【2Bセックス1】 うふ……それでは致しましょ。 アーティクル21号……半水棲女性怪人との、セックス。  あら? 少し身を硬くしていらっしゃいます? うふ……今更躊躇ですか? ご自分の意思で本セッションに臨まれたのでしょう?  奇怪なクリーチャーと異種姦をなさりたくて、だから今この場にいらっしゃる。 受け入れましょう……あなた様は異常性愛者なのです。 自己受容は成長の第一歩ですわ。 かくいうわたくしも、日々様々なアベラントとロマンスを楽しんでいるの。オーナー様にも、早くこちら側に堕ちて来て頂きたいわ。 さて、お相手するヴァーサですが……群れの仲間との交流が無かったとは言えませんが、アーティクル21号の習性から鑑みれば……彼女はヴァージンで間違いないでしょう。 うふ、お気に召しますかしら。 超常ヒューマノイドの処女を抱けるといった機会は、連盟でもなかなかご用意できませんわ。どうぞ、心ゆくままお楽しみ下さいませ。 ああ、初めてだから痛がる……といった事はございませんの。アーティクル21号には膜のようなものは有りませんので、悪しからず。 ただ、初めて味わう強い快刺激に取り乱す……といった事は予想されますが。うふ。 ── 〔Article-021-423〕が小さく求愛の発生を行う。 まぁ、お聞きになりました? 今のは求愛……ラブコール。 ヴァーサはすっかり火照っているみたい。 オーナー様も……ご準備よろしいですか? では、早速ではございますが……始めましょうか? アーティクル21号には前戯の習慣もありませんの。すぐにつがえますわ。 ヴァーサもしたいでしょ? ── 〔Article-021-423〕は恍惚とした表情で、仰臥位のゲストの腰へ乗り上げる。 ええ、オーナー様に、騎乗位の形で跨がって……うふ、そうよ。 感じるかしら。柔らかーい、ソフトでウェットな感触が、オーナー様のペニス……その先端に押し当たったのを。 ヴァーサの下腹にある縦筋一本の、スリット……つるんつるんの無垢なスリットよ。 愛らしい見かけに反して、その内部には……オスを骨抜きにして蕩かす、好色なクリーチャーの生殖器が隠れておりますの。 ああ、オーナー様? 今更ですが、スキン……コンドームなど必要ございませんわよね? 検査は万全、妙な病気の心配はございませんもの。 せっかくの異種生物による性接待……煩わしいゴムの膜など介さず、やはりナマで。 粘膜剥き出しのまま、クリーチャーのナマ膣をご堪能くださいな。 な、か。 とろっとろですよ~……。 うふ、さぁ、ヴァーサ……もう良いかしら? 〔Article-021-423〕 「ホカホカ」 ええ、そう、ホカホカよ。ようやく気持ち良くなれるわね。 〔Article-021-423〕 「ホカホカ、いい」 あぁ、呑み込まれてゆきますわよ。うふふ……素敵。 つぷ、つぷ、つぷぅ……きつくて狭くて……でもとびきり柔らかくて、ぐずぐずに蕩けているから……腰を落とすまま入っていくの。 分泌したたっぷりのジュースを溢れさせながら、ゆっくり、奥へ……ああ、ああ、心地良いでしょう。 クリーチャーの腟内……まともな生活をしていれば一生味わうことの出来ない……アベラント、超常存在の膣内。 うふ、ヴァーサにとっては、初めて味わう貫通の快楽……。 ── 〔Article-021-423〕が腰を落とし終わり、小さく呻く。 あは、力が抜けてすとんと腰が落ちてしまいましたね。これで奥まで到達よ。 ヴァーサ、ヴァージン卒業おめでとう。あなたの初めては、人間の殿方が貰って下さったわ。光栄でしょう? そしてオーナー様も……おめでとうございます。 これで晴れてあなた様も……禁忌の味を知りえた、一握りの存在の仲間入りですわ。 連盟が保全する超常クリーチャーと、肉体関係を持ったご感想は如何ですか? 許されざる怪物の、その穢れた穴と繋がった感覚はいかほどかしら。 トロけてしまうほど心地良いでしょう? 背徳とは、タブーとは、生暖かくて蜜のように甘いものですよ。 ── 〔Article-021-423〕は小さく息をしながら待機を続けている。 あは、申し訳ございません。 彼女は恍惚としているみたい。 ピストン運動をさせるには、もう少しお時間を頂くわ。 オーナー様のお体も、未知の感触に困惑しているご様子……良いですわ。 では慣れるまでの間、アーティクル21号の生殖孔についてご説明させて頂きます。 うふ。突っ込んでからお話するのもあれだけれど、ご自分が今、どんなに異質であさましい肉穴にペニスを呑ませているのか。 理解を深めて頂くほど、より刺激的な体験ができるはず。 メスのアーティクル21号の下腹、前述したスリットは、股からへその辺りまで長く伸びた溝ですわ。その内部の生殖孔……女性器……うふ。 