■こうはい05『羞恥心がありすぎる眼鏡っ娘なこうはい』 ■01 はぁ〜〜……あぁもう、すみません先輩。 こんなことに付き合わせてしまっ……あっ、ひゃう! あ、あはは、すみません。 足元の段差が見えなくて……は、はい、ありがとうございます。 こんな風に先輩と腕を組んで歩けるなんて、私幸せで……って、そ、そんなコト言ってる場合じゃないですよね。 何から何までお手数をおかけしてしまって、本当にすみません。 それもこれも私がお店で眼鏡を引っかけて落としてしまったから。 うぅ、こんなドジをするなんて恥ずかしい……でもそのおかげで先輩と腕組み♪ せっかくだからもっと。 へ? あぁいえ大丈夫です。 家に戻れば予備の眼鏡はありますから……ただ、眼鏡なしでは家に帰り着ける自信がなくてですね、あ、あはは、本当にすみません。 お手数を……。 はい、ありがとうございます。 先輩の優しさが身に沁みますね♪ だから好……あっ、いえ、その。 あ、あははっ、何でもないんですっ、何でも。 それに、その、ごめんなさい。 せっかく画材の買い出しに出たのに、私の不注意で結局何も買えずじまいでしたね。 あ、あはは、眼鏡のフレームは折れるわ、レンズは擦れて使いモノにならなくなるわで……。 本当に酷いものでした。 また新しい眼鏡を買ってもらわないといけなくなるので、両親にも迷惑をかけてしまいます……しばらく、部活を休んでアルバイトをいないといけないかも。 え。 どうしてですか? 何で先輩が寂しく……へっ!? わ、私だって、先輩と会えなくなるなんてイヤですっ、あの、えっと……で、ですけど、眼鏡って高いんですよね。 と言うか、私の場合レンズが高くて……えぇ、超の付くド近眼なので、レンズを薄く仕上げる加工料金などがかかったりして。 目の良い先輩にはわからないかもしれませんね。 私ですか? 視力は両方とも0.01です。 それに乱視も入ってるので……先輩は両目とも1.5でしたっけ。 夢のような世界が見えるんでしょうね、先輩の絵の上手さはそのおかげでしょうか。 私の絵なんて、先輩に比べたらまだまだですよ! ……っとっとっと、あぁすみません。 興奮して足元が……あ、そっか。 そういう言い訳をして、もっと腕をギュッと掴んで。 密着して、先輩の温もりを……あ、あぁいえ、何でもありません。 いえ、ありませんとも。 あはは……え、えっと何でしたっけ。 あぁそうそう、近眼の度合いでしたよね。 0.01だと、それはもう本当に何もかもぼやけた世界でして。 私の場合乱視も入ってますから、より一層ぼやけまくりなんです。 例えば、そこに一軒家があるのはわかりますけど。 表札なんてもちろん見えないし、瓦屋根なのかかやぶき屋根なのかもわからないくらいで……まぁ、かやぶき屋根なんてこの辺りにはないでしょうけどね、あはは♪ とりあえず、この辺りが私の家の近くであることは何となくわかります。 と言いますか、もうすぐそこです。 はぁ〜、もう着いちゃいましたね……もっと腕組みしていたかったんですけど。 あぁいえ、とにかく、送っていただいてありがとうございました! お礼がしたいので、是非うちに寄って行ってください。 大丈夫ですよ、眼鏡をかければいつもの私ですから。 はふ〜……やっと見えるようになりました〜。 でも、眼鏡をかけても1.2くらいにしかなってないんですよ。 これでもまだ先輩よりも視力が下という……あぁ、そうですね。 さっきまでの眼鏡とフレームが違うので、少し変わった印象になるかも……え!? そ、そうですか? 先輩的にはこっちの方が……それは、眼鏡壊れてラッキーだったかも♪ それじゃ、次の予備に買っておくのも同じようなフレームにしますね。 だって、少しでも先輩に気に入ってもらいたいですし……へ? え、えっと……いえその、おかしな意味じゃなくてっ。 わ、私の話なんてどうでもいいですよねっ。 そ、それより、お茶淹れてきますっ。 先輩、クッキーは好きですか? お煎餅もありますけど、どっちが……は、はい……座ります。 はい、落ち着きます……ごくん。 あ、すみません。 やっぱり落ち着けそうにもないです……だって、先輩が私の部屋にいるなんて……えぇえ!? わっ、私の部屋なんて全然っ。 いえ、本当に、全然大したことなくてっ。 いつもはもうちょっと散らかってるんですけど、つい一昨日片付けたばかりで良かったですホント、そうじゃなかったら、部屋には。 いっ、いえいえっ、いつ来ていただいてもいいんです。 むしろ来ていただきたいですっ。 先輩に見られると思えば掃除も行き届きますし……いえ、そんな便利に使おうということではなくてですねっ。 は、はい、落ち着きますっ……はい、深呼吸しますっ。 す〜、は〜、す〜、は〜、す〜……っぷはあ! はぁっはぁっ、あ、あはは。 なんだか暑いですね。 冷たい飲み物を……。 は、はい、座ります……ごくん……あの……その……せ、先輩? もう眼鏡はしてますから、手は、離していただいても、大丈夫……いえ、握っててもらってもいいんですけど。 むしろ……握っていてもらえると、とても……はい、嬉しい、です♪ え……好っ!? あのっ、えっと……す、スキって、何が……私!? あのっ、えっと、私が先輩をですか? それはもちろん! すすす好きに決まってっ……あ、そうじゃなくて? 先輩が、私を……好き、なんですか? えっと、それは……告白? こ、こくっ、はっ、はぁっはぁっ。 はぁはぁ、は、はい、落ち着き……ごっくん! むむむ無理です! 落ち着けるハズないじゃないですかぁ! わ、わたっ、わたわたっ……せん、せんせんっ、先輩が、私を! そそそそんなの嘘で……う、嘘じゃないなら、からかって……か、からかってもないなら……ないなら……わ、私の方が先輩を好きです! いいえ、私の方がずーっとです! え……両、思い? あぁ、えっと、両思いって言うと……お互い、好きで、いるという……あの、夢のような展開でしょうか。 ゆ、夢、じゃない? 夢じゃないんですね……。 は、ははは、ふはぁ〜〜 ……どっと疲れました……あぁ、すみません。 先輩も疲れちゃいましたよね。 