第1話 雪夜さんを拾った 少し田舎の山の中の古民家に住んでいる主人公 庭先に倒れていた雪夜さんを発見した主人公は囲炉裏部屋で介抱することに 雪夜 「囲炉裏……懐かしい音……ここは」 主人公「あ、気がついた!……大丈夫?」 雪夜 「はっ!?……ここは……ううっ」 主人公「まだ動いたらダメだよ!……君は行き倒れていたんだ」 雪夜 「私が行き倒れ……ではあの後私は助かって……この家の主人のあなたが私を介抱してくださったのですか?」 主人公「うん、まぁ慌ててここに運んだだけだけどね」 雪夜 「そうですか……かたじけない……こうして床があるだけでも私には上等です……それに手当ても……え……傷が消えている、なぜ」 主人公「傷?怪我はしてなさそうだけど……具合が悪いなら医者に」 雪夜 「はっ、主人!?人を呼ぶのは控えて……私の事は心配無用です……うっ」 主人公「で、でも……」 雪夜 「少し休めば問題ありませぬから……どうかこのまましばし」 その目には有無を言わさぬ強い力を感じた 主人公「……わかったから安静にしていて」 雪夜 「主人……恩に着ま……す……すーすー(気絶)」 主人公「……眠ったみたいだ。聞きたいことは色々あるけど……まずは」 場面転換(時間経過のフェード系) 囲炉裏で粥を作る主人公(ヒロインが心配なので台所でなくここで調理) 雪夜 「……ううっ……はっ!?」 勢いよく身体を起こす雪夜さん 主人公「うわっ!?……お、起きた?」 雪夜 「そうか私はここで主人に介抱をされて……驚かせてすみません」 主人公「……それより身体は大丈夫?お腹は空いてない?」 雪夜 「身体の方は大分痛みは和らいでいます……腹は少々減ってはおりますが……主人はお気になさらず」 主人公「お粥作ったんだけど……食べる?」 雪夜 「粥を……私にですか?……しかし食べ物を分けて頂くほどご厄介になるわけには……あっ」 お粥を持ってあげる主人公 主人公「今時そんなことを言う人いないよ」 雪夜 「本当に良いのですか?……あっ……お米の匂い……かたじけない」 雪夜 「はむ……はむ……こんなにお米が入ってる……はむ……はむ、はむはむ(一心不乱)……ごちそう様でした」 主人公「お腹かなり空いてたんだね」 雪夜 「美味しかったです……主人の慈悲は生涯忘れません」 主人公「いやいや、大げさすぎだし」 雪夜 「いえ、お米は大事ですから」 主人公「……そろそろ君のことを聞いてもいいかな?」 雪夜 「私のことですか?……主人……深く知らない方が互いのためです」 主人 「やっぱり訳ありってことか……ずっと気になってはいたけど君の肌や耳、服装……明らかに普通の人じゃないよね」 雪夜 「……そうですね助けて頂いたご恩もあります。話せることはお話します……私の名は雪夜と言います……ご覧の通りダークエルフです」 主人公「だ、ダークエルフ?……えっとそれって(異世界的な!?)」 雪夜 「ダークエルフはご存知ないですか?……王都でもそうあまり多くはありませんからね……そしてさらにご存知ないかと想いますがこの衣服は『忍』という特殊な……え」 主人公「忍ってあの忍者の?」 雪夜 「し、知っているのですか!?……忍を」 主人公「え、まぁ忍術とか手裏剣とか後諜報とかするんだっけ(イメージだけど)」 雪夜 「忍術や手裏剣のことまで!?主人……もしや只者ではないのですか?」 主人公「いや、普通だと想うけど……」 雪夜 「いえ王都でもごく限られた要人や貴族達だけに代々仕えて来た我らを……いえ、もう『我ら』ではないですね(虚ろ)」 主人公「その……他には?」 雪夜 「それがお伝えできる全てです……『忍』のことを話したのはせめてもの主人への信頼の証です」 主人公「……(この子の目、冗談って言う感じじゃないよな)」 雪夜 「……私も一つだけ聞いても良いですか?」 主人公「なんでも聞いて」 雪夜 「……ここはどこでしょうか……王都でもありませんし……里とは似ているようですが……」 主人公「ここは日本という国だよ(もし本当に異世界人ならここから説明だろうな)」 雪夜 「ニホン……もしや……ここは日の本と呼ばれた国なのですか……ならば私はあの世界から」 主人公「やっぱりこことは違う世界から来たの?」 雪夜 「私は……あの世界からも捨てられたのですね」 ? 第2話 雪夜さんと契約 あれから数日 囲炉裏部屋の引き戸を開ける主人公 主人公「雪夜さん?」 雪夜 「主人……数日大変お世話になりました……もう動けますゆえ私はこれにて」 主人公「ま、待って……どこに行くの?」 雪夜 「さぁ……私はどこへも行くところはありません……だからここにもいることも出来ません」 主人公「……ここにいてもいいんだよ」 雪夜 「お心遣いは嬉しいですが……決めたことです」 雪夜 「ここは確かに私の知っている世界ではありません……この家の中だけでも厠や風呂、台所……この囲炉裏以外は何もかもが違います」 雪夜 「不思議なものです……私には珍妙に見えるはずのそれらは一度触れれば何なのかが理解できます……主の言葉やこの世界の字も読むことができるのもよくよく考えれば……」 主人公「まぁ異世界転移ってそういうものだしね(創作ではだけど)」 雪夜 「はぁ……そういうもの……なのでしょうか」 主人公「……事情を話してくれないかな」 雪夜 「……そうですね。もう隠し立てする必要はないです……少々長くなります故、楽にお聞きください」 雪夜 「私は捨子でした……親の顔は知りません……里の長に拾って頂き幼き日々は健やかに育ちました」 雪夜 「忍の里はかつて日の本から来たと伝わる一族が住まう土地です」 主人公「それって……」 雪夜 「長の家にあった古い書物や私達の里でのみ使う漢字という文字……そして私の名前も……やはりこの世界のこと……なのかも知れません」 主人公「やっぱりそれって異世界転移をした一族がいたってことか……それも大昔に」 雪夜 「数えで十二になったある日……長は突然私達の前からいなくなりました……理由はわかりません……私は再び捨て子同然となりました」 主人公「……」 雪夜 「忍びの里は一族以外が住まうことを嫌う土地……長の庇護なきダークエルフの私に居場所などありません」 雪夜 「それでも私は食い下がりました……泥にまみれ疎まれ忌み嫌われながらも里で忍びとしての 鍛錬に励みました……いつか長が、自らの居場所が戻ると信じて」 主人公「……」 雪夜 「そして私は一人前の忍となり……初にしてもっとも過酷な任務につきました」 主人公「……過酷な任務」 雪夜 「忍の主たる任務は諜報……傭兵……そして暗殺です」 主人公「暗殺……(この人は人を殺しているのか)」 雪夜 「私の初めての任務は暗殺でした……王都で権力争いしている二大貴族、その一方の世継ぎを消すというものです」 主人公「ま、まさか……」 雪夜 「主人、そんな顔をなさらないでください……私には殺せませんでした……失敗したのです」 雪夜 「私には追手がかかり里に戻れとの命を受けました……里の結束は絶対です。任務に失敗しても、戻った忍の命だけは守ります……たとえ生涯里から出られぬとしても……私は少しだけ安堵しました。戻れという事は命を捨てるなという里の命令です」 主人公「……(嫌な予感がしている)」 雪夜 「しかし戻った私を待っていたのは私を始末するために武装した忍達でした」 主人公「……雪夜さん」 雪夜 「そしてそこで聞かされたのです……私の任務は失敗するために仕組まれたと……恐らく何事かの謀なのでしょう」 雪夜 「暗殺が行われた事実と私の骸があればそれでよかった……里に戻されたのは確実に私を殺すためでした……ダークエルフの私は里の者とはまず疑われない……彼らにとって私ははじめから里の一員ですらなかった……私は『捨て石』だとはっきりと告げられました」 主人公「そんなのって……」 雪夜 「私にくだされた最後の指令は『死ね』というものでした」 雪夜 「私は逃げました……なぜ逃げたのか今となっては分かりません……もうどうなろうと私の居場所はないのに」 雪夜 「私は逃げるうちに手傷を徐々に追い……そして山の中へと逃げ込みました」 雪夜 「無我夢中で山を走り気づくと目の前には断崖が広がっていました……しかし負った傷の深さや出血から長くはないと悟りました」 雪夜 「私は身を投げました……骸を晒さないための私にできる最後のあがきのようなものです……そして次に目を覚ますと主人に介抱をされていました」 雪夜 「ここは別の世界……そう……最後は『世界』からも捨てられたのです」 主人公「……(重すぎる……何て声をかけていいかわからない)」 雪夜 「長くなりましたがこれが私の経緯(いきさつ)です……くだらぬ話です。最後まで聞いて頂き……」 主人公「くだらなくなんかないと思う!(うっ……咄嗟に言っちゃったどうしよう)」 雪夜 「そう……でしょうか?……私の生など里の者が言うように路傍の石程の価値です」 主人公「そんなことないよ!……だって逃げたのは生きたかったんでしょ?居場所が欲しかったんじゃないの?」 雪夜 「!?……主人、私を慰めてくださるのですか……あなたはやはり慈悲深い人なのですね」 少しだけ不器用で微かな笑みを浮かべる雪夜さん 雪夜 「私は出来損ないの忍です……全てを失いました……いえ最初から何も持っていなかった……己の命以外は」 雪夜 「思えば自らの命……顔も知らぬ母から唯一頂いたもの……それだけは最後まで持っていたかった誰かに奪われたくなかったのかもしれません……だからこうして別の世界で生きているのかもしれませんね」 主人公「……うん、だから前向きに生きようよ」 雪夜 「主人……改めて話を聞いて頂き感謝致します……この世界で私が成すべきことが見えた気がします」 主人公「え……」 雪夜 「私はもう一度この世界で忍として生きてみようと思います……今度こそ主を見つけ居場所を作ります」 主人公「で、でも今は平和だし忍なんて……」 雪夜 「そうですか……この世界は泰平なのですね……しかしご安心ください、大小はあれど人の争いは絶えることはありません……きっと争いの闇の中に私がいるべき場所もあります」 主人公「……そんな(この人の目はただただ純粋だ……それしか生き方を知らないんだ)」 少しだけ優しく微笑む雪夜さん 雪夜 「主人……この囲炉裏で介抱された一時はとても温かかったです……生涯このご恩は忘れません……いつか必ずお礼は致します故」 主人公「……(優しい笑顔、こんな顔だって出来る人のはずなのに) 主人公「あなたの『主』になってもいいですか!!(こんなこと言っていいのかわからないけど……でもそうしなきゃこの人はまた闇に沈む)」 雪夜 「!?……あなたが私の主に……ですか?」 珍しく微かに驚いている雪夜さん 主人公「だ、だめかな?……お金とかあんまり払えないけど」 雪夜 「い、いえ金子のことは構いません主人には恩があります故……しかし主人は私などを召抱えてどうされるおつもりですか?」 主人公「……うーん、上手くは言えないんだけど(自分でもわかってないのに)」 雪夜 「……いえ愚問でした……主人がそう仰るようでしたらご恩を返すまではあなたを主と認め仕えましょう……それでよろしいでしょうか」 主人公「うん……いいかな?」 雪夜 「はい、今日よりこの雪夜……あなたのために生きそしていつでも死にます……主(あるじ)、この命いつでも好きなようにお使いください」? 第3話 雪夜さんとごはん 雪夜さんと正式に契約した直後 雪夜 「主……早速ですが何か命をいただけますか」 主人公「じゃあ早速雪夜さんの部屋を決めようか」 雪夜 「私の部屋をですか?……そのようなものは不要です。常に主のお側で警戒を怠らぬつもりです」 主人公「うーん、とはいっても……平和だし……一応いいかな?」 雪夜 「……わかりました。主がそこまでおっしゃるようでしたら謹んで拝領致します……それでは主が私を介抱してくださったこの囲炉裏の部屋を」 主人公「ここでいいの?