■■■シーン1■■■ ;>>SE:祭囃子の音(弱め、遠くから)ループ ;>>声:ダミーヘッド位置16(遠く) 【ここ】「あ、おかえりなさーい!」 ;>>SE:こちらに向かって走ってくる足音 ;>>声:ダミーヘッド位置16(16(遠く)→1へ移動しながら) 【ここ】「ふふふ……はいはい……」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「はい、今日もお仕事ほんとーにお疲れさまでした」 【ここ】「あなた様がそろそろ帰ってくる頃かと思って、妾もずっとこちらでお待ちしていました」 【あなた】「(驚く)」 【ここ】「……あら? なんだか意外そうなお顔……。妾が神社の下まで降りてくるのが、そんなに珍しかったですか?」 【あなた】「(頷く)」 【ここ】「ふふ、だって今日はこの神社のお祭りの日じゃないですか」 【ここ】「あなた様をお誘いしたくて、ずっと階段下で待っていたんですよ」 ;>>声:ダミーヘッド位置1(左後の方を向いて) ;>>境内を見上げて 【ここ】「ほら、今も境内のほうが空を照らすくらい明るくて……」 【ここ】「たくさんの人の声でとっても楽しそうでしょう?」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 ;>>主人公に向き直る 【ここ】「今宵は年に数回のお祭りですから」 【ここ】「たくさんの食べ物と祭囃子で、妾たちの神社の祭神様を敬う行事……」 【ここ】「あなた様風に言うなら、妾の上司のためのお祭りでしょうか」 【ここ】「ふふ、当の祭神様は今日は面倒くさがって隠れているみたいですが……」 【ここ】「ですから、いかがでしょう? 一緒にお祭りを楽しみませんか?」 【ここ】「……あら?」 ;>>SE:足音(主人公に近づく) ;>>SE:衣擦れ音(主人公の顔を覗き込む) ;>>声:ダミーヘッド位置3 【ここ】「ちょっと……失礼します」 ;>>SE:足音(主人公の周辺をまわる) ;>>声:ダミーヘッド位置3→1→7→1(顔周りをクンクンする) 【ここ】「ふむ……クンクン……クンクン……(10秒程度呼吸音をお願いします)」 ;>>SE:衣擦れ音(少し離れる) ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「やっぱり気のせいじゃないですね」 【ここ】「どうも、今日はあなた様の気が乱れているみたい……あんまり元気がないんですね。どうなされました?」 【あなた】「(自覚がないけど本当に?)」 【ここ】「ええ、心身の乱れが気の乱れ」 【ここ】「こうして……あなた様の匂いを嗅ぐと、よくわかります」 【ここ】「妾はそういうものを感じるのが得意なんです」 ;>>女の匂いがすることに気付く 【ここ】「ん……? クンクン……」 【ここ】「んん? ちょっと……ちょっと待ってください……」 ;>>SE:衣擦れ音(主人公の顔を覗き込む) ;>>SE:足音(主人公の周辺をまわる) ;>>声:ダミーヘッド位置1(3(耳元)に向かって) 【ここ】「クンクン……(10秒程度呼吸音をお願いします)」 ;>>声:ダミーヘッド位置1(7(耳元)に向かって) 【ここ】「ふんふん……(10秒程度呼吸音をお願いします)」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「これは……なんだか、クンクン……」 【ここ】「ん……むむむむむー? これは、これはやはり……」 【ここ】「あなた様から……知らない匂いがいたします!」 【ここ】「より正確に言うなら、人の女の匂いが!」 【ここ】「これは……これはどういうことでしょう!? 考えられることと言えば……」 【ここ】「あなた様は人の女と、その……こんなにも匂いがべったりとくっつくほど一緒にいて……い、いかがわしいことを……!」 【ここ】「妾があなた様に恋焦がれ、昨日別れてから今か今かとあなた様と再会できる瞬間を楽しみに待っていた!」 【ここ】「その一方でそんなお楽しみを……」 ;>>くらっとして少し体を引く 【ここ】「ああっ、そんな……」 【あなた】「(誤解を解く)」 【ここ】「……え?」 【ここ】「えーと……誤解?」 【ここ】「今日のお仕事で一日中取引先の女性と一緒だったと」 【ここ】「つまりこの匂いは、お仕事の時についたもの、という事でしょうか」 【ここ】「つまり妾の他に良い仲のお相手などいない。そういう事でしょうか?」 【ここ】「ああ……なるほどなるほど、うふふふふ♪ それはよかったです」 【ここ】「……はっ!」 ;>>SE:衣擦れ音(主人公に距離を詰める音) ;>>声:ダミーヘッド位置1(近く) 【ここ】「そうとは知らず、あなた様を疑ったりしてすみません」 【ここ】「妾がいながら、あなた様がそんな事するはずないですもの」 【ここ】「すぐに悪い方に考えてしまうのは、妾の悪いところですね」 【ここ】「反省反省、不覚のいたりです。ぺろぺろ」 【ここ】「ん? てへぺろ、でしたか?」 【ここ】「ともあれ、粗相を大変失礼いたしました」 【ここ】「妾も人の営みの数々を学んでいるつもりでしたが、最近あなた様と会える時間が少なくて、つい取り乱してしまったのかもしれません」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 ;>>咳払いして落ち着く 【ここ】「こんこん」 【ここ】「ふう……大丈夫です、もう妾の心は落ち着いておりますよ」 ;>>SE:居住まいを正す衣擦れ音 【ここ】「うーん、それにしても……」 【ここ】「かいしゃ。人の暮らしの中でも、特に大変で厳格な営み」 【ここ】「それを毎日こんな時間まで……あなた様には驚嘆させられるばかりです」 【ここ】「妾も眷属神の職能があるにはありますが……」 【ここ】「あなた様のお話を伺う限り、やはりかいしゃとやらの労務のほうが、何倍も体も心も負担が大きそうですね」 【ここ】「そのせいで気の乱れが渦巻いている……それはまことに、良くないことです」 【ここ】「うーん、はてさてどうしたものか……」 ;>>少し間 【ここ】「あ! いいことを思いつきました」 【ここ】「では、今日はお祭りではなく……妾の住まいにお越しいただくのはどうでしょうか?」 ;>>SE:衣擦れ音 【ここ】「うん……うんうん、思いつきで言いましたが、妾としても妙案に思えてきましたよ」 【あなた】「(戸惑う)」 【ここ】「あ、すみません。妾だけで盛り上がってしまい……」 【ここ】「妾たちの住まいというのは、簡単に言えば現世と重なってある、人の言葉で言うところの常世(とこよ)や幽世(かくりよ)のような場所にあります」 【ここ】「ふふ、あなた様風に言うなら念願のマイホームというものでしょうか」 【ここ】「ん、ちょっと違うかも……」 【ここ】「まあ、ともあれ、お越しいただければ、ゆっくりお体を休めていただくご用意がある、そんなところとなっております」 【ここ】「何度か呼ぼうと思ったこともあったのですが、最近まで妾も下っ端だったのでなかなか言い出せず……」 【ここ】「でも今なら、それもあなた様なら呼んでも特に問題はないはずです」 【あなた】「(緊張する)」 【ここ】「あ、そんなにかしこまらなくても……ふふ、大丈夫ですよ」 【ここ】「ぜんぜん、まったく怖い場所ではありませんから」 【ここ】「今日は祭神様がいないので、妾たち眷属神たちしかいません。だから、自由で気楽に過ごせるんです」 【ここ】「ふふっ、正確にはあの世というわけでもないです。黄泉平坂のようなのとは違いますから、ご安心を」 【あなた】「(頷く)」 【ここ】「ふふふ、お越しいただけますか? とっても嬉しいです♪」 【ここ】「あなた様の気が乱れるほどの疲労は、健やかなる命を司る神のはしくれとして、見過ごせるものではありません」 【ここ】「というか、妾自身が見過ごせませんので、ぜひぜひまいりましょう」 【あなた】「(頷く)」 【ここ】「はーい、それでは妾についてきてください」 【ここ】「境内まで上がる途中に……ほら、鳥居が見えるでしょう?」 ;>>SE:主人公の隣に移動する、ここの足音 ;>>声:ダミーヘッド位置1(「一緒にまいりましょう」で1→3に移動しながら) 【ここ】「そちらから妾たちの住まいにつながる道を開けるのです。 そこまで一緒にまいりましょう」 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【ここ】「ほら、妾の手を取ってください」 【ここ】「妾があなた様を鳥居まで連れて行ってさしあげます、うふふふ♪」 ;>>SE: 手を握る ;>>SE:一緒に階段を歩く(足音ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置3(並列) 【ここ】「そういえば……あなた様と初めて出会った場所も、この階段でしたよね」 【ここ】「あの頃のあなた様は、まるで玉のようにかわいらしかった……」 【あなた】「(恥ずかしい)」 ;>>SE:一緒に階段を歩く(足音止める) 【ここ】「ふふ、恥ずかしがらなくてもいいじゃありませんか」 【ここ】「妾と人のあなた様では、時の流れの感覚がやや違います」 【ここ】「あなた様にとっては随分昔のことかもしれませんが、妾にとってはつい先日のことなのですよ」 【ここ】「思い出と言えるほど昔ではない、妾の大切な記憶です」 ;>>SE:一緒に階段を歩く(足音ループ) 【ここ】「ふふ……本来人の目は、神はもちろんのこと、霊魂や物の怪、精霊のたぐいすら見ることができるのは稀なのですが」 【ここ】「妾があなた様に見えると知ったときはとても驚きました」 【ここ】「それからは、いろんな話をして、一緒に遊んだりするようになって……ふふ」 【ここ】「幼い頃は数々の苦労があったそうですが、あなた様の目があったからこうして妾たちは出会えました」 【ここ】「あなた様に見つけてもらえて、すごく感謝しています」 ;>>SE:一緒に階段を歩く(足音止める) 【ここ】「ですからその……」 【ここ】「妾もあなた様を幸せにしたいと思っています」 【ここ】「あなた様が寂しくないように、死ぬまでずっとそばにいてさしあげたいと思っております」 【ここ】「あっ…! これって恋人…? いやそれ以上の契り……いわば夫婦の関係でしょうか?」 【ここ】「ですよね? あなた様もそう思いますよね……?」 【あなた】「(戸惑いながら肯定する)」 【ここ】「ふふふふ♪ 夫婦の関係……。間違いなく、それが二人にとって一番幸せなことです」 ;>>SE:一緒に階段を歩く 【ここ】「ふふふふ……」 【ここ】「(5秒程度呼吸音をお願いします)」 ;>>鳥居前に到着 【ここ】「あ……はい。こちらですこちら」 ;>>SE:足音(鳥居の方を向く) ;>>声:ダミーヘッド位置3(3→2に移動しながら) 【ここ】「こちらがおなじみ、中階段の鳥居です」 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「こちらから妾たちのおうち……御殿と呼んでいますが、その場所にそのまま入れます」 【ここ】「でも普通に鳥居をくぐっても、あちらに移動はできません」 【ここ】「まずは二礼二拍手一礼」 【ここ】「そして、これは妾たちが鍵の代わりに作った一種の儀礼なのですが」 ;>>SE:ここが体を動かす衣擦れ音 【ここ】「両手でそれぞれ狐の形を作って……こんこん、とその場で鳴いてから目を閉じて一歩進むとそこはもう御殿の前です」 【あなた】「(驚く)」 【ここ】「ふふふ、たしかに少し変なやり方でしょう?」 【ここ】「でも、二礼二拍手一礼だけだとたまたま御殿に迷いこんでしまう人間さんが出てきてしまうのです」 【ここ】「だから、こうしてちょっと変わった普通なら絶対しないような手順の儀礼をやらないと、御殿には来れないようになっているのです」 【ここ】「百聞は一見に如かず」 【ここ】「では、さっそく……妾の後に続いてくださいね」 ;>>SE:二礼二拍手一礼のしぐさの音 ;>>声:ダミーヘッド位置2(並列) 【ここ】「二礼、二拍手、一礼」 【ここ】「両手でそれぞれ狐の形を作って~……」 【ここ】「こんこん」 ■■■シーン2■■■ ;>>SE:肩を断続的に揺さぶる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置7 【ここ】「もしもし……」 【ここ】「もしもし、もしもーし」 【あなた】「(目が覚める)」 【ここ】「あっ……ふふ、気が付かれましたか」 ;>>SE:足音(ここが正面に移動する) ;>>声:ダミーヘッド位置7→1へ移動しながら 【ここ】「大丈夫ですか?」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「今、すこしだけぼぉっとしていますね……」 【あなた】「(目をこする)」 【ここ】「あ、でもご心配なく。これは、よくあること」 【ここ】「現世からこちらの世界……妾たちの住処に来る際にはありがちな現象です」 【ここ】「景色はそう変わりませんが、ここはもう現世とはズレてますから」 【ここ】「人に限らず神も同じで、妾も最初はあなた様と同じでした」 【ここ】「でも、何度か行き来しているうちにこの感覚にもなれますよ」 【ここ】「一種の酩酊……軽い酔いのようなものなので、ご心配なく」 【ここ】「あ、ですが、まだ少しお体がふらつくかも……」 【あなた】「(ちょっとふらつく)」 【ここ】「ですよね……足元がおぼつかないですよね」 【ここ】「ふむむ、あなた様が万が一にも転んでしまってはいけませんから……」 ;>>SE:足音(ここが隣に移動する) ;>>声:ダミーヘッド位置1→3へ移動しながら 【ここ】「こうして……お傍に失礼して」 ;>>SE:体にすり寄る衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【ここ】「すりすり、なあんて♪」 【ここ】「こうやって、あなた様にぴったり寄り添って歩かせていただきます♪」 【あなた】「(感謝)」 【ここ】「ふふ、安心してお体を預けてください」 ;>>小声で 【ここ】「んー、役得役得♪」 【あなた】「(?)」 