-------------------------------------- 哀しみの実験動物・(Ver1.0) -------------------------------------- スクリプト:Yanh(http://blog.livedoor.jp/yanh_japan/) ・無断転載・利用を禁止します。 ・このスクリプトは完成前バージョンです。実際の音声とは内容が若干異なります。 ・作品をよりお楽しみになりたい方は、スクリプトを読まずに聞いて下さいね。 -------------------------------------- 【催眠誘導】 この音声は、18禁催眠音声です。18歳未満の方や、心や体が正常でない方のご試聴はお止め下さい。また、添付の注意事項を必ずお読みになって、その指示通り、お聞き下さい。 よろしいですか?続けますね? それでは、お聞きになる準備が出来ているか、確認です。 部屋は出来るだけ、暗くしていますか?電気を消し、カーテンを閉じて、出来るだけ暗がりにする事で、あなたはこの物語に、より深く没頭出来るようになります。 それから、布団かベッドに、仰向けに横になりましょう。そして、眠る時のように、全身をゆったりと、布団やベッドに、預けて下さい。そう、眠る時のように、心も、体も、すーっと、落ち着けましょう。でも、目だけはまだ、開けたままにしておいて下さい。ぼんやりと、暗がりを見続けて下さい。そうすれば、本当に眠る事なく、私の声を、聞き続けられますからね。 さて、唐突ですが、あなたは最も強い快感って、いつ感じます? そうですよね。イく時が、一番気持ちいい。その通りです。医学的にも、オーガズムの瞬間、人は最も強い快感を感じるのだそうです。 そして、そのオーガズムの快感も、いつも同じではありません。ドライオーガズムを経験済みなら、ご存じですよね?甘ーい、とろとろした快感が長く続いたり、まるで電気を流されたような刺激的な快感だったり… でも、それらをはるかに凌駕する、強烈な快感を受ける事が出来たら…なんて、想像した事は、ありません?イっている最中に繰り返し絶頂し、そのたびに絶頂感覚が倍倍に膨れ上がっていく。脳細胞が焼け切れ、思考や記憶が全て暴走して、快感だけが全身を支配し、まるで廃人のようになって、イき狂う、そんな快感を体験出来たとしたら… フフフッ、今日は、そんなお話をしましょう。今までで一番、面白そうでしょ? でも、その前に、また少し、催眠に掛かりやすくするための準備をしましょう。ちょっとした、準備体操ですから、私の言う通り、軽く、体を動かして下さいね。あ、まだ目は、開けたままですよ。 まず、寝たままで、右足と左足を、ぴったりと、くっつけて下さい。ふとももから、膝、爪先まで、ぴったりとくっつける。そして、足先まで、ぐーんと、伸ばして下さい。そう、足をくっつけたまま、ぐーん、ぐーーん、と、伸ばして下さい。そうすれば、尾てい骨までひきしまって、背筋が自然に、ピーンと伸びるはずです。 そうしたら、今度は右手と左手も、両方の脇にぴったりとくっつけて下さい。腰に手のひらをぴったりとくっつけて、腕で胴体を挟み込む感じ。ぎゅーっ、ぎゅーーっ、と、挟むようにして下さい。 するとあなたの全身は、まるで一本の棒になったように、感じます。全身に力が入って、カチカチになっているように、感じますね? では、今から三つ数えて指を鳴らしますから、同時に全身の力を、一気に抜いて下さい。いいですか。 ひとつ、ふたつ、みっつ すーーっと、全身を力を抜く。手も、足も、胴体も、みんな脱力して、シーツの上に、だらーん、と横たえて下さい。 いいですね。いい感じに力が抜けました。これを何度か続けると、あなたはより一層、全身が脱力し、リラックスする事が出来ます。 では、もう一度、いきますね。両足をくっつけて、両手で体を挟み込んでー。 そして、グーッと、力を込める。足をグーッと延ばし、両手を、ぎゅーっとくっつける。背骨がそりかえるぐらいに、力を入れる。 ではまた、三つ数えて指を鳴らしますから、一気に力を抜いて下さいね。じゃあ、 ひとーつ、ふたーつ、みーっつ。 すーっと、全身を、脱力。すると全身が、まるで投げ出された棒切れのように、シーツの上に自然に、横たわります。手も足も、少し開いた、自然な状態に、戻ります。 そして今の、全身の力が抜けきった状態が、だんだんと、心地よくなっていくのを、感じて下さい。地球の重力に逆らわず、ただ、そこにあるだけの状態。それが、とても心地よく、感じられるようになります。 さあ、最後にもう一回、やりましょう。両足をくっつけてー。両手もくっつけてー。そして、グーッと、力を入れる。グーッ、グーッと、力を込めてー。 そして、三つ数えて指を鳴らしたら、その力を一気に、抜いて下さいね。 ひとつ、ふたつ!みっつ!!はい!! ストーン、と、一気に力を抜く。全身が、シーツの上に投げ出される感じ。そして、手足を一番楽な体勢に、広げて下さい。