分岐C(おまけ・鈴) 【鈴】 「ん、んん……? お兄ちゃん……?  ぴゅっぴゅ、でる? くす、おもらしちっち……する?」  快感を逃れようと腰を引いたり、  求めようと突き出したりする動きに、鈴が訊いてくる。 【鈴】 「ん、は……もし、おしっこぴゅっぴゅってしそうだったら……  おちんちんピクピクっ♪ って動かしてっ……♪」  少ない知恵を働かせてテレパシーを発する方法を提示した。  もはや肯定するしかない。  腰に力を入れて、鈴に伝わるようにと大きくペニスを震わせる。 【鈴】 「あ、は……♪ んっ、わかったっ……。ぅん……いいよ、だしてえ?  鈴のおててで、悪いうみを出しちゃお? ぴゅぴゅーっ、くす♪」 【鈴】 「はーい……♪ ぴゅっぴゅしますよぉ……? おもらしでまーす♪  ぴゅっぴゅー、とぴゅとぴゅーっ……くす、ほら、ほらっ♪  くすくすっ、ぴゅっぴゅって……くす、えいっ、えいっえいっ♪」 【兄】 「っ……!!」  優衣に気付かれないようにと、声を押し殺しながら射精する。  どぴゅっ!! ぴゅるるっるっ、ぴゅくっ!! 【鈴】 「っ、ん、わ……あ♪ あ……出たあ。  ぴゅっぴゅーっ……ぴゅっ、ぴゅぅーっ……とぴゅっ、ぴゅく……  ぴゅぅー……わあ、ほんとにおちんちんの中から飛んできたあ……」  初めて見る光景に嘆息を漏らした鈴。  じっと観察する鈴に向けて見せつけるように何度も精を吐出する。  全身が震えるほどの快感。  声を堪えても動いてしまう身体に優衣が気付く。 【優衣】 「んぅ? あ、ぁ……こら、出しちゃ駄目って言ったのに……」 【兄】 「ぅ、ぁ……す、すまん」 【優衣】 「むぅ……もう、兄さんってば我慢が足りないわよ?」 【優衣】 「……まあ、どうせこうなるかもって思ってはいたけど」  やれやれといった口調。  キツく叱責されるかと思ったが、声色は柔らかい。  赤子設定のプレイ内容のおかげか、  もともと怒る気なんてなかったのか。 【鈴】 「わあ……えへへ、見てみてー……ねとねと〜。  んん、ほあ、あったかい……」  鈴はといえば初めて味わう精液の感触に興味津々のご様子だ。 【鈴】 「……これ、鈴がしたんだよね?  鈴が、お兄ちゃんの悪いうみ、出してあげたんだよね?」 【鈴】 「ふふふー、やたっ、やたっ」  耳元で小さく喜ぶ鈴。  優衣にはない無邪気さが新鮮で、耳に心地いい。 【鈴】 「ねねっ。……えっと、また悪いうみが溜まったら、  今度は鈴にお願いして? ねっ、ねっ?」 【兄】 「…………」  無邪気とマセ。  厄介なことになってしまったな……。