【ここ】「は、いえ、妾は別になにも言っておりませんよ?」 ;>>わざとらしい咳払い 【ここ】「こんこん、けほこん」 【ここ】「んむ……それでは、酔い覚ましもかねて、ゆっくり向かうことにしましょうか」 ;>>SE:一緒に歩く(ループ) ;>>SE:玉砂利を踏む音 【ここ】「あちらをご覧ください」 【ここ】「あちらが妾たち眷属神の住処、『御殿』となっています」 【あなた】「(あんぐり)」 【ここ】「あ、ぞんがい、大きく立派で驚きましたか?」 【ここ】「確かに……多分神社の本殿よりも大きいですからね。 中の広さも結構ありますし」 【ここ】「あとは、御殿のほかに、湯あみをするための大浴場や農場などもあって、ここ一帯で、自給自足の生活ができるようになっています」 【ここ】「あ、あと先ほどから歩いているこの地面ですが……」 【ここ】「実は下に敷いている玉砂利は、人の世界からそのまま運んできたものです」 【ここ】「神社に玉砂利を敷く……」 【ここ】「この習わしは、元々神社の見目の美しさや踏みしめる音の響きで、神域の清浄さを高めるために、人が始めてくれたことなのですが」 【ここ】「今では妾達の方が逆輸入して、自分の住処に玉砂利を敷いてますね」 【ここ】「ふふ、そう……」 【ここ】「人の知識や考えというものに、神もたくさん学んできました」 【ここ】「持ちつ持たれつ。 神と人はお互いを必要としているのです」 【ここ】「妾とあなた様のような関係になった者たちも、過去にはきっとたくさんいたのでしょうね」 【ここ】「実に素敵なことです、うふふ♪」 【ここ】「(10秒程度呼吸音をお願いします)」 ;>>SE:一緒に歩く 止める 【ここ】「……と、こちらが御殿の玄関です」 【あなた】「(見上げる)」 【ここ】「ふふ、近くで見ると、なおさら立派な外観でしょう?」 【ここ】「こちらの御殿も平安の時代、さすらいの宮大工に当時の眷属神が教わって建築したものなのです」 【ここ】「といっても組み立ては妖術ですが……」 【ここ】「このように、人と神のかかわりは随所にあります」 ;>>SE:ここの足音 ;>>SE: 玄関扉を開く音 ;>>声:ダミーヘッド位置3→9へ移動しながら 【ここ】「ささ、どうぞお入りください」 ;>>SE:主人公の足音 ;>>SE: 玄関扉を閉める音 ;>>SE:ここの足音(主人公の横を通り過ぎる) ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「ふふ、玄関もとっても広くて驚きましたか?」 【ここ】「なにせたくさんの眷属神が住む場所ですから……あ、靴は隅っこに脱いで下されば大丈夫ですよ」 ;>>SE:主人公が靴を脱ぐ音 ;>>SE:玄関に上がる音 【ここ】「はい、ではでは」 【ここ】「このまま広間の方までご案内します♪」 ;>>SE:二人の足音 【ここ】「いつもはこれほど静かじゃないのですが……皆お祭りで出払っていまして」 【ここ】「長廊下を見渡す限り、妾たち以外誰もおりませんね」 【ここ】「だから束の間の、二人きり気分です♪」 ;>>SE:ここが近づいてくる足音 ;>>SE:ここが体をすり寄せる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置7 【ここ】「じゃあ、このまま寄り添って、広間まで行っちゃいましょうか、ふふ♪」 ;>>SE:二人の足音(ループ) 【ここ】「(5秒程度呼吸音をお願いします)」 【ここ】「住み馴れた御殿に、あなた様がいるなんて不思議な気持ち……」 【あなた】「(たしかに)」 【ここ】「あなた様も同じですか? ふふ……本当に妾達は一心同体ですね」 【ここ】「あ、そうそう……確かに今日は御殿は静やかですが、でもいつも以上に騒がしいところもありまして……」 【ここ】「ほら、聞こえてきました」 ;>>SE:二人の足音 止まる ;>>SE:台所で狐が料理をしてる音が聞こえてくる 【ここ】「ふふふ、さて……なんの音でしょう?」 【あなた】「(うーん)」 ;>>SE:二人の足音(台所に向かう) 【ここ】「正解は、小狐たちが料理をしている音、です」 ;>>SE:料理の音が大きくなる ;>>SE:巻き簾を開く音 ;>>SE:二人の足音 止まる ;>>声:ダミーヘッド位置8 ;>>台所を覗く 【ここ】「こちらが妾たちの食事を一手に作るための台所です」 【ここ】「祭りに出払っているみんなが、帰ってきてから食べる稲荷ずしを作ってます」 【あなた】「(びっくりしてる)」 【ここ】「ふふ、目を丸くしてらっしゃいますね」 【ここ】「確かに……妖術で料理を作るというのは、人には見慣れない光景かもしれません」 【ここ】「宙にご飯を舞わせてお酢と空気をたっぷりと混ぜて……ふわっとおいしい酢飯を作って」 【ここ】「油揚げがすぱすぱ勝手に切れていって、どんどん稲荷ずしが出来上がる」 【ここ】「あなた様にも、何度か妾の妖術を見せたことがありますが……ちょっとモノを動かす程度でしたから」 【ここ】「妾たちも一柱ではそれほど大きな力ではありませんが、こうして集まるとこんな妖術を披露できるわけですね」 【ここ】「えっへん」 【ここ】「と、唐突に胸を張ってみます♪」 【ここ】「狐七化け狸は八化け(きつねななばけたぬきはやばけ)という言葉もありますが、狐も負けたものではないでしょう」 【ここ】「妾もひと昔前はあの中に混じって、せっせとご飯を作っていました」 【ここ】「懐かしいような、一緒にしたいような……」 【ここ】「でも残念、職位というものが厳格に決まっているので、一度位が上がるとあの仕事はやらせてくれないのです」 ;>>少し間 【ここ】「……あ、ちょっと食べたそうにしていますね」 【ここ】「うふふ、帰ってきてから何も食べてないですものね」 【ここ】「稲荷ずし、いただいてきます。少し待っていてください」 ;>>SE:ここが遠ざかる足音 ;>>少し間 ;>>SE:ここが戻ってくる足音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「はい、後から持ってきてくれるそうです」 【あなた】「(感謝する)」 【ここ】「いいえ、感謝なんて……妾はなにもしておりませんし」 【ここ】「むしろ、妾たちが食べるものをあなた様が食べてくれて……一歩家族に近づいたようで、こちらがお礼を言いたいくらい」 【ここ】「ふふ、ありがとうございます」 ;>>SE:ここが近づいてくる足音 ;>>SE:ここが体をすり寄せる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置1→7へ移動しながら 【ここ】「では、広間に向かいましょうか♪」 ;>>SE:二人の足音 ;>>声:ダミーヘッド位置7 【ここ】「台所を通り抜けて少し歩くと広間があります」 【ここ】「(10秒程度呼吸音をお願いします)」 ;>>SE:台所で狐が料理をしてる音 徐々に小さく ;>>SE:二人の足音 止める ;>>SE:広間のふすまを開く音 【ここ】「ささ、こちらです」 ;>>SE:広間のふすまを閉める音 ;>>SE:二人の足音(畳を歩く音) 【ここ】「広間と言っても見た目はだだっ広い和室です」 【ここ】「でも多分、ここに人を通したのは数百年ぶりとかじゃないでしょうか……」 【あなた】「(驚く)」 【ここ】「ああいえ、別に人が拒絶されているわけではないんですが……」 【ここ】「最近は妾たちが見える人もほとんどいませんから。昔はたくさんいたんですけどね」 【ここ】「だから、あまり人を招く機会がなくなっていたのです」 【ここ】「普段は妾たちが食事をしたり、集会を行ったりするだけの場所です」 【ここ】「だから、気兼ねなくお寛ぎくださいね」 【ここ】「あ、くっついていては座れませんね。うふふ」 ;>>声:ダミーヘッド位置7→1へ移動しながら 【ここ】「では、名残惜しいですが、ちょっと離れて……」 ;>>SE:座布団を敷く音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「はい、こちらの座布団にどうぞお座りください」 ;>>SE:座布団に座る音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「妾も、お隣失礼します」 ;>>SE:座布団に座る音 【ここ】「もうじき、子狐たちがご飯を持ってきてくれると思います」 【ここ】「ふふ、子狐たちを旅館の仲居のように言ってるみたいで忍びないですが……」 【ここ】「今日は特別、少しだけ贅沢させていただきましょう」 【ここ】「妾は今日当番もないですし、二人でゆっくりと……」 ;>>SE:主人公に擦り寄り顔をのせてくっつく ;>>声:ダミーヘッド位置3 【ここ】「……ぴとっ」 【ここ】「ふふ、ご飯が来るまで少しだけ、またくっついちゃいます」 【ここ】「(10秒程度呼吸音をお願いします)」 ;>>主人公のにおいを嗅ぐ 【ここ】「クンクン……クンクン……」 【ここ】「(15秒程度呼吸音をお願いします)主人公の匂いを静かに嗅いでる」 ;>>SE:子狐の足音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「あ、運んできてくれたみたいですね」 【ここ】「少々お待ちください」 ;>>SE:ここが立ち上がる衣擦れ音 ;>>SE:遠ざかる足音 ;>>SE:ふすまを開ける音 ;>>声:ダミーヘッド位置9(後ろを向いて) 【ここ】「わあ、おいしそう♪ はい、確かに頂戴しました、お疲れ様です」 ;>>SE:ふすまを閉じる音 ;>>SE:近づく足音 ;>>声:ダミーヘッド位置9→1へ移動しながら 【ここ】「はい、おまちどおさまです」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「子狐たちが作ってくれた、出来立ての稲荷ずしです」 【ここ】「クンクン……うーん、ふわっとしてとってもおいしそうな匂い……」 ;>>SE:主人公の前に配膳する音 【ここ】「(5秒程度呼吸音をお願いします)配膳している」 ;>>SE:主人公の横に座る ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「では、頂きましょうか」 ;>>SE:手を合わせる音(「お手を合わせて……」の後に) 【ここ】「お手を合わせて……いただきます」 ;>>SE:食器を持つ音 【ここ】「ふふ、妾の夢が一つ叶いました」 【ここ】「あなた様を御殿にお連れして、夫婦で旅行をしているように、ゆったりとした時間を共有する……」 【ここ】「それが、妾のやってみたいことの一つでした」 【ここ】「あとは……」 ;>>SE:箸で稲荷をつかむ音 ;>>SE:手を差し出す衣擦れ音 【ここ】「どうぞ、あーん……」 【あなた】「(驚く)」 【ここ】「ふふ、これです」 【ここ】「この……妾があなた様にあーんでご飯を食べさせる……」 【ここ】「これも夫婦っぽくて、絶対に一度はやりたいと思っていたことです」 【ここ】「それがこんなにあっさり叶うとは……ふふ、幸運……幸せの至りかもしれません♪」 ;>>SE:主人公が口に含む音 【ここ】「あ、食べてくれましたね」 【ここ】「ふふ……ちなみに神の食べ物人の食べ物、本質は違えど、味や見た目は同じです」 【ここ】「だから神が人のものを食べても、人が神のものを食べても、なんの問題もありません」 【ここ】「黄泉戸喫(よもつへぐい)といいまして」 【ここ】「異界の食べ物を食すとあの世から戻れなくなる……と古くから伝わりますが」 【ここ】「実際そんなことはございませんのでご安心を」 >>SE:ここが口に含む音 【ここ】「では妾も一口……はむ、もぐもぐ」 【ここ】「ん~おいしい♪」 【ここ】「はい、あなた様にも……あーん」 ;>>SE:主人公が口に含む音 【ここ】「うふふ、あなた様の粋な食べっぷり、見ている妾もうれしいです」 >>SE:ここが口に含む音 【ここ】「もぐもぐ……ふふ、おいしい。いつもより何倍もおいしく感じますね」 【ここ】「はい、あーん」 ;>>SE:主人公が口に含む音 【ここ】「ふふふ。 妾も……」 >>SE:ここが口に含む音 【ここ】「もぐもぐ……ふふ、幸せです~」 【ここ】「お味はどうですか?」 【あなた】「(おいしい)」 【ここ】「……よかった。あなた様にご満足いただけているみたいですね」 【ここ】「おいしいでしょう、人の食べ物もおいしいですが、妾たちの主食、稲荷ずしもなかなかのものでしょう」 【ここ】「それと、せっかく今日はお祭りなので……」 ;>>SE:子狐の足音 【ここ】「……あ、ちょうど来たみたいですね」 ;>>SE:ここが立ち上がる衣擦れ音 ;>>SE:遠ざかる足音 ;>>SE:ふすまを開ける音 ;>>声:ダミーヘッド位置9(後ろを向いて) 【ここ】「はいはい、お届けありがとうございます♪」 ;>>SE:ふすまを閉じる音 ;>>SE:近づく足音 ;>>声:ダミーヘッド位置9→1へ移動しながら 【ここ】「お待たせいたしました。今日は稲荷ずしのほかにこちら……」 ;>>SE:お祭りの食べ物を置いていく音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「たこ焼き……焼きそば……とうもろこし……」 【ここ】「ちょこばなな……りんごあめ……焼き芋……かき氷……きゅうりの一本漬けなんてものもご用意しました」 【ここ】「ふふ、たくさん並んで楽しいですね」 ;>>SE:ここが座る音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「ここだけの話、屋台の中には、眷属神が人に化けて出店しているものもあるんですよ」 【ここ】「祭事の一日、あの場所は一種の神域となっていて、妾たちの妖力もとても高まりますから、変身がバレることはありません」 【ここ】「人と神が共に営む、お祭りっていいですよねえ」 【ここ】「それと……」 ;>>SE:瓶を手に取る音 【ここ】「お酒もご用意しました」 【ここ】「御神酒(おみき)ですが……とても質のいいお酒なので悪酔いもせず、何にでも合います」 【あなた】「(自分で注ぐと伝える)」 【ここ】「あ、だーめです。