する4呼吸)――で、めくって――(2呼吸)――これ、だけ、で――(2呼吸)――♪」 ;SE stop 【海】「はーい、できたよー! 仕上がったー」 ;3/右(密着ふきかけ) 【海】「(ふーーーーーーーーーっ、ふっ!)」 ;3/右 【海】「そしたら今度は左耳だねー、海、ごろーんっていうからさ、左耳が上になるよう、マスター、体いれかえちゃってね?」 【海】「いーい? いくよー、さん、にい、いち!」 ;3/右→;1/前→;7/左 【海】「ごろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん! あははっ!」 ;環境音 F.O. ;/////// ;Track5:ガラス細工のお魚さんがついてるかわいい耳かきでの、左耳耳かき ;/////// ;7/左 【海】「ごろんてされたのに海の太もも、全然重くならなかった! すごいね、マスター。ごろーん上手!」 ;7/左(接近囁き) 【海】「それじゃあ左のお耳だねー。汚れ具合はどんなもんかな?」 ;7/左(色々角度かえながら) 【海】「んっと~――(2呼吸)――はぁはぁ、こっちは右より汚れ少なめに見えるね~……いいことだけど、海的にはちょっとさみしいかも」 ;7/左 【海】「ま、その分普段よりじっくりゆっくり、丁寧にお耳掃除してけばいっか」 【海】「って、ゆーかさ、マスター? 聞き忘れちゃってたけど」 ;SE 耳掻き(浅い・継続) 【海】「今日使ってる……(2呼吸)――この耳掻き――(2呼吸)――シラスの、ガラスのちっちゃな飾りがついてるやつ――(2呼吸)――マスター的には、感触、どうなの?――(2呼吸)」 【海】「海的にはね……(2呼吸)――チャームがときどき、手とか耳掻きとかにあたるの――(2呼吸)――なんだかシラスにつんつんされてるみたいな気がして――(2呼吸)――わりと楽しいアクセントなんだけど――(2呼吸)」 【海】「耳障りとか、感触面では……(2呼吸)――あー、ふつー――(2呼吸)――結構ふつーの――(2呼吸)――王道な、耳掻き――(2呼吸)」 【海】「だよね、材質的にも――(2呼吸)――あ、ちょっと耳たぶひっぱるね――(2呼吸)――ん……(2呼吸)――ああ、そう、材質的にも――(2呼吸)」 【海】「これ、木……(2呼吸)――ツゲとかその辺の――(2呼吸)――よくあるタイプの――(2呼吸)――ヤツっぽいし――(2呼吸)」 【海】「でも、まぁ――(2呼吸)――よく、磨かれてて――(2呼吸)――滑り、いいから――(2呼吸)――使いやすくて――(2呼吸)」 【海】「平凡な、分――(2呼吸)――長く、使えて――(2呼吸)――だんだん、じわじわ――(2呼吸)――手に、馴染んだりして――(2呼吸)」 【海】「(はにかみ笑い)――(2呼吸)――そういうふうに、なったら、いいなぁ――(2呼吸)――そういうの、なんか――(2呼吸)――すっごく、いい――(2呼吸)」 【海】「ちいさなシラスが、かわいくて――(2呼吸)――ただそれだけで、選んだ、やつが――(2呼吸)――長く大事につかううち――(2呼吸)――馴染む道具になってくれたら……(2呼吸)――ん」 ;SE stop ;7/左(密着ふきかけ) 【海】「(ふーーーーーーーっ)(ふーーーーーーーーーーーーーっ)」 ;7/左 【海】「マスターにとっての海も、そういう感じのレイルロオドでいたいなぁって、海、思うから――だから……ん」 ;SE 耳掻き(深・継続) 【海】「マスターは、だって……(2呼吸)――最初は、ほんとにで――(2呼吸)――海と、組んだの――(2呼吸)――ただ、お仕事で――(2呼吸)」 【海】「いったら、偶然――(2呼吸)――めぐりあわせで――(2呼吸)――海とコンビ、組んでくれた――(2呼吸)――だけの話で――(2呼吸)」 【海】「なのに、今も……(2呼吸)――帝鉄が解体されて――(2呼吸)――松裏九洲線(まつうらきゅうしゅうせん)が、出来て――(2呼吸)――そしたら、マスター――(2呼吸)」 【海】「海に話、聞いてくれて――(2呼吸)――海、『まだ走りたい』っていったら、マスター――(2呼吸)――(幸せに満ち満ちた微笑)――海のこと、借金してまで、買い取ってくれて――(2呼吸)」 