;名前付きの台詞はモノローグです。 ;朝 「では、次の問題をやってもらおうかしら……そうね、今日は7日だから……大村さん、答えて」 【あさみ】 「学校の授業、退屈で眠たくなるような授業。教科書を読み上げ、そこに書かれてる事をなぞるだけ。そこから外れることをしてはならない、する必要も無い。そんな詰まらない物。私が学生の頃にだって子供は塾に当たり前に行くようになり、最低限の塾や家庭教師、そういう物を使わない子供はそもそも勉強なんてするつもりはない。それが今の学校の実態だ」 「……はい、正解ね。じゃあ、次のプリントにうつりましょうか。今の所で判らない事があった子は居る?」 【あさみ】 「授業なんて塾でやったことの復習だ。私が教えるのでは無く、塾で教わり、そして学校で復習をするのだ。中には夜遅くまで塾で勉強をしてる為、寝ている子も居る。起こして聞いた所で『そんな簡単な問題で起こすなよ』という顔をされるのが関の山。なんと詰まらない仕事だろうか。教える喜びも、生徒と出来事を共有する事も無い、淡々とスケジュールと親と生徒と他の教員からの無茶ぶりをこなすだけの、単調で詰まらない日常だ」 「……居ないわね。じゃあ、次の問題にうつるわよ。まず、例題を先生が解きます。その後にまた質問をするので、当てられた人は答えるように」 【あさみ】 「教育への熱意や生徒と判り合おうなんて気持ちは教師になって数年で無くした。今ではこうして淡々と私は授業をこなす……いや、それだけじゃない。それだけなら、気苦労も多くて給料の安い教師なんて辞めてそれこそ塾講師にでもなっている……私が今でもやっているのには、当然理由がある」 「これが解法ね。じゃあ……そうね、君。これ、解いてみて」 【あさみ】 「出たばかりの方程式、見るのも初めてな数式。そんな問題、普通は答えられない。でも、生徒達は答えてくる。それはもちろん、塾に行ってるからだ……ただ、私が今当てた生徒は答えられない。答えは簡単だ。彼は数少ない塾に行ってなくて、勉強への意欲もある……ハッキリ言って珍しい生徒だからだ」 「……答えられない? ……はぁ、またなの? 少しは予習くらいしてきなさい……じゃあ、次。宮園さん、答えて」 【あさみ】 「彼が答えられない事なんて判ってる。こうして新しい問題を当てても答えられない。それを見て、塾に行ってる子達は小さな優越感を感じる。私は幾度となく、彼に対してこういう事をしている。判らないと判っている問題を当て、答えられなければお小言を添えて……そのたびに彼は顔を真っ赤にして、小さく震えるのだ。健全とは言えないが、こういう生徒弄りが私にとってささやかな楽しみの1つだ」 「……はい、正解。宮園さん、ありがとう……それじゃ、残りの時間はプリントの例題をやってちょうだい。次の授業の始める時に答え合わせからやるわよ」 【あさみ】 「本来なら宿題にするべき事を授業中にやる。何しろ、塾に行ってる子達のおかげで授業の進みは早い。むしろ、下手に宿題を多く出すと保護者から『塾の宿題をやる時間が無い』と言われる始末だ。だから、問題は無い」 「……それと、放課後に補習をします。判らない事がある生徒は来る様に……じゃ、プリントの問題で解けない問題があれば聞いてきなさい」 【あさみ】 「内申点を気にする子達は既に宿題に手を付けていて、やる気の無い生徒はそもそも最初から聞いてない。まぁ、いつも通りだ。ただ、1人だけ……先ほど、問題を答えられなかった『彼』だけがやや憎らしげに、私を睨むように見ている……その視線を感じて、私は笑みを浮かべ、周りに悟られないように口元を隠した」 ;3秒程度間 【あさみ】 「放課後、補習の時間。開始の時間は私の都合で帰りのHRが終わってから1時間後という中途半端な時間だ。もちろん、最初はこれにも理由があった。新任の私には色んな仕事……要は雑用が多く、それくらいにならないと時間が取れなかったのだ。もっとも、一時期早い時間に設定しても生徒は定期テストの直前の時期くらいしか来なかったので、何時でも同じなんだろう」 「……で、解けた?」 【あさみ】 「いつも通りなら人が来ないこの補習。でも、最近は頻繁に来ている子が居る……そう、さっきの授業中に答えられなかった『彼』だ。彼は家庭の事情で塾に行くことが出来ず、ただ勉強の意欲……もっと言えば、勉強の重要さをきちんと知っている。だから、少しでも塾に行っている子と差が開かないように補習の時はきちんと来ている」 「……ん、なら見せて……はい、ここ間違い。ここも間違い……ここもね……やる気あるのかしら? 授業の時と同じ間違いばっかりなんだけど?」 【あさみ】 「私の言葉に彼はまた悔しそうな顔をする……それはそうだろう。いくら教師と生徒と言っても彼だって1人の人間だ。それなのに、あからさまに馬鹿にされたり、見下されたような態度を取られればそうなるに決まってる。今日の授業中だって、あからさまではない……保護者に言われても問題にならない程度に当てこすった言い方で馬鹿にされてる、面白い訳も無いだろう」 「……で、どうする? やる気が無いならやめても良いけど……そう、頑張るの。