そうすると、ほら、スーッと、沈み込んでいくように感じます。全身の力が抜け、全身が心地よくなって、布団やベッドと一体化したように感じます。心地いい、本当に心地いい。 そして、体だけでなく、意識もまた、沈んでいくように感じます。この状態で、もし目を閉じたら…もう分かってますよね。あのとっても心地いい、催眠状態に、入っていくんですよ。 じゃあ、声に合わせて、一度だけ、大きく深呼吸しましょう。そして息を吐くのと同時に、目を、閉じて下さい。目を閉じると、あなたの意識は、より深く、深ーく、沈み込みます。いいですか? じゃあ、 吸ってー、吐いてー、スーッと、目を閉じてー すると、ほら、落ち始める、意識が落ち始める。深ーい、意識の底に、落ちていく。落ちていく。落ちて、い、く。 あなたは、全身の力が抜け、心も体も落ち着いた、とっても穏やかな、心地いい状態です。そして、今のこの状態は、このお話が終わるまで、ずっと続きます。この状態では、あなたは普段よりも、声を集中して聞く事が、出来るようになります。まるで、声が心の奥底に染み込んでいくような、そんな感覚がします。そして、それはとっても、心地いい。この声を聞くだけで、あなたはとっても、心地よくなります。ですから、あなたはこの声を、もっともっと、聞いていたくなります。そうですよね? そういえば、あなた、今日のお話のテーマ、まだ覚えていますよね? そう、究極の絶頂感覚…でしたよね? 実は、快感に男女差や、個人差がある事が知られるようになったのは、つい最近の話なんです。そして、何人もの医者や科学者が、より強い快感を得る方法を、追い求めたそうなんですが…今のところ、成功したという話は、聞きませんね。フフフッ、まあ、成功しても、あまり大っぴらに出来るものじゃないですからね。人知れず、埋もれて行ったのかも… でもね、あまり大きな声では言えないんですが、私、 「その方法のひとつを、知ってるんです」 フフフッ、驚きました?ある特定の周波数の音波で、脳の奥の、一番深いところにある、視床下部って部分を刺激する事で、それが出来るんです。実は私、何度か、実験動物を使って試してみたんですが…その時の録音テープが、ここにあるんですけど、ちょっと聞いてみて下さい。 「これが、快感レベル2です。どうですか?かなり気持ちいいですよね? イきそうです?イってしまいます?じゃあ、レベル3に上げますね」 「イってますね。気持ち良さそうですね。じゃあ、レベル4」 「またイきましたね、レベル5に、上げますよ。はい」 あれ、どうしたんです?もしかして、実験動物が、人間だったから、驚いてらっしゃるんです? 大丈夫ですよ。ちゃんと、ご本人に同意を取った上で、やってますから。心配は無用です。そうそう、この実験動物の時は、この後、脳波がおかしくなったんで、レベル5までしか試せなかったんですが、私の理論では、レベル6や7までは大丈夫そうです。もちろん個人差もありますし、実験後に正常でいられるかまで、私は保証出来ませんが、どうです?あなたもこれ、受けてみたいと、思いません? フフフッ、そうですよね。さすがに、躊躇してしまいますよね。今、いくらあなたの意識がまどろんでいても、そんなに簡単には、同意出来ない。そう、それが正常な人の、正しい反応です。 でーも… でも、あなたってそもそも、正常でしたっけ? あ、そういえば最初に、あなたに確認しましたよね? 「心や体が、正常でない方のご試聴は、お止め下さい」って、そう私は言ったはず。という事は、今、こうやって、私の言葉を聞き続けているって事は、あなたは正常。少なくとも自分ではそう思っている、と、そういう事ですよね? フフフッ、本当にそうでしたっけ? そう、大抵の人は、自分の事を正常だと思っています。ですが、良く考えて下さいね。そもそも、こんな音声を聞いている段階で、もはや正常と言えるかどうか…いやいや、それは言わない約束でしたね。 でも、自分の趣味や、性癖、嗜好、そういうものが、全て正常だと、胸を張って言える人は、そんなにいないはずです。ですから、あなたが実は正常じゃなかったとしても、最初の注意事項を聞き流してしまったのは、仕方のない事です。みんな同じですからね。だからあなたは、私の声を聞き続けていいんです。その、ぼんやりとした、まどろんだ意識で、この声を聞き続けるだけで、あなたはより一層落ち着き、より一層まどろみ、より深い、心の奥に落ちていく。心地よくなっていく。だから、あなたの性癖や嗜好が、少々おかしかったとしても、あなたはもっと、この声を聞き続けて、もっともっと心地よくなる事が、出来るんです。 それに、それを別に気に止む必要も、ありませんよね?自分が正常じゃない、って思っていた方が、案外心穏やかに、過ごせるものです。自分の心に、正直に生きる。それが、幸せで、心地よくいられる、秘訣です。ほら、思い出して。あなたの趣味、嗜好。本当に好きなのは、男の子?女の子?