僕は売国マゾになりたい 1章  A国系高級風俗――官能M性感クラブ『アンシエン』。  その立て看板を見た刹那、僕の心は得体の知れない、怪しげな衝動に塗りつぶされた。  A国人は誰でも周知の通り、世界の嫌われものである。ネットの匿名掲示板では、毎日のようにえげつない誹謗中傷が尽きることなく書き込まれている。  まぁその根源となる原因も、A国と我がB国との血塗られた――または滑稽で馬鹿げた争いの歴史をかえりみれば、行き過ぎたレイシスト集団の行動もある程度は理解できないこともない。  ただ、そんな至極面倒ないざこざも、僕が今から始める酔狂じみた性癖披露とは全く関係がない。政治とか興味がない。どっちが正しいとかも無関心。そもそもデマか捏造(ねつぞう)か真実かもどうでもいい。いくら長い付き合いの歴史があっても、所詮は海で隔てられた遠い遠い国のこと。  そう僕には何の関係もない。A国が何をしようが、今すぐ戦争になって僕の真上に爆弾が落ちるわけもない。いや、実際に全く関係がないわけではなく、危害を被る確率が1%か2%上がっても、やっぱり僕はのほほんとしてるだろう。  ぎりぎりまで、本当にぎりぎりまで重過ぎる腰を動かさないのが僕だけど、そんなのはどうでもいい。  本当に、大事なのは――。 「いらっしゃいませ。一名様ですね♪ ではこちらへどうぞ……」 「あっ、は、はい」  僕はおずおずと、後ろ姿が狂おしいほど惹かれる、抜群のプロポーションの女性――A国美女様の後を、しょぼくれたネズミのような様子でついていった。  最も重要な要素。それは世間でもネットでも世界中のどこでもゴキブリのように嫌われている、B国人なら嫌悪感か警戒意識を少なからず要求される、A国人女が僕の理想の女神様的女性像であることだった。  しかしそれは偽りの美である。整形を繰り返し、顔面コンプレックスを取り払い、虚構に更なる虚構を醜く塗り固めたろう人形である。  それでも僕は、彼女らの顔も肉体も大好きだった。  湾曲的な頬、ほっそりとして繊細な顎、愛くるしい二重の瞳、ぷるぷるとして光沢のある唇、見る者全てを魅了するふくよかな谷間――。  全部が全部ではない。個人によっても千差万別。どこをどういじったのかも人知れずだが――。  とどのつまり、最終的なA国美女様とは、二次元アニメのように、髪型を変えればまるで区別がつかない、ハンコ顔になってしまうと言っても過言ではない。  なんと形容すればいいのだろうか。強いて言うならば、RPGでエンカウントする複数の美貌の女モンスターに、問題なくメロメロになれる。そう説明できるかもしれない。  とにかく僕のときめきは最高潮だった。  敵対勢力の美女。きゅっと引き締まった美脚。とらわれる僕。背徳的な妄想。  まるでオナニーを覚えたての少年のように、期待に胸をふくらませながら奥へと進んだ。  赤と黒を基調とした艶やかなロングドレス。腰からつま先にかけて、さくっとスリットが入り、A国美女様の腰つきと美脚に魅了されることを必ず強制される。  こつこつと響くハイヒールの音色に誘われ、ミノス迷宮の牢獄に幽閉される罪人のような気持ちになりながら、僕は一つの懺悔(ざんげ)部屋へと通された。 「ようこそ。そこにお座りなさいな。ベ、イ、タ」 「えっ? あのっ。まっ、まだ何も」  A国美女様の細い視線と、蠱惑的なやや淡い紫色のボイスが僕を射抜いた。が、どうにか取りなしてそう答えた。ちなみに『ベイタ』とはB国民に対する蔑称(べっしょう)である。もちろんその単語で、僕の下半身と脳ミソがどろり溶けたのは言うまでもない。 「言わなくてもわかるわよ。ベイタの考えることなんてさぁ。ほら、ルファ様がしつけてあげるわ。この……売国マゾのベイタちゃん♪」 「んっ。あんっ! ひっ、ああっ」  僕は身もだえた。何もかもお見通し。A国美女様は――女神ルファ様は、あさましくて汚らわしい、ベイタの思考など手に取るように理解していたのだ。 「よく来るのよ? あなたみたいな坊や。やせっぽちで貧相で、目がおびえてて……。顔に僕はマゾですって大きくマジックで書いてあるわ。A国人の美女様に支配されたい。誘惑されてメロメロになりたいってね……」 「そっ、そうですか……」  手に持った扇子をパタパタと扇ぎながら、にやにやと悪魔的な笑みを浮かべるルファ様。その魅惑的な仕草だけで軽くイキそうになってしまう。  それにしても意外だった。僕みたいな売国奴として洗脳されながら、気持ちよくなってしまう変態中の変態がいるとは。 「テレビによく出てる政治家のおじ様も、あの番組プロデューサーさんも、あのコメンテーターも、歌手も俳優さんも……うふふふっ♪ あらっ、これはあんまり言っちゃ駄目なのよね……ふふっ♪ 今のは聞かなかったことにしてね、可愛いベイタの坊や♪」 「ひっ、あっ、いいいえ」  僕は床にひざまづきながらそう言った。  ハニートラップ。色仕掛けで対象を籠絡すること。もしかしてこの風俗店もそれを生業(なりわい)としているのだろうか。だとすれば話が早いのも納得がいく。 「まずは……そうね。よく見なさいベイタ。これは――何だと思う?」 「あっ、それは……」  ルファ様が一枚の布切れをひらひらと僕の前にかざした。夢にまで見た理想のシチュエーションに、頭を朦朧(もうろう)とさせながらもそれが何であるか視認した。 「僕の国の……国旗です」  消え入りそうな声で言った。何かをされたわけでもないのに震えていた。快感とも恐怖ともいえない奇妙な感情で、胸がいっぱいになり破裂しそうだった。 「そうね。大正解。それで――これからこれをどうすると思う?」 「んっ、ああっ」  燃えるほど赤いルージュの唇を、ぺろりと舐め上げながらルファ様が言う。  僕は口ごもった。さっきベイタと言われた時から、頭がほうけて何も考えられないのだ。 