……他にも部屋は余っているけど」 雪夜 「はい……ここは軒先から外へと直接繋がっており、床下は曲者にとって格好の忍び場です……主をお守りする要になるでしょう」 主人公「大丈夫、平和だって……じゃあお布団はそのまま使ってね」 雪夜 「布団を……使ってよいのですか?……客人並みの破格の待遇感謝致します」 主人公「え……うん(普通なんだけどなぁ)」 主人公「あ……そうだ!そろそろ晩御飯なんだけどちょっと買い物をしてくるね」 雪夜 「いかがなされましたか?はい……主はこれから夕餉の買出しに?それでは私も護衛に……」 主人公「いやまだ治ったばかりだからここにいてよ(……それに服装もなんとかしないと)」 雪夜 「主……私の身体のことなどお気になさらないでください……それにもうすっかり良くはなりました……しかしご命令とあればここにとどまります」 主人公「うん、じゃあなるべく早く帰ってくるから留守番よろしくね」 雪夜 「はい、留守はお任せください……いってらっしゃいませ、主」 場面転換 主人公「ただいま……あれ?真っ暗だ。雪夜さん出かけたのかな?」 雪夜 「おかえりなさいませ、主」 主人公「うわっ……で、電気」 雪夜 「……驚かせてしまいましたか?申し訳御座いません」 主人公「ど、どうしたの?電気もつけないで」 雪夜 「はい、主の言いつけを守りここにいました」 主人公「ず、ずっと?」 雪夜 「はい、待つのも忍の仕事です……主がご帰宅されるまで警戒を続け一歩たりともここを動いておりません。主はご満足でしょうか」 主人公「え、あ……うん……え、えっともう雪夜さんの好きにしていいから!」 雪夜 「もう良いのですか?……はい、では厠に行くことをお許しください」 主人公「いいから、そんなのいつでもいいから!」 雪夜 「こちらも好きにしていいですか?……はい、わかりました。厠は私の判断で今後は致しますゆえ……失礼致します」 雪夜さんがトイレへ向う 主人公「はぁ……流石異世界人だけあって難しいな。ご飯でも作るか」 場面転換 主人公ご飯を作ってあげる 主人公「じゃあ食べようか、雪夜さん」 雪夜 「あの二人分ありますが……食べようとは……私とですか?」 主人公「そりゃそうだよ。他に誰もいないしさ」 雪夜 「いえ、私のことなどお気になさらないでください……以前のように客人であった時分とは違います。主と同じ食卓を囲むなど忍には許されません……私は主の残り物を頂ければそれで結構です」 主人公「そうは言ってもなぁ……うーん、あ!そうだ……一緒に食べて貰えるかな?」 雪夜 「あの主……どうなさいました?………一緒に食べて貰えるか、ですか?……主のご言いつけでしたら私に断ることはできません」 主人公「うん、じゃあ食べよう(やっぱこれが『正解』なのかなぁ)」 雪夜さん座る 雪夜 「それでは失礼致します。これがこの世界の食事ですか……はい、昨日までは主のお粥しか口にしておりませんから」 主人公「急いでたからコロッケとか近所の肉屋の揚げ物しかなかったけど」 雪夜 「コロッケというものなのですか……こちらは魚でしょうか……アジフライ……黄金色です……ほぉ(興味津々)」 主人公「まぁ食べてみてよ……ご飯どのくらいにする?」 雪夜 「あ、主……まさかお米まで私に与えてくださるのですか」 主人公「うん……じゃあ普通で」 雪夜 「は、はい!有難う御座います……お米……こんなに」(嬉しそう) 主人公「じゃあ食べようか(なんだろう今いつもと違う表情だったような)」 雪夜 「はい、では主、いただきます」 主人公「……」 雪夜 「……」 主人公「ど、どうしたの?食べないの?」 雪夜 「主より先に箸をつけることは許されません……どうぞお先に」 主人公「えっと、じゃあ食べるから……食べよう!」 雪夜 「……はい、では主が食べましたので私もいただきます……はむ」 ご飯を一口食べる雪夜さん 雪夜 「お米……世界は違えど同じ味がします……美味しいです」 主人公「そういえばダークエルフでもお米食べるんだ」 雪夜 「はい、私の里では稲作をしていましたから……ただお米は貴重で私のような拾い子の口には滅多に入りませんでした……はむ、主、美味しいです」 主人公「うん、よかった。おかずも食べてみてよ(お米で感動されるとはなぁ)」 雪夜 「はい、ではコロッケ……というものも食してみます……はむ……これは」 雪夜 「お芋の味がします……まろやかな口当りと……この軽快な歯ざわり……はむ、美味しいという言葉だけでは浅はかすぎる……でも主、美味しいです」 主人公「あはは、ソースをかけてご飯と食べてみなよ」 雪夜 「このソースという汁をかけるのですか……ほぉコロッケはそのようにして食べるのが作法なのですね……はむ……これは」 雪夜 「まろやかな酸味、今までに口にしたことのない味です……しかしこの組み合わせは何と言う絶妙さ……はむ……そしてお米との相性……なんとも」 雪夜 「(しばし食べるアドリブはむはむ系)」 雪夜 「あ……申し訳ありません。主を差し置いてお茶碗を空にしてしまいました」 主人公「はは、いいっていいっておかわりする?」 雪夜 「お、おかわりも良いのですか?……し、しかしそこまで厚かましく……あ……ありがとうございます」 場面転換 雪夜 「ご馳走様でした……雪夜はお腹がいっぱいです」 主人公「美味しかった?(5杯もおかわりするとは) 雪夜 「はい、とても美味しゅうございました……このような豪勢な食事を最後に頂き感謝します」 主人公「さいご……?」 急に真面目な口調で語り出す雪夜さん 雪夜 「主……私はこれから生きて帰れる保証のない死地へと赴くのですね」 主人公「え……」 雪夜 「私の命などこのような食事の価値ほどもないというのに……主はとても慈悲深い方なのですね」 主人公「いや、全然違うから!」 雪夜 「え、違うのですか?」 ? 第4話 雪夜さんと私服 それから少しだけたったある日の夜 主人公「雪夜さんいるかな?(まぁいるんだけど)」 雪夜 「はい、主、雪夜はいつものように主の部屋のお側に控えております」 主人公「ちょっと中に入ってもらえるかな」 雪夜 「部屋の中へですか?……承知致しました」 雪夜さんが部屋に入る 雪夜 「何か御用でしょうか主」 主人公「えっと、雪夜さんに服を買ったからさ」 雪夜 「服をですか?……私に……与えてくださるのですか?はい、わかりました」 主人公「え……随分あっさりだね」 雪夜 「はい、主、偵察もしくは暗殺が私の任ですね……そのための道具……遂に私の命がお役に立つ時が……え、違うのですか?」 主人公「うん、雪夜さんがその格好じゃ外に出られないと思って」 雪夜 「はぁ、私のこの装束では外へは……ですか?……確かこの世界では目立つようですね」 主人公「うん、正直目のやり場に困る……(露出的な意味で)」 雪夜 「主も目のやり場に困りますか?こ、これは失礼致しました……やはり私の褐色の肌がお見苦しかったでしょうか」 主人公「い、いやそうじゃないんだ……むしろ、いやなんでもない」 雪夜 「そうではないのですか?むしろ?なんでしょうか……はぁ……ではどうして私などに服を」 主人公「うーん……そう護衛して欲しいから外でもさ(こうでも言わないと受け取らないし)」 雪夜 「なるほど……自然な護衛のためですか、あい分かりました必ずお役に立ってみせます」 主人公「じゃあ早速試着してみて貰えないかな(……サイズ何となくだから不安だし)」 雪夜 「そうですね……寸法が合っているかどうか試してみます……んっ」 脱ぎ出す雪夜さん 主人公「ちょ、なんでここで!……外出てるね」 主人公急いで部屋の外へ 雪夜 「あ、主……どちらへ」 ドア越しに 雪夜 「……やはり私の肌はお見苦しかったでしょうか」 主人公「そうじゃないんだけど悪いしさ女の子だし」 雪夜 「主……私の事を女子(おなご)だとお気にかけてくださるのですね……やはりあなたは慈悲深い方だ……お心遣い感謝します」 脱ぎ始める雪夜さん 主人公「あ、服の着方わかる?」 雪夜 「はい、服の着方は問題ないと思います……この服を見た今はどういったものかというおおよその理解ができました……やはり私には不可思議な力が働いています」 主人公「やっぱりそうなんだ(結構便利でいいな)」 下着を履いてみたあたり 雪夜 「こ、これは!」 主人公「どうしたの雪夜さん」 雪夜 「主、この世界の下履きには驚きました……この体に密着する感覚……それに布地の滑らかな感触……全てが新鮮です…ふむ(実感中)動きやすくもありますね」 主人公「あー、そうなんだ(感想を言われても困るなぁ)」 雪夜 「はい、残りの服も着てみます」 残りの服を着てみる雪夜さん 雪夜 「んっ……なるほど……帯が要らないとは……おぉ……最後にこれを着て終わりでしょうか……んっ……主、着替えの方終わりました……どうぞお入りください」 主人公中に入る 主人公「……おぉ……似合ってる」 雪夜 「主?どうかなされました?……似会うですか……有難うございます。上手く紛れて主をお守りできればいいのですが」 主人公「あはは、そうだね……服はどう?」 雪夜 「はい、服は下履きの寸法も含め問題ないと思います……主の見立ては素晴らしいですね」 主人公「よかった。通販でセットで買っただけから不安だったんだ(女の子服わかんないし)」 雪夜 「はぁ、つうはんというものでせっと?で買ったのですか……私にはよくわかりませんが」 ※雪夜さんは「見たもの」のみ理解できるのでよくわからない 主人公「そう言ってくれると嬉しいよ」 少し身体を動かして確認中 雪夜 「ふむ……忍装束に比べてやや動きは制限されますが実戦には耐えられます……んっ(ブラに違和感)……ところで主、この服の下の胸充てなのですが……はぁ、ブラというのですか?……必要なのでしょうか……その少々締め付けが煩わしいような」 主人公「う、うーん、一応した方がいいと思う……みんなしてるし」 雪夜 「念のため?なるほど……これは慣わしのようなものなのですね……早くこの世界に馴れなければ……主、服は確かに拝領致しました護衛はお任せください」? 第5話 雪夜さんと約束 あれから数日後、雪夜さんは日常生活はほぼ問題なく過ごせるようになっていた。 夜、雪夜さんの部屋 囲炉裏が焚いてある 雪夜 「なるほど……それだけの大戦(おおいくさ)を経て泰平なこの世界は作られたのですね……ふむ、これが主の世界の歴史というものですか」 主人公「うん、大雑把だけどこんな感じ」 雪夜 「今夜もご講釈ありがとうございました……お餅とお茶まで頂き雪夜は恐悦至極です……ところで主はどうして連夜私の部屋を訪ねてくださるのでしょうか」 主人公「んーと、迷惑だったかな?(ほっとくと部屋の前にずっといるし)」 雪夜 「いえ、迷惑などということは決して……護衛の手間も省けて私としては助かります……それに、主がこの世界のことを話してくださるのは……とても興味深いです」 主人公「それはよかった……どう?少しはこの世界に馴れた?」 雪夜 「はい、最近は主のおかげでこの家の中でしたら不自由することはなくなりました……いずれ外へ出て主の護衛も勤まるようになるでしょう」 主人公「あぁ、うんそうだね(本当に護衛されるのかな)……一人でいる時はどうしてるの?」 雪夜 「主がいらっしゃらない時?ですか?……警戒を解くことなく日々過ごしております……それがお役目ですから」 主人公「……もっと好きにしてもいいんだよ」 雪夜 「……主がよくおっしゃる『好きにしていい』というお言葉……私には意味がよくわかりません……忍は主の意思を体現する道具です……私は仕える主のものです……ご命令がなければ雪夜は何もできません」 主人公「雪夜さん……わかったじゃあ命令するね(やっぱりこのままじゃダメだ)」 主人公ボールペンで何かを書き出す 雪夜 「どうしました?……おぉ、遂に主が直々に命をくださるのですね……これで私もお役に立てます」 主人公「はい、これが雪夜さんへの命。読んでみて」 紙を渡す 雪夜 「はい、主からの命、謹んでお受け致します……この雪夜命に代えても……はぁ、わかりました読みあげます」 雪夜 「はい、字は読めます……一つ、辛い時は言う……二つ、食べたいものがある時は言う……三つ、興味がある時は言う……はぁ……四つ、嬉しい時は言う……これは命なのですか?