あはは、顔真っ赤ですよ♪ そ、そりゃ、私は真っ赤に決まってます。 だって、先輩が告白してくれるなんて思ってもいなくて……あ、はい! ありがとうございます。 私も、先輩のことを思っていました。 好き、です♪ ずっと好きでした。 あはは、良かったのは私の方ですよ〜。 まさか、先輩に思っていてもらえたなんて、夢みたいです。 私なんて、絵は下手だし、ドジだし……眼鏡だし。 だって、ド近眼ですよ? 眼鏡を外したら、この距離でも先輩の顔が見えなく……んっひゃあ! せっ、先輩っ。 いきなり顔寄せないでください! 眼鏡をかけてれば見えますから……え、何がですか? そうじゃなくて……? キス……しようと? した……ん、ですか? き……キス!? せせせ先輩! そういうコトは、恋人同士じゃないと……あ、そっか。 私たち、もう? 恋人同士になったっていうことでいいんでしょうか。 こ、恋人……先輩と恋人同士♪ あぁ、私が先輩の彼女……カップルになれたんですねぇ、あぁん、夢みたいですよ〜。 あ、はい。 すみませんっ。 夢じゃないですよね、はい、現実です。 ……だから? それじゃあ? あ……きっ、キス、ですか! キスですよね。 恋人同士ならしても……ごくん。 そ、それじゃ、その……お願いしますっ。 んっ……っ……っ……あっ。 すみませんっ、眼鏡邪魔ですよね。 外しますから……んん、んはぁ。 はぁ、はぁはぁ……では、これで。 ……っ……っ……〜〜〜〜っぷはぁ! はぁっはぁっ、あぁ、す、すみません。 息止めちゃってて……あの、まだしてないですよね? ……肩の力を抜いて? そ、そうですね。 すみません。 初めてなので勝手がわからなくて……はい。 肩の力を抜いて、目もギュッと閉じすぎず、あぁそうですね、唇も……く、唇。 口づけぇ、はぁ、はぁはぁ、ごっくん。 はい、大丈夫です。 いえいえ! 私もしたいです! ファーストキスは、先輩とできたら嬉しいな〜ってずっと思っていましたから♪ はい、だからとっても嬉しいです! では改めてお願いしますっ……んんっ、んっはぁ。 そ、そうでした、ギュッと閉じすぎず……あ。 でも、お互い目を閉じちゃったら、場所がわからなくなったり……え、えぇ? 先輩だけ見てるなんて、ちょっとズルイですよ……私だって先輩の顔見たいです。 あぁでも、眼鏡外しちゃうともの凄く近づかないといけなくって……あぁ。 これくらいなら。 って! は、恥ずかしいですね! あはは、ははっ……すみません。 やっぱり、私は目を閉じてますので、先輩、お願いします……はい……んん、んん……っ……っ……んっふ。 んん!? んっ♪ んっ……ん……んん……っ……っ……〜〜〜〜っぷはぁ! はぁっはぁっ、はぁはぁ、はぁはぁ……し、しましたよね? 今、くっつきましたよね。 わ、わぁ〜♪ キスしちゃいました。 私たち、口づけしちゃったんですね〜、あぁん。 先輩の唇……唇の感触……が、あんまりわかりませんでしたぁ。 うぅ、緊張しすぎてぇ。 も、もう一回ですか? はい、いいですとも。 頑張りますっ。 今度こそちゃんと、先輩の唇の感触を味わわせていただきますのでっ……ど、どうぞ! んん、んん、んっふ……。 ぅん、んん……ん♪ んん、んん、ん〜……っふはぁ〜、はぁ〜、はぁ〜、んっはぁ〜……あぁ、今のはわかりました。 先輩の唇、プニプニで気持ちいいです。 んふふ、あはは。 はは、は〜〜 ……で、ですけど、すみません……私、もうパンク寸前ですぅ。 オーバーヒートです……焼け付いちゃいましたぁ。 はぁ〜、は〜、は〜、んっはぁ〜……。 あはは、先輩もまた顔真っ赤ですね♪ はい、ありがとうございます。 これから、先輩後輩だけではなくて、彼氏彼女としてもよろしくお願いいたします! っきゃ〜〜♪ ■02 はーい、お疲れさまでした〜……私は、もう少し残ってます。 美術室の鍵は閉めておきますから。 あぁ、はい。 先輩も残ってくれてるので大丈夫です。 えへへ〜……は〜い♪ はふ〜……公認カップルになったのはいいですけど、あんまり茶化されると困っちゃいますよね。 照れるじゃないですか……それに、なにもかも見透かされてる感じがして……。 わ、私と先輩が、もう……キ、キス……したことなんかも、みんなにバレちゃってるんじゃないかって思うと照れるどころか恥ずかしいですしっ……そ、そうですよね、あはは。 と、ところで、先輩はまだ描きますか? そうですね、時間はまだ大丈夫だと思いますけど……あんまり居残りしすぎると、また先生に愚痴られちゃうかもしれませんね。 『お前ら〜早く帰れよ〜、俺も帰れないだろ〜』って。 え、え〜? 似てませんか? 自分では結構似てると思うんですけど……? はい、もう残ってるのは私たちだけですね。 先生は職員室にいるって言ってましたから、準備室にもいないと思いますけど……ん? どうしたんですか? 何を確認して……え? あ、あの……絵の続きはいいんですか? いえ、でも……先輩? ちょ、ちょっと待ってください。 学校であんまり顔を寄せ合うのは良くないかと思います。 だって、まるでキスしてるように見えちゃう……えぇえ!? す、するつもりだったんですか!? 駄目ですよ……あぁいえ、キス自体は駄目じゃなくて、むしろ嬉しいんですけど……学校ですよ? しかも部室でそんな……あぁもう、先輩。 駄目ですってばっ。 だって、誰に見られてるかわからないんですよ? 今はいないかもしれないですけど、いきなり入って来るかもしれないですし……廊下を歩いてたりも……。 も、もし、キスしてるところ見られたりしたら……っきゃー! はっ、恥ずかしくてっ……駄目です、無理です、明日から学校来られなくなっちゃいますよ〜っ……ですから。 こうして、手を繋いでいるっていうことで♪ あ、そうだ。 後はほら、こうして座って、肩を寄せ合ったりして〜……んふふ。 あの日のことを思い出しちゃいますねぇ。 二人で買い出しに行って、私が眼鏡壊しちゃって、先輩と腕組みして家まで連れ帰ってもらって、それで……あぁん。 最高に素敵な日でした……先輩、素敵過ぎましたよ〜。 えぇ? 下心だなんて……そんなの、私にだってありましたよ? 