内部構造はとても複雑で、奇々怪界。 入り口につぷっと侵入を果たすと、すぐさま何層にも折り重なった肉ヒダがお出迎え。 びたびた、ベタベタとペニスに絡みついて、その一枚一枚が別の生き物みたいに蠢くの……。 筆舌に尽くしがたい感触でしょう……うふふ。 オーナー様、腰が浮いてはいませんか? まだまだ始まったばかりですよ。どうぞ、気をしっかりお持ちになって。 最奥にはもちろん、とびきりの刺激がございます。オスに子種を吐かせるための、無数のイボ状突起。名状しがたい、グロテスクな快楽が待っていますわ……うふ。 そして何より、その暖かさ……。 哺乳類ですもの、内部が熱っぽいのは当然としても、このギャップがたまらないわね。 濡れた肌はしっとりひやひや、膣内に入ればトロトロあつあつ……だなんて。 ── 〔Article-021-423〕が抽送運動を開始する。 あら、ヴァーサが腰を動かし始めたようですわ。ようやくお務めが出来るみたい。 抽送が始まれば、ヒダとイボ状突起の織りなす感触も、より一層なまめかしいものになるの。 ほらぁ……如何かしら。 内部の有象無象が、ザワザワ怪しく蠢いて、ペニスをくすぐってくるでしょう? 水にたゆたうイソギンチャクみたいにぃ……ゆらゆら……ぐちゃぐちゃ……ぞわぞわ……。 ああ、この腰使い……良いでしょう? 前後に腰をスライドさせながら、背中から尻にかけて妖しく波うたせるの。 泳ぐように、柔らかい筋肉を自在に動かして、娼婦みたいな手垂れの腰使いで。 とても、さっきまで男を知らなかったとは思えない……まさに、性接待のためのクリーチャーね、うふ。 前述の通り、アーティクル21号はとても好色な動物で、オーラルセックスやアナルセックスをコミュ二ケーションの手段として使うの。 ですが、意外と本番……つまりオスメスでの生殖器を用いた行為は、それほど頻度は高くないのですわ。 彼らにも知能がありますもの。 コロニーのキャパシティを超えるほど、節操なく子作りする訳にはいきません。文化的ですわね。 で・す・が……無論、人類の殿方にいくら種を注がれようが、彼女たちが孕む事はございません。うふふ、異種間性交の良いところですわね。 オーナー様におかれましては、どうぞご遠慮なく。 抱いている21号の膣内に、ゴム無し射精、種付け、マーキング、無責任中出し、して頂いて結構ですわ。  キンタマ、ぐつぐつに煮立たせて……メスクリーチャーに注ぐための種汁、しっかりご用意してくださいましね。 さて、具合は如何かしら。 挿入からしばらく経って、中も分泌物で溢れ、内壁もほぐれた頃合いかと……。 ゆっくりと抽送すると、蕩けた肉がずるずるとペニスに縋りついてきて……うふ。 最奥へコツコツ当てるたび、キュっと収縮する心地がたまらないでしょう。 アーティクル21号とのインターコースセッションは、リピーターが絶えませんの。 人間相手のセックスに戻れなくなってしまった、なんて嬉しいお声も頂きますわ。 しかし……それは決して人間側だけという訳では無く……。 アーティクル21号のメスも、人間のペニスの形状にはハマるものがあるらしく、中でもカリ首のような返しが、抽送の時にとても良く感じるそうなのですわ。 抉るような、同種のペニスでは味わえない快刺激……エクスタシー……。 一度、人類との情交を味わったら……群れのオスとのセックスに興味関心が薄れる……とか。 おっと……オスの名誉の為に申し上げておきますが、彼らも決して性行為がヘタという訳ではございませんわ。 そちらを相手にするセッションもご案内しておりますが、なかなかご好評頂けておりますの。 オーナー様も、もしご関心があれば、次の機会にでも……。 あら、まぁまぁ、すごい水音ね。 結合部から、水溜まりが出来るほどジュースが溢れて……うふ。 如何かしら……引き抜くたびに、内側にみっしり備わった柔らかいヒダヒダ……肉のベールが、ペニスにまとわりつくように捲り上がり……追い縋ってくる……ん〜……。 あぁん……素敵。 スリットの浅いところまで引き抜いた後は……再び、華奢な腰がつぷっと落とされて、快楽の渦の中へ逆戻り……うふふ。 ひたひたの、やわらかい肉壁のらせん……人ならざる、クリーチャーの膣内。 きゅうっと、ペニスと心を甘く締め付ける、背徳の味わい……。 ああ、妬けてしまうわ。 とても情熱的なセックスですもの。 飾り気の無いゲストルームでしたが、もうそこは愛の巣ですわね。 子作りこそ叶いませんが、どうぞ心ゆくまま、21号と愛を営んで下さいな。 〔Article-021-423〕 「すき、すき」 まぁまぁ、好き、ですって。うふふ、可愛いですわね。それはわたくしが教えた言葉ですわ。 こう言えば、オーナー様がお喜びになるだろうって。 今のヴァーサの知識では、その意味まで理解しているか、まぁ怪しいものですが……。 