……これではまるで私が主に……最後の一文ですか?……五つ、自分にできることを探す」 主人公「雪夜さんとの約束」 雪夜 「私との約束ですか……この五箇条が……しかし」 主人公「命は受けるって言ったよね」 雪夜 「……愚問でした私は主の命を受けると言いました……それに従うのみです」 主人公「じゃあ早速何かその中から選んでみて」 雪夜 「?……早くもこの中から選ぶのですか……あの、私がですか」 主人公「うん、雪夜さんの今の気持ち」 悩む雪夜さん 雪夜 「私の今の思うところですか……(しばし葛藤)……お……お餅をもう少し頂きたいです……美味しかった…ので(少し恥ずかしつつ恐れ多い感じ)」 主人公「うん、わかった」 お餅を渡す主人公 雪夜 「あ、ありがとうございます……これは主の分ですが食べて、よいのでしょうか……そうでした私が言い出した事でした……それではいただきます」 雪夜 「はむ……はむ……主、美味しいです……はむ……はむ……ごちそうさまでした」 雪夜 「……主(どうしていいかわからない)」 主人公「雪夜さんは食べることが好きなんだね」 雪夜 「え、私は……食べることが好きなのでしょうか……そう……なのかも知れません」 雪夜 「あの……主はこれでご満足なのでしょうか?」 主人公「うん、満足したよ(やっぱり雪夜さんは道具なんかじゃない今のでそう思えた)」 雪夜 「ご満足頂けたなら……それで良いです……私は食べることが好き」 自分の意思を不思議そうに雪夜さんは噛み締めている 主人公「雪夜さんこれからも好きなものを見つけていこう(きっとそれが雪夜さんを……)」 雪夜 「好きなものを見つける……それがこの約束の、主の命ですか……あいわかりました……意図はわかりませんが……私も主のお役に立てることを一刻も早く探します」 主人公「そっちはそんなに焦らなくてもいいよ」 雪夜 「そうはいきません……それでは主の面目が……あ」 お腹鳴ってしまう 雪夜 「主……お餅をおかわりしてもいいですか?」 ? 第6話 雪夜さんと買い物 そろそろ雪夜さんを外に出してみてもいいだろうということでショッピングモールに来た 雪夜 「あ、主……これが本当に商店なのですか……何と言う大きさ、まるで城か砦のようです」 主人公「ショッピングモールって言って大体のものはここで揃うんだ」 雪夜 「ショッピングモールというのですか……なるほど小さな商店が集合しているのですね……はい、実物を見たので大まかな認識は少しずつ出来ています」 主人公「うん、じゃあ中に入ろうか」 雪夜 「はい、入りましょう……主、私が先導しますので後ろから……危険はないですか?……わかりました。警戒だけは怠ることのないように致します」 中へ入る 雪夜 「あ……広い……三階……いや四階建て……吹き抜けの構造は上からの襲撃にはうってつけ……何より人が多すぎる……くっ、ここまでとは……私一人で守り切れるのか」 主人公「いいから大丈夫だからね……とりあえずぐるりと回ろうか」 雪夜 「……確かに殺気や不穏な気配は感じませんが……はい、わかりました!お供します」 場面転換 食料品売り場 雪夜 「食料がこんなにも……おぉ、お米もこんなにあります……この1袋で2500円というのはどのくらいの価値なのでしょうか」 主人公「うーん、一概には言えないけど2,3時間働いたくらいかな」 雪夜 「え、たったそれだけの働きでこれ程のお米が……主、買いましょう!ここにあるお米を全て(目がマジ)」 主人公「いつでも買えるから大丈夫だよ……次行こうか」 雪夜 「いつでも買えるのですか?……ここは素晴らしい世界です……あ、次ですか?」 場面転換 雪夜 「ここは小さな呉服屋が沢山並んでいますね……いえ、私は主が選んでくださったこの服があればそれでいいです……なんと!?枕だけを扱った店まであるのですね奥が深いです」 場面転換 雪夜 「書店でしょうか……一際大きいです……あちらは前に主が仰っていた電気屋というものですね……やたら光る一画は……ゲームコーナー……盛り場というものでしょうか……にしては童が多いような」 場面転換 雪夜 「主、これは全て飯屋なのですか……見た事のない料理が沢山並んでいます……主、この中華とはどういう食べ物なのですか?……はい、食に関しては何の認識も入らないのでご説明を」 主人公「じゃあ何か食べてみる?……ちょうどご飯時だし。好きなのいいよ」 雪夜 「え、この一画の好きな店で食事を……良いのですか!?ありがとうございます」 雪夜 「……(しばし迷い中)」 雪夜 「主、決められません……全部食べたいです」 主人公「あはは……流石に全部はなぁ……あ、ならいいとこあるよ」 雪夜 「え……良いところがあるのですか?」 場面転換 フードコートへ 好きなの食べてもいいよと雪夜さんに 雪夜 「主、天丼、ハンバーガー、ラーメンというものを買ってきました」 主人公「3つも!?」 座る雪夜さん 雪夜 「3つは少なかったでしょうか……実はオムライスとアイスクリームも迷いました」 主人公「あ、うん、丁度いいと思うよ」 雪夜 「丁度いいですか、はぁ、よかったです……このフードコートというものは王都の市の屋台を思い出しますね……それにしても好きなだけ料理を注文していいとは主は寛大なお方です……食べてもいいですか……では頂きます」 場面転換 雪夜 「主……ごちそう様でした……アイスクリームも美味しかったです……私はクッキー&クリームというのが好きでした」 主人公「いっぱい食べたね(本当に食べるの好きなんだ)」 雪夜 「はい、お腹いっぱい食べました!……主、有難うございます」 主人公「あはは、それはよかった(食べる雪夜さんて楽しそうでかわいいな)」 雪夜 「……その、主はあまり食べず私ばかりを見ていましたが……よろしかったのですか?」 主人公「楽しいからいいよ(食べる雪夜さんて楽しそうでかわいいな)」 雪夜 「楽しい……のですか?……くす、やはりあなたは不思議な方です」 雪夜 「それでは買い物の続きに参りましょう……荷物持ちくらいはお役に立たせてください」? 第7話 雪夜さんと耳かき 導入編 さらにしばらく経った夜 部屋をノックする主人公 囲炉裏が焚いてある 雪夜 「主、どうぞ中へお入りください」 入る 雪夜 「お呼び立てして申し訳ありませんでした」 主人公「どうしたの布団なんか敷いて……もう寝るの?」 雪夜 「……いえ、これは私が寝るための布団ではありません……どうぞ主こちらにいらっしゃってください」 主人公疑問に思いながらも目の前に座る 雪夜 「主との約束から数日、私にできる事を探して参りました……しかし私は忍です。主に差し迫った危機や敵がいない限りただの無駄飯喰らいです」 主人公「いやそんなに思いつめなくても……」 雪夜 「もう私にできることはたった一つです」 主人公「一つって」 雪夜 「はい、雪夜はこの身体で主をお慰めいたします」 主人公「は、はい?」 雪夜 「主には毎日大変良くして頂いております……ダークエルフの身ではありますがこの女の身体で主をご満足させられるならば幸いです」 主人公「なななな、何言ってるの雪夜さん」 雪夜 「主はこういった事はお嫌いでしょうか……殿方を喜ばせるにはこれが早いとかつて教わったものですから」 主人公「……雪夜さんはそれでいいの?」 雪夜 「はい、私の事はお気になさらないでください……この心も身体も主のもの(道具)です……はじめてですが必ずご満足させてみせます」 主人公「……雪夜さんの気持ちは?」 雪夜 「んっ……また私の思うところですか?……私は主が喜ばれるならそれで構いません……え、主?どうして悲しそうな顔をするのですか」 主人公「……(雪夜さんはモノじゃない。だけど言葉だけじゃきっと伝わらない)」 雪夜 「では……どうすれば……私はこの世界でも無価値なのでしょうか」 主人公「……そんなことないよ」 雪夜 「今度は優しく慰めてくださるのですね……主はお優しい……ただ私にはそのお気持ちに応えられるものは何もありません」 ただただ悲しそうな雪夜さん 主人公「ねぇ、雪夜さんがされて嬉しかったこととかないかな」 雪夜 「はい、なんでしょうか主……私がされて嬉しかったことですか……そのような事を言われましても……あ……一つ思い当たりました」 主人公「どんなこと?」 雪夜 「耳かきです……幼き日、まだ里で長と暮らしていたころよく耳かきをして貰いました……まだ耳の感覚が不慣れだった故よく痒くなってせがんだものです」 主人公「じゃあそれをして貰えないかな」 雪夜 「は、はい、私が耳かきをですか?……主に……そのようなことでよろしければ……あいわかりました……主の耳かきしかと務めさせて頂きます」? 第7話 雪夜さんと耳かき 主人公が耳かきを持ってきてあげて合流 雪夜 「主、道具を用意して頂きありがとうございます……耳かきの形はほとんど私の世界で使っていたものと変わらないですね」 主人公「大丈夫そうならよかった」 雪夜 「はい、おまかせください……それでは致しますので布団の上に来て頂けますか」 主人公「そっか布団か(なんか恥ずかしいな)」 雪夜 「どうぞこちらへ……主を床の上でもてなす訳にはいきません」 主人公布団に横になる  雪夜 「それでは膝枕を致します……はぁ、私はいつも膝枕で耳かきをして貰いましたので……主、 頭を失礼致します……力を抜いてください……んっ……もう大丈夫です」 雪夜 「どうでしょうか……私の膝の心地はよろしいですか?……少々鍛えこんでありますので硬いかもしれませんが……主?いかがなされましたか?」 グッと近づいて 雪夜 「照れますか?……あなたは私の主です……そう構えずとも良いと思います……少し息を整えましょうか」 戻り 雪夜 「……(静かに待つ)」 雪夜 「大分落着かれたようですね……はい、私はいつでも主に身を捧げる覚悟です……恥じらい恐れもありません……主を満たすただそれで本望です」 雪夜 「それでははじめさせて頂きます……主、好きな方の耳を差し出していただけますか」 主人公頭を動かしながら 雪夜 「んっ……ん(到着)……こちらでよろしいでしょうか……あ、いえ人の耳をこうしてまじまじと見る機会はなかったもので……主、耳かきははじめてなので少し観察してもいいですか……はい、では少々失礼致します」 ぐっと近づく 雪夜 「ふむ……なるほどこういった作りになっているのですね……耳たぶの形と大きさ以外はダークエルフの私と大差はありませんね……これならば粗相のないよう耳かきができると思います」 戻り 雪夜 「それでは主、この雪夜あなたの命を遂行致します……耳かきをお耳に入れますね」 耳かき開始 浅めの耳かき(耳かき音は通し) 雪夜 「……んっ……いかがですか?……加減はこれでよろしいでしょうか……はい、承知致しました……では浅いところから順に清めて参ります」 15秒程耳かきしているアドリブ 雪夜 「上手ですか?……昔から手先は器用な方でしたので……そういえば勘がいいとも手習いの時、 長に言われました……ダークエルフは時に人よりも優れた感覚持つそうです……それ故私は里の者からも……失礼致しました……続けます」 1分耳かきのアドリブ 雪夜 「主、先程の話はお忘れください……もうあの世界に未練はありません故……私はこの世界で主によくして頂いております……毎日美味しいお米を食べられ嬉しいです……それに報いること、それが今の私の生きる意味です」 20秒耳かきのアドリブ 雪夜 「主、浅目はひとしきり終わりましたので奥の方を清めます」 奥の耳かきのアドリブ(やや慎重そうにはじめる)40秒 雪夜 「やはり何か喋った方が良いでしょうか……こういった時は何を話せば……また私の思うようにですか?