■『安眠07 ラブラブお姉ちゃん布団』 ■01 あら、なぁに? まだオネムの時間じゃないけど……あら、ふふふ。 お姉ちゃんの膝枕でお休みしたいの? もちろんいいわよ、ほら、いらっしゃい? は〜い、いい子いい子。 ふふっ、小っちゃい頭、可愛い。 髪の毛サラサラね〜、ナデナデしちゃう。 ん〜、ナデナデ、ナデナデ〜。 いい子いい子、うん、可愛い可愛い。 ボクは今日も、とってもいい子。 ナデナデ〜、ナデナデ〜……あら? お耳がちょっと汚れてるかしら。 そういえば、しばらく耳かきしてあげていなかったわね。 えぇ、いいわよ。 それじゃ、耳かきしてあげる。 それじゃ、横になってね? よ〜いしょ〜っと…… は〜い、いい子いい子。 どれどれ〜? ふむ……やっぱり、ボクの耳穴ちょっとばっちくなっちゃってるわね〜。 でも、お姉ちゃんが綺麗綺麗してあげるから安心してね。 ボクの耳穴は……ううん。 体の隅々まで、お姉ちゃんが綺麗にしてあげる。 優しく優しく、してあげるからね。 んふふ。 それじゃ、耳かきの始まり始まり〜……でもいきなり突っ込んだら危ないから、まずは耳を柔らかくしてあげる。 耳たぶのマッサージからね? ほら、お耳をモミモミするのよ。 モミモミ、モミモミ。 んふふ、モミモミ、モミモミ。 フニフニ、フニフニ。 んん、くすぐったくない? 痛くもない? そう、それならもうちょっと強くするわね? ん〜ぅん。 ムニムニ、ムニムニ。 クイックイッ、クイックイッ。 耳たぶを摘まんで、揉み込む。 耳たぶの下の方を摘まんで、モミモミして……耳たぶの真ん中を摘まんで、軽く引っ張る。 引っ張って、クニクニして、ムニ〜ッとするとお耳が柔らかくなってくるからね。 耳たぶの上の方も同じように摘まんで、モミモミしたり、クイックイッてしたり〜、ん〜っと。 耳たぶだけじゃなくて、お耳の周りもね。 軽く押して、マッサージ〜。 ナデナデして、マッサージ〜、んん、んしょ、んしょんしょ。 モミモミ、モミモミ。 フニフニ、フニフニ。 耳たぶの凹みに指を這わせてぇ……んん、んっふ、んむんむ、んふふ。 スリスリ、スリスリ。 ムニムニ、ムニムニ。 耳たぶを摘まみながら、凹みにスル〜ッと指を這わせてぇ。 モミモミ、モミモミ。 スリスリ、スリスリ。 フニフニ、フニフニ。 ムニムニ、ムニムニ。 そうしてると、お耳があったかくなってくるでしょ? お耳が敏感になってくるでしょ? そしたら、もういいわね。 耳の穴をホジホジしてあげる。 ここからが本当の耳かきの、始まり始まり〜……ほら、入れるわよ? 暴れちゃ駄目だからね? いくわよ〜、んん〜。 ん、んしょ、ん〜しょっと。 ほら、お姉ちゃんがボクの中に入って行く。 ボクの穴の中に、お姉ちゃんがスルスル入っていくわ。 スルスル、スルスル。 ツプツプ、ツプツプ〜。 いきなり、一番奥まで入れてあげる。 耳穴の奥の方から、どんどん掻き出してあげるからね? ボクの耳垢は全部、お姉ちゃんが掻き出してあげる。 ほじくり出してあげる〜。 耳の穴の、奥の奥から、ちょっとずつホジホジ、ホジホジ。 カキカキ、カキカキ。 ホジホジ、ホジホジ〜。 カキカキ、カキカキ〜。 耳穴の壁全体を、まんべんなく掻いちゃう。 右側をホジホジ、ホジホジ、ホジホジ。 左側をカキカキ、カキカキ、カキカキ。 体の前の側をホジホジ、ホジホジ、ホジホジ。 体の後ろ側をカキカキ、カキカキ、カキカキ。 徐々に浅い部分に上がっていくわね? 耳穴の真ん中辺りをスリスリ、スリスリ。 サラサラ、サラサラ。 この辺りもまんべんなくカキカキして、耳穴を気持ち良くしてあげる。 お姉ちゃんがボクの耳穴を掻いて掻いて、ほじってほじって、気持ち良〜くしてあげる。 