画材を買うのに付き合って欲しい、なんて口実で、単に先輩と二人きりで買い物に行きたかっただけですし。 覚えてますか? あの日が三度目の買い物だったんですよ? ふふっ……最初に誘った日なんて、ドキドキしすぎて夜眠れなかったんですよね〜。 おかげで、次の日フラフラで。 買わなくちゃいけないものもあったのに、全部忘れちゃってて……ただ先輩と二人きりでいたことだけしか覚えていませんでした。 あはは、それでドジな女扱いですよね〜。 だって、ちゃんと来てくれるなんて、その時は思ってもいませんでしたから……えぇ? 本当ですか? そのワリには先輩、すっごく落ち着いて見えましたけど……ふーん? んふふ♪ いいえ。 ドキドキしてたのが私だけじゃなくて、嬉しいです。 今思い出しても、あの日の胸のドキドキが思い出されちゃいますよ。 今も、こうしてると……んはぁ〜。 先輩のぬくもりを感じられてるだけで幸せです。 こうして手を握って、肩を寄せ合えるなんて、少し前は妄想の中だけでしたから……も、妄想と言いますか、空想です、空想っ。 意味はほとんど同じかもしれないですけど……何だか、妄想の方がちょっとふしだらな感じじゃないですか? えぇっ、ふしだらなのは駄目ですよっ。 清く正しく、美しく……。 いえ、キスは……美しいのでいいです♪ 美しいんですっ……で、でも、学校だと恥ずかしいので、うちに帰ってから……私の家でも、先輩の家でも。 はい、行きたいですっ。 いいんですか!? やった♪ 約束ですよ? わ〜、先輩のお部屋、楽しみです〜……う。 も、もちろん、キスだって楽しみです……別に、私だってしたくないわけじゃなくて。 したいですよ、もっともっと、先輩と触れ合いたいに決まってるじゃないですか♪ でも、その、あんまり恥ずかしいのは駄目です……場所とか、時間とか、色々と選んで……。 選べばって、何ですか? どれだけでもって……き、キスをですか!? どれだけでも、と言われると……ずっとキスしてたら、息ができなくて死んじゃいますよ〜。 いいえ、やっぱり死ぬかもしれません……恥ずかしさのあまり! う、嬉しいけど、恥ずかしいんですっ。 せ、先輩だって、顔真っ赤にしてたじゃないですか……でしょう? いいじゃないですか、お互い恥ずかしければ平等です。 平等なキスができれば、その先だって平等に……え? その先って……そ、その先っ! 私っ、何てはしたないことを! あぁんっ、せ、先輩の意地悪っ……変なこと訊かないでください〜。 そりゃ、私が言いましたけどっ、へ、変な意味じゃなくてっ……結婚、とか、赤ちゃん、とか、そういう。 そ、その前って! あぁいえ、その……それはもちろん、し、知ってはいますけど……っきゃ〜! 先輩のエッチ! 何言ってるんですか、そんなことできるワケ……ひゃあ。 いえいえ、違いますっ。 興味はありますっ。 先輩となら私っ……で、でもっ、先輩の前で裸になるなんて……その前に下着とか、あぁ、眼鏡を外すなんてコト、私にはとてもっ。 あぁ、眼鏡はもう外してましたね、あはは……じゃなくて〜! んもう、先輩のエッチ。 そ、そんなこと考えてたんですか? うっ……いえ、それは、まぁ……私も、ですけど。 そりゃ、まったく考えてなかった、なんて言いませんけどね? それこそ、キスだってもうずっと前から妄想してて〜♪ んふふ、結構理想に近いファーストキスでしたよ。 できたら、先輩のお部屋の方が良かったかな〜とか、交際前のデートで告白されてからのキスとか……あ、あぁん、もうっ。 先輩ったら、何を言わせるんですか〜、もう〜っ。 ですから、私だって妄想なら……いいえ、むしろ妄想はします、けど。 実際に先輩を前にしたら、頭の中真っ白になっちゃいますから……今だって、自分が何を口走ってるのか。 ごくん……だ、駄目です。 何を妄想してたかなんて言えません……と言うか、そういうのは訊いちゃいけないと思います。 先輩だって、訊かれたら恥ずかしいでしょう? えっ。 いえいえっ、教えてくれなくてもいいですっ。 んもう、先輩の意地悪っ……結構、そういうところあるんですね。 何だか子供っぽいです……駄目じゃないですし、嫌でもなくて。 そういう、先輩のいろんなところが知っていけたらいいな〜って思います♪ あはは、ほら。 やっぱり恥ずかしいんじゃないですか〜。 あぁでも、少しだけなら聞いてみたかったですね。 す、少しですよ? あんまり恥ずかしいことは……うーん、少しだけなら♪ あはは、ですから、私だって興味なら……でっ、でも、今はいいです、今はっ。 だって学校ですし……毎日来る部室で恥ずかしいコトなんてしちゃったら、これから、ここに来る度に思い出しちゃうじゃないですか……部活動、できなくなっちゃいますよ。 絵を描くより、先輩のこと考えるばっかりに……なっちゃいます、よ……あ。 せ、先輩…… んっ、んん。 んむ、んっふ、んん、んっ……っぷはぁ、はぁはぁ、はぁはぁ。 あぁんもう、ですから息が……鼻? あ、そうですね。 鼻呼吸すれば……って! ですからそういうコトじゃなくっ……んんっ♪ んっふ、んむ、んん、んっちゅ、んむんむっ。 んっふー、ふー、ふーっ……んん、んちゅ、ふはぁ。 はぁ、はぁはぁ、あっふ、先輩っ、んふん。 んっちゅ、ちゅむちゅむ、んん、ちゅぷっ、んぅうっ……せっ、先輩、舌がっ。 ま、待ってくだっ、ください……はぁ、はぁはぁ。 舌、差し込まれるの、駄目です……いいえ、そうじゃなくて。 ドキドキが強くなりすぎて、呼吸どころか心臓がおかしくなりそう。 嫌なわけないじゃないですか♪ 先輩になら、どこにでもキスされたいですし、どこでもしてあげたいですよ……でも、その、学校だと……あ、あんっ。 んん、んん、んむぅう。 んっちゅ、ちゅむちゅむ、んん、んちゅ。 ちゅむちゅむ、うちゅ、んん、んん、んふぅ、ふぅふぅ、んん、んっぷ……じゅる! ちゅぶっちゅぶっ、んぅう、ちゅむむっ、じゅぶ。 んっぷ、んぅうっ、ふはっ。 はぁっはぁっ、先輩、強っ……あぁ、激しいですっ、んん。 んちゅ、んんぅ、ちゅむちゅむ、んん、んちゅる。 ちゅぶちゅぶ、うじゅるるる、んぅう。 