「……どうして無視するの? ベイタのくせにっ! A国人様である私に、無礼を働いていいと思ってるのぉ? ねぇベイタちゃぁ~~んっ♪」 「あああぁっ! ひぃぃぃ……」  乳首をぎりりとつねられた。ねじ切られるかと思うほど痛い。 「ほらベイタ。簡単なことよ。この国旗――」  それはしゅるりとルファ様の手元から地に落ちた。きゅっと引き締まったくるぶしからハイヒールへ。ルファ様の足元へとするりとすべりこんだ。 「見てベイタ……。ほらほら」 「あっ、あああっ」  瞬間、B国の国旗は無残にも踏み潰されていた。ぐりぐりと、A国美女様のハイヒールの崇高なかかとで、汚い床に接吻しながらぼろ雑巾にされていた。 「ねぇベイタ? あなたの国が踏まれているわよ?」 「あひっ、ああっ」 「B国はあなた自身でしょう? 怒りとかわいてこないの?」 「いっ、いやぁぁぁ……」 「何も抵抗しないってことは――マゾよ。それも超ド変態の、ば、い、こ、く、マ、ゾ♪ くすっ♪」 「んぎっ。あああ――」  頭がどうにかなりそうだった。かぐわしいA国美女様の高貴な芳香と、とろけるような甘い色香に迷いながら、僕が属する団体の象徴を足蹴にされたのだから。  ぐにぐにと背中にも柔らかい双丘(そうきゅう)が押し付けられている。と同時に乳首もえぐられ、耳たぶも唾液がのった舌先でくちゅりとしゃぶられた。 「ほらぁ~ん♪ どうかしらベイタくぅ~ん♪ いつもあなた達が崇拝している、A国美女様のヒールで押しつぶされる感覚はぁ~ん♪」 「あっ、ああ~ん。それっ、ぼ、僕ぅ……」  先ほどより1オクターブ上の、更に甘ったるい媚(こび)と嘲笑(ちょうしょう)を交えた声色が僕の聴覚を満たした。  ルファ様が踏んでいる。それはただの布切れだ。たまたまシンボルが描かれた単なる布切れだ。  でもそれなのに僕の股間と心は――。 「ねぇこれ感じるんでしょ? 私に屈服したベイタはね、これしてあげるとね、泣いて喜んじゃうのよぉ♪ ほぉら、ほら! この汚らわしいベイタの国旗! よくも私の前に見せてくれたものね……それそれっ♪」 「んっ、んっ、ひぃぃぃ……」  僕は涙を流しながらうめき、そして狂気のごとく倒錯した。もうヒールでぐちゃぐちゃにされた国旗を見つめながら、有り得ないほど隆起する自らの股間のうずきに身もだえした。 「あらベイタ。いやらしいのねぇ……。こんなことされて……ここ、固ぁくしてるなんて」  ハート型の誘惑光線が何本も突き刺さる。ルファ様に見つかった。いや見つけて欲しかった。 「いい子いい子。さすが私のベイタね。ほら、ご褒美にもっといけない世界に連れてってあげるぅ……♪ チュッ♪」 「んっむぐぅ……」  甘い唇の密着。頬にまぶたにおでこに。舌も吸われてしまう。僕が僕でなくなっていく。世界がA国美女様に奪われる。そして僕もそれを望んでいる。堕落してしまう。完全なる売国マゾになりながら狂ってしまう。 「んっ……ルファ様ぁ……♪ もっとキスぅ……♪」 「うふふっ♪ まだ堕ちるのは早いわよぉ……。ほら目を開きなさい……ぐ~りぐりぐりぐり……」 「あっあっ、それぇ……」 「ぐりぐりぐりっ♪ ほらこれぇ……あなた自身よぉ。ボロボロにされてるのはぁ、醜くて嫌われもののベイタよぉ……。だからこうやっていじめられるのよぉ……」 「あっ、あふぅ……ああん……」  僕が、踏まれている。あれは僕だ。一枚の布切れが。きっと僕だ。僕はここにいるけれど、醜くてみんなから嫌われて、A国美女様のヒールで脳ミソ貫通するほどねじこまれたいのは紛れもない僕だった。 「ここがいいんでしょう? ベイタちゃん。おしおきの時間よぉ……♪ 今までの罪をちゃんと清算しなきゃね……♪ ほらぁ……これがあなた。ベイタはいつもぼろぼろぉ……。汚い身なりでドブネズミみたいな悪臭まきちらして世界中に迷惑かけているのよぉ……」 「あっはぁい。これ僕ぅ……♪ 汚いのが僕ぅ……♪ 甘んじておしおき受けるのぉ……」  筋肉と神経と思考回路がめちゃくちゃになる。布切れベイタが僕であり、A国美女様の下僕となるのも僕だった。 「踏んで踏んで……ほぉ~らほら」 「あっ、ああっ」 「ちょっと足を持ち上げて、上から体重かけてつよぉ~~くっ♪」 「あっあっ! ああああ――」 「痛い? ねぇ痛い? 私達がこれまで受けた痛みはこんなものじゃないのよ? ほらほらほらぁ!」 「あんっ! 痛い痛いっ! いっいっいい――」  幻痛だろうか? 僕は弓なりにのけぞった。今にも引きちぎられそうな布切れに、異様なほどのめりこみ感情移入していた。 「ほぉら壊れてぇ……? ベイタだからいいでしょう?」 「ううっ。ぐぐぐっ……」 「何も言わないのならいいのねぇ? ほらここの裂け目から引きちぎってあげるぅ……」 「いーっ。やめ、だめ、あっ、いっ、あっあっあっあっ――」 「もう遅いわよ。ほーら頭から真っ二つよぉ……」 「あひっぃぃいいっ――!」  ビリッ、ビリビリビリビリッ。  脳天から落雷を受けたような轟音が響いた。器用に両脚のヒールを使い、僕自身を引き裂いた情景で、射精とも似つかぬ快楽に包まれながら暗転した。  僕は、僕は壊れてしまったのだった。 「お客様? お客様ぁ? もう全然起きないわぁ。ちょっとやりすぎたのかしらぁ……」  広がる視界。ここはどこだろう? 記憶が定まらない。確か僕は、繁華街の狭い路地裏で、ふらふらと立て看板に誘い込まれて……。 「あ、起きましたね。よかったです♪ もう心配したんですよぉ……」  にっこりと笑う聖母のような笑み――同時に邂逅するぷっつりと裁断された赤と黒の記憶。 「あっ、ひぃっ。許してっ! 何でもっ、何でもしますからっ! 謝罪でも賠償でも、僕っ!」 「あらあら。本当に壊れてしまったんですか? ほらしゃんとしてくださいなっ」 「うっ、ぷっ、あっ」  ぺちぺちとニ、三度頬を叩かれた。精神が戻る。うん、僕は壊れていない。ここは風俗店。A国美女様と変態売国マゾプレイしてみたくて、今さっき実際体験し堪能し終わったところだったのだ。  