ほら、ここをカリカリ、カリカリ、カリカリ。 こっちもサクサク、サクサク、サクサク。 耳穴の奥から優しく掻き上げて、耳穴の壁を甘くこすり上げて、気持ち良く気持ち良くしてあげる。 耳穴ほじって、嬉しく嬉しくしてあげる。 ほら、どんどん上がっていくわよ。 耳穴の浅い所もしっかりと掻いて、耳穴の入り口あたりもたっぷりこすってあげる。 体前面の壁をカリカリカリ、カリカリカリ。 体後ろ側の壁をカキカキカキ、カキカキカキ。 頭の側の壁も忘れずに、スリスリスリ、スリスリスリ。 下の方の壁もしっかりと、ホジホジホジ、ホジホジホジ。 そしたらほら、奥から掻き出されてきた耳垢ちゃんがいっぱい。 い〜っぱい出てきてる。 これを全部取り除いて、耳穴全部を綺麗綺麗してあげる。 ボクのお耳の中を、生まれたばかりの綺麗なピンク色にしてあげる。 ほら、ほ〜ら、こうして。 こうして〜……はぁ、はぁはぁ、あぁ、あぁん。 いっぱい出た〜。 ボクの体の中から、いらないものがいっぱい出てきちゃったわ。 ふふふ、綺麗になっちゃった〜……はふ〜。 は〜い、お疲れ様。 今度は反対側のお耳ね。 コロ〜ンとひっくり返って、もうひとつのお耳もいっぱいほじってあげる。 耳垢、たっぷりと掻き出してあげる、んふふ。 ほ〜ら。 あら? ひっくり返ってくれないと、もうひとつのお耳を綺麗にしてあげられないわよ? ふふっ、なぁに? そんなにジ〜ッと見つめちゃって……チューして欲しいのかな〜? ふむふむ、ん、んん〜? ……あ。 ざ〜んねん、この体勢だとお姉ちゃんの唇はボクにまで届かないわね。 だから、ほら。 今のところは耳かきに集中集中〜……は〜い、いい子。 それじゃ、こっちもまずはマッサージからね? 耳たぶ全体を包み込むようにして〜、モミモミ、モミモミ。 フニフニ、フニフニ。 モミモミ、モミモミ。 フニフニ、フニフニ。 あぁ、こっちのお耳は結構ほぐれてるわね。 それじゃ、マッサージは軽めにして、耳穴ホジホジをいっぱいしてあげちゃおうかしら……この可愛い穴の中を、ほじくりまくる〜。 うーん、こっちもなかなかばっちいみたい。 ほじくり甲斐がありそうだわ。 お姉ちゃん、ボクの穴を掻き回すの大好きだから、たっぷりといじくって、しっかりと気持ち良くしてあげる。 この、可愛らしいお耳をね〜…… ふ〜っ、ふっ、ふっ、ふぅ〜ぅ! んん、んふふっ。 フーフーされるのも気持ちいい? あら、くすぐったいだけ? んもう〜。 ふ〜っ、ふっふっ、ふぅ〜っ……ふふっ。 あらあら、ゾクゾクしちゃってるわね。 まだこそばゆいだけ? くすぐったさの中に、何か別の感覚も混じってるんじゃないの? ふぅ〜ぅ、ふ〜っ、ふ〜っ、ふっふっ……ふふふ。 は〜い、そろそろくすぐるのは勘弁してあげる。 ちゃんと耳かきで気持ち良くしてあげるからね? それじゃ、行くわよ〜? ボクの耳穴に、お姉ちゃんが入る、入る〜……んふふ、挿入っと。 ソロソロ、ソロソロ。 スル〜リスル〜リ、スル〜リスル〜リ。 ボクの敏感な穴の中に、ゆっくりと入っていく〜。 入って、入って、お姉ちゃんがボクの中に挿入されていって、敏感な穴の中をいっぱいこすって、たっぷりほじって、くすぐったいけど気持ち良くて、嬉しくしてあげるからね。 ほら、ほ〜ら、ホジホジしてるわ。 カキカキして、コリコリして、穴の壁を掻き上げて、こすり上げて、撫でて、さすって、気持ち良くして、嬉しくしてぇ、あぁ、んはぁはぁ。 はぁ、はぁはぁ、カキカキ、カキカキ。 穴の中の気持ちいいところを、ホジホジ、ホジホジ。 一番奥にまでは入らないように、奥の壁には当たらないようにぃ、スリスリスリ。 