【さやか】 「理容室ソレイユへようこそ! さやか編!」 【さやか】 「本日担当いたしますのはこの私! さやかです! よろしくお願いします」 【さやか】 「私があなたの頭をマッサージしてー」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「髪をチョキチョキしてー」 ;ボイス位置 7 【さやか】 「シャンプーでリフレッシュ」 【さやか】 「最後にはー……」 【さやか】 「耳かきも、ありますよ」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「ゆっくりとご堪能下さい。ではではー」 ・トラック01「理容室ソレイユへようこそ!」 ;SE 自動ドアの開く音 ;SE ドアの閉じる音 ;SE ぱたぱたと小走りで寄って来る音 ;ボイス位置 遠く(店の奥)から近くへ 【さやか】 「はーーーーーーい!」 ;ボイス位置 9 【さやか】 「いらっしゃいませ。ソレイユへようこそ!」 ;ボイス位置 1 【さやか】 「ご予約の方ですよね? 会員証をお願いします」 ;ボイス位置 9 【さやか】 「はい……はい、確かに確認いたしました。それでは席へご案内します!」 (ここの……は3秒から5秒くらいの間をお願いします) ;SE 二人分の歩く音 ;ボイス位置 10 【さやか】 「当店は個室になっておりまして、誰にも、何事にも邪魔される事無く、おくつろぎ頂けます」 ;SE 扉を開く音 ;ボイス位置 16 【さやか】 「では、こちらへどうぞ!」 ;SE 椅子に座る音。 ;ボイス位置 2 【さやか】 「改めまして、いらっしゃいませ!」 【さやか】 「本日あなたの担当を致します。さやかと申します!」 【さやか】 「今回のプランの確認をしますね」 【さやか】 「お客様がご予約されたのは、カウンセリング兼マッサージ、カット、シェーブ、シャンプー」 【さやか】 「そして最後に当店オリジナルの耳かきコースでお間違いないでしょうか?」 【さやか】 「はい! ありがとうございます。では、各メニューについてご説明いたします」 【さやか】 「カウンセリングは、お客様の頭を直接触り、マッサージをしながら具合を確かめてどのような髪型にするのが良いかを一緒に考えていきます」 【さやか】 「カットは一般的な散髪です。ハサミで一通り切った後、ヘアーバリカンで髪を整える形になります」 【さやか】 「シェーブでは、シェービングクリームを塗り、カミソリで丁寧に髭、そして顔の産毛を剃らせて頂きます」 【さやか】 「シャンプーは当店自慢の炭酸シャンプーとなっております」 【さやか】 「弱、中、強と炭酸の強さがあり、カウンセリングでお客様の肌に合うものを見繕い、ご用意いたします」 【さやか】 「当店オリジナルの耳かきコースですが、この席からさらに奥にある専用の座敷があります」 【さやか】 「井草の香りとアロマの織り成す癒しの空間の中で膝枕をして、  やさしく、じっくりと、丁寧に耳かきをさせて頂きます」 【さやか】 「あなたにご満足いただけるように頑張りますので、よろしくお願いします!」 【さやか】 「それでは! カウンセリングと頭のマッサージに移ります!!」 ・トラック02「カウンセリングとマッサージ」 ;ボイス位置 4 【さやか】 「失礼します」 ;SE 撫でる様に髪をさわる音(以下、頭のマッサージまで音を続ける) ;ボイス位置 6 【さやか】 「ふむふむ……ほうほう……」 【さやか】 「実際に触ってみると、一本一本が長くしなやかで、結構伸びてますね。今にも髪が目に入りそうです」 【さやか】 「お客様としては、バッサリと短めにするのが予約時のご希望でしたよね」 【さやか】 「この髪の感じですと、ご希望通りの髪型にできると思います」 【さやか】 「私にお任せ下さい!」 【さやか】 「では、頭のマッサージをしていきますね!」 ;ボイス位置 3(近くですが、遠めにお願いします) 【さやか】 「椅子倒れまーす!」 ;SE 椅子が電動で倒れる音 ;ボイス位置 7 【さやか】 「優しめに始めて行きますね!」 ;SE 頭のマッサージ 中 (引き続き、頭のマッサージを行いながら) 【さやか】 「いい、さわり心地ですねぇ……。いつまでも触っていたくなります」 (ここは少し気の抜けたようにお願いします。頭の触り心地を堪能するような形です) 【さやか】 「頭のマッサージって、結構すごいんですよ」 (ここからだんだん元気になっていきます) 【さやか】 「血の巡りが良くなったり、小顔になったり、薄毛や抜け毛を防いだり、  肩こりとか頭痛とか目が疲れた感じとかを和らげたり」 (ここに至る頃には、はきはきとした喋り方に戻っているようにお願いします) 【さやか】 「そういうのがぜーんぶ頭のマッサージだけで出来るんですよ! すごくないですか?」 ;ボイス位置 3(ささやき声でお願いします) 【さやか】 「でも、自分でやるとなると面倒ですよねー?」 ;ボイス位置 7(ささやき声) 【さやか】 「そんなあなたの為に、ウチではマッサージだけのコースもありますので、  疲れた時はぜひお越しになってくださいね」 ;ボイス位置 3(もちろん指名は話し声 さ・や・か〜〜はささやき声) 【さやか】 「もちろん指名はこの私、さ・や・かでお願いしますね」 (この後は次のセリフまでしばらく呼吸声のみ。よっ、ほっ、んっ等) ;SE 頭のマッサージ 中 【さやか】 「ちょっと強くしていきますね。やりすぎると良くないので短めに」 【さやか】 「痛かったら右手を上げて下さいね」 ;SE 頭のマッサージ 小 【さやか】 「はい、お疲れさまでした」 【さやか】 「いかがですか? 頭がちょっとすっきりしたでしょう?」 【さやか】 「次は散髪ですね。椅子起こしまーす」 ;SE 椅子を電動で起こす音 【さやか】 「うん! さっきよりも“キリッ”とした顔になりましたね!」 ・トラック03「散髪します! チョキチョキと!!」 【さやか】 「エプロンをつけますよ!」 ;SE マジックテープ式のエプロンをつける音 【さやか】 「少しずーつ、きつくしていきますね」 ;SE エプロンのマジックテープをつけたり外す音。最終的にはつける音で終わってください。 【さやか】 「よし。では髪の毛を切りやすくする為に霧吹きをしていきますね」 ;SE 霧吹きの音2〜3回 座標指定 【さやか】 「シュッシュ……シュッシュ」 ;SE 霧吹きの音4回(上のセリフに合わせて下さいますと助かります) ;SE 霧吹きの音 ;SE クシを使って髪を整える音 【さやか】 「うーーーーん男前! 水も滴るいい男ですね!」 【さやか】 「英語で言うとA good man who also drips waterですね!」 【さやか】 「まあ外国では使わない言い回しですけどね!」 【さやか】 「私の知る範囲では……“めちゃくちゃすげーイケメン”くらいの言い回ししか無かったかなって記憶してます」 【さやか】 「もう少し整えますね。前からかけますので目を閉じてください」 ;SE 霧吹きの音 ;SE クシを使う音 【さやか】 「しゅーっ……っしゅー……しゅっしゅ……しゅっ……」 ;SE クシを使う音 【さやか】 「よし!」 ;SE クシを腰のホルダーに差す音 【さやか】 「では後ろから切っていきますね」 【さやか】 「はっさっみっでーー……」 ;SE ハサミを抜刀 【さやか】 「ちょきちょきちょきちょき」 ;SE チョキチョキと髪を切っていく音 長 【さやか】 「髪切るのって本当に楽しいんですよ」 【さやか】 「色々な髪があって、それぞれにそれぞれの攻略法、みたいなものがあるんです」 【さやか】 「その為にも、カウンセリングやマッサージが結構大事なんですよね」 ;SE チョキチョキと髪を切っていく音 長 【さやか】 「自分で髪を切るとガタってなる事ってあるじゃないですか」 【さやか】 「アシンメトリー……左右非対称な髪型でもバランスは必要ですからね」 【さやか】 「人の髪を切る時も、この辺りの調整って結構難しいんですよね」 【さやか】 「その為に私たち理容師がいるんですよね」 ;SE チョキチョキと髪を切っていく音 長 【さやか】 「髪の漢字って、なんか長いみたいな漢字と三みたいな漢字と、友みたいな漢字が入っているじゃないですか」 【さやか】 「髪は長い友達、みたいに読み取れますけど、実はあれって長くなってきたら切った方が良いよ的な意味らしいですよ」 ;SE チョキチョキと髪を切っていく音 中 【さやか】 「私としては、髪といつまでもフレンドリーな関係でいたいんですよね」 【さやか】 「まあ、さすがに伸びすぎると絡まったりする事もありますから、ちょっと短くなってもらわないと困るんですけど」 ;SE チョキチョキと髪を切っていく音 長 【さやか】 「お客様の髪はさらさらですから、伸びてもあまり絡まったりしなさそうですね」 【さやか】 「ただ、油断は禁物ですよ。長い時はちょっとした整備を怠るとすぐに傷んじゃいますからね」 【さやか】 「超長くしたくなったらご相談くださいね!」 ;SE チョキチョキと髪を切っていく音 長 【さやか】 「(ふ〜んふふ〜ん、と鼻歌まじりに 高頻度ではなくて大丈夫です。ぽつぽつと)」 ;SE チョキチョキと髪を切っていく音 長(上の鼻歌と長さを合わせていただけると助かります) 【さやか】 「あ……」 【さやか】 「もしかして私……歌っちゃってました?」 【さやか】 「こうやって髪を切っていると自然と上機嫌になっていっちゃって……」 【さやか】 「思わず歌ってしまう事があるんですよね」 【さやか】 「やっているだけで上機嫌になれるって、すごい天職なのかもしれません」 ;SE チョキチョキと髪を切っていく音 長 【さやか】 「仕事って言ったら、理容室っていろんな人が来るんですよね」 【さやか】 「老若男女問わず、それこそいろんな仕事をやっている人が来て」 【さやか】 「髪の毛ってみんな伸びるんだなぁ……って、よく思います」 【さやか】 「そんな人たちの話を聞くのも私のささやかな趣味になりつつありますねー」 ;SE チョキチョキと髪を切っていく音 長 【さやか】 「そろそろ整えていきますね〜」 ;SE 腰のホルダーにハサミを仕舞い、梳きバサミを取り出す音。 ;SE 梳きバサミで細かく切りながら、クシで頭の後ろを梳いていく音 長 【さやか】 「(ふ〜んふふ〜ん、と鼻歌まじりに)」 ;SE 梳きバサミで細かく切りながら、クシで頭の後ろを梳いていく音 長 【さやか】 「いい感じの長さになりましたね!」 ;SE 腰のホルダーに梳きバサミを仕舞い、ハサミを取り出す音。 ;SE ハサミを構える音 【さやか】 「左右を整えていきますね。刃があたってちょっとヒンヤリするかもしれません」 【さやか】 「耳の近くなので、急に動くと危ないですからね」 ;ボイス位置 3(ささやき声) ;SE 右耳付近、周辺を切る音 長 【さやか】 「はーい。よくできました」 ;ボイス位置 7(ささやき声) 【さやか】 「反対側もやっていきますよー」 ;SE 左耳付近、周辺を切る音 長 【さやか】 「では前もやっていきますね。失礼します」 ;SE チョキチョキと髪を切っていく音 長 【さやか】 「チョキチョキ……」 ;ボイス位置 2 【さやか】 「チョキチョキ……」 ;ボイス位置 8 ;SE チョキチョキと髪を切っていく音 長 ;SE ハサミで切る音(仕上げ) 【さやか】 「大分整ってきました。もう目を開いて大丈夫ですよ」 【さやか】 「(息を飲む)」 【さやか】 「トゥンク……」 【さやか】 「綺麗な目をしていますね……」 【さやか】 「おっと、そうだった」 【さやか】 「こんな感じでいかがー……」 ;ボイス位置 1 【さやか】 「ですかね?」 ;ボイス位置 5 【さやか】 「……ご満足いただけたようで何よりです!」 (……で2秒前後の間を持たせて下さい) 【さやか】 「それでは、バリカンで髪を整えていきますね!」 ・トラック04「バリカンで髪を整えていきますね!」 【さやか】 「バリカンとかこういうのって手に持つとちょっと威嚇したくなりません?」 ;SE バリカンを鳴らす。3回くらい。 【さやか】 「……すみません。マジメにやります」 ;SE 首の後ろにバリカンを入れていく。バリカンで髪を剃る音。 短 ;SE ジョリジョリと剃った後を触る音 【さやか】 「こうやって剃った後って気持ちいいですよね」 ;SE 後頭部の斜面をわさわさと触る音 【さやか】 「この切り立った崖のような切りたてで揃った髪のトゲトゲもすごい好きなんですよね」 【さやか】 「ちゃんと切れているか確認しますね!」 ;SE 後頭部の斜面をわさわさと触ったり、ジョリジョリと剃った後を触る音。 【さやか】 「おほーーーーーーーーー……はっ!」 【さやか】 「ちゃんといけてるみたいですよ!!」 【さやか】 「では今度は耳の周辺もやっていきます! ハサミより刺激が強いかもしれないので、ビクってならないように気をつけてくださいね!」 ;SE 首の後ろ側から右耳周辺にバリカンを入れていく 短 ;SE 切った箇所を指でなぞる。 【さやか】 「お客様……私、歴史的な天才かもしれません……自分の才能が怖い」 ;ボイス位置 3 ;SE 首の後ろ側から左耳周辺にバリカンを入れていく 短 ;SE 切った箇所を指でなぞる。 【さやか】 「お客様……私、人間国宝かもしれません……後継者を育てなきゃ……」 ;ボイス位置 7 【さやか】 「どんな事を教えようかなぁ……あれやって、あれやって……あ、まず自分の店を持たなきゃね……あとはあとは……」 【さやか】 「はっ。すみません。今……ちょっとだけ人間国宝になっていました」 【さやか】 「髪は……うん。いい感じになりましたね!」 ;SE 小さいほうきで肩の毛をはらう(左右) 【さやか】 「こちら鏡です。ご確認下さい」 【さやか】 「元々男前でしたけど、さらに男前になりましたね!」 【さやか】 「ちょっとワイルドさが残っていますから、顔、いっちゃいますか」 ・トラック05「髭と顔の産毛を剃ります!!」 【さやか】 「席倒しますね、そのままー横になってくださいねー」 ;SE 電動の椅子を倒す音 【さやか】 「目に、ほっかほかのタオルを乗せますね。――んっ。ちょっと熱いですね」 【さやか】 「少し冷ましますねー」 ;SE タオルを冷ます為に、その場で2,3回タオルを振る 【さやか】 「目を閉じてー……乗せますよー」 【さやか】 「こんな感じでーいかがですかー?」 【さやか】 「それじゃあ、顎にシェービングクリームを塗ります。ちょっとくすぐったいかもしれません」 ;SE シェービングクリームを塗る音(顔の半分) 短 【さやか】 「髭、剃っていきますね。急に動くと危ないのでじっとしていて頂けると助かります」 ;SE 顎を剃る音 短 【さやか】 「忘れがちなんですけど、髭剃りって時間がある時はゆっくり剃った方がいいんですよねー」 【さやか】 「肌にダメージが入っちゃいますから」 【さやか】 「なーのーでー、丁寧にー……」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「ゆっっっくりと……させていただきます」 ;ボイス位置 7 ;SE 顎を剃る音 短 【さやか】 「引き続き顔の下半分も剃らせて頂きますね」 ;SE 顔を剃る音(右側) 中 【さやか】 「つるっつるになりましたよ! ほらほら」 ;SE 顎を触る音 短 ;SE 両手で包み込むように顔の両サイドをこする音 短 【さやか】 「上半分もやっていきますね! タオルは取りますけど、目はつぶったままでお願いします」 【さやか】 「そういえば、“つぶった”と“つむった”ってどっちでもいいらしいですよ」 【さやか】 「もともと、“つぶる”から“つむる”に派生したんだとか」 【さやか】 「日本語ってそーゆーの結構多いですよね、わりと寛容と言いますかおおらかと言いますか……」 【さやか】 「さて、それではまたシェービングクリームを塗っていきますよ!」 ;SE シェービングクリームを塗る音 短 【さやか】 「今度はおでことか剃っていきますねー、動くと眉毛が剃れちゃったりするのでお気をつけて」 ;SE おでこを剃る音 短 (おでこを剃りながら) 【さやか】 「おでこってわりと重要な部分の筈なのに毛が生えている事って少ないですよね」 【さやか】 「人間の毛がなんか大事な部分を保護する役割をしてるってー言うじゃあないですかぁ」 【さやか】 「だったら、もうちょっとあってもいいんじゃないかなー? なんて思ったりもします」 【さやか】 「でもおでこが広い人って頭がいいみたいな話とかも聞きますよね」 【さやか】 「真偽のほどは分からないですけど……」 【さやか】 「私としては髪の毛を切るのも、こうして、おでこを剃るのも好きなので広くても狭くてもどっちでもいいんですよね」 ;SE おでこを剃る音 短 【さやか】 「眉毛もちょっと整えますねー」 【さやか】 「眉毛ってすごいですよね。ちょっと剃るだけで見た目の印象がすごい変わりますし」 【さやか】 「漫画とかの悪役って眉毛が無かったりするじゃないですか。あれって結構怖くないですか?」 【さやか】 「でも安心してください、お客様は悪役じゃなくてヒーローみたいな眉毛にしますからね。シャキーンって!」 ;SE 眉毛を剃る音 長 【さやか】 「次は産毛ですねー」 【さやか】 「実は産毛っていうのが通称だったりしますけど、  実際は産まれた毛って書くように生まれたて赤ちゃんの細かい毛の事を産毛って言うんですよね」 【さやか】 「それってずっと生えてる訳じゃなくて生きていく過程で生え変わっていくんですけど、  じゃあ今生えているのってなんて言うか知ってますか?」 【さやか】 「軟毛……って言うらしいんですよ」 ;ボイス位置 3 (軟毛(なんもう)はゆっくりめにお願いします) 【さやか】 「でも普段使いしないですよね、軟毛って」 【さやか】 「今では、ひらがなでうぶ毛って言ってもいいらしいんですけどね」 【さやか】 「実際に今現在一番多く使われている意味が一番強いですからね、日本語は」 【さやか】 「では……そんな軟毛を、剃っちゃいますね」 ;SE 顔を剃る音 長 【さやか】 「軽く顔全体を拭いていきますね」 【さやか】 「本格的に拭くのはシャンプーの後でー」 ;SE 顔全体をタオルで拭く音 短 【さやか】 「さて、次はお待ちかねの炭酸シャンプーで、色々洗い流していきましょうか!」 ・トラック06「当店自慢の炭酸シャンプーです! ちょっと強めに洗いますね!」 ;SE エプロンを取る音 ;SE エプロンをつける音 (エプロンの入れ替えです。防水のものに変わります) 【さやか】 「それじゃあ頭を洗面台までお願いしますね」 【さやか】 「まずは残った髪の毛を洗い流しますよー」 ;SE 床屋の小さいシャワーの音 ;SE シャワーが頭に掛かる音 ;SE シャワーで頭を洗い流す音 中 ;SE シャワーを止める音 【さやか】 「さて、それじゃあお待ちかね……当店自慢の炭酸シャンプーを使っていきますよ!!」 【さやか】 「なんとね、ここだけの話なんですけど……このシャンプー……シュワシュワするんですよ……」 ;ボイス位置 7 【さやか】 「では、そぉんな炭酸シャンプー……ご賞味ください」 ;ボイス位置 7 ;SE 炭酸シャンプーを出す音 ;SE 炭酸シャンプーを泡立てていく音(7側でお願いします) ;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 長 【さやか】 「効能もすごくって炭酸が浮かせるから……」 【さやか】 「普段落ちないような汚れも……すぅっごい落ちるんですよ……」 ;ボイス位置 3 ;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 長 【さやか】 「血行も……促進、してくれるんです」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「もう血行が良くなりすぎて時速200kmくらいになっちゃいます」 【さやか】 「さっきの頭のマッサージの分も含めると時速400kmになっちゃうかもしれませんね!」 【さやか】 「頭の回転もスーパーコンピューター4台分くらいになりますよ! すごい!!」 ;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 長 【さやか】 「かゆい所はございませんかー?」 【さやか】 「これ、言ってみたかったんですよねー」 ;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 長 【さやか】 「やっぱりドラマとかCMの定番って押さえていきたいじゃないですか、学校でもドラマの真似事をしちゃったり」 【さやか】 「全然似てないんですけど、そんなのもみんなでげらげら笑って過ごしていた時期が今にして思うと青春だったなー、  なんて思うんです」 【さやか】 「今にとっての私の青春は、こうしてお客様の髪の毛を切って洗って、どんどん腕を磨いていくこの瞬間なんですけどね」 【さやか】 「じゃあ、青春……続けちゃいますか」 ;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 中 【さやか】 「すごいぱちぱちするでしょう?」 【さやか】 「このぱちぱち、なかなか味わう事が出来ないですよね」 【さやか】 「ぱちぱちするものって基本的に食べ物や飲み物の口に入れるものが大半じゃあないですかぁ」 【さやか】 「家で気軽に炭酸のお風呂とかも中々できませんしね」 【さやか】 「炭酸シャンプーは売ってますけど、うちのは特製ですから、ほら、すごい音がいいでしょう?」 (幾分かの間を持たせて炭酸シャンプーのSEを強めに流して頂けますと幸いです) ;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 中 【さやか】 「オーダーメイドで作ってもらっているんですよね。だからここでしか味わえないシャンプーになってます!」 【さやか】 「シャンプーだけのサービスもありますので是非通ってくださいね!」 ;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 中 【さやか】 「仕上げに、強く、そして長くやりますね」 ;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 長 【さやか】 「(息遣い。んっんっ、と力を込めるような感じで)」 ;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 長 【さやか】 「さて、充分頭をしゅわしゅわ出来ましたし」 【さやか】 「ぱちぱちを洗い流していきますねー」 ;SE 床屋の小さいシャワーの音 ;SE シャワーが頭に掛かる音 ;SE シャワーで頭を洗い流す音 【さやか】 「人に頭を洗って貰うのって不思議な感覚ですよね」 【さやか】 「大人になると、もう床屋でしかやってもらえないというか、そんな感じで」 【さやか】 「しかも服を着たままですからね、より特別な感じがします」 【さやか】 「結構強めな事がありますよね」 【さやか】 「たとえばこんな風に犬をかわいがる感じで……」 【さやか】 「よーしよしよしよしよしよしよし」 (よしの数は文字数に忠実じゃなくても大丈夫です、気持ち多めにお願いします) ;SE シャワーで頭を洗い流す音 【さやか】 「とか。こう……がっしがっし」 【さやか】 「がっしがっし……」 【さやか】 「がっしがっしとやる事とか」 ;SE シャワーで頭を洗い流す音 【さやか】 「思っているよりも遠慮なかったりしますよね」 【さやか】 「実は髪って思っているよりも強くて、こういった擦れとかには強いんです」 【さやか】 「だからマッサージを兼ねてー、とか。  