それとも、女の子の格好をした、男の子?フフフッ、ほら、もっと素直になって。あなたが好きなのは、現実の女性?それとも、アニメやゲームのキャラクター?他人とは違う、価値観をもって生きていく。ちょっとおかしな、自分の心。心地いい、とっても心地いい。人と違うのは、心地いい事。素直になるのは、心地いい事。そうですよね? ですから、あなたはこの後も、ずっとずっと、素直なままで、いるべきですね。素直に、心の命ずるままでいる。そうすると、あなたは私の言葉を、今よりもずっと素直に、受け入れるようになります。私の言葉が、あなたをさらに、素直にしていく。素直な事は、心地いい事。私の言葉が、あなたに沁み込んでいく。それはとっても、心地いい事。そうですよね? そうそう、あの、録音テープの中の子、実験動物と呼ばれていたあの子も、とっても変で、そしてとっても、素直だったんです。自分の心に、素直に従う、私の言葉を、素直に聞く。そしてあの子は、自分の意思で、実験動物になりたいって、言ったんです。自分から、あの快楽の渦中に、身を投げ出したんです。だから、もしもあなたが、あの子と同じように実験動物になりたいと思ってしまっても、それは当然の事かも、知れませんね。だって、あなたはとっても変で、とっても素直、なんですからね。 さあ、それが分かったら、もっともっと、素直になって下さい。もっともっと、私の言葉を、素直に受け止めて下さい。そうしたら、今のあなたは、今よりもずっと、ずーっと、幸せな感覚に包まれます。この声が、ますます沁み込んでいく。すっかりまどろんだ、くらくらするような、幸せな心の奥まで、スーッ、スーーッと、沁み込んでいく。心地いい。とってもとっても、心地いい。私の声に、あなたの心が包まれる。私の声が、あなたの全てを包み込む。私の声が、あなたを完全に、取り込んでしまう… そしてその事が、あなたの意識を、さらに深い、深ーいところにまで、引きずり込んでいきます。ふらふら、くらくらしたまどろんだ意識の底に、引きずり込まれる。そこにあるのは、もう、私の声だけ。この心地いい、私の声だけが、そのドロドロに溶け切った意識の底に、響きます。 さあ、あなたはもう、ずっと素直になれました。ですから、感じて。あなたの心の底に芽生えた、欲望の種。究極の快感を、受けてみたい、あのテープの子のように、実験動物になりたい。あなたはそう、思い初めていますよね? フフフッ、どうしたんです?もしかして、まだ躊躇してるんですか?ええ、それは分かります。だって、実験動物だなんてね。あなたが二の足を踏むのは当然です。 でもね、実験動物といっても、別に大した事はありません。安全には充分、配慮していますし、少しの間、気持ちよくなる音を、聞いて頂くだけの事です。その音は、脳の一番奥を刺激して、あなたを徐々に気持ちよくしていきます。そして、その音のレベルが上がるたび、快感は増してゆき、やがて、あなたは絶頂する。でもね、それで終わりじゃないんですよ。絶頂のピークが過ぎる前に、再度音のレベルを上げる事により、絶頂中に絶頂する。絶頂の快感が、さらに強化される。そして、それを繰り返す事で、人間が体感した事がないレベルの、空前絶後の絶頂快感にまで引き上げる。たった、それだけの事なんですよ。 じゃあ、実験動物に、なってみます? フフフッ、もうかなり、その気になってきましたね。いや、あなたは最初から、実験動物になってもいいと、心の底では思っていたのかも…じゃあ、最後にこのお話を聞き終わってから、結論を、出して下さいね。 実験動物になったら、人間としての自由や尊厳は、一旦放棄してもらいます。そして、感覚も、快感も絶頂も、私の流す音に支配されます。でもそれは、とっても幸せな事なんです。すべてを自分以外に、任せ切ってしまう幸せ。行動や意思だけでなく、感覚すら、他人に委ねる。自分で何もしなくていい、考えなくていい、そんな幸福感を、実験動物でいる間じゅうずっと、味わい続けられるんですよ。 さあ、そろそろ決めましょうね。そう、あなたが実験動物に、なる事。もし、あなたがまだ躊躇しているなら、今から行う儀式の最中に、この音声を聞くのをやめて下さい。遠慮は要りません。全て、あなたの自由意志ですから。でも、もしこの儀式を最後までやり終えたら、その時はもう、引き返す事は出来ません。あなたは、私の実験室へ行き、ただの実験動物になります。人間の尊厳や自由意思を捨て、感覚や快感すら他人にコントロールされる、哀しい哀しい、実験動物に成り果てるんですよ。 では、儀式です。と言っても、簡単ですからね。私が今から、いくつか質問をしますから、それに全て、はい、と答えて下さい。口に出さなくても、心の中で呟くだけでも構いませんからね。では、 「私は、今から実験動物になります」そうですよね? 「私は、実験中、人間の自由や尊厳を放棄します」そうですよね? 「私は、感覚や快感もこの実験に委ねます」そうですよね? 「私は、実験中に、どれだけ強い快感を与えられても、それに耐え続けます」そうですよね? 