1. 蠱惑野家の面接 ハクア: さて、それでは早速、面接を始めましょうか。 私はこの蠱惑野家の長女、蠱惑野ハクアと申します。 現在は私が、この家の当主を務めておりますが…… 別に、覚えていただかなくても結構ですよ。 クロエ: え~何それ、姉様酷~い♡ ……あ、私は妹のクロエ。 よろしくね、お兄さん。 ハクア: ……私達の格好、ですか? それについては、あなたが気にすることではありません。 クロエ: そうそう、気にしなくていーよ。 家の中だから、ちょっと楽な格好させてもらってるだけなの。 ……あ♡もしかして、えっちな格好だなぁ、とか思った? ……ふふ♡正直だね、お兄さん……♡ ハクア: クロエ、無駄話はそのぐらいに。 ……では、あなたから事前に送っていただいた履歴書、こちらを元に少しお話しを。 見たところ、特出した経歴は無く……出自も凡庸……。 他にも、こちらである程度は事前に調べさせていただきましたが…… まぁ、あなたであればさして問題はないでしょう。 クロエ: あっ♡っていうことは……合格ってことでいいのかな?姉様。 ハクア: はい、そうですね。 こいつ一人、社会から消えたところでどうということはありません。 蠱惑野家の力があれば、容易にもみ消せるでしょう。 クロエ: ひひ♡やった~♡ あたし、もうお腹ペコペコでぇ……。 しかも、このお兄さん結構美味しそうだし……好みのタイプかも♡ ハクア: 私は別に、食事ができれば誰でも構いませんけどね。 人間のオスに、餌以上の価値なんてありませんから。 クロエ: も~姉様はいっつもそう……。 可愛い男の子から搾った方が、絶対美味しいのに……。 ……あ、ごめんね。 お兄さんは何のことか分からないだろうけど、大丈夫。 気持ちよ~く逝かせてあげるから……♡ ハクア: あなたは何も考えず、私達の餌としてその身を捧げることです。 そうすれば、無価値なあなたの人生も、多少は意味を持つでしょう。 ……はい?面接……? ええ、ですから……合格ですよ。 確かに、元々は私達蠱惑野家に仕える執事、使用人を募集していましたが……。 まさか、私たちの食事として社会から居なくなっても構わない人材、 なんて名目で募集する訳にもいかないでしょう? 私達は表向き、由緒正しい家柄ですから。 ……あぁ、逃げようとしても無駄ですよ。 クロエ。 クロエ: はーい♡じゃあお兄さん、私達を見て……? ふふ♡段々とぉ……目が逸らせなくなって…… はい、チャーム……♡ ……どう?お兄さん。 まだここから逃げ出したいとか、思う? ……ふふ、そーだよねぇ……♡ だって、お兄さんは私達のことが大好きになっちゃったんだもん。 ねぇ?姉様……って、姉様もチャーム、してくれた? ハクア: いえ、私はしていませんよ。 人間のオスに、嘘でも好かれたくなんてありませんから。 クロエ: え~……一緒に仲良しチャームしたかったのに~……。 はぁ……。 まぁ、姉様はいつもこうだから、しょうがないね。 気を取り直して……ほら、お兄さん。 こっち、おいで? ハクア: ん……はぁ……。 クロエ: ん……ふふ……♡ それじゃあ、始めよっか、姉様。 ハクア: はい。正直気は進みませんが、 精気を奪うにはお射精させる必要がありますから……仕方ありません。 クロエ: ……そういう訳だから、お兄さん。 大人しくしててね……? ひひ……♡