【海】「海、完全にマスターのレイルロオドになれて――(2呼吸)――すっごく、すっごく嬉しくて――(2呼吸)――大斑湾沿い、マスターと一緒に走るの――(2呼吸)――すっごくすっごく、楽しくて――(2呼吸)」 【海】「だから、海――(2呼吸)――マスターのこと……(2呼吸)――っていうか、もっとマスターの……(2呼吸)――役にたてたら、嬉しくて――(2呼吸)」 【海】「……ただ、めぐり合わせで――(2呼吸)――マスターと組んだ、だけの海が――(2呼吸)――長い時間、一緒にお仕事してるうち――(2呼吸)――マスターの、その……(2呼吸)」 ;SE stop ;7/左(接近囁き) 【海】「海、マスターの大事なものになれたんだよね? だからマスター、海のマスターになること選んでくれたんだよね」 ;7/左 【海】「(どきどきしながらマスターの話を聞く2呼吸)――(しあわせいっぱいの微笑)」 【海】「よかったあ、海の勘違いとかじゃなくって! だから、えっと――ああ、そう、耳掻き」 ;SE 再開 【海】「この耳掻きもね? ――(2呼吸)――海、っていうか、海とマスターで――(2呼吸)――そういうふうに、大事な道具に――(2呼吸)――育ったらいいなって、海、思ってる――(2呼吸)」 【海】「っていうか、ほかも――(2呼吸)――全部、だよ?――(2呼吸)――縁があって、海とマスターのとこ、来てくれた――(2呼吸)――道具とか、お洋服とか、そういうの――(2呼吸)」 【海】「なるたけながく、海と一緒に――(2呼吸)――マスターと一緒に――(2呼吸)――ふたりの間に――(2呼吸)――あって、大事に育ってほしいなって――(2呼吸)」 【海】「そういうのが、たくさん――(2呼吸)――積み重なったら――(2呼吸)――マスターと海が、ふたりでさ――(2呼吸)――一緒にすごく、時間も、場所も――(2呼吸)」 【海】「もっとどんどん、いごこちよくなって――(2呼吸)――かけがえないものになって――(2呼吸)――そしたら、もっと。いまより、もっと――(2呼吸)――楽しく、しあわせに、なれそう、だから」 【海】「(集中して作業する8呼吸)――っと!」 ;SE stop ;7/左(密着吹きかけ) 【海】「(ふーーーーーーーーーーっ)(ふっ!)(ふーーーーーっ!)」 ;7/左(いろんな角度から覗き込み) 【海】「こっちは最初から、汚れ目立ってなかった……け……ど……うん!」 ;7/左 【海】「カタマリのヤツは全部とれてる。あとは粘着綿棒で、ぺったんぺったん仕上げしちゃうね」 ;個包装あける 【海】「ん、っと……(1呼吸)」 ;7/左(接近囁き) 【海】「じゃ、はじめるよー。眠くなったら、海のお膝でそのままねちゃってだいじょぶだからね」 ;SE 粘着綿棒で細かなチリ掃除(継続) 【海】「ん……(2呼吸)――んふふっ――(2呼吸)――これ、ほんとに――(2呼吸)――ぺたぺた、楽しい――(2呼吸)」 【海】「やったことが、すぐ――(2呼吸)――目に見える結果になるの――(2呼吸)――シンプルに、楽しくて――(2呼吸)――なんか、すごく、原始的……(2呼吸)」 【海】「お掃除とか、お片付け、とかの――(2呼吸)――一番、根っこの楽しさが――(2呼吸)――細かなチリをぺたぺたしてると――(2呼吸)――どんどん、湧き出してくる感じ」 【海】「これは、夢中に……(集中作業の8呼吸)――ん。夢中になっちゃう感じかも――っと!」 ;SE stop ;7/左(密着吹きかけ) 【海】「(ふっ! ふっ! ふっ!)」 ;7/左(色々角度変え) 【海】「これで~――お耳掃除は~――(笑い)――うん! オッケー! ミッションコンプリート!」 ;7/左 【海】「結構集中力つかったなー! お耳掃除も結構熱中しちゃったし、その前は代走のことコンビ組んで、やっぱり神経張ってたし」 【海】「けど――んふふっ」 ;7/左(密着/マスターにもたれかかり) 【海】「マスターが一緒だからさ、ここまで集中できるんだよね。集中しきって、もしもガス欠気味になっても、マスターが必ず海のこと助けてくれるって、わかってるから」 ;7/左 【海】「もちろん、逆も真だからね? マスターがくったくったになっちゃってたら海が必ず助けてあげる。っていうか、いまも、マスタ-結構」 【海】「(おおあくびを見守る2呼吸)――ふふふっ、やっぱり。