「私は、この実験が終わるまでは、実験動物であり続けます」そうですよね? あなたは、全ての問いかけに、はい、と答えました。何度も言いますが、これは、あなたの意志が、決めた事。あなた自身が、決めた事です。あの、テープの中の子と、同じです。 では、最後にその事を、さらに強く意識に刻み込むため、今から私の言う言葉を、復唱して下さい。 「私は、あなたの、実験動物です」さあ、繰り返して。 ウフフフッ、そう、あなたはもう、ただの、実験動物。私の実験動物に、なってしまいました。人間である事を捨て、ただ私の思うがままに、体をいじられるだけの、実験動物に、なってしまいました。でも、いいですよね?だって、それはとっても幸せな事。あなたにとっても、私にとっても、とっても幸せな事。私も、とっても素晴らしい、実験台が手に入ったんですからね。今日は、レベルを上げられるだけ、上げてあげますからね。 じゃあ、これからあなたを、私の実験室にお連れします。今から、10からゼロまで数えます。数が減るたび、あなたのその朦朧とした意識は、さらにさらに、深く沈んでゆき、そして、ゼロと同時に指を鳴らすと、その意識は、この世界とは完全に隔離された、私とあなたとだけの空間にたどり着きます。では、いきますよ。 10、さあ、もう諦めましょう 9、あなたはもう、実験動物 8、私の思い通りに、されるだけ 7、数が減るたび、消えていく 6、自分で考える事、自分で感じる事 5、消えていく、どんどん消えていく 4、そして、意識が溶けていく 3、ドロドロに溶けていく 2、沈んでいく 1、さあ、もうすぐですよ。 ゼロ フッっと、最後の意識が消える。そして、ほら、何か周囲が、変わってしまったように感じる。奇妙な空間。閉塞された空間。真っ白な、立方体の、檻のような空間。その中央に、あなたは寝かされています。深い、意識の底にある、閉鎖空間に閉じ込められた、あなた、実験動物として、閉じ込められた、あなた… 【実験1〜5】 ようこそ。私の実験室へ。 そして、ここは私と、あなただけの部屋。私とあなたの意識が作り出した、二人だけの部屋。入り口も出口もない、完全な閉鎖空間に、あなたは閉じ込められています。何もない、何も感じない部屋。あるのは、この私の声だけ。私の声だけが部屋に響く。あなたの心に、響く。あなたの心を震わせる。 そして、ここにはもう一つ、別のものがある事を、思い出して。そう、もうすぐ聞こえてくる。別の音。あなたを気持ちよくする音。そうでしたよね。あなたの脳の、一番深い部分を震わせ、性的な快感を呼び覚ます、素敵な音。さあ、そろそろ実験を始めましょうか。まずはレベル1。あなたを気持ちよくする音です。じゃあ、最初にお聞かせした、テープの中の子を、思い出してー。 あなたの周囲を、音が包み込みます。脳の奥の、一番奥にある、視床下部。あらゆる欲求を制御する器官。この音は、そこにダイレクトに伝わります。そして、浸み出てくる、性的な快感。とろとろとした快感の流れが、ゆっくり、ゆっくりと、あなたの全身に伝わっていきます。だんだん、だんだんと、欲情していく。興奮していく。あなたのすべての本能を、欲望を、性的な興奮に、変えていく。脳の一番奥が、この音に支配され、もはや、あなたの意識も、思考も、いやらしい性的興奮だけに、染まっていきます。あなたの頭の中に、あなたが大好きな、いやらしいイメージが、まるで走馬灯のように、蘇ります。さあ、もっと思い出して。あの、テープの中の、実験動物が、どんなふうになっていたか。そして、あなたが今は、あの子と同じだと言う事を、思い出してー。 そして、その快感が、だんだんと、自分の性感帯にも流れ込んでいる事に、気付いて下さい。両方の乳首や、脇腹、おへそ、お尻の穴、そして、股間の一番いやらしい部分。それらに、脳から浸み出たとろとろの快感物質が伝わり、震わせる。チリチリとした快感の疼きが、そんないやらしいところを、ますます、ますます気持ちよくしていきます。ほら、もう全身が小刻みに震え始めてますね。快感で身を、震わせてるんですね。熱い吐息が、喘ぎ声に変わり始めてますね。顔が赤くなってますね。全身が震えてますね。気持ちいいんですね。嬉しいんですね。気持ちよすぎて嬉しい。快感が嬉しい。実験動物になったのは、本当に嬉しい。そうですよね。 音が消え、そしてあなたの快感も、消えました。 フフフフッ、どうです?まだ続けて欲しかったですか?あの快感を、味わい続けたかったですか? でも、無論そんな願望は、叶えられません。だって、あなたは私の、実験動物。私の意のままに、肉体や精神をいじり続けられるだけの、実験動物。だから、あなたの快感は、もはやあなたの意志とは関係なく、与えられ、止められるんです。 そして、その事は、あなたの絶頂ですら、同じです。実験動物となったあなたは、この音によって、自動的に絶頂します。私がイかせたいと思う時に、イくんです。当然ですよね。