痛くしないからね? 気持ち良くしてあげる、気持ちいいだけにしてあげる。 安心してね? お姉ちゃん、穴を弄るの得意なのよ。 特に、ボクの穴を弄るのは大好きだからぁ。 絶対に気持ち良くしてあげる。 必ず嬉しくしてあげる。 この穴をいっぱい弄くりまくって、快感だけをボクにあげる。 お姉ちゃんが、ボクの穴を快感でいっぱいにしてあげる。 あぁ、はぁ、はぁはぁ、あぁん、んん、はぁ、はぁん。 あん、あぁん、んん、んはぁ、はぁはぁ、あぁっふ、はふ〜……ふぅふぅ、ふぅふぅ、んん、んっふ、ふふふ。 いいわ。 あぁん、穴をほじってるお姉ちゃんも、どんどん気持ち良くなってきたわ。 ボクの穴を好き勝手にほじれるだけで、こんなにも興奮しちゃうなんて……はぁ、はぁはぁ、あぁん。 耳穴をほじって、ほじって。 ボクが気持ち良さで反応しちゃうと、お姉ちゃんも釣られて反応しちゃうわ。 ピクッてしちゃう。 ピクピクッてしちゃうの、あぁ、んはぁ、はぁん。 あぁ、はぁはぁ、あぁっふ、はふ。 んん、んん、んはぁ、はぁはぁ、はぁっふ、んふぅ、ふぅふぅ、んっふ〜……ふふふ。 ここがいいの? ここをほじられると、気持ちいいのね。 でも、こっちもゾクゾクして来ちゃうでしょ。 えぇ、わかるわ。 だってお姉ちゃんだもの。 ボクが嬉しがるところは、すぐにわかっちゃうんだからぁ、あぁん。 んん、はぁはぁ。 気持ち良くなって? もっともっと気持ち良くなって? お姉ちゃんに敏感な穴をいじられまくって、体だけじゃなくて心まで快感で満たされていって? ほら、ほら、ここも。 ここからカリカリとほじくりあげて、ここからサクサクと引っ掻き上げてぇ、あぁん。 んん、んはぁ、はぁはぁ、ボクの穴の中を、どんどん綺麗にしてあげる。 もっともっと。 あぁ、も〜っと綺麗にしてあげるぅ……ん、んん? あぁ、いつの間にかもうずいぶんと綺麗になってるわね。 う〜ん、これ以上引っ掻いたら、痛くなっちゃうかもしれないわ。 仕方ないから、今日のところはここまでね。 あぁん、お姉ちゃんだって物足りないわ。 でも、ボクの耳穴を綺麗にすることが目的だったんだもんね……だから、これでお終い。 コロ〜ンって転がってね。 んん、んん……はい、いい子〜。 うん、お疲れ様でした〜。 お耳、痛くない? お姉ちゃんの耳かき、気持ち良かった? ……そう、良かったわ。 えぇ、もちろんこれからもしてあげる。 ボクを気持ち良くするのは、お姉ちゃんの義務みたいなものだもの。 だから、お耳だけじゃなくて、どこでも気持ち良くしてあげるわ。 ■02 あら、どうしたのボク? うんうん、そっか〜。 もうオネムになっちゃったのね。 えぇいいわ。 それじゃ今日も、お姉ちゃんがボクを寝かせてあげる。 ゆっくりと、たっぷりと。 そして深い深い眠りに誘ってあげるわ。 ゆっくりと休んで、たっぷりと眠って、今日の疲れを癒しましょうね。 はい、いらっしゃい。 お姉ちゃんのお布団の中にいらっしゃい。 は〜い、いい子〜。 今日も一日お疲れ様。 とっても楽しい一日だったわね。 ……あぁん、駄目よ? ボクにとって、今日はとっても楽しい一日だったの。 素敵な一日だったのよ。 嫌なことやつまらないことなんてなかったわ。 ……えぇ、なかったの。 ボクの今日一日は、とっても嬉しいことばっかりだったわ。 とっても楽しいことばっかりだったわ。 そうでしょう? ……えぇ、そうね。 良かったわ。 素敵な一日を終えて、ボクは幸せな疲れがたまってる。 楽しくて嬉しくて、いっぱいはしゃいじゃったから、疲れちゃったの。 でも大丈夫よ。 お姉ちゃんがボクの疲れを取ってあげる。 