☆まだ見ぬ私の王子様へ☆ こんにちは。 まだ見ぬ私の王子様、 いつか私の恋人になってくださるあなたが これを読んでくださると信じて、私は日記を書いていきます。 私、愛川るなは、今中学三年生です。 王子様、私は早くあなたにお逢いしたいです。 4月4日(月) 恋愛がしたい。 素敵な王子様と出逢って、恋に落ちたい。 そんな私の夢を、くだらないと笑う人もいるでしょう。 でも私は、恋をしてみたいです。 まだ見ぬ私の王子様、あなたに逢いたいです。 4月5日(火) 中学三年生になり、新しいクラスになりました。 新しいクラスメイトは男子も女子も素敵な人たちばかりで、 ホッとしました。 でも、心がときめくような人はいませんでした。 王子様、あなたは今、どこにいるのですか? 4月12日(火) いつか運命の人と出会って、恋に落ちてみたい。 その人と素敵な毎日を過ごしたい。という話を友人にしたら、 「るなは恋に恋をしている」と言われてしまいました。 そんな夢みたいなこと言ってないで、男は妥協して選んだほうがいいとも。 王子様はそう思いますか? 私は、妥協して恋人を選ぶなんてこと、したくはありません。 4月15日(金) 王子様、今日は私の趣味について書かせてください。 私は、物語を作るのが好きです。 そしてそれを、文章にして表現するのが好きです。 誰にも見せたことのない私だけの小説を、いくつか書いて来ました。 ううん、正確には、過去に友だちに一度だけ見せたことがありますが、 こんなの嘘くさい、ありえないと馬鹿にされてから、 誰にも見せることはなくなりました。 王子様は、私の書いた小説を見て欲しいと言ったら、見てくださいますか? 4月17日(日) 今日は学校がお休みでしたので、友だちと出かけて来ました。 街に出ると、手を繋いで楽しそうに歩いている男女の姿が目に映りました。 私もいつか、王子様とあんな風に手を繋いで街を歩けるのでしょうか。 5月10日(火) 王子様、今日から私はテスト期間です。 王子様に頭の悪い女だと思われて嫌われるのが怖いので、 私はいい点を取れるよう努力します。 いつの日か王子様とお逢いしたとき、私が良い点数をとることがあれば、 その時は、少しでいいので褒めていただきたいです。 なんて、ごめんなさい。 私って欲が深い女ですね。 5月18日(水) 王子様へのご報告です。 中間テストはとてもいい結果でした。 王子様、いつも心の支えになってくださり、 ありがとうございます。 5月19日(木) 王子様、今日は私、小説がたくさん書けましたよ。 我ながらいい表現が出来たと思いますので、 いつの日か、見ていただきたいです。 友人にはもう見せるつもりがありませんので、 私の作品の内容は、王子様と私だけの秘密にしましょう。 5月31日(火) 今日は少し暑い日でした。 でも、風が心地よくて、散歩するには絶好の日和でしたね。 いつか王子様と私で、他愛もない会話を楽しみながら歩いてみたいです。 6月5日(日) 王子様、今日は私の家族について書かせてください。 私の家族は、父と母、そして私の三人です。 私の家庭は裕福というわけではないのですが、 父も母も頑張って働いていて、食べるのに困るという状況になったことはありません。 ただ、少しだけ悲しいのが、両親ともたくさん働いているせいで、 私が幼い頃から家にいることが少ないのです。 そういう日は、孤独を感じてしまいます。 王子様、こんな日記を書いてごめんなさい。 でも、今日はそんな気分なのです。 私の心のうちを、他でもないあなたに聞いていただきたいのです。 私には、心から信頼できる友人がいません。 些細なことなのですが、私の書いた小説を馬鹿にされた日から、 少しだけ人が怖くなってしまいました。 だから私は、友人たちの前では、 「成績優秀で品行方正な愛川るな」を演じることにしているのです。 本当の私は、物語を作るのが大好きで、話を聞いて欲しい甘えたがりな人間なのです。 でも、それをさらけ出せる相手がいません。 友人にも、家族にも。 