それにしても、今まで味わったことのない最高の体験だった。心をぐちゃぐちゃにえぐられ、生命機能にあやうい影がさすほどの、極めて倒錯的で悪魔的な快楽地獄である。   あらゆる手段を使って、精神をゆさぶり破壊される。僕は被破壊フェチなのかもしれない。クラッシュなんていう一般人にはなじみのない性癖も存在するし。 「えーしめて三万円になりまーす♪」 「あっはい」  途中で気絶してしかも射精したかも曖昧だったが、いつも憧れていたA国美女様の手ほどきを受けられたとあっては、三万円払っても安すぎるくらいである。  むしろもっと――。  そう僕は貢いでしまいたい。A国美女様にルファ様に。全財産。B国民であることを馬鹿にされ侮辱され汚物のように扱われて――。  洗脳もされたいボロボロにされたい売国マゾに目覚めたいルファ様達のために掲示板にあることないこと書き込みたい……。 「また、来てくださいね。今度はもっと素敵なお遊びしましょうね……」 「ふぁ、はぁい……」  僕の心を見透かしたような、ルファ様の女神的スマイルがねっとりと体内にからんでいく。  もう僕は悟ってしまったのだ。この風俗店から逃れられないと。  A国美女様のために全てを捧げると確信してしまった。 2章 後日――。 当然のごとく、僕はルファ様と時を共にしていた。 「ほらベイタ。この地図を見て?」 「は、はい……」  床には世界地図が広げられていた。マジックで目立つように、ぐるりと一つの島に丸がつけられている。 「ベイタは知ってる? この島の名前?」 「ははいルファ様。これは――U島です」  もちろん知っている。島国のB国とA国をへだてるM海に、ぽつんと存在する別段特徴のない島である。  しかし、何と言ってもこの島こそが火種の元なのである。 「うふふ。そうよねU島よね……。ねぇ、この島……A国とB国、どっちが所有した方がいいと思う?」  糸のような妖しい目つきで見つめられる。心の天秤が左右にふらふらと揺れる。  僕には正直わからなかった。どっちでもいい。どっちでも――。そんな無責任な答えはルファ様は不服だろうか? でもベイタである僕にはきっと決定権がない。だからルファ様が決めて欲しい。A国美女様であるルファ様の言うことなら、きっといつでも正しいはずだから――。 「ベイタ。よく考えて。この島はとてつもなく価値がある代物よ。ここをどちらの領土とするかで、海域勢力が一変しちゃうのよ?」 「あああ……。そ、そうですね……」 「正直に自分の考えをお話しなさい……」 「ははははいぃぃ……」  豪奢(ごうしゃ)な椅子に座った、赤黒いロングドレスからのぞく、むしゃぶりつきたいほど肉感的で悩ましい美脚が、ふわりと優雅な動作で組み替えられた。  チラリと見え隠れした紫のパンティー。赤いヒールの足裏。こんな刺激的な光景をさらされて、冷静な思考ができるはずもなかった。 「あぅぅ……、あわわわ……」  僕は当然のごとく口ごもった。そこにルファ様が助け舟を出してくれた。 「ふふっ。ベイタはこう思ってるはずよ。U島はB国の領土。お前らA国はさっさとあきらめろー! なんてね」 「ええっ、そんなの思って……」 「正直にって言ったでしょう? あなたはB国人でしょう? 自国の利益なら追求しなきゃ駄目でしょう?」 「あ、ふぁ……」 「言いなさい。U島はB国の領土ですって……。いけすかないA国なんかにわたさないって……」 「そ、そんなのぉ……」 「言いなさい。このベイタ!」 「はっ、はいいいっ!」  教師が生徒を叱るような、強い語調で命令された。何か誘導されている気がしたが、ここはルファ様に従っている方が賢明だろう。 「あ、あの。U島はB国の領土……です」 「どうして?」  いきなりの質問。と、頭の片隅にあった浅瀬の知識を披露する。 「せ、1900年頃に、B国が領土と決めたから……それで」 「え? そうなの?」 「そ、そうです……」 「私はぁ……A国の方が先だと思ったんだけどぉ……。記憶違いかしらぁ……」 「あっ、あああっ……」  ヒールを脱いだ、A国美女様のつま先が僕の股間を優しく撫ぜた。  気持ちよすぎる。ぴたっと吸い付くように、ルファ様の体温を感じられていとおしい。 「ねぇん……欲しいなぁ……U島」 「あっ、あんっ。ああぁ……」  足でいじられただけで、頭が真っ白になり何も考えられない。ルファ様の美脚で屈服してしまう。ルファ様の言うことは全て正しい。ルファ様、ルファ様……。 「本当に欲しいなぁ……U島。ねぇん……ベイタの一存で決められないかしらぁ……。U島はA国領土でいいですって……ねぇねぇねぇねぇ♪」 「あひっ! あふぅん♪ あああっ♪」  ぐりぐりと足裏が乱暴に押し込まれる。A国美女様のうるわしい体重をかけた魅了攻撃に、為すすべなく白い売国ザーメンをまき散らす限界まで高められる。 「何イキそうになってるの? 駄目よまだ……。ちゃんと、お話合いが終わってから……ふふっ♪」  遠くへ離れる美貌のつま先。まるで阿呆の表情で、おあずけされた格好の無様なベイタは僕だった。 「ねっ。欲しいの。U島。何度も言ってるけどぉ……お願い♪」 「あっ、うううっ」  今度は趣向を変えたのか、ルファ様が四つんばいでにじり寄ってきた。じっと注視するのもはばかられるような美顔が、今僕の鼻の先に迫っている。  そんな魅惑的な瞳で見つめられたら僕は……。命さえも捧げてしまう。A国美女様に人生を狂わされて一生終えたい。つまらないB国で野垂れ死にするのなら、何もかも搾取されてぼろ雑巾という名の絨毯で踏まれ続けたい。 「でっ、でも。僕にそんな決定権は……」  「ううん。あなたが決めてぇ……。私の愛するベイタ。自信を持って。ほらぁ……」 「あっあふぅ……」 「U島を私達にくれたら、A国美女様の太ももマンコ、使わせてあげてもいいわよ……♪」  耳元に悪魔の囁きが吹き込まれる。太ももマンコ。何て扇情的な響きだろう。