妾に注がせてください」 【ここ】「わざわざお越しくださったからには、あなた様をしっかりとおもてなししたいですから」 【ここ】「あなた様は今、くつろぐ事がお仕事ですよ」 【あなた】「(わかった)」 【ここ】「ふふふ、観念しましたね」 【ここ】「ではお猪口を出していただいて……」 ;>>SE:酒を注ぐ音 【ここ】「どうぞ、くいっと」 ;>>SE:酒を飲む音 【ここ】「ふふ、お口にあいますか?」 【ここ】「では、稲荷ずしもあーん……」 ;>>SE:稲荷ずしを食べさせる ;>>SE:主人公が口に含む音 【ここ】「(10秒程主人公が食べるのを眺めてる時の呼吸音をお願いします)」 【ここ】「ふふふ、そしてたこ焼きも……あーん」 ;>>SE:たこ焼きを食べさせる ;>>SE:主人公が口に含む音 【ここ】「熱い? 大丈夫ですか?」 【ここ】「ハフハフしてください。ハフハフ……」 【ここ】「(10秒程主人公が食べるのを眺めてる時の呼吸音をお願いします)」 ;>>うっとりする 【ここ】「はぁ、あなた様が食べている姿……癒されます」 【ここ】「ずっと見ていたいです……」 ;>>SE:手をたたく音 【ここ】「そうだ、いいことを思いつきました!」 【ここ】「お弁当です!」 【ここ】「妾は神社の外には出られませんが、あなた様にお弁当を作ることはできます」 【ここ】「毎朝会社に向かう際に、妾が手作りしたお弁当をお渡しして、昼食に食べていただく……」 【ここ】「いかがでしょうか?」 【あなた】「(了承する)」 【ここ】「いいんですか? ありがとうございます」 【ここ】「そんなに喜んでいただけるのであれば、しっかりご期待に応えられるよう頑張らないと……」 【ここ】「妾自身が会社に行けないのはとっても口惜しいですが、お弁当を食べて妾のことを思い出してくださいね」 【ここ】「ふふ……はい、お弁当の話もまとまったところで、ご飯の続きです」 【ここ】「はい、あーん……」 ;>>SE:稲荷ずしを食べさせる ;>>SE:主人公が口に含む音 【ここ】「ふふふ、たくさんお食べになりますね」 【ここ】「おなかを満たすのはいいことです」 【ここ】「気が循環して、お体の中から活力がみなぎってきますから」 【ここ】「いっぱい食べたら……しばらく休憩しましょうか」 【ここ】「少し変わった嗜好品の用意もありますので、楽しみにしていてくださいね」 ■■■シーン3■■■ ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「ふう~……おなかいっぱい」 ;>>SE:お腹をぽんぽんする ;>>SE:主人公の方へ向き直る ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「どうでしょう、ここらで一つ食後の一服など」 【あなた】「(タバコ?)」 【ここ】「ふふ、あなた様がおタバコをほとんどたしなまないのは、もちろん存じています」 【ここ】「ですので、今日は趣向を変えまして……」 ;>>SE:シーシャの道具を主人公の前に置く音 【ここ】「こちらをご用意しました」 【ここ】「ふふ、見たことありませんか? こちら、水タバコを吸うための喫煙具でシーシャと言います」 【あなた】「(あ~!)」 【ここ】「少し前に流行っておりましたから……聞いたことくらいはあるみたいですね」 【ここ】「そうですね、では簡単に使い方をご説明します」 ;>>SE:シーシャのパイプを持ち上げる音 【ここ】「水タバコというのはですね、煙を水にくぐらせて、ろ過したものを味わう……」 【ここ】「通常の喫煙よりひと手間かけたおタバコです」 【ここ】「なぜそんなことをするかというと、水をくぐらせることで煙が冷やされて、味わいもタバコ特有のしつこさがなくなる……」 【ここ】「ノドに絡まず、すっきりしたおいしさになるからです」 【ここ】「急遽あなた様を御殿にお連れしたので、何かもてなす方法はないかな……と考えていたら、思いつきました」 【ここ】「最近仕入れたものなのですが、妾はこちらにすっかり病みつきになっておりまして……」 【ここ】「もともと人間さん達が吸うおタバコに興味があったのですが、「化かされそうなときは煙草をのむとよい」ということわざ通り、妾は紙タバコが苦手なのです」 【ここ】「そんな時この水タバコを、妾の上司である大神様が差し入れてくださったのです」 【ここ】「外国の方では昔からあったそうですが、最近になって日本でも広まっているそうですね」 【ここ】「近年外国の方々もたくさんお参りにいらっしゃいますから、他国の文化を知ることは我々にとっても大事かもしれません」 【ここ】「あなた様もお気に召すと良いのですが」 ;>>声:ダミーヘッド位置1→3移動しながら 【ここ】「こうして……」 ;>>声:ダミーヘッド位置3(耳元で) 【ここ】「すーー……、はーー……、すーー……、はーー……」 【ここ】「……といった具合に深く煙を吸うと、心が落ち着いてとろんとした気分になりますよ」 【ここ】「どうですか? 吸ってみませんか……?」 【あなた】「(申し訳なさそう)」 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「遠慮しているのならお気になさらず。すべて妾が好き好んでやらせていただいているんですから」 【ここ】「あなた様だって、今まで妾のために色々としてくださってきたではありませんか」 【あなた】「(覚えがない)」 【ここ】「ふふ、心当たりがないご様子ですが……」 【ここ】「妾にとっては、あなた様にしていただいた事が多すぎて、数え切れないほどあげられてしまいますよ」 【ここ】「例えば、前にあなた様が食べさせてくれた……あいすくりん? アイスクリームでしたか?」 【ここ】「あんなに冷たくて甘いもの、妾は初めて食べました」 【ここ】「他にも……人の遊びをたくさん教えてくれたり……お友達よりも、妾と遊ぶことを優先してくれたり……」 【ここ】「ふふ、思い出していると少し顔が熱くなってきました」 ;>>SE:居住まいを正す衣擦れ音 【ここ】「ふふふ、まあそういうわけでして、今日はそんな……あの日のアイスクリームのお返しですから、お気になさらず」 【あなた】「(わかった)」 【ここ】「はい、ご承諾ありがとうございます」 【ここ】「ふふ……では、さっそく水タバコのご準備をしますね」 ;>>SE:喫煙具を横にどける音 【ここ】「喫煙具をいったん横にどけまして……まずは炭の着火です」 ;>>SE:容器の中に墨を入れる 【ここ】「容器の中に墨を入れて……」 【ここ】「かしこみかしこみ」 ;>>SE:御幣を振る ;>>SE:火が付く音 【ここ】「はい、今妖術で火をつけました」 【ここ】「……あら、少しびっくりさせましたか? ふふ、すみません」 【ここ】「ちなみにかしこみかしこみ……という言葉は本来人が神様を敬って言う祝詞ですが」 【ここ】「眷属神の妾は祭神様にこれから妖術を使いますよ、という念を込めて言ってますね」 【ここ】「あれです、上司の許可を得るみたいなものです」 【ここ】「なあんて、ふふ」 【ここ】「それで……次は、炭がたけるまでにこちらの準備です」 【ここ】「柑橘系の香りのついたタバコの葉を……こちらの小さい容器にのせていきます」 ;>>SE:タバコの葉を皿にのせる音 【ここ】「そしてタバコの葉を混ぜたり……こうしてハサミで切っていきます」 ;>>SE:タバコの葉を切ったり混ぜる音 【ここ】「(15秒程度楽しそうな呼吸音をお願いいたします)」 【ここ】「この葉っぱの上に炭を置いて煙を出すので、熱がまんべんなく通って、味や香りがしっかり出るようにしているんです」 【ここ】「このひと手間で味が変わるというのはお料理と一緒ですね」 ;>>SE:タバコの葉を切ったり混ぜる音 【ここ】「(15秒程度楽しそうな呼吸音をお願いいたします)」 ;>>SE:タバコの葉を切ったり混ぜる音 停止 【ここ】「ふふ、できました♪」 【ここ】「そしたら、お次は果物を切っていきます」 ;>>SE:果物を取り出すゴロゴロ音 【ここ】「あ、こちらはですね……水タバコと言いつつ、ただのお水では味気ないので……煙を果物からしぼった果汁にくぐらせてみようと思いまして」 【ここ】「ですので、レモンや柚子、みかんをご用意しました。こちらを……」 ;>>SE:果物をまな板の上に置く ;>>SE:果物を包丁で切る音 【ここ】「ふん……ふん……ふん♪」 【あなた】「(あれ?)」 ;>>SE:果物を包丁で切る音止める 【ここ】「あ、果物も妖術で切ると思いました?」 【ここ】「ふふ、外れです。なんでもかんでもかしこみしては、妾の真心がこめられませんから」 【ここ】「ですから果物は妾があなた様を思いながら、丁寧に切っていきますよー」 ;>>SE:果物を包丁で切る音 【ここ】「ふん……ふん……ふん♪」 【ここ】「(20秒程度楽しそうな呼吸音をお願いいたします)※果物を包丁で切っている」 【ここ】「はい~、いっぱい切れました♪」 ;>>声:ダミーヘッド位置2→1へ移動しながら 【ここ】「そうしましたら……」 ;>>SE:皿に氷と果物と水を灌ぐ音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「こちらの大きな容器に、氷と……果物を入れて……」 【ここ】「そこにしぼりたての果汁をたっぷりと注いで……」 ;>>SE:果物をしぼる音 【ここ】「んしょ……、んっしょ……、んしょ……」 【ここ】「(5秒程度呼吸音をお願いいたします)※果汁を容器に注いでいる」 【ここ】「はい、完成です♪」 ;>>SE:炭が焼けた音 【ここ】「あ……、ちょうど炭が焼けたみたいですね」 ;>>SE:炭を箸でつまんでタバコの葉の上に置いていく 【ここ】「では、炭を……こちらの容器の、タバコの葉の上に置いて……と」 【ここ】「そしてこの容器を、こっちの大きな容器の上にのせて……」 【ここ】「ふふ、うまくできました」 【ここ】「あとはしばらくを葉っぱを蒸らしたら……準備完了です」 【ここ】「(5秒程度呼吸音をお願いいたします)※蒸らされるのを待つ」 【ここ】「クンクン……クンクン……」 【ここ】「ふふ……十分蒸らされたみたいですね」 【ここ】「そうしたら、シーシャを前に置いて……味が出てくるまで煙の吸い出しです」 【ここ】「一口目からあなた様に美味しいって思ってもらえるように……妾が愛をこめて吸い出しますね」 ;>>SE:シーシャを主人公の前に置く音 【ここ】「吸い口に口をつけて……と」 ;>>SE:ホースの先をくわえる音 【ここ】「すーーっ……」 ;>>SE:煙を吸い出すごぼごぼ音 【ここ】「ぷはぁ~~……」 【ここ】「すーーっ……」 ;>>SE:煙を吸い出すごぼごぼ音 【ここ】「ぷはぁ~~……」 【ここ】「すーーっ……」 ;>>SE:煙を吸い出すごぼごぼ音 【ここ】「ぷはぁ~~……」 ;>>SE:シーシャを置く音 【ここ】「あ……だんだん味が出てきました」 【ここ】「ふふ、もう吸っても良さそうです」 【ここ】「では、煙の温度が高くなりすぎないように炭を減らして……と」 ;>>SE:炭を皿に置く音 【あなた】「(吸い方に迷う)」 【ここ】「あ……吸い方が分からないですか?」 【ここ】「確かにシーシャの吸い口は普通のタバコと全然違いますものね」 【ここ】「でしたら、妾が先にお手本を見せますね」 【ここ】「といっても普通のタバコと要領は一緒ですが……」 【ここ】「まずはこうやって……くちびるでやさしく吸い口を挟んで……」 ;>>SE:煙を吸い出すごぼごぼ音(吸うに合わせて) ;>>吸う4秒、吐く6秒くらいのイメージでお願いします 【ここ】「すー……ふぅー……すー……ふぅー……(1分ほどお願いいたします)」 【ここ】「煙を吸っては吐き出して……ふふ、こんな具合です。コツはつかめましたか?」 【ここ】「では、タバコをどうぞ。はい、あーん……」 ;>>SE:主人公がくわえる音 【ここ】「はい、では……ご遠慮なく吸ってください」 ;>>SE:煙を吸い出すごぼごぼ音(吸うに合わせて) ;>>主人公が吸う音に合わせて呼吸する感じでお願いします 【ここ】「すー……ふぅー……すー……ふぅー……(1分ほどお願いいたします)」 【ここ】「……どうでしたか? 美味しいですか?」 【あなた】「(なかなか良い)」 【ここ】「ふふ、よかったあ……」 【ここ】「うまくできるか不安でしたが、あなた様の表情を見て安心しました」 【ここ】「あ、妾にも吸わせていただけますか?」 ;>>SE:主人公が吸い口を差し出す衣擦れ音 【ここ】「ではでは、遠慮なく……」 ;>>SE:煙を吸い出すごぼごぼ音(吸うに合わせて) ;>>吸う4秒、吐く6秒くらいのイメージでお願いします 【ここ】「すー……ふぅー……すー……ふぅー……(1分ほどお願いいたします)」 【ここ】「はあ、おいしい……」 【ここ】「なんだかあなた様と一緒に吸うと、いつもより気分が高まりますね……不思議です」 ;>>SE:吸い口を差し出す衣擦れ音 【ここ】「はい、次はあなた様……二人で交互に吸っていきましょう」 ;>>SE:煙を吸い出すごぼごぼ音(吸うに合わせて) ;>>主人公が吸う音に合わせて呼吸する感じでお願いします 【ここ】「すー……ふぅー……すー……ふぅー……(1分ほどお願いいたします)」 ;>>SE:ここが寄ってくる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置1(近く) 【ここ】「クン、クンクン……クンクン、クンクン……」 【あなた】「(!?)」 【ここ】「はっ、失礼しました。