真導 理瑠  (しんどう りる) 大機 海里 (おおき かいり) 男キャラ 満(みつる)※ゲーム未登場 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― //bg    → ゲーム内背景のイメージ表記 //SE    → SE挿入箇所表記 //場面切替 → シーンが切り替わる際の表記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【本編開始】 //bg 満私室(夜) 【理瑠】 「んっ、ちゅっ、ちゅる、んちゅ、あむっ、んれるっ、んっ、んんぅ」 【理瑠】 「んふっ、んっ……どんどん元気になってきてる、んちゅ」 【理瑠】 「んふぁ……んっ、はぁ……」 【理瑠】 「んっ、どう? 気持ちいい? 満……」 【理瑠】 「……ふふっ、よかった。なら、もっと激しくしてあげるね」 【理瑠】 「んふっ、んぐっ、んんぅ、あむっ、んっ、んふっ、ふぅ」 【理瑠】 「んれろっ、れるっ、ちゅる、んぢゅる」 【理瑠】 「ふむっ……満の、いまビクってなった」 【理瑠】 「んぢゅ、んっ、いい、よ、お口にらして」 【理瑠】 「がふぁん、しらいれ」 【理瑠】 「んちゅ、んむっ、んっ、んぢゅ、あむっ、んふっ」 【理瑠】 「んっ!? んっ! んっ! んんぅ!」 【理瑠】 「んんぅ! んっ! んぶっ! ぶっ!?」 【理瑠】 「んんんんぅぅぅぅぅぅ!!」 【理瑠】 「んっ……んっ……おごっ、おっ……」 【理瑠】 「げほっ! げほっ! ごほっ!」 【理瑠】 「……げほっ! も、もう……乱暴なんだから……」 【理瑠】 「んっ……今度は……優しく私を愛して……」 //SE ベッドに倒れ込む 【理瑠】 「あっ……」 【理瑠】 「みつる……」 ――― ―― ― //場面切替 //bg 理瑠私室(昼) 【理瑠】 「みつるぅ……」 【理瑠】 「…………ん?」 【理瑠】 「な、なに言ってるの私!?」 【理瑠】 「っていうかなんで満とあんなことしなきゃいけないのよ!!」 【理瑠】 「だいたい満も満で夢ん中とは言え、私にあんなことを……あんな……」 【理瑠】 「んーーー!!!」 【理瑠】 「はぁ……バッカみたい」 【理瑠】 「なんであんな奴なんかと……」 //SE 起き上がる 【理瑠】 「んげっ! パンツぐっしょり……」 【理瑠】 「もう最悪ーーー!!」 //SE 着信音 【理瑠】 「もう! 何よ今度は!」 //SE 電話に出る 【理瑠】 「はいもしもし! 朝っぱらから何よ?」 【海里】 『いやぁ、朝っぱらからご機嫌斜めだねぇ。せっかくモーニングコールしてあげたのに』 【理瑠】 「はぁ? …………え? もしかしていま……何時?」 【海里】 『ヒント。7時45分』 【理瑠】 「それ答えでしょ!」 【海里】 『早くしないと置いてっちゃうよ〜♪』 【理瑠】 「ちょ、ちょっと寝坊しただけだから! 家の前で待ってなさいよ! 待ってないと怒るからね!」 //場面切替 //bg 通学路(昼) 【理瑠】 「はぁ……。あんな夢見ちゃうし、走って海里の家まで行くことになるなんて」 【理瑠】 「今日は最悪な1日になりそうな予感がするわ……」 【海里】 「遅かったねぇ。理瑠。ナニをしてたのかなぁ?」 【理瑠】 「何もしてないわよ。それより海里。今日は自分で起きたのね」 【海里】 「まぁ、起きたって言うかぁ……、寝てないだけなんだけどね」 【理瑠】 「また? 寝ないと体に悪いわよ?」 【海里】 「まぁ、そこはいいじゃん。大丈夫だよ! ……たぶん」 【理瑠】 「絶対大丈夫じゃないでしょ」 【海里】 「あはは。ところでなんで今日来るの遅かったの?」 