「ナルミさんっ! 完! 全! 復! 活!」 「路上で奇声あげるなって? この喜びを万民に是非吹聴したいんだよ〜」 「苦節一週間……ベットとお友達となって、何も出来なかったのっ。 辛かったの〜〜。学校いかなくてもいいのに、エロゲが出来ないこの仕打ちっ――」 「あっ、でも、エロ妄想は捗りましたっ! てへぺろっ」 「なんでだよって、そりゃあ〜、非処女になったことですし、こう、未知の扉が開けた感じかね〜」 「まあ、リアルエッチは当分勘弁だけどなっ!」 「はっはぁーん。さてはナルミさんを部屋に連れ込んで、あ〜んなことやそ〜んなことしたいと 思ってたんだろ〜」 「残念でした〜☆ だから家じゃなくて、外で待ち合わせしたんだからねっ! マジ、成美さん策士っ!」 「十二分にこの前堪能したんだから……おなぬーで我慢しなよっ!」 「うん? 公共の場でそんなこと話すなって? いやいや、結構他人が何話しているなんて、みんな聞いてないものでっせ」 「開き直ろ〜ぜ。…………なんかテンション高いなって、そだね。一人で部屋で休んでていた 後遺症だと……思う」 「……うにゃっ?! この前、フェラとパイズリしなかったのが反省点だと〜」 「うーん、あんたのきちゃないのを挟んだり、舐めたりか〜。うぷっ。 想像したら、吐き気が……」 「きちゃない言うなって? いやいや、あっしだって、エロゲの自分の嫁には心の中のちんぽこを 舐めさせてるよ〜。でもさ〜、自分でやるのは違うじゃん」 「それに成美さん。ぶっちゃけ、リアルエロはトラウマだよ。痛いとか、辛いこと多かったし」 「処女だったから仕方ないだと〜? げしっ! げしっ!! どの口がそんなこと言いおるっ!」 「どう考えたって、あんなん処女でプレイする内容じゃないわっ!」 「いまだにあそこ違和感あるんだよ。はぁ〜」 「…………反省してるって? うーむ…………とりあえずは成美さんの好感度あげたら〜 ……ワンチャンあるかもよ?」 「おいおい、すっごく少年のように目を輝かせやがって〜」 「言っておくけど、今好感度最底辺だからねっ! 特に許可なし中出しはメッチャ好感度下がる仕様 なんで」 「というわけで〜、今日はエロゲと同人誌買い漁るぞ〜。もちろん、あんたの金でなっ?」 「大丈夫、丈夫。クレカ一枚の上限分だけで許してやんよ〜」 「はっはっは〜。私が寛大(かんだい)でよかったね〜。ねぇ、早く行こうっ!」