う〜っぷはぁ、はぁはぁ、はぁはぁ。 あっふ、先輩の、味がしますぅ、うじゅる。 んむんむ、うちゅっ、ちゅっぷちゅっぷ、うう、んっふぅ……ふー、ふー、んっふー、んぅう。 ディ、ディープキスぅ、んん、うじゅる、ちゅむちゅむ、ちゅむ。 こ、こんなに、舌まで絡めるなんて……あぁ、ヨダレが垂れちゃって、はしたないですよぉ……あふん、んん。 んっはぁ〜、は〜、は〜……あぁもう、結局しちゃったじゃないですか。 学校なのに、部室なのにぃ、んん。 うちゅ、ちゅむちゅむ、んん。 ちゅっぷちゅっぷ、ちゅる、んふん。 しかもこんなに激しいキス……今、私が死んじゃったら、先輩が辱めてくれたせいですからね? そうですよ、恥ずかしすぎると死んじゃうかもしれないんです、んふ、ふふふ。 あっ……で、でも、本当に今日はここまでですっ。 これ以上遅くなると、見回りの先生も来ちゃうし、そもそも顧問も戻って来ちゃいますよ。 私は、先輩とのキスを、他の人に見せる気はありませんからね。 はい、私と先輩だけの秘密なんです♪ 公認カップルになったからって、ですよ。 他人にキスを見せるのは……結婚式の時だけって決まってますから。 ■03 お、おじゃましま〜す……は、はい。 くつろがせていただきますっ……無理ですけど。 あ、あはは……す〜、は〜、す〜は〜。 こ、ここが先輩のお部屋……あぁん、先輩の〜♪ 絵の具の匂い……テレビン油(ゆ)の匂い……ふふっ、初めてなのに、落ち着く匂いですね。 案外、アニメ関係のグッズはないんですねぇ。 いえ、私も少しくらいは見てますから。 部内でもアニメ話で盛り上がったりすることもあるじゃないですか。 ほら、前に山田先輩が話してた抱き枕? とか……先輩は持ってないんですね。 それとも、隠してあったり。 あははっ、別に持ってたって軽蔑しませんよ。 と言いますか、実物があったら見てみたかったところです。 へぇ〜、高価なんですか。 それなら確かに、画材買いますよね〜。 あぁ、どうぞお構いなく。 お昼のお茶がまだ残ってますから……あぁでも、先輩の淹れてくれたお茶、飲んでみたいかもしれませんね。 ふふっ、は〜い。 それじゃ、待ってます。 わ〜……わっわ〜っ……あぁ、ソワソワしちゃいますね。 先輩のいない先輩の部屋……私一人っ子だから、男の子の部屋って初めて……けど、案外片付いてるものですねぇ。 先輩って綺麗好き? もしくは……私が来るから、ちゃんと片付けておいてくれた? ふふふ、嬉しい……けどそうなると、普段の先輩の部屋も見てみたくなっちゃいますね。 やっぱり、男の子っぽいものとかあったりするんでしょうか……こ、このベッドの下に、エッチな本とか!? も、もし本当にあったら……ごくんっ。 で、でも、先輩だって健全な男子っ。 年頃の男性は、エッチなことに興味津々だって……っきゃ〜! え、エッチなことって! も、もしかしたら今日、私たち……ごくん! んはぁ、はぁはぁ、あぁでも、そんな。 でも私、先輩に求められたら拒めない、かしら。 いやがったら嫌われちゃう? 先輩、エッチなことに興味ありそうだったし……わ、私も、ないワケじゃないんだけど……。 あぁん、でもでもっ。 まだ早いって言うか、、まだ明るいって言うか、まだ……まだぁ。 あぁ、はぁ、はぁはぁ、あぁん。 ごくん……で、でも、先輩の部屋でなら、私ぃ……っ! ああっ、ひゃわあ! はっ、あははっ……いえ別にっ。 ベッドの下を探そうだなんて、これっぽっちも思ってませんからっ……ませんません、思ってもいません。 あはは……。 あぁ、ありがとうございます。 いただきます……んん、こくん……んん、んはぁ〜。 お、落ち着きました。 すみません、いつもジタバタしちゃってて……慌ただしいですよね。 落ち着きがないの、悪いところだとは思ってるんですけど……あはは、先輩の前だと、特に落ち着いていられないというか、ジッとしていられないというかで……そ、それは。 やっぱり、好きな人の前だと落ち着きませんし……いいところを見せたいとか、可愛く見せたいとか、もっと好きになってもらいたいとか……私にだって、下心はありますよ。 エッチなことだって、考えたりします……特に、先輩のお部屋にいるんですから、考えないわけないじゃないですか♪ はい、ですから……ごくんっ……私は、大丈夫ですよ。 先輩に望まれるなら、私だって頑張って応えたいですっ。 ですから……あ。 でも、あの、お、おうちの方は……いない、ですか。 ふ〜〜っ……良かったです。 それなら、それなら。 はいっ。 お願いしますっ……この前と同じような、熱いキスを……んっ、んん。 あぁ、はい。 肩の力を抜いて、唇の力も……それと、鼻呼吸ですよね。 はい、理解はしてます。 実践できるかどうかは、なんとも……いえ! が、頑張ります〜っ。 ん、んん、んっふ……っ……っ……ぅん、んん。 んっちゅ、ちゅっちゅっ、んん、んちゅ、ちゅ〜っちゅむ。 んん、んっはぁ、はぁはぁ、あふん……んんっ、んちゅ。 ちゅむちゅむ、んん、んふん、ちゅむちゅむ、んぅ〜っちゅ、じゅる! ううっ、ちゅっ、ちゅぶちゅぶ、うじゅ、うう。 ちゅぶちゅぶ、んぅっぷ、んっ、んむっ、んぶぶっ……ちゅっぷちゅっぷ、ふっはぁ、はぁはぁ、あっふ、はふん。 んん、んぁあ、あぁはい、何とか……はい、大丈夫です♪ 先輩の唇、あったかくてフニフニしてて、気持ちいいですよぉ……んちゅ、ちゅむん。 ちゅっちゅっ、んっちゅ、ちゅぱぁ、はぁはぁ、あふん! ちゅぶちゅぶ、うちゅ、うう。 ちゅぶちゅぶ、うじゅるぅうう……っちゅぶん! んん、んん、ぬぅう……ちゅるん。 れろ、ぺろれろ、れろぉ〜っれろ、うぶあ、はぁっはぁっ……じゅるっ、ちゅぶちゅぶ。 んむっ、ちゅぶぶっ、うじゅるぅ〜っちゅ、ちゅるん。 んむんむ、んむっ、んっふぅう……ふー、ふー、ふーっ、んうっふ。 んん、んふ、ふふふ♪ ちゅむちゅむ、んちゅるる。 ふはぁ〜、は〜、は〜……あぁ、はい。 だいぶわかるようになってきました。 キスしてる時の鼻呼吸も、んん、舌の絡め方も……先輩のツバを飲んじゃうことも、できましたよ。 先輩ってば私の舌、吸い過ぎですよ。 