『幽世送りの魂問所 -のじゃ猫様に堕ちる百合輪廻-』 一、幽世送りの魂問所 次の者、入ってよいぞ。 ……あぁ、その昏き魂。 お主、待ち侘びておったぞ。 ほれ、そこの座布団へ腰を下ろすが良い。 ……さて。 ここは現世とあの世を結ぶ狭間の地。 幽世送りの魂問所。 ふふっ、此度も麗しい姿で死んだのう。 絹のように長い黒髪。 壊れた宝石のような瞳。 華奢な身体も、傷だらけの表情も。 実にワシ好みの女子じゃ。 ……あぁ、名乗るのを忘れておったのぅ。 ワシは魂問官を務める妖瀬ミナモ。 こうしてお主と顔を合わせるのは、 初めから数えて五十四回目といったところか。 ふふっ、忘れていて当然じゃよ。 ワシらの務めは魂の洗浄。 来世への想いを問い、前世の記憶を抹消する。 そうして、綺麗になった魂を、 幽世の国へ送り出すことが仕事じゃからな。 ほれ、ワシの隣へ参るが良い。 ふふっ、手を繋ぎたくなるほど、人肌恋しかったのか? じゃが、都合が良い。 今からお主の記憶に触れるぞ。 ……あぁ、ふふっ。 どうやら、余程救われぬ人生だったようじゃな。 親からは酷い仕打ちを受け。 学び舎では悪意の掃き溜めにされ。 苦しみに塗れた人生から逃れるため、自死を選んだ。 おっと、ふふっ。 必死にしがみついて泣きおって。 相変わらずお主は可愛らしいのぅ。 ふふっ……お主ら人間の魂は、輪廻転生の渦中にある。 記憶を洗浄され、幽世の国に送られた魂は、 およそ1年の時を経て、現世へと還ってゆくのじゃ。 あの場所へ戻りたいか? ふふっ、戻りたくないよなぁ? ……ならば、ワシの補佐官になると良い。 お主の気が済むまで、ここに居られるぞ。 かつてのお主も、ワシに仕えてから旅立って行ったからのぅ。 なーに、難しいことなどない。 ワシが取り出した魂の記憶を、 書物へと書き記して焚き上げるだけの仕事じゃ。 ふふっ……表向きはな。 後はワシと、夜伽に励むが良い。 数千年も魂問官なんぞしておると、 人肌恋しくなってのぅ。 代わりにワシも、お主の孤独を埋めてやろう。 どうじゃ、良き提案じゃろう? ふふっ、良い表情じゃ。 それでは……契約を交わすぞ。 ……んっ、ちゅっ。 んぁ、んちゅ、んはぁ、んむ、んちゅ、れろ。 ……ん、はぁ。 ……ふふっ。 お主が再び旅立つ時まで、たっぷり愛してやろう。 ここに居る間は『モミジ』と名乗るがよい。 ワシのことは『ミナモ様』と呼べ。 ふふっ、良いな? さて、今宵の務めは仕舞いじゃ。 ワシの居室へ来るが良いぞ、モミジ。 +----+----+----+----+----+----+----+----+ 二、写し身の秘法、数珠玉の環 ふふっ、ここがワシの居室じゃ。 寝具は一式しかないからのぅ。 今日からお主とは同衾じゃ、モミジ。 ……ふふっ。 さぁ、ワシの方へ顔を寄せよ。 ……んっ、ちゅ。 んれろ、んぁ、ちゅぷ、れろ、ちゅっ、んっ、はぁ。 んっ、あふ……。 ふふっ、お主の魂は、本当に甘美よのぅ。 ……長旅で疲れておろう。 今宵はワシが、苦痛を忘れるほどの快楽を与えてやろう。 さぁ、布団へ仰向けになるが良い。 あぁ……ふふっ。 死装束に包まれた小ぶりな膨らみ。 可愛らしいのぅ。 こうして先端を指でなぞるだけで。 ふふっ。 体が跳ねておるぞ? ほーれ、すりすり、すりすり。 指で摘んでこりこりすると、気持ち良いじゃろう? ふふっ、布越しに可愛らしい突起が浮いてきたのぅ。 ……どれ、舌を使ってなぞってやろう。 あーむ。 んっ、んっ、んちゅ、あむ。 んれろ、んれろ、ちゅ、ちゅぷ。 ぢゅる、ぢゅぷ、ぢゅぽ、んちゅ。 ……ん、はぁ。 ……そーれ、反対側も。 あーむっ。 んちゅ、んっ、ちゅっ、んちゅ。 んれろ、ちゅっぷ、ぢゅぷ、ぢゅぷ。 ちゅっぷ、ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅっぷ。 ……ん、はぁ。 あぁ……ふふっ。 自ら致し始めるとは、本当に愛おしいのぅ。 お主の陰核、布越しでも分かるほど大きくなっておるわ。 ならばワシも、とっておきの幽具を使うとしよう。 幽世の国で流行っておる、夜伽を楽しむための札じゃ。 まずは、これにしようかのぅ。 ……いでよ、写し身。 ふふっ、ワシが二人になって驚いたか? 動きを真似るだけの傀儡とはいえ、 こういう使い方はどうじゃ? あーむ。 ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ、んちゅ。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んれろ、んれろ、ちゅぷ、ちゅぷ。 んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ……ん、はぁ。 ふふっ、どうじゃ? 両方の乳房を同時に責められる感覚は? そそり勃った乳首を、唇で直接しごいてやろう。 お主はそのまま、陰核を弄り回しておれ。 んむっ。 くちゅ、くちゅ、ちゅぷ。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んれろ、んれろ、ちゅぷ、ちゅぷ。 んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ちゅ、ちゅ、ちゅぷ、ちゅぷぷ。 んれろ、んちゅ、ちゅぱ、くちゅ。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、ちゅぷ。 ちゅぱ、ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ。 ……ん、はぁ。 ……ふふっ、陰核を弄る指が早くなっておるぞ? 傀儡よ、いちど愛撫を止めよ。 ふふっ、快楽に熟れていて良い顔じゃ。 特別に、もう一つ幽具を使ってやるとしよう。 これは「数珠玉の環」と呼ばれる幽具じゃ。 ……顕現。 ほれ、見るが良い。 精巧に作られた、 微細で柔らかな数珠玉が無数に連なっておる。 どのように使うか気になるじゃろう? ふふっ、安心すると良いぞ。 今からたっぷりと、体感することになるからのぅ。 これを着ける場所は……お主の陰核じゃ。 ……ふふっ。 陰核に装着しただけで、腰が浮いてしまったのぅ? じゃが、まだ始まりに過ぎぬぞ? ……数珠玉よ、回れ。 あぁ、そそられる嬌声じゃ。 もっと、全てを忘れて喘ぐが良い。 ……傀儡よ、次は耳を責めるのじゃ。 モミジは耳を責められるのが好きじゃったからのぅ。 どちゅどちゅと、舌を押し込むのじゃ。 ……あーん。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んちゅ、んちゅ、ちゅぷ、ちゅぷぷ。 はぁ……んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ……ん……ふ、ちゅぷ、んちゅぷ。 ん……くちゅくちゅくちゅくちゅ。 んちゅる、んちゅる、ちゅる、くちゅ。 ……ん、はぁ。 ほーれ、モミジ。 腰が痙攣しておるぞ? ふふっ、絶頂まであと少しといったところかのぅ。 数珠玉よ、速度を高めよ。 ……あーん。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んちゅ、んちゅ、ちゅぷ、ちゅぷぷ。 はぁ……んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ……ん……ふ、ちゅぷ、んちゅぷ。 ん……くちゅくちゅくちゅくちゅ。 んちゅる、んちゅる、ちゅる、くちゅ。 良いぞ、逝け、逝け♡ ……あーむ。 ……ん……はぁ、んれろ、んれろ。 ……ちゅぷ、んっ、はぁ。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んれろ、んれろ、ちゅぷ、ちゅぷ。 ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷぷ。 んれろ、んれろ、ちゅぷ、ちゅぷ。 んっ……はぁ。 ……あーん。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んちゅ、んちゅ、ちゅぷ、ちゅぷぷ。 はぁ……んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ……ん……ふ、ちゅぷ、んちゅぷ。 