プロローグ  私の名前は、シルヴィです。  少し前まで、奴隷でした。  毎日のように痛いことをされては、悲鳴を上げてご主人様を悦ばせるのがお仕事でした。  絶え間ない苦しみに終わりなどなく、いつしか、この世界に希望なんてないんだと思うようになりました。  ですが……そのご主人様が事故で亡くなり、私は財産の一つとして、商人の方に引き取られました。  そして、その人に連れられる形で……今のご主人様と出会いました。  ご主人様と出会ってから、私の世界は全てが変わりました。  ただの奴隷である私に、美味しい食事と、暖かいベッドを与えてくださり――痛いことや苦しいことなど、何もしません。どころか、私が風邪になれば付きっきりで看病をしてくれます。  私には、前のご主人様につけられた、醜い火傷の痕があります。だけどご主人様は、そんな私を真っ直ぐに愛してくださいました。  ご主人様は、私に、希望を持ってもいいのだと教えてくださいました。  だから私は、ご主人様のことが、大好きです。  このお話は――そんな、私とご主人様の毎日を描いた……  何もない、ただ幸せなだけのお話です。 1、  はい、ご主人様。  今日は、何かご予定があるのですか?  町に行く……のですか? お薬の仕入れ、ですか。  あの、その……私は、ご一緒しても?  ……はいっ。ありがとうございますっ。すぐ支度しますっ。  お、お待たせしましたっ。参りましょう、ご主人様っ。  ……え? 何を笑っているのですか? ……慌てすぎですか? 私が?  す、すみません……  だって、ご主人様と町に行くのが、とても楽しみだったから……。  そ、そんなに笑わないでください……。  は、早く行きましょう、ご主人様っ。  人がたくさんいます……。  みんな、買い物なんでしょうか? 早歩きで、とても忙しそうです。  ……なんだか、こうして、並んでただ歩いていると、はぐれてしまいそう。  あの、ご主人様……。その、よろしければ……  ……あ……。ふふっ、ありがとうございます、ご主人様。  ご主人様の、手……おっきくて、温かくて……しっかりしてて、すごく安心します。  これなら、絶対にはぐれないですね……。  ……でも、こうして手を繋いで歩いていると、私たち、どういう風に見られるんでしょう?  やっぱり、奴隷とご主人様、でしょうか?  ……娘と、父親ですか?  それは……ちょっと、複雑な気分です。  並んで歩いても、釣り合いがとれるように……私、頑張って大きくなりますっ。  ……もう、笑わないでください、ご主人様。  あ、ご主人様。あそこの角、新しいお店ができるんですね。  宝石店、でしょうか? 綺麗な宝石がいっぱいあるんでしょうか……。  私、ですか? い、いえ、そんな高価なもの……。私にはもったいないです。  そもそも、ご主人様は、私のものばかり買ってくださいます。服屋さんに行っても、買うのは私のものばかりです。私は、可愛い服が着られて、嬉しいですけど……。  もっと、ご自分のことにお金を使ったほうがいいのでは?  い、いえ、決して、ご主人様の身だしなみが悪いという意味ではっ。ご主人様は、とっても素敵ですっ。  とても恰好よくて、何を着ていてもお似合いですし……  ほ、本当ですっ。本当ですよっ。  もう……。  お腹、ですか?  少し、空(す)いています。  ……そうですね。人で賑わっていますし、少し早い時間にお食事をしたほうが、混まなくていいかもしれません。  お店は、どちらにしますか?  あのお店ですかっ?  はい、ぜひ参りましょうっ。  ご主人様は何になさいますか?  サンドイッチですか? わかりました。  私は……その、またパンケーキでお願いします。  ……え? サンドイッチですか? 別に、嫌なわけではないですけど……  その、何だかサンドイッチを見ると、嫌な予感がして……。自分でもよくわからないんですけれど……。  す、すみません……やっぱり、パンケーキでお願いします。  ……ご主人様? やっぱりフレンチトーストにするんですか?  ふふっ、二人とも、甘い食べ物ですね♪  ご主人様、いただいてよろしいですか?  ……はい、では、いただきますっ。  ナイフでつつくと、とってもふわふわな感触がします……。おいしそう……。  はむ……っ、もぐもぐもぐ……こくんっ。  んむ……もぐもぐ……はむっ。はむはむ……こくんっ。  ふぁあ……。とっても、美味しいです……。こんなに美味しいものがあるなんて……。  甘くて、ふわふわで、あったかくて……バターのいい香りもして……舌が溶けそうなくらい、美味しいです……♪  え? はい……パンケーキ、すごく、美味しいです……♪  初めて、このお店に来たときの味が、忘れられなくて……。  こんなに甘い食べ物、初めてで……。  まるで、ご主人様みたいな、優しい食べ物です……。ふふっ。  はむ……もぐもぐっ。もぐもぐ……もぐ……。  こくんっ。  は、ぁ……何回食べても、全然飽きません……。とっても、幸せです……。  ……ご主人様? パンケーキが気になるんですか?  では……よろしければ、一口いかがですか?  はいっ♪ では……  こほんっ。  はい。こちらを、どうぞ……。  あ、あーーーん……。……んっ。  ……うふふっ♪  いかがですか、ご主人様?  美味しい、ですか?  はいっ。よかったです♪ ふふっ♪  ……あの。ご主人様。実は、私……そちらの、フレンチトーストも気になっているのですが……  ……お返しを、くださいますか?  はい、先ほどの私と同じように……。お、お願いします。  あ、あーーーーーん……っ。  あむ……はむっ。もぐもぐ……こくんっ。  ……ふふっ♪ ありがとうございました、ご主人様♪  フレンチトーストも、とっても美味しいです……。シロップと、シナモンのいい香りがして……。パンケーキとはまた違った、柔らかい甘さです……。  普段食べているパンも、調理次第で、こんなに甘くてふわふわな食べ物になるんですね……♪  このお店のメニューは、全部美味しいです♪  ……こういうお料理が、作れるようになりたいな……。  そうすれば、ご主人様のお腹が少し減ったときに、お出しできますし……。  それに、“あーん”ってできますしっ。  ご主人様っ。今度は、お家で“あーんっ”ってしていいですか?  ……恥ずかしい、ですか?  わ、私も恥ずかしいですけど……頑張りますからっ。  ぜひ、お願いしますっ。  ……たまにだったら、いいですか?  はい、ありがとうございますっ。  ふふっ♪  はい。お腹いっぱいです、ご主人様。  ごちそうさまでした。  では、お買い物の続きに参りましょう。  ……ご主人様? 今日は、お薬の仕入れに行かれるのでは?  あの……そちらは、服屋さんですけど……  ……ひょっとして、また……私の服、ですか?  家にいっぱいあるのに……。  ……もう……。  