ちょっと痛いです……い、いいえ、いいんです。 それだけ激しく求められてるっていう感じがして、痛いのも嬉しいっていうか……んはぁ。 んん、はぁはぁ、あぁでも、喉の奥がジンジンする感じはしますね。 引っ張られすぎて、筋肉痛みたいになっちゃってる感じでしょうか……は〜い。 その分、私も吸いますね♪ 先輩の舌を、ちゅるちゅるしますぅう……うじゅる! ちゅぶちゅぶ、んん、んっちゅ、んむんむ、んっふ。 ちゅむちゅむ、うちゅる、ちゅる、じゅるる、んん、じゅるるん! んっぷ、ふはぁ! はぁっはぁっ、はぁはぁ、あっふ、んぁん……ふっはぁ〜、あぁん、頭がクラクラしてきましたぁ。 さ、酸欠でしょうか、あはは……吸うのも、吸われるのも。 んっふ、苦しいですね……でも、気持ちいいです。 キス、いいですね。 激しいキスって気持ちいいです。 クラクラして、ドキドキして……それを共有できてるところが、あぁん。 恋人同士っていう感じがして、とってもいいですぅ、うちゅ! ちゅっちゅっ、ちゅむ、んん、んむんむ、うちゅ、ちゅるる。 ちゅぶちゅぶ、ちゅっちゅっ、ん〜っちゅ、んふん。 ちゅっ、ちゅっちゅっ、ちゅぱぁ。 はぁ、はぁはぁ、い、勢いで、唇以外にもキスぅ、うちゅ、んん、んちゅ。 ちゅっちゅっ、んふふ……先輩のほっぺに、ちゅぅ〜っちゅむん。 あぁ、何だかすっごくエッチな感じですね。 先輩の頬を取って、耳を撫でながら、頭を触りながらぁ、はぁはぁ、先輩の顔にキス……キス……キスぅ、うぅん、ちゅむちゅむ。 んん、んっちゅ、ちゅむん。 ちゅっちゅっ、ちゅぷ、ちゅっぷ、んん、んっはぁ、はぁはぁ、はぁっふ、んん……あぁ先輩。 好き、好きです……先輩が大好きぃ、んん、んちゅ。 ちゅっちゅっ、ちゅぷちゅぷ、んん、んちゅ。 ちゅぱぁ、はぁはぁ、はぁはぁ……あぁ、すみません。 ちょっと休憩……クラクラしすぎて、これ以上激しいキスなんて……んっふ。 え? あ、あの……先輩? 手が……いえ、いいんですけどね? でも、先輩の手が、私の胸に、あぁ、む、胸にぃい……っくはぁあ、はぁっはぁっ。 む、胸、さわられてっ。 あぁ、先輩。 駄目ぇ……そんなとこさわっちゃ駄目です。 私の胸なんて、ただの脂身で……んん、んっく。 すみません、無駄に大きくて邪魔ですよね。 私、これ邪魔なんですぅ。 んっはぁ、はぁはぁ、んはぁ……え? そ、そんなハズないです。 こんな邪魔なもの、気に入ってもらえるワケが……そ、そうですか? 先輩って、オッパイ好きなんですか? 私だから? あぁ、ありがとうございます。 私も、先輩の唇も舌も、体中全部好きです。 顔付きも、体付きも、先輩だから……あぁ、全部好きです。 顔も体も、キスも好きぃ♪ あぁ、はぁはぁ、あっふ、んん……え、えぇ? 私もですか? はい、わかりました。 先輩のどこをさわればいいですか? やっぱり、同じように胸でしょうか……んふふっ。 先輩の胸板ぁ、あぁ。 はぁ、はぁはぁ……あっ、あぁん。 んん、んっはぁ、はぁはぁ、せ、先輩。 あの、胸、そんなに揉まれたら……あっふ、んん! んぁあ、あぁん、あぅん。 だ、駄目……先輩でも、そんなにしたら……あぁ、お、オッパイですからぁ。 オッパイ揉まれるなんて、そんなぁ、あぁあ。 はぁはぁ、あぁん。 だ、駄目ぇ♪ あふん、んぅん。 んん、んん、んっはぁ、はぁはぁ、ひゃっ、あふん! んん、んふん、んっく、ふはぁ、はぁはぁ、ひゃあ……あぁ、先輩。 目が怖いですよぉ♪ はぁ、はぁはぁ、真剣すぎです。 あぁ、はい。 意外と大丈夫でした……も、もちろん恥ずかしいんですけど、先輩の部屋なら、他の誰かに見られるワケでもないですからね。 んふふ、んん、んはぁ、んはぁはぁ。 この、無闇に多きなだけの胸でも、先輩にさわってもらえるならっ、あふん。 んぅん、んはぁ、はぁはぁ。 少しは、存在価値があったっていうところですねぇ、あは、ははは。 えぇ? そりゃ、アイドルや芸能人ならともかく、私なんかいくら胸が大きくても……あっ、はい。 先輩が喜んでくれるなら嬉しいです。 先輩のために大きくなったって思えば。 あぁ、そうです、そうですよね! 先輩がオッパイ好きなら、そのためにこれまで無闇に大きくて邪魔だったオッパイも、報われるっていうものですよ〜、あはは、あ、あぁん。 んはぁ、はぁはぁ、あ、あの〜、でもですね……はぁはぁ、その、そろそろ、あの……ごっくん……私、もう無理かもです。 すみません、もう限界で……は、はぁはぁ、はぁう! はふぅ〜〜っ……ふぅっ、ふぅふぅ、はっふ〜〜……はぁはぁ、はぁはぁ、あぁ、す、すみません……もう、色々と限界で、オーバーヒートです〜……はふぅ、ふぅ、ふぅふぅ。 す、すみません。 次は、もっと先輩の期待に応えられるように、頑張り、ま……すぅ〜…… す〜、ふ〜、す〜、はふ〜。 んん、んふ〜、す〜、すふ〜、んふ〜、ん〜、す〜……むにゅむにゅ、んん、んふ〜、あぁん、せんぱぁい……す〜、ふ〜、す〜、ふ〜。 ■04 うぅ、先輩のおうちに行ったのに寝ちゃうとか、彼女としてあるまじき醜態でした……先輩と顔合わせにくいなぁ……今日、部活休んじゃおうかなぁ……でも会えないのはなぁ。 ま、まぁ、寝たと言ってもほんの三十分ほど。 その間、特に変わったことはなかったみたいだし……うーん、本当に何もなかったのかな? まぁ、服も下着もそのままだったし。 ……って、何考えてるの私っ。 先輩が私の寝込みを襲うとかありえないしっ。 あぁでも、オッパイくらい揉んだかしら。 もしかしたら、下着見られた? 本当に寝てたから、。 実際には何かされてたのかも〜……ううんっ。 別に先輩になら何をされてもいいんだけどっ。 い、いいんだけど、どうせなら起きてる時にしてもらった方が〜っ……はぁはぁ。 はふ〜……だ、駄目だわ。 一人でいる方が悶々としちゃいそう。 ここはちゃんと部活に出て、先輩と顔を合わせて、もう一度謝って……ううん。 これ以上謝っても鬱陶しいわね。 うん、普通にしましょう。 普通にっ……彼女が、彼氏の家で居眠りするくらい、普通のことなんだからっ、たぶん! ……と言うことでぇ、お、おはようございまーすっ。 