ん……くちゅくちゅくちゅくちゅ。 んちゅる、んちゅる、ちゅる、くちゅ。 ……ん⁉︎ あぁ……ふふっ。 腰がヒクヒクとしておるわ♡ ……ん、ちゅ。 じゅぷ、じゅる、ちゅぷ、ちゅぷ。 じゅ〜〜〜〜っ、ぷ。 ……ん、はぁ。 膣からも、こんなに愛液を垂らしおって♡ ……ちゅぷ、んちゅる、ちゅぱ、ちゅぷぷ。 本当にお主は、ワシの心をくすぐる女子よのぅ。 ふふっ、だが、まだ終わっておらぬぞ。 傀儡よ、ご苦労じゃった。 ここからは二人で、たっぷりと夜伽を楽しもうぞ。 +----+----+----+----+----+----+----+----+ 三、胎内還りの小鞠 <絶頂13:50> ふふっ。 一度の絶頂では足りぬという目をしておるのぅ。 ……では、新たな幽具を使うとしよう。 顕現、胎内還りの小鞠。 ふふっ、見よ。 可愛らしい小鞠じゃろう? 此奴はのぅ、腟穴の大きさに合わせて作られておる。 そして、もう一つの特徴は……。 ふふっ、身を以て知った方が早いじゃろう。 ほれ、挿れやすいよう陰部を指で広げよ。 ふふっ、では、挿れるぞ? あぁ……早くも動き始めたようじゃなぁ? この鞠はのぅ、腟の中に入ると……胎内、 つまり子宮に還ろうとするのじゃよ。 まぁ、子宮口は通れぬから、 行ったり来たりを繰り返すだけじゃがのぅ。 あーむ。 じゅる、ちゅぶ、じゅるる、ちゅぷ。 じゅぷ、ちゅる、ちゅぷ、んれろ。 ……ん、はぁ。 ほれ、どちゅどちゅ、どちゅどちゅ。 お主の子宮口に、 小鞠が当たっておるのが分かるじゃろう? あーむ。 じゅる、ちゅぶ、じゅるる、ちゅぷ。 じゅぷ、ちゅる、ちゅぷ、んれろ。 ……ん、はぁ。 ふふっ……もうそんなに声を漏らしおって。 膣奥での快楽は、陰核のそれとは比べ物にならんからのぅ。 あーんっ。 じゅる、んっ、んんふ、ちゅぷ。 じゅぷ、んれる、ちゅぷ、ぐちゅ。 ……ん、はぁ。 耳奥も気持ち良いじゃろう? お主はただ、快楽に身を委ねるが良いぞ。 あーむ。 じゅる、ちゅぶ、じゅるる、ちゅぷ。 じゅぷ、ちゅる、ちゅぷ、んれろ。 じゅる、ちゅぶ、じゅるる、ちゅぷ。 じゅぷ、ちゅる、ちゅぷ、んれろ。 じゅ〜〜〜〜ぷ。 ……ん、ふぁ。 あぁ、小鞠が子宮口を叩くたび、 膣から卑猥な汁が溢れて来おる♡ どーれ、少しばかり味見してみようかのぅ? あーむ。 じゅる、ぐちゅ、ぐちゅる、んちゅる。 んれろ、んれろ、ぐちゅ、ちゅ〜〜っ。 ……ん、はぁ。 あぁ……甘美よのぅ♡ 舐めても舐めても、溢れ出て来よるわ♡ ふふっ、陰核を舌で転がしたら、どうなるかのぅ? あーんっ。 じゅる、んっ、んんふ、ちゅぷ。 じゅぷ、んれる、ちゅぷ、ぐちゅ。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 ちゅぽ、ちゅぽ、じゅる、じゅるるる。 ……ん、はぁ。 どちゅどちゅと、膣奥を責め立てられ。 露出した陰核を、舌で舐られ。 ほれ、もう腰が浮いておるぞ? あーむ。 ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ。 じゅぷ、んれる、ちゅぷ、ぐちゅ。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅちゅ。 じゅる、ぐちゅ、ぐちゅる、んちゅる。 んれろ、んれろ、ぐちゅ、ちゅ〜〜っ。 ……ん、はぁ。 ……ふふっ。 ほれ、ワシの口内、 お主の愛液でとろとろになってしもうたわ♡ ……あーん。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んちゅ、んちゅ、ちゅぷ、ちゅぷぷ。 はぁ……んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ……ん、はぁ。 あぁ、お主の悶える姿を見ておったら、 ワシも濡れてきおったわ♡ ……ん……ふ。ちゅぷ、んちゅぷ。 ん……くちゅくちゅくちゅくちゅ。 んちゅる、んちゅる、ちゅる、くちゅ。 ……ん、はぁ。 ふふっ、ワシも我慢できなくなってしもうた。 