さぁマゾイヌちゃん、さっそくお仕置きを始めようかしら? でも……前にご主人様が教えてあげたしつけはまだ覚えているかしら? 長らく会えていなかったからね……もしかして、忘れてるんじゃないかしら? ふふっ、いい子ねっ、そんなに一生懸命首を横に振らなくても大丈夫よ? あなたのこと、ちゃーんと信じてあげてる。 でも、きちんと確かめてあげるのも、飼い主の務めよね? それじゃあ、基本的なしつけのおさらいからしていこうかしら。 まずは……ふふっ、お手はどうかしら……このくらいは簡単だったみたいね。 でもこのくらいは簡単にしてもらわなくちゃ困るわよ。 こんなの、そこら辺の飼い犬ですら出来るんだからね? 私の飼い犬なんだから、それ以上のことができること…期待しているわよ? それじゃあ……ふふっ、お代わり、なんてどうかしら? そうそう、さっきとは違う手で……あら違ったわ、前足、よね? ポチはもう人間じゃないんだから、勝手に2本足で歩き回ったりできないものねぇ? 扉だって、ご主人様がいなくちゃ開けられないか弱い存在なんだから。 もうポチは、私がいないと生きていくことすらできないのよ? それをちゃーんと分からせてあげたのよ? どう、嬉しいかしら? あらあら……そんなに尻尾を振っちゃって、可愛いマゾイヌだこと。 だけど私の可愛いマゾイヌちゃんには、もっとすごいしつけをしていたはずよ。 ほら、覚えているかしら……? ちんちん……! ふふっ、さすがは私のマゾイヌちゃんね……ちんちんもちゃんと覚えていたわね。 立ち上がると、ポチの股間がこんなにご主人様の近くになるわね? そんなに自分の股間の臭いを、ご主人様に嗅いで欲しいのかしら? くんくんくんっ……ちゃんとお風呂に入って清潔にしているみたいね。 それにパンツもおろしたてみたいね。無臭……と言いたいところだけど、違うみたい。 この匂い……何かしらね? おしっこの臭いでもないし、汗の臭いでもない。 形容するとしたら……オスの臭い、ってところかしら? なぁに、そんなに怯えたような顔しちゃって? 大丈夫よ、ご主人様はこのぐらいのことじゃ叱ったりしないから安心して。 だけど……もっとよく、その臭いを嗅がせてくれるかしら? くんくんくん……すーっ、はーっ、すーっ、はーっ、すーっ、はーっ…… もうご主人様の鼻の中は、ポチのオスの臭いでいっぱい……頭がくらくらしちゃう。 あら? どうしたの、その切ない表情は……もしかして、変なこと考えてない? そうよねぇ……だってここは、ポチにとって……オスイヌにとって大事な部分だものね。 だけど……ふふっ、まだ早いんじゃないかしら? 今は何の時間だか覚えてる? ……そう、しつけを覚えているか確認する時間よ? ここのお仕置きはまた後で……それじゃ不満かしら? 不満なわけない、わよね? だってご主人様が決めたことですものね? ほら、分かったら……今度は伏せなさい。 そう、顔を床にこすりつけるくらい、深く深く伏せるの……。 ああ……なんて素晴らしい光景なのかしら……ポチもそう思うでしょ? 大好きなご主人様に見下されてるのよ? どう? 嬉しいかしら? 私も駄犬を見下すことが出来てとっても気持ちが良いの。 それにこの後頭部……なんて踏み心地がよさそうなのかしら? 少しだけ踏んであげる……ふふ、どうかしら? ご主人様の足の裏は? じっくりと重さを感じて良いわ……少しずつ、負荷をかけていってあげる。 どう? どんどん重くなって、そろそろ痛くなる頃じゃないかしら。 ご主人様の重みを感じてる? 脚の裏を通して分かってるわよね? あら? どうしたの? 頭をひねっているみたいだけど……。 ああ、そうなの……ポチはご主人様に頭をグリグリ踏まれたいのね? で、も……まだお仕置きの時間じゃないわよね……だから…まだ、「まて」よ。 なぁに、その泣き声? すごく切なそうな声しちゃって……ふふっ、可愛いわね。 きっと切ない顔もしているんでしょうけど……でも残念ね、このままじゃ見れないわ。 だけど……そうね、ここから尻尾はよく見えるわ。 尻尾を振って、ご主人様への気持ちを伝えてみたらいいんじゃないかしら? ほら……ふふっ、少しずつ左右に揺れてきたわ……どう? 振りにくい? だって伏せをしたまま振っているものね……いいわ、立ち上がる許可をあげる。 立ち上がるって言っても、もちろん四つん這いよ? だって今のあなたはイヌなんだから。 ……ふふっ、やっぱり切ない顔してるじゃない。 だけど……ご主人様に伝えたい気持ちは、そんな顔なのかしら? ほら、尻尾で伝えて……そうそう、やっぱりそうよね? そんなに激しく左右に振っちゃって……ご主人様にしつけられるのが嬉しい? ……それだけじゃないわね? 厳しくしつけられるのが好きなのよね? ふふっ、変態マゾイヌだものね? 厳しくされればされるほど、ゾクゾク来るのよね。 