【理瑠】 (海里に夢の話なんてしたら今後なに言われるか分からないわ) 【理瑠】 「き、昨日の夜の勉強が響いたみたいねー」 【海里】 「ふーん」 【理瑠】 「私のことはいいの! と、ところで! 昨日は何をしてたわけ?」 【海里】 「おっ! 良くぞ聞いてくれました! 昨晩は理瑠から預かってた魔法鍋を修理してたんだ!」 【海里】 「でも修理するだけじゃ面白くないから新機能を追加してみたんだ! この機能が画期的なんだよ!」 【海里】 「その機能がなんと――」 【理瑠】 「わかったわかった。とにかく直してくれたんでしょ? ありがと」 【海里】 「ちょっとちゃんと聞いてよ! この鍋には魔法が使えない人でもポーションが作れるようになる機能を追加したんだよ!」 【海里】 「すごくないかい!? 魔法使いにしか魔法が使えない時代はこのアイテムで終わりに近づくんだよ!」 【理瑠】 「それは凄いし、熱く語るのはいいけど前向いて歩かないと危ないわよ。ほら、信号赤よ」 //SE クラクション 【海里】 「おっと、ありがと〜。でもこの発明は世界を変えると思うんだよ」 【理瑠】 「そうね、でも今のご時勢魔法なんて使えるようになったとしても役に立たないんじゃない?」 【海里】 「それはそうだけどさ、世界に名を轟かせる魔法使いになると言っている人が言う台詞かねそれ」 【海里】 「確かに、今のご時勢科学が発展しすぎて、魔法なんて忘れられた技術みたいなものだけどさ」 【理瑠】 「だからこそ魔法を世界にもう一度広まるようにしたいんでしょ」 【理瑠】 「魔法なんて使えてもって考えを改めさせたいのよ」 【理瑠】 「それにはあんたみたいな魔法と科学を掛け合わせるって考えをしてくれる人の力が要る」 【理瑠】 「い、いちおうそれなりに感謝はしてるのよ。そ、それなりにね」 【海里】 「ふふっ。それなりに、か。ありがと」 【理瑠】 「なにニヤニヤしてんのよ! さっさと学校に行くわよ! 今日は中間テストの返却日なんだから!」 【海里】 「うへぇ、最悪だよ。理科と数学以外また赤点かなぁ?」 【理瑠】 「お昼には全教科帰ってくるし、今回こそ満を見返してやるわ!」 //場面切替 //bg 教室(昼) //SE チャイムの音 【海里】 「やっと昼休みだー。りーるー。テスト何点だったー?」 【理瑠】 「ふ、ふふふ……。見なさい! 今回のテストは総合点でも満に勝ったわ!」 【理瑠】 「今回は社会もちゃんと勉強したのが功を奏したわね!」 【理瑠】 「国語、数学、理科、英語では完璧に勝ったし、社会も今回は50点!」 【理瑠】 「いつものギリギリ点数じゃないわ! どう! これなら圧勝ね!」 【海里】 「偉そうにのけぞってる所悪いけどさ、みつるっちもう教室出て行っちゃったよ」 【理瑠】 「……みつるぅ! 覚えてなさい! 次の期末テストでは圧倒的な点差で負かしてやるんだからぁ!」 【海里】 「まぁまぁ、私たちもご飯食べに屋上に行こう? したい話もあるしさ」 【理瑠】 「ぐぬぬ……」 //場面切替 //bg 屋上(昼) 【理瑠】 「大体! 満はいっつもあたしのことないがしろにしすぎなのよ!」 【海里】 「そんなに怒りながら食べると体に悪いよー」   【理瑠】 「絶対次のテストで見返してやるんだから!」 【海里】 「まあ、理瑠もみつるっちも点数的にはそんなに変わらないんだから張り合わなくても」 【理瑠】 「よくないっ!!」 【海里】 「はぁ、理瑠はさぁ、ホンっとにみつるっちのこと好きだねぇ」 【理瑠】 「はっ、はあ? あんた何言ってんのよっ!」 【海里】 「だって事ある毎に満は、満はー!って言ってるじゃん。それって好きってことでしょ」 【理瑠】 「ち、違うもん! あいつは魔法使いを馬鹿にしてるから見返してやろうと……」 【海里】 「ハイハイ、そうだね」 【理瑠】 「うぅ、そうだ! したい話があるって言ってたじゃない! どうしたの?」 