どれ、同じ物を使うとしよう。 顕現……胎内還りの小鞠。 ん……あっ、あああ〜〜〜♡ やはり、此奴は気持ち良いのぅ♡ あーん。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んっ、んっ、ちゅぷ、んっ、くちゅ。 んちゅ、っふ、んちゅ、んぁ、ちゅぷぷ。 んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ん、くちゅくちゅくちゅくちゅ。 ……ん、はぁ。 ……っ あっ、っ、あっ、あんっ♡ んっ、あっ、んっ、あっ♡ あっ、あっ、あっ、あんっ♡ ……ふふっ、んっあ♡ ワシの膣からも、愛液が溢れて来たぞ♡ ……ん、あっ♡ お主のと擦り合わせたら、んっ……♡ さぞ、気持ち良いじゃろうなぁ? ほれ、股を開くが良い。 ふふっ……まぐわいの時間じゃ。 んっ、ぁ、あああ〜〜〜♡ お主の陰核、実に固くなっておるのぅ♡ ワシのと擦れ合って、思わず声が漏れてしもうたわ♡ ふふっ、モミジ、顔が紅潮しておるのぅ。 だが、まだじゃぞ? ……んっ、ふっ。 絶頂は、二人一緒に、じゃ♡ ……っ、あっ、んっ、あんっ♡ んっ、んっ、っ、んっ♡ 小鞠に子宮を小突かれながら、 敏感になった陰核を擦り合わせると、んぁ♡ 何も考えられなくなるのぅ♡ んっ、んっ、んぅ、あんっ♡ あっ、あっ、あっ、あっ♡ ワシの熱を、んっ、感じておるか、モミジ♡ っ、あっ、んっ、あんっ♡ んっ、あっ、んっ、あっ♡ あんっ、あんっ、あんっ、あんっ♡ ……ふふっ、そろそろか、んっ♡ お主の陰核が、ヒクヒクと脈打ち始めたわ♡ ……っ あっ、っ、あっ、あんっ♡ んっ、あっ、んっ、あっ♡ あっ、あっ、あっ、あんっ♡ ふふ、良いぞ、モミジ♡ んぁっ♡ ワシも準備は、できておる♡ っ、あっ、んっ、あんっ♡ んっ、あっ、んっ、あっ♡ あんっ、あんっ、あんっ、あんっ♡ っ、あっ、んっ、あんっ♡ んっ、あっ、んっ、あっ♡ あんっ、あんっ、あんっ、あんっ♡ 一緒に逝くのじゃ、モミジ♡ んっ、あっ、んっ、あっ♡ あんっ、あんっ、あんっ、あんっ♡ 〜〜〜〜ッ! ……ぁ、ぁ、ぁ、ぁ。 あ、あ、あっ、あっ。 ……あ、あっ、あッ、あッ♡ 〜〜〜〜ッ、ん〜〜〜〜ッ! ……んはぁ♡ 〜〜〜〜ッ、はぁッ♡ ……っ、はぁ、んっ、はぁ……ッ。 ……っ、はぁ、っ、はぁ……っ。 ……ふふっ、お主も逝ったか♡ ……んっ、ちゅっ、んぁ、んちゅ。 んはぁ、んむ、んちゅ、れろ……。 ……ん、はぁ。 ……ふふっ。 これから毎日、 頭が真っ白になるほどの快楽が待っておる♡ 楽しみにしておるが良いぞ、モミジ♡ +----+----+----+----+----+----+----+----+ 四、妖かしの蜜 <絶頂13:58> ふふっ、初日の務め、ご苦労であった。 やはり補佐官が居ると仕事が楽じゃのぅ。 日頃から一人で執務をしておるのは、 数居る魂問官の中でもワシくらいじゃからな。 ……あぁ、お主を選んだ理由か? まぁ、いずれ分かる時が来るじゃろう。 それよりも……ふふっ。 ……んっ、ちゅ、ちゅぷ、じゅる。 んっ、ぁ、ちゅぷ、んぁ。 ……ん、はぁ。 ふふっ、執務中も、甘い女子の香りが漂っておったぞ? 昨日の快楽が、忘れられなかったのじゃろう? ほれ、舌を絡めただけで、 こんなにも股間が濡れておる。 ふふっ、可愛らしいのう。 ……着物を脱ぎ、布団へ横になれ。 今宵も……夜伽の時間じゃ。 ……あぁ、発情しておったのはワシも同じか。 もう着物の下がびちゃびちゃじゃ、ふふっ。 ワシも重苦しい執務服など脱ぐとしよう。 ほれモミジ、上に乗るぞ? ふふっ、慎ましやかで可憐な乳房じゃ。 ……あーむ。 ……ん……はぁ、んれろ、んれろ。 ……ちゅぷ、んっ、はぁ。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 ……ん、はぁ。 ……あーむ。 んれろ、んれろ、ちゅぷ、ちゅぷ。 ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷぷ。 んれろ、んれろ、ちゅぷ、ちゅぷ。 んっ……はぁ。 ……ふふっ。 本当に敏感じゃのぅ。 乳首に陰核、膣に子宮口。 お主の性帯感……全てを同時に責めたら、 一体どうなるかのぅ? 今宵はこの幽具を使うとするか。 顕現せよ、あやかしの蜜。 ……ふふっ、小瓶に満ちた蜜を、剥いた陰核に垂らすと……。 ……あぁ、ふふっ♡ 物欲しそうにびくりと腫れ上がったのぅ♡ ……まだ、状況が分かっておらぬようじゃなぁ? 今からたっぷりと、ワシの口を使って教えてやろう。 あーん。 んちゅ、んちゅ、んちゅ、んちゅ。 ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ。 ふふっ、どうじゃ? ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぽ。 くぷっ、くぷっ、くぷっ、くぷっ。 この甘い蜜ははのう、 お主の性帯感、全てを陰核に集中させる。 んちゅ、んちゅ、んちゅ、んちゅ。 ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ。 身体中を快感が駆け巡るじゃろう? ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぽ。 くぷっ、くぷっ、くぷっ、くぷっ。 ああ……ふふっ。 もう膣から愛液が溢れて来おったわ♡ んちゅ、んちゅ、んちゅ、んちゅ。 ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ。 ちゅぽ、ちゅぽ、ちゅぽ、ちゅぷ。 くぽっ、くぽっ、くぽっ、くぽっ。 ……ぐぷっ……はぁ。 ふふっ、さぁて。 赤く実ったお主の陰核、 ワシの股間にどちゅどちゅと押し付けたら、 一体どうなるかのぅ♡ ほーれ、ゆっくりと腰を降ろすと、 ワシの隙間に、陰核が沈み込んでゆくぞ♡ ……んっ、はぁっ♡ んんっ、あっ♡ ……っ、あんっ、陰核同士の接吻♡ ……っ、あ……ほ、ほれ、動かすぞ♡ んっ、んっ、んっ、んっ。 あっ、あっ、あっ、あんっ♡ 熟れた陰核が、こりこりと当たりよるわ♡ んんっ、あっ、あっ、んっ。 あんっ、あんっ、あんっ、あんっ。 あーん。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んっ、んっ、ちゅぷ、んっ、くちゅ。 ……ん、はぁ♡ あんっ、あんっ♡ あっ、あっ、あっ、あんっ♡ くちゅくちゅ、気持ち良いのぅ♡ あーん。 んちゅ、っふ、んちゅ、んぁ、ちゅぷぷ。 んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ん、くちゅくちゅくちゅくちゅ。 ……ん、はぁ♡ ふふっ、あんっ♡ 耳に舌を押し込むたび、 陰核がビクビクと跳ねておるぞ♡ ……あーん。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んちゅ、んちゅ、ちゅぷ、ちゅぷぷ。 はぁ……んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ……ん、はぁ。 あっ、あっ、あっ、あんっ♡ あんっ、あんっ、ん、あんっ♡ 〜〜〜〜っ、ふぅ、ふぅ♡ っ、ふぅ、ん、ふぅ♡ もっと、もっとじゃ♡ ワシの陰核に、卑猥な蜜を擦り付けるじゃ♡ んんっ、あっ、あっ、んっ。 あんっ、あんっ、あんっ、あんっ♡ ……あーん。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んちゅ、んちゅ、ちゅぷ、ちゅぷぷ。 はぁ……んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ……ん、はぁ♡ 良いぞ、もっと鳴け、喘げ♡ ん、あんっ♡ あんっ、あんっ、あんっ、あんっ♡ ワシの熱を、魂に刻み付けよ♡ ……あーん。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んちゅ、んちゅ、ちゅぷ、ちゅぷぷ。 