だってあなたは、私の、実験動物、なんですからね。 じゃあ、続き、やりましょうか。さっきから、して欲しくてむずむずしてたんじゃないですか?いいんですよ。それで。それが素直な感情です。また音が聞こえ始めると、あなたは一瞬で、さっきの快感状態に戻ります。そして、今度は途中で、レベル2に、上げてあげます。レベル2は、フフフッ、そう、絶頂寸前。絶頂寸前の快感。そして、最後に軽く、イかせてあげますからね。じゃあ、 ほら、また快感が戻ってきましたね。この、性的快感の音が、あなたの脳の一番奥に伝わるだけで、あなたはまた、全身が快感状態に戻ってしまう。音だけで発情し、快感を感じ、気持ちよくなってしまう、それが、実験動物と成り果てた、あなたの体です。ジリジリと締め付けるような快感が頭のてっぺんから、両手、両足の先まで伝わって、全身をブルブルと痙攣させる。音によって、自動的に変化する、不思議な体、それが今のあなたです。ですから、この音が流れ続けるうちは、あなたは絶えず欲情し続けます。止まればもちろん、快感も止まる。ですから… ほら、快感が一瞬でおさまる、気持ち良さが消えてしまう。そんな、不思議な体に、あなたはなってしまったんです。だから… ほら、音が流れ始めると、すぐに気持ちよくなる。欲情してしまう。不思議な、不思議な体に、あなたはなってしまった。そう、それは、あなたが実験動物なんだから、当然の事ですよね。実験動物なんだから、実験によって、欲情したりイってしまうのは当然の事。そうですよね。 フフフッ、また、止まっちゃいましたよ。せっかく気持ち良かったのに、音が止まってしまいました。残念ですね。ずっと気持ち良さを、味わい続けたかったのにね。 もうお分かりだと思いますが、今のあなたは、音がなければ、気持ちよくなる事が出来ません。実験動物ですからね。たとえ、誰かに性感帯を刺激してもらっても、いやらしい本やビデオを見せてもらっても、音がなければ、あなたは絶対に、気持ちよくなれない。ただ、心の奥に、募り続ける焦燥感を味わい続けるしかないんです。そう、音が聞こえるまで、あなたはずっと待ち続けるしかない、そんな惨めな、哀しい実験動物なんです。 フフフッ、これ以上の寸止めは可哀想ですね。それに、今日の目的は、究極の快感を探る事でしたしね。だから…はい。 ほら、お待ちかねの気持ちいい音ですよ。すぐに戻ってくる快感。さっきの快感状態に、あなたは一瞬で戻ってきました。脳の一番奥への刺激。漏れ出す快感物質。脳天から足先まで伝わる快感の痺れ、全身のかすかな震え。小さな喘ぎ声、そして、乳首や、お尻や、股間のいやらしいところを刺激する、快感の波。もうそれが、完全に戻ってきました。さっきの寸止め状態によって、より一層その快感は、膨れ上がったはず。全身が快感、全身が欲情。いや、実験動物なんだから、発情、といった方がいいですね。まるで、異性のフェロモンを直接嗅がされた時のような、強烈な発情状態に、今のあなたは、実験動物のあなたは、陥っています。 そして、忘れないで下さいね。これはまだ、レベル1。この音のレベルを、2に上げると、あなたの今の快感は倍増し、一気に絶頂直前の状態になります。性感帯がビリビリと痺れ、全身がガクガクと震え、口からは叫びのような喘ぎ声を出してしまう。もう一度思い出して。最初に聞いたテープの中の、実験動物がどうなったのかを。そして、今からあなたがどうなるのかを、ね。 じゃあ、今から五つ数えたら、レベル2に、上げますからね。 ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、はい! ぶわーっ、と快感が膨れ上がる。快感があなたの全身を襲い始める。甘い、くぐもったような快感が、あなたを暴力的に犯し始める。全身の性感帯が灼け付くように痙攣し、それが全身に伝わってガクガクと震え始める。すごい刺激、すごい快感、すごい気持ち良さ。あなたの体も、心も、もう快感だけでいっぱいになってしまう。漏れ出す汗、こぼれ出る喘ぎ、そして、性感帯から滲み出るいやらしい液体。そう、これらは、絶頂の予感。絶頂の前触れです。あなたの体は、もういつでもイける状態。いつでも絶頂出来る、発情状態。でも、あなたは実験動物だから、この音のレベルが3に上がるまでは、イく事が出来ないのを、知っていますね。じゃあ、上げてあげる。レベル3の音を、あなたの脳に流してあげますよ。今から10まで数えます。数が増えるに連れ、あなたの快感はますます大きくなり、10でレベル3の音に切り替わると、あなたは自動的に、絶頂する。実験動物として初めての、オーガズムを迎えます。じゃあ、 1、2、3、快感がさらに上がっていく、4、5、6、まだまだ?、7、イきそう?イきそう?、8、ほらもう少し、9、10、はい! イく、絶頂する。全身が硬直して仰け反り、強烈な快感があなたを襲う。 さあ、落ち着くために、一度大きく深呼吸しましょう。絶頂で目を開けてしまったなら、息を吐くのと同時に、目を閉じて下さいね。 