ついついあなた様の出した煙を嗅いでしまっていました」 【ここ】「なんでしょう、水タバコが水をくぐらせるように、あなた様を通した煙を吸うと、なんだか心が落ち着きます……って、妾、変なこと言っていますね」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「つ、次は、妾の番です」 【ここ】「はむっ」 ;>>SE:煙を吸い出すごぼごぼ音(吸うに合わせて) ;>>吸う4秒、吐く6秒くらいのイメージでお願いします 【ここ】「すー……ふぅー……すー……ふぅー……(1分ほどお願いいたします)」 【ここ】「ふー、整います……」 【ここ】「お次はあなた様の番……と、その前にちょっと失礼します」 ;>>SE:ここが寄ってくる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置1(7(耳元)に向かって) 【ここ】「はい、今あなた様の気を見ていますが、徐々にさざめきが凪のように……」 【ここ】「つまり、心が落ち着いてきています。いい兆候です」 【ここ】「たしか随分前に、おタバコも吸わないのに無理やり喫煙室に連れられ、そこで上司に仕事の話をされてぐったりだったと仰ってましたよね」 ;>>SE:ここが身動きする衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「その時は大変お疲れの様子でしたが、本来おタバコはゆったり心落ち着けて楽しむもの」 【ここ】「ですから、水タバコを選んだのは、あなた様の嫌な記憶を上書きするつもりでした……それが、うまくいった様で良かったです」 【ここ】「さあ、おタバコをどうぞ」 ;>>SE:煙を吸い出すごぼごぼ音(吸うに合わせて) ;>>主人公が吸う音に合わせて呼吸する感じでお願いします 【ここ】「すー……ふぅー……すー……ふぅー……(1分ほどお願いいたします)」 【ここ】「ふふ、妾も……」 ;>>SE:主人公が吸い口を差し出す衣擦れ音 ;>>SE:煙を吸い出すごぼごぼ音(吸うに合わせて) 【ここ】「すー……ふぅー……すー……ふぅー……(1分ほどお願いいたします)」 【ここ】「こんなふうに心を落ち着けてたしなむのが、一番おいしい吸い方だと妾は思います」 【ここ】「あなた様風にいうなら……りれ……り……、ああ、りらっくす、でしたか」 【あなた】「(頷く)」 【ここ】「ふふ、ですよね。こうしてぷかぷかと煙をくゆらせて……普段吸わなくとも、なかなかいいものでしょう」 【ここ】「あなた様が小さい頃、遊び疲れて境内でゆっくり二人で並んで休む……」 【ここ】「そんな時間もありましたが、あなた様が大人になっても、共にゆったり過ごす時間は、妾の大好物です」 【ここ】「時が経とうと、物事の本質というのはなかなか変わらないものです」 【ここ】「それがきっと、一番大事なことでしょうね」 【ここ】「はい、あなた様の番です」 ;>>SE:煙を吸い出すごぼごぼ音(吸うに合わせて) ;>>主人公が吸う音に合わせて呼吸する感じでお願いします 【ここ】「すー……ふぅー……すー……ふぅー……(1分ほどお願いいたします)」 【ここ】「ふふふ、妾の番」 【ここ】「おタバコの煙が切れるまで……こうしていましょう」 ;>>SE:煙を吸い出すごぼごぼ音(吸うに合わせて) 【ここ】「すー……ふぅー……すー……ふぅー……(2分ほどお願いいたします)」 ■■■シーン4■■■ ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「たいぶゆっくりしてしまいましたね」 ;>>SE:主人公に近づく衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置1(3(耳元)に向かって) 【ここ】「……クンクン、クンクン。あなた様から先ほどのタバコの……柑橘系のいい匂いがします」 【ここ】「それに今日一日頑張って働いた、男の人の汗のにおい♪」 【あなた】「(恥ずかしい)」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「ああ、恥ずかしがらないでください。妾はこの匂いが大好きなのですから」 【ここ】「でもそうですね。そろそろ一日の汗を流さなくてはなりませんね」 【ここ】「汗を流すと言えば、古から湯あみをすることに決まってます」 【ここ】「というわけで、御殿の離れに露天風呂がありますので、そこにまいりましょう」 【ここ】「もちろん、ご一緒に……♪」 ;>>SE:ここが立ち上がる音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「露天風呂はいつでも入れるよう開放されてまして、今の時間だと貸し切り状態です」 【ここ】「源泉かけ流しで大変質のいい温泉ですので期待していてくださいね」 ;>>SE:主人公が立ち上がる音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「では、まいりましょう」 ;>>SE:二人の足音 ;>>SE:ふすまの開閉音 ;>>声:ダミーヘッド位置3(並列) 【ここ】「露天風呂はこちら、台所と反対側……居間からさらに進んで中庭を抜けた先です」 【ここ】「(10秒程度呼吸音をお願いします)※廊下を歩いている」 ;>>SE:中庭の扉を開ける ;>>SE:祭の喧騒の音(小さく)ループ ;>>SE:靴箱を開けて履物を出す ;>>SE:履物を出して履く音(ここ) ;>>声:ダミーヘッド位置3 【ここ】「中庭用の履物はこちらを」 ;>>SE:履物を出して履く音(主人公) ;>>SE:中庭の扉を閉める 【ここ】「では、妾について来てください」 ;>>SE:玉砂利を踏む音 ;>>声:ダミーヘッド位置3(並列) 【ここ】「お祭りの音が遠くに聞こえますね……」 【ここ】「目を閉じるとあなた様と出会ったころ、一緒にお祭りに行った日のことを思い出します」 【ここ】「ぼんぼりの明かりがあたりを照らして、そんな中をあなた様の手を引いて……色んな屋台をめぐりましたね」 【ここ】「正直、あなた様と妾がともに過ごすこと、最初は戸惑いもありました」 【ここ】「今は昔ほど厳格ではないのですが……本来、位の低い神が人に無暗に近づく事は良くないとされていましたから」 【ここ】「でもほどなくして、そんな雑念も消えて、あなた様と過ごすことはただ楽しい……そんなふうに妾は思うようになりました」 【ここ】「それほどに、あなた様という人間に惹かれていったわけです」 【ここ】「あなた様も出会ったころはちょっと内気でしたが、大人になるにつれ、最初に会ったときよりもずっと明るくなって……」 【ここ】「それで、今ではたくさん人間さんのお友達がいるとお聞きしましたよ」 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【ここ】「あ、そうそう。時には妾以外の人とお祭りに行ったこともありましたね」 【ここ】「その時は正直とっっっても寂しかったのですが……今日はこうしてあなた様を独り占め出来たので、良しとします」 【ここ】「でも……これからはあんまり妾を寂しくさせないでくださいね? うふふ♪」 ;>>SE:二人の足音 止める ;>>声:ダミーヘッド位置3(並列) 【ここ】「あ、到着しましたね」 【ここ】「そう、こちらが離れの大浴場になっています」 【あなた】「(立派!)」 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【ここ】「ええ、とても大きくて立派でしょう」 【ここ】「子狐と眷属神たちがみーんな一斉に入れるお風呂ですから」 【ここ】「でも、今はゆったりと二人占めです」 ;>>SE:引き戸を開く ;>>SE:入室する足音 ;>>SE:引き戸を閉める ;>>SE:祭の喧騒の音(小さく)ここまで ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「ふふ、中も広くて天井も高いでしょう」 【ここ】「人間……特に町の人間さんは狭い家屋に押し込められている……という話は伺っております」 【ここ】「いけません、いけません。それでは心の逃げ場がなくなり、徐々に魂もよどんでいくばかりです」 【ここ】「時には広々とした場所で、ゆったりすることも大事です」 【ここ】「あなた様には、ここのひろーいお風呂で、存分に満たされていただきたいですね」 ;>>声:ダミーヘッド位置2→1へ移動しながら 【ここ】「と、いうわけで」 ;>>SE:主人公の前に立つ足音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「まずはあなた様が着ているそのお召し物をお預かりしますね」 【あなた】「(頷く)」 ;>>SE:服を脱ぎ始める主人公 【ここ】「あ、いえいえ。自分で脱がなくともかまいませんよ。今あなた様は大変お疲れなのですから……」 【ここ】「こういう所作の一つ一つも、妾にお任せください」 【あなた】「(遠慮する!)」 【ここ】「……む、まるでややこのようで恥ずかしい……ですか?」 【ここ】「そんなものに妾はかまいません」 【ここ】「それにあなた様はお客様なのですから。こういった雑事はすべて、妾が受け持ちます」 【ここ】「普段人の世界に入れないぶん、あなた様の身の回りを世話させていただくのが、妾の格別の喜びでもあるのです」 【あなた】「(しぶしぶ了承)」 【ここ】「納得いただけたようで何より、ありがとうございます」 【ここ】「……ちょっと、妾もドキドキなのですが……(小声)」 【ここ】「はい、まずは上の方から脱がせますからねー」 ;>>SE:上の服を脱がす音 【ここ】「(10秒程度呼吸音をお願いします)※上の服を脱がす」 【ここ】「は、はい。お疲れ様でございました。おとなしくしていただいて……」 ;>>声:ダミーヘッド位置1→7→5へ移動しながら 【ここ】「で、では下も失礼いたしますね。う、後ろから脱がせますよ」 ;>>声:ダミーヘッド位置5(低い) ;>>しゃがんだ状態でお願いします 【ここ】「んん……、複雑なお召し物です」 ;>>SE:下の服を脱がす音 【ここ】「(10秒程度呼吸音をお願いします)※下の服を脱がす」 ;>>声:ダミーヘッド位置5→3→2へ移動しながら 【ここ】「ふう……脱がせられました」 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「ふふ、大人しくしていてくださってありがとうございます」 【ここ】「ちょっともじもじされる姿、幼い頃のあなた様と重なって大変眼福でした……」 【ここ】「それでは、お洋服の方はお預かりして……」 【ここ】「あなた様が出るころには洗濯も終わって乾いているようにしますので、お任せください」 【ここ】「それでは、お着換えの準備だけしてまいりますので、先にお風呂の方へどうぞ」 【ここ】「妾もあとからまいります」 ;>>SE:風呂場に向かう足音 ;>>SE:引き戸の開閉音 ;>>SE:祭の喧騒の音(小さく)ループ ;>>SE:風呂場を歩く足音 ;>>SE:かけ湯の音 ;>>SE:風呂につかる音 ;>>SE:引き戸の開閉音 ;>>SE:ここが近づいてくる足音 ;>>声:ダミーヘッド位置11 【ここ】「お待たせいたしました」 ;>>声:ダミーヘッド位置11→1へ移動しながら 【ここ】「あ……ふふふ、早速お風呂でくつろいでいらっしゃいますね」 【あなた】「(ここをじっと見つめる)」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「ん? もう、そんなにじっと見ないでください。恥ずかしい……」 【あなた】「(まだじっと見つめてる)」 【ここ】「……あの~、えーと、こんこん……」 ;>>ちょっと嫌味っぽく 【ここ】「もう! 妾の体に興味があるなんて、やっぱりあなた様も大人になりましたね~」 【あなた】「(ごめんなさい)」 【ここ】「まったく……いいですよ、あなた様なら少しくらい。でもあんまりジっと見るのは、めっ! ですからね」 【ここ】「妾だって、あなた様のお姿……ちゃんと見れないんですから……」 ;>>恥ずかしくて気まずい 【ここ】「…………」 【ここ】「と……とにかく! そうだ、今はかけ湯をしただけですよね」 【ここ】「それでは、あなた様の頭を洗いましょうか……妾がわしゃわしゃして綺麗にしてあげますから、ちょっとお待ちくださいね」 ;>>SE:風呂からあがろうとする音 【ここ】「あ、いえいえ、別にお風呂から上がらなくても大丈夫ですよ」 【ここ】「あなた様はお湯につかったままで……」 ;>>SE:風呂につかり直す音 【ここ】「そうそう、お風呂の縁によってきてください」 【ここ】「この季節とはいえ、ここは露天……濡れたまま外の空気に触れているとお体が冷えてしまいますから」 【ここ】「湯船につかったまま、あなた様の頭を洗わせていただきますね」 ;>>SE:主人公が移動する音 【ここ】「そう、頭だけ後ろに倒していただいて……妾の膝に少し頭をのせて……」 【ここ】「はい、大丈夫です」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 ;>>SE:石鹸を取り出す 【ここ】「では、こちらの石鹸で頭を洗います」 【ここ】「こちらも大神様が外の世界に行かれた際に、妾達に買ってきてくださったものなんです」 【ここ】「泡立てていきますね……」 ;>>SE:石鹸を泡立てる音 【ここ】「なんでも異国の森林の成分が入っているとか」 【ここ】「おい……る……? エッセンス……」 【ここ】「むう、異国……特に南蛮の言葉は響きが独特で言いづらいのですが……」 【ここ】「とにかく、その香りは心を静めて、さらに皮脂の穢れもしっかり落としてくれるような一品となっています」 【ここ】「妾も一度使ってみましたが、とてもさっぱりして大変気持ちよかったです」 【ここ】「あなた様にも、さっぱり気持ちよくなっていただきますね」 【あなた】「(そんな大事なものを……)」 【ここ】「ええ、大事な頂き物だからこそ、あなた様に使って差し上げたいのです」 【ここ】「これであなた様と妾が一緒の匂いになれますね。