しっかりと汚れを落とすならこのくらーいの強さでやるのが有効だったりするんですよね」 【さやか】 「うちはマッサージをした後、炭酸シャンプーをしていますので強くするのはちょっとだけでいいんですけどね」 【さやか】 「では、あとは丁寧に、優しく、仕上げていきますねー……」 ;SE シャワーが頭を洗い流す音 ;SE シャワーを止める音 【さやか】 「はい。お疲れさまでした」 【さやか】 「水も滴るいい男、ニューバージョンって感じになりましたね!」 【さやか】 「それじゃあ、頭を乾かしていきますよ! この後、とっておきのイベントがありますから、そのためにも、ねっ!」 【さやか】 「タオル召喚!」 ;SE タオルで頭を拭いていく音、優しく長めに 【さやか】 「手でやるのと違って、タオルで拭くときはちょっと気をつけないと髪が傷んじゃったりするんですよね」 【さやか】 「だから家でやる時も気をつけてくださいね」 【さやか】 「確かにざざーって頭を拭くのは、気持ち良いんですけどね」 ;SE タオルで頭を拭いていく音 【さやか】 「ドライヤーも使わせてもらいますね」 ;SE ドライヤーを入れる音(カチッカチッと二回) ;SE ドライヤーの風の音(強) 【さやか】 「ドライヤーは最初強めの温風にして乾かしていくのがいいんですよー!」 (ドライヤーの音に負けないようにお願いします) 【さやか】 「家で使う時もータオルで水気を取ってー、ドライヤーの強にしてー、ドライヤーの弱ー、ドライヤーの冷風ー、FooFoo!」 【さやか】 「って感じでやると良い感じにまとまりますからお試しくださいねー!」 【さやか】 「じゃあ弱に切り替えまーす」 ;SE ドライヤーを切り替える音 ;SE ドライヤーの風の音(弱) 【さやか】 「髪って不思議ですよね」 【さやか】 「色や形、長さでその人のイメージをかなり変えちゃうじゃないですか」 【さやか】 「かといって全員にとっての正解の髪型って無くて、一人ひとりそれぞれの正解がある」 【さやか】 「正解も一つじゃないですし、季節によっても色々変わってきますよね」 【さやか】 「お客様の今回の髪型も一つの正解かもしれませんが、  もしも新しい正解を見つけたくなったら、ぜひ、ご相談下さいね」 【さやか】 「冷風にしますよー」 ;SE ドライヤーを冷風に切り替える音 ;SE ドライヤーの風の音(弱) 【さやか】 「ドライヤーの冷風ってあんまり使う人がいないイメージですけど、わりと裏技みたいに髪がまとまるんですよ」 【さやか】 「自分の家でも丁寧にすることでさらっさらの髪にできますし、  ドライヤーの強でちょっと入るダメージもある程度カバーしてくれるんです」 【さやか】 「髪って大体タンパク質で出来ていますから、冷やすと固まるんですよね」 【さやか】 「温めて……冷やす。こうする事で髪型を変えたりできるわけです」 【さやか】 「今のお客様みたいに短い状態だとあんまり変わらないんですけどね」 【さやか】 「だけどお風呂に入って寝て起きた時、寝ぐせがすごい事ってないですか?」 【さやか】 「あれは、残った水分と温められた状態がキープされていて  寝ている間に水分が減りつつ、温度が下がっていくから髪の毛がぐわしゃあああって感じになるんですよね」 【さやか】 「と、こんな感じで本格的に乾かさないまま寝るのは髪にとってもあまりよろしくないんですけど」 【さやか】 「寝る。という事を考えると、難しいんですよねー……」 【さやか】 「簡単に言うと、あったかい状態で早い所お布団に入った方が睡眠の質は良くなるんですよね」 【さやか】 「お風呂は出来るだけ寝る前が良いって訳です」 【さやか】 「ただ……こんな感じにじっくりと乾かすってなると、  眠気とかもどっか行っちゃったりして逆に寝づらくなってしまったり」 【さやか】 「本当に難しい問題です。クオリティオブライフの追求は、どこまでも果てしないですね」 ;SE タオルで耳を拭く音、後に耳かきをするのでここは軽く叩くくらいです ;SE エプロンを取る音 ;SE ほうきで髪を掃除する音 【さやか】 「さて……普通の床屋ならここで終わりです」 【さやか】 「ですが、ここはソレイユ……理容室ソレイユ〜!」 【さやか】 「ご唱和下さい。理容室ソレイユ〜〜〜〜!」 【さやか】 「当店オリジナルの耳かきサービス……お楽しみはこれからです!」 【さやか】 「奥の座敷、特別なお部屋へご案内します! ささっ! こっちこっち!!」 ;SE 扉を開け閉めする音 ・トラック07「当店オリジナル! 私が提案した耳かきサービスをお楽しみください!」 ;SE 歩く音 ;SE ふすまを開く音 【さやか】 「ささ。お代官様……靴を脱いで座敷へお上がり下さい」 【さやか】 「靴はこちらでお預かりしまっす!」 ;SE ふすまを閉じる音 ;SE 座布団に座る音 【さやか】 「よい……しょっとぉ……」 【さやか】 「はい! ではでは、この高級膝枕」 ;SE 両ひざをぽんぽんと叩く音 【さやか】 「“高級”膝枕におかけください!」 ;SE 膝に頭を置く音 左耳が上になるようになので3の位置 【さやか】 「頭の調整とかしちゃってください! ちょうどいい位置で、遠慮なく」 ;SE 頭を動かす音 【さやか】 「んんっ……ふぅ……。ここで、いいですか?」 【さやか】 「それでは、耳かきをやっていきますね」 ;SE 耳かき 中 【さやか】 「痛かったりしないですかー? 痛かったらすぐに手を上げてくださいねー」 ;ボイス位置 7 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「いやぁ〜……溜まってますねぇ〜……」 ;ボイス位置 7 【さやか】 「やりがいがあって助かります」 ;ボイス位置 7 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「こうやって目の前に耳があるとちょっと不思議な感じがしますよね」 【さやか】 「ほら、人の耳の穴ってあんまり見る事無いじゃないですか。  髪で隠れてたり、出てても、そんな真横で観察する事もないですし」 【さやか】 「あとで私の耳の穴も見ます?」 ;ボイス位置 7 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「さて、一通り耳かきをしましたので……」 【さやか】 「細かいチリを……ふぅぅぅぅぅうっ……」 ;ボイス位置 7 【さやか】 「ふーーーーーーっ、ふーーーーーーっ!!」 ;ボイス位置 7 ;SE 耳かき 中 【さやか】 「うん! わりと取れましたね!」 【さやか】 「じゃあ後は……奥の方を念入りに掻いていきますね」 ;ボイス位置 7 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「奥の方の耳垢って、やっぱり自分だとあんまり取れないんですって」 【さやか】 「だから医療機関とか、ここみたいな専門店でやってもらうのがいいらしいですよ」 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「実はーこのお店の耳かきサービスって、私が提案したんですよ!」 【さやか】 「ふふーん……」 【さやか】 「どやぁっ……!!」 ;ボイス位置 7 ;SE 耳かき 中 【さやか】 「ちょっと経営が傾いててお客様が居ない時にちょうどテレビで耳かき専門店の特集をやっててー。  店長にこういう事をしたらいかがですかー? って提案させてもらって」 【さやか】 「今では、こう……してっ。お客様の耳かきをしてるってー訳です」 ;SE 耳かき 中 【さやか】 「自分の提案で始めた耳かきなんですけど、今は結構、この時間もお気に入りなんですよね」 【さやか】 「膝に人の温かさを感じながら、ご奉仕するこの時間が」 ;SE 耳かき 中 【さやか】 「髪を切るのも、洗うのも確かに人に触れてご奉仕していきますけど」 【さやか】 「ここまで誰かの温かさを感じるのって、普通の理容室の仕事だと無いんですよね」 【さやか】 「だからこそ、お客様にも特別ですけど、私たちにとっても、すごく……すっっっごく特別な時間で」 【さやか】 「この耳かきを予約してくれている人がいると、嬉しくなっちゃいます」 【さやか】 「お客様……今日は本当に、ありがとうございます」 ;ボイス位置 7 ;SE 耳かき 中 【さやか】 「じゃ。仕上げに取り掛かりますね」 ;ボイス位置 7 ;SE 耳かき 中 【さやか】 「仕上げと言っても、じっくりとさせて頂きますよ」 ;ボイス位置 7 ;SE 耳かき 中 【さやか】 「やっぱり肌って繊細なものですからね……こうやって……ゆっくりと……やっていきます」 ;ボイス位置 7 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「ちっちゃいのが溜まって来たのでふーふーしちゃいますね」 【さやか】 「ふー……ふぅぅぅぅぅぅっ……ふぅぅぅ……ふーーーーっ」 ;ボイス位置 7 【さやか】 「ふふっ……なんかこうやって人の耳を吹くのってクセになっちゃいますね」 【さやか】 「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ」 ;ボイス位置 7 【さやか】 「それじゃあリフレッシュした耳をかきかきしてみましょうか!」 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「いかがですかー? 気持ちいいでしょう?」 ;ボイス位置 7 【さやか】 「この部分が耳かきで一番気持ちが良いんですよね」 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「まだまだやっていきますよーほれほれー」 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「いい感じにこびりついていたものが剥がれてきましたよー」 【さやか】 「あとちょっとですからねー」 ;ボイス位置 7 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「ぺりぺり……ぺりぺり……よっしゃー!」 【さやか】 「取れました! 取れましたよ! お客様!!」 【さやか】 「あとはちょおっと残っているものを取っていきますからねー」 ;SE 耳かき 中 【さやか】 「はい! というわけで!!」 【さやか】 「さーいーごーにー、いーきーをー」 ;ボイス位置 7 【さやか】 「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうっ!」 ;ボイス位置 7 【さやか】 「はい、おーしまい」 ;ボイス位置 7 【さやか】 「さ。それじゃっ反対側も耳かきをやっていきましょー!」 ・トラック08「反対側も耳かきをやっていきましょー」 【さやか】 「ではごろんとしちゃってください」 【さやか】 「そう。遠慮なく。ごろーん」 ;SE 頭を寝返らせる衣擦れの音。 【さやか】 「ふーーーーーーーーーーーーーーっ」 ;ボイス位置 3 (5秒くらい強めに息を吹き付けて頂けると助かります) 【さやか】 「あっ、すみません。突然ビックリしましたよね」 【さやか】 「ずっと押さえつけられていましたから」 ;SE 崩れた髪の毛を軽くたたくように整える音。 【さやか】 「こうやってちょっと……」 【さやか】 「リフレッシュ、しちゃいましょう」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「もう一回やりますね。ふーーーーっ、ふーーーーっ」 ;ボイス位置 3 (3秒ずつ息を吹きかけて頂けると嬉しいです) 【さやか】 「はい! それじゃあこっちの耳もかいていきますねっ!」 ;SE 耳かき 中 【さやか】 「ふむふむ……こちらも中々ですね……この耳かき職人、さやかの腕が光ります……」 【さやか】 「まあ任せてくださいよ! これでも本格的な訓練とか受けてきましたから!」 