そんないやらしい言葉が、ルファ様の口から発せられたこと自体に激しく興奮してしまう。充血。狂おしい勃起。たちまち限界が近づいてしまう。  ドロドロぐちゅぐちゅのソースになった感情液が、行き場を失い今にもあっぷあっぷと出口を求めている。  U島とオマンコ。僕にとってはたいしたことのない孤島と、愛して崇拝してやまない美脚太ももマンコ。 「どうするぅ?」  まさに精を搾り取る淫魔の表情だった。それも人間の心を巧みに誘導して、読心術に近い思考操作を行う、サイコパス系なサキュバスのそれだった。  僕の答えもすでに決まっていた。あのむちむちの太ももとちっぽけな島じゃてんで釣り合わない。  ただ僕が気持ちよければいい。自分さえいい気分ならいい。たぶんそれはいつでも正しいのだ。A国美女様の命令なら2000%以上確実で絶対的なのは間違いない。 「んっ♪ ここに腰を突き入れなさい。入れた瞬間、U島はA国のものになるのよ? さぁいらっしゃい……」 「う……」  長いドレスの裾をまくり上げ、むっちりとした膝小僧を閉じる。なんて魅惑的過ぎる景色だろう。あの隙間に僕自身を入れてしまったら――なまめかしい太ももの隙間でくちゅくちゅとこすり上げられてしまったのなら――。  想像しただけで我慢汁がつうと漏れ出してしまう。全身でルファ様を欲している。本能に従うべき。全細胞全てがそう言っていた。  でも心のどこかでは迷っていた。本当はA国なんて大嫌いで。世界中から嫌われているのは事実で……。 「迷わないで……ベ、イ、タ♪ あなたの一番欲しいものが、今手に入るのよ……」 「あああ――。はい、はぁい……♪ ルファ様ぁ……今行きますぅ……」  かすかな良心と愛国心は、女神様の神託で雲散霧消してしまった。もうルファ様の美脚しか見えない。A国美女様の太ももマンコにベイタの粗末なアレを挟んでもらう、堕ちた売国マゾ奴隷しかここには存在しない。  僕は売国マゾ。売国マゾのベイタ。世界で一番いやらしく汚れて知能最低で見た目も短足で頭でっかちでのっぺり顔で、それでいて嫉妬深くいつも勘違いしてわめきちらして周りに迷惑ばかりかけているベイタのマゾ男なのだ。  これが本当の自分。きっとそうなんだ。今やっと解放できて理解したんだ。 「あんっ♪ ああ~ん♪」 「ひゃっ、あったかいよぉルファ様ぁ……」 「や~んベイタのくせにアソコはちょっと大きいのねぇ……。平均より上の子はちょっと好きよぉ……あ~んあん♪」  僕は最上級の性的籠絡器官にみっちりと包まれた。痛いほどペニスが歓喜し涙を流している。 「ほらほらぁ♪ もっと上まで突き上げなさい……。太ももとお尻の間でぇ……最高に気持ちいい空間で売国ザーメン吐き出しなさい……」 「あんっ。売国ザーメンなんて言葉言われたら、僕、僕ぅ……」  太ももに挟みこまれたまま、ルファ様が腰の位置を下へとずらす。甘く濡れそぼった秘部と尻肉のむちっとした感触が、太ももの包容力と渾然一体となり更なる桃源郷へと僕をいざなっていく。 「あっ、ふぅん……♪ 僕っ……僕ぅ……」 「あ~んベイタくぅん♪ もっとお姉さんに体を押し付けていいのよぉ……。そうするとぉ……」 「んっ♪ ふぁ、ああっ、ルファお姉様ぁ……」  声に体を支配される。赤子のように背中に手を回し、ふくよかな乳房に甘えながら顔をすりすりとうずめていく。 「太もも……オマンコ……お尻♪ 全部味わってぇ……。おっぱいも……チュッ♪ 唇もぉ……。A国美女様の全てを堪能できるのよぉ……。んっああんっ……んっ……好きぃ……ベイタのこと……本当に好きぃ……」 「ふぁ、ありがとうございまぁす……。何もかもルファ様に捧げますぅ……。あん気持ちいいっ♪ 溶ける溶けるのぉ……お尻で太ももでオマンコで……あああ――」 「いいのよ溶けて溶けてっ! 一緒にイキましょベイタ……」  ぱぁんと何かがはじけた。壊れて壊れてまた塗りつぶされた。  記憶がなくなり自律意思を持たない人形なる。  深すぎる底なし沼へと堕ちていく。 その沼の主は――もちろん女神ルファ様である。  いいのよ。来て。いらっしゃい……。と砂糖を濃密に煮詰めてとろかしたような声で何度も誘惑される。 「あんっ♪ ベイタのくせにぃ……。でもいいわぁ……。ベイタ、ベイタ、私の可愛いベイタ……。んっ♪ ほらもっと来てぇ♪ あんっ♪ いいの……そこ♪ あんっ♪ ああ~~んあんあんあんっ♪」 「あっ、あへっ、あはぁ、あっあっ。いいのっ……お姉さますごくぅ……♪ あうぅああいいひえぇぇ――」  僕はほとんど奇声に近い嬌声をあげながら、女神様の肉体をむさぼった。  堕ちゆく中で、女神様から与えられた『ベイタ』の三文字だけはしっかりと脳内に刻み込んだ。 3章  また数日がたった。  僕はあれからアンシエンに通い詰めていた。寝食を忘れるほど――現実の仕事も趣味も友人も家族も何かも捨て去るほど――。  生活全てがA国美女様を中心に回るようになった。片時もA国美女様の声や匂いや体温やおみ足や美脚や乳房や美顔やシルエットを忘れたことはない。  A国美女様が好き。完全に洗脳されてしまった。でも僕は、生まれてから一番幸せだった。永遠に僕を包んでくれる、A国美女様という大きな母体に属しているのだから。 「ほらベイタのお兄ちゃん。今日も歴史のお勉強だよ? えーと、この年に起きた、Y海沖漁船衝突事件はどっちが悪いのぉ?」 「あっはい。悪いのはB国でございます。僕の先祖が、ベイタだから気の迷いでこんなことをしてしまって……。本当にすいませんすいませんすいません……」 「ふふっ♪ よく謝罪できました。でも、誠意って大事だよね? わかる? せーいせーい♪ 賠償金、ちゃんと払ってぇ……まだ私達ぃ、その傷がいえてないのぉ……」  ロリ顔のA国美女様に問いかけられる。  僕は貢ぎマゾにも調教されていた。今日は二百万も現金を持参してしまった。十万や二十万では足らないのだ。