……んっ……そうですね……主は今、心地は良いでしょうか……あっ」 主人公が『気持ちいい』と言ったのを聞いて手が止まる 2秒くらいで再開 雪夜 「いえ……その主に気持ちいいと言って頂いた時……妙な胸騒ぎを感じました……暖かいような……歯がゆいような……でもとても懐かしい感覚です」 15秒耳かきのアドリブ 雪夜 「……これは嬉しい、のでしょうか……しかし私はただ責務を果たしただけです……なぜ……しばし考えてみます」 耳の奥の耳かきのアドリブ 1分30秒 雪夜 「主……考えてみましたがわかりませんでした……でもこの気持ちに偽りはありません……主との約束です故……お伝えします……主が喜ぶと私も嬉しいです」 雪夜 「あの……主はどうして微笑まれるのですか?……何か可笑しいのでしょうか……あ……奥も終わりました」 雪夜 「……主、そういえばお聞きしたいことがあるのですが」 グッと近づく 雪夜 「はい、この耳かきの先端についている毛玉のようなものはなんでしょうか……はぁ、梵天というのですか?……なるほど、毛先で細かな耳垢を……こちらも致しますか?……わかりました」 戻り 雪夜 「んっ、それでは梵天でお清め致します」 梵天(モフモフ開始) 雪夜 「……こそばゆくはないのですか?……そうですか……はい、それでは毛先を回してみます」 モフモフのアドリブ 10秒 雪夜 「加減はこれで良いでしょうか……はい、心地良いですか……ふふ(ほんの僅かな微笑)、 主が喜んでいる」(回しながら) モフモフのアドリブ 40秒 雪夜 「そろそろお耳から抜きます……はい……綺麗になりました……え……笑っていましたか?……私が……これは大変失礼を……主も嬉しいのですか……頭を一度戻します」 頭を中央へ 雪夜 「主……こんな感覚ははじめてです……私はどうすれば良いのでしょうか……あるがままでいい……ですか……わかりました……主がそう望まれるなら」 雪夜 「では反対のお耳も耳かきさせて頂きます……お耳を」 主人公頭を反対の耳に動かす 雪夜 「それでは失礼致します……んっ」 耳かきアドリブ10秒 雪夜 「主……加減はよろしいですか……はい……(10秒ほど)……その、心地はいいですか……はい(柔らかく)……やはり雪夜は嬉しいです」 耳かきアドリブ 1分 雪夜 「主……安らいでいるのですね……はい、こちらはお顔がよく見えます故……私などが主に安らぎを……(噛み締めるように)」 耳かきアドリブ 30秒 雪夜 「なんだか主の顔を見ていると……心が穏やかになるような気がします……私も幼き日こんな顔をしていたのでしょうか……あ……そろそろ奥を清めます」 奥の耳かきのアドリブ 20秒 雪夜 「あっ、主はここがお好きなのですね……観察は忍の基本ですから……主の顔はしかと見ておりますよ」 奥の耳かきのアドリブ 1分10秒 雪夜 「主、思うところあるのですが……聞いて頂けますか……はい」 雪夜 「私は忍として厳しい修練だけを積んで参りました……それは多くの場合何かを奪うためでした……それはこの泰平な世界では主にとって無用なものなのでしょう」 雪夜 「しかし主は私にこうして与えることを命じてくださいました……私は無価値ではないと少なくとも今は……そう思えています……これがこの耳かきという命の意図するところでしょうか」 雪夜 「そこまでは考えていなかったですか……はぁ……くす、可笑しな人ですね……でもあなたが主で私は嬉しいです……奥も清めました」 雪夜 「それではこちらも梵天を致しますね」 梵天(モフモフ開始) 雪夜 「んっ……回します」 モフモフのアドリブ(興味深そう) 40秒 雪夜 「あ、いえ、この梵天というのはどのような感覚なのか気になりまして……私もこの耳かきを使っても良いのですか……はい、では主がもっと安らげるよう精進したいです……私もそれを望んでいると思います……では耳かきは今後はお役目として私が致しますね……んっ……ん……そろそろよいでしょうか……お耳から抜きます……んっ」 グッと近づいて 雪夜 「主、これにて耳かきは終わりました……この後はいかがなさいますか……はい、私ももう少しだけ主に安らぎを与えて差し上げたいです」? 第8話 雪夜さんと優しさ あれからさらにしばらくが経ち 庭にて 主人公「雪夜さんここにいたんだ」 雪夜 「あ、主もこちらにいらしていたのですか……はい、頼まれていた草抜きが終わりましたので少し庭先で身体を動かしていました」 主人公「そっか、こっちももうすぐご飯が出来るから呼びにきたんだ」 雪夜 「おぉ、ごはんがもうすぐ出来ますか(嬉しそう)……はい、すぐに参ります」 雪夜 「……食事の支度、私にも出来るといいのですが……やはり私の不可思議な認識力は殊、食に関してだけはからきしのようです……何故でしょう」 主人公「悩んでもしょうがないって……出来ることからしていこう」 雪夜 「はい、主、出来ることからですね。あるがままの自分を受け入れ日々精進します……それが主との約束ですから」 主人公「うん、ということで庭掃除ありがとう雪夜さん」 雪夜 「あっ、主……庭掃除の礼など不要です……しかしそう言って頂けると雪夜は嬉しいです」 少しずつ自然な笑顔が戻りつつある雪夜さん 雪夜 「どうして主が照れるのですか?……嬉しいときは言うというのは主との約束です!?……曲者!主お下がりください(急にキリっとする感じ)」 その時庭先に野うさぎが現れる 雪夜 「野うさぎ……失礼しました思い過ごしのようです」 主人公「あはは、野うさぎか……たまに出るんだよね(今の雪夜さん凄い忍っぽかったな)」 雪夜 「はぁ、時々庭先に出るのですか……はい、うさぎや鷹や猪は里の近くにもいましたから私にも馴染み深いです」 雪夜 「懐かしいものです……修練の時以外はよく森の中でよく過ごしたものですから」 主人公「へぇ、そうなんだ(はじめてエルフっぽい感じしたな)」 雪夜 「はい、長がいなくなった後は里の者からは疎まれて居場所がありませんでしたから」 主人公「ご、ごめん」 雪夜 「主が謝る必要はありません……あっ、野うさぎが私の近くに……動物には昔からよく懐かれます」 主人公「へー、いいなぁ」 雪夜 「はい、おかげで食料に困ることはありませんでした」 主人公「え……(た、食べてたのか!?)」 雪夜 「はい、食うや食わずで仕方なく……食い扶持もありませんでしたから……しかしこの世界ではそれをせずとも生きていける……有難いことです」 うさぎを撫でる雪夜さん 雪夜 「こうしてただうさぎを愛でられることがとても尊く思います……(撫でてる)……生きるためとはいえ彼らには申し訳ないことをしました」 主人公「雪夜さんは優しいんだね」 雪夜さんの頭を撫でる主人公 雪夜 「優しいの……でしょうか私は……あっ……主、なぜ私の頭を撫でるのですか?」 主人公「嫌だったかな」 雪夜 「いいえ……嬉しいです……撫でるのも撫でられるのも私は好きなようです」 主人公「そっかまた好きなものを見つけられたね」 雪夜 「そうですね……また好きなものを見つけられました……主との約束、着々と果たしていますね」 主人公「じゃあそろそろごはんにしよっか」 雪夜 「はい、そろそろごはんにします。さぁ、野にお帰り……そういえば主、今日のご飯は何ですか?」 主人公「鶏だよ。安かったら」 雪夜 「ほぉ、鶏料理ですか!ごはんに合いそうですね……楽しみです」 雪夜 「そういえば主、鶏肉といえばうさぎは味が近かったですね……こうなんともたんぱくな、はぁ、もうよいですか?」? 第9話 雪夜さんと按摩 導入編 それからしばらくたったある日、お風呂に入ると雪夜さんがいた 雪夜 「主、湯上りにお呼び立てして申し訳ありません」 主人公「どうしたの雪夜さん」 雪夜 「はい、主に一つ按摩でもと思いまして」 主人公「按摩ってマッサージみたいなやつか」 雪夜 「マッサージとこちらでは呼ぶのですか……その主はこのごろは私に一番風呂を譲ってくださいます……とても気持ちが良くてつい長風呂を……あの温泉の素というものは魔性です」 主人公「雪夜さんはお風呂好きだからね」 雪夜 「はい、お風呂は好きです……しかしそれでは主に申し訳が立ちません……ですのでどうか機会を!」 主人公「気にする事はないけど雪夜さんがしたいなら」 雪夜 「はい!私は主に按摩をして差し上げたいです……そう思っております」 主人公「ぷっ……変わったね雪夜さん……自分から何かをしたいって」 雪夜 「わ、笑われましたか主?……確かにそうですね……私にこんな強い思いがあるとは……自分でも驚きます……少し変わったのでしょうか私は」 主人公「いいことだよ。じゃあお願い」 雪夜 「……はい、主、雪夜にお任せください」 雪夜 「それでは主、布団は敷いてありますのでこちらにどうぞ」? 第9話 雪夜さんと按摩 寝そべった状態で 雪夜 「それでは按摩をはじめて参りますね」 雪夜 「いかが致しましたか主?……服を脱いで私の布団の上に横になるというのは落着かないでしょうか……はい……ならばよかったです……気負わずにお楽しみください」 右の耳元で 雪夜 「気になるようでしたらいつでも雪夜にお言いつけください……お鎮めしますよ」 戻り 雪夜 「それでは按摩していきます……少々心得はありますのでご安心ください……まずは身体に探りを入れさせて頂きます……主がどれくらいお疲れか摩りながら見ていきます」 雪夜 「では腰から見ていきましょうか……んっ」 腰辺りの位置で 雪夜 「主、失礼致します……んっ……(摩り始め)……んっ……加減はいかがでしょうか……よいですね……主の肌湯上りで火照っておりますね……ん……暖かいです……んっ……湯上りは血の巡りも良いので按摩に適しています」 腰を摩るアドリブ30秒 雪夜 「ふむ、腰はそこまでお疲れではではないようですね……では背中のあたりを失礼致しますね」 背中へ移動 雪夜 「んっ……背中は少し伸ばすように摩りますね」 背中を摩るアドリブ30秒 雪夜 「なるほど背中も軽く揉めば良さそうですね……では最後に肩を失礼致します」 肩へ移動 雪夜 「んっ……あ……いえ、肩は大分こってらっしゃいますね……触った瞬間にわかりました……とても硬いです……ほぉ、現代人は肩がこるものなのですか……なるほど……ふむ、主も大変なのですね……なんとかほぐして差し上げたいです」 雪夜 「あ、主、お灸というのはいかがでしょうか……はい、ちょうど自前で調達したものがあるのですが……いえ、熱いのは一時で心地が良いものですよ……肩こりにもよく利きます……ふむ、主がよくおっしゃる『オススメ』というものですね」 雪夜 「はい、では準備致しますので少々お待ちください……」 雪夜さん部屋の隅にあるいて行き戸棚を開けながら 雪夜 「もぐさはこれにしましょうか……後は火をつけるものですね……よし」 戻る 頭の方(中心)から 雪夜 「お待たせしました主、頭の方から失礼致しますね……お灸をする場所をまず決めますね……少し肩を指で押しますので気持ちいいところをおっしゃってください」 両肩を指でオス 雪夜 「んっ……ん……ここがいいですか?……ではお灸はここにしましょう」 雪夜 「ではお灸をつけていきますね……右肩からいきます」 やや右から 雪夜 「はい、お灸はよもぎが主な原料でもぐさを作っています……この世界にもあってよかったです……反対も」 やや左から 雪夜 「お灸は直接熱した草をあてるわけではなく土台の土を通じて熱した空気をツボにあてるものです……良いですね」 中心 雪夜 「では火をつけていきます……主、マッチをお借りしますね」 ※ここからチリチリとした音をお灸の音で やや右から マッチをつける 雪夜 「……大丈夫怖くないですよ」 やや左から マッチをつける 雪夜 「すぐには熱くなりませんからね」 中央へ 雪夜 「少しすると熱を感じると思います……主はあまりお灸をしたことがないようですのでじわりと温める配合にしてみました」 雪夜 「……はい、普段は私もよくしています……なぜかやたら肩がこるもので……困ったものです」 雪夜 「あの……私の胸元に何かついていますか?