ご主人様は、やっぱり、私のことばっかりにお金を使いすぎです。  ……でも、ありがとうございます。 * * *  その後は結局、長い時間をかけて、服屋さんで私の服を選んでいただきました。  そろそろ冷える季節なので、とても暖かくて、可愛いコートを買っていただきました。それに、新しいリボンと、靴下も買っていただきました。  だけど、そこで時間を使いすぎて、結局、お薬の仕入れには行くことができませんでした。  まったく……。  本当に……優しすぎる、ご主人様です。 1-E  ……ご主人様?  先ほど買っていただいた服、ですか?  今、着るんですか? ……その、夕食の準備を先にしようかと思っていたんですが……  わ、分かりました。ご主人様が、そこまで仰るなら……  ……着替えました。  ご主人様、いかが、でしょうか……?  ……ぁ……。  そ、そんなに褒めないでください、ご主人様……。か、可愛いだなんて……。それは、ご主人様の選んだ服が、素敵なだけで……  うう……ご主人様ぁ……。  も、もう分かりました……っ。だから、そんなに褒めないでください……っ。  もう……。  ……でも、この服、私もとっても可愛いって思います。ふわふわしたフリルがいっぱいついた、ワンピース……。とっても、素敵です。  だけど、ご主人様……。少し、気になることがあるんですけど……  この服、随分と、丈(たけ)が短いような……  これだと、その……色々、見えちゃいそうで……。  私の肌も、いっぱい露出しちゃってますから……あまり、お外では着られないかも……  ……ご主人様。ひょっとして、こういう服が、お好きなんですか……?  それは……  ……いやらしいから、ですか?  あ……ご主人様が私を見る目つき、少し、変わった気がします……。  ……ふふっ♪  ご主人様……私の、この格好を見て……興奮、されたんですか……?  それだったら、ご主人様……  ……可愛い服を着たまま、私を、抱いてみては、いかがですか……♪  あ……ご主人様の、ここ……とっても、おっきくなってます……♪  私の可愛い服を見て、興奮してくださっていたんですね……♪  嬉しい、です……♪ 私で、興奮してくださるなんて……とっても、うれしい……♪  はい……私は、いつでも大丈夫ですから……ご主人様のお好きなときに、来てください……♪  あ……ふふ……♪ 優しいご主人様……私のここ、きちんとなでなでしてくださるんですね……♪  では……ご主人様が、なでなでしやすいように……ワンピースの裾を、持ち上げてますね……♪  ぁ……私のあそこ、見えちゃって、ます……ご主人様に、見られちゃって、ます……。  ご主人様……私のここ、変じゃ、ないですか……? ご主人様が、興奮してるって分かったときから、ずっと疼いてるんです……ウズウズって、止まらなくなって……  ん……はぁああっ♪ ご主人様の手が、私の、アソコを撫でて……っ。  はっ、あぁ……っ。すごい、です……っ。ご主人様の指、なぞられただけなのに、反応しちゃいます……っ。  恥ずかしい、です……。もう、私のここ、ドロドロになって……  んっ、はぁああぁっ。中っ、中に、入ってきました……っ。ご主人様の指が、中にぃ……っ。  あっ、はっ、はぁああ……っ。中、すごい、です……っ。ご主人様の指ぃっ、私の中、かき回してます……っ。  ふぁああっ。だめっ、だめです……っ。すごくて……っ。触られただけで、私、わたし、もう……っ。  ご主人様……ごしゅじんさま、ごしゅじんしゃまぁ……っ。  ん……ぁああぁああああぁああ……っっっ。  あ……っ。ぁ……っ。は、ぁ……っ。  す……すみません、ごしゅじんさま……。触られただけなのに……あっという間に、気持ちよくなっちゃって……  ご主人様を差し置いて、自分だけ、気持ちよくなるなんて……すみません……。  ご主人様の……とっても、固くて、大きくなってます……。ご主人様のここ……すごく、辛そうです……。  よかったら……ご主人様も、私の中で、気持ちよくなってください……♪ 私、もう、準備できてますからぁ……♪  さっき、気持ちよくしてもらいましたから……今度は、私がしますね……♪  ご主人様の膝の上に、乗っちゃいます……♪ このまま、ご主人様と向かい合ったまま……  ご主人様の、ものを……私の、中にぃ……  ん……はぁあああああああああああああ……っっ。  ぁ……っ、はぁ……っ。あっ、ぁああ……っ。  すご、い、です……っ。ご主人、さまぁ……っ。中に、入れただけ、でぇ……私、また、気持ちよくなって……っ。  あ……っ、はっ、はぁあ……っ。  す、少し、待って、ください……。いま、感じすぎてて……。ちょっと休んだら、私、ご主人様を気持ちよくしますから……  え……? ご主人様……  ぁ……ふぁあああああああああああああああああっっ!  ごっ、ご主人様ぁ……っ。や、やめてっ、やめてください……っ。わたしっ、わたし、ずっとイッてるんです……っ。さっきから、ずっとぉ……っ。ずっと、気持ちよくなってるんです……っ。  動かないでぇ……っ。私、頭、おかしくなっちゃう……はぁああああああああっ!  あっ、はぁああっ、ひぁっ、あっ、はああああああああっ! ぁああ……っ、あっ、はぁああ……っ、んっ、はぁっ、ぁあああっっっ……っ。  ごしゅ、じんしゃまぁ……っ、かたい……気持ちいいですぅ……。はあぁあああ……っ。  ごしゅじんさま……ごしゅじんさまぁ……っ。  ん……キス……っ。  ん……ちゅる……っ、ちゅちゅるちゅる……ちゅる……れろ……んちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅううう……っ。  ぷは、ぁ……っ。  ごしゅじんさま……ごしゅじんさまぁ……っ。  わたし、もう、なにもわからないです……っ。気持ちよすぎて……もう、ダメになりそうで……。  きもちいいです……ごしゅじんさまぁ……  ごしゅじんさまは、いかが、ですか……? きもちいいですか……?  よかったぁ……っ、きもちいいんですね……ごしゅじんさまぁ……っ、私の中で、きもちよくなってるんですね……っ。  はい……っ、もっともっと、きもちよくなってください……♪ 私の中で、いっぱいいっぱい、きもちよくなって……♪  はぁああっ、あっ、はぁああ……っ! あっ、はっ、はひっ、はぁああっ! あっ、あっあっあっ!  ごしゅじんさまぁ……っ、好きなだけ、私の中、突いてください……っ。わたし、こわれてもいいです……っ。ご主人様になら、壊されてもいいです……っ。  わたしのこと、こわしちゃうくらいに、いっぱい突いてください……っ。  あっ、はっ、はあぁああ……っ。あっ、あっ、あっ、はぁああああ……っ! ひぁああっっっ! はひっ、はぁっ、ふぁあっ、はぁっ、ぁあああ~~~~~っっっ!  ご主人さまっ、キスっ、いっぱいキスしてくださいっ。  