幸せな気分だけが残るように、疲れだけを取り除いてあげるからね? ふふふ、お姉ちゃんにはそれができちゃうのよ。 さぁ、ゆったりとしてね? まずは体の力を抜いていきましょう。 緊張を解きほぐして、甘い甘い眠りに落ちていくのよ。 深い深い眠りに落ちていくのよ。 まずは深呼吸からね。 自分のタイミングで、大きく深呼吸して? そう、吸って〜……吐いて〜……最初は、意識して大きく息を吸って〜……吐いて〜……吸って〜……吐いて〜……そう、いい子ね。 徐々にゆったりと、軽い深呼吸にしていくの。 吸って〜……吐いて〜……吸って〜……吐いて〜……今日一日の楽しかったことを思い出しながら吸って〜……今日一日の疲れを吐き出すように吐いて〜。 お姉ちゃんの甘い匂いを吸って〜……幸せを感じて、喜びを感じて……そして疲れだけを吐き出していくのよ。 体の疲れを、心の疲れを、息に乗せて吐き出しちゃうの。 お姉ちゃんの声を聞きながら、足の疲れを吐き出して。 お姉ちゃんの匂いを嗅ぎながら、腕の疲れを吐き出して。 お姉ちゃんの体温を感じながら、お腹の疲れを吐き出して。 お姉ちゃんの愛を感じながら、頭の疲れを吐き出して。 ボクを大好きで大好きで仕方がないお姉ちゃんの、た〜っぷりの愛を感じながら、心の疲れを全部吐き出しちゃって。 呼吸はもう、自然にできる分だけで十分よ。 体の欲求に従って、ゆったりと吸って……ゆったりと吐いて……。 甘い甘い眠りに誘われていく。 深い深い眠りに落ちていく。 あら? まだ体の強ばりが取れきってないわね。 まだ緊張感が残っちゃってる。 疲れを吐き出し切れてないみたい……それじゃ、お姉ちゃんがさすってあげるわ。 撫でてあげる。 ボクの疲れてるところを、優しく優しくさすって、甘く甘く撫でて、癒してあげるわ。 ふふっ……まずは頭からね。 ナデナデ、ナデナデ。 いい子いい子、いい子いい子。 ナ〜デナ〜デ、ナ〜デナ〜デ。 いい子いい子〜、いい子いい子〜。 ……あぁん、まるで小動物みたいな手触りね。 フワフワした毛並みの子犬ちゃん? それとも子猫ちゃんかな。 ナ〜デナ〜デ、ナ〜デナ〜デ。 スリスリ〜、スリスリ〜。 フワワワワ〜、フワワワワ〜。 ふふふ、可愛いわよ。 ボクはお姉ちゃんの大切な大切な男の子よ。 大事な大事な弟〜。 だから、いっぱいいい子いい子してあげる。 お姉ちゃんは、ボクがいい子だって知ってるからね〜。 いい子には、ちゃんとご褒美をあげないといけないの。 だからこうして〜。 ナ〜デナ〜デ、ナ〜デナ〜デ。 スリスリ〜、スリスリ〜。 フワワワワ〜、フワワワワ〜。 頭をいい子いい子して、髪の毛を撫で撫でして、スリスリして、フンワリとしてあげる。 頭だけじゃなくて、可愛いお顔もね? この柔らかなほっぺを、スリスリ、スリスリ。 フニフニ、フニフニ。 両方のほっぺを、サワサワ、サワサワ。 プニュプニュ、プニュプニュ。 柔らかいお餅みたいなほっぺね。 お姉ちゃんのほっぺと、どっちが柔らかいかしら……んふふ。 ほ〜ら、ほっぺた同士を合わせて〜、フニフニ、フニフニ。 ムニムニ、ムニムニ。 プニョプニョ、プニョプニョ。 ムチムチ、ムチムチ。 ボクのほっぺの方が気持ちいいかな? ふふふ、お姉ちゃんのほっぺも柔らかいでしょう。 どっちも同じくらいかしらね。 フ〜ニフ〜ニ、フ〜ニフ〜ニ。 ム〜ニム〜ニ、ム〜ニム〜ニ。 柔らかくって気持ちいい。 プ〜ニョプ〜ニョ、プ〜ニョプ〜ニョ。 ム〜チム〜チ、ム〜チム〜チ。 とってもいいわね。 柔らかくって、気持ち良くって、もっともっと触れたくなる。 もっともっと色んな所に触れたくなる。 ほっぺから首筋へ、スルリ、スルリ。 フワリ、フワリ。 サラサラサラ〜。 そしてボクの胸元へ。 