マスターも気を張ってたんだね。 すっごくおっきなあくび、かわいい」 ;7/左(密着囁き) 【海】「海の耳掻きでゆるんでくれたの? だったらすごく嬉しいな」 ;7/左 【海】「っていうか、このままお昼寝しちゃう? 予定もないし、海も結構……(小さいあくび)――ん……ゆるんで、やすみたくなってるし」 【海】「(返事を聞く2呼吸)――オッケー、それじゃあ眠っちゃお。海、いますぐにお布団しくから――(2呼吸)――あはっ、だね」 【海】「それじゃあふたりでお布団しいて、しけたらさくっとねむっちゃおー!」 ;環境音 F.O. /// Tr6:海と潜ろう、眠りの海へ(添い寝ウィスパートーク) /// ;このトラック中盤から完全に安眠誘導なので、小声~ウィスパーオンリーでお願いいたします。いわゆる貼った声は眠気をさましてしまうので、メリハリは別の方向性でつけていただけますと幸いです ;1/前 【海】「お布団、しけたー!」 ;SE お布団に寝転ぶ、ばふっ ;3/右 【海】「♪」 ;環境音 室内空調 F.I. 【海】「あー、ふっかふか、気持ちいいー。なんか、おひさまの匂いする」 【海】「マスター、もうちょっとこっちきて、こっち。海とぺたぺたくっつこー」 ;3/右(密着) 【海】「えへへ、マスターもいい匂い。海の大好きな、安心できる優しい匂い……(くんくんと匂いを嗅ぐ→大きく息を吸う)」 【海】「ふぁあああああ、やすらぐ、とろける、いやされるぅ」 【海】「あ、マスターも嗅ぎかったら海の匂い嗅いでいいからね? あ、けど今日は、油の匂いとかしちゃうかも」 【海】「(のんびりリラックスする2呼吸)――しあわせ、すっごく。お布団ふかふか体が沈んでいくみたいで、なんだか海で、波にゆられてるみたいな気分」 【海】「……思い出しちゃう。マスターが海を、はじめて海につれてってくれた日のことを。海、レイルロオドで泳げないから海水はすごく怖くって。だけど、ほんとに楽しくて!」 【海】「足の裏、焦げちゃうかも!? って思うくらいに砂が焼けてて、マスター、海の家でビーチサンダルかってくれて」 【海】「あのサンダルね、海、宝物にしてるんだよ? 綺麗にあらって、紐つけてフックに吊るしてる」 【海】「またマスターと海にいけることがあったら、そのとき履くけど、そうじゃないときは履かないって決めてるんだ。だって、マスターが海にプレゼントしてくれたものだから」 【海】「サンダルはいたら砂浜全然あつくなくって、うれしくて。海岸線を一緒に歩いて、ずっと歩いて――ボート、レンタルの見つけて……ね、マスター」 ;3/右(密着ささやき) 【海】「海、あのときって、そんなに顔にでちゃってた? 『楽しそうだな、乗ってみたいなー』って」 ;3/右(密着) 【海】「マスターがすぐに借りてくれて、海のこと乗せてくれて……本当に嬉しかったけど、ちょっぴりは恥ずかしい気持ちもあって」 【海】「ボート、すっごく怖かったけど、楽しかった! 浅いところで、マスターが歩きながら押してくれて。 だから安定してて、安心できて、それでもゆらゆら、波の動きはすっごく感じて」 【海】「『ああ、これが本当の海なんだ』って、海ね? ものすごく思ったの。 列車の窓からいっつも見ていた、あの海に海、いま包まれてるんだなぁって」 【海】「海に包まれて、マスターの腕に守られて。ドキドキするけど安心で。安心なのに、ちょっと怖くて」 【海】「あー……(2呼吸)――そう考えると、思い出すと……えへへっ、このお布団は、ボートの上とは全然違うや」 【海】「だって、怖いのがちょっともないから。ただひたすらに安心できて、ここちよくってしあわせで――」 ;3/右(密着囁き)→”ふふっつ”で ;3/右(密着) 【海】「ドキドキだけはね? 海、いまもちょっぴりしてるけど――ふふっ!」 ;3/右(密着) 【海】「だからお布団……お布団は、海っていうよりボートの方に近い気がする。それで、眠りが海な気がする」 【海】「マスターの腕にまもられて、あったかと匂いにつつまれて、お布団のボートでゆらゆら揺れて……ゆらゆらふわふわ、眠りの海に落ちてって……」 【海】「眠りの海は、とっても深くて――海ね? 溺れたら怖いから……だから眠りの中ででも、夢でも、マスターと一緒にいたい」 【海】「どうやったら、夢でも一緒にいれるかな? もっとぴったりくっついちゃうとか――ひゃ」 ;1/前(密着/マスターにぎゅーっと抱きしめられてる) 【海】「……ぎゅーって、ハグだね。