まぁまぁ、良いではありませんか、どうでも、うふふ。 本当にクリーチャーと心が通じあったのか。 或いは、意味も分からず喘ぐまま適当な事を言っているだけなのか。 異形の怪物と……爛れた交尾ごっこをしているだけなのか。 オーナー様にとって、都合の良いシチュエーションでお楽しみになって。 あぁ、うふ。あさましいわ……。 絶対に孕むことの無い、身を結ぶことの無い、異種同士の擬似的生殖行為……。 たまたま……たまたまお互いに雄雌の概念があって、たまたま突っ込む竿と穴があっただけの、結ばれがたい異種のまぐわい。 縋りつきながら、快感にさえずりあう……極めて動物的、原始的な生殖のマネごと。 とても美しくて官能的……ああ、マスターベーションがしたい……! あは、いけませんわ。わたくしも火照ってしまって。今日のインターコースは特に興味深くて、つい。 今までに何人ものゲスト様をお招きして、他のアーティクル21号の性接待を監督させて頂きましたが……皆さまのプレイは基本的に荒々しく、豪胆なものでしたわ。 超常的な雌のクリーチャーを、人間のペニスで服従させてみたいという欲求は、わたくしもいたく共感いたします。 しかし、今のオーナー様とヴァーサといったら、うふふ、まるで恋仲のように、うふ、異種同士で心が通じ合うと、儚い可能性を本気で抱いているような……甘やかなプレイなんですもの。 そちらの方がわたくしには……より倒錯的でアブノーマルな営みに感じますのよ、うふふ。 お耳に触ったらごめんなさい。これは賞賛ですわ。 その薄暗いゲストルームを愛の巣にして、あなた様とヴァーサ、お互いに、一見してロマンスのある、つがいごっこに耽溺なさって下さいな。 それにしても、ヴァーサのテクニックはなかなかね。 他の個体に比べましても、情熱的で貪欲。こんなに欲しがりな腰使いをするだなんて。 内向的な性格でしたので、運用には懸念もございましたが……問題なさそうね。 これは、他のオーナー様にあてがう時も、良い働きをしてくれそう。 どう思われます? ヴァーサならぁ、ナンバーワン指名も夢ではないでしょう? どこぞの政治家や、小太りの成金の上で腰を振るヴァーサをご想像なさって。 きっと人気のコールガールになるはずよ。 ……あら? あらあらあらぁ? ご気分を害されました? もしかしてオーナー様。ヴァーサを他の男に抱かせるの、不愉快に思われますか? まさかとは思いますが、一度寝ただけのクリーチャーに、情でも湧かれましたか? 仮にそう仰られたとしても困りますわ。21号種はインターコースセッションの花形ですもの。 アベラントなどを抱きたがる……異常性癖をお持ちのパトロン様のために、ヴァーサにもたくさん働いて貰いたいですから。 今後も多くの殿方の慰み者にさせる予定ですわよ? ……と、言うべきところですが。 うふ、オーナー様には多額のご出資を頂いたばかりですもの。ご厚情に報いるために、特別なご契約の用意をしております。 ええ、ヴァーサをお気に召したのであれば、彼女を囲って下さって結構ですわ。 持ち出しは許可できかねますが、ヴァーサの管理ファイルにはあなた様のサインを入れて、あなた様以外のお相手をさせないように計らいましょう。 そう、いわばオーナー契約でございます。 牧場にペットを預けるみたいなもの。 オーナー様はお好きな時に遊びに来られて、お好きなだけ、彼女とプライベートなお時間を過ごして頂いて結構です。 ええ、是非そうしましょう。 ──月見山博士はオーナー契約ファイル、生涯保全プランにチェックを入れる。モニタールームで小さくガッツポーズをしてみせる。 うふ、契約成立、これで名実ともにオーナー様とお呼び出来ますわ。 良かったわねぇヴァーサ。優しいご主人様がついて下さって。 ああ、ああ、当然、何にも理解していないでしょうけど。  可愛いらしいお口をバカみたいにおっ広げて、あんあん鳴きながら腰を振っているだけ。気持ち良ければどうでも良いのでしょうねぇ。 如何です? 目の前の怪物がご自分の所有物になったとあれば、ますます可愛く見えてはきませんか? うふふ、うふふ。 では早速……オーナーとして、ご自身のものになったクリーチャーに、その証を刻みますか? 21号の無垢だったスリットの奥……その奥の奥に、濃ゆい劣情……異常な愛欲で煮立ったザーメンで、べっとりとマーキング……いたしましょうか? そうすれば、知性の低い21号でも理解するわ。ああ、この人のモノになったんだ……って。 わからせてあげましょうよ。ねぇ? うふ、うふふ……素敵。 ヴァーサの腰使い……泡立つほど激しいものに変わって……おねだりでもしているつもりかしら。 さぁ、如何されます?このまま……お射精の時を迎えて、怪物と絆を深めてしまいますか?