でも私も同じよ? ポチを厳しくしつければしつけるほど、ゾクゾクしちゃう。 ほら、興奮して谷間にこんなに汗が出てる……見えるかしら? あら……どうしたのかしら? なんだかとってもいやらしい目をしてるわよ? もしかしてご主人様の谷間に、顔を埋めてみたい……とか思ってるのかしら? そんなに不安そうな顔して……叱られるって思ってるみたいね? 大丈夫よ、そんなことで叱ったりしないわ。 もちろん、この胸に顔を埋めてみてもいいのよ? ふふっ、そんなに息を荒くして……ご主人様の胸の中ではぁはぁしたいのかしら? ほら、いいわよ……? ……待て。 その表情……目の前に置かれたえさを待つよりつらい状況かしら? ご主人様の良い香りは嗅げるのに、触れないなんて……最高でしょ? 触れない分は、視覚と嗅覚でたーっぷり堪能してもらっていいのよ。 そんなに一生懸命吸って……そんなにご主人様の香りを嗅ぎたいのかしら? 今日は少し熱かったから、汗もたっぷりかいてるかもね……どう? ふふっ、甘いくていいにおい?  ほら、たーっぷりくんくん嗅いで……ご主人様の香りでマーキングしてあげる。 ご主人様の香りがしたら、すぐに興奮できるようにしてあげる。 ……なんて、それじゃあいつもと同じよね? ご主人様がいないときは、ご主人様の残り香を嗅いでいるんでしょ? そしてこうやって罵られている時のことを思い出してるんでしょ? これだからあなたはマゾイヌなのよ……ふふっ、今の褒め言葉よ? さてと……そろそろ次にいこうかしら。 あら……? 待てをされたままでそんなにつらいの? でも、そのつらいのが良いんでしょ? ご主人様はちゃんと分かってるんだからね。 それじゃあ、今度は散歩でもしましょうか。 ほら、ご主人様の横を歩いて……もちろん、四つん這いよ? ……ちょっと、ご主人様に遅れを取るなんて、いくらマゾイヌでもしていいのかしら? そうそう……マゾイヌはご主人様の真横を歩かなくちゃダメよ? ほら、しばらく部屋の中を散歩して歩きましょうか。 歩く度にコツコツって、ブーツの音がするわね。 どうかしら?この音に興奮する人もいるって聞いたことがあるけど…おまえもそう? ……どうしたの? そんなにニヤついた顔しちゃって。 もしかして、このブーツで踏まれる想像して興奮しちゃったのかしら? ポチはこのかかと部分でグリグリってされるのが大好きだものね。 この間は、おちんちんをかかとで踏まれたまま果てたんだったわね。 そのときのこと覚えてる? 果てて、ご主人様になにをしたのか? そう……ご主人様のブーツを、ポチの汚い子種汁で汚してくれたのよね? ふふっ、今でも鮮明に覚えてるわ……その後のポチの焦った表情。 汚してしまった罪悪感から、ブーツを舐め取って掃除してくれたのよね? 自分の出した汚らしい液を、自分の舌でペロペロなめ取って……。 ふふっ、そのときの気持ちよさったら、今までにない程だったわよ? 駄犬が自らの粗相を悔いて、舐めて、掃除して……。 ああっ、今思い出しただけでもゾクゾクってしちゃうわ。 あの後しばらく、そのことを思い出しながら何度も興奮を重ねてきたのよ。 今日はきっと、それ以上のものを見せてくれるって信じてるわよ、ポチ? ……あら? どうしたの? さっきから歩くスピードが落ちてるじゃない。 ふふっ……膝が痛いの? マゾイヌのくせに、膝をついて歩くからよ。 イヌはイヌらしく歩かないとね……なんて、言っても無理でしょうけど。 だけど、私はまだ歩き足りていないわ? もしかして、自分が疲れたからご主人様の歩みを止める……なんてことはないわよね? ええ、そうよ……そうやってぴったりとご主人様の横を歩くのよ? そうやってご主人様に従っていれば、後できっといいことがあるからね? ふふっ、気になる? 今は教えてあげないわ。 ……さぁ、そろそろ散歩はいいかしら? いい加減、ポチも脚が痛くなってきているみたいだしね……ほらっこっちにおいで。 ……ねぇポチ、なんだか物足りないとは思わない? いいえ、散歩の事じゃないわ……ポチの首輪のことについてよ。 そんな立派な首輪があるのに……何か物足りないって思わない? 何が足りないか分かる? ……分からない? なら、ご主人様が教えてあげる。 首輪は何のためにするか分かる? そうね、飼い犬だって見て分かるようにするのにも、役に立っているはずね。 だけどね、もう一つ……どこにも逃げ出さないようにするためにも首輪は必要なの。 だからね……ほら、これなんだか分かる? そう、鎖……ポチをご主人様の元につないでおくためのチェーンよ。 さぁ、これを首輪につないで……もう一方は……そう、私がしっかり握っているわ。 ほら、どう? これでポチは、ご主人様から離れられなくなったわ。 これでもうずっとご主人様と一緒……ふふっ、尻尾を振って喜んでいるわね。 しつけも覚えていたみたいだし……そろそろ、もっと楽しいことしましょうね?