ん……んちゅ……っ、ちゅっ、れろれろれろ……れろっ、ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅるる……ちゅぷっ、ちゅるるれろれろ……っ。  ぷはぁ……っ。  あ……ご主人様のからだ、ビクビクってしてます……♪ イきそう、なんですねっ♪ 私の中に、精液出してくださるんですねっ♪♪  はいっ、くださいっ、いっぱいくださいっ♪ 私の中に、ご主人様のあったかい精子、いっぱい出してくださいっ♪  んっ、あっ、はっ、あっ、はっ、はぁあっ、あっ、はっ、はぁああ……っ♪  ご主人様、ご主人さま、ごしゅじんしゃまぁ……っっっ!  あっ、ああああ~~~~~~~~~~~~~~~っっっっっっ!!  ぁ……っ、あ……っ、ぁ……っ。あ……あっ、あ……っ……  は、ぁ……っ。ふ、ぁ……っ。  ごしゅじんさまの精子、いっぱぁい……私のなか、とっても、あったかいです……  ん……ちゅ……ちゅっ、ちゅ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅ……ちゅっ、ちゅぅ……♪  はぁ、ぁ……。  ご主人様……いかが、でしたか……? 私で気持ちよくなってくださって、ありがとう、ございます……♪  この服、興奮しましたか……? ふふっ♪  満足していただけたら、とっても嬉しいです……♪  ご主人様……私、ご主人様がお好きなら、どんな服でも着ます……♪ どんなにいやらしい格好でも、私、ご主人様が喜んでくださるなら、着ますから……♪  また、何でも申し付けてくださいね♪ 2  ご主人様。お掃除、終わりました。  何か他にお仕事はありませんか?  そうだ。喉、乾きませんか? お茶、いれてきますね。  ……はい、どうぞ。  いかがですか? この前摘んできた、青い花のお茶です。香りがよくて、とっても落ち着くんです。  美味しい、ですか? よかったです♪  では、私は……これから、書類の整理をしてきます。  ……え? はい、何でしょうか?  ご主人様の近く、ですか?  はい。分かりました……  い、いえ……そんな、もったいないです。お褒めの言葉なんて……。  私は、ただお世話になっているから、そのご恩を返しているだけで……。  あ……頭、撫でてくださるんですか……?  ん……ぁ……。  ……うふふっ。  ん……あ……ん……ふぁあ……♪  ご主人様の手、とっても温かい……頭を撫でられると、すごく気持ちいいです……。  いいえ……。痛くなんか、ないです……。  ご主人様さえよければ、もっと……いっぱい、触ってください……。  ん……ぁ……。  ん……んぁ……ん……はあ……。  あ……っ。ん……ふふ……♪  気持ちいい……。頭、溶けちゃいそうです……。  ご主人様は、いつも、私を温かくしてくれます……。そのたびに、私は、ダメになりそうです……。いえ、もう、ダメになってますね……ふふ……♪  ご主人様に頭を撫でてもらわないと、生きていけなくなります……。  はい……もっと、お願いします……。ご主人様が飽きるまで、撫でてください……。  あ……ん……は……ぁ、……ん……は、ぁ……。  ……うふふ……んっ、んんっ、ん……ふふっ♪  耳は……少し、くすぐったいです……♪ ん……あぁっ、んんっ……んんっ、ふふ……っ♪  気持ちいいところ、ですか……? いえ……ご主人様が触ってくれる場所なら、どこでも気持ちいいです……♪  ご主人様の“なでなで”、とっても心地よくて……。  ご主人様、どこかで練習でもされていたんですか……? 犬や猫でも、飼っていたとか……?  もう、立っていられないくらい、気持ちいいです……。ご主人様……。  ん……ぁ……んん……っ。あ……ん……っ、ふぁああっ♪  ふふ……んっ、んぁ……んっ。ぁ……はぁあ……んっ♪  あの……ご主人様……? 私の髪、汚れていないでしょうか……? ご主人様と出会う前までは、髪の手入れを何もしていませんでしたから……。  やっぱり……髪の綺麗な女の人は、私も素敵だなぁって思いますから……。その……私の髪、ざらざらしていませんか……?  綺麗、ですか……? よかった……。  ふふ……こうやって、ご主人様が、私の髪をとかしてくれるから……私の髪、またサラサラになりますね……♪  ぁ……ん……ふぁあ……んっ、ん……はぁああ……っ。  あ……ぁ……ん……ふふ……んっ、ん……あっ、は、ぁ……。  ……あっ。  す、すみません、ご主人様……。その、あまりにも気持ちよかったので……膝から力が抜けてしまいました……。  支えていただいて、ありがとうございます……。  ……ご主人様?  あの……もし、よろしければ……。その。もう少し、このままでいいでしょうか……?  このまま、ご主人様に抱き留められたままで……。  ……あ……。  はい……ありがとう、ございます……♪  ん……ふふ……♪  とっても、落ち着きます……。すぅ……はぁ……。  ご主人様の腕の中も、温かくて、優しくて……。いっぱい、ご主人様の匂いが、して……。あったかいベッドの中みたい……眠くなってきちゃいそうです……。  でも……とっても落ち着くのに……とっても、ドキドキするんです……。頭がぽーっとなって、胸がきゅーってなって……。とっても、切なくなるんです……。  ご主人様……。  ご主人様、ご主人様……。  ご主人様……。私のご主人様……。私だけのご主人様……。  ……好き……。  好き、です……。ご主人様……。  好き。好き……好きなんです。大好き……。  ご主人様……。  私は、ご主人様のものです……。ご主人様の、シルヴィです……。  どんなことでも、してください……。ご主人様のしてくださることなら、どんなことでも、大丈夫です……。  ご主人様になら、痛いことをされても、平気です……。  ……そんなことは絶対しない、ですか? ふふっ、そうですよね、すみません……。  ご主人様は、とっても優しいですから……。  ご主人様。ご主人様……。  大好きです……。  ん……  ……ちゅっ。  ご主人、様……。  ふふ……♪  大好き……♪  あの……ご主人様……。  今夜は……その……。また、ご主人様のベッドに行っても、よろしいですか……?  ……はい……♪  また、いっぱい……私のこと、抱きしめてくれると、嬉しいです……♪  あ……。  すっ、すみません……っ。  ああ、わ、私……うう……その……ち、違うんです……い、いえ、お腹は、たしかに、空きましたけど……その……  うう……そ、そんなに笑わないでください……。  お、お仕事! お仕事を、してきます! 夕食! 夕食の、準備をします!  す、少し、お待ちください! すぐに、作ってきますから……!  わ、笑わないでください、ご主人様……っ!  もう……。 2-E  ……ご主人様?  今、よろしいですか?  