ボクの胸。 ボクの心臓。 ボクの心。 ここには、ボクの大切なものがいっぱい詰まってる。 ボクの大切なものなら、お姉ちゃんにとっても大切なものね。 もっとも、お姉ちゃんにとっては、ボクのすべてが大切なんだけどね、んふふっ。 ……ボクの全部が大事よ。 ボクの全部が大好きよ。 ボクは、お姉ちゃんのすべてなのよ。 愛してるわ。 愛してる。 ボクも、お姉ちゃんのこと愛してくれてる? ……ありがとう。 嬉しいわ。 お姉ちゃんは幸せ者ね。 大好きな僕に、大好きって言ってもらえるんだから。 あぁ、胸のドキドキが伝わってくる。 ボクの鼓動がお姉ちゃんの手を伝って染み込んでくるわ。 ボクの胸をナデナデしてるお姉ちゃんの手から、ボクのドキドキが聞こえてくる。 とても温かいわ。 とても気持ちが伝わってくる。 お姉ちゃんを好きでいてくれるボクの心が、この鼓動から伝わってくるの。 あぁ、そうだわ。 お姉ちゃんの鼓動も伝わるかしら。 ほら、こうして……んっ、んん。 んはぁ、あぁ、はぁん……お姉ちゃんの胸を、ボクの胸にくっつけたら、お姉ちゃんの鼓動が伝わる? お姉ちゃんのドキドキが伝わってる? ふふふ、柔らかい? プニプニしてる? フンワリして、ムッチリして、プリプリして、気持ちがいい? やぁね、柔らかくて気持ちいいことを伝えたいんじゃないのよ? ほら、お姉ちゃんの胸のドキドキが伝わってるかどうかを訊いてるの。 ドキンドキン、ドキンドキン。 トクントクン、トクントクン。 お姉ちゃんの鼓動が、ボクに伝わっていく。 ドキドキ、ドキドキ。 トクトク、トクトク。 ドキドキ、ドキドキ。 トクトク、トクトク。 お姉ちゃんの鼓動がボクに伝わって、染み込んでいって、ボクの鼓動と重なっていくわ。 お姉ちゃんの柔らかい胸から、ボクの逞しい胸に、心臓の鼓動が響いていく。 二人の鼓動が重なって、ひとつになっていく。 ほら、ドキドキ、ドキドキ。 トクトク、トクトク。 お姉ちゃんの温かさと、ボクの温かさも交わっていく。 二人の体温も重なって、ひとつになっていくわね。 ふふふ、お姉ちゃんとボクがひとつになっていく。 一緒になっていく。 フンワリと柔らかいお姉ちゃんがボクに重なって、覆い被さって、まるでお布団みたいになってる。 お姉ちゃんは、ボクのお布団ね。 ボクを優しく包む、温かい掛け布団。 ボクを甘く包む、柔らかい掛け布団。 とっても気持ちいい布団でしょう? とっても愛おしい布団でしょう? ボクのことが大好きで、ボクのことを愛してるお姉ちゃん布団よ。 大好きなボクを優しく包みながら、愛してる僕を愛おしく包みながら、お姉ちゃんが一緒に寝てあげるわ。 このまま一緒に、重なって寝てあげる。 抱き締めながら眠ってあげる。 さぁ、そろそろ本当にオネムの時間よ。 ボクはこのまま、お姉ちゃんに包まれながら眠るの。 お姉ちゃんという布団を被って眠る。 私の愛を感じながら、眠ってちょうだい。 お休みなさい、お休みなさい。 私の可愛いボク。 お休みなさい、お休みなさい。 私の愛しているボク。 お姉ちゃんに愛されながら、幸せな眠りについてちょうだい。 お姉ちゃんに包まれながら、甘い眠りについてちょうだい。 ゆっくりと、ゆっくりと、気持ちのいい眠りにつくのよ。 じっくりと、じっくりと、愛おしい眠りにつくのよ。 お休みなさい、お姉ちゃんの大好きなボク。 夢の中でも、お姉ちゃんと気持ちいいことしましょうね。 お休みなさい、お姉ちゃんの愛しているボク。 夢の中でも、お姉ちゃんと嬉しいことをしましょうね。 夢の中でも、お姉ちゃんとボクはずっと一緒よ。 夢の中でも、お姉ちゃんがボクを愛してあげるわ。 だから、お休みなさい。 