友人は怖いし、家族は忙しいので、私のことで時間を割くなんて、 何だか申し訳なさを感じてしまうのです。 だから私は、あなたには、私の作ったお話を読んでいただきたいですし、 たくさん話を聞いて欲しいですし、甘えたいです。 王子様、今日の日記を見て、嫌な気持ちになってしまいましたか? もしそうだとしたらごめんなさい。 何だか、最初は家族の話を書くつもりだったのに、 気が付けばいろんなことを書いてしまいましたね。 嫌われないかどうかが心配で、今、この日記を消そうかどうか悩んでいます。 悩みましたが、消さないことにします。 私は、王子様の前では、素の自分でいたいのです。 6月16日(木) 王子様、あなたはいつも寝る前にしていることはありますか? 私はいつも、ベッドの中で小説を読んでいます。 眠る前の静かな時間に、 美しい文章で彩られた本の中の世界に浸ることが好きなのです。 その間、時間の流れはゆっくりとしていて、幸せを感じます。 いい表現を見つけた時は、そこを何度も読み直します。 自作小説の表現のヒントになるからです。 6月27日(月) どうしよう。 困りました。 自分に嘘はつきたくありませんが、でも……。 6月28日(火) 王子様、今日の日記は、書こうかどうか迷いましたが書くことにします。 あなたには、私のことを知ってもらいたいからです。 実は昨日、クラスメイトの男子から告白され、交際を申し込まれました。 そういうことをされるのが初めてで、どうしていいのか分からず、 一日考えさせて欲しい、と答えました。 そうして今日の放課後、告白してくれた男子に、付き合うことは出来ないと伝えました。 彼が私をそういう風に見てくれたことは嬉しかったですし、 勇気を出して告白してくれたことは、もっと嬉しかったです。 でも、彼は私の王子様ではありませんでした。 感覚で分かるような気がするのです。 あの人は違うと。 付き合えないということを伝えるとき、本当に辛かったです。 でも、ちゃんと伝えました。 一人の男性の愛に応えることが出来なかった申し訳なさと、 自分自身に嘘をつかなかったという満足感。 二つの感情が今、私の中で交錯しています。 何だか胸が痛いです。 王子様、私は今、あなたに抱きしめて欲しいです。 ぎゅうって。 この胸の痛みを、あなたのハグで癒して欲しいのです。 6月29日(水) 王子様、昨日はあんな日記を書いてしまってごめんなさい。 抱きしめて欲しいなんて、はしたないですよね。 昨晩ゆっくり寝て、少しは気持ちが落ち着きました。 今日はとてもいいお天気でした。 最近雨が続いていたので、天気がいいとそれだけで前向きな気持ちになります。 7月5日(火) 期末テストが始まりました。 今日は英語と国語、数学のテストがあって、 国語に関してはなかなかの出来ではないかと思いました。 王子様は好きな教科はありますか? 私は国語が好きです。 王子様も同じだったらいいな、なんて。 7月7日(木) 期末テスト最終日。 問題なく終えることが出来ましたよ。 ところで、王子様は今日が何の日か知っていますか? 答えは七夕です。 一年に一度、織姫と彦星が逢う日。 とても素敵な日だと思うのですが、 一年に一度しか逢えないというのは少し悲しい気がします。 織姫と彦星の気持ちを考えると、胸が締め付けられるような感覚になります。 私は、一年に一度なんて耐えられません。 7月14日(木) 王子様、私、水泳の授業があまり好きではありません。 今日の体育の授業は水泳だったのですが、 私の体が少し発育が良すぎるというか、 その、胸が他の人よりもちょっとだけ大きいせいで、 そのあたりにいろんな方の視線を感じるのです。 ああ、恥ずかしい。 見学すればよかった。 私の体は、王子様に捧げるためにあって、 それ以外の方の視線にさらされるために存在しているわけではないのです。 う、何だかはしたないことを書いていますね……。 7月23日(土) 夏休みが始まりました。 今日は猛暑日だとテレビで言っていましたが、まさにその通りで コンビニにお菓子を買いに行っただけで、たくさん汗をかいてしまいました。 