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「ふふっ……なんだかおっきな子供が出来たみたいな気分になってきました」 【さやか】 「可愛がっていいですか?」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「よーしよーし……よしよし……いい子いい子……」 ;ボイス位置 3 ;SE 頭を撫でる音 【さやか】 「よーしよーし……よーしよしよしよしよし」 ;ボイス位置 3 ;SE 頭を撫でる音 【さやか】 「最後らへん、犬みたいなかわいがり方になっちゃいましたね。てへっ」 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「こちら側もじっくり……じっくりとやっていきますね……」 ;ボイス位置 3 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「外側はやっていたので、だんだんと中へ入っていきますよー……」 ;ボイス位置 3 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「耳って不思議な形をしていますよねー……ペンとかで細かく描きづらい形って言いますか」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「一種の要塞みたいですよね」 【さやか】 「さやか一等兵! 行きます!」 【さやか】 「生きて……帰って来いよ……」 (男性のような低めの声でお願いします) 【さやか】 「………………はいっ!」 (途中の……で涙をのむ声をお願いします) ;SE 耳かき 長 【さやか】 「任務完了!」 【さやか】 「いや、耳かきはまだ続けるんですけどね。  結構大きいのが取れましたのでちょっと息を吹きかけますよ……」 【さやか】 「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅう」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「ふっふっふっ……ふーーーーっ」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「引き続き、中を、攻略していきますねー」 ;ボイス位置 3 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「そういえばなんですけど、さっきお客様の事をお代官様とお呼びしたじゃあないですかー」 【さやか】 「江戸時代には既に耳かきって文化があって、その頃にも耳かき専門店があったらしいんですよね」 【さやか】 「わび〜さび〜といいながら耳をかかれていたんですかね」 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「耳かきまつわる落語とかもあったりして、結構日本人の文化に根差しているんですよね、耳かきって」 【さやか】 「海外とかでも、2000年以上前の耳かき用の道具が発掘されたりしているみたいです」 【さやか】 「あれなんですかね、歴史上の偉人とかも耳かきをしていたんですかね」 【さやか】 「歴史を感じますよねぇ……ずっと昔からこうして誰かが誰かの耳を掻いていたなんて」 ;ボイス位置 3 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「多分耳かきは数千年後もやっているんじゃないですかね。人類が残っていたらー……の話ですけど」 【さやか】 「残っていると良いな。なんて……そう、思います」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「(作業中の吐息をお願いします)」 ;ボイス位置 3 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「わび〜……さび〜……」 【さやか】 「畳、井草の香り、こういう時の蚊取り線香の香りってどこかノスタルジックですよね」 【さやか】 「遠い過去に置いてきた、田舎や実家のような郷愁」 【さやか】 「眠ってもいいんですよ。私の膝の上で」 ;ボイス位置 3 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「んっ、良い感じに取れてきましたね……」 【さやか】 「じゃあ、奥……いっちゃいますか」 ;ボイス位置 3 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「耳の奥……普段感じられないような感触と気持ちよさですよね」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「この耳の奥……より感じていってくださいね」 ;ボイス位置 3 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「ちょっとだけ自分の話をしちゃうんですけど」 【さやか】 「いつか……いつかの話なんですけどね」 【さやか】 「いつかは、ここを巣立ちして、私も自分の店を持ってみたいんですよね」 【さやか】 「ここがフランス語で太陽って意味のソレイユですから、フランス語で月って意味の言葉が良いかもしれませんね」 ;SE 耳かき 中 【さやか】 「もし、私が自分の店を持てた時、お客様は……あなたは来てくださいますか……?」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「いえ……。そうじゃなくて……」 【さやか】 「ぜひ来てください、ですね!」 【さやか】 「さー頑張るぞー!」 【さやか】 「さて……それでは! 引き続き耳かきをしていきましょうか!」 【さやか】 「(作業中の吐息をお願いします)」 ;ボイス位置 3 ;SE 耳かき中 【さやか】 「こっちは幾つか、こびりついているのがありますね」 【さやか】 「ちょっと強めにやっていきますね」 ;SE 耳かき中 【さやか】 「よし。