……ではお灸をしながら他の部位をマッサージしていきますね……ではまた腰から」 腰のあたりに移動 雪夜 「んっ……ん(到着)……はい、もぐさは固めてありますので灰が散る心配はありません」 少し離れつつ 雪夜 「タオルを腰にかけますね……んっ」 タオルを腰にかける 雪夜 「はい、按摩とは布越しにほぐす技法ですので……では失礼致します……両手で左右に波打つように揺らします」 腰をマッサージするアドリブ30秒 雪夜 「お加減はいかがですか?……はい、良いようで何よりです……主はゆるりとおくつろぎください」(マッサージしながら) 腰をマッサージするアドリブ1分 雪夜 「……ふふ、こうして昔は長の腰をよく揉んだものです……重心を上手く使うのは体術の基本と言われよくさせられました……ふむ、そうですね……今にして思えば半分は迷信かもしれません……しかし私はこうして按摩するのが好きでした」 腰をマッサージするアドリブ1分 雪夜 「ふむ、腰はこれぐらいでいいですね……次は背中を揉んでいきます」 少し頭に近づきながら(声が近くなる) 雪夜 「んっ(移動)……タオルをかけなおしますね」 タオルを背中にかかるように 雪夜 「今度は両掌を重ねて回すようにほぐします」 背中マッサージ開始 雪夜 「こちらはあまりこっていない分、肉の強張りを丁寧にとっていきます」 背中を回すようにマッサージ 20秒 雪夜 「くす、心地いいですか?……喜んで頂けて何よりです……自らの意思で何かをするというのは気持ちの良いものですね……また一つ主に好きなことを見つけて頂いた気がします……はい、それは主の喜ぶ事です……あ、肩の方のお灸もそろそろ燃え尽きる頃合ですね……では仕上げてしまいましょうか」(もみながら) 背中を回すようにマッサージ 1分 ※この途中でお灸の音が停止 そっと左耳もとで 雪夜 「主、背中が終わりましたのでお灸をとっていきますね……」 お灸を布巾でとる 雪夜 「灰がこぼれないよう濡れ布巾で包みます……んっ」 そっと左耳もとで 雪夜 「こちらも失礼致します……んっ」 お灸を布巾でとる 雪夜 「主、終わりました……お灸をしたところは痒くは御座いませんか?……はい、よかったです」 戻り中央真後ろ肩位置で 雪夜 「では、肩も軽く揉ませていただきますね」 雪夜 「んっ、タオルをおかけします……それでは……んっ」 肩を揉むアドリブ20秒 雪夜 「ふむ、お灸でだいぶ強張りがほぐれておりますね……しかと効いたようです……これならば揉み解せば肩も軽くなるでしょう」 肩を揉むアドリブ1分 雪夜 「くす、肩は特に上手いですか?……よく自分のものを揉んでおりますから……手つきは堂に入っているのかもしれません……あの主、どうして妙に納得されているのですか……何か肩についてご存知なのですか?」 ぐっと近づいて耳元  雪夜 「ぜひ教えて頂きたいです……え、胸がですか?……そういえば主、先程も肩の話の時も胸元を……え……乳が大きいと肩が凝るのですか……まさかそのような……しかし主が言うならば誠なのでしょう」 雪夜さん思わぬ事実に感心してその位置でマッサージを続けてしまう 肩を揉むアドリブ30秒 雪夜 「主いかがされましたか?……胸が当たる?……あ、これは失礼を……お嫌でしたか?……はぁ……そうではないですか?……むしろ嬉しい」 そっと耳元で 雪夜 「主は乳の大きな女子の方が好みなのですね」 戻り(密着状態) 雪夜 「ではこのまま按摩を続けましょう……この大きな乳は色事をせぬ私には無用と思っておりましたが……主を喜ばせられるならよかったです」 肩を揉むアドリブ1分30秒 雪夜 「んっ、主、そろそろ良いですか?……はい、肩もこれで終いです」 雪夜 「いかがでしたか?お体が軽くなっていると良いのですが……とても気持ちよかったですか?……ふむ、くつろいで頂けたようで嬉しいです」 雪夜 「按摩はこれにて終わりです……はい、主はこのまま少し横になっていてください……私は茶でも煎れて参りますね」 少しだけ微笑みながら 雪夜 「はい、これも自らの思うところの行いです……主のお喜びになる顔を雪夜はもっと見たいですから」? 第10話 雪夜さんと耳かきコース導入編 いつものように部屋で語らっている主人公と雪夜さん 雪夜 「あっ、主、茶釜の湯が沸いたようです」 雪夜 「……はい、沸き立つ直前の水の音を察しました。茶には適した温さでしょう」 主人公「すごいな雪夜さん、そんなの聞こえるんだ」 お湯を注ぎながら 雪夜 「急須に湯を入れるので少々お待ちください……はい、耳は良いですから……些細な物音もよく聞こえます」 雪夜 「物音と言えば主の横にあるその包みはなんでしょうか……なにやら陶器のような音が微かに聞こえました」 主人公「おぉ、ほんとに凄い……開けてみて雪夜さん」 雪夜さんに包みを渡しそれを開ける 雪夜 「はい、主……この包みを開ければよいのですか……これは……湯のみ……『雪夜』と私の名が刻んであります」 主人公「プレゼント、通販で名前を入れる湯のみ見つけたから」 雪夜 「プレゼント?私にこれを……ですか?……いえ、しかしこれはお役目とは何ら係りのないもの……受け取るわけには」 主人公「雪夜さんの喜ぶ顔が見たいから……じゃダメかな?」 雪夜 「私の喜ぶ顔?……そんなものが見たいのですか……やはり主はよくわかりません……しかし嬉しい……です」 主人公「ならよかった」 自分の名が入った湯のみを見つめながら 雪夜 「私のもの……他の誰でもない私だけのもの……大切に致します」 雪夜 「あ、失礼致しました……お茶が渋くなってしまいますね」 雪夜さんお茶を急須からそれぞれの湯のみに注ぐ 雪夜 「では早速この湯のみを使ってみます」 お茶を渡す雪夜さん 雪夜 「どうぞ主……では私もいただきます」 お茶を飲む雪夜さん 雪夜 「んぐ、やはり少し渋くなってしまいましたね……それでも私には忘れられない味です」 雪夜 「主、今宵は床に就く前に私の部屋をお尋ねください」 主人公「えっとそれって」 雪夜 「はい、そろそろお耳掃除の頃合かと……主が望むならお夜伽でもかまいませんよ」 主人公「いや、耳掃除でいいから(やっぱりこういうことしれっと言うなぁ)」 雪夜 「くす、ではお耳掃除を……今度は私が主をお喜ばせする番ですね」? 第10話 雪夜さんと耳かきコース お耳の洗浄編 雪夜さんのお部屋の襖を開ける主人公 雪夜 「ようこそお越しくださいました。主……本日は主のお耳掃除を雪夜が丹精込めて努めさせて頂きたく思います」 主人公「ど、どうしたの忍装束なんて着て……」 雪夜 「はい、私のお役目ということで、耳かきの極意というものを学んで参りました……こうして 忍装束に身を包んでいるのは主を癒すという私の覚悟です」 主人公「う、嬉しいけどなんか気合入りすぎというか」 雪夜 「それでは主、お手を拝借致します……さぁ」 雪夜 「……(主人公が恥ずかしがるの気づく)」 雪夜 「いかがされましたか主……(そっと耳元で)どうか気負わず雪夜におもてなしをさせてください……はい、中へ参りましょうこちら」 歩き出す二人 雪夜 「少し暗いので足元にお気をつけください……今日は布団を敷いてお部屋を囲炉裏の明かりだけにしております」 布団の前に到着 雪夜 「それでは主、布団にどうぞ」 主人公寝る 雪夜さんも近くに座る 雪夜 「横になっていただけましたか……いかがでしょうか……かけ布団はありませんが囲炉裏の火が近いので暖かいと思います……主、なぜ布団の匂いを隠れて嗅ぐのですか……ん……(近づいて)私の匂いがお好きならこれから毎晩床を暖めに参りましょうか……いつでもお声をかけてください」 戻り 雪夜 「では、主、こちらの枕に頭を乗せてくださいませ……耳かきの前にまずはお耳の洗浄と按摩を致しますので」 主人公頭乗せる 主人公のやや後ろから語りかける 雪夜 「はい、私の枕ですが……お嫌でしょうか?……よかったです」 雪夜 「では主……目を閉じていただけますか?……はい……ありがとうございます……少々お待ちください」 手袋を脱ぎ畳む雪夜さん 雪夜 「んっ……これでいいでしょう……お顔を失礼致します……んっ」 雪夜さん主人公の瞼の上に畳んだ手袋を置き目隠しの布代わりにする 雪夜 「主、目隠しの布地をかけました……こうすることで余計な喧騒がなくなり落着けるそうです……え?この布がなんだか温かいですか?……はい、私の手袋を畳んで使いました……まだ温もりが残っているのでしょう」 グッと近づいて 雪夜 「くす(微笑)主は私の匂いがお好きなようですから」 雪夜 「本日は私の声とお耳だけを頼りに、ゆるりとくつろいでください」 右or左の耳元で 雪夜 「それではこちらのお耳からはじめてもよろしいでしょうか……はい、では頭を傾けさせていただきます故、身をお任せください」 戻り&右耳の方に移動しながら  雪夜 「失礼致します……んっ……」 雪夜 「まずはお耳を拭いて清めて参ります……お耳全体を軽く湿らせていきます」 雪夜さん桶に貼ったお湯にタオルを浸し搾る 雪夜 「はい、お湯は囲炉裏の茶釜で用意しました……温めに作っておきましたので熱くはないですよ」(効果音中に) タオルを畳む 雪夜 「主、お耳に失礼致します……んっ……いかがですか?……はい、ちょうど良いですね……では拭かせていただきます」 拭くアドリブ 2分ぐらい 雪夜 「はい、このくらいでよいでしょうか……それでは本格的に耳たぶを清めて参ります」 陶器のようなものをゴトっと取り出す雪夜 洗顔フォームの泡を抹茶の要領で泡立てる雪夜さん 雪夜 「これはお風呂にある洗顔料です……お耳にも泡立てて使うといいそうです……こちらも含め道具は私の判断でお借りしてしまいましたがよろしかったでしょうか」(泡立てながら) グッと 雪夜 「んっ……はい、ありがとうございます……お耳の中に泡が入るといけませんので綿で蓋を致します……んっ」 耳に綿を詰める 雪夜 「それでは、泡をお耳に付けていきますね……んっ」 茶漉しのようなもので泡をつける 1分泡をなじませるアドリブ 雪夜 「お耳の裏側も失礼致します」 30秒泡を馴染ませるアドリブ 雪夜 「ふふ、主のお耳が泡で包まれてしまいましたね……さぁ、雪夜におまかせください」 綿棒のケースを開けて中身を取り出す 雪夜 「この綿棒でお耳を流して参ります……お耳の外側からぐるりと致します」 綿棒を回しながら外周を掃除するアドリブ1分30秒 雪夜 「そのまま内側の窪みを致します」 綿棒を回しながら内側を掃除するアドリブ1分30秒 雪夜 「お耳の穴の周りもお流しします……」 綿棒を回しながら内側を掃除するアドリブ30秒 雪夜 「仕上げにお耳も裏側を綺麗に致します……」 綿棒を回しながら裏側を掃除するアドリブ1分30秒 雪夜 「ふむ、人の耳は……付け根のところは汚れがたまり易いのですね」(ラスト30秒辺り) 雪夜 「主、綿棒で清め終わりましたので泡を落とします」 桶に貼ったお湯にタオルを浸し搾る 雪夜 「いつまでも泡がついたままですといけませんからね」(効果音中に) タオルを畳む その後近づいて 雪夜 「主、失礼致します……お耳を包むように落として参りますね」 タオルで耳を拭くアドリブ 1分 雪夜 「裏側もしっかりと落とします故……少々お待ちを」 タオルで耳を拭くアドリブ 40秒 タオルを畳む→その耳の綿を外す 雪夜 「これで一通り終わりましたので綿を外します……んっ……ふふ、お耳の中は後程」 雪夜 「それでは反対のお耳を致しますのでまた頭を傾けさせていただきますね……んっ」 左耳に移動 喋る位置は左耳やや後ろ 雪夜 「では……こちらのお耳も清めて参ります」 桶に貼ったお湯にタオルを浸し搾る 雪夜 「主、喜んで頂けておりますか……はい、なによりです……ふむ、やはり忍装束を着ると身が引き締まります」(効果音中に) タオルを畳む グッと近づいて 雪夜 「お耳にあてますね……んっ……」 拭くアドリブ 2分ぐらい 雪夜 「こちらもお耳を泡と綿棒で流して参りますね」 洗顔フォームの泡を抹茶の要領で泡立てる 雪夜 「また泡を作りますのでしばしお待ちを……」 雪夜 「んっ……お耳の中に綿を詰めさせて頂きます」 耳に綿を詰める 雪夜 「はい、泡をお耳に失礼します……んっ……馴染ませて参ります」 茶漉しのようなもので泡をつける 1分泡をなじませるアドリブ 雪夜 「裏側も失礼致します……」 30秒泡を馴染ませるアドリブ 雪夜 「ふむ、いいですね……お耳を綿棒で流していきます」 綿棒のケースを開けて中身を取り出す 雪夜 「この綿棒という道具はいいものですね……私の耳にもとても心地が良かったです」 近づいて 雪夜 「ふふ……はい、自分の耳で扱いは覚えました……それでは失礼致します」 雪夜 「んっ、この回すような動きが心地よいのですよね……私もでした」 綿棒を回しながら外周を掃除するアドリブ1分10秒 雪夜 「窪みもお流しします……」 綿棒を回しながら内側を掃除するアドリブ1分30秒 雪夜 「ふふ、ここお好きですか?