い、いえ、特に用事、というわけではないのですが……  近くにお邪魔しても、よろしいでしょうか?  ……ありがとうございます♪  では、失礼します……  ……えへへ♪  え? あ、いえ……その、夕食の前に、ご主人様に頭を撫でていただいた感覚が、まだ残っていて……  ……もう少し、近くにいたいな、って……。  ……ふふっ♪ ご主人様……好きです♪ 大好き……♪  ご主人様……♪  なんだか、子猫にでもなった気分です……♪ ふふ……っ♪  大好きなご主人様に、いっぱいくっついちゃいます……♪  ご主人様ぁ……うふふっ♪  あ……ご主人様、驚かせてしまいましたか?  でも……子猫は、悪戯が大好きなんです……♪  それに……ただ、ご主人様に甘えさせていただくのも、失礼ですから……  ……ふふっ♪   ご主人様の、ここ……まだ、小さいままです……あれだけ大きくなるのが、信じられないくらい……  ……すぐ、大きくしますね♪  私の、お口で……  ん……はむっ、はむ……ちゅっ、んちゅ……ちゅっ、ちゅるる……ちゅっ、ちゅっ、ちゅ……ちゅっ、んちゅっ、ちゅっ、ちゅぅ……ちゅっ♪  はぁ……ご主人様の、味が、します……♪  ……え? 汚くなんて、ないです……♪ ご主人様が一日頑張った、素敵な味です……♪  ん……ちゅっ、ちゅぅ……ちゅぱっ、ちゅるる……ちゅっ、ちゅっ、ちゅ……っ♪ はむっ、れろれろ、れろ、れろ……んちゅっ♪  あ……ご主人様のここ、とても大きくなりました……♪ がっちがちで、太くて……たくましいです……♪ くわえきれないくらい、立派です……♪  では、改めて……ご主人様、いただきますね……♪  ん……ちゅっ、ちゅっ、ちゅ……ちゅっ、ちゅるる……んちゅっ、ちゅぷぷっ、ちゅる……ちゅぷっ、んちゅっ、ちゅぱっ、れろれろ……れろっ、ちゅぷぷっ、ちゅぷっ♪  ふふ……♪ ご主人様、先っぽ、感じますか? じゃあ、いっぱい、なめますね……♪  ん……れろ……れろれろっ、れろぉ……んちゅっ、ちゅ……れろっ、ちゅぱちゅぱ……ちゅぱっ、ちゅるる……ちゅぷっ、んちゅ……ちゅぅ……れろぉ……っ♪  ご主人様……ビクビクしてて、とっても可愛いです……♪ いっぱい、感じてくださいね……♪  れろれろ……れろっ、んちゅ……れろっ、ちゅぷ……んちゅっ、んちゅっ、んちゅっ……ちゅるちゅる……ちゅぱっ♪  ご主人様の、先っぽの、裏側も、なぞって……  れろ……ぉっ、んっ、れろぉ……っ、んちゅっ、ちゅるる……ちゅっ、れろれろれろ……。  それから、裏の筋も……舌で、なでなでして……  れろれろ……れろっ、んちゅ……れろっ。れろ……んちゅっ、ちゅぷぷ……ちゅっ♪ んちゅ……ちゅ……れろ……れろぉ……んっ♪  ふふ……美味しい……♪ ご主人様の味……とっても、大好きです……♪ もっと、味わわせてください♪  ちゅ……ちゅるる……ちゅっ、んちゅ……ちゅぷぷっ、ちゅ……ちゅぅ……っ、ちゅ……ちゅっ♪  あとは……ご主人様の、一番大事なところ……柔らかい、袋のところも……♪  はむ……はむはむっ、れろ……ちゅぱっ、んちゅ……ちゅぱっ、はむはむ……はむっ、れろ……れろっ♪ んちゅ……ちゅぷぷっ♪  ぷ、はぁ……♪ ご主人様は、全部、とっても美味しいです……♪  一通り、味わわせていただいたので……次は、いっぱい気持ちよくしてあげますね……♪  先っぽを、くわえて……口を、すぼめて……ご主人様のここ、吸い込んじゃいます……♪  ん……ちゅっ、ちゅぅう……ちゅぅううううううっ。ずっ、ちゅぅうううううううう……っ♪ ちゅっ、ちゅぅうううう……っ♪  ぷはぁ……いかがですか? ご主人様……♪  あ……気持ちいいんですね……♪  では、このまま、続けますね……♪  んちゅ……ちゅぅううう……っ、ちゅっ、ちゅぅううううう……っ。ずちゅっ、ずちゅぅううううううう……っ♪ ちゅっ、ちゅぅううううううう……っ♪  ふふ……♪ 先っぽだけだと、あまり気持ちよくないでしょうし……もっと奥まで、くわえちゃいます……♪  ん……はむっ、はむはむ……んっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅう……ちゅっ、ずちゅっ、ずっ、ずぅううううう……っっっ♪  ちゅっ、ちゅっ、ちゅうううううう……っ。ずっ、ずちゅっ、ずちゅぅうううう……っ♪  ん……は、ぁ……♪  あ、ご主人様……気持ちよくなったら、精子、いつでも出してくださいね……♪ 私のお口の奥に、注ぎ込んでください……♪ 遠慮せずに、好きなだけ……私のお口に、精液をください……♪  ん……んちゅっ、ちゅぅっ、ちゅぅうう……んちゅっ、ずっ、ちゅぅううううううううう……っ。ちゅっ、ちゅぅう……っ♪  ちゅぅう……ちゅっ、ちゅぅう……んちゅっ、ずっ、ずぅううううっ、ちゅっ、ちゅぅううううううううううううううっっっ。  うふふ……♪ ご主人様、そろそろ……気持ちよく、なりそうですか……?  では、私のお口の、一番奥までくわえこみますから……精液、いっぱい出してくださいね……♪  ん……ちゅっ、ちゅぅうう……ちゅっ、ずちゅっ、ずっ、ずちゅっ、ずぅっ、ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅぅううううううううううううっ。  んちゅっ、ちゅっ、ずちゅっ、んちゅっ、ちゅぱっ、ちゅるるっ、んちゅっ、ちゅぷぷ……ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅぅうううううう……っっ♪  ちゅっ、ちゅっ、ずちゅぅぅっ、んちゅっ、んちゅっ、んちゅっ、ちゅぱっ、ずっ、ずっ、ずぅうう……っ、んちゅっ、ずぅうううううううっ。ちゅぅううううう……っ♪  ちゅぱっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ、ずちゅっ、ずぱっ、ずぱっ、じゅぱぁ……っっっ!  ん……んっ、んんんんんんんんんんん…………っっっっ!!  ん……っ、ん……っ。ん……  ぷ、は、ぁ……  ごしゅじんしゃま……いっぱい、でましたぁ……♪  みて、くだひゃい……あーーーーーーーーんっ♪  うふふ……♪ では、いただきまふ、ね……♪  ん……んっ、こく……こく……こくっ。こく……っ♪  こくんっ♪  ぷ、はぁ……♪  いただき、ました……♪ ご主人様の精液、飲んじゃいました……♪  とっても美味しかったです……♪ ご主人様からいただくものは、ぜんぶ、美味しいです……♪  ありがとう、ございました……♪  あ……ご主人様のここ、今、綺麗にしますね……♪  ん……ちゅ……れろ……れろっ、れろれろ……ちゅっ、ちゅ……れろっ♪  ふふ……っ♪ ありがとうございました、ご主人様……♪  悪戯な子猫で、すみません……♪  ん……ふふっ♪ 頭、撫でてくださるんですね……♪  私、本当に、猫になっちゃいそうです……♪  今日は、このまま、ずーっと甘えててもいいですか……?  