これで全部取れましたよ」 【さやか】 「では、仕上げにちょっと失礼して……ふぅぅぅぅぅぅぅっ」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっぅう」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「ふぅうぅぅぅぅぅぅぅっ、ふぅぅぅぅぅぅぅっっ」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「はい! これにて、当店のサービスは終了です! お疲れさまでしたっ」 ・トラック09「本日はありがとうございました。またお越しください」 【さやか】 「起きれますか? ゆっくりで大丈夫ですからね」 【さやか】 「息を吸ってー、吐いてー、吸ってー、吐いてー」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「すーーーーはーーーーすーーーーはーーーー」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「すーーーーはーーーーすーーーーはーーーー」 ;ボイス位置 3 【さやか】 「両腕を伸ばしてー。はい、せーーーーのっ」 (−−−−は2秒ほど伸ばして頂けますと助かります) 【さやか】 「しばらく横になったままだと久しぶりに起きるのが結構辛いですよね」 【さやか】 「よく頑張りました」 ;ボイス位置 7(ささやき声) 【さやか】 「髪を切った直後の世界ってなんだか特別ですよね」 【さやか】 「新しい自分になったというか、なれたと言いますか」 【さやか】 「街の中を、新鮮な気持ちで歩いていく」 【さやか】 「髪を撫でる風も、どこかいつもと違う気がして、なにか新しい事が始まるんじゃないかって」 【さやか】 「そんな特別感を抱いて、知っている人の誰かが気付いてくれるかな? なんて思ったり」 【さやか】 「まるで……魔法、みたいで」 【さやか】 「そんな魔法を誰かにかけるのも、すごく好きなんですよね」 【さやか】 「だから理容師になったんですよ、私」 【さやか】 「おっと、長話してしましましたね。すみません。そして、お付き合いいただきありがとうございました」 ;SE ふすまを開く音 【さやか】 「お足元、お気をつけくださいませ」 【さやか】 「お会計はーー……」 ;SE レジスターの音 【さやか】 「はい! 確かに頂きました!」 【さやか】 「……お客様」 【さやか】 「魔法は、私がかけました」 【さやか】 「さあ! 冒険の旅に出かけちゃいましょう!」 【さやか】 「また来てくださいね! お客様っ!」 ・トラック10「おまけ。ヘッドマッサージだけのコース」 【さやか】 「本日は、本格的ヘッドマッサージコースをご予約頂きまして誠にありがとうございます!」 【さやか】 「前のマッサージを気に入っていただけたみたいで本当に良かったです!」 【さやか】 「今回は、本格的な頭のマッサージを、長く、長くお楽しみください」 【さやか】 「(その都度掛け声などをお願いします)」 ;SE ヘッドマッサージの音 長 (本編より長くお願いします) 【さやか】 「はい! お疲れさまでしたー!」 【さやか】 「ヘッドマッサージの後って、すごく頭の回転が速くなったような気が致しますよね!」 【さやか】 「この施術が、貴方のお役に立つ事を願ってます」 【さやか】 「また、来てくださいね」 ・トラック11「おまけ。炭酸シャンプーオンリーコース」 【さやか】 「当店オリジナルの炭酸シャンプー、お気に召して頂けたようでなによりです!」 【さやか】 「今回はマッサージも無いので、より長く、うちの炭酸シャンプーをお楽しみいただけますよ!」 【さやか】 「では、下準備から始めていきますよ!」 ;SE エプロンをつける音 ;SE シャワーを出す音 ;SE シャワーで頭を流す音 ;SE シャワーを止める音 【さやか】 「はーい、お待ちかねの炭酸シャンプーでーす」 ;SE 炭酸シャンプーを出す音 ;SE 炭酸シャンプーを泡立てていく音 【さやか】 「いきますよー……」 【さやか】 「(その都度吐息などをお願いします)」 ;SE 炭酸シャンプーで頭を洗っていく音 長 (本編より長くお願いします) 【さやか】 「では洗い流しますねー」 ;SE シャワーを出す音 ;SE シャワーで頭を流す音 ;SE シャワーを止める音 【さやか】 「お疲れ様です! いいですよね炭酸シャンプー」 【さやか】 「家で炭酸シャンプーを使わずに、ここだけでお楽しみいただくのも通な楽しみ方だと思います」 【さやか】 「また是非お越しくださいね!」 ・トラック12「おまけ。耳かきのみのコース右側」 【さやか】 「本日もご来店頂きまして誠にありがとうございます」 【さやか】 「他の施術をせずに耳かき専用部屋に来るとちょっと不思議な感じがしますねー……」 【さやか】 「ささ。私の膝へどうぞ! お客様!」 【さやか】 「始めます」 (キリッと格好つけた感じにお願いします) 【さやか】 「(その都度吐息等をお願いします)」 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「さて、しーあーげーに……」 ;ボイス位置 3 ;SE 耳を吹く 中 【さやか】 「ふふ。綺麗になりましたね!」 ・トラック13「おまけ。耳かきのみのコース左側」 【さやか】 「では、ぐるぐると回っちゃってください!」 【さやか】 「あっ……ん……」 ;ボイス位置 7 【さやか】 「はい、ここでいいですか?」 【さやか】 「では、始めていきますね」 ;ボイス位置 7 【さやか】 「(その都度吐息等をお願いします)」 ;SE 耳かき 長 【さやか】 「こっちも仕上げで……」 ;ボイス位置 7 ;SE 耳を吹く 中 【さやか】 「はい! お疲れさまでした!」 【さやか】 「またのご来店をお待ちしてますよ!」