たくさん汗をかく私なんて、王子様には見られたくない姿です。 近所のコンビニでは、アルバイト募集の貼り紙がしてあって 高校生歓迎と書いてあったから、来年になったら応募してみようかな、と思いました。 7月24日(日) 王子様、今日はとてもいい日でしたよ。 珍しく、父も母も休みでしたので、 家族全員で食事をしたのです。 普通の家庭では当たり前のことなのかもしれませんが、 私にとっては特別なことです。 家族みんなで食べるご飯というのは、とても美味しく感じます。 王子様と一緒に食べるご飯はどうなのでしょうか。 私はもしかすると、緊張して食が進まないかもしれません。 8月3日(水) 王子様、今日の日記を見て、あなたは引いてしまうかもしれません。 ですが、どうしてもこの気持ちを聞いて欲しいので、書くことにします。 王子様、今まで隠していましたが、私はかなりのオタクなんです。 具体的には、アニメ、漫画のオタクです。 突然何故こんなことを書いているかと言いますと、 今日は私の好きなアニメの映画を見に行ったからです。 五人の姉妹が一人の男の子に恋をするというお話で、 ストーリーの途中まではテレビ放送でやって、 結末の部分は劇場版でやるという流れでした。 私は映画を見ながら、あるシーンで思わず泣いてしまいしました。 私の大好きな、 誰よりも家族思いで、誰よりも積極的に頑張っていた次女が失恋したからです。 失恋の瞬間「どうして?」と声が漏れて、次の瞬間、目から涙が溢れていました。 推しのキャラクターの頑張りが報われないというのは、悲しいものですね。 私はどうしてもこの感情を王子様に聞いて欲しくて、日記に書くことにしました。 書いていて少しだけスッキリした気がします。 今日見た映画、いつか王子様と一緒に見て、あなたがどう思うかも聞かせて欲しいです。 なんて、それは望み過ぎですね。 私の趣味を王子様に押し付けるわけにはいきません。 8月4日(木) 昨日見た映画の結末が悲しかったので、 次女が失恋しないエンディングを妄想して、小説を書いてみました。 これは二次創作というものでしょうか。 書きながら、次女が報われて嬉しい気持ちになりました。 ただ、恋愛をしたことがない私にとって、 恋愛をしているキャラクターの描写をするというのは難しいです。 王子様に出逢って恋に落ちたら、もっといい表現が出来るかもしれません。 8月5日(金) 昨日、一昨日と、私の本心を書きすぎた気がしています。 王子様、私はオタクですけど、 王子様が嫌でしたら、そういう会話は絶対にしませんので、 安心してくださいね。 8月11日(木) 本屋さんが好きです。 入った瞬間、いろんな本が目に入って来て、 そのどれもが魅力的で、ワクワクします。 いつもは、小説、ライトノベル、参考書なんかを見て回るのですが、 今日はそこには寄らず、漫画のコーナーへ直行しました。 この前見た映画の原作を買うためです。 使っていないお年玉を使って、原作を全巻買いました。 子どもなのに、大人買いというやつです。 買う瞬間、何だかとってもウキウキしました。 夏休みの宿題をやって、自分の小説を書いて、その後に少しずつ読んでいこうと思います。 8月12日(金) 昨日買った漫画、フルカラーでした。 すごい。 カラーだと、白黒と違って、世界観をもっと繊細に感じることができます。 8月13日(土) 私、王子様に謝らなければいけないことがあります。 それは、以前日記に書いたことについてです。 前に私は、寝る前にはいつも小説を読んでいると書きましたが、 実は小説だけでなく、漫画も読んでいるんです。 王子様に良い印象を持ってもらえたらいいなと思い、 あの時は小説と書きましたが、 実際には、漫画と小説を半々ぐらいの割合で読んでいます。 もう、自分の趣味についても包み隠さず書いたので、ここに書くことにしました。 王子様、嘘をついてしまって申し訳ありません。 8月20日(土) 王子様、今日は友人と遊んで来ましたよ。 