吸ってー、吐いてー スーッと、全身の力を抜いてー。そして、また、意識がスーッと、落ちていくのを、感じてー。 どうです?音だけでイかされたのは…気持ち良かったですよね。最初なので、軽い絶頂だったかも、知れませんし、既に深く、イってしまったかも、知れません。でもね、こんなのは、序の口です。あなたは、この後何度も絶頂し、その度に、今の2倍、4倍、いや、さらにもっと上の絶頂感覚を、味わう事になるんですよ。 それじゃあ、続き、やりますよ。実験動物に、休む権利はありませんからね。そして、次は、レベル4まで、上げます。レベル3で絶頂した後、それがおさまる前にレベルを上げる。そうすると…フフフッ、もう、どうなるかは、想像出来ますね。じゃーあ、 ほら、さっきイっばっかりなのに、もう快感が、戻ってきましたよ。あなたの快感は、もうこの音に、完全に連動してしまいました。音が流れ始めれば欲情し、音のレベルが上がれば快感が増し、そして、自動的にイってしまう。まるで機械のように、あなたの体はこの音に反応する。さっきと同じように、小刻みに震える全身。ピリピリと淡い刺激を発する性感帯。そして、それを受け止める全神経が、あなたを快感の坩堝に引きずり込んでいく。気持ちいい、至高の快楽。その快楽に、あなたはまた、すっかり浸っていますね。 でも、何度も言いますが、あなたは、実験動物。人間が、どれだけ強い快感を得られるか、それを確かめるための、実験動物。ですから、さっきと同じように、音のレベルを、上げていきます。いいですか?また五つ、数えますよ。 ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、はい! ほら、快感が膨れ上がる。全身が快感に満ち溢れる。さっきまでの甘い快感が、身を突き刺すような快感刺激に変化する。全身がガクガクと震え、性感帯はビクビクと痙攣し、ドロドロと汁を垂れ流す。無意識に喘ぎ声を漏らしてしまい、意識は快感だけでいっぱいになる。そして、ほら、もう分かってますよね。あなたは、もういつでも、イける。絶頂出来る。音のレベルが、上がりさえすれば、あなたはすぐに、絶頂します。そして、思い出して。今度はレベル4まで上げますからね。あなたが絶頂したら、すぐにカウントを再開し、また10になったら、イくんです。そう、イきながらイく。その時の快感は、一回目の絶頂をはるかに上回る壮絶な絶頂です。それは、あなたがもう、ただの実験動物だから、味わえるんですよ。 じゃあ、いきますね。 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10 ほら、イき始める。そして、ほらカウントしてますよ。もう一度イくんですよ。 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10! イく。またイく。ものすごい快感が全身を貫く。全身がビクビクと痙攣し、頭の中が真っ白に変わっていく。すごい、凄すぎる快感に全身が翻弄される… どうでしたか?マルチプル、オーガズム。気持ち良かったですよね。意識、大丈夫ですよね。一度深呼吸して、落ち着いて下さいね。 吸ってー、吐いてー。 スーッと、落ちて聞く。また意識が、落ちていく。あなたは、深呼吸をする事で、あの心地よい、まどろみの状態に、戻る事が出来ます。そうですよね? あなたは、イきながら絶頂する、その快感を知ってしまいました。通常のオーガズムを、大きく超えた快感を、その意識と体に、刻みこみました。 そして、覚えてますよね。あのテープの中の実験動物。あの子だって、レベル5までは、耐えられたんですよ。だから、あなたも、大丈夫です。私が付いてますからね。大事なのは、自分に素直になる事。この声に、素直に従う事。そうすれば、あなたはちゃんと、イく事が出来ますからね。 じゃあ、そろそろ、実験を再開しましょうか。 さあ、また、レベル1。あなたがどれだけ疲れていても、音を聞けば、快感は復活する。実験動物とは、そういうもの。覚えてますよね。あなたは、人の尊厳も、自由も、意思や感覚すらも、明け渡した実験動物。だから、この音だけで、気持ちよくなり、欲情し、発情するのは、当然ですよね。じゃあ、さっそく、イく準備、始めて下さいね。 ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、はい! また快感が膨れ上がる。あなたの体は、自動的にイく準備を始めてしまう。全身の神経が、ただ快感だけを感じる器官に変わってしまう。音に犯され、音に翻弄され続ける。気持ちよさで、頭が狂いそうになる。でも、まだ、狂っちゃダメですよ。今からあなたは、もっともっと感じ、もっともっと気持ちよくなり、そして、イきまくるんですからね。レベル5まで、上げますからね。気を確かに持って下さいね。じゃあ、 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10! イく。