分岐B(上体起こしピストン) 【兄】 「ピストンのほうで……」 【優衣】 「……? ピストン? 体を起こしてほしい?」 【兄】 「ん……」 【優衣】 「ん……わかった」  繋がった逸物を抜かずにゆっくりと体を起こす。 【優衣】 「んっ。おてて繋ぎましょ? ほら、手、ぱぁーってして?」 【兄】 「……こうか?」 【優衣】 「んっ」  指示された通りに手を開くと、優衣の手が重ねられる。  そのまま指は恋人繋ぎ。  優衣は繋いだ手を支えにして、右から左と膝を立てていく。 【優衣】 「ん、……しょ……んん……っと、……ふう。  ……倒れないように、ギュッと握っててね?」  言われるがままに手に力を入れる。  安心した顔をすると、優衣は腰を上下に動かし始めた。 【優衣】 「ん…………ん、……んっ……ぅ……っ……んフ……ぁ……」  最初はただ押し付けるだけのような動き。  それも次第に勢いづいていき、  上体は宙に浮いて逸物もずろろと引き抜かれる。  重力に従って落ちてくる体に逸物が突き刺さり、  柔肉の最奥をぐにゃりと押し込んだ。 【兄】 「うあ、っ……これ、すご……!」  自分で動いてもいないのに、優衣の奥深くまで突き入れて、  亀頭を最奥の吸盤でねぶられる……っ。 【優衣】 「ぅンっ、んっ……っ……ンはぁ……ぁ……エプロンで見えないけど、  んっ……は……妹まんこで、兄さんのチンポを扱いてるのわかる?  ンは、ぁ……子宮口がひしゃげるくらい、根元のほうまでっ……  ぐにぃって捻じ込んで、っ♪ んっ、ぁ……あっ、すごい音……♪」  スカートは太腿に持ち上げられて秘部を覆えてないものの、  エプロンの前掛けだけが律儀に接合部を隠している。  体重を乗せた肉音はさっきまでのよりも激しさを増す。 【優衣】 「はぁ、っ……ぁ……はっ……ふふっ、  さっきよりも深ぁいところまで捻じ込んでるでしょー?  んフ、どう? ぁ……ン、ふ……は……」 【兄】 「っ、無理っ……もうムリだって!」 【優衣】 「ん、ン……? えー? クスッ、もう出ちゃう? 我慢できない?  っ、ぁはっ……、うん……そうよねぇー?  イきたそうに張り詰めた勃起チンポ、  兄さん専用の妹まんこの深ぁいところまでぇ、ぬぷぬぷっ❤  ってして……ぁッ、はぁ……我慢できるはずないわよねー……♪」 【優衣】 「っ、ん……は……ぁ……うん、いいわよっ♪  出してっ……ふン、っぅ……ゃぅ、フ……ぴゅっぴゅっ❤  って……兄さんの精液の味、……私の……子宮に教えて?  赤ちゃんに教えて……っ♪」 【兄】 「っ、はっ? く、ぅっ……何言って……!」 【優衣】 「ンっ、ぅぅン……♪ はぁっ、ぁ……だって、っ、ぁ……  兄さんのチンポおっきいから……奥で私の子宮と、ちゅっ♪  ちゅっ♪ ってキスしてるぅ……っ、は……あ……っ、ぁー……」  『ちゅっ♪』という擬音に合わせて子宮で肉棒を押し潰される。  乱暴なキスを声で表現されて、聴覚から脳が痺れていく。 【優衣】 「フ、ぁ……っ、このまま妹のおまんこの奥にっ、  びゅうぅ~ってせーえき出したらぁ……ぁっ♪  はっ……、……赤ちゃん……作っちゃうかも」 【兄】 「ぅあ……優衣……っ」  やめてくれ……っ。  そんなこと言われると……優衣を孕ませたくなる……っ! 【優衣】 「っ、はぁ……ふ……ふふっ♪ どうするのお? にーさん?」 【優衣】 「彼女の代わりに妹と子作りエッチして……  そのまま、彼女の代わりに……妹を孕ませちゃう?」 【優衣】 「兄さんのしたいこと、ぜんっぶ、……妹まんこで果たせちゃう?」 【優衣】 「くすっ、ンふぁ……どうするのっ? フぁ……にいさぁん?  んふ、ぁ……はっ……っ、あ……」 【優衣】 「ほらぁ……答えてー……? ンっ、っ……ん、はっ……」 【優衣】 「はぁ、ふっ……早く決めないと、んっ、ふぁ……♪  おちんぽが、自分勝手にしゃせーしちゃうわよ……?」 【優衣】 「妹に種付けしたいー、孕ませたいーって……おちんぽは望んでる♪  兄さんが決めないなら……わがままおちんぽは子宮とキスしながら  子種を流し込んじゃうわよー……?」 【優衣】 「ンっ、くすっ、ふふっ♪ ……ほらぁ、……ほら、ほらっ♪」  掛け声に合わせて、限界を迎えた陰茎を媚肉でシゴかれる。 【優衣】 「んっ、ンふっ、ぁ……ほらっ、しゃせーのリズムに合わせてっ、ぁ……  腰っ、打ち付けてあげるわね……? んフ、っ……ンっ……♪  ほらっ、早く決めないとぉ……? くすっ、くすくすっ♪」  指の間を通った優衣の手がギュっと握ってくる。  