マスターのハグ。……(とっても幸せな4呼吸)――うれしい、あったかい、いい匂い」 【海】「これなら海、眠りの海の中でも包んでもらえるね――マスターの両手が命綱。ぜったい。ぜったいにはずれないやつ」 ;だんだん眠くなっていってください 【海】「すごく安心で……しあわせ、で……ふぁ……やだ、海、単純――安心したら、すごく眠いや……」 【海】「……マスター、海いま、ぽかぽかしてない? してるでしょ。ぎゅってしてるの、暑苦しいとか……(2呼吸)――えへへっ、マスターもしあわせだったら、安心だったら、このままぺったりくっついたまま、海、寝ちゃうねぇ」 【海】「ん……(安心しきった8呼吸)――お布団が、ボートで、眠りが、海で……だから、マスターは……ライフジャケット」 【海】「海は……海……マスターにとって……どんな、かな……」 【海】「海も、ずっと……マスターと、はなれなくって……それで、なんだか、少し、でも……(小さなあくび)」 【海】「海……役に……マスターの、もっと……ん……」 【海】「役に、たてたら……すごく……うれし……ん……」 【海】「おやすみなさい……海のマスター……海の、大事な……だいすきなひと……」 【海】「眠りの、中でも……夢の、海でも…………海……マスター、と……」 【海】「(眠りに落ちていく浅い眠りの8呼吸)」 【海】「(眠りに落ちていく浅い眠りの8呼吸)」 【海】「(安定してくる、穏やかな寝息の8呼吸)」 【海】「(完全に安定した、穏やかな寝息の8呼吸)」 【海】「(安心しきった、穏やかな寝息の8呼吸)」 【海】「(安心しきった、穏やかな寝息の8呼吸)」 ;次ループトラックのため、環境音ならしっぱなし ;//////// Track7:ループトラック。海の安心しあわせ寝息 ;//////// 【海】「(安心と幸せに満ちた、規則的な寝息の16呼吸)」 【海】「(安心と幸せに満ちた、規則的な寝息の16呼吸)」 【海】「(安心と幸せに満ちた、規則的な寝息の16呼吸)」 【海】「(安心と幸せに満ちた、規則的な寝息の16呼吸)」 ;//////// ;Track8 おまけコーナー、演者様テーマトーク ;//////// 【演者】「こんばんわ~ ASMR of Railworks 海ちゃんのおまけコーナーのはじまりですよー」 【演者】「というわけで、お久しぶり……になるんですかね? 間そんなに開かないのかな? アニメ本編、蓄音レヱルにつづきまして、海ちゃんのボイスを担当しました、声優のXXです」 【演者】「今回は、電車……じゃない? 気動車。気動車のエンジン音が主体のASMRコンテンツにしあがるんだそうです。エンジン音と海ちゃんの声……どんな感じに調和するんですかねー、なんだかわたしも仕上がり聞くのたのしみです」 【演者】「で、ですね。このおまけコーナーでは、わたし、XXが、みなさんからいただいたトークテーマにそって、フリートークをさせていただくことになります」 【演者】「テーマによってトークの内容ガラって変わるヤツですね。おもしろくってお話しやすいテーマいただけてるといいんですけど」 【演者】「いただいてるトークテーマは……あ、こちらですね、読みます。埼玉県におすまいの、じゅんじゅんさんからのお便りです」 【演者】「『もしも一日だけ動物になるとしたら、どの動物になりたいですか?』 わ、かわいいテーマですね、じゅんじゅんさん、ありがとうございます」 【演者】「そうですねー、動物ですかー……(自由にトークをお願いいたします)」 【演者】「と、そんな感じです。ということで、コーナー、そして全トラックが、そろそろおしまいのお時間みたいです」 【演者】「海ちゃんとすごす乗務と整備と癒やしの時間、お楽しみいただけましたか? あなたのお耳のお供になれてたら嬉しいです」 【演者】「そうしていつか、海ちゃんの乗務するマリンサイドライナーが走るオオムラ湾を、きっと旅してみてくださいね」 【演者】「そのときにはスマホにこの音源いれて、旅のお供にもしてもらえたらって思います」 【演者】「それじゃあそろそろ、おやすみなさい。明日の朝も、どうぞ素敵で、楽しい旅を!」 ;おしまい