じゃあ、頑張りなさい」 【あさみ】 「わざと突き放した様な言い方をして、プリントを返すと彼はまた黙々とそれをやり始める。他に生徒も居ないから、そうなれば私はやることが無い。外を何となく見ていると、楽しそうに部活をしている生徒達が居る……彼らや、今頃は塾に行く準備をしている子達よりもこの子は頑張っているだろう。少なくとも彼はそういう気持ちだろう。だからこそ、プライドが高くてバカにされるのが許せない……本当、良い生徒だ……だからこそ、もっといじめたくなってしまう」 「……はい、三度目で何とか正解ね……ま、これくらいかしらね。お疲れ様」 【あさみ】 「今日初めて聞いた公式、今日初めて見た数式、今日初めて見た物ばかり……しかもプリントにはまだ授業でやってない応用問題なんかもある。たった3回で正解出来る事の方が驚きだけど、そんな様子はおくびにも出さない……いつか見てろよ、という彼の視線がとてもゾクゾクさせてくれる」 「じゃあ、これからは先生の時間ね……ふふ、何今更驚いてるの? あなた一人の為に補習をするのだから、と約束した事でしょう?」 【あさみ】 「そう、ここからは私の時間……気に入ったこの子にどう悪戯しようか、悩んで悩んで出した方法……たった一人、彼の為に補習をする代わりに私はこれから彼にいたずらをするのだ」 「ほら、こっち来なさい……ふふ、別にいつも通りでしょう? 今更おびえるなんて、どうしたのかしらね、くす……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……」 【あさみ】 「彼を招き寄せて、そのままキスをする……何度かしているけど、こういう事をするとなると先ほどまでの敵意がこもった目では無く、どうしようかと困ってる表情になる……そのギャップがたまらなく可愛い」 「ん、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、はぁ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ん、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……ん、ちゅぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ちゅぅ」 【あさみ】 「たどたどしい舌使いが可愛らしい。まだ慣れてないのだろう、仕草が固いのも思わず笑みを浮かべそうになる……ただ、そんな様子は出さない。彼には『泣きそうな顔』が一番似合う」 「ん、ちゅぅ……ねぇ、されるだけ? これは私のご褒美の時間よね? なら、あなたがしないといけないんじゃないのかな? ……あ、んぅ……ん、ちゅぅ……言われないとやる気を出さないなんて、ダメね、あなた……ん、ちゅぱ……ちゅ、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ……ん、はぁ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅるぅ」 【あさみ】 「私の言葉にようやく彼の舌が動いて、私の口の中に入ってきた。最初の頃に比べれば、十分以上に上手になっている……気を抜けばキスで感じた表情を曝け出してしまいそうなくらいに」 「ちゅぱ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……ん、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……ん、ちゅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……」 【あさみ】 「たっぷりとキスをする。お互いの口元が涎で濡れて、零れた涎があごから首へ垂れて、私のブラウスを濡らす……どっちの涎かなんて気にしない。ただ、気に入った子とのキスは……とても甘くて、心地良くて、学校でしているのが更に興奮を煽る」 「ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ん、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……くちゅ、ちゅぱ……ん、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ん、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅるぅ」 【あさみ】 「だんだん彼が興奮してきているのが判る。ちょっと引け腰だったのが無くなり、今では身体を密着させて抱き合うようにしている……私からは抱きしめたり、身体を押しつけたりはしない。