【海里】 「逃げた」 【理瑠】 「うるさい」 【海里】 「まぁいいけど、今回さ魔法鍋を修理する際にね面白いもの見つけたんだよ」 【海里】 「それはなんと、マジックポーションの作り方だそうです」 【理瑠】 「魔法使いっぽいわね、でも普通のマジックポーションの作り方だったら家の書庫にもあると思うけど」 【海里】 「チッチッチー、甘いなー。甘すぎて糖度50の果物くらい甘いね」 【理瑠】 「分かりづらいたとえしないで教えなさいよ」 【海里】 「待ってよ、レシピ持ってきてるから」 【海里】 「えーっと、これだね。はいレシピ」 【理瑠】 「んーと、惚れ薬のマジックポーション? ……ほ、惚れ薬!?」 【海里】 「そう、惚れ薬。面白いでしょ? 素直になれない友人に一肌脱いであげようと思ってね」 【理瑠】 「ばっ、バッカじゃないの! 惚れ薬なんて! 大体作ったとしてもどうやって満に飲ませるのよ!」 【海里】 「いや、誰もみつるっちに飲ませろとは言ってないよ」 【理瑠】 「えっ! あっ、その、ちが」 【海里】 「顔真っ赤にしちゃってぇ、エッチなこと考えたんじゃないの?」 【理瑠】 「え、エッチなことなんか、か……考えてないもん!」 【海里】 「いやもうそれ考えてるって言ってるようなもんでしょ」 【理瑠】 「うっ、うぅぅるさい!!」 【海里】 「いやぁ、まじめな振りして実はすごいエッチなんだね理瑠って♪」  【理瑠】 「違うって言ってるでしょ! 考えてなんかないもん!」 【海里】 「まぁ、理瑠ってば周りが思う以上に乙女だし? 好きな人といい関係になりたいと思うのは普通だと思うよ」 【理瑠】 「あ、あんまり人をバカにするのもいい加減にしなさいよ……」 【海里】 「バカにってそんなこと……、り、理瑠さん? な、なにその杖? 実力行使はやめようよ、ね?」 【理瑠】 「だ、大丈夫よ、サイレンスの魔法で二度と喋れないようにするだけだから」 【海里】 「待って! サイレンスの魔法って一時的に喋れなくするだけだったよねぇ!?」 【理瑠】 「まだ上手く使えないの、だから誤って喉潰しちゃうかも?」 【海里】 「なにそれ怖い!」 【理瑠】 「おとなしくしててね、上手く狙えないから!」 【海里】 「り、理瑠! もうお昼休み終わるね! だから、先に教室に帰ってるね!」 【理瑠】 「待ちなさい海里! 今日という今日は許さないんだからね!」 //場面切替 //bg 理瑠私室(夜) 【理瑠】 「まったく、海里ったら! いらないって言ってるのに無理矢理押し付けてきて」 【理瑠】 「そもそも海里が、変なこと言うから悪いのよ! わ、私が満のことを好きだなんて」 【理瑠】 「…………」 【理瑠】 「そ、そういえば! 海里が魔法鍋に不調がないか教えてって紙をレシピと一緒に入れてたわね!」 【理瑠】 「ちょ、ちょっと作ってみて鍋に不調がないか調べるだけだから……、調べるだけだから!」 【理瑠】 「えっとなになに……材料はウチにありそうね」 //場面切替 //bg 魔術工房(夜) 【理瑠】 「まず、ラベンダーを3枚。意外と普通ね」 【理瑠】 「次は、漆黒の薔薇? が一輪。すごい……黒いわね」 【理瑠】 「最後に……す、好きな人のことを思いながら、ま、混ぜる……」 【理瑠】 「べ、別に私は満のことが好きなんかじゃないもん! とりあえず作ってみる薬だから手近な奴で効果を確かめる為に……」 【理瑠】 「…………満」 【理瑠】 「満のことは嫌いじゃないけど……でも、この感情は――」 【理瑠】 「……ってナニこの匂い!? すごい匂い!」 【理瑠】 「げっほごっほ! ごほっ、ホントにこれ惚れ薬の匂いなの!? 