はい……♪  頭、なでなでしてください……♪ 3  ご、ご一緒してもよろしいですか……?  は、はい……。では、し、失礼します……。  この体勢で、よろしいですか……? はい……では、ご主人様のお膝の上に失礼します……。  ん……しょ……っと……。  わ、私が一緒に入ると、狭くないでしょうか……?  大丈夫、ですか……? それなら、よかったですけど……。  ……はい。き、緊張、しています。  た、確かに、ご主人様とのお風呂は、初めてじゃありませんけど……でも、まだ緊張します……。  理由、ですか……?  ……その……ベッドとは違って、お風呂は、明るくなっていますから……。  私の火傷が……よく、見えてしまいますので……。  ……はい。ありがとう、ございます。ご主人様が、私の肌を気になさっていないのは、分かっています。  でも……私は、やっぱり……。少し、恥ずかしい、です。  ……え? か、からかわないでください……。確かに、裸を見られるのは恥ずかしがらないのに、火傷を恥ずかしがるなんて、おかしな話ですけど……。  ……ご主人様の前では、少しでも綺麗な状態でいたいんです。  い、いえっ、嫌ではないんですっ。ご主人様の近くにいられるのは、とっても幸せなことですから……。  だけど……やっぱり、その……。  この火傷の痕が、治らないのは、分かっています……。  ……ご主人様。正直に仰ってください……。私の肌を見て、不愉快には思っていませんか……?  ほんとう、ですか?  いえ……。ご主人様が、嘘をついたことなんてありませんから……。  信じます。ありがとう、ございます。  え? ……い、いえ、綺麗だなんて……。こんなに痕が残っているのに……。そんなこと、ないです。私は……そんなこと……  うう……。  ……綺麗じゃ、ありません。私は、綺麗なんかじゃ……。  あ……。  や、やめてください……。火傷の痕なんて、なぞらないで……。  手触りなんて、よくありません……。ざらざらで、ごつごつで……。触って、楽しくなんか……。  ん……ぁ……。  は、ぁ……。  ご主人様……。  ご主人様は……本当に、不思議な方です……。  私には、醜くて、汚いものにしか、思えない、のに……。  ご主人様に触ってもらうと……途端に、それが綺麗なものに、思えてきます……。  本当に、不思議です……。  私……醜くないって……汚くないって……そう思っても、いいんでしょうか……?  ……、はい……。  ありがとうございます、ご主人様……。  ふふ……これで、火傷が消えるわけじゃないのに……私、とっても、嬉しいです……。  でも、よく考えてみたら……私、ご主人様に出会うまで、火傷痕をまったく気にしてなんかいなかったんです。  変な模様になっちゃったな、とは思っていましたけど……でも、これが当たり前だから、仕方ないって思ってました……。  だけど、ご主人様に会ってから……。火傷が、やっぱり嫌だって思うようになって……。  ……ふふっ。はい、そのご主人様から、火傷は汚くなんてない、って。そう、教えていただきました。  私は、ご主人様に、全てを変えられたんです。心も、体も……。  ご主人様……。  私……普通の女の子みたいになって……いいんでしょうか……?  お腹いっぱいご飯をたべて……温かいベッドで眠って……可愛い服を着て……森を散歩して……面白いことで笑って……。  普通の、女の子みたいに……ご主人様に恋をして……。  いいんでしょうか……?  ……はい。  はい……。  ありがとう、ございます……。  私、ご主人様に出会えて、よかった……。  本当に、本当に……。  ……ご主人様……。  キスしても、いいですか……?  ん……  ん……ちゅ……ちゅ……ちゅっ。ちゅ……ちゅ……ちゅっ、ちゅぅ……っ。  ん……は、ぁ……。  ご主人様……もっと、抱きしめて、くれますか……?  ご主人様の胸の中、とっても安心しますから……。  はい……。痛いくらい、ぎゅってしてください……。  ご主人様……。   大好きです、ご主人様……。 3-E  ……ご主人様?  あの……気のせいかもしれませんが……  私の背中に……何か、固いものが当たっているような……  ご主人様、ひょっとして……  興奮、していただいたのですか……?  私の、体に……  ……ご主人様は、素敵な方ですね。  私の、火傷だらけの体のことを……本当に、綺麗だって思ってくださっているんですね……。  私、とっても……嬉しい……  ご主人様……大好き、です……♪  ご主人様……  もし、よろしければ……ご主人様が、綺麗だと思ってくださる、私の体を……  お好きなように、触ってください……♪  ん……あっ、は、ぁ……♪ ご主人様が、私の胸を、触ってます……♪  私の胸、ぜんぜんおっきくなくて、ちょっと恥ずかしいです……  でも、ご主人様は、そんな胸がお好きなんですね……♪ それも、とっても嬉しいです……♪  ん……ぁっ、は、ぁ……っ♪ 乳首、つままれると……体、ピリピリってなります……気持ち、いい……♪  ん……あっ、は、ぁ……んっ、はぁああ……っ♪  あ……あっ、はぁああああっ!  ご、主人さま……指が、下のほうに、来てます……私の、アソコ、を……あっ、はぁああああっ!  あっ、はっ、はぁああ……っ。んっ、はっ、ぁっ、ひぁああ……っ!  あ……すごく、感じちゃい、ます……ご主人様の、指ぃ……♪ 触られただけなのに、頭、真っ白になって……はぁああっ♪  あっ、はっ、ふぁああ……っ、んっ、はっ、ぁっ、はぁああ……っ♪  あっ、ご主人さまっ、ご主人様ぁ……っ、だ、だめ、ですぅっ。  ごしゅじん、さま……指、じゃなくて……その……  とっても固い……ご主人様の、これで……気持ちよく、なりたいです……  ん……あっ……ご主人様……  ぁ……は、ぁあああああ……っっ!  ぁ……はっ、あっ、はぁあああああああ…………っっ!  ぁ……入れられた、だけで……イッちゃい、ましたぁ……ごしゅじんさまの……かたくて、あつくて……おっきいです……♪ 私の中、すぐに、埋まっちゃいました……♪  ごしゅじんさま……私は、大丈夫ですから……いっぱい、動いてください……♪  あ……でも、よろしければ……  せっかく、狭いお風呂の中ですから……  ぎゅって、抱きしめたまま……して、ください……♪  ん……はぁああああ……っ♪ あっ、はっ、は、ぁ……っ、はぁあああ……っ♪  きましたぁ……っ♪ ご主人様の、いっぱい、きましたぁ……っ♪ 私の中、たくさん突いてきます……っ♪  あっ、はっ、はぁああ……っ、んっ、はっ、はぁあ……っ。あっ、ひああっ、ぁっ、はぁああ……っ。  あっ、は、ぁ……んっ、はっ、ぁああああ……っっ!  ごしゅ、じんさま……っ。気持ちいいです……っ。