;部活にて 「んっふっふっふっ……いやいや、負けたなー、とねぇ。そして感慨深いなぁ、とねぇ……だって、入部してすぐの頃はちょーっと走っただけでへばってたじゃない? ま、短距離では負けたのは認めようじゃないの、良くやりました。ご褒美に花丸をあげよう。ほら、ほっぺ出して? ……え? 何で赤ペン持ってるって……花丸って言ったら赤ペン、目立つ所に書かないと……ねぇ?」 「くすくす……ご褒美だよ、ご褒美。イジメとかそんなんな訳ないじゃん、もー……負けて悔しかったのは事実だけどね。ちょーっとした仕返しっていうの意味も当然ある! んっふっふっ、そりゃねぇ? ここ、陸上部。つまり、体育会系。この程度はじゃれあいですませてもらる事ですのよ? ……ま、半分は冗談だけどねー……そりゃね? 負けて仕返しにイジメなんてカッコわるいじゃん」 「そゆ事。ていうか、コソ練とかにだって付き合った後輩の成長、嬉しいに決まってるでしょうが。ま、女子のあたしにちょーっと勝てたからって男子連中にみんなに勝てるって事も無いだろうけど……それでもドベって事は無いでしょ。あたしよりも遅い子だって結構居たと思うし? んっふっふっふ……中長距離はスタミナが必要だからね。それを養うには地道な努力が必要なのだよ?」 「(……ほーんとにねぇ。入部してから毎日地道に走って、走って、走って……フォームを少しずつ直して……言っておいてなんだけど、今なら男子の中でも中堅くらいだろうに……それなのにまーだ自信が無いのはアレかねぇ……初心者だったから、って奴かしら? ちょっと良いタイム出て、そのまま天狗になって練習しなくなったりとか、そういうのに比べればマシに決まってるのにねぇ)」 「(てか、あたしに勝ったんだからもーちょっと自信持ちなさいっての。あたし、これでも女子の中じゃエース……とまではいかなくても、選抜系には大体選ばれる上位陣よ? 男子の上位陣と比べればそりゃ負けるけど、それでもそう簡単に負けないっての……まぁ、そこが良いのよね、そこが。真面目でちょっと自身無くて、でも努力するからどんどん伸びる……そりゃ目が離せないっての)」 「んー? どったの? ……ああ、ちょっと考え事……あーのーねぇ? 今更? それ今更? ていうか、迷惑だと思ってたならそもそも最初から練習に付き合ってないって。やる気があるから付き合ったし、今じゃむしろあたしの方が練習に付き合って貰う側だし? ……あのねぇ、勝負だ! って言ってマジでやらないなんて馬鹿にするような事、する訳ないでしょうがっ」 「今までの練習の成果、きちんと出せたでしょ? だから、あたしに勝った。あんたがそれで自信持ってくれないと、あたしがその程度だ、ってあんたが言ってるような物なんだけど? ……そーゆー事。勝負ってのは、勝ったら相手のこれまでを少しだけ背負うんだって事、忘れるんじゃないわよ? ……ん、なら良し……ま、かたっくるしい話は終わり! んじゃ、改めてご褒美、ってね」 「ほーら、こっち向いてー……天丼はダメか。大丈夫だって、ほらほら。赤ペンも置いたでしょ? ……んじゃ、目を瞑ってー……ん、ちゅ……ほい、勝利のご褒美だ! ほっぺにだけどねー、ふふ……おやおやぁん? 赤くなって、ずいぶん初心な反応じゃないのぉ? ふふ、こういう事はやっぱり弱かったかー……んー、一応ご褒美のつもりよ? ま、嬉しくなかったらむしろ罰ゲームだけどねっ」 「……あたしのキスは嬉しくなかったかな? ……ふふ、ならご褒美で良いんじゃない。あー、良かったぁ……これでガッカリされたら、地味にショックだったしね……ふふ、なんだなんだ、今のだけじゃ物足りないかにゃー? 欲しいなら、ほっぺじゃなくて口にキスでも良いんだけどね? ……あら、半分冗談だったんだけどね、ふふ……じゃ、ほーら……顔、こっち向けて……キス、するよ?」 「(……するの!? いや、するけど、ここまで来たらしちゃうけど! ていうか、今までの事を考えたらああいう風にからかったら絶対に赤くなってもごもごってなってうやむやになって終わってたのに……あ、あれ……もしかして、あたしが好きだって事、バレてる? バレバレだったり? ……うわ、なんか……そういう風に思われてたと思うと……ヤバイ、めっちゃ恥ずかしい……っ)」 「え……あ、ああ、あんたが緊張してる顔見てただけだって、ふふ……赤くなって、かーわいいんだから……キス、初めて? ……ふふ、そっか……じゃあ、ファーストキスの相手はあたしなんだ……」 「(余裕ぶってるけど、こっちだって緊張してるし、顔真っ赤ですし! 目を瞑ってるから、声だけ平静を装えば誤魔化せるけど……てか、あたしだってファーストキスだって! なんで意地になる、なんで先輩っぽさを出そうと頑張ったのあたし!? ぐぬぬ……うらめしい……中途半端にプライドの高い自分の性格がうらめしい……で、でも……今更引き返せないもん……ね……?)」 「……じゃ、キス、するからね……いくよ? ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……」 「(やった! やってみた! 唇、重ねた! 重ねるだけなのに……どうしてこんな恥ずかしいかな、嬉しいかな!? あ、でも……これ、本当にマズイかも……だってキスしてるだけで……結構……ううん、すっごく……幸せな気分になっちゃう……)」 ;夢中になってキスをしている感じで 「ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……はぁ、ふぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……んちゅ、ちゅぱ……ちゅぅ」 「ん、はぁ……ん、ふふ……キスしただけだよ? それなのにすっごい緊張してるし……本当にこういうの経験無いんだ?」 