A国美女様がこれまでに受けた侮辱は、未来永劫消えることのないぐらい膨大なのだ。  だから僕が少しでも誠意を示さなくてはならない。少しでもA国美女様の怒りを沈めなくてはならない。  貯金はとうになくなっても、まだまだ全然足りなかった。もっと貢ぎたい貢がなければならない。僕の一生をかけて謝罪と賠償を徹底しなければならない。例えどんな手段を使ってでも――。 「お兄ちゃん聞いてる? この事件――いくら賠償金払ってくれるのぉ?」 「さ、三十万でどうでしょうか……」 「え? それだけぇ? うーんベイタの誠意って、それだけなんだぁ……何かがっかりぃ……ん……チラッ♪」 「うっ……」  両手でスカートの端をつままれる。たくし上げのパンチラで誘惑された。可愛らしいピンクのパンティに目が奪われる。甘酸っぱいロリロリA国美女様の媚態も、心にズキリと深く突き刺さるものがある。 「あっ、あ……」 「ねっ。それだけ? んっ……♪ 見てぇ……おパンツちょっと細くしてぇ……んんっ♪」 「ああ――」  淫らにくい込む下着。あらわになるあどけない性器の輪郭。甘い嬌声の誘惑。 「んっ♪ お兄ちゃんっ♪ 私ね、ここいじいじするのくせになってね……」  薄い布地の裏で、小さな指がくちゅくちゅと妖しく蠢いている。僕を音とイメージの刺激で貪欲に誘惑している。  あの中は一体どうなっているんだろう――。そう思うだけで頭が真っ白になる。思考不能の状態で。もう操り人形だった。 「よ、いや五十万払います。どうかこれでご勘弁を……」 「え、五十万? うーんどうしようかなぁ。ま、本当はもっと欲しいけど……古い事件だからおまけしておくね。はーいお札束いただきまーす♪ ありがとうベイタのお兄ちゃん♪ チュッ♪」 「はっ、はいぃ。ありがたき幸せに存知まするぅぅう」  トランス状態。多方向から圧倒的な多幸感。A国美女様からでしか味わえない麻薬的なパラダイスゾーン。 「いちまーい、にーまい、さんまーい。ふふっ♪ 私ってお金大好きぃ……。お金くれる人も大好きだけどねぇ……」 「あぁ……よかった……。僕のお金が……A国美女様に、はは……ははは……」  お金を嬉しそうに数えるその姿を愛おしく感じてしまう。踏まれたい馬になってお尻をぺんぺんと叩かれたい。戦場に行けと命令されてむなしく命も散らしたい。 「ねっえ~ん♪ そこのベイタ! 私もこの事件、ちょっと納得いってないんだけどぉ……。ほらこれ、絶対にB国に非があると思わな~い? ねぇねぇねぇ~ん♪」  今度はギャル風の――と言っても白ギャルのA国美女様にからまれた。露出度が抜群に高くて、チャラチャラとしたアクセサリーも非常に多い。そのどんどん距離を詰めてくる強引さと、コケティッシュで健康的な色香にメロメロ寸前だ。 「そ、その事件なら三十万で……」 「えー何? それはないんじゃなぁい? さっきあの子に五十万払ったの知ってるのよ? ほらぁ……六十万払ってぇ……私達が受けた胸の痛みはこんなもんじゃないのよ? ほらおっぱい触っていいからぁ……こんなに苦しいのぉ……払ってぇ……ベイタぁ……ほら払えよぉ……払っちゃおうよぉ……。んっんっ……んんんっ♪」 「なんて柔らかい。ああっすごい……」  手を乱暴に引かれ乳房に溺れさせられる。両手に収まらないほどの美乳かつ超巨乳だ。特殊な薬でも飲んでいるかのように肌が白くてまぶしい。ずっと触っていたい。魅了されたい虜にされたい。 「そ、それじゃ六十万で……」 「あ~ん苦しいよぉ……それじゃ足りないっ。ちゃんと胸の鼓動を聞いてぇ……」  ぐにっと乳房に跡がつきそうなほど取り込まれる。心地よい一体感。美白の女神が足りないと言っている。 「あっ、んっ。はぁはぁはぁ。じゃ、じゃあ七十万で……」 「もっともっとぉ……む~~ぎゅっ♪ きつく絞ってぇ……♪」 「あふぅん……じゃじゃあはちじゅ……」 「駄目ぇ~苦しい~~~~ん♪ どうにかなっちゃいそ~~~う♪ もっともっとぉ~~♪」  白ギャル女神様の蠱惑的すぎる媚態が僕を襲う。メロンかと思うほどの爆乳に、完全なる洗脳支配をほどこされてしまう。 「はぁはぁはぁ……。くっ、ここは奮発して……きゅじゅ、いや百万、百万払うよぉ……払っちゃうよぉ……あはあは……」 「あ~んありがとうベイタ♪ む~ぎゅっ♪ むぎゅむぎゅっ♪ じゃ……これも~らいっ♪」  ひょいっと取り上げられる百万円。まるでお金にしか興味のない態度だが、今の僕には最高に感じるお金の奪われ方だ。 「はひっ……。百万円とられちゃった……あはあはは……」  喪失感、恐怖、絶望。そんな感情は薄くなっていった。それよりA国美女様の血となり肉となることの方が大事だった。貢いでもまた貢ぎたくなる。ギャンブルやソーシャルゲームの射幸心を、何倍にも煮詰めたような特上で危険な麻薬的行為に相違なかった、 「あらっ?」  よく聞き覚えのある声。  それは僕を初めて売国マゾにしつけてくれた――。 「うふん♪ 待ってたわよベイタ。この前の続き……しましょ♪ GP洋世界大戦の賠償責任……。ベイタが全部請け負ってくれるってぇ……言ったわよね? ふふっ♪」 「あっはぁいルファ様ぁ……♪ ああでも僕賠償しすぎて残り五十万しかないのぉ……」  そう言うと、ルファ様はにっこりと満面の笑みで返してくれた。 「うふふふっ♪ 別に足りなくもいいのよぉ。ちゃんと返す意思さえあればね。はい、この書類にサインして……」 「え、あはい」  借用書。ルファ様が渡してくれた。いくらだろう。なんだかゼロがいっぱいある。あの大戦争の賠償だから、きっととてつもない額なのだろう。今日僕が持ってきた二百万でも、きっと足りないはず。  うんでも、ルファ様は返す意思さえあればいいと言ってくれた。僕は誠意を持ってそれに応えようと思う。あ、ここに利子についても書いてあるぞ。何々……。 「あなたはそこにサインするだけでいいのよ。ベイタ。早くなさい。今日もルファ様と遊びましょ? ねぇどこがいい? まだおっぱいは使ってないわよね? 