……穴の近くですね」 綿棒を回しながら内側を掃除するアドリブ30秒 雪夜 「裏側に参りますね……」 綿棒を回しながら裏側を掃除するアドリブ1分30秒 雪夜 「ふむ、やはり付け根のところはよく汚れがとれますね…」(ラスト30秒辺り) 雪夜 「主、清め終わりましたので泡を落として参ります」 桶に貼ったお湯にタオルを浸し搾る タオルを畳む 雪夜 「お耳失礼致します、こちらも包むように拭いていきますね」 タオルで耳を拭くアドリブ 1分 雪夜 「主はこうして洗われるのがお好きですか?……ふふ、ではいつか主のお背中もお流して差し上げたいですね……もちろん主がよろしければですが」(ふきながら) タオルで耳を拭くアドリブ 40秒 タオルを畳む→その後耳の綿を外す 雪夜 「綿を外します……これでお耳の外側は清め終わりました……一度頭を戻します」 中央へ 雪夜 「気持ちよかったですか?……はい、それは何よりです」 雪夜 「次は主のお耳を按摩させて頂きます……はい、まだまだくつろぎは序の口です」 ? 第10話 耳按摩編 主人公の頭を真正面に 正面から語りかける 雪夜 「それでは按摩……確かこの世界ではマッサージといいましたか……そちらを主に存分に楽しんでいただきます」 雪夜 「香り付けにこのマッサージオイルというものをつけさせていただきますね」 雪夜 「はい、主に頂いた小遣いで手に入れました……少々値は張りましたが良いものだと思います」 オイルを取り出す→手に馴染ませる ぐっと右or左付近に近づきながら 雪夜 「主……香りはいかがでしょうか私の見立てではありますが……はい、お気に召していただけてよかったです……ふふ、私も好きです……ではこちらから按摩いたしますね」 雪夜 「頭を傾けます……主、お力を抜いてください……んっ」 さっきと同じ耳へ 雪夜 「まずは耳たぶを軽く揉んでいきますね……んっ……」 耳たぶを揉むアドリブ 1分30秒 雪夜 「少々耳を引きます……んっ……軽くに致しますので」 耳たぶをひっぱるアドリブ1分 雪夜 「次はお耳の窪みを指先で押していきます…んっ」 耳をマッサージするアドリブ30秒 雪夜 「はい、耳の按摩は本屋にあった本で覚えました……立ち読みなので細かな部分は自己流ではありますが……このオイルで金子が尽きてしまいました」(もみながら) 耳をマッサージするアドリブ1分 雪夜 「仕上げは耳の周りの深い窪みを中心に致しますね」 耳をマッサージするアドリブ30秒 雪夜 「んっ……ここは親指と人差し指で挟むと付け根も一緒にほぐせるようです…しっかりとツボを押しておくと身体にも良いようですよ」 耳をマッサージするアドリブ2分30秒 雪夜 「主、こちらのお耳の按摩はこれにて終わりです……いかがでしたか?……喜んで頂けて嬉しいです……ふむ、お耳が温かいですか?……血流が良くなっているのですね……どうやらしっかりと効いているようです……反対も致しますね」 雪夜 「では頭を傾けます……主、お力を……」 反対の耳へ 雪夜 「こちらも香り付けにこのマッサージオイルをつけさせて頂きますね」 オイルを取り出す→手に馴染ませる 雪夜 「準備が出来ましたのでまた耳たぶを軽く揉んでいきますね……んっ……」 耳たぶを揉むアドリブ 1分30秒 雪夜 「耳を引きます……んっ……痛くはしませんよ」 耳たぶをひっぱるアドリブ1分 雪夜 「ではお耳の窪みを指先で押していきますね」 耳をマッサージするアドリブ30秒 雪夜 「主、実は自分の耳はダークエルフで形が違う故少々不安ではありました……しかし心配などいらなかったようです」(もみながら) 耳をマッサージするアドリブ1分 雪夜 「耳の深い窪みと耳の裏を押しますね」 耳をマッサージするアドリブ20秒 雪夜 「んっ……先程の話ですが……それは主が喜ぶと私も嬉しいですから……主が私の喜びを一つ一つ見つけてくださるように私も主の喜びを見つけて行きます……ただそれだけの話です」 耳をマッサージするアドリブ2分 雪夜 「主、こちらも終わりましたのでお耳の按摩はこれにて終わりです……頭を一度戻します」 中央へ 雪夜 「主、大分落ち着いてらっしゃいますね……お耳の外は清め終えました……さぁ今宵のくつろぎを締めくくるは耳かきです……存分にお楽しみください」? 第10話 耳かき編 マッサージ編の続き、最初からバイノーラル 雪夜 「それでは耳かきの方に参らせていただきます」 雪夜 「……主、枕を一度退けます故、頭を少し失礼します」 ぐっと左耳に近づきながら 雪夜 「んっ……はい、そのままゆっくりと頭を下ろしてください……はい、よろしいです」 戻る 雪夜 「では膝枕致しますので今度は頭を失礼致します」 膝枕する 主人公に近づいて 雪夜 「んっ……主、私のお膝へようこそお越しくださいました……ふふ、主は膝枕がお好きですね……こうしていると気配が一段と穏やかになっていくのを感じます」 雪夜 「主……(しばし慈しむ雪夜さん)」 雪夜 「静かですね……囲炉裏の音だけが響きます……まるで世界に私と主しかいないようです……いえ、今の私は主がいればこその世界です……主、感謝しております……こうしてほんの少しでもご恩を返せれば雪夜は本望です」 雪夜 「さぁ本日はどちらのお耳から致しましょうか」 そっと左or右耳で囁く 雪夜 「こちらですね」 位置戻る 雪夜 「主、頭を傾けますよ……お力を……んっ」 どちらかの耳に向けて 雪夜 「いかが致しましたか主?そういえば忍装束で耳かきをするのは初めてでしたね…………はい、この忍装束は着物でできています……肌触りは良いとは思いますが……くす、気に入っていただけてよかったです」 グッと近づいて (今回の耳かきは近づき気味で) 雪夜 「主、耳かきの方は少々お耳の近くで致します……こちらの方がしっかりお清めできます故」 左耳耳かき開始  雪夜 「では主、お耳にお邪魔致します……浅めからお清めさせていただきますね」 左耳耳かき浅めのアドリブ 4分 雪夜 「ふふ……はい、主のために腕は日々磨いております……喜んで頂けているようで何よりです……奥もご堪能くださいませ」 左耳奥の耳かき開始 雪夜 「主のお耳の中も大分把握出来て参りました……迷うことなく耳かきが進みます」 左耳耳かき奥のアドリブ  2分 雪夜 「主、耳かきが終わりました……続いて綿棒でお清めをさせて頂きます」 綿棒のケースを開けて取り出す 雪夜 「こちらの綿棒はお耳の中の按摩も兼ねています……優しく押せますからね……では失礼致します……んっ」 綿棒を入れる音開始 綿棒のアドリブ 15秒 雪夜 「んっ……いかがでしょうか?……気持ちいいですか?……はい…私も好きです……私の耳で何度も練習する内にやみつきになってしまいました」 綿棒のアドリブ 1分30秒 雪夜 「ここが気持ちいいですか?……はい、ではここはいかがですか?……なるほど……覚えておきますね」 綿棒のアドリブ 1分30秒 雪夜 「こんなものでしょうか……綿棒も終わりました」 ぐっと近づきながら 雪夜 「ふふ、主……たくさん取れました……雪夜は嬉しいです」 戻り 雪夜 「それでは梵天で仕上げといきましょうか……こちらも技がありますのでお楽しみください」 梵天&フー 1回 雪夜 「あっ、驚かれてしまいましたか?……梵天に吐息を合わせるというのが玄人の技のようです……主がよろしければ続けます……もっと?ですか……くす、はい」 梵天&フーのアドリブ 15秒(これだけは梵天も含めて声優さんにお願いします) 雪夜 「心地がいいですか?吐息がですか?梵天がですか?……両方ですね」 梵天&フーのアドリブ 1分30秒 雪夜 「はい、これでこちらのお耳は綺麗に清めました……あ、主、ヨダレが……拭いて差し上げますのでお待ちくださいね…(近づいて)んっ主……ん……はい、拭けました……ふふ、恥じることなどありませんよ……主がそれだけ心地良かったという証ですから…主が嬉しいと私も嬉しいです」 雪夜 「それでは反対のお耳もお清め致しますね」 位置を戻り右耳に移動しながら 雪夜 「んっ……頭を傾けますよ……んっ……はい……そのままです……んっ」 雪夜 「主、申し訳ありません……少し装束の裾がずれてしまったようです……直しますね……んっ」 雪夜 「え……主は私のこの褐色の肌がお嫌ではないのですか……綺麗ですか?……そう言ってくださったのは主で二人目です」 雪夜 「はい、一人目は私を拾ってくださった長です……幼き日、私を慈しみ育んでくれました……この着物も当時のものを少々無理をして装束に仕立て直しています……あの世界で唯一の暖かな記憶ですから」 無意識に主人公を撫でる雪夜さん 雪夜 「主……この世界では暖かな記憶しかありません……私を受け入れあるがままでいいと仰ってくださいました……凍てついた心を優しさで溶かしてくださった……あなたはこの世界でたった一人の主です」 撫でるのを止める 雪夜 「くす、無意識に頭を撫でていました……あ、思いがけず口上が長くなってしまいましたね……ふふ、はい、すぐに耳かきを致しますから」 雪夜 「んっ……お耳に耳かきを入れます………主、私もあなたを優しさで包めたら……そう思っていますよ」 浅めの耳かきのアドリブ 4分 雪夜 「主、主……少しまどろんでいましたか?……奥を失礼致します」 奥の耳かきのアドリブ 2分30秒 雪夜 「耳かき終わりました……はい、次は綿棒でお清め致します」 綿棒のケースを開けて取り出す 雪夜 「ふふ、主、いつでもお休みになってください……そのためのお布団ですから……お耳入れますよ……んっ……はい、では清めて参ります」 綿棒のアドリブ3分30秒 雪夜 「綿棒も清め終えました……あ……主、もう夢見心地ですね……はい、ご安心ください、私の膝は主の最も安全な場所ですから……では、仕上げの梵天を致します」 フー&ぼんてんアドリブ 1回 雪夜 「くす、これお好きなようですね……では」 フー&ぼんてんアドリブ 2分(効果音も声優さんにお願いします) 雪夜 「主、こちらのお耳もすべて綺麗になりました」 雪夜 「それでは一度頭を上に致しますね……」 主人公が雪夜さんを見上げる形に 雪夜 「んっ……主、ご満足頂けましたか?」 雪夜 「はい、くつろいで頂けたようで何よりです……主、どうかこのまま本日はお休みになってください」 雪夜 「良いのですよ主、私はこうしてお側にいられることが嬉しいのです……どうか今宵はこのま まに」 雪夜 「はい、それではお側に……主、雪夜はあなたが主で幸せです」? 第11話 雪夜さんと理由(わけ) 雪夜さんとも打ち解けつつあるある日の夜 雪夜 「ふふ、主は幼い頃はそのように遊んでいたのですね……童というのはどの世界でもあまり 変わりませんね」 主人公「そうだね(雪夜さんと何でもない会話が出来るっていいな)」 雪夜 「……(時折悲しそうな顔する雪夜さん)」 主人公「……どうしたの?最近、急に落ち込むけど」 雪夜 「いえ……なんでもありません……少し考え事をしていただけです」 雪夜 「……」 雪夜 「主、私に何か出来ることはないでしょうか」 主人公「急にどうしたの?」 雪夜 「どうした……と申されましても……私は主のお役に立つことが使命ですから」 主人公「……雪夜さん約束の一番最初覚えてる?」 