臭すぎるわ!」 【理瑠】 「レシピ通りに作ったのに……あっ! ラベンダーと漆黒の薔薇どっちも枯らしてすりつぶした物じゃないとダメなの!?」 【理瑠】 「しまった! 摘んですぐのやつ入れちゃった! 急いで火を止めないと!」 //SE カチッ 【理瑠】 「え、なんで!? 火を止めたのに凄い煮立ってる!?」 //SE ボフッ 【理瑠】 「きゃっ!?」 【理瑠】 「けほっ! げほっ! もう……なによ! 急に変な煙出して!」 【理瑠】 「もう……ホント今日は最悪……」 【理瑠】 「はぁ、なんか頭がボーっとするわ。体も熱いし……変な煙吸った副作用かしら……」 【理瑠】 「あーあ。めんどくさいし、今日はもう寝ようっと」 //場面切替 //bg 理瑠私室(夜) 【理瑠】 「…………ん、全然眠れない」 【理瑠】 「はぁ、はぁ……。さっきから頭がボーっとするし……すごい……アソコがむずむずするぅ……」 【理瑠】 「んっ……あっ! こんな……こんなこと……」 【理瑠】 「は、ん、あ、やっ……!」 【理瑠】 「んぅっ……んぁんっ……」 【理瑠】 「んんっ……はっ……あっ! 気持ち、いいよぉ……」 【理瑠】 「あたま……ちかちかするぅ」 【理瑠】 「は、んっ、んんんっ! ……あ、んっ」 【理瑠】 「ゆび……んっ! とまんない……あんっ!」 【理瑠】 「あっ……ふう……んっ、んんっ……!」 【理瑠】 「ううっ、あ、は、んんっ……」 【理瑠】 「……イっちゃった。でも全然おさまらないよぉ……」 【理瑠】 「んっ……もっと、もっとぉ……」 【理瑠】 「だめ……むずむずして……がまん、できない」 【理瑠】 「っ、少しだけ……」 【理瑠】 「ゆび……あっ、入るぅ……!」 【理瑠】 「んぅ、はっ……んんっ!」 【理瑠】 「ん、ダメ……とまんない…」 【理瑠】 「んっ、あっ、んあ、はっ、んんっ……!」 【理瑠】 「はんんっ、もっと……きもちよく……!」 【理瑠】 「ん、は、あっ……!」 【理瑠】 「んあ、は、んんっ、は、んっ、んんっ…!」 【理瑠】 「ダメッ! あっ、く、くるっ、ん、んあぁぁぁあっ……!」 【理瑠】 「はっ、……はぁ、はぁ……んっ」 【理瑠】 「はぁ……、なんで、こんな……」 ――― ―― ― //場面切替 //bg 理瑠私室(昼) 【理瑠】 「はぁ……、最悪だわ昨晩あんなことしたなんて」 【理瑠】 「元はと言えば海里が変なレシピ渡してくるから――」 【理瑠】 「……いや、忘れよう」 【理瑠】 「それよりも早く学園に行く準備しないと、2日連続で遅れたら海里に何言われる分からないわ」 //場面切替 //bg 教室(昼) 【海里】 「おっはよう理瑠!」 【理瑠】 「ひゃっ!? な、なによ海里朝から……」 【海里】 「んんぅ? そんな驚くことでもないんじゃない?」 【理瑠】 「え、あ、なんでも……ないわよ」 【海里】 「???」 【理瑠】 「別になんだっていいでしょ! それより何か用?」 【海里】 「いやぁ。言いづらいんだけどさ、昨日渡したポーションのレシピ。あれどうやら相当効き目の強いやつみたいでさ」 【海里】 「作る時も煙に注意して作らないといけないし、って理瑠?」 【理瑠】 「…………」 【海里】 「あちゃー。モロに浴びちゃったんだね」 【海里】 「で、どう? 体に異変は――」 【理瑠】 「うっふ……、うふふふふふふ♪」 【海里】 「ちょっとたんま理瑠! とりあえずその杖はしまって冷静に話し合いましょう!」 【理瑠】 「黙れこのエセ商人がーー!!」 【海里】 「ひゃあぁぁぁ! お助けーー!!」 【理瑠】 「まちなさい! 今日こそあんたに引導を渡してやるわ!」 【海里】 「ごめんってばぁー!」 //END