後……んっ♪ このお口も♪ それともまた美脚で搾られるのがいいかしらぁ……はぁん♪」 「はぁいルファ様ぁ。僕サインすぐするするするぅ。……これでよしっと」  ちゃんと読もうとしたら、ルファ様の声でさらさらと流れるようにサインしてしまった。僕は何も考えなくていい。ルファ様、ルファ様の命令が一番大事。 「あ~んルファ様ぁ……♪ 足好きぃ……♪」 「あらあら。やっぱりベイタは足が好きなのね。いいわ。ルファ様の美脚でどこまでも堕ちるといいわ……。徹底的に洗脳してしつけて、A国美女様の素晴らしさと歴史をた~~~っぷり刻み込んであげるわね……うふふふふっ♪」 「んん~♪ してしてぇ洗脳してぇ♪ あ~んルファ様の足裏美味しい~♪」 「ふふっ♪ ベイタは本当にそこが好きねぇ……。飽きるまで味わいなさい……ほらほらぁ……♪」 「んっ、んん――。僕幸せえへえへぇ……」  神聖なつま先が口元にねじこまれる。それだけで僕は絶頂しかけた。  口内をえぐられて脳をくちゃくちゃにかき回される。僕はもう足奴隷だった。A国美女様の美脚の虜になった哀れな売国マゾ奴隷――。 「あんっ♪ 射精するぅ♪」 「いいのよ出しなさい。このマゾ豚ベイタちゃん♪」 「あ――」  少しも手を触れずに射精した。自分で勝手に心酔し倒錯し、ベイタという単語を聞くだけで、無様に精液を垂れ流す変態マゾに堕ちたのだった。 「ふふっ♪ ほらまだ出るぅ♪ 今度は両脚よぉ……視界ぜぇんぶ塞いであ、げ、る♪」 「んぶっ。ん――」  息もつく間もない射精。二回目でも濃い精子がどくどくと漏れる。  完全にA国美女様の意のままだった。そしてそんな惨めな自分を嬉しく光栄に思ってしまう。  僕は、僕は――本当に導かれて幸せになった。 「あ~んあ~んルファ様ルファ様ぁ……」 「うふふっ♪ うふふふふ……。んっふふふふふふふ……♪」  足裏でぴったりと眼球を覆うように視界を塞がれる。もうルファ様しか見えない。A国超美女様のルファ様のことが。これからもずっとルファ様の洗脳支配化におかれることを望みながら、僕の意識は甘美な足裏へとすぅと吸い込まれていった。    ルファ先生による洗脳授業  はーい。B国の優秀な坊や達。今日はルファ先生の授業に参加、まことにありがとうございーます。  これから、A国とB国が仲良くやっていけるように、世界を平和にするための勉強をしていきますからね。  居眠りなんかしないで、ちゃ~んと先生の話を聞いてくださいねー。  では早速始めちゃいますねぇ。えーと、先生の授業は色んな問題を出題して、それを生徒が解答する形式ですすめたいと思いまーす。  はーいでは一問目。A国人が、一枚の絵をかきました。でもその後、B国人が僕も同じ絵描いたぞ! 僕が先だ! と言ってきました。  さー大変大変。怒りっぽいB国人が暴れて手をつけられません。んっ……優しいA国人が、ここは穏便に手を引いてもいいんですが……。それではお互いのためになりません。  意地悪なB国人に、しっかりとおきゅうをすえてやりましょう。さて、その方法が問題です。一体どうすればいいでしょうか? さぁ答えてくださーい♪  んっ。はいっ! そこのりりしくてかしこそうな僕。素敵な解答期待してるわよぉ……んっチュッ♪   え? 何どうしたのぉ? その前に問題にたいしての質問があるのぉ? はぁん何か説明不足の部分があったかしらぁ……。  はぁ。……どっちが先にその絵を描いたかわからない……そう言っちゃうの? まぁ……。坊やはかしこいと思ってたのに、ちゃんと説明しないと駄目? ねぇ駄目ぇ……。  そんなの決まりきったことなんだけどなぁ……。んっもちろん、A国人様が先に絵を描いたのよぉ。そんなの世界共通の認識よぉ。B国人の、何でもかんでも自分を起源としちゃう馬鹿みたいな論法。  それをくつがえすための問題なのにぃ……。どうしてそういうの疑問に思っちゃうのかなぁ?  ねっこう考えてみてぇ……。絵を描いたのはぁ、ルファ様。A国美女のルファ様が一生懸命描いたの……。だから正しいの♪  ねっ、ルファ様が先♪ ぎゅっ♪ むぎゅううっ♪ おっぱい大きいルファ様がぁ……絶対先ぃ。ほらもっとおっぱいの谷間見ていいよ? おっぱい好きでしょ? ほーらほらほらぁ……。  んふふ……。後からしゃしゃり出たのはB国の醜いベイタよ……。絶対間違ってるわぁ……。ねぇそう思うでしょぉ……。  みんなも一緒でしょう? ほら……ルファ様がぁ……おっぱいぷるんぷるんって♪ お尻も突き出してぇ……。バツグンのプロポーション見せつけちゃううぅ♪   あ~んなんかベイタがいじめるぅぅ~~♪ 私が先に描いたのに、後からなんくせつけて自分のものにしようとしてるぅ~~ん♪  あ~ん声大きくしてごねちゃえば、自分の方が正しくなると思ってるの。そんなのいやんいやん♪  え~んえ~~~~ん。ルファ先生泣いちゃう……誰か助けてぇ……んっ♪ ほら……むぎゅっむにむにぃ……♪ 美巨乳で美脚で美尻でぇ、おまけに超美人のルファ様を助けてぇ……ああああ~~~んっ♪  んふふっ♪ はーいこれでみんなわかったようね。悪いのはB国人。悪いのはいつもB国人! で、問題の解答だけどねぇ……。  うふふっ♪ もー坊や達、答え考えずにぃ、さっきから前かがみでどうしたのぉ? そんなじゃぁ、この国の将来をになうことなんてできないぞっ♪  んー誰も解答がないみたいだから、もう先生が正解示しちゃうね。  あのね。正解は……何度も話合いして解決する。でした! うふふ……簡単な問題だったわね……ふふっ♪  話し合い、話し合いって大事よ。暴力は駄目。私達人間は理性的な存在だからぁ、B国みたいに周りといきなりドンパチ始めちゃ駄目よぉ……。  ねぇ話し合いしよぉ……。話せばちゃんとわかってくれるわぁ……。ほら、今から先生がその方法をみんなに見せてあげるわぁ……。  じゃそこの、ショタ系のボクぅ。