はふぅ〜……あぁ、もうこんな時間。 先輩〜、今日はそろそろ終わりにしませんか? 準備室の掃除なんて一日で終わるものじゃないですよ。 顧問も、ゆっくりでいいって言ってましたし。 ふぅ、汗かいちゃいましたね……先輩、ハンカチ使いますか? 私、まだ使ってないので綺麗ですよ? ……そうですか? はい、それでは失礼して……んん、んん、んっは〜。 え? わ、脇まで拭いたりしませんよっ……そりゃ、少しは汗かいてますけど……え? ふ、拭いた方がいいんですか? はぁ……ではあの、ちょっとお手洗いに……へ? こ、ここで? 汗を拭うところを、先輩にお見せするんですか? な、何だかおかしな感じがしますけど……先輩、そういうご趣味がおありで? あぁいえ、別にいいですけど。 で、でも、やっぱり恥ずかしいんですけど〜。 できたら、後ろを向いていてもらえると……駄目、ですか。 どうしても見たいんですか!? うぅっ、先輩のエッチ〜……ん、んん。 それじゃ、ちょっとだけですよ? ん、んん、んしょ……んはぁ〜、はぁ〜、あっふ、んん……うぅ、脇を拭うだけで、なんだか淫らな感じが……え、えぇ、そうですねぇ。 胸が大きいと、谷間や下の方に汗をかいてしまい……って! 何を言わせるんですか! んもうっ、先輩ってばエッチ過ぎますよ? い、イヤじゃないですけど〜……うぅ〜。 わかりました。 胸も拭きます……んっ、んん。 あぁもう、制服が……ブラ、見えちゃうじゃないですかぁ、はぁ、はぁはぁ。 ブラジャーが見たいならそう言ってもらえれば……。 あ。 そ、そうじゃなくて、胸ですか? オッパイが見たいとか……んもうっ、学校ですよ!? 駄目に決まってるじゃないですか! ……っと、あんまりうるさくしちゃうと。 準備室だって完全な密室じゃないですからね。 ましてや防音でもありませんから……と、とにかく、汗を拭く間のブラくらいなら、少しだけ見ていてもいいですけどね……ふぅ。 はい、終了ですっ。 お、オッパイは……今度また、先輩のお部屋とか、私のお部屋で、ですね……え? ハンカチですか? はい、どうぞ……あれ? さっきいらないって。 ちょっ、ちょ〜っ! せっ、先輩! ななっ、何してるんですかぁ! 匂い嗅いでる、じゃないですよ〜! わわわ私の汗の匂いなんて嗅いで、いいわけないじゃないですか! 駄目駄目っ、あぁもう返してください! 先輩ってば〜、意地悪しないで返してくださいよ〜、あぁん、も〜っ、先輩先輩っ、匂い嗅いじゃ駄目〜っ……代わりにって何です? 先輩の匂いも? 私は別に、匂いフェチではないんですけど……まぁ、先輩の匂いなら、ちょっとは嗅いでみたいと思わなくも……おっ、思っていいんでしょうか、うぅう〜ん。 はっ! と、とにかくハンカチは返してください! ひゃああああああああああ、か、嗅ぎすぎですううううううう……ううっ、私の汗が……何と言う辱めでしょうか、うぅ。 こ、こうなったら、私も先輩の匂いを嗅ぐしかないですねっ……って。 待ってください? 先輩は匂いを嗅がれて喜んじゃうんじゃ……ま、まぁいいです。 こうなったら嗅ぎます。 それでは失礼して……ん、んん。 スン、スンスン……んん、クンクン、クン……んっふ、んはぁ〜、先輩の匂い♪ いいえ、臭くなんてないですよ。 そんなに大汗でもないですし。 あぁでも、あんまり近づきすぎると眼鏡にふれちゃいますね。 ちょっと外して……ぅん。 これで、顔をべったりくっつけながら匂いを嗅いでも大丈夫ですね〜、んふふ。 んん〜ぅ。 クン、クンクン……んっふ、スンスン、スンスン……んん、んっふ〜。 先輩の胸に、顔を埋めて〜、んっふ。 んむんむ、ふむふむ〜、んん、んふふ。 先輩の胸板〜、ふんふんっ。 ん〜っぷはぁ。 はぁはぁ……あははっ、まるでワンちゃんみたいですね。 ですけど、何と言いますか……んはぁ〜、汗の匂い嗅いでるだけなのに、凄くドキドキしてきます。 やっぱり、匂いって興奮をもよおすものなんでしょうか。 そりゃ、好きな人の匂いですからね。 だからって私の匂いは嗅がなくても……うぅ、確かに嗅ぎたくなりましたけど〜。 興奮も……してますけどっ。 うぅ、恥ずかしい……え。 先輩も? 私の匂いで興奮してくれるのはいいですけど、が、学校ですから……そりゃ、こんなところには誰も……うぅ。 あぁん、先輩。 今度は先輩の番ですか? ハンカチじゃなくて、私から直接……んぅ! んん、んん、んっはぁ、はぁはぁ、だ、駄目……じゃ、ないですけど、やっぱり駄目ぇ。 あぁん、直接匂い嗅がれる何て、恥ずかしすぎますからぁ〜、あぁ。 はぁ、はぁはぁ、あうぅう、んん、んっふ……ふぅ、ふぅふぅ、んふう……あっ。 先輩。 顔が、胸にぃい。 んぅうっ、む、胸に顔っ、押し付けっ、ひゃあ、あぁ。 はぁはぁ、はぁはぁ、だ、駄目です。 学校でこんなコト……んっく、ごくん! んん、んん、んはぁ、はぁはぁ、あぁん。 オッパイに先輩の顔がぁ、あぁ、はぁはぁ。 あぁんっ、も、揉むんですか? 顔押し付けながら揉んじゃうなんてっ、あん、あぁん。 んん、んん、んっふぅ。 ふぅふぅ、くふっ。 あぁあ、ゾクゾクします。 そんなにされたら私っ、あぁ、ボタン外しちゃ、あぁ、先輩。 そんなっ、肌に直接っ……ブ、ブラがっ。 あぁ、オッパイがっ、あぁ、先輩の顔がぁあ♪ はぁはぁ、はぁはぁ、おぉ、オッパイの谷間に、先輩がぁ、あぁ、はぁはぁ……あっ。 それ以上揉みほぐされちゃったら、先っぽが……あぁん。 先輩の顔に、乳首が、当たって。 あっ、あぁ。 乳首出ちゃっ、はぁう、出ちゃいますぅ……んっくぅうう♪ んん、んん、んぅん! ひゃっ、それ駄目っ。 先輩、先っぽは駄目。 乳首、乳首ぃい、あぁあ、はぁう。 あっ、声…… んむうっ、んふっ、ふぐっ。 んっふー、ふーっ、ふーっ、んぅう、せ、せんぱぁい、うぅう! 乳首駄目です。 恥ずかしくてっ、痺れちゃってぇ! んむむむっ、んんっふ、ふぐぐ。 んっふ、んふうっ、ふうっふうう! あぁ、乳首ぃ、す、吸っちゃってる。 私の乳首、先輩が赤ちゃんみたいにチュウチュウして、はぁはぁ。 あっ……あひっ、んふぅう! んむっ、んむむっ、んっふー、ふーっ、んふーっ。 