気持ちよすぎて、怖いくらい、です……っ。でも……背中から、ご主人様に抱きしめられて……とっても、安心します……っ♪  ご主人様……好きっ、好き……っ♪ ご主人様……っ♪ ご主人様ぁ……っ♪  はぁああ……っ♪ あっ、はっ、はぁああ……っ♪ んっ、あ……っ、はぁあ……っ♪ ご主人様っ、好きっ、好きぃ……っ♪  あ……ご主人様の、手……私の、火傷、撫でて……♪ はい……もう、私、大丈夫です……♪ ご主人様が、綺麗だって言ってくれたから……大丈夫、です……っ♪  いっぱい……いっぱい、愛してください……♪ ご主人様が、綺麗だって言ってくれる、私の体……たくさん、愛してください……っ♪♪  ん……あっ、はっ、は、ぁ……あっ、はっ、ぁぁああ……っ! とっても、感じます……っ。ご主人様、ご主人様ぁ……っ♪  ん……ご主人様、キス……っ。  んちゅ……ちゅっ、ちゅぅ……れろれろ……んちゅっ、ちゅるる……ちゅぱっ、ちゅぅ……んちゅっ、んちゅっ、ちゅぅう……ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅ……ちゅっ。  はぁ……っ、息、苦し……っ。でも……もっと、キス……っ。  んちゅ……ちゅっ、ちゅ……っ。んちゅ……れろ……ちゅぱっ、ちゅぱぁ……ちゅるちゅるっ。ちゅぷぷぷ……ちゅるっ。んちゅ……ちゅぷっ。んちゅるっ。  ふぁぁ……っ。  ご主人様……ご主人様ぁ……っ♪  あ……首……ご主人様……んっ、はぁあああ……っ♪  ご主人様ぁ……そんなに、首にキスしたら……痕、ついちゃいます……♪ みんなから、ご主人様のキスマーク、見られちゃいます……っ♪  でも……嬉しい、です……っ♪ キスマークって、一番幸せな傷跡、ですね……♪ 私の体に、いっぱいキスして……いっぱい綺麗にしてください……♪ シルヴィはご主人様のものだって証、いっぱい刻んでください……っ♪  あ、はぁ……っ、くすぐったい……でも、気持ち、いい……っ♪  んぁ……っ、はぁ……ぁっ、あっ、はあああ……っ♪ んっ、あっ、はっ、はぁ……っ♪  ん……はぁ……っ。  ふふ……っ♪ ご主人様、いっぱいキスしたから……とっても濃いキスマーク、ついちゃいました……♪ このキスマーク、ずぅっと消えないで欲しいです……♪  あっ、はっ、は、ぁ……っ♪ んっ、ふぁあああ……っ♪  ご主人様、ご主人様ぁ……♪  あ……私の中で、ご主人様、ビクビクしてます……♪ これ、限界が近い、ってこと、ですよね……っ♪  はい……ください……っ♪ ご主人様の、精液……私の中に、いっぱいください……っ♪ 好きって気持ち、たくさんください……♪  あっ、はっ、はぁあ……っ、あっ、んっ、はっ、あっ、はぁあ……っ♪ あっ、あっ、あっ、あぁ……っ♪  んっ、あっ、はっ、あっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、ぁっ、ぁっ、あっ、ぁ……っっ!  あっ、あああああ~~~~~~~~~~~~~っっっっっっ!!!!!  あ……っ、あ……っ、あ……っ。  は、ぁ……っ、あっ……ぁ、あ……っ。  は、ぁ……。  ふふ……♪ ご主人様……♪  んちゅ……ちゅっ、ちゅ……れろ……んちゅっ、ちゅっ、ちゅぱ……ちゅっ♪  はぁ……♪  私の体に、ご主人様から、いっぱい傷跡をつけられちゃいました……♪ 少しも痛くなくて、とっても幸せな傷を、いっぱい……♪  ありがとう、ございます……♪  とっても、嬉しいです……♪  ……ふふっ♪  でも、ご主人様……お風呂の中に入ったまま、しちゃうのは……少し、熱いですね……。  ふぅ……汗、たくさんかきました……。  ……ご主人様?  ごっ、ご主人様ぁっ!?  ご主人様、目を回してますっ! あ、熱すぎて、のぼせちゃったんですか……っ!?  ああ、ご主人様、起きてくださいっ! ご主人様、ご主人様……っっ! * * *  ……このあと、慌ててご主人様をお風呂から出して、涼しいところに寝かせてあげました。  ご主人様は、しばらく、ぐったりしていました……。  お風呂の中で、かなり無理をさせてしまったようです。  反省しています……。  でも、私は、全然大丈夫だったんですが……体質の違いなんでしょうか? 4  はぁ、はぁ、はぁ……。  あ……ご主人様……。  お水、ですか……? はい、いただきます……。  ん……こくっ、こくっ、こくっ……。  はぁ……。ありがとう、ございます……。  けほっ、けほけほっ。  すみません……。体には、気を付けていたのですが……また、風邪を引いて、しまうなんて……。  けほっ、けほ……っ。  ご心配をおかけして、すみません……。  私は、大丈夫、ですから……。ご主人様は、お仕事に戻ってください……。  いえ……。大丈夫です……。これ以上、ご迷惑をおかけするわけには……。  ……ほ、本当に大丈夫です……。また、付きっきりで看病していただくわけには……!  ご主人様……。  ありがとう、ございます……。  ……はぁ、はぁ……。  ご主人様……まだ、近くにいてくださいますか……?  はい……。  本当は……少し、辛いです……。頭が、熱くて……。なのに、とっても寒いです……。手も足も、冷たい……。  けほっ、けほっ、けほ……っ。  ……でも……どうして、でしょう。何だか……こうなるのも、当然な気が、します。  きっと、罰なんです。私は、もともと、奴隷だったのに……。こんなに、幸せな生活を送ってしまっているなんて……。  だから、これは、きっと、私への罰なんです……。  ……あれ? 私、何を言っているんでしょう……。  そんな、つもりじゃないのに……。  でも……ご主人様は……私を、奴隷として扱ったことは、一度もありませんでした……。  私は、ただの奴隷なのに……。  奴隷が、こんなに幸せで、いいはずが、ないんです……。  私は……私は……。  ……変、ですね……。ご主人様は、絶対に私にひどいことをしないってわかっているのに……。  私、風邪のせいで、変なことを言っています……。  ……ご主人様……。  けほっ、けほけほ……っ。  ご主人様……。  こわい……。  私、こわいです……。  ご主人様に、優しくしていただければ、していただくほど……  こわいです……。  この幸せの壊れる日が、こわいんです……。  私は、奴隷で……。  ご主人様は、とっても立派なお医者様で……。  こんな私が、釣り合うはずなんて、なくて……。  だからご主人様は、いつか、私を置いてどこかに行っちゃうんじゃないかって……。  そう思ってしまって……  こわいんです……。  それは、仕方ないことだって分かってます……。  今までが、夢のような日々なんだって、分かってるんです……。  目が覚めたら……私は、元のみすぼらしい自分に戻っているんです……。  たった一人で……。ご主人様も、いなくて……。  