ルファ先生のそばいらっしゃい……むぎゅっ♪ こら暴れないの。これからみんなに見本を見せるんだからね。言う通りにしなさい。  んっ……。ねぇボクぅ……。どうして自分が描いたって言っちゃったのぉ……。それ絶対嘘でしょう? ねぇねぇ……。    ほら嘘ばかりついてるとぉ、みんなからベイタって呼ばれちゃうよ? それでもいいの? ねっ……ベイタベイタベイタ……。  ほらぁ……。自分の過ちを認めなさい。認めて……ベイタ。ほら、ほらほら。認めたら、お姉さんがいいことしてあげるぅ……チュウッ♪  ベイタの可愛いオチンチン、シコシコくにゅくにゅしてあげちゃうよぉ……。んっ……チュ……レロレロレロチュウウウッ♪  んっんっんっ……。んっ……そう。そうなの♪ うふっ♪ わかってくれたようね。ボクは素直なB国人でよかったわぁ……。むぎゅっむぎゅむぎゅっ♪  ねぇみんなも見たぁ? こうやっていい子にしてるとぉ、A国美女様が抱きしめてくれるのよぉ……。んふっ♪ A国は常に正しい……。絶対に正しい。B国はそれに従えばいい……そうでしょ?  ほらぁ……はーい♪ ってうなづきなさい……♪ うなづいた子には、先生がチュウしてハグしてあげるぅ……。 んふふふっ♪  ああんっ♪ みんな可愛いっ♪ それでこそルファ先生の生徒よぉ……。みんなぁいっぱい勉強するのよぉ。勉強して勉強して、えらくて権利のある役職につきなさい。  医者でも政治家でも弁護士でも裁判官でもなんでもいいわぁ……。A国人様を第一に考えて、世界の未来のために貢献できるように頑張るのよぉ……。  ほらぁ……んっ♪  あああんっ♪ やだぁ~♪ 坊や達ったらオチンチンパンパンにしてぇ……。そんな悪いオチンチンはぁ、先生が退治しちゃうぞっ♪  性欲たまってると、ベイタは犯罪起こしやすくて危ないからぁ、こうやってA国美女様にぬきぬきされる経験を今の内から味わっておくといいわよぉん……んふふふっ♪  あんっ♪ 可愛いオチンチンぱくぅ♪ んっ♪ んぶぶっ……んんっ♪ ああん美味しい♪ んっやぁん。オチンチンがぁ、我さきにってぇ……。ああん駄目ぇ。ルファ様の奪い合いはぁ……。  やぁ~んお姉さんB国人のショタチンチンに犯されちゃうわぁ……。んんっ♪ ほらぁ、お口もお手手もおっぱいもぉ、もちろんオマンコも、ぜぇ~んぶ使っていいのよ。  A国美女様の肉体がどれだけすばらしいかぁ、んふっ♪ 崇拝して愛してやまない存在であるかぁ、しっかりそのオチンチンに刻み込んでおきなさい。  ほらぁ~~きてぇ~~~ん♪ ああんんっ♪ んぶぶぶぶっ♪ んじゅずずずっ♪ んんんっ♪ あ~んすごいすごい♪ んっんっ♪ んんっんぶぶぶっ♪ ほらぁ出して出して出してぇ~ん♪  A国美女様大好き~ルファ様大好き~~って言いながらどぴゅどぴゅしなさぁい♪ ああんっ♪ あああんんっ♪ あ~~んあんあんあんあんっ♪ あぁぁ~~~んっ♪        ルファ様が教える売国マゾオナニー  はぁ~い♪ A国美女のルファ様でぇ~す。んもー、売国マゾの変態君達ったらぁ、どうしてこんな音声買っちゃったのかしら?  ん? どうしてぇ? これ買うと、B国のお金がどんどんA国に流れていっちゃうんだよ?  それに加えて、A国崇拝思想を脳内にすりこまれて、売国マゾ行為をしながらオナニーするド変態に調教されちゃうのよ? ふふふっ♪  もしかして。A国人の侵略なんて、断固はんた~い。A国人はでていけ~ていう、頭のかたぁい団体とかの人かしらぁ?    あ~んそんなの怖ぁい。やだぁ、またあることないこと掲示板に書きこまれちゃうう。B国人特有の、ほんの小さな出来事を、何十倍何百倍にも大風呂敷広げて吹聴しちゃうう~ん♪  そんな意地悪くてえげつない国民性、さっさと反省した方がいいわよぉ。そうでないとぉ、世界の国から完全無視されておいてかれちゃうわよ? ふふっ♪    でもぉ、お隣の優しいA国様はね、古代の昔からのすえながい付き合いで、B国のその気難しい頑固な気質をよくわかってるはずだからぁ……。  何回も何回も、B国の心を開こうと、頑張って苦心して取り組んできたのに……。  B国ったらそのたびに勘違いして、あちらこちらに戦争をしかけて迷惑かけて、あろうことか一番B国を心配している、心やさし~いA国様にも牙をむいたりして……ああん、悲しいわぁ……くすん。  はぁ……。というわけで、この音声を買ってくれたのも何かの縁だから。 これからルファ様がぁ、とっても気持ちのいいマゾオナニーの仕方を教えちゃうわねぇ♪  え? 急にどぎまぎしてどうしたのぉ? ふふっ♪ わかってるわよぉ……。別にお姉さんに文句いいに来たんじゃないんでしょう?  自分から、売国マゾになりにきたんでしょう? ルファ様の声、ルファ様の美脚、ルファ様のおっぱい……。A国美女様の中でも、最上級に美しいルファ様の魅力にもうメロメロなんでしょう?  ほらぁ……。坊やがA国を好きとか嫌いとかどうでもいいのよぉ……。むしろ大嫌いの方が、背徳感があって興奮するんじゃない?  あ~んこのA国人めっ! 一体何をふざけているんだっ! そんな言葉で僕はだまされないぞっ。僕は、僕は、おおお前ら整形モンスターなんか、こ、これっぽちも……あああっ。    ほらぁ。わかっているのに魅了されちゃう。一皮むけば悪魔だってわかってるのに。見てくれの美しさだけでぇ……。B国の女なんか、比べ物にならないぐらいの魅力的なプロポーションでメロメロぉ……。  はぁん、こればっかりは同情しちゃうわぁ……。B国の女ってぇ……頭でっかちで短足で醜いったらありゃしない。整形抜きでもそう感じるわぁ……。世界中のみんながそう思ってるわよぉ……。  でもぉ……、ベイタにはそれがお似合いかしら? ベイタ……ベイタベイタ。ふふっ♪ ねぇ……ベイタって言われても怒らないのぉ? ベイタ……ベイタちゃん♪  あんっ♪ もうルファ様の虜だから逆らえないのね……いい子いい子チュッ♪  ん~チュッ♪  それなら話ははやいわぁ。