ふふ……ふふふ……。 そうだよ。 私はずっとあなたのことが好きだったのに、あなただけ気づかなくて。 それでね、みーちゃんがね……あれ……寝ちゃったの……? ねえ。ねえってば。 ……安らかな顔。幸せな夢を、見ているの? 私もね、ずっと夢を見ていたよ。 あなたといられた時間は、夢のようだった。 だから現実が一番好きだった。あなたがいる世界に勝るものはないと思ってた。 例えそれが、どんなに醜く悲しいものだとしても……あなたさえそばにいてくれれば、私は幸せだったんだ。 でも、もう眠る時間だね。 私もちょっと疲れちゃった。 大好きだよ。おやすみ。