きっと……これは……夢……  ……嫌……。  そんなの……嫌です……。  私、ご主人様と、ずっと一緒にいたい……。  ご主人様が、大好きだから……。  いつまでも、一緒にいたい……。  離れたくない……。  離れたくないよぉ……。  ご主人様……ご主人様……。  ご主人様は……どうして……私なんかに優しくしてくださるんですか……?  どうして……私なんかに……。  私は……ただの、奴隷だったのに……。  私は……ご主人様に、何もしてあげられないのに……。  ご主人様……。  私は、何をすればいいですか……?  私が、どうすれば、ご主人様はずっと一緒にいてくださいますか……?  教えてください……。  ご主人様……  寒い……寒いです……。  ご主人様……。  ごしゅじん、さま……。  …………すぅ。  すぅ……。すぅ……。  すぅ……。  すぅ……すぅ……すぅ…………。  ごしゅじん、さまぁ……。  ごしゅじん……  さま……。  ……ぁ……。  ん……ふぁ、あ……。  あ……体、だいぶ楽になりました……。熱、下がったみたい……。  ……あれ? この、感覚は……  ……ご、ご主人様っ?  ひょっとして……今までずっと、私を抱きしめてくださっていたんですか……っ?  私の体を、暖めるために……? ずっと、この体勢で……?  ……あ、ありがとう、ございます……。  はい……。ご主人様のおかげで、まったく寒くありませんでした……。  とても、暖かかったです……。  ……あの、ご主人様。  その……私、昨日、頭がぼーっとしていたせいで……変なこと、言っていませんでしたか……?  ……そうですか? 本当に、何も言っていませんか……? 私、ご主人様に、とってもご迷惑をかけたような……。  ……じゃあ、アレは夢だったのでしょうか……?  い、いえ。何でもありません。  ありがとうございます、ご主人様……。風邪も、すっかりよくなりました。  ……あの。ご主人様?  私の左手、どうかしましたか? さっきから、ずっと触っていますけど……  大きさ、ですか? 指の……? お医者様としての診断でしょうか?  は、はい……。でしたら、どうぞ。好きなだけ、お触りください……。  ……ところで、ご主人様。  風邪も、すっかりよくなりましたし……今日から、また家事を頑張り――  だ、ダメでしょうか?  ですが……二日も、ご主人様のお手伝いを休むなんて……。  ……はい。すみません。  お言葉に甘えて……今日も、ベッドで休ませていただきます。  あの……何か手伝いが必要になりましたら、いつでも声をかけてください……。  ……え? か、監視する、ですか? 私が無理をしないように? ご主人様が、ずっと、ベッドのそばで?  そんな……。ご主人様……。またご迷惑を……。  ……でも。  とっても、嬉しいです……。  ご主人様……。  では、私の風邪がよくなるまで……そばにいてくださいますか?  はい……。  ありがとう、ございます……♪ 4-E  ……ご主人様っ。  おかえりなさいっ。  お仕事、お疲れ様でした。  ご飯も、お風呂も準備はできてますっ。  ……え? 無理なんて、していません。もう、体調は万全です!  顔色、見てください。とっても元気ですっ。  ご主人様さえよろしければ、ご一緒したかったんですが……。  今度は、ぜひご一緒させてくださいっ。楽しみにお待ちしていますっ。  ……でも、ご主人様。  今日は少し、お帰りが遅かったですね。どこかに、寄っていたのですか?  ……あっ、いえ……ご主人様がお話ししたくないようなことでしたら、無理にお話ししていただかなくても、大丈夫ですけど……  もう、お外は真っ暗ですし……ご主人様が、危ない目にあっていたらどうしようかと……。  どこか、遠くに行っていたら、どうしようかと……。  ……ふふっ。そんなこと、ないですよね。すみません。私、変なことを、言いました。  まだ、風邪、治ってないのかな……。  ご、ご飯にしましょう! いっぱい、作りましたから!  ご主人様、すぐ用意しますから――  ……ご主人様?  ん……んんっ!  ん……んちゅ……ちゅ……ちゅっ、ちゅ……ちゅっ、ちゅぅ……ちゅっ、ちゅ……。  ん……あ、はぁ……  ご主人、様……?  どうか、されたのですか……?  え……?  今から、ベッドに……?  ……いえ。嫌なわけ……ありません。  ふふ……ご主人様さえよろしければ……私は、いつでも……。  はい……。ご主人様……♪  ぁ……恥ずかしい、です……。  私、ご主人様にキスされただけで……もう、いっぱい感じちゃいました……  いきなりで……とっても激しいキスでした……。  私のここ、もうぐしょぐしょで……とろけちゃってます……  ご主人様……  ぁ……ご主人様も、もう、固くなってますね……♪  今、外にお出ししますね……  あ……おっきい……♪ ご主人様のここ、素敵……♪  ご主人様も、準備は、万全ですね……♪  はい、私も、大丈夫です……もう、ご主人様を受け入れる準備は、できていますから……  入れて、ください……♪  ん……ぁっ、は、ぁああああああああ……っっ!  はぁあ……来ましたぁ……っ。ご主人様の、奥まで……っ。  ん、はぁあああ……っ。  すごい、です……。ご主人様、固い……今までで、一番おっきくなってる気がします……っ。  今日は……何か、あったのですか……?  ご主人様……?  ん……ぁっ、はぁあああっ! あっ、はっ、あぁあ……っ、はぁああ……っ!  ご主人、様ぁ……っ、そんな、いきなり……はぁあああっ!  あっ、はっ、はぁあああ……っ! あっ、はっ、はぁああ……っ! んっ、はっ、ぁあああ……っ!  はげし、いです……っ。ご主人様ぁ……っ。  でも……大丈夫、です……っ。私、大丈夫ですからぁ……っ。もっと、もっとぉ……っ。ご主人様の、いっぱいください……っ。はぁあああ……っ。あっ、はっ、はぁあああ……っ!  あ……ご主人様ぁ……っ。ご主人様、ご主人様ぁ……っ!  あっ、あっあっあっあっ、あぁあ――っ!  ごしゅ、じんさま……っ。体、震えて……っ。限界、ですか……っ?  はい……っ。おねがい、します……っ。いっぱい、私の中に……出して、ください……っ!  ご主人様……っ!  はあああっ! あっ、はぁああ……っ。あっ、はっ、ぁあ……っ、あっ、はぁあ……っ!  あっ、ぁ……っ、はああああ~~~~~~~~~~っっっっ!!  ぁ……っ。ぁ……、ぁ……。  出て、ます……いっぱい……。私の、中に、いっぱい……♪  ご主人様……♪ ありがとうございます……♪  私も、気持ちよかった、です……。  ん……ちゅっ、ちゅっ、ちゅ……っ。ちゅっ、ちゅっ、ちゅ……ちゅっ♪  ぷ、はぁ……。  ……ご主人様?  でも……ご主人様が、こんな風に私を抱いてくださるなんて……なんだか、珍しいですね。  