はぁ……んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ……ん、はぁ♡ んっ⁉︎ あんっ、あんっ、あんっ、あんっ! んっ、あっ、んっ、あんっ! あっ、あっ、あっ、あっ! あんっ、あんっ、あんっ、あんっ! 〜〜〜〜っ♡ ふふっ、急に腰を動かしおって♡ 思わず声が漏れてしまったぞ♡ んっ、あっ、んっ、あんっ! あんっ、あんっ、あんっ、あんっ! 良いぞ、お主と重ねてきた夜伽を思い出すのぅ♡ ……あーん。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んちゅ、んちゅ、ちゅぷ、ちゅぷぷ。 はぁ……んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ……ん、ふぅ♡ ん、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ! んっ、あっ、んっ、あんっ! 〜〜〜〜っ、ふぅ、ふぅ♡ っ、ふぅ、ん、ふぅ♡ 〜〜〜〜っ♡ んっ……ふぅ♡ ……あぁ、陰核がさらに膨張して来おった♡ 最後はワシが、お主の視界に星を散らせてやろう♡ あっあっあっあっあっあっあっあっ! んっんっんっんっんっんっんっんっ! い、逝きそうかぁ? ふふっ、良いぞ♡ あんっあんっあんっあんっあんっ♡ 〜〜〜〜っ、ふぅ♡ 逝け、逝け、逝け、逝け♡ ワシの熱で、逝き果てろ♡ んっ、あっ、んっ、あんっ! 〜〜〜〜っ、ふぅ、ふぅ♡ っ、ふぅ、ん、ふぅ♡ 〜〜〜〜ッ! ……ぁ、ぁ、ぁ、ぁ。 あ、あ、あっ、あっ。 ……あ、あっ、あッ、あッ♡ 〜〜〜〜ッ! んっ、あっ、〜〜〜〜〜〜〜〜ッ。 ……んはっ、んっ……んはぁっ。 はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……。 はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……んっ、はぁ。 ん……はぅ♡ ふふっ、今宵も共に逝けたのぅ♡ ……んっ、ちゅ、ちゅぷ、じゅる。 んっ、ぁ、ちゅぷ、じゅぷ。 ……ん、はぁ。 ふふっ……じゃが。 お主の陰核は、まだ物足りなそうじゃのぅ? ……ふふっ。 ワシもまだ、満足しておらぬ♡ 愛液が尽き果てるまで、夜伽は終わらぬぞ♡ +----+----+----+----+----+----+----+----+ 五、悦楽のまたたび <絶頂11:15>   ふむ、久方ぶりに幽世の国へと戻ったが、 良き物が手に入ったのぅ、ふふっ。 ……モミジ、戻ったぞ。 あぁ、ふふっ、一人で致しておったか。 この一年、毎日のように夜伽を重ねてきたからのぅ。 ワシの留守が耐え難かったのか? 全く、お主は可愛らしいのぅ。 それよりも、見よ、モミジ! 幽世の市場で良き物が手に入ったぞ! 滅多にお目にかかれぬ、貴重な幽具じゃ! 思わずワシも浮き足立ってしもうたわ♡ ……顕現、悦楽のまたたび。 ふふっ、見た目は何の変哲もない丸薬じゃろう? だが此奴はのぅ、幽世の者が使用すると、 あらゆる感度を数十倍にまで増幅させるのじゃ! ……ほれ、モミジ、丸薬は一つしかないからのぅ。 口移しで分け合うぞ。 ……あーん。 ……んっ、ちゅ、ちゅぷ、じゅる。 んっ、ぁ、ちゅぷ、んぁ。 んちゅ、じゅぷ、じゅる、くちゅ。 ……ん、はぁ。 んんッ、あぁん⁉︎ い、陰核が、びんびんに腫れ上がったわ♡ お主は、どうじゃ? ……ふふっ、はぁ……はぁ♡ 今までに無いほど、赤く膨れ上がっておる♡ はぁ……はぁ……♡ 包皮を脱ぎ捨て、快楽を切望しておるのぅ♡ ……どうやらお主にも、 効き目が出始めたようじゃなぁ♡ んッ……はぁ……はぁ♡ 日を跨げば、お主が補佐官になって一年♡ ふふっ、今宵は特別じゃ♡ はぁ……はぁ……♡ ……ほれ、ワシの身体を好きにするが良い♡ はぁ……はぁ……んッ、はぁ……はぁ♡ お主の劣情を、ワシの秘部へ擦り付けるのじゃ♡ それっ、特注の蜜も用意してやるぞ♡ 顕現せよ、あやかしの極上蜜♡ ふふっ、性感帯を陰核に結び付けるだけでなく、 感度も跳ね上げさせる特別製じゃ♡ 今宵はワシの陰核にも……たっぷりと塗って……♡ ……っ、は〜〜〜〜っ♡ ん、はぁ……はぁ……んッ、はぁ……はぁ♡ あぁ……頭が回らなくなって来おった♡ ほれ、股間を擦り合わせたいのじゃろう? 