ふふふふ……」 【ここ】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※石鹸を泡立てている」 【ここ】「十分に泡立ってきましたね」 【ここ】「では、洗っていきます」 【ここ】「目を閉じて……お体の力を抜いてくださいね」 ;>>SE:頭を洗う音 【ここ】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※頭を洗っている」 ;>>SE:頭を洗う音 止める 【ここ】「うーんやはり……日頃の疲れからか、頭がだいぶ硬くなっていますね」 【ここ】「ふうむ……ちょっと念入りに頭皮のコリをほぐしていきます」 【ここ】「少し、血行も悪くなっているようですから」 ;>>SE:強めに頭を洗う音 【ここ】「ぐりぐり……、ぐりぐり~……」 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※強めに頭を洗っている」 ;>>SE:強めに頭を洗う音 止める 【ここ】「うん、少しやわらかくなってきました」 【ここ】「ではこのまま……」 【ここ】「すー……はー……」 【ここ】「こんなふうに、ゆっくり深呼吸してみましょう」 【ここ】「頭を洗う妾の指先に意識を集中して……無心になってみてください」 ;>>SE:頭を洗う音 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※頭を洗っている」 ;>>SE:頭を洗う音止める 【ここ】「……はい。どうです? 少しはすっきりしましたか?」 【あなた】「(すっきりした!)」 【ここ】「ふふ……すっきりしたのなら良かったです」 【ここ】「では、頭を洗い流していきますね。もう少しだけ首を後ろに傾けていただけますか」 【ここ】「そうそう、いい具合です。ではお湯をかけていきます」 ;>>SE:桶を持ち上げる音 【ここ】「こちらの桶でゆっくりかけ流していきます」 【ここ】「ふふ、やさしい滝行のような流し方です」 ;>>SE:桶でお湯を汲んでかけて泡を流す 【ここ】「(20秒程度吐息をお願いいたします)」 【ここ】「はい、きれいに流せました」 【ここ】「……どうですか? すっきりされました?」 【あなた】「(頷く)」 【ここ】「ふふ、よかった」 【ここ】「では、したたる水滴を軽く切って……」 ;>>SE:主人公の頭の水分を手で切る ;>>SE:主人公の髪を触る音 ;>>声:ダミーヘッド位置1(3(耳元)に向かって) 【ここ】「うーん、少し髪の毛が傷んでしまっているようですね」 【ここ】「髪は頭皮のコリなども関係していますから、日々の疲れのせいもあるかもしれません」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「少し頭をほぐしておきましょう」 【ここ】「頭全体をぐりぐり……、ぐりぐり……と」 ;>>SE:頭をマッサージ 【ここ】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※頭皮マッサージしている」 【ここ】「おしごと……会社が忙しくて、夜に帰った時にはもうすっかり遅い時間……」 【ここ】「そのままさっと汚れだけ流して、ご飯も栄養だけ取って、すぐに寝てしまう……」 ;>>SE:頭をマッサージ 止める 【ここ】「いけません、そんなのは! 大切なお体なのですから」 【ここ】「もっと、あなた様には自分のことを労わってほしいのです」 【ここ】「妾は、あなた様を見ていると心配ですよ」 ;>>SE:頭をマッサージ 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※頭皮マッサージしている」 ;>>SE:頭をマッサージ 止める 【ここ】「ふう……」 【ここ】「お弁当をこれから作る、という約束は先ほどしましたが……」 【ここ】「お体をきれいに洗ったり、疲れをほぐしたり、身の回りのお世話も、ほんとは妾が一手に引き受けたいところです」 【ここ】「でも、あなた様は頑張り屋さんですから、自分でやりたくなってしまうのでしょうね」 【ここ】「なので今だけはこうして、あなた様のお手伝いができて……妾は幸せです」 【ここ】「でも、困ったときやつらいとき……少しでも疲れたときは、いつでも妾を頼ってくださいね」 ;>>声:ダミーヘッド位置1(3(耳元)に向かって) 【ここ】「その時は、全身全霊をもって、妾があなた様をお助けしますから」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 ;>>SE:頭をマッサージ 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※頭皮マッサージしている」 ;>>SE:頭をマッサージ 止める 【ここ】「はい、しっかりとコリをほぐしておきました」 【ここ】「いかがでしたか? 気持ち良かったですか」 【あなた】「(気持ちいい)」 【ここ】「ふふ、気持ちよさそうなお顔♪ よかったよかった、何よりです」 ;>>SE:主人公が体勢を戻すお湯の音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「お疲れ様でした」 【ここ】「どうです? 上はさっぱり下はぽかぽか。頭寒足熱(ずかんそくねつ)……といったところでしょうか」 【あなた】「(お風呂に入らないのかと尋ねる)」 【ここ】「あ……ええ」 【ここ】「そうですね。妾もそろそろお風呂に入ります。一緒にお風呂に入るというお話でしたし……」 【ここ】「え、ええと……では、かけ湯だけしてまいりますね。少々お待ちください」 ;>>SE:奥の方に移動する足音 ;>>SE:かけ湯の音 ;>>声:ダミーヘッド位置9 【ここ】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※かけ湯をしている」 【ここ】「……こちらを見すぎですよ~?」 【ここ】「もう……今日だけですよ、うふふ」 【ここ】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※かけ湯をしている」 ;>>SE:かけ湯の音止める 【ここ】「ふう」 ;>>声:ダミーヘッド位置9→1へ移動しながら 【ここ】「では失礼して……」 ;>>SE:お湯につかる音 ;>>声:ダミーヘッド位置7 【ここ】「……はあ~、気持ちいい」 【ここ】「やはりここは最高のお風呂です」 【ここ】「その上、今日は隣にあなた様がいますし」 ;>>少し間 【ここ】「あの……もう少しお傍に寄っても構いませんか?」 【あなた】「(頷く)」 【ここ】「ふふふ……すすす~……」 ;>>SE:主人公の近くに寄るお湯の音 ;>>声:ダミーヘッド位置7(近く) 【ここ】「ぴと……」 【ここ】「くっついちゃいました」 【あなた】「(恥ずかしい)」 【ここ】「あら? あんなにじろじろと妾の体を見ていたのに、くっつかれると恥ずかしいのですか?」 【ここ】「もう、変な人ですね。そんなところも可愛いですが♪」 ;>>お湯にゆっくり浸かる 【ここ】「(10秒程度吐息をお願いいたします)」 【あなた】「(濡れた尻尾を見る)」 ;>>SE:尻尾を動かす水音 ;>>声:ダミーヘッド位置7 【ここ】「ん、尻尾ですか? 当然お湯に浸かればしんなりもします」 【あなた】「(笑う)」 【ここ】「あ~、笑わないでください。自慢の尻尾なんですから~」 ;>>SE:濡れたしっぽを押し付ける 【ここ】「妾のしっぽは怒ってます。えいっ、えいっ」 ;>>SE:濡れたしっぽを押し付けるのを止める 【ここ】「ふふっ」 ;>>お湯が気持ちよくて声が出る 【ここ】「ふあー……」 ;>>お湯にゆっくり浸かる 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)」 【ここ】「遠くから聞こえますね、お祭りの音。和太鼓の音、笛の音……」 【ここ】「お風呂につかりながら聞けるなんて、なんだか贅沢」 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※お湯にゆっくり浸かる」 ;>>声:ダミーヘッド位置7(近く) 【ここ】「クンクン……クンクン……」 【ここ】「ふふ、あなた様の髪、妾と同じ匂いがします」 【ここ】「いえ、少し違います。あなた様の匂いと混ざって……もっといい匂い」 【ここ】「この匂い、大好きです」 【あなた】「(大好きの言葉にドキドキ)」 【ここ】「ええ、大好きです♪ ふふふ……」 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※お湯にゆっくり浸かる」 【ここ】「ふぅー……」 【ここ】「いつまでもこうしていたいですが、あまり長く入っているとのぼせてしまいますね」 【ここ】「名残惜しいですが、そろそろあがりましょうか」 ■■■シーン5■■■ 休憩場所 ;>>SE:二人の足音 ;>>声:ダミーヘッド位置3(並列) 【ここ】「ふう、いいお湯でした」 ;>>SE:浴衣を取り出す衣擦れ音 【ここ】「ささ、それではこちらの浴衣にお着替えしましょうか」 【あなた】「(手を差し出す)」 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「あ、いえいえ……」 【ここ】「着付けも、妾がいたします」 【ここ】「先ほども申し上げましたが、あなた様は大切なお客様。こういった雑事はすべて、妾に任せてほしいのです」 【あなた】「(了承する)」 【ここ】「ふふ、よろしいですね? では、さっそく……」 ;>>SE:主人公に接近する足音 ;>>声:ダミーヘッド位置2→5へ移動しながら 【ここ】「後ろから失礼いたします」 【ここ】「袖を通していきます……」 【ここ】「まずは左腕を上げてください」 ;>>SE:服を着せる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置5(3(耳元)に向かって) 【ここ】「(10秒程吐息をお願いいたします)※左袖を通す」 ;>>声:ダミーヘッド位置5(7(耳元)に向かって) 【ここ】「では、こちらの袖も……」 【ここ】「(10秒程吐息をお願いいたします)※右袖を通す」 ;>>声:ダミーヘッド位置5 【ここ】「はい、そうしましたら帯を巻いていきますね」 ;>>SE:帯を締める音 ;>>声:ダミーヘッド位置5→3→1(移動しながら) 【ここ】「ゆるめに巻いて……ぎゅ……ぎゅっと」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「(20秒程吐息をお願いいたします)※帯を締める」 【ここ】「はい、きっちり着られました。お疲れ様です」 【ここ】「夫に服を着させるって、いかにも妻のたしなみって感じで良いですね」 ;>>浴衣姿の主人公をじっくり見る 【ここ】「うん、うんうん……うーん♪」 【ここ】「うーん、そういえば大人になったあなた様の浴衣姿を見たのは初めてですね」 【ここ】「よくお似合いです。すごく……かっこいいです」 【ここ】「着心地はいかがですか?」 【あなた】「(ばっちり!)」 【ここ】「ふふ、良さそうですね……よかったです」 【ここ】「では、広間に戻りたいところですが……その前に」 ;>>SE:主人公に近づく足音 【ここ】「お耳が柔らかくなってるうちに、あなた様のお耳掃除をしたいのですが、いかがでしょうか?」 【ここ】「こちらの香油を使って」 ;>>SE:香油を手に取る音 【あなた】「(香油……?)」 【ここ】「香油……あまり聞きなじみありませんか?」 【ここ】「香油は精油に植物性の油脂を練りこんだ純度の高い油で……粘度が高いですが、刺激物が入ってなくて、とってもお肌にやさしいんです」 【ここ】「こちらを綿棒につけて、あなた様のお耳を傷つけないように、汚れをやさしく取り除きましょう。という事です」 【ここ】「今、あなた様のお耳はお風呂あがりで湿っていて、汚れが取れやすくなっていますし……いかがですか?」 【あなた】「(頷く)」 【ここ】「ふふ、ご興味があるみたいですね」 【ここ】「実は、前々から密かに勉強していまして……いつかあなた様にしてあげたいと思っていました」 【ここ】「今こそ絶好の機会です」 ;>>SE:ここが長椅子前に移動する足音 ;>>声:ダミーヘッド位置1→16(移動しながら) 【ここ】「こちらの長椅子にタオルを敷いて……と」 ;>>SE:タオルを敷く音 ;>>SE:ここが座る音 ;>>声:ダミーヘッド位置16 【ここ】「それではこちらに来て、ごろんと横になってください」 【ここ】「はい、頭は妾のお膝の上です。でないとお耳掃除が出来ませんから……」 ;>>SE:主人公の足音 ;>>SE:膝に頭を載せる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【ここ】「んっ……ふふ、ちょうどいい重みです」 【ここ】「幼い頃、あなた様が眠くなった時……時折妾の膝を所望していたことを思い出しました」 【ここ】「大きくなるにつれ、あなた様が膝を求めてこなくなって……妾、ちょっと寂しかったのですよ?」 【あなた】「(ごめん)」 【ここ】「ふふ、怒ってはいません」 【ここ】「それに、今こうしてまたお膝の上に戻ってきてくれたのだから、いいのです」 【ここ】「では、あなた様のお耳を拝見させていただきますね……」 ;>>SE:顔を近づける衣擦れ音 【ここ】「(10秒程度吐息をお願いいたします)」 【ここ】「なるほどなるほど……うん、これはなかなか、お手入れが行き届いてないようですね!」 【あなた】「(恥ずかしい)」 【ここ】「いえいえ、仕方ありません。人間さんのお耳の形はいつ見ても複雑で、汚れが溜まりやすい形をしていますから」 【ここ】「ですから、これからもこまめに……お耳掃除の時間を設けたいところですね」 【ここ】「では、さっそくやってまいりましょうか」 ;>>SE:香油の蓋を開ける音(コルク) 【ここ】「今回使用する香油は、遠い南国から仕入れたヤシ油となります。