お姉ちゃんと一緒に、お休みなさい。 お休みなさい、可愛いボク。 お休みなさい、愛しいボク。 お姉ちゃんのすべての愛は、すべてボクのものだからね。 お姉ちゃんに包まれて、気持ち良〜くお休みなさ〜い。 ふわぁ〜……お姉ちゃんも、お休みなさい。 ボクを包み込みながら、ボクを抱き締めながら、一緒に寝ちゃう。 お姉ちゃんはボクの布団だから、このまま寝ちゃう。 んん、お休みなさい……ふわぁ〜、あっふ、ん、んん。 んむんむ、んん、んふ〜、んん、す〜、ふ〜……す〜、ふ〜。 んん、んぅ〜、すふ〜、んん〜、すぅ〜、んむんむ、ふにゃ。 んはぁ〜、あふ〜、す〜、んふ〜……んん〜、す〜、ん〜、す〜。 んん、むにゅむにゅ、ふにゅ〜、んん、むにゅ〜、ふむ、んふ〜……むにゃむにゃ、んふ〜ん、んん、んん〜。 んふ、んふふふふ……んむんむ、むにゅ〜、んん。 すやすや、むにゃむにゃ、んん〜。 す〜、く〜、す〜、く〜、すふ〜、んく〜……んむんむ、んふ〜、すふ〜、ん〜、す〜。 むにゃ、んむんむ、んん〜……んぁん。 んん、んふ〜、す〜、ふ〜、すふ〜、んん。 あ……あぁん、んん、んむんむ。 むにゃ〜、んふ、んふふふ。 んぅん、んむんむ、むにゃ〜。 す〜、く〜、す〜、く〜、んん、すふ〜、んく〜、すふ〜、んく〜……んん、んぅん。 むにゅむにゅ、んふ〜、す〜、んふ〜、す〜……むにゃむにゃ、あぁん。 愛してるぅ♪ ■03 あら、どうしたの? 今日はちょっと疲れた顔をしてるわね。 ……ううん、いいのよ。 お姉ちゃんは笑顔のボクが大好きだけど、疲れている時まで無理して笑うことはないわ。 大丈夫、疲れていたら休めばいいんだもの。 えぇ、ゆっくり休みましょう? お姉ちゃんが、ボクを休ませてあげるわ。 ゆっくりさせてあげる。 さぁ、こっちにいらっしゃい? は〜い、いい子ね〜。 あら、恥ずかしがることないのよ? お姉ちゃんの前では素直になってくれていいの。 素顔を見せてくれていいのよ。 お姉ちゃんは、ボクの全部が大好きだから。 ボクがどんなに疲れていても、ボクがどんなにへこたれていても、ボクがどんなに弱音を吐いても、お姉ちゃんが受け止めてあげる。 お姉ちゃんは、ボクを嫌ったりしないわ。 この世の誰がボクを避けても、お姉ちゃんだけは受け止めてあげる。 ボクのすべてを、余さず受け止めてあげるからね。 だから、いいのよ? まずは力を抜いてみましょうか。 ほら、お姉ちゃんが抱いていてあげるからね。 ボクは体の力を抜いて? お姉ちゃんが支えていてあげるからね。 ボクは心の力も抜いていきましょう。 まずは体の力からね? はい、肩の力を抜きましょう。 意識して、両腕をダラ〜ンと落としちゃうの。 肩の力が抜ければ、自然と首の力も抜けるわ。 頭が重くなってくるからね。 でも大丈夫。 お姉ちゃんが支えていてあげるから。 だからボクは、腕の力を抜いて、肩の力を抜いて、首の力を抜いたら、顔の強ばりも緩めちゃいましょう。 頬の力を抜いて、唇の力を抜いて。 ゆっくりでいいからね? 上半身の力を抜いたら、あとはもう体全体から力が抜けていくわ。 下半身の力が抜けていく。 お腹の力が抜けていく。 足の力が抜けていく。 あぁ、そうよ。 とってもいいわ。 もっともっとダラ〜ンとしていいのよ。 全身の力を抜いたボクの可愛い姿をお姉ちゃんにだけは見せてちょうだい。 安心して見せてちょうだい。 お姉ちゃんにだけは心を許してちょうだい。 そうしたら、心の力も抜けていくからね。 今ここに、不安なことなんて何もないの。 ここにはボクとお姉ちゃんだけだもの。 心配することなんて何もないわ。 不安なことなんて何もないわ。 嫌なことなんて何もないのよ。 