せ、先輩、乳首、駄目です。 そこしゃぶられると、すっごく痺れっ、ひゃふう、うう、んくう。 ふぐぐっ、んぅう。 んふーっ、ふーっ、んっふ、くふぅ……ふぅふぅ、ふぅふぅ。 あぁ先輩……お、オッパイ、弄りすぎですよぅ♪ ふはぁ〜、はぁ〜、はぁ〜、はぁ〜、んん。 匂い嗅いでただけのハズなのに、なんでオッパイ吸われてるんでしょうかね、あはは。 先輩、興奮しちゃいました? もしかして匂いフェチなんですか? そうじゃないですか。 でもホント……これ以上は学校じゃできませんよね。 先輩だって、これ以上興奮したら……ごくん。 わ、私、こんなところで初めてだなんて、その、あの……い、イヤですよ? なっ、何をとか訊かないでくださいっ。 言わせないでくださぁい! も、もうっ、先輩のエッチ、意地悪! あんまりおかしなコトさせるんだったら、私、わ、私っ……ごくん。 私だって、先輩が恥ずかしいと思うようなことしちゃいますよ? ……え。 例えば、と言われましても……えーっと、うーんと。 そうだっ。 先輩の股間の匂いを嗅ぐとか? 私がオッパイだったので、先輩はオチン……んひゃあ! ななな何言わせるんですかぁあああ! そ、そんなとこの匂い嗅げるわけないじゃないですかっ、そんな、お、おおお。 ごっくん! え〜っと、もしかして先輩……匂い、嗅いでもらいたいんですか? そ、そこの匂いを? いえ、あの……どうしてもイヤだなんていうことはなくてですね、あの。 あぁそうだ、眼鏡眼鏡っと……んん、んっはぁ〜。 だ、だって、トイレでもないのに、ズボン脱いだりできませんよね……って! いいですっ、脱がなくてもいいですからぁ! 本当にいいですっ、ぬ、脱がれても嗅ぎませんよ!? 別に、先輩のパンツの匂いとか、オチン……こ、股間の匂いなんて、ごくんっ、んん、んはぁ、はぁはぁ……えっと、あの。 ちょっとだけ、なら? 本当にちょっとですよ? じゃあ少しだけ……はぁ、はぁはぁ、んっふ。 あぁ、さすがに全部脱いだわけではないんですね。 あはは、そうですよね〜。 あぁ、えっと、パンツ……が、やけに膨らんでるんですけど、これは? ぼ……っき? あぁ、勃起して……おっ、オチンチンが大きくなってるから、パンツがこんなに大きく。 せっ、せっ、先輩のエッチぃい! 何てもの見せるんですかっ、直接じゃなくても駄目ですっ、生のオチンチンなんて見たら……見たらぁ……あぁんもう! 先輩の馬鹿ぁあ! ■05 先輩って、ちょっと変態的なところがありますよね。 だって匂い嗅ぐし……汗の滲んだオッパイの谷間に顔突っ込むし……私に、お、オチンチンの匂い嗅がせようとするしぃ。 うぅ、それにこういうコト言わせて喜んでますよね? お、オチンチンとか、オッパイとか、エッチな言葉を言わせるなんて……はい、かなり変態です。 エッチでスケベです。 でも、それも先輩なんですよね。 先輩のエッチな一面……私、そんなにイヤじゃありませんよ♪ イヤなんじゃなくて、恥ずかしいんです。 ですからこうして、私の部屋でぇ。 二人きりでいる時なら、ちょっとくらい変態的なコトしても許してあげますっ。 それに今日は両親もいませんし……ごくん。 私も、ちょっとエッチになろうかな〜、なんて。 あ、あはは。 思ってみたりしようかな〜って、お、思ったんですけどっ……っぷは〜! や、やっぱり駄目です〜。 自分からエッチなことなんて、できっこありませんよ〜! だいたい、エッチなことって何をしたらいいんですか? ……裸を見る? そ、そうですね、裸……見たり、さわったり……はぁ!? なっ、舐めるって何ですか、舐めるって。 そりゃ、乳首はしゃぶられましたけど……先輩の乳首も舐めるんですか? 男の人って、乳首ありましたっけ……あぁ、ありますよね、あははっ。 いえ、男性器と女性器に違いがあるように、オッパイも違うのかと。 性教育系の教本って、案外そういう当たり前のコトって書かれてないんですよね。 男性器と女性器の図解があるくらいで……お、オチンチンと、オマンコ……おお、オマンコぉ。 ですから〜、そんな言い方しなくってもいいじゃないですか〜、うぅ。 何が嬉しいのか良くわかりません……うぅ、そうですね。 先輩が喜んでくれるなら、まぁ、我慢できます。 でも、一番喜んでくれるのは……ごくんっ。 やっぱり、せ、セックス、ですよねぇ♪ そりゃ、私だって恋人同士になった時から、この日が来ることはわかってましたしぃ。 期待を、まったくしてなかった、なんてことはなくて……興味だって、ないわけではなくて……っきゃ〜♪ いやだもうっ、そんな恥ずかしいコト言わせないで下さぁい。 あぁ、そっか。 先輩は私に恥ずかしいコト言わせたい人でしたね……で、では、その。 先輩? 私とセックス……してくれますか? 私の初めて、もらってくれますか? わ、私と……初体験っ。 先輩の初めても、私にくれますか? あぁ、はぁはぁ、ごくん……んん、んん、んっはぁ、はぁはぁ。 セックス……あぁ、初体験っ、しますか? もう? だ、大丈夫ですっ。 わかってましたから。 今日するって、予感がありましたから。 下着も可愛いの着けてますし、あの日からも外れていて、比較的安全な周期のはずで……。 あぁでもっ、避妊っ。 避妊はしてくださいね? えっと、あの……コンドーム! 私、持ってます! ……あ。 先輩も持っててくれましたか。 あはは、はぁ〜、良かったぁ……。 で、ですよね〜。 まだ赤ちゃんっていうわけにはいかないですから……そ、それでは、そろそろ……ごっくん。 は、はい、そろそろですよね〜……えっと、ど、どうしましょう。 あぁそうですねっ、服っ。 服脱がないとできませんよねっ、あはは……えっと、あの。 むこう、向いてて……くれませんよね〜。 うぅう、そりゃ、始まっちゃえばそうなんですけど。 でも、まだ始まってないんですから、裸を見られるのは……脱ぐところを見られるのは、すっごく恥ずかしいんですよ! うぅ……こうなったら、先輩の脱ぎっぷりを……っ! ひゃあっ、ちょっ、あぁん! 先輩、脱ぎっぷりが良すぎです〜! うぅ、これじゃあ、恥ずかしがってる私だけが馬鹿みたいじゃないですか……いいです。 