雪夜 「主……約束の一つめですか……辛い時は言うです」 主人公「今、雪夜さんは辛くないの?」 雪夜 「はい……主、雪夜は……辛いです」 主人公「どうして」 雪夜 「主の優しい笑顔を見ると嬉しさの後に……一抹の不安を感じます……それがとても辛いです」 主人公「……」 雪夜 「(しばしの沈黙)……いえ、それがどうしてなのか……本当はわかっています」 雪夜 「この世界は平穏です……主の側には危険など微塵もありません……私に出来ることと言えば 小間使いのような事ばかり……それでも主はこんな私に優しくしてくださいます……私はこの暖かな囲炉裏の火に当たれば当たるほど……」 認めたくなかった事実を喉から振り絞るように言う雪夜さん 雪夜 「私は、私は主にとって不要な存在です……あっ」 抱きしめる主人公 主人公「そんなことないよ」 首の近くで 雪夜 「……主、情けは無用です」 主人公「情けなんかじゃないよ」 雪夜 「……では私の身体でお慰めさせて頂けるのですか」 主人公「違う……雪夜さんが大切なんだ……今はそう思える」 雪夜 「違うのですか……私が……大切……何故ですか?」 主人公「きっと……雪夜さんが好きなんだと思う」 雪夜 「主は私の事が好き……なのですか……わかりません」 主人公「どうして?」 雪夜 「ならば何故……私に命じてくださらないのですか……一言、自分のものになれと」 主人公「そうしたくないからかな」 雪夜 「んっ……主がそうしたくないのですか……ではこんな無駄飯喰らいのどこに価値があると」 主人公「そうそう、ごはんを美味しそうに食べるところ」 雪夜 「ご、ごはんを美味しそうに食べるところですか?……無駄飯喰らいがお好きなのですか?」 主人公「お風呂が好きでたまに鼻歌を歌っているところ」 雪夜 「お風呂が好きでたまに鼻歌を歌っているところですか?……聞かれていたのですか!?」 主人公「動物が好きで優しいところとか……実は方向音痴なところか……あとは」 雪夜 「あ、あ、あぁっ、もういいです主……聞けば聞くほど私の価値というものがわからなくなります」 主人公「うん、それでいいよ。雪夜さんの価値なんて自分にはわからないし」 雪夜 「それでいいのですか?……主は私にどうしろと……」 一旦正面へ 顔は近いイメージ 主人公「雪夜さんはどうしたいの?」 雪夜 「主、私がどうしたいか……ですか……私は」 雪夜 「私は……この世界での日々が……主と過ごすこの日々が……たまらなく愛おしいです」 雪夜 「……もう何も失いたくありません」 抱きしめる主人公 主人公「約束するよ……雪夜さんを絶対に捨てたりなんかしない」 雪夜 「あ、主……約束ですか?……私を絶対に捨てない」 嬉しいはずだが戸惑う雪夜さん 雪夜 「どうしてそう言い切れるのですか……私は一度は裏切られました……仕えることは簡単です……ただその命に従えばいい……それでも信じることは辛いです……何かにすがれば心はいともたやすく壊れます……私はあなたの便利な道具でいいそう思ってお仕えしました……それでよいのです」 申し訳なさそうに目をふせる 主人公「さっきの話、一番好きなのは雪夜さんの笑顔だよ……だから笑っていてほしい」 雪夜 「え……そんな理由ですか……ただそれだけのために私を捨てないと言うのですか……本当に あなたは可笑しな人だ」 少しの沈黙の後 雪夜さんが微笑む 雪夜 「……くす、私も主の笑顔が好きです……ずっと見ていたい……だからお側を離れたくありません……今はそれでよいでしょうか」 主人公「うん、それでいいよ。続きはゆっくり見つけていこう」 雪夜 「はい、主は私を好きだと言ってくださいました……私もいつかその気持ちに曇りなく応えられるよう努めたいです」 主人公「雪夜さん」 雪夜 「主」 いい雰囲気の中、お腹が鳴る雪夜さん 雪夜 「も、申し訳御座いません……主、ごはんが食べたいです」? おまけ 耳舐め編 耳かきコース後のアフター 最初からバイノーラル 右耳に凄く近づいて 雪夜 「主、今宵もお耳掃除お疲れ様でした……ふぅ(漏れる様な吐息)」 雪夜 「ん……主、お耳に吐息がかかるのがお好きですか?……もっと致しましょうか?……はい……はーっ……はーっ……はーーっ……くす……やはり気持ちいいのですね……お顔でわかりますよ」 雪夜 「そういえば主……耳かきについて調べておりましたら主がお悦びになりそうなことが御座いました……はい……それはですね……お耳を口でお清めする耳舐めという行為です」 雪夜 「いかがですか主、ご興味はありますか?」 戻り 雪夜 「ふふっ、主、遠慮はなさらないでください……お顔でわかりますよ」 ぐっと右耳に近づきながら囁く 雪夜 「主、よいですね……んっ」 添い寝する形になる 右耳からそっと囁く 雪夜 「ふむ……では……主のお耳にそっと口付けいたします……はーっ……はーっ…はむ…ちゅっ……あ……なんとも官能的なものですね」 中央辺りで 雪夜 「んっ、主、そう気を負わずにお楽しみください」 ゆっくり反対側へ 雪夜 「こちらも口付けを失礼致します……はーっ……はむ……ちゅっ、んっ……ちゅ、ちゅっ……」 雪夜 「いかがですが、はい、気持ちいいですか?……んっ、なんと蕩けたお顔を……主もそんな顔 をなさるのですね」 雪夜 「くす、なんだかとても嬉しいです……精進させて頂きますね」 左側へ (ちゅぱ音はイメージで、今回はアドリブメインにお願いしたいです) 雪夜 「それでは主…またこちらの耳たぶからお舐め致します……ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ん、ちゅぱ、ちゅ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅー、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぴ、ちゅぱちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ、ちゅぱ、ん、ちゅぱちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ…」(約2分、耳たぶの外をキスしたり、吸ったりするイメージ) 雪夜 「ちゅ、ちゅ、んはぁ……いかがでしょうか?……いえ、おっしゃらなくてもわかります……主の悦びはよくわかりますから」 雪夜 「ではお耳の溝をお舐め致しますね…んむ、はむ、れろ、れろ、れろ、んっ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、えろ、えろ、れる、れる、れろれろ、ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、えろ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ、ちゅ、ちゅっ(2分程度)」 雪夜 「れる、はぁ……主、今さらなのですが、主のお耳が私の唾液でまみれです……よろしかったのでしょうか……くす、もっと、ですか?……はい、わかりました……れるれる、ちゅっ、ちゅっ、ちゅーっ……いっぱいお舐めしますね……ちゅっ、ちゅーっ、ちゅぱ、ちゅぱ、んっ、ちゅぽ」 雪夜 「裏もお舐め致しますね主……はむ…んっ、ちゅ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、れろ、れろ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃ、れる、れるれる、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、れる、れる、ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅ、ちゅ、んー、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ、れるれる、れろ、れろっ(約2分)」 雪夜 「主にたいへん悦んでいただけているようで嬉しいです……ふふ、恥じることなどありませんよ……耳が気持ちいいという感覚は……その、私にもよくわかります」 反対側に移動する雪夜さん 反対側の耳へ 雪夜 「んっ、主、こちら側もお舐め致しますね……んっ……今度はお耳をアマガミなどいかがでしょうか(ノってきた)…ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ん、ちゅぱ、ちゅ、ちゅ、ちゅぱ、気持ちいいですか?嬉しいです……ちゅぱ、ちゅー、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぴ、ちゅぱちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ、ちゅぱ、ん、ちゅぱちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ…」(約2分耳たぶの外をキスしたり、吸ったりするイメージ) 雪夜 「はぁはぁ、ちゅ、少し熱が入ってしまいました……主のお声が……私を夢中にさせてしまいます…はむ、ちゅ、もっと悦ばせて差し上げたいです……んっ、ちゅ、ちゅ、ちゅぱ」 雪夜 「んっ、窪みをお舐め致します…んむ、れろ、れり、れろ、んっ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、えろ、えろ、れる、れる、れろれろ、ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、えろ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ、ちゅ、ちゅっ(約2分)」 雪夜 「んっ……はぁ……主……お役に立てて嬉しいです……もっと悦ばせて差し上げたいです……んっ、」 雪夜 「裏側も……舐めますので……はむ…んっ、ちゅ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、れろ、れろ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃ、れる、れるれる、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、れる、れる、ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅ、ちゅ、んー、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ、れるれる、れろ、れろ、れろっ(2分程度)」 耳舐め終わり 雪夜 「はぁはぁ……主、私の耳舐めは、ご満足頂けましたか?……そうですか……私もこれが好きです……主の切なそうなお顔がなんだかとても愛おしいです……くす、またいつでもして差し上げますね主……(照れながら)」? おまけ2 耳舐め手コキ編 ※手袋ありなしverあり 耳かきコース後のアフター 最初からバイノーラル 雪夜 「主、お耳掃除お疲れ様でした」 雪夜 「では……いつもの……致しますか?……はい……くす、良いのですよ主、私も主のお耳をお舐めするのは好きですから……んっ」 すっと添い寝する形になる撫猫さん  右耳にささやく様に 雪夜 「それにお役目を果たせるのは嬉しいです……主……それでは今宵もお耳の官能を心行くまでお楽しみください………はむ…ちゅっちゅっ、ちゅ、ちゅっ、れろれろ、ちゅ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅっ、ちゅっ(1分程度)」 中央辺りで 雪夜 「主、とても蕩けたお顔をしてらっしゃいます…」 反対側へ 雪夜 「……ちゅっちゅっ、ちゅ、ちゅっ、れろれろ、ちゅ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅっ、ちゅっぱーっ……はむ……ちゅっ、んっ……ちゅ、ちゅっ(一分程度)」 中央へ 雪夜 「ふぅ……主、質問があるのですが……はい……主は自慰がお好きなのですか?」 