だから落ち着いて。 心穏やかに、気持ち安らかに、そして静かな心になっていく。 まるで赤ちゃんみたいに無垢な心になっていく。 お姉ちゃんをママみたいに思っていいのよ? いっぱい甘えてくれていいの。 どれだけ甘えてくれてもいいの。 ママは全部ね。 ボクの全部を受け止めてあげる。 お姉ちゃんママが、赤ちゃんボクの全部を包み込んであげる。 ボクの不安も、ボクの落ち込みも、ボクのささくれた気持ちも、ボクの痛みも。 何もかも、お姉ちゃんママが優しく包み込んで、甘〜く甘〜く癒してあげるわ。 だから赤ちゃんボクは、何も恥ずかしがらなくていいのよ。 何も遠慮する必要はないのよ。 自分をさらけ出してくれていいの。 ボクのすべてを、お姉ちゃんに見せてくれていいの。 お姉ちゃんは全部受け止めてあげる。 ボクの何もかもを、良いところも悪いところも全部。 ぜ〜んぶ包み込んで癒してあげる。 まるでお布団のようにね? 優しく優しく包み込んで癒してあげる。 あったかくして、気持ち良くして、眠たくして、嬉しくしてあげるわ。 今日、ボクがどんな失敗をしたとしても、お姉ちゃんは許してあげる。 どんな間違いをしてしまったとしても、お姉ちゃんだけは許してあげる。 何をしても、許してあげるわ。 だから大丈夫よ。 失敗したことをいつまでも悔やむことはないの。 間違ったとしても、明日それを正せばいいわ。 だから今日のことは、今は忘れてしまいましょう。 お姉ちゃんが抱いていてあげるから、モヤモヤした気持ちは溶かしてしまって? お姉ちゃんの柔らかさだけを感じて、お姉ちゃんの温かさだけを感じて、気持ち良くなって? 柔らかいお姉ちゃん布団に包まれて、気持ち良くなって、嬉しくなって、嫌なことは全部忘れてちょうだい。 今、お姉ちゃんといる喜びだけを感じてちょうだい。 ボクはお姉ちゃんがこうして守ってあげる。 あったかくて気持ちいい布団にくるむようにして、お姉ちゃんが抱いていてあげるわ。 だから、何も心配しなくていいのよ? 何も不安に思うことなんてないの。 何があっても、お姉ちゃんが守ってあげる。 ボクを守るお姉ちゃんの強さを信じてちょうだい。 お姉ちゃんの優しさを信じてちょうだい。 ボクが信じてくれれば、お姉ちゃんはなんだってできるわ。 なんだってしてあげられるわ。 だから、期待してくれていいのよ。 お姉ちゃんにたっぷり甘えてくれていいのよ。 あぁ、そう。 そうよ。 もっと甘えて? もっと包み込まれて? そしたら、すぐに疲れも吹っ飛んじゃうんだから。 ボクの疲れは、お姉ちゃんが癒してあげるわ。 こうして癒してあげる。 体の疲れを癒してあげる。 足の力を、腕の力を、胴体の疲れを癒してあげる。 もちろん、頭の疲れも癒してあげるわ。 そして、心の疲れまでも全部ね、全部癒してあげる。 お姉ちゃんの愛でボクのすべてを包み込んで、疲れを癒して、回復させてあげる。 ボクの活力を取り戻してあげる。 ボクの元気を、いっぱいいっぱい取り戻してあげる。 だから、疲れた時はだらけてくれていいのよ? お姉ちゃんの腕の中で、お姉ちゃんに包まれて、お姉ちゃん布団にくるまれて、脱力しちゃっていいの。 だら〜っとしていいの。 まるで赤ちゃんのように、ゆったりとしてくれていいのよ。 ゆったりとして、ダラ〜ンとして、そのまま溶けてしまってもいい。 お姉ちゃんの中で、とろけちゃっていいのよ。 ボクがどうなったとしても、お姉ちゃんが許してあげる。 ボクがどうなったとしても、お姉ちゃんが認めてあげる。 お姉ちゃんだけは、ボクのすべてを肯定してあげるからね。 だから大丈夫。 何をしても大丈夫。 何があっても大丈夫。 ボクは、許されるわ。 