強い絶頂。そして続くカウント… 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10! ほらまたイった。でもまだですよ。もう回イくんですよ… 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10! また絶頂。すごい衝撃、まるで雷を浴びたかのような強烈な絶頂が全身を切り裂く。止まらない。痙攣が止まらない。全身の震えが、快感が止まらない そしてようやく、それは潮が引くように、おさまっていく。あまりに強い快感の反動で、全身が脱力する。さあ、また一度、大きく深呼吸。 吸ってー。吐いてー。 【実験6】 さすがに、少し疲れたようですね。でも、まだあなたの脳波は、大丈夫。良かったですね。あのテープの子みたいに、狂わなくて。だから、あなたには、さらに強い快感、レベル6の絶頂感覚を、今から受けて頂きます。 え?もしかして、嫌だとか… って、許してもらえるなんて、あなたはもちろん、思ってないですよね?だって、あなたは、実験動物。私の実験動物なんだから、あなたに選択権なんか、ありません。私が満足するまで、この実験は、続きますからね。もう諦めて下さいね。 じゃあ、また、レベル1から。 ほら、あれだけイっても、どれだけ疲れても、この音を聞くだけで快感は戻ってくる。脳の一番奥に、この音が流れ込むだけで、快感物質が溢れ出る。そして、やってくるのは、欲情。全身に甘い、性的快感を感じ続け、そして、さらなる快感、より強い快感を、浅ましく追い求めてしまう状態。それが、今のあなたです。さあ、また、レベルを上げますね。 さあ、また蘇ってきた、イく直前の快感。脳の一番奥が、キリキリと締め付けられるような感覚がする。そして、意思とは関係なく反応する、あなたの体。実験動物の体。全身の痙攣、吹き出す汗、漏れ出す喘ぎ。そして、性感帯の強烈な痺れ、そこから溢れ出すいやらしい液。どれだけ疲れていても、どれだけしたくないと思っても、この音に反応してしまう、あなたの体。そして、今から与える絶頂は、前回のさらに倍。人間が耐えられる限界を超えた快感を、あなたは今から体験します。じゃあ、カウント、いきますよ。 ほらイく!そして始まる。絶頂の階段。レベル4… またイく、絶頂感覚が倍化する。そしてまた… ほら、レベル5、さあもう1レベル、上げますよ! バーンと弾けるような快感。全身の細胞がバラバラに砕け散ったような壮絶な快感が走る。脳の中がスパークし、意識が、記憶が、快感が、突き抜けていく! ウフフフフ、すごかったですね。まだ痙攣、治りませんか?深呼吸すれば、落ち着き、そしてまた、あの深い意識に、戻れますよ。 吸ってー。吐いてー。 【実験7】 すごい快感でしたね。あなたが初めてですよ。レベル6の快感を受けて、おかしくならなかったのは。今までの実験動物は、脳波が狂ってしまったり、廃人なったり…本当にあなた、凄いですね。私が見込んだだけの事があります。ですから、フフフッ、続き、やりましょうね。そう、最高レベル、レベル7の絶頂感覚も、試してみましょう。その体でね。 もちろん分かってますよね。あなたの意識が、どれだけ止めて欲しいと思っても、あなたの体がどれだけ疲労していても、実験は続けられる、って事。それはあなたが、私の実験動物なんだから、当然ですよね。 じゃあ、 フフフッ、ほら、ちゃんと感じて下さい。あなたの心とは裏腹に、欲情してしまう、自分の体。性的な欲求に、小刻みに震えている、あなたの体。そして、これも思い出して下さいね。この後あなたは、5段階に絶頂する。最初の絶頂が始まった後、立て続けに5回絶頂し、そのたびに快感が、倍々に膨らんでいく。最初の絶頂の、2倍、4倍、8倍、そして最後は16倍もの強烈な快感を、あなたは受けることに、なるんですよ。さあ、準備しましょうね。 また快感が強くなる。意思とは無関係に、イく準備を始めてしまう。そして、また想像して。16倍の絶頂感覚を、想像して下さい。さっきの快感でも圧倒的だったのに、さらにその倍の快感が、あなたを貫く。全身の神経回路が暴走し、快感刺激を、あなたの全ての細胞に放出する。全身がビクンビクンと跳ね回り、痙攣する。異常な発汗と、叫びのような喘ぎ声。そして、一番いやらしい性感帯は、まるで別の生物のように、分泌液を飛び散らして、悶絶する。そんな壮絶な絶頂快感が…もうすぐ…ほーら! さあ、絶頂が始まりましたよ。そしてすぐにやってくる… 2倍の絶頂快感。頭がどんどんおかしくなる。そして… 4倍の絶頂。全身を貫く快感。でも、まだまだですよね、ほーら! 8倍の絶頂快感。そして、究極の快感がやってくる! くる!くる!狂ってしまう。16倍の快感で、狂ってしまう。ビクンビクンと痙攣し続ける全身。焼け切れそうになる神経。完全に暴走した脳細胞。あなたはわけもわからず、ただこの究極的な快感に翻弄され続ける。