;翌朝 「おにーちゃーん……おーにーちゃーん! 朝だよ、朝! 起きて!」 「……あ、起きた……えへへ、おはよ……きゃっ……もう、いきなり布団から突き出すなんて、ビックリするよ、もう!」 「うー、私が怒られるのおかしいよぉ……何で同じ布団で寝てるんだって……はー、やっぱり今日も覚えてないんだね……お兄ちゃん、昨日強引に私の事……」 「私の事……抱きまくらーとか言って抱っこしたまま寝たんだよ? しかも、すっごい力でね!」 「服もほら、昨日のままだし……そこもほら……昨日飲んだ時のまま……空き缶とかおつまみのお皿とか、お母さん達に見つかったらすぐにバレちゃうよ?」 「んふふふ……私はお兄ちゃんが抱き枕してたから、ちょっと汗かいちゃったんだよねー。だから、今日はシャワー浴びたいんだけど……くすくす……そうそう、判れば良いの。そこの片付けはお兄ちゃんの担当だからね?」 「もちろん、それを見越して今日はいつもより早く起こしたんだよ? というか、抱き枕やめて貰わないと朝ご飯も作れないしねー」 「事情はわかった? うん、判ってくれたなら私に言うこと、あるんじゃないかなー……えへへ、ちゃんと謝れてえらいえらい。頭なでなでー……あはは、お兄ちゃんこういう時はなんか可愛い感じなんだもん。頭なでなでくらいしちゃうよ、くすくす……」 「というわけでぇ、こっちも乙女の準備タイム! シャワー浴びたり朝ご飯の準備したり、色々あるからここの片付け、全部任せちゃうけどちゃんとできるよね? うん、よろしい! ふふ、頑張ってくれた分、朝ご飯ちょっと豪華にしておくから……しじみのお味噌汁? むー……しじみが無いけど、あさりはあったかな? それで作っておくよ」 「もし、私の準備が終わっても降りてこないようだったらー……私がいろいろ纏めて勝たしちゃうから、覚悟してよ? くすくす……冗談だって、そんなに慌てなくてもちゃんとやれば大丈夫だから。じゃ、また後でねっ」 ;バタン、と扉の音 ;3秒程度間 「……はぁ……もったいないことしたなぁ……いっそ寝ぼけたって言い訳してそのまま……うう、ダメダメ。そういうのはここ一番に取っておかないと……警戒されちゃ元も子もないもんね」 「それにそろそろ限界だったし……んぁ、はぁ……お兄ちゃんの精液、やっぱり垂れてきた……あんなにいっぱい出してくれたもんねぇ……ちょっと動いただけで漏れちゃいそうで、ドキドキしたなぁ……」 「今回こそ出来るかなぁ……お兄ちゃんとの赤ちゃん……今度こそ……出来てると良いなぁ……くすくす……」 「さーて、お風呂入って、ご飯作って……今日も頑張ろう……お兄ちゃんの為なら、何でも出来るもんね……きひひ……」 ;5秒程度間