羞恥心の塊なんです。 ですけど、先輩だけに脱がせて、私だけ……わ、私だけ、着たままっていうわけには? えっ、いいんですか!? ……けど? あぁ、そうですよね。 シワになっちゃいますし。 半脱ぎ? そんなジャンル知りませんよ……うぅ、ぬ、脱ぎます。 脱がせてください。 でも、やっぱり少しだけむこう向いててください。 はい、ありがとうございます♪ うぅ、自分の部屋なのに、裸になるのがこんなに恥ずかしいなんて……ごくん、んん、んはぁ、はぁはぁ、で、でも、先輩をいつまでも待たせるわけには〜……え、えぇーい! はぁっはぁっ、はぁはぁ……は、はい。 もういいですよ……って、見てるし! あぁんも宇、先輩のエッチ! うぅ、そうですけど……今からエッチするんですけどぉ、あぁう。 そんなに、じろじろ見ないでください……オッパイ? そうですね。 オッパイは、もう舐められちゃってますから、見るくらいなら……って、どうせ見るだけじゃ終わりませんよね。 あぁ、先輩……あんまり激しく吸わないでくださいね? だって、乳首取れちゃうかも……将来、赤ちゃんにあげる時に、あっ、あぁん! 待っ、あぁん。 待ってくださぁい! いきなり吸っちゃ駄目ですってば、あぁ、はぁはぁ、顔がっ、手がぁ、あぁ。 はぁはぁ、先輩の裸が、私の裸にくっついちゃってますよぉ♪ あぁそんな、こんなの恥ずかしすぎ。 んはぁ、はぁはぁ、私の裸が……私のオッパイがぁ、あぁ。 はぁ、はぁはぁ、あっふ、んん、んっはぁ、はぁはぁ、あぁん。 先輩の手つき、いやらしい♪ スケベ、エッチぃい。 ひゃあ、あっふ、ひゃふん! んっ、んっ、んっふぅ。 ふーっ、ふーっ……あぁそうだ、先輩、オッパイよりまずは……そうですよ。 恋人同士の、熱いキスからです……んっちゅ。 ちゅっ、ちゅっちゅっ、んん、んちゅ! ちゅっぷちゅっぷ、んん、んちゅ、ちゅるる、じゅる! ちゅぶちゅぶ、うじゅる、んん、んはぁ〜、は〜、は〜……あぁ、せんぱぁい。 え? 我慢できないって……えぇ、あっ、あっつ。 え? 何か熱いのが当たったんですけど……これってもしかして、その、も、もしかして〜! いえ、いいです。 遠慮します。 見せなくていいですし、さわるのも無理ですから! もう先輩の好きにしてください。 私じゃ何もわかりませんから、先輩がリードしてくださぁい……はい、いいですよ。 いい。 あぁ、あぁあ。 アソコに当たってる……あぁ、先輩の熱いのが、私のエッチなところに当たって……ごくん。 ん、んん、はい、いいです。 いいですから、どうぞ……どうぞ! んひっ!? いっ、あっ……痛い? あれっ、痛たっ、いっ……いったぁああああああ! あっふ、うぐぐっ、うう、んぐ! くっふ、ふーっ、ふーっ、いっ、いっつ、つつつ! あのっ、先輩。 ちょっ……待ってください。 あぁ待って? 痛いです、凄く痛いっ……知ってましたけど、これってそんなにっ……破瓜ってこんなぁあ、あぁあ、裂けちゃぁう。 うっく、くう。 くっふーっ、ふーっ、ふーっ……は、はいっ。 我慢、しますっ。 しますけど、ちょっとだけ、優しく……ううっ、優しくしてください! お手柔らかにぃ、ひい! ひゃあ、あっはぁ。 はぁっはぁっ、あぁ、はぁはぁ、あぁん。 ん、ん、んっく、くふぅ……あぁ、大丈夫、かも。 動かないでいてもらえれば、ジンジンするだけですむかもっ。 あぁ、あっふ、ふはぁ、はぁはぁ。 あぁ、入ってます……先輩が私の中に入ってるの、わかりますよぉ♪ これがセックス……これが初体験。 私たち、エッチな恋人同士にぃ。 んぐっ、くぅっ、んん、んっふぅ! ふっはぁ、はぁはぁ、あぁう、動っ、動きますか? もう動いちゃいますか? 私の中で、先輩の大きなの動かしっ、ひゃふっ、あぐぅ! うぐぐ、くっ、うくぅう。 んっ、んっ、も、もうわかんないので、先輩の自由にっ、私のこと、好きにっ、好きだから、好きにしてもらっていいですからっ、あぁ、せんぱぁい! あぁ、セックス……凄い、こんな激しく、こんな痛くぅ、うぅう。 うっはぁ、はぁはぁ、はぁん。 あん、あんっ、んっはぁ! そんなに思いっきりされたら、せんぱぁあああい! いったぁあああああ! あっ、あぁ、あっふ、んぐぐっ……んっふー、ふーっ、ふーっ、うう、うぐぅ……痛いですぅ、うう、ふはぁ、はぁはぁ、はぁはぁ、あっふ、んん、ん? 先輩、もういいんですか? あの、動かなくても……え? 出たって……射精、したんですか? は、ははは……射精ぇ、してくれたんですね〜、あぁ〜、良かったぁ、ふは〜。 は〜、は〜、あっふ、うぅ……無事に初体験終了ですね♪ んん、ん〜っちゅ! んぅ、うっちゅ、ちゅむちゅむ、んん、んちゅ〜っちゅ、ちゅぷちゅぷ、うちゅ〜っちゅぱぁ! はぁ、はぁはぁ、あっつ……あはは、まだ入ったままなんですね。 先輩のが押し込まれてて、まだ痛いですぅ、うぅ、ふぅふぅ、んふん。 あっつ、うぅ、動かれるとやっぱり。 い、痛いかもぉ……あっつ、あたっ。 痛たたっ、あぁ先輩っ、まだ離れちゃヤぁあ…… ひゃふぅう! っくはぁ、はぁっはぁっ、あっふ、うぐぐ、くふぅう……っ! あぁ、先輩がいなくなっちゃったぁ、あぁん。 んはぁ、はぁはぁ……痛いんですけど、まだ入ってて欲しかったんですよ。 だって、痛いですけど、先輩が感じられて……んふふ。 え? あ……うひゃあ〜、血が。 うわぁ、こんなに真っ赤になって……ひい! オッ、オチンチンも血まみれじゃないですか! 痛くないんですか……って、そっか。 それも私の血ですね。 あはは……んはぁ〜、初体験。 私たち、セックスしたんですね〜♪ って、あ痛たたた……まだお股がジンジンします。 ふぅ……私のうちでして良かった。 だって、先輩のうちでしてたら、痛くて帰れなかったかもしれません。 あぁ、いいんですよ、大丈夫……この痛みも、先輩からもらった大切なものですから。 これからもずっと。 ず〜っと大事にします。 ず〜っと覚えておきますね♪ んふふ、そうですよ。 この痛みは忘れません。 ですから、私を傷付けたこと、先輩もずっと覚えていてくださいね♪