すごい、すごすぎる快感に、身も心も、砕け散る! もしもし、もしもしー、どうですかー?生きてますかー? もし、意識を保てているなら、また、一度深呼吸しましょうね。そうしたら、少しは、落ち着けますからね。 吸ってー。吐いてー。 【実験8】 さあ、そろそろ、正気に戻りましょう。あなたは、5段階の絶頂にも、無事、耐え抜く事が出来ました。最高レベルの快感から、生還出来ました。素晴らしいですね。 そして、この音を出す機械も、これ以上レベルを出す事は、出来ないようになっています。ちゃんと、安全装置が掛かっていますからね。良かったですね。 でーも、 こんな安全装置は、簡単に、外せるんです。ほら。フフフッ、これでもう、大丈夫ですよ。あなたには、人間が体験する事が許されない、究極の絶頂感覚を、味わって頂きます。快感なのか、苦痛なのか、そんな事を全て超越した絶頂快感を与えてあげる。もう、あなたの体や心が、どうなろうとお構いなしに、やってあげますね。どうです?嬉しい?それとも、悲しい? フフフッ、でも、もう諦めて下さい。だって、あなたは私の実験動物。そうでしたよね。ですから、この運命は、あなたが実験動物になると、誓った時から決められた事。悲しい運命。哀しい哀しい、実験動物の、運命なんです。じゃあ、いきますよ。覚悟して。 さあ、もう一度心を落ち着けて、この甘い快感を、味わいなさい。そして、この後やってくる、地獄のような絶頂快感を、想像しなさい。さあ、すぐに絶頂の準備、してあげますよ。 さあ、もう近づいてきましたよ。地獄の快楽、地獄の絶頂快楽が、近づいてきました。ほら、もっと心を空っぽにしてー。そして、この後の絶頂音が6回も上がり、あなたの心も体も、精神も、ズタズタに引き裂かれる、その事を、素直な心で、受け止めて下さいね。 じゃあ、始めます。地獄のカウント、開始。 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10! さあ来た、1回目の絶頂。そして続く、快感と絶頂の波。 2回目。一気に快感が強くなる。でもまだまだ、さあ! 3回目。やっと半分。ますます大きくなる絶頂快感… 4回目。すでに人の限界を超えている。でもまだ先に… 5回目。さあ、次が最後。地獄の絶頂感覚へ、行ってらっしゃい… きた!ものすごい快感、絶頂。地獄の絶頂。全身をズタズタに切り裂き、神経を焼き切り、脳を破壊し尽くすような壮絶な絶頂快感。凄い、凄すぎる。凄すぎる快感で、あなたの心も、体も、精神も、みんなみんな壊れてしまう。止まらない痙攣、止まらない叫び、そして、止まらない快感に、あなたは完全に破壊される… 時が流れます。ゆったりと、時間だけが、流れていきます。 完全に壊れたあなたを、時間が、ゆっくり、ゆっくりと、再構築していく。心や、体、精神が、あの地獄のような快楽から、解放されていく。ゆっくり、ゆっくりと、戻っていく。 【解除】 さあ、疲れましたね。心も体も、ゆったりと休め、この声を、聞き続けて下さい。もし目を開けているなら、もう一度、目を閉じてー。 「脳波、異常なし、体温、脈拍、全て正常通り…うん、大丈夫ね」 良かったですね。あなたは、あの地獄のような実験から、無事に戻って来れました。そして、あなたは、人間がまだ体験した事のない、強烈な絶頂快感を、体験出来ました。それもこれも、あなたが実験動物になったから、私の実験動物になったから、体験出来たんですよ。これは、本当に素晴らしい事です。 それでは、この実験も、終わりにしましょう。今から10まで数え、指を鳴らします。そうすると、あなたに掛かっていた催眠や暗示は全て消え、元の心と体に戻ります。あなたは実験動物なんかじゃなく、自分の意思で行動する、立派な人間に戻ります。いいですか?では、最初に、大きく深呼吸して。 吸ってー。吐いてー。 1、あなたの手足に、だんだんと力が戻ってきます 2、あなたの意識も、だんだんと、明瞭になっていきます 3、あなたの心から、与えた暗示が消えていきます。 4、あなたの意識から、実験動物だった記憶が消えていきます 5、あなたの全身に、力がみなぎります。周りが明るくなったように感じます 6、あなたに与えた暗示は、完全に消えました。 7、あなたの全身に、すっかり力が戻りました。 8、あなたはもう、目を閉じて横になっているだけの状態です 9、さあ、次ですよ。次にゼロと言って指を鳴らせば、あなたはすっかり元どおりです。では、 10!はい、目を開けて! お疲れ様です。気分はどうですか?まだすっきりしないようなら、この後シャワーでも、浴びてきて下さい。下着やパジャマが、汗や体液でぐちゃぐちゃになってるかも、知れませんしね。 それでは、これでこの音声を終わります。もしあなたが、今日のめくるめく体験がしたくなったら、もう一度最初から、この音声を聞いて下さいね。ちゃんと、私のかわいい、実験動物に、してあげますからね。ウフフフフッ!