売国マゾオナニーしちゃいなさい。ねぇやり方わかるぅ? わからないならルファ様が説明してあげるわぁ。ありがたく聞きなさいベイタの坊や♪    え~初めに、適当な本を用意しまぁす♪ 内容は……そうね。A国とB国の歴史に関する本がいいわねぇ。  そう、間違いだらけの本。真実に目を背けた、B国人の欺瞞(ぎまん)とおごりたっぷりの本よぉ……。  それぇ……。破きなさい。ほら。一ページずつ。ビリビリビリビリ破きなさい……。  ほらぁ……ルファ様がぁ、A国美女様が命令してるのよ。破きなさい。一心不乱に。  ほら、ほら。そうよぉ……。その本に書いてあることは、ぜぇ~んぶ間違い。だからボロボロにしなくちゃならないの。  はぁ~いもっと破きなさい。ベイタ、早くしなさい。ルファ様が見ているのよ。A国美女様が、ベイタの売国マゾ行為をじ~~~っと細い目で見つめているんだからね。  んっ……。あらもうそんなにオチンチン勃起させて。ベイタは変態すぎるわねぇ……。自分達の歴史を自分で否定して興奮してるわぁ……。やぁ~~ん最高に愚かで醜い人種だわぁ……。  こんなの世界から排除した方が、人類の発展のためには有効ね。はぁん♪ 今度の世界会議で提案しようかしら? B国はぁ、この世にいらないと思いまぁ~っす♪ って。  ああ、うそうそ本気にしないで♪ B国にもちゃんと利用価値はありますから。A国人様の奴隷として、ちゃん使い道がありますって。涙ながらに訴えてあげるから安心してね♪  ふふふっ♪ ちょっと無駄話がすぎたかしらぁ? それで、本はどれくらい破けたの? んっ、ざっと50ページぐらい? まぁいいわぁ……。初めてだからそれで充分よ。今度からはもっとしてもらうけどね。  さ、じゃその破いたページの分だけ、ベイタオチンチンをシコシコしていいわよ。ほら……。50ページだから50回だけシコシコするのよ……。  ほら早くなさい……。これが売国マゾオナニーよ。自分で自分を否定しながらシコシコしちゃいなさい……。ほらほら……。A国美女様が見てるわよぉ……。  変態的に倒錯して堕ちちゃうベイタの姿を……。ほら、シコシコシコ♪ シコシコシコシコっ♪ うふふっ♪ 必死でしごいちゃってかわいいわねぇ……。  でもぉ、あんまりゆっくりしてると50回なんて、すぐ終わっちゃうわよぉ……。ほらぁ、もっと強く! やらしく我慢汁をオチンチンにからませてシコシコシコシコ……♪  シコシコ……シコシコシコっ♪ あぁ50回で射精できなかったら、今日はもう射精禁止ね。ねっ、これ絶対よ。ルファ様の命令。ベイタはもうルファ様に支配されてるってこと、ちゃんと粗末な脳ミソに刻み込んでおくのね♪  はぁい……シコシコシコ……シコ。終了~♪ あ~んやっぱり50回って少ないわねぇ……。うんうん。私達の受けた悲しみは、50ページぐらいじゃ足りないものね……仕方ないわぁ……。  じゃ、続きは明日ね……。え? 何? イキたいのぉ? 今すぐ? はぁぁ? ベイタが意見するのぉ? それっておかしいでしょう? ね……。ベイタは奴隷なのよ? 奴隷が主人にさからってもいいの?  ねぇ……捨てちゃうわよ? ゴミ箱にぽい……って。ベイタの代わりなんていくらでもいるんだからね。一人ぐらい廃棄処分しても、誰も気にとめないのよ……わかる?  ……あはっ。何その悲しそうな顔。みじめったらしいったらありゃしない。はぁん。いいわぁ。じゃあサービスでイカせてあげる。ただし、そのベイタオチンチンの保証はしないわよ。  徹底的に弄んで踏みつぶしてあげる♪ ほらぁ……まずはA国美女様の力を見せてあげるぅ。はい、これなんだと思う? そう、あなたの属するB国の国旗ねぇ……。センス悪くてしょうもない……。  それを、えいっ! ヒールでぐりぐりぐりぃ……。ほらぁ……ベイタはこれ見て勃起しちゃいなさい……。B国を踏みつぶているのはA国美女様。  B国は足裏一つで支配されちゃうの……。ほら、ほらぁ……。もうさけてきちゃったよぉ……。あ~んB国ってよわ~~い♪ 女の子の体重一つでノックダウンされちゃう~ん♪  あ~んほらもっと感じてぇ……。ベイタちゃんは国旗クラッシュで興奮しちゃう売国マゾなのぉ……。んっ……ぐりぐり……。ふみふみ……ぎゅううううっ♪  あ~んもうボロボロで見てられないわぁ……。ほらベイタ自身がぁ、もてあそばれてるのよぉ? ねぇくやしくないのぉ? A国人に勝とうという気持ちはないのぉ?  ん? どうなのぉ? ほらほらどうなのぉ? ん……んふふふっ♪ ああ、ないんだぁ……。A国美女様のヒールでふまれて、完全に屈服しちゃったんだぁ……。  女神様みたいな容姿と、なまめかしい美脚でとりこだもんねぇ……。A国美女様好き好き大好き。  ほ~らもっとおかしくなりなさい。今、ベイタの国旗を真っ二つにさいてあげるからぁ。それ見ながら、狂ったようにオチンチンしごいて売国ザーメン吐き出しちゃいなさい……。  ほらほらぁ! ぐりぐりぐりぐりぐり……。あっあっ、イクぅ……イッちゃうわよぉ……。真っ二つでぇ……ほらぁぁぁっ! 容赦なくひきさいてぇ……あああ~~~んっ♪  んふっ♪ んふふふっ♪ やぁ~ん国旗さかれた瞬間、どぴゅうう~~ってしちゃったぁ……。本当にベイタって変態なのね。  ほらぁ……。まだ私達のうらみつらみは消えてないわよぉ……。ほ~らぎゅううううっ♪ ルファ様の足裏でぎゅうううううううう~~~~っ♪  あ~んイったばかりなのにまた勃起してきたわこの変態! ほ~らほら。完全に使い物にならなくなるまで出しなさい……。  ぎゅっぎゅっ。ぎゅうううっ♪ ほ~らもっと売国ザーメン出せ……出せ出せぇ♪ あ~んあはぁ~~ん♪ あ~んやだぁ♪ 自分からかくかく腰ふってぇ……♪  ほ~~ら破滅にむかっちゃえ。んっんっ……♪ あはっ♪ あははっ♪ うふふっ♪ うっふふふふふふ……♪