「(ヤバい……これ、ヤバイって……キスしてる時の幸せな感じもそうだけど……なによりかわいい! あたしにキスされて、真っ赤になってるカワイイヤッター! ……って、浮かれてる場合じゃ……で、でも浮かれちゃうよ、うう……どうしよう……まだ平気かな……平気だよね……? 嫌がってないもんね……てか、あたしが我慢するの無理だからしちゃう……)」 「じゃ、こういうのも練習しないとねぇ……ふふ、最初から慣れてるってのは無理でもさ、いつまでもガチガチに緊張してたら、でしょ? 良いよ、こっちもあたしが特訓してあげるからさ……ほーら、もっかいキスするよ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……はぁ、ん……くすくす……緊張して訳判んない? じゃ、あたしに任せちゃってさ……キスってのがどういうのか覚えれば良いよ、ふふ」 「ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……ん、ちゅぅ」 「くす……本当、かわいいね……ふふ、だって……顔真っ赤にして、緊張して震えちゃってさ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……大丈夫だよ、変じゃないって……むしろ、そういう反応、もっと見たいかな……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……くちゅ、ちゅぱ……ふふ、別に良いじゃない。誰か見てる訳じゃないしさ……むしろ、もっと見せて欲しいな……かわいい所、見せて……?」 「ん、はぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……えろ、ちゅぅ……んちゅ、ちゅぅ」 「(ああ、本当に……かわいいなぁ……そういう所、ずっと見てたいなぁ……見ちゃうんだけどね、ふふ)」 「くちゅ、ちゅぱ……ん、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……ね、どうせならもっと気持ち良いのしちゃおっか……ふふ、判んない? キスで大分まいっちゃってるかな、ふふ……ん、ちゅ……ほら、お口開けて……くす……判ったみたいだね……ほら、気持ち良いキス、するよ? ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ふふ……身体ビクってなった……本当、カワイイ反応してくれちゃうんだから、ふふ」 「ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……はぁ、ふぁ……くちゅ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ、ちゅぅ……」 「(あ、これ……本当、ヤバイ……ていうか、すっごい……気持ち良い……舌絡めるキスってこんなに気持ち良いんだ……そりゃ、こんな気持ち良いならみんな好きになっちゃうよね……あたしだってこんなの知ったら夢中になっちゃうよ……) 「んちゅ、ちゅぱ……はぁ、ふぁ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅぅ」 「ん、はぁ……いわゆる大人のキスって奴だけど……あは、すっごい気持ち良さそうな顔になってる……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ふふ、別に恥ずかしがらなくても良いのに……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……あたしもさ、正直びっくりするくらい気持ち良くて……夢中になってキスしちゃってるから……ふふ、だーめぇ、ご褒美だからね……もっと受け取りなさい、くすくす」 「ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅぅ……」 「(これ、してる方も気持ち良くてされてる方も気持ち良くて……マズイ、マズイなぁ……あたし、ハマってる……これにすっごいハマっちゃってる……ドキドキして……もっとして欲しいって思っちゃってる……どうしよう……これだけじゃ、我慢出来ないかも)」 「んちゅ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅるぅ……はぁ、ふぁ……くちゅ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅるぅ……ちゅるぅ」 「ん……あの、さ……そっちからもして良いんだよ? ……ふふ、やっぱり。そりゃ、ご褒美だしあたしがするのは当然だけど……したいなら、我慢とかしなくて良いんだからね? あ、んぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ふふ、がっつきすぎだって……別にあたしは逃げないんだからさ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……うん、良いよ……もうちょっとキスのご褒美……続けよ?」 「あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅぅ」 「(あ……これ、本当にマズイ……されるの……かなり好き……マズったなぁ……これ、ずっとされてたら……あたし、もう……何も出来そうにないかも……ま、良いよね……あたしだって初めてな訳だし……少しくらいは……良いよね?)」 「んぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……んくh、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅるぅ」 ;フェードアウト ;3秒程度間