好きに……犯すが良いぞ♡ んっ……おおッ♡ 全身にっ、快楽がっ、響くぅ♡ ほれぇ、気が……済むまでぇ、股間を擦り付けよ♡ おッ、あ゛ッ、ふッ、おお゛ッ♡ んおおッ♡ ……んふぅ、んふぅ……♡ は、腫れ上がった陰核が、おお゛ッ♡ ワシの突起を抉ってぇ、あ゛ッん゛ッ♡ これを、心待ちにしていたのじゃあ、おお゛ッ♡ ほれ、モミジぃ、口付けじゃ♡ ……んっ、ちゅ、ちゅぷ、じゅる♡ んっ、ぁ、ちゅぷ、んぁ♡ じゅる、んちゅ、じゅぷ、じゅる♡ ……んっ、はぁ♡ ……んおおおおッ♡ またたび、最高じゃのぅ♡ くちゅくちゅ、しゅきぃ、お゛ッ♡ 奥に、快楽が突き抜けるたび……ん゛おおッ♡ 意識が、飛びそうにな゛るぅ♡ あッ、あッ、あッ、あ゛ッ、あ゛ッ♡ 〜〜〜〜ッぁ、お゛おおおおお♡ 熟れた陰核がぁ、良いところに……ん゛ッ♡ 当たってぇ゛♡ おッ、あ゛ッ、ふッ、おお゛ッ♡ ……んふぅ、ん゛ふぅ♡ ぱちゅぱちゅ、最高なのじゃあ♡ おッ、あ゛ッ、ふッ、おお゛ッ♡ お゛ッ、お゛ッ、お゛ッ、ん゛おッ♡ モミジぃ、もっと、早くじゃあ♡ んおおおおおおおお゛♡ や、やるではないかぁ♡ おッ、あ゛ッ、ふッ、おお゛ッ♡ ワシも手伝ってやる♡ ほれ……お゛ッ、上に跨って、顔を寄せよ♡ ……あーん。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んちゅ、んちゅ、ちゅぷ、ちゅぷぷ。 はぁ……んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ……ん、はぁ♡ お゛ッ、お゛ッ、お゛ッ、ん゛おッ♡ ふふっ、どうじゃあ? 耳を責められながら、お゛ッ♡ 快楽に浸るのは、好きじゃろ……あ゛ッ、ん゛あッ♡ ……あーん。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んちゅ、じゅぷ、じゅぷ、ちゅぷぷ。 はぁ……んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅくちゅ。 ……ん、はぁ♡ ……んお゛おおおッ♡ お゛ッ、お゛ッ、お゛ッ、ん゛おッ♡ ……んふぅ、んふぅ……♡ ……あーむっ。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んちゅ、んちゅ、ちゅぷ、ちゅぷぷ。 はぁ……んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅ。 ……ん、はぁ♡ おッ、あ゛ッ、ふッ、おお゛ッ♡ ん゛おおおおおおおお゛♡ 〜〜〜〜ッ♡ ほら゛、逝け、逝け、逝け、逝けぇ♡ ……ん゛ッ、んふぅ……♡ ……あーむっ。 ……ん……はぁ、んれろ、んれろ。 ……ちゅぷ、んっ、はぁ。 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 んちゅ、じゅぷ、じゅぷ、ちゅぷぷ。 はぁ……んちゅ、んちゅ、んちゅぷ、くちゅくちゅ。 ……ん、はぁ♡ ……ん゛ッ、おおお♡ おッ、あ゛ッ、ふッ、おお゛ッ♡ あ゛ッ、あ゛ッ、あ゛ッ、あッ〜〜〜〜♡ 〜〜〜〜ッぁ、お゛おおおおお♡ あッ、あッ、あッ、あ゛ッ、あ゛ッ♡ 〜〜〜〜ッぁ、お゛おおおおお♡ 陰核どちゅどちゅ、どちゅどちゅ〜〜〜〜♡ あッ、あッ、あッ、あ゛ッ、あ゛ッ♡ 〜〜〜〜ッぁ、お゛おおおおお♡ い、逝ぐぅ〜〜〜〜ッ♡ あ゛ッ、あ゛ッ、あ゛ッ、あッ〜〜〜〜♡ ワシの全身、お゛おおおおお♡ お主の陰核にえぐられてぇ、あッ、あッ、あ゛ッ、あ゛ッ♡ ダメにな゛るぅぅぅぅ♡ おッ、あ゛ッ、ふッ、おお゛ッ♡ お゛ッ、お゛ッ、お゛ッ、ん゛お〜〜〜〜ッ♡ も……もう、限界じゃあ♡ お゛ッ、お゛ッ、お゛ッ、ん゛おッ♡ ッ゛あ゛、い、逝かせろぉ、モ゛ミジぃ♡ 〜〜〜〜ん゛ッ、お゛おおおおお♡ あッ、あッ、あッ、あッ、あッ♡ お゛ッ、お゛ッ、お゛ッ、ん゛おッ♡ 頭、おかしくな゛る♡ 頭、おかしくな゛る〜〜〜〜ッ♡ 