植物性の油で、なんでしたか……」 【ここ】「聞きなれない単語でしたが、抗酸化……抗炎症、そして保湿性もある優れものだそうです」 【ここ】「妾の耳にも使ってみましたが、とても気持ち良かったです」 【ここ】「気持ちのいいことはあなた様と共有したいなと思いまして……ふふふ」 【ここ】「では、たらしていきますね」 ;>>SE:オイルを手に出す 【ここ】「たらー、と……」 【ここ】「そしてこちらの竹綿棒に、香油をしみこませて……」 ;>>SE:綿棒にオイルをしみこませる 【ここ】「準備が出来ました」 【ここ】「ゆっくり、やさしくお耳をかいていきますね」 【あなた】「(緊張する)」 【ここ】「ふふ、緊張しないでください」 【ここ】「すー、はー、と、深呼吸して、楽にしてください……」 【ここ】「妾の操る竹綿棒は、あなた様の安全を第一に考えています」 【ここ】「まずは浅いところから、やさしく……やさしくかいていきますから」 ;>>SE:浅いところを耳掃除 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※浅いところを耳掃除」 【ここ】「うん、油脂の粘り気で、やさしくこすっただけでちゃんと汚れが取れていきますね」 【ここ】「効果覿面……こしこし……かりかり……」 【ここ】「まずはこの浅いところから丁寧にやって……徐々に奥のほうに向かっていきますよ」 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※浅いところを耳掃除」 ;>>SE:浅いところを耳掃除 止める 【ここ】「うふふ、これだけきれいに取れていくと、妾もやりがいがあります」 【ここ】「どうですか……気持ちいいですか?」 【あなた】「(気持ちいい)」 【ここ】「気持ちよさそうですね。妾もこんなにきれいにできて、とっても気持ちいいです♪」 ;>>SE:浅いところを耳掃除 【ここ】「(1分程度吐息をお願いいたします)※浅いところを耳掃除」 ;>>SE:浅いところを耳掃除 止める ;>>SE:耳の奥に綿棒をゆっくり入れる 【ここ】「そして奥へ奥へ……」 【ここ】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※慎重に耳の奥に入れている」 【ここ】「次はこのあたりをかいていきますね」 【ここ】「大丈夫ですか? 怖くありませんか?」 【あなた】「(大丈夫!)」 【ここ】「ふふ、では奥やっていきますね」 【ここ】「オイルに汚れをこびりつけるように……」 ;>>SE:やさしく奥の耳掃除 【ここ】「(1分程度吐息をお願いいたします)※やさしく奥の耳掃除」 【ここ】「奥の汚れが、きれいに取れていってますよ」 【ここ】「やさしくやってますから痛くはないと思いますが、いかがですか?」 【あなた】「(もっと強めがいい)」 ;>>SE:やさしく奥の耳掃除 止める 【ここ】「もっと強めにかりかりしてほしいんですか?」 【ここ】「さっきまで緊張していたのが噓みたいですね」 【ここ】「わかりました。本当は強くやりすぎてはいけないのですが、今回はオイルがついてるので少し強めにしても大丈夫かと思います」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除 【ここ】「では強めに……ぐり、ぐりっ……ぐり、ぐりっ」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除止める 【あなた】「(気持ちいい)」 【ここ】「強め、気持ちいいですか?」 【ここ】「ふふ、じゃあ続けますね」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※強めに奥の耳掃除」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除止める 【ここ】「ふふふ、耳かきをされているときのお顔、幼い頃のあなた様によく似ています」 【あなた】「(?)」 【ここ】「あ、変な言い方になってしまいましたね。どういうことかと言いますと……」 【ここ】「最近のあなた様の様子が、妾はずっと気掛かりだったのです」 【ここ】「気の乱れもそうですし、どことなく表情に険もあり……」 【ここ】「お耳のお掃除なんて気にかけられないほど、あなた様が忙しいのだろう……と思っていました」 【ここ】「それもこれも、にっくきかいしゃのせいなのでしょうね」 【ここ】「でも今は表情も緩んで……幼い頃のあなた様のようなお顔になって、少しほっとしたのです」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※強めに奥の耳掃除」 【ここ】「会社はどうですか? 毎日……つらかったり苦しかったりすることはないですか?」 【ここ】「お仕事だけじゃなくても……何か少しでもつらいことがあったら、いつでも妾のところに来ていいのですからね」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除止める 【ここ】「そして、いつまでだってここにいてください」 【ここ】「さすれば、お耳掃除だけではなく……身の回りのお世話も、ごはんも、温かい寝床も……すべて、妾がご用意しますから」 【ここ】「人は神ほど頑丈ではありません。妾はあなた様が心配なのです」 【ここ】「……妾はやりすぎでしょうか?」 【あなた】「(ダメ人間になってしまう)」 【ここ】「ああ、妾が何もかもお世話をすることで、自分がダメ人間さんになってしまう、と言いたいわけですか」 【ここ】「ふふ、でも……いいではないですか。それで」 ;>>SE:顔を近づける衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置3(耳元で) ;>>耳元に顔を近づけて囁き気味に 【ここ】「こうやって、耳かきすら自分でしなくなるくらい、一生妾に甘やかされて過ごせばいいんです」 【ここ】「人間さん達ばかり、あなた様と一緒にいられてずるいです」 【ここ】「そうなりたくなるように、もっと気持ちよくしてさしあげます」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【ここ】「(1分程度吐息をお願いいたします)※強めに奥の耳掃除」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除止める 【ここ】「はい、おしまいです」 【ここ】「ふふ、ずいぶん気持ちよさそうでしたね?」 【ここ】「最後にお耳の中を確認いたします」 ;>>声:ダミーヘッド位置3(耳元で) 【ここ】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※耳の中を確認してる」 【ここ】「うんうん……どこをどう見ても耳垢はありません、とってもきれいになりました」 【ここ】「あ、でも少し香油の油分が残っているので、きれいに拭き取っておきますね」 【ここ】「清潔な暖かい手ぬぐいで……」 ;>>SE:手拭いを出す 【ここ】「ぐぐっと……お耳の奥まで失礼いたします」 ;>>SE:耳の中を拭く音 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※耳の中を拭く」 【ここ】「ふう、お耳の周りも綺麗にして……と」 ;>>SE:耳の周りを拭く音 【ここ】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※耳の周りを拭く」 【ここ】「はい、お疲れさまでした。左耳のお掃除は完了です」 【ここ】「あとは……」 ;>>耳に息を吹きかける 【ここ】「ふーーー……」 【あなた】「(!)」 【ここ】「ふふ、お仕上げです」 【ここ】「お耳掃除とはいえ、お耳をかくだけでは味気がありませんので、一工夫……耳吹きを入れてみました」 【ここ】「驚かせてしまいましたか? ですがその反応を見るに……悪くはないみたいですね」 【ここ】「ではもう少しだけやらせていただきます♪」 【ここ】「ふーーー……、ふーーー……、ふーーー……、ふーーー……」 【ここ】「ふーーー……、ふーーー……、ふーーー……、ふーーー……」 【ここ】「ふふふ、少しだけ……と言っておきながら、たくさん吹いてしまいました」 【ここ】「今日は、あなた様の驚いた顔や愛らしい顔……いつもより、たくさんの顔をみれて妾は幸せです」 【ここ】「香油での耳掃除、気に入っていただけたんですね」 ■■■シーン6■■■ ;>>声:ダミーヘッド位置3 【ここ】「それでは反対側のお耳にまいりましょうか」 【ここ】「そのまま妾の膝の上で寝返りを打って……右耳を妾に見せてください」 ;>>SE:寝返りを打つ衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置7 【ここ】「ん……っ」 【ここ】「あ、すみません……ふふ、失礼、少しくすぐったかったもので……」 【ここ】「では……どれどれ、お耳の中をご開帳です」 【ここ】「ふん……ふんふん……」 【ここ】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※耳の中を確認してる」 【ここ】「はい……こちらもやはり、とても綺麗にし甲斐がありそうですね、うふふ」 【ここ】「では、綿棒にオイルをつけていきます……」 ;>>SE:オイルを手に出す ;>>SE:綿棒にオイルをしみこませる 【ここ】「はい、準備ができました」 【ここ】「それでは、右耳も……まずは浅いところからやっていきますね」 【ここ】「目を閉じて……脱力して、妾の指先に全部委ねてください……」 ;>>SE:浅いところを耳掃除 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※浅いところを耳掃除」 ;>>SE:浅いところを耳掃除 止める 【ここ】「ふふふ、すごくきれいに取れていってます」 【ここ】「ちょっと達成感……」 ;>>SE:浅いところを耳掃除 【ここ】「(40秒程度吐息をお願いいたします)※浅いところを耳掃除」 ;>>SE:浅いところを耳掃除 止める 【ここ】「ところで、ちょっとした質問なのですが……あなた様が最後にお耳掃除をしたのはいつになりますか?」 【あなた】「(最近していない)」 【ここ】「ふむ……最近はしていない……」 【ここ】「そうですよね。毎日お忙しいでしょうし……」 【ここ】「最後にしたのは……ふむ、自分で綿棒でちょっとやっただけ?」 【ここ】「なるほどなるほど……」 【ここ】「ちなみに、他人がお耳掃除をしたのは、妾が初めて……とかだったりしますか?」 【あなた】「(頷く)」 【ここ】「うん……うんうん、そうですか」 【ここ】「それは……とてもよかったです」 【ここ】「お耳は敏感な箇所ですし……なかなか、他の者に委ねる機会などもないでしょうしね……」 ;>>SE:浅いところを耳掃除 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※浅いところを耳掃除」 【ここ】「えと……あの……すみません……」 【ここ】「少しあなた様に知っておいてほしいなという……妾の気持ちがありまして……」 【ここ】「なかなか面と向かって言うのも恥ずかしい事なので、あなた様が横を向いてくれている間に、耳かきしながら言っちゃおう、という形になりますが」 ;>>こんこんは咳払い 【ここ】「こんこん、……ええと……その……」 【ここ】「妾とあなた様の……人と神の関係についての話です」 【ここ】「ご存じかと思いますが、妾は、神社の領域から外に出ることができません」 【ここ】「位の低い妾は、神域の外の出ると己の形を保てなくなってしまうからです」 【ここ】「必然、人として日々を営むあなた様と過ごす時間は少なくなってしまいます」 ;>>SE:浅いところを耳掃除 止める 【ここ】「はい……ですから……だからその……」 【ここ】「だから、あなた様のたくさんの初めてを、より多く同じ時間を過ごす他の人間さんが奪ってしまうのではないかと……妾はそれがちょっと寂しいのです」 【ここ】「寂しくて、せつなくて……時折不安だったりします」 【ここ】「だから、あなた様にとっては大したことのない初めて……」 【ここ】「こんなことでも……あなた様の初めてを妾がもらって、それがとても嬉しいのです!」 【ここ】「今こうして……無防備な姿を妾に見せてくれている……あなた様が思っている以上に、すごく愛おしく感じている、といいますか……」 【ここ】「……えと、ごめんなさい。興が乗りすぎました。少し、顔が熱くなってきましたが……」 【ここ】「ええと……そういう、妾の言いたいこと……伝わっていますでしょうか……?」 【あなた】「(頷く)」 【ここ】「あ……ふふ、身じろぎせずとも……分かります」 【ここ】「今、あなた様に妾の気持ちが届いた感じ……ふふ、受け止めてくれて、ありがとうございます」 【ここ】「ああ……変な話をしてしまったかもしれないですが……言ってよかった」 【ここ】「やっぱり、妾のことを一番わかってくれるのは……あなた様なんだなと、思いました」 【ここ】「ふふ、失礼しました。では引き続き……気持ちを切り替えてお耳掃除を続けていますね」 ;>>SE:浅いところを耳掃除 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)」 ;>>SE:浅いところを耳掃除 止める 【ここ】「ふむ、こちらもお風呂に入ったおかげか、耳垢が湿っぽくて、ねちゃっとしていて……気持ちよくこそぎおとせますね」 【ここ】「ふう、これくらいで手前のほうは良さそうでしょうか」 【ここ】「では、もっと奥の方にいきますね」 ;>>SE:耳の中を覗く ;>>声:ダミーヘッド位置7(耳元で) 【ここ】「こうしてお耳の奥を見ると……」 【ここ】「一見汚れていないようにも見えますが、実はまんべんなく汚れがあったりするのです」 ;>>SE:体の位置を戻す ;>>声:ダミーヘッド位置7 【ここ】「でも、しっかりとっていくので、安心してくださいね」 ;>>SE:やさしく奥の耳掃除 【ここ】「(1分程度吐息をお願いいたします)※やさしく奥の耳掃除」 【ここ】「あ、この耳垢取れそう……こちらも強めにやっていきますね」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※強めに奥の耳掃除」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除止める 【ここ】「ふう、取れましたね。