;トントン、と包丁の音 「……あ、起きたんだ。ふふ、おはよう……じゃないね、うん。もう夕方だしね」 「うん、あの後私も寝ちゃった……うん、寝顔見たよ? 可愛かったなぁ……ふふ」 「ふふ、そうだね、ちょっと狡いかも……私の寝顔、見たい? 見たいなら……その、たまにはうちに泊ってさ……私より早く起きれば見れる……よ?」 「か、顔赤くなってるのは判ってるよぉ……こ、これ、凄い恥ずかしいんだから……でも、その……毎日は無理でも……たまになら……良い……よね?」 「あぅ……可愛いとか言われても、照れるよぉ……きゃ、キャラが違うというか、こっちが素なの……うう、だ、だってその……まさか覚えてるなんて思ってなかったし、その……私、大家さんだから……ちゃんとしてないといけないから……」 「ぁ……んぅ、ちゅぱ……ちゅ、ちゅぅ……う、うん……その……これから……もっと知ってください……私の事……もっと教えてください……君の事……少しずつで良いから……お願い……します……」 「あ、あのね……その……夕ご飯、作ってたんだ……良かったら、その……一緒に……あ……う、うんっ! 大丈夫、料理は勉強したから……ふふ、ありがとう」 「……ね、ご飯の前にキス、もう一回だけしよ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……ちゅぱ、くちゅ……ちゅ、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……んちゅ、ちゅぅ……ちゅぱ、くちゅ……ちゅ、ちゅぅ……」 「うん……私も大好きだよ……これからずっと……一緒に居て……くださぃ……」