いきなりの質問に慌てる主人公に動じず質問を続ける 雪夜 「主は……お耳を舐めた後、いつもご自分で手慰みをしてらっしゃいますよね」 雪夜 「あ、いえ、覗いたわけではなく気配と言いますか……その……私の名を時々呼ぶものですから」 雪夜 「……(じーっ)……私では主をお慰めできないのでしょうか」 躊躇する主人公 優しく語りかける雪夜さん 雪夜 「主、私を一人の女子(おなご)として大切に扱ってくださる事は嬉しいです……でも主のお役に立てる方が雪夜は幸せです」 ぐっと近づいて 雪夜 「くす、ほんの手慰みのお手伝いです……さぁ主、少しだけ夢うつつに身をお任せください」 雪夜 「ご安心ください……伽も多少の心得はあります故……え、くす、そちらもご安心ください……主がはじめての伽ですよ……私は主だけのものです」 雪夜 「はい……では……お脱がせします……今宵は特別な夢をお楽しみください……んっ……恥ずかしいことなどありませんよ……私はあなたの忍ですから」 脱がす雪夜さん 雪夜 「……脱げました……あっ……主、立派なモノをお持ちですね……なぜ顔を背けるのですか? (本人は純粋に褒めたつもりらしい)」 やや右から 雪夜 「んっ……主お触りしますね……失礼致します……熱い手袋越しでもしっかりと熱を感じます……こんなに硬いものなのですね」 雪夜 「主のモノ……そういえばこの世界ではコレは何と呼べば良いのでしょうか……はい、教えてくださるとありがたいです……はぁ……お……なんですか?小さくて聞こえないです」 グッと近づいて 雪夜 「んっ……おちんちん……ですか……はい、では主のおちんちん……とても立派です……どうして目を背けるのですか?」 雪夜 「ではお耳を舐めながら手で致しますね……主はお好きな時に果ててください」 雪夜 「では……あ……手袋外した方が良いでしょうか?」 ※手袋あり 雪夜 「……手袋の感触がお好きなのですか?はい、ではこのまま致しますね」 ※手袋なし 雪夜 「私の肌の方が良いですか……嬉しいです……では手袋を外して致しますね」 雪夜 「んっ、耳たぶからお舐め致します……ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、確かこのように扱けば……ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ……いかがですか?痛くないでしょうか?……はい……れろれろ……気持ちが良いようでよかったです……ちゅ、ちゅ、このまま致しますね」 雪夜 「ちゅぱ、ん、ちゅぱ、ちゅ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅー、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぴ、ちゅぱちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ、ちゅぱ、ん、ちゅぱちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ…」(耳たぶの外をキスしたり、吸ったりするイメージ) 雪夜 「ちゅ、ちゅ、んっ……主、心地良さそうなお声を出してらっしゃいますね……嬉しいです」 雪夜 「お耳の溝も致します…んむ、れろ、れろ、れろ、んっ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、えろ、えろ、れる、れる、れろれろ、ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、えろ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ、ちゅ、ちゅっ」 雪夜 「れる、はぁはぁ……主の吐息がとても甘美です……気持ちがよろしいのですね?んちゅ、私も熱が入ってしまいます……んっ、ちゅぱ、」 雪夜 「んっ、裏側もお舐め致します……はむ…んっ、ちゅ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、れろ、れろ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃ、れる、れるれる、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、れる、れる、ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅ、ちゅ、んー、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ、れるれる、れろ、れろっ」 雪夜 「んぁ……主のおちんちんはとても元気がいいです……んっ……きっと女子は喜ぶと思います……え、私ですか?……経験はありませんので試してみないことには……んっ……でも主のならきっと私は嬉しいです」 反対側の耳へ 雪夜 「んっ、さぁこちらも致しますね……んっ…はむ、お耳もおちんちんも加減がわかってきました…んっ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ん、ちゅぱ、ちゅ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅー、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぴ、ちゅぱちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ、ちゅぱ、ん、ちゅぱちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ…」(耳たぶの外をキスしたり、吸ったりするイメージ) 雪夜 「はぁ、ちゅ、んっ、主、もう果ててしまいそうですか?……このまま果てますか……もっと楽しみたいですか?……はい、ではそのように加減しますね……ちゅ、ちゅ、ちゅぱ」 雪夜 「では下を緩める分、お耳の窪みを舌先で攻めます…んむ、れろ、れろ、れろ、んっ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、えろ、えろ、れる、れる、れろれろ、ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、えろ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ、ちゅ、ちゅっ」 雪夜 「……ん、滑りが良くなってきました……あ、先から汁が溢れ出しています……危うく果てさせてしまうところでした……んちゅ、はむ、くす、私もまだ未熟ですね……ちゅっ、ちゅっ」 雪夜 「そろそろ裏側をお舐め致します……はむ…んっ、ちゅ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、れろ、れろ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃ、れる、れるれる、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、れる、れる、ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅ、ちゅ、んー、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ、れるれる、れろ、れろ、れろっ」 中央へ 雪夜 「んは、主の官能に喘ぐお声……とても愛おしい……吐息も今にも果ててしまいそうですね……主はお子種を出してしまわれたいですか?……はい、では私に身を委ねてください……身もだえするようなお射精をさせて差し上げます……最後は右か左、お好きな方の耳をお舐め致します」 右or左(編集でかえるだけで文章は同じ) 雪夜 「はい主、こちらですね………はむ…ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ん、ちゅぱ、ちゅ、ちゅ、え、私の名……はい、雪夜はここにおりますよ……ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅー、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、えろ、えろ、れる、れる、れろれろ、腰が震えております……お子種がこみ上げてきたんですね……ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、えろ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、んっ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅ、ちゅ、ちゅっ…そろそろ果てますか?……くす、いつものように私を好きと言いながらお射精されるのですね……ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、んっ、れろれろ、ん……はい、沢山出してくださいね……ちゅぱ、ちゅぱ、あ、主、私になどもったいないお言葉……でも、雪夜は幸せです……れろれろ、んっ、ちゅぱ、ちゅぱ」 射精 雪夜 「んっ、ちゅぱ、あはっ、んはぁっ、ちゅぱ、ちゅぱ、ぴちゃぴちゃ、あ、こんなに、ぴちゃぴちゃ、ちゅぱ、れるれる、んっ、もっと出してください……ちゅ、ちゅ、れるれる、んむ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ぴちゃぴちゃ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、はむっ、ちゅっ」 ※手袋あり 雪夜 「お射精、終わりましたか?……勢いよく出るものなのですね……少々驚きました……量も凄いです……手袋にこんなに……いえ、お気になさらないでください……気持ちよかったですか?……そうですか……主が嬉しいと私も嬉しいです……あ、まだ出てきますね」 ※手袋なし 雪夜 「お射精、終わりましたか?……勢いよく出るものなのですね……少々驚きました……それにお子種とは……暖かいです……いえ、お気になさらないでください……気持ちよかったですか?……そうですか……主が幸せなら私も幸せです……あ、まだ出てきますね」 雪夜 「んっ…はむ…ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、最後の一滴までお役目を果たせてください、優しく扱き出します故主は楽に……ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ん、ちゅぱ、ちゅ、れるれる、れる、ぴちゃぴちゃ、れる、ぴちゃぴちゃ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱっ……」 雪夜 「んふぅっ……全て出していただけましたか?……はい、そうですか……くす、失礼致しました……主のお顔がとても満足気だったもので……なんだかそれが可笑しくて……でも胸の奥に暖かい」 雪夜微妙に敬語を忘れて雪夜さんの地が出てる 雪夜 「主も……とても気持ちよかったのですか?……わかっております……これは夢、この囲炉裏の炎が見せた一夜の夢です」 ぐっと近づいて; 雪夜 「主、そんな顔をなさらないでください……くす、私もこの夢をまた見たいです」