なんだか楽しいです……」 【ここ】「ふう……あとまだ……もう少し……」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※強めに奥の耳掃除」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除 止める 【ここ】「うん……よし、随分ときれいになりました」 【ここ】「うん……見違えるようですよ。……ふふ、まじまじと見ていると……つるんとしていてとってもかわいらしい小耳です」 【あなた】「(うずうずしている)」 【ここ】「ん? ……おや、もう少しだけお耳をかいてほしいですか」 【あなた】「(さすが!)」 【ここ】「もちろん、わかりますとも。あなた様のことなら妾はなんでもお見通しですから」 【ここ】「今思っている事、感じている事……何を言いたいかなんて……あなた様のお顔を見ればすぐにわかってしまいます」 ;>>SE:顔を近づける衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置7(耳元で囁く) 【ここ】「特にこうして、至近距離であなた様の顔を見ていれば、よーく伝わります」 【ここ】「それだけずっとあなた様を間近で見てきて……少しずつでも時間を共有してきたのですから」 【ここ】「ふふ。では……ご要望通り、お耳をかいていきますね……」 ;>>声:ダミーヘッド位置7 ;>>SE:強めに奥の耳掃除 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※強めに奥の耳掃除」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除 止める 【ここ】「ふう……それで……さっきの話と、やや続いているところではあるんですが……」 【ここ】「人と神では時の感覚が違います」 【ここ】「一緒にいられる時間も場所も限られています」 【ここ】「でも、それでも……妾とあなた様は一緒に日々を積み重ねてきたわけです」 【ここ】「今の以心伝心は……その発露といえるのではないでしょうか、ふふ、なんて……」 【ここ】「だからきっと……これからもっとあなた様のことが分かっていくと思うと、妾も感無量なのです」 【ここ】「……と、そんな話をしたかっただけです、うふふ」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※強めに奥の耳掃除」 ;>>SE:強めに奥の耳掃除 止める 【ここ】「ふう……はい、本当におしまいです」 【ここ】「こちらのお耳も、とてもきれいにお掃除できました」 【ここ】「では……さっきのように、香油を拭き取っていきますから、お体の力を抜いていてくださいね」 ;>>SE:耳の中を拭く音 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※耳の中を拭く」 ;>>SE:耳の周りを拭く音 【ここ】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※耳の周りを拭く」 【ここ】「はい、しっかり拭き取れました」 【ここ】「それでは……」 ;>>耳に息を吹きかける 【ここ】「ふーーー……」 【ここ】「はい、仕上げの息吹きです」 【あなた】「(こそばゆい)」 【ここ】「ふふ、やっぱり少しこそばゆそうですね」 【ここ】「でも……やらないと物足りないというのも、あなた様の正直なところでしょうか」 【ここ】「ふふ、妾も楽しいので、やらないと妾も物足りません♪」 【ここ】「ふーーー……、ふーーー……、ふーーー……、ふーーー……」 【ここ】「これなら、お耳を傷つける心配もありませんしね……」 【ここ】「ふーーー……、ふーーー……、ふーーー……、ふーーー……、ふーーー……」 【ここ】「はい、これでお耳掃除は完了です」 【ここ】「もう起き上がっていただいても良いですよ」 ;>>SE:主人公が起き上がろうとする 【ここ】「あ、やはりちょっと待ってください」 【ここ】「いえ、すみません……あなた様の頭の重さが心地よくて……もう少しだけこうしていたいな、と思ってしまいまして」 【ここ】「ふふ、なのでもう少しだけ、膝枕をしたままにさせてください」 【ここ】「妾としてはこの距離感……それに、あなた様の横顔をずっと見ていられる感じ」 【ここ】「そして、体温や重さ……それを一番近くで感じられて、なんだか心がそれだけで整ってしまいそうでして」 【ここ】「(5秒程度吐息をお願いいたします)」 【ここ】「初めてのことでしたが……妾のお耳掃除はいかがでしたか?」 【あなた】「(満足)」 【ここ】「ふふ、そうですか。そうですかあ……」 【ここ】「心からご満足いただけたようで、妾としても本当にうれしいです」 【ここ】「でしたら、これからも、こうして度々あなた様のお耳掃除をさせてください」 【ここ】「これもまた、一つの会話のようなもの……しかし普通の会話より、たくさんのことが伝わってきた気がします」 ;>>SE:主人公の頭をなでる音 【ここ】「例えば……この体勢で……こうしてあなた様の頭をなでるのも、妾にとっては初めてのことですが」 【ここ】「細めた目や息遣い、気の流れを読まずともその仕草だけで、あなた様の心地よさが伝わってきて、妾もとても安心します」 【ここ】「言葉すらなくても分かり合える関係に、今日は至れたのかなと思います」 【ここ】「あなた様のことがもっと分かって、妾はうれしたのし、です。ふふふ」 ;>>SE:主人公の頭をなでる音 ここまで 【ここ】「あ、でも妾は欲張りなので、言葉でも愛をたくさん伝えたいです」 【ここ】「妾の思いは強まるばかりですね、うふふ」 ■■■シーン7■■■ 広間 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「すっかり遅くなってしまいましたね」 【ここ】「今は……夜五つ(よるいつつ)……夜の9時を回ったところです」 【ここ】「もうじきこちらの広間に、祭りに出ていた眷属神たちも帰ってきますが……ご心配なく」 【ここ】「あなた様が本日、御殿に宿泊する話は通してあります」 >>SE:主人公に近づく衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置3(近く) 【ここ】「今日は皆、気を使ってこちらの方には来ないと思います」 【ここ】「二人でゆったり過ごしましょうね」 ;>>SE:尻尾のすりすり音 【ここ】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※尻尾を無意識に擦りつけている」 【あなた】「(くすぐったい)」 【ここ】「……ん?」 【ここ】「どうしました? 身じろぎされて……」 【あなた】「(しっぽが……)」 【ここ】「え? くすぐったい……なにがでしょうか?」 >>SE:少し離れる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【ここ】「あっ……すみません。気づきませんでした」 【ここ】「ついつい、妾の尻尾を無意識に……あなた様のお体にこすりつけてしまっていたようです」 【ここ】「そうですね、これは手癖のようなものでして……」 【ここ】「あなた様とこうして体をくっつけて寄り添っていると、ついつい尻尾だけが寂しくなって動いてしまうのです」 【ここ】「本来貧乏ゆすりのようなもので、ちょっとお行儀が悪いのですが」 【ここ】「口寂しいならぬ、尻尾さびしい……」 【ここ】「手持無沙汰ならぬ、尻尾無沙汰な状態と言いますか……」 【ここ】「ふふ、こればっかりは、人には説明しづらい感覚ですね」 【ここ】「あなた様と一緒にいると、妾もついつい気が緩んでしまいます」 【あなた】「(尻尾を見つめる)」 【ここ】「……」 >>SE:主人公に近づく衣擦れ音 【ここ】「妾の尻尾……気になるのでしたら、触ってみますか?」 【あなた】「(いいの?)」 【ここ】「どうぞどうぞ、ご遠慮なく。いくらでも触っていただいてかまいません。うふふ」 >>SE:尻尾を触る音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「(5秒程度呼吸音をお願いします)※尻尾を触られている」 【ここ】「……どうですか? 触ってみると存外普通でしょう?」 【あなた】「(気持ちいい!)」 【ここ】「え、あ……気持ちいい……ですか?」 【ここ】「ふふ、それはそれは……どうもありがとうございます」 ;>>SE:尻尾のすりすり音 【ここ】「そんなにもふもふと触ってみたくなるほどに……触り心地が良いのでしょうか」 【ここ】「ふふふ、確かに……実はお手入れも毎日欠かさずしておりまして、我ながら毛並みのよさには自信があります」 【ここ】「さらにこうして、自由自在に動かせるのが、妾の自慢の尻尾です」 【ここ】「ふわふわしていますが、これが意外に力持ちでして」 ;>>SE:主人公に尾をまきつける 【ここ】「例えばこうして……あなた様の腰に尻尾を巻いて……持ち上げることもできます」 【ここ】「よいしょー!」 ;>>SE:主人公をしっぽで持ち上げる音 ;>>声:ダミーヘッド位置9 【ここ】「ふふふ、たかいたか~い。どうですか? すごいでしょう~」 ;>>声:ダミーヘッド位置9→1へ移動しながら 【ここ】「は~い、おろします……」 ;>>SE:主人公をしっぽで下ろす音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「ちょっとびっくりしましたか?」 【あなた】「(楽しい)」 【ここ】「楽しそうですね、ふふ、なんだか妾も楽しくなってきました」 【ここ】「人にはないものなので、今まではあなた様の前ではお行儀よく……尻尾をおとなしくするようにしていたのですが」 【ここ】「あなた様は尻尾が大好きだったのですね。でしたら……うふふ」 【ここ】「そんなに妾の尻尾がお気に召したのなら……もう少し、遊ばせてください」 ;>>SE:主人公と尻尾が戯れる音 【ここ】「すりすり~」 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※尻尾を擦りつけている」 ;>>SE:主人公と尻尾が戯れる音止める 【ここ】「気持ちいいですか?」 【あなた】「(気持ちいい)」 【ここ】「うふふ、妾の尻尾も可愛がってもらえて喜んでます」 【ここ】「もっとしてほしそうですね。これくらいならいくらでも……お安い御用です」 【ここ】「すりすりー……さわさわー……」 【ここ】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※尻尾を擦りつけている」 【ここ】「うふふ、今日のあなた様は、なんだかいつにも増してお可愛らしいです」 【ここ】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※尻尾を擦りつけている」 ;>>SE:唐突に右耳の中に尻尾を入れる音 【あなた】「(!)」 【ここ】「……あ、すみません」 【ここ】「せっかくなので、お体だけでなくお耳の方でも尻尾の感触を……と思っていたら、ついついお耳の中に入れてしまいました」 【ここ】「ふふ、急にすみません……驚きましたか?」 【ここ】「どこかで聞いたのですが、お耳掃除のお仕上げに、梵天を使うこともあるらしくて……」 【ここ】「妾の尻尾も、梵天の代わりになったりするでしょうか」 【あなた】「(大きすぎでは?)」 【ここ】「……ふむ、妾の尻尾では大きすぎるとお思いですか?」 【ここ】「ふふふ、そこはご安心くださいませ」 ;>>SE:尻尾を動かす音 【ここ】「妾の尻尾は万能です、きめ細かいところまで神経が通ってますから…」 【ここ】「こうやって……」 ;>>SE:右耳の中を尻尾でぐりぐりする音 【ここ】「お耳の中をグリグリすることも可能でございます」 ;>>SE:主人公に近づく衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置1(3(耳元)に向かって) 【ここ】「(10秒程度吐息をお願いいたします)」 【ここ】「どうですか? 細かく動いて気持ちいいでしょう」 【あなた】「(う~ん……)」 【ここ】「まだわかりませんか? ふふふ、もう少しやってみますね」 【ここ】「(40秒程度吐息をお願いいたします)」 ;>>SE:右耳の中を尻尾でぐりぐりする音 止める ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「やっぱり……とっても気持ちよさそうなお顔をされてます」 【ここ】「分かりますよ、こうして尻尾の先で、あなた様のお耳をぐりぐり~ぐりぐり~ってすると」 【ここ】「あからさまに目を細めて、お体が弛緩しておりますから」 【ここ】「そうですか。