こうしていると、優衣と一体になっていることを強く実感できる。  それ以上に、優衣に射精を求められていることを……  膣内に精液を注ぐのを求められていることを感じてしまう。  上気した顔は潤んだ瞳をしていて、  必死に子種を求めて腰を上下させる。 【優衣】 「ンっ、っ……ぁ、は……兄さんがっ、妹まんこの中で  どぴゅどぴゅーってしたくないならぁ……ちゃんと我慢しないとっ♪  ……じゃないと……っぅ、ぁ…………パパになっちゃうよ……っ?」 【兄】 「な……っ」 【優衣】 「っ、フ……ぁ、ふ……っ、ンっ♪ いいのっ? いいのっ?  パパになっても、っぅ……このままじゃ、なっちゃう、よっ?  このままだと……っ、妹がっ……ッ、わたしが、っ……  ママになっちゃうよっ……?  くすっ、ッん、ぅ……いいのっ? ンっ、それでもっ……いいのっ?」  優衣の体重を乗せたピストンの衝撃が腰に広がって、  すべてが性感に変換されて腰が浮いてきた。  出したいっ……出したい!  優衣を孕ませたい……!! 【優衣】 「っ、ぅ、フぁ……♪ は……っ、ふふ……ふっ♪  いいよわね、それでも……。  ママになっても、っ……パパになっても、構わないもん、ねっ♪」 【優衣】 「んっ、っ……っ、はぁっ……は、ふっ……っ、ッ……ん、フ……  はふっ、……フ……っ、ん……」 【優衣】 「あ、はぁ……っ、フ……んっ、ほらっ、パパ頑張れーっ♪  パパのおちんちん頑張れっ♪  ママのっ、せーし期待してるおまんこに、中出しがーんばれっ♪  たくさんっ、もっともっと精液を吸い出して、  求愛まんこの中にっ、どぷどぷってかけてっ♪」 【優衣】 「っ、ほら、出して……っ? イッて? ぴゅっ♪ ぴゅっ♪ って。  タイミングよく、っ、ママになっちゃう、ぅンっ……妹まんこにっ、  腰を打ち付けながらっ……奥にっぴゅっ❤ ぴゅっ❤ って……ねっ♪」 【優衣】 「ンぅ、っ……あはぁ、フぁ……っ、ほらあ? ぱぱあっ♪  ンっ……声にっ、合わせて……っ? ほら、っ……ほらっ♪  ピュっ……ピュッ❤ ぴゅぅぅっ❤ ぴゅぅっ、ぴゅぅぅぅっ❤」  夜の二人っきりにしか見せない猫撫で声。  ドロついた欲望に衝き動かされるように腰が動く。 【兄】 「ぁぁあっ、もう……出っ――!!」  びゅるるるっ!! びゅくっ、びゅるっ! どぷぷっ! 【優衣】 「ぁうッ、ぅあっ! っ♪ ピュッ、ぴゅっ♪ ビュッ、びゅぅーっ♪  びゅるっ、ビューッ……ぴゅぅ、ぴゅぅーっ……ぴゅっぴゅー……♪」  俺の腰の突き上げるタイミングを見計らって優衣は声を出す。  射精を色濃くイメージさせる言葉に促されて、  精管の奥から止めどなく精子が溢れ出てくる。 【兄】 「ぁっ、ああッ! ぅ、くぅ……!」  脈動が緩慢になってくると、  勢いの弱い射精をより奥で行わせるために、  ぐぐっ……と腰を持ち上げた状態のまま吐精する。  優衣の自重が加わって、より深く、  しこりのある最奥にめり込ませながら精を吐き出していく。 【優衣】 「んっ、フぁ……ぁぁ……♪ 子作りしゃせーしたぁ……♪  妹の子宮にごくごくっ❤ って飲んでもらおうと……ぁ、は……  孕ませしゃせーしたぁ……♪」 【優衣】 「は、ぁ……ン、ぁぁ……自分で腰を突き上げながら……。  自分で、妹を孕ませることを望んで……妹まんこをこつこつっ❤  ってしながら生しゃせーしたぁ……♪ くす、ふふっ……ぁ……」 【優衣】 「これは、もう……兄さんのおちんぽだけじゃなくて……  兄さんの体も、兄さんの意思も……私を孕ませたいー、  受精させたいーって……望んでるってことよね……♪」 【兄】 「はぁ……は……、え……?」  そう、なのか……?  俺は……そうか、自分の意思で腰を動かして……  膣内の最奥の子宮に向かって射精をして……。  これって、優衣を孕ませたいっていう本心を具現化してるんじゃ。 【優衣】 「ぁ、……はぁ……は……、……ふふっ、やったっ。  うれしい……んはぁ……すっごくうれしー……♪」  やってしまった、という気持ちも  優衣の嬉しそうな子供みたいな表情を見ていると瞬間的に瓦解した。  優衣が喜んでいるなら……イケないことじゃない。  賢明な優衣が慌てないなら、これって良いことなんじゃ……? 【優衣】 「……兄さん……?」 【優衣】 「兄さんは……一人じゃないの。  だから……ね?」 【優衣】 「一緒に……堕ちちゃお……?」 【優衣】 「ねっ。……兄さん」