ただ、放っておいても彼がいつかはそうするだろう」 「ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅ……ん……あのね、今は先生の時間でしょう? それなのに、どうしてあなたが手を出そうとしているのかしら?」 【あさみ】 「彼が我慢出来なくなる頃合いを見計らってキスをやめて、こちらに伸ばしていた手を掴んで尋ねる。そこでようやく、彼は自分が我慢出来なくなっていたことに気づいたらしい……困ったような、泣きそうな、そんな表情をしている……とても良い顔だ。もっとそういう顔が見たい」 「……それにこんなに勃起させて……本当、盛りのついた猿じゃないんだから、少しは我慢出来ないのかしら? はぁ……本当、しょうが無いんだから……良いわよ、お望み通り気持ちよくしてあげる、ふふ」 【あさみ】 「彼のズボンのポケットに手を入れる。薄布の向こうには勃起した彼のペニスがある……それをポッケから握り、軽く扱いてあげる」 「ふふ……あら、直接触ってないのにそんなに気持ち良い? 声、出たわよ……ほら、先生の時間だって言ってるでしょう……ちゃんとキス、続けなさい……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅるぅ」 【あさみ】 「キスをしながら、彼のペニスを手で扱く。パンツとポケットの布漉しに伝わる彼の物は、ガチガチに固くなっていて、私が少し手を動かすだけで彼は小さくうめいたり、身体を震わせる……本当、情けなくて、可愛い姿だ」 「ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅ、ちゅるぅ……ん、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ふぁ、はぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、えろぉ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ」 【あさみ】 「ねっとりとしたキスを続け、時折息を吹きかけ……そのまま、ペニスを扱く。男性経験が豊富、とは言えないけどそれでも年下の男の子を感じさせられない初心でもない。次第に彼の反応が大きくなってくる」 「ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……気持ち良い? おちんちん、シコシコされて……情けない声出して、ふふ……ん、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ちゅぅ」 【あさみ】 「キスを続けながら、手を更に激しく動かす。ペニスの皮ごと、カリに引っかけるように……そうしている内に、彼が小さな声で達しそうだと伝えてくる」 「ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……もう我慢出来ないの? ずいぶん早いのね……くす……ま、しょうがないか……じゃ、このままイっちゃいなさい……ん、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅるぅ……ちゅぅ」 【あさみ】 「このままズボンの中に射精したら、帰りが大変だろう……そう判っていながら、私は脱がさずにそのまま手を動かす……彼の身体がビクビクと震えて、本当に限界なんだと伝えてくる」 「ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ほら、イケ……イっちいなさい……ズボンの中、ザーメンまみれにしちゃいなさい……ん、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ちゅ、ちゅるるぅぅぅっ」 【あさみ】 「濃厚なキスをしながら、手を激しく動かす……ペニスが震え、熱い物がズボンの中に広がっている……言われるまま、彼はズボンの中で達した様だ」 「ちゅぱ、ちゅるぅ……ん、ちゅぅ……ふふ、イっちゃったわね……本当、我慢出来ない早漏ねぇ……ズボンの中、凄いだろうし……くすくす……早く帰って制服、洗った方が良いかもね?」 【あさみ】 「私の言葉に彼は脱力した表情から、なんて事をしてしまったんだという表情へと劇的に変わった……学校にはいざという時の予備の下着もあるが、まさか自分からそれを借りには行かないだろう……つまり、彼はこれから家に帰るまで、自分の精液まみれの下着をはき続ける必要がある」 「あんまりゆっくりしてるとズボンにもしみ出ちゃうかもね……くす……ええ、はい。お疲れ様、また明日ね」 【あさみ】 「慌てて勉強道具をまとめて、そのまま彼は逃げるように教室から出て行った……時間にして10分あったかどうか、それくらいの短い時間だけど私にとっては十分なリフレッシュになった……さぁ、私も後片付けをして職員室に戻るとしよう」 ;3秒程度間