あ、友人と言っても女の子ですから、安心してくださいね。 小学校時代から仲良くしてくれている友人は、 明るくていい子なのですが、 少しだけ人を見下しているようなところがあって、 そこだけは苦手です。 昔、私が書いた小説を馬鹿にしたのも彼女で、 私は彼女のことを、 友だちだけど友だちじゃない。 みたいに感じることがあります。 って、そんなことを書いてはいけませんね。 仲良くしてくれるだけでもありがたいのですから。 8月21日(日) 人と会うのはエネルギーを使います。 昨日、友人と一緒にいてエネルギーを使い切ってしまったせいか、 今日は一日、家でのんびりしていました。 王子様はこんなことってありますか? 私の体力(精神力?)がないだけでしょうか……。 8月31日(水) 今日で夏休みが終わります。 日本中の学生たちが、憂いに似た感情を持っているであろうこの日、 私も例にもれず、そういった感情を抱いていました。 もしも王子様が同じ学校にいれば、そんな気持ちにはならないのかもしれませんね。 9月1日(木) 今日は始業式でした。 クラスの男子が、私が夏に見た映画の話をしていました。 私も混ざりたいなあ、と思いましたが、 引かれたりすると悲しいので、やめておきました。 9月2日(金) 友人たちの話に合わせて、あまり興味のない話題に、 さも興味があるように、その場その場で取り繕って生きている。 大人たちの前では品行方正であることを演じ続けている。 本当は、大好きなアニメや漫画の話をしたいのに、 自分の小説のことを聞いて欲しいのに、ずっと自分に嘘をつき続けている。 それが、愛川るなという人間なのです。 たまに、嫌になります。 9月4日(日) アニメ、漫画、創作が大好きな甘えん坊。 それが私の本当の姿。 王子様は受け止めて下さるのでしょうか。 私は受け止めるに足る人間なのでしょうか。 こんな私を受け止めて下さる王子様は存在するのでしょうか。 今日は少しだけ不安な日です。 9月20日(火) 王子様、聞いてください。 私の友人に彼氏が出来ました。 彼氏になったのは、一学期に私に愛の告白をしてきた男子です。 どういういきさつで付き合うことになったのかを尋ねると 男子から告白してきて、別に好きじゃないけどノリで付き合うことにした。 と言っていました。 何だか複雑な心境です。 友人が好きじゃないけど付き合うという選択をしたこと。 一学期、私に告白してきた男子が今度は私の友人に告白したということ。 これらの事実に対し、私はいろいろと考え込んでしまいます。 恋愛って、そういうものなのでしょうか。 9月21日(水) 私は、本当に好きな人と付き合いたい。 10月11日(火) 王子様、今日から中間テストが始まりましたよ。 私は、今日のテストでも確かな手ごたえを感じました。 10月13日(木) 「ぶっちゃけ恋愛は妥協っしょ。理想求めてたらいつまでも彼氏なんて出来ないよ」 中間テストが終わり、友人と帰宅している時、そう言われました。 私たちは恋愛の話をしていました。 先月に彼氏が出来た友人は、恋愛は妥協であるという自身の考えを繰り返し説いており、 私は同意出来かねました。 彼氏を作ることが目的なの? と思ってしまうのです。 もちろん、彼女には言いませんでしたが。 私は理想の王子様と出逢う日まで、誰とも付き合わないつもりです。 10月23日(日) 今日は父も母もお昼から仕事でした。 日曜日ぐらい休めばいいのに、どうしてこんなに働くんだろう。 って、私にご飯を食べさせるためか。 分かっていても、家に誰もいない休日って寂しいものです。 ああ、嫌だなあ。 父も母も仕事を頑張っているのに、 こんなことを考えてしまう自分が本当に嫌です。 王子様、ぎゅってして欲しいです。 ぎゅってして、頭を撫でて欲しいです。 こんなことを考えてしまう、寂しがりやであまえんぼな私を受け止めて欲しいです。 10月24日(月) 王子様、昨日もまたはしたないことを書いてごめんなさい。 寂しいのが最高潮までくるとダメですね。 恥ずかしいです。 