ボクは、認められるわ。 お姉ちゃんが許してあげる。 お姉ちゃんが認めてあげる。 全部、全部ね。 だからもう安心して。 もう穏やかになって。 そして心に刺さった棘 を抜いてしまって? ボクを傷付けるものは、もう何もないわ。 ボクを苦しめるものは、もうどこにもないわ。 心に刺さった棘を抜いてしまえば、後は癒えていくだけ。 心の傷はちゃんと癒えるわ。 治っていくのよ。 お姉ちゃん布団の中にいれば、傷なんてすぐに消えちゃうんだから。 心配ないわ。 もう何も心配ないわ。 不安になることなんてないわ。 不安要素なんてもうどこにもないわ。 今、ボクは気持ちいいでしょう? お姉ちゃん布団の中で気持ちいい。 お姉ちゃんの声を聞いて、お姉ちゃんの温かさだけを感じていて。 お姉ちゃんの優しさだけを感じていて。 お姉ちゃんの愛だけを感じていて。 ボクを愛する気持ちを感じて。 ボクは癒されていく。 ボクは治っていく。 ボクは気持ち良くなっていく。 ボクは嬉しくなっていく。 こうしてお姉ちゃんに抱かれていれば、温かくて、穏やかで、優しくなれる。 何も厭うことなんてないわ。 何も苦しむことなんてないわ。 ただ温かくなって、ただ穏やかになって、ただ優しくなってくれればいいの。 ボク自身に優しくしてあげればいい。 ボクはボク自身を、思いきり甘やかしていいのよ。 その上で更に、お姉ちゃんが甘やかしてあげる。 ボクを愛してるお姉ちゃんが、ボク以上にボクに優しくしてあげるからね。 いっぱい甘やかして、たくさんだらけさせてあげる。 お姉ちゃんの中で赤ちゃんみたいになっていいのよ。 お姉ちゃん布団の中で、赤ちゃんボクは思いきり楽にしていていいの。 もっと気楽にしてちょうだい。 もっとワガママになってちょうだい。 お姉ちゃんの中で気持ち良くなることだけ考えて、お姉ちゃんの中で嬉しくなることだけ考えていてね。 ずっと、ず〜っと、いつまでも甘えてくれていいのよ。 お姉ちゃんに抱き締められて、お姉ちゃん布団に包まれて、心穏やかになって、気持ち良さだけを求めてくれていいの。 あぁそう、そうよ。 ボクは何をしてもいいの。 お姉ちゃんに何をしても許してあげるわ。 ボクは許されるためにここにいるの。 ボクは安心するためにここにいていいのよ。 大丈夫よ。 何もかも大丈夫。 ボクは安心していて。 ここで穏やかになっていていいの。 お姉ちゃんが許してあげるからね。 ボクの何もかもを、お姉ちゃんだけは許してあげる。 これからもボクは、自分のやりたいようにしていいのよ。 自分の好きなことだけをしていればいいの。 怖れるものは何もないわ。 不安なことなんて何もないのよ。 えぇ、そう。 これからのすべてに安心して? これからの全部に期待して? ボクは大丈夫なのよ。 ボクはなんでもできるわ。 明日のすべてに希望を持って、明日のすべてに余裕を持って。 ボクの望みはすべて叶うわ。 ボクの期待はすべて実現する。 お姉ちゃんが言うんだから間違いないわよ。 お姉ちゃんが、ボクの思いを叶えてあげる。 ボクの思いを認めてあげる。 ふふふ……明日が楽しみになってきたでしょう。 明日のボクは、今日よりずっと素敵になれるわ。 もちろん、今のボクも素敵よ。 大好き。 愛してるわ。 私の可愛い可愛いボク。 さぁ、何も心配することはないわ。 何も不安になることはないわ。 いつでもお姉ちゃんがいるからね。 どんな時もお姉ちゃんが守ってあげるからね。 だからボクは、期待して? 明日のボク自身に期待して。 ボクの夢を、ボクの希望を、明日のボクは叶えてくれる。 そこにはお姉ちゃんも一緒にいてあげるわ。 さぁ、明日を夢見て、楽しみにしましょう。