;諸注意 「はい、んじゃ諸注意。聞く聞かないは自由だけど、聞かないで何かあっても知らないから。そこんとこは判ってなさいよ」 「まず、この作品はフィクションよ。登場する人物、団体、組織なんかは全て架空の物ってね」 「次。この作品はアダルト作品よ。18歳未満は買うのは当然として、聞くのも控えなさい。ああ、それと作中じゃそういう声とか台詞が出てくるから。周囲の環境、音漏れに気をつけなさいよ?」 「ああ、別に気にせず大音量で楽しんでも良いわよ。ただ……あんた、いっちばん最初にその時に漏れてた音であたしに気づかれた、っての思いだして……くすくす……実体験込みでの失敗談の方が、注意できるでしょ? ま、起きてからしても良いけど、出来れば起きる前から気を付けなさい、ってね」 「それと……一応、これは近親相姦物になるのかしらね。あんたとあたし、義理の姉弟っていうならともかく、そういう訳じゃないし? そういうのが苦手な人は……なんか、今更よねぇ。ま、義理の姉物と思ったら回れ右してごーほーむ、そうじゃないんなら、良いんじゃ無い、って事でね」 「いぢわるな姉 ―頑張ったらサセてあげるかもね?―」 ;3秒程度間 「……で、前回のあらすじ……あらすじ、ねぇ……?」 「正直、あんたが色々とあたしの言う事になった。んで、そのご褒美だったり、あたしが機嫌が良いときにエロイ事させてあげたり、してあげる様になった……これくらい? ま、姉弟でする様な事じゃないな、って思いながらも許してるあたりあたしも大概よね」 「と言っても、あんたに男としての魅力を感じるかとかそういう話になると全く話は変わってくるんだけどね……えー、だって、前より言う事聞いて素直になったし、そうなればあたしだってちょっとは可愛いなって思うけど、これって大型犬が懐いてきたのに似た感じよ? 別にあんたが犬だなんて言うつもりはないし、ちゃんと人間として見てるけど、それでも弟としか見れてないし?」 「それでもあんたの努力……努力? まぁ、頑張ってあたしに好かれようとしてるのは判るし、悪い気はしないけどね……あー、でも姉としてはあれかしらね、弟を真人間に戻すために距離を取ったり、ちゃんと諭した方が……ふふ、あんたがそれが嫌だってんなら、そうしないわよ。さっきも言ったけど、あたしは別に嫌じゃないわよ? ただ、あんたが望む関係は難しいだろうけどね」 「ふふ……ま、あんまりうざくない程度にね。四六時中くっつかれたりしたらさすがに面倒だしね……精々、がんばんなさい、ふふ」 ;3秒程度間