〜〜〜〜ッぁ、お゛おおおおお♡ あッ、あッ、あッ、あ゛ッ、あ゛ッ♡ い、逝ぐ逝ぐ逝ぐ逝ぐ逝ぐぅ〜〜〜〜ッ♡ ……んお゛おおおッ♡ お゛ッ、お゛ッ、お゛ッ、ん゛おッ♡ あッ、あッ、あッ、あ゛ッ、あ゛ッ♡ 〜〜〜〜ッぁ、お゛おおおおお♡ 逝ぐッ、お゛ッ、……んお゛おおおッ♡ あッ、あッ、あッ、あ゛ッ、あ゛ッ♡ い、逝ぐぅ〜〜〜〜ッ♡ あ゛ッ、あ゛ッ、あ゛ッ、あッ〜〜〜〜♡ 本当に、もうダメじゃあ♡ お゛ッ、お゛ッ、お゛ッ、ん゛おッ♡ い、逝ぐッ、逝ぐッ、逝ぐッ、逝ぐッ〜〜〜〜ッ♡ 〜〜〜〜ひぅッ⁉︎ き、来たのじゃあ……お゛ッ♡ 今までで一番お゛っきいのぉ♡ 〜〜〜〜お゛おッッ♡ 〜〜〜〜ッ⁉︎ ……ぁ、ぁ、ぁ、ぁ。 あ゛ッ、あ゛ッ、あ゛ッ、あ゛ッ。 ……あ゛ッ、あ゛ッ、あ゛ッ、あ゛〜〜〜〜ッ♡ 〜〜〜〜ッ! ん゛んッ、ッ、お゛お〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♡ ……んはっ、ん……んはぁッ。 はぁ、んッ、はぁ、んッ、はぁ……。 はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……んっ、はぁ。 ……お゛ッ、お゛おッ♡ よ、余韻でぇ♡ 全身がぁ……疼くぅ゛♡ ……んお゛ッ♡ はぁ……はぁ……まだ、夜伽はこれからじゃあ♡ 〜〜〜〜お゛おッ♡ これで終わりなど許さぬぞぉ、モミジぃ♡ +----+----+----+----+----+----+----+----+ 六、壊れゆく輪廻 はぁ……んはぁ……。 ……ようやく、またたびの効果が切れて来たようじゃ。 記憶が飛ぶほど、快楽に溺れてしもうたのぅ♡ 少し……休むか、モミジよ。 ほれ、ワシの胸に顔を埋めるが良い。 ……ん? ワシの生前か? ふふっ、お主、毎度同じことを訊くのぅ。 ……まぁ、良いじゃろう。 魂には、記憶と共に消し去れぬ物が刻まれておる。 性の形が、分かりやすい例かのぅ。 ワシの場合、女子の形で在りながら、女子を愛してしまった。 ワシの愛した者は皆、攫われるように娶られていったものよ。 もう数千年も前の話じゃ。 仔細は忘れてしまったがのぅ。 ……じゃが、あの痛みだけは覚えておる。 異端者として虐げられ、幾度となく命を奪われた。 苦しみの果てに、数え切れぬほど命を断った。 異様なまでに輪廻転生を繰り返したワシは、 特例として理の渦から外され、 幽世の存在となったのじゃ。 特に魂問官は、まともな者では務まらぬからのぅ。 ……あぁ、そういえば。 似たような者が目の前におったなぁ? ……あぁ、日を跨ぎ、転生が始まったのぅ。 ふふっ、今回も言い忘れておった。 ……人の魂は、一年の間しか幽世へ留まれぬ。 狭間の魂問所とて、幽世の一部。 補佐官も例外ではない。 ふふっ、泣き喚く顔も愛おしいのぅ。 そんなに現世へ還りたくないのか? ……んっ、ちゅ、ちゅぷ、じゅる。 んっ、ぁ、ちゅぷ、んっ。 ……ん、はぁ。 ……ふふっ、良いことを教えてやろう。 魂を扱う補佐官の職務は、 魂の在り方を歪める。 そして、百八つの輪廻を補佐官として過ごした時、 魂の器は壊れ、幽世の存在へと為り代わるのじゃ。 ……初めて会った時、お主はこう言ったのぅ。 『人でない何かに為りたい』と。 ……あと、半分。 ワシの元で務めに励めば、永遠を共に過ごせるぞ? まぁ、転生前の記憶は奪う決まりじゃからのぅ。 ワシも幽世の掟には逆らえぬ。 ……ふふっ、じゃが。 特別に、この一年で刻み込んだ快楽だけは、 前世の残滓として残しておいてやろう。 ふふっ、ワシは案外うっかり者じゃからなぁ? ……んっ、ちゅ、ちゅぷ、じゅる。 んっ、ぁ、ちゅぷ、じゅぷぷぷ。 ……ん、んぁ♡ ……ふふっ、あはッ♡ 昏く甘い快楽を夢に見ては、現世に絶望し。 早う死んで、ワシの元へ戻ってこい。 ……あぁ、魂が現世へと還ったようじゃのぅ。 次にお主と巡り逢えるのは、十数年後か。 永遠の時を過ごすワシにとっては些事たる時間じゃが、 お主にとっては長かろう。 あはッ、早う壊れて、ワシの物になるが良い♡ 愛しておるぞ、モミジ♡ あはッ、あはははッ♡ ©️絵空色マ――ブル/御化たまて