10月29日(土) 今日は一日小説を書いていました。 今作ももうすぐ終わりそう。 誰かに読んで欲しいという気持ちが少なからずあります。 ネットに投稿してみようかな。 でも、前に友人に見せた時のように馬鹿にされたら、 きっと立ち直れないから、やめておくことにします。 王子様にはお見せしますので、是非、感想をきかせてくださいね。 ああでも、ダメ出しの時は優しくしていただけると嬉しいです。 なんて。 11月7日(月) 体育の授業で持久走がありました。 少しだけ恥ずかしかったです。 えっと、その、胸が揺れて、やっぱり視線を感じるので……。 はぁ。 王子様にだったら私はいくらでも体をお見せしますが、 他の方に見られるのはちょっと……。 って、またはしたないこと書いてますね。 王子様、申し訳ありません。 11月12日(土) 今読んでいる小説、すごい。 文章表現がとにかく詩的で綺麗で、引き込まれます。 それでいてストーリーもすごく面白くて、 今日一日で一気に読んでしまいました。 私もこういう文章を書けるようになりたいなあ。 11月13日(日) 自作小説を書き終えました。 拙い部分はありますが、なかなかいい出来なのではないでしょうか。 家のプリンターを使って印刷して、 紙媒体になった自分の作品を読むのは至福のひと時です。 今回書いたのはファンタジーものなので、次は近未来ものにしようかな。 受験生なので、次回作に取り掛かるのは受験が終わってからになるかもしれませんが。 11月24日(木) 王子様、今日は父が早く帰ってきたので、 家族みんなで夕食を食べましたよ。 今日の夕食はお鍋でした。 みんなでお鍋をつつくのって楽しいですよね。 王子様はそういうのはお好きですか? もしそうでしたら、私と一緒に鍋パーティーをしてくださいね。 ああ、今日は少しだけ浮かれているかもしれません。 家族三人でお鍋をつついて、いろんな話をして。 こういうことに幸せを感じます。 12月5日(月) 今日から期末テストです。 国語は満点を取れるかもしれないと思うぐらい良い出来でした。 12月13日(火) 王子様、期末テストが返ってきましたよ。 国語は100点でした。 いけるかもしれないとは思っていましたが、 やはり結果として出るとすごく嬉しいです。 ね、王子様。 王子様は、私がこういう結果を出した時、 褒めてくださいますか? 一緒に喜んでくださいますか? そうしてくださったらいいなあ、なんて。 12月24日(土) 今日は冬休み初日。 今日はクリスマスイブ。 今日は私の誕生日。 いろんなことが重なる日です。 私は今日、15歳になりました。 父と母と食事に行って、プレゼントを買ってもらって、 家に帰ってケーキを食べて、すごく幸せな一日でした。 クリスマスイブに生まれたから、 クリスマスプレゼントと誕生日プレゼントが一緒で、 子どもの頃はそれが嫌でしたけど、今はそうでもありません。 共働きで忙しい両親が、こうして私と一緒にいて、 お祝いしてくれるというだけで充分すぎるぐらい幸せです。 12月25日(日) 昨日親に買ってもらった誕生日プレゼントは、 私が夏に見た映画のブルーレイです。 今日はお昼からそれを見ていました。 やっぱり次女が失恋するシーンは悲しいですし、 涙が出てしまいますが、 今回は恋愛を成就させた四女の気持ちも分かって、 すごく良い作品だなと思いました。 作品を複数回見ると、最初に見た時に分からなかったものが分かって面白いです。 私の理解力が不足しているだけかもしれませんが……。 12月28日(水) 王子様、もうすぐ今年も終わりですね。 あなたにとって、今年はどんな一年でしたか? 私は、あなたに出逢いたいとばかり考える一年でした。 いつも、まだ見ぬあなたを妄想し、思いを巡らせていました。 今年はもうあと三日しかありませんし、出逢えることはないと思いますが、 来年、私が高校生になって環境が変わったら、 もしかしたら出逢えるかもしれませんね。 楽しみです。 12月31日(土) 今年最後の日。 まだ見ぬ私の王子様、良いお年を。