私は、嬉しいですけど……  何か、あったのでしょうか……?  ……ひょっとして……私のこと、でしょうか……?  ご主人様……? あの……  ……え?  ご主人様、あの……その、箱は……なんでしょうか……?  それ……私に……?  よ、よろしいのですか……?  あ……ありがとう、ございます……。  あの……開けても、よろしいでしょうか……?  はい……では……。  ……っ!  あの……ご主人様、これって……!  これ、は……  指輪、ですか……?  これを、私に……?  そんな……  ……ほんとうに、よろしいのですか……?  だって……だって、私は……私は……奴隷、なのに……ご主人様に、何もできない……ただの、奴隷なのに……っ!  私……わたし……  ご主人様と、ずっと一緒にいても……いいんですか……?  …………っ。  嬉しい……っ。嬉しい……嬉しいです……っ。  ご主人様……っ。ご主人様……っ。  ご主人様……っ!  んちゅ……ちゅっ、ちゅ……ちゅっ。ちゅる……れろれろ……んちゅっ、ちゅぅ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅう……っ。  れろれろ……ちゅっ、ちゅぅ……れろっ、ちゅぱっ、んちゅっ……ちゅっ、ちゅぅ……ちゅっ、ちゅぅう……っ!  ぁ……っ、ご主人様……っ♪  好き……っ、好き、好きです……好きっ、ご主人様、好きぃ……っ♪  指輪……はめていただいても、よろしいですか……?  はい……。  ……はい……っ♪  ご主人様……っ♪  ありがとう、ございます……っ。  ちゅ……ちゅっ、ちゅ……んちゅっ、ちゅ……ちゅっ、ちゅぅ……っ、ちゅ……っ、ちゅぴ……っ。んちゅ……ちゅっ、ちゅる……ちゅっ。  ご主人様……っ。  私……体が、熱くて……愛しさが、溢れてきて……もう、ダメになりそうです……  もう一度……抱いて、いただけますか……?  ……ん……あっ、はぁあああああああああああああああっ!  ご主人様ぁ……っ♪ ありがとう、ございます……っ♪  ご主人様の、さっきよりも、おっきくて……私、もう……気持ちよくて……♪  はい……お願いします……♪ いっぱい、私のこと……愛してください……っ♪  ぁ……あっ、あっ、はあああ……っ♪ あっ、ぁっ、はぁあ……っ! ん……あっ、はっ、ぁあ……っ!  ひぁああ……っ、はっ、はぁあっ! ごしゅじんしゃまっ、はぁああっ! あっ、はっ、ぁああ~~~~っ!  あっ、はっ、あぁあ……っ! んっ、ぁっ、ぁっ、あぁ……っ! あっ、あっ、はぁあっっ♪♪  ん……ちゅっ、れろれろ……れろっ、んちゅ……ちゅっ、ちゅぅう……ちゅっ、んちゅっ、ちゅぷぷ……っ。  ちゅる……れろれろ……んちゅっちゅぱっ、ちゅぅう……ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅう……♪  ぷはぁ……っ、ごしゅじんしゃまっ、ごしゅじんしゃまぁ……っ♪  好きっ、好き好き好きっ。大好きです……っ。  あっ、ぁぅっ、ぁっ、はっ、あぁああ……っ。  んっ、はっ、はぁああっ、あっ、あっ、あっ、あぁああ~~~~~~っ!  あっ、はぁぁ……っ。あっ、はぁあ……っ! すき、すき、すきぃ……っ。  ちゅ……んちゅっ、ちゅ……んちゅっ、ちゅぅう……っ、ちゅっ、ちゅっ……ちゅぷっ。んちゅ……ちゅっ、ちゅぅう……ちゅっ、ちゅぅ……っ。  ちゅぷぷ……っ、ちゅっ、ちゅぅう……ちゅっ、ちゅぅ……っ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ……っ。  はぁぁ……っ。あ……あっ、ああああああ……っっ! あっ、はぁっ、ぁああ……っ!  ごしゅ、じんしゃまぁ……っ。ごしゅじんさま、ごしゅじんしゃまっ、ごしゅじん、しゃまぁ……っ!  わた、しぃ……っ!  ごしゅじん、さまぁ……っ。  す、き……っっ。  あ……っ、はぁあああああああああああああああああああああああああああああ~~~~~~~~っっっっっっ!!!!  あ……っ、あ……っ。あ……っ。  ぁ……あっ、は、ぁ……っ。  ごしゅじん、しゃまぁ……♪  好き……好き、好き……好き、好きです……好き、好き、好きぃ……っ♪  ちゅ……ちゅっ、ちゅぅ……ちゅっ、れろ……れろ……っ、ちゅ……ちゅっ、ちゅるる……ちゅっ♪  は、ぁ……  ごしゅじん、さまぁ……  すき……♪ * * *  ……ふふっ♪  ご主人様……♪  ……はい。嬉しいなんて言葉じゃきかないくらい、嬉しくて……もう、胸がいっぱいで……張り裂けちゃいそうなくらいです……。  今日、遅かったのは……この指輪を探してたから、なんですね……。  私の、ために……。  お店は……この前新しくできた、宝石店、ですか……? 私が、気になっていたこと……覚えてくださっていたんですね……。嬉しいです……♪  ご主人様は、いつも、私の欲しいものをくださいます……。  食べ物も、ベッドも、温もりも……好きって、気持ちも……  ご主人様……  ん……ちゅっ。ちゅっ、ちゅ……っ。ちゅっ、ちゅ……っ。  ……えへへ♪  これから……ご主人様のお仕事を、本格的に手伝えるように……いっぱい、勉強しなくちゃいけませんね……。  お仕事のこと、教えてくださいね、ご主人様……♪  はい? ……あ。そうですね……。これからは、ご主人様のこと、“ご主人様”と呼ぶのは、変になりますね……。  では、どのようにお呼びすれば、よろしいですか?  ……私の好きなように? 決めて、いいんですか?  そうですね……。  ……ふふっ♪ 決めました。  じゃあ、これからは――。 エピローグ  ――これで、このお話はおしまいです。  最初に申し上げた通り、本当に、何もないお話でした。  私が、ご主人様と出会い……。  一つになって……。  それから、一緒になって……。  季節が巡って……  愛の結晶が生まれて……。  ずーっと、一緒に暮らして……。  いつまでも……日々が続いて……  いつまでも……。  このお話は――そんな私と…… “旦那様”の、毎日を描いた……  何もないけれど……  幸せで……  そして、終わりのない……    ただそれだけの、お話です。 【おまけ】  ……ご主人様?  あの……よろしければ……今日も、ベッドをご一緒しても?  ……ありがとうございますっ。  では、失礼、します……。  ご主人様? 狭く……ないですか?  ……もっと、近くに寄っても、いいですか?  ……はいっ♪  ふふ……っ。  とっても……温かい、です……。  ご主人様の、中……。  すぅ……はぁ……。ご主人様の匂いが、して……すごく、安心します……。  きっと、いい夢が、見られそうです……。  あったかくて、やさしい夢です……♪  ご主人様……。  ……ちゅっ。  ……えへへ。  おやすみなさい、ご主人様……。  いい夢を……。