そんなに気持ちいいのですか」 ;>>声:ダミーヘッド位置1(7(耳元)に向かって) 【ここ】「だったら反対のお耳もぐりぐり……ぐりぐりってしちゃいますね」 ;>>SE:左耳の中を尻尾でぐりぐりする音 【ここ】「(40秒程度吐息をお願いいたします)」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 ;>>SE:左耳の中を尻尾でぐりぐりする音止める 【ここ】「ふふふ、もう嫌ですか? でもあなた様の心の波が、みるみる穏やかになっているのを感じますよ」 ;>>声:ダミーヘッド位置1(7(耳元)に向かって) 【ここ】「つまりあなた様は、妾の尻尾梵天でとても癒されている……ということです」 【ここ】「先ほどのお耳掃除の仕上げだと思って、しっかりさせていただきましょうか」 ;>>SE:主人公を抱きしめる音 ;>>声:ダミーヘッド位置7(近く) 【ここ】「失礼、こうしてぴったりくっ付かないと、お耳掃除しにくくて……」 【ここ】「それにこうした方が尻尾もいい所によく当たりますよ。ほら、ふわふわ~」 ;>>SE:左耳の中を尻尾でぐりぐりする音 【ここ】「(40秒程吐息をお願いいたします)」 【ここ】「ぐりぐり……ぎゅっぎゅーっと……」 【ここ】「どうですか……ふとましい尻尾と見せかけて、なかなかちゃんと繊細な動きをしているでしょう?」 【ここ】「(40秒程吐息をお願いいたします)」 ;>>SE:左耳の中を尻尾でぐりぐりする音止める ;>>声:ダミーヘッド位置7(近く)(「こっちのお耳の中も」で3(近く)に移動) 【ここ】「ふふふ……こっちのお耳の中も、圧迫する感じで押していきますね……」 ;>>SE:右耳の中を尻尾でぐりぐりする音 ;>>声:ダミーヘッド位置1(3(耳元)に向かって) 【ここ】「(40秒程吐息をお願いいたします)」 ;>>SE:右耳の中を尻尾でぐりぐりする音止める 【ここ】「かと思えば、こしょこしょ……ちょっと変化もつけてみます」 ;>>SE:右耳の中を尻尾でこしょこしょする音 【ここ】「ふふふふ、交互に触感を変えることで、神経を慣れさせないように……新鮮な感覚で気持ちよくなってもらおうという寸法です」 【ここ】「(40秒程吐息をお願いいたします)」 ;>>SE:右耳の中を尻尾でこしょこしょする音止める ;>>声:ダミーヘッド位置1(3耳元→7耳元に移動しながら) 【ここ】「さあ、逆側のお耳も……」 ;>>SE:左耳の中を尻尾でぐりぐりする音 ;>>声:ダミーヘッド位置1(7(耳元)に向かって) 【ここ】「(40秒程吐息をお願いいたします)」 【ここ】「ぐりぐりのお後は……こしょこしょ……」 ;>>SE:左耳の中を尻尾でこしょこしょする音 【ここ】「(40秒程吐息をお願いいたします)」 ;>>SE:左耳の中を尻尾でこしょこしょする音止める 【ここ】「クセになりそうですか?」 【ここ】「ふふふ、とても至福の時間です」 【ここ】「あなた様に寄り添って……尻尾でお耳をぐりぐりしていると、他の事は何も考えられなくなります」 【ここ】「あなた様も……今は外の世界の嫌なことなどすべて忘れて、妾の尻尾とお戯れください」 ;>>SE:右耳の中を尻尾でぐりぐりする音 ;>>声:ダミーヘッド位置1(3(耳元)に向かって) 【ここ】「(40秒程吐息をお願いいたします)」 ;>>SE:右耳の中を尻尾でぐりぐりする音止める 【ここ】「うーん、お次はこうして……」 ;>>SE:右耳の中を尻尾でかりかりする音 【ここ】「かりかり……」 【ここ】「今のはどうですか?」 【ここ】「ここらをくすぐり……毛先でひっかくと、あなた様の顔の産毛が立って、気持ちよさが手に取るように伝わってきますが」 ;>>SE:右耳の中を尻尾でかりかりする音 【ここ】「かりかり……かりかり……」 【ここ】「(1分程吐息をお願いいたします)」 ;>>声:ダミーヘッド位置1(「逆の方も」で3耳元→7耳元に移動) 【ここ】「ふふふ、お気に召したようなので、逆の方もかりかりしていきますね」 ;>>SE:左耳の中を尻尾でかりかりする音 ;>>声:ダミーヘッド位置1(7(耳元)に向かって) 【ここ】「かりかり……」 【ここ】「(30秒程吐息をお願いいたします)」 【ここ】「妾のしっぽの有効活用……今までで一番やりがいのある使い方かもしれません」 ;>>SE:左耳の中を尻尾でかりかりする音 【ここ】「(30秒程吐息をお願いいたします)」 ;>>SE:左耳の中を尻尾でかりかりする音止める 【ここ】「あ……血行が良くなってきたのか、お耳が少し赤くなってきましたね」 【ここ】「このまま脱力してください。ゆっくり息を吸って、吐いて……」 【ここ】「尻尾梵天の仕上げをしていきますね」 ;>>声:ダミーヘッド位置1(3(耳元)に向かって) ;>>SE:右耳の中を尻尾でぐりぐりする音 【ここ】「(1分程吐息をお願いいたします)」 【ここ】「ふふ、本当に今日はいい日です」 【ここ】「妾は今、とても幸せです」 ;>>SE:左耳の中を尻尾でぐりぐりする音 ;>>声:ダミーヘッド位置1(7(耳元)に向かって) 【ここ】「(1分程吐息をお願いいたします)」 ■■■シーン8■■■ ;>>SE:廊下を歩く二人の足音 ;>>SE:ふすまの開閉音 ;>>SE:二人の足音 ;>>声:ダミーヘッド位置9 【ここ】「寝室はこちらになります」 【ここ】「広間とは違い狭い居室ですが……眠る時は、狭い方が落ち着くと思いまして」 【ここ】「すでにお布団は敷いてありますので、すぐに横になってお休みいただけます」 ;>>SE:布団をめくる音 【ここ】「さあどうぞ。お入りください」 ;>>SE:主人公が布団に入る音 【ここ】「はい、お布団をかけて……と」 ;>>SE:布団をかける音 ;>>声:ダミーヘッド位置8 ;>>SE:布団をぽんぽんとたたく音 【ここ】「ふふ、ぽんぽん。うふ♪」 【ここ】「こうしてお布団に入ったあなた様を、優しく寝かしつける事も妾の夢でした」 ;>>SE:布団をぽんぽんとたたく音 【ここ】「(5秒程吐息をお願いいたします)」 【ここ】「ふふ、では……」 ;>>SE:立ちあがる衣擦れ音 ;>>SE:足音 ;>>声:ダミーヘッド位置16 【ここ】「蝋燭の明かりをつけますので少々お待ちくださいね」 【ここ】「かしこみかしこみ」 ;>>SE:御幣を振る ;>>SE:火が付く音 ;>>SE:主人公のところへ戻る足音 ;>>声:ダミーヘッド位置8 【ここ】「廊下や他のお部屋も、大きな明かりは全部狐火なのですが……少々風情がないので、こちらの燭台をご用意しました」 【ここ】「いい雰囲気でしょう。適度に暗く、ぼんやりと部屋が見えて……」 【ここ】「ご存じですか? 完全な真っ暗闇よりも、ほんの微かに明るい方が、より深く眠れるのです」 【ここ】「ふふふ、そして……」 ;>>SE:ここが布団に入ってくる音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【ここ】「不意打ち、失礼します」 【ここ】「もちろん、妾もあなた様と一緒のお布団に入りますとも」 【ここ】「妾たちは夫婦なのですから、それは当たり前のことです」 ;>>SE:主人公の体をぽんぽんする音 【ここ】「(15秒程吐息をお願いいたします)」 【ここ】「ぽんぽん……ぽんぽん……」 ;>>SE:主人公の体をぽんぽんする音止める 【ここ】「ふう……ほっこりします。あなた様と体温を共有している、ほっとする暖かさです」 【ここ】「ご存じですか? 肌のぬくもりとは、なによりも人を安眠に誘う心地よさがあるのです」 【ここ】「それも、ふふ……こんなに心地よくては、すぐに眠ってしまうかもしれませんね」 【ここ】「本当のところ、妾はもっとあなた様と話していたいのですが……一緒にまどろむのも悪くないですね……」 ;>>SE:主人公の体をぽんぽんする音 【ここ】「(30秒程吐息をお願いいたします)」 【ここ】「うふふ、あなた様をぽんぽんして……眠りに誘ってあげます」 【ここ】「ぽんぽん……ぽんぽん……」 【ここ】「(50秒程吐息をお願いいたします)」 ;>>SE:主人公の体をぽんぽんする音止める 【ここ】「……今日は楽しかったですね」 【ここ】「初めて一緒に御殿にきて、一緒に稲荷ずしを食べて……」 【ここ】「お祭りには行けませんでしたが、お祭りは年に何度もありますし……それはまたの機会にすればいいだけです」 【ここ】「初めての耳かきも出来て……ふふ、あなた様が尻尾好きだとわかって、初めての梵天も」 【ここ】「今日はたくさんの初めてがありました……きっと、まだまだたくさんの初めてをあなた様からいただけるのでしょう」 ;>>SE:主人公の体をぽんぽんする音 【ここ】「ぽんぽん……ぽんぽん……」 【ここ】「(40秒程吐息をお願いいたします)」 【ここ】「でも……明日になればあなた様は会社に……人の世に戻ってしまうのですよね」 【ここ】「それは……とても寂しいです」 【ここ】「本当に、一生ここにいたらいいのに」 【あなた】「(!)」 ;>>SE:主人公の体をぽんぽんする音止める 【ここ】「ええ、もちろん本気で言っておりますとも」 【ここ】「だって……ずっとここにいたら三食昼寝付きです」 【ここ】「人の寿命は神よりずっとずっと短いのですから……妾はあなた様に、この御殿にいつまでもいてほしいのです」 【ここ】「……だめ、でしょうか……?」 【あなた】「(うーん……)」 【ここ】「ふふふ……そうですか。今日が楽しかったからまた明日から頑張れる……」 【ここ】「うふふ、あなた様は頑張り屋さんですね……そうですか」 【ここ】「それは残念ですが、でも、やっぱりあなた様はすごくかっこいいです」 【ここ】「そんなあなた様だから、妾は……あなた様のことが大好きになったのでしょうね」 【ここ】「きっとそう……」 【ここ】「そして、そんな自分のことを、妾は……後悔どころか、ほめてあげたいくらいに思っています」 【ここ】「それくらい、あなた様は素敵な人なのですよ、うふふ」 【ここ】「でも……うん、分かりました。あなた様のことを困らせてしまうのは妾としても本意ではありません」 【ここ】「だから……そうですね」 【ここ】「少しでも疲れた時は、いつでもここにいらしてください」 【ここ】「妾はいつでもあなた様を待っていますから」 ;>>少し間 【ここ】「ふふ、寝不足は明日に疲れを残してしまいます」 【ここ】「せっかく気の乱れが整ったのですから、今日はもう寝てしまいましょうか」 ;>>少し間 【ここ】「あ……いいことを思いつきました」 【ここ】「せっかくなので、子守唄を歌ってあげますね」 【ここ】「あなた様が幼い頃は何度か歌ってあげていましたが……最近はめっきりだったので……ふふ、これはいい機会です」 【あなた】「(賛成する)」 【ここ】「あなた様も聞きたいですか? んむ、ではご期待に、応えてみせましょう」 ;>>喉を整えている 【ここ】「ん、んん……」 ;>>ゆっくりめに歌う感じでお願いします 【ここ】「ねんねんころりよ おころりよ」 【ここ】「ぼうやはよい子だ ねんねしな」 【ここ】「ねんねのお守りは どこへ行った」 【ここ】「あの山こえて 里へ行った 里のみやげに何もろうた」 【ここ】「でんでん太鼓に 笙の笛」 ;>>SE:主人公の頭をなでる音 【ここ】「ふふ、よしよし……」 【ここ】「……どうでしたか?」 【ここ】「我ながらなかなか……入眠に誘われてしまうような歌声だったでしょう」 【ここ】「歌ってる妾すら、少しまどろみが……と」 【ここ】「あら、もしかしてもう寝てしまったのですか」 【ここ】「そうですか……やはり本当に疲れが溜まっていたのですね」 【ここ】「それなのに、いつも時間をおして妾に会いに来てくれて……」 【ここ】「でも、あなた様に会えるおかげで、妾は明日も明後日も、眷属神の職能を頑張れる」 【ここ】「感謝してもしきれません」 【ここ】「こうしてあなた様の寝顔を見れる。今はそんな幸せを大事に、妾も眠るとしましょうか、うふふ」 ;>>SE:布団のもぞもぞ音 【ここ】「(10秒程吐息をお願いいたします)」 【ここ】「あ、そうだ」 【ここ】「一つだけ、あなた様にお話ししてないことがありました」 【ここ】「妾の位……神としての職位がもっと上がれば、神社の神域の外に出て、あなた様と一緒に過ごすことができるかもしれません」 【ここ】「ふふ、あなた様が寝ているのをいいことに……重大発表です」 【ここ】「外の世界……どんなものか分かりません、不安な気持ちもありますが……」 【ここ】「あなた様がいればきっと大丈夫……外は楽しい世界になると、妾は今から楽しみにしております」 【ここ】「だから……頑張るので……少しだけ待っていてくださいね」 【ここ】「(10秒程吐息をお願いいたします)」 【ここ】「外に出たら……あなた様の家、会社、好きな場所……色んな場所に行ってみたいです」 【ここ】「そうしたら、もっとあなた様の事を知れて、妾はうんと良い妻になれると思います」 【ここ】「でも……外の世界に行っても、妾の姿はあなた様にしか見えないのでしょうから」 【ここ】「それだけは……ちょっと残念ですが」 【ここ】「でも妾はあなた様だけのもの……そう言えなくもないので悪くないかもしれません」 【ここ】「ふふ……本当は、あなた様は妾だけのものだと、皆に自慢したいのですが」 【ここ】「たまにこうして独り占めできるくらいで我慢しておきます♪」 【ここ】「そうしたら……外の世界に行けるほど位が上がれば、正式にあなた様と結婚を執り行うことも、できるようになります」 【ここ】「神と人の婚姻、前例がないわけではありませんし、あなた様が願ってくれればきっとそれは叶います」 【ここ】「本来妾たちが夫婦になるには『狐の嫁入り』という婚姻の儀……」 【ここ】「人の言うところの結婚式のようなものが必要なのですが……あなた様の作法で結婚してみたいという気持ちも……ありますね」 【ここ】「ってふふ、ふふふ……妾ったら、ちょっと……」 【ここ】「ついつい調子に乗って……気がせいたことばかり……やっぱりあなた様が隣にいると、気が緩んでしまうんでしょうね」 【ここ】「けほこん……ふふ、では……妾も本当に眠るとしましょうか」 【ここ】「一緒に眠るのですから……きっと今日過ごした時間と同じくらい、幸せな夢が見られると思います」 【ここ】「では、おやすみなさい」 【ここ】「大好きですよ♪」 ;>>SE:身を乗り出す衣擦れ音 ;>>キスをする 【ここ】「ちゅっ」 【ここ】「ふふふ……」 ;>>SE:身体を戻す衣擦れ音 【ここ】「(寝息5分程お願いいたします)」