;別の日です 【恵】 「元々、ちやほやされたいという願望があった。もちろん、それは大なり小なり誰でも持ってる事だろう……ただ、私の場合はそれが普通の人より強かった。それだけだと個人的には思っている。小学校、中学校では私は地味だった。成績はやや良い程度、運動は人並み。見た目も悪くはないけど、話題にされる様な特徴も無い……かと言って自分だけが出来る面白い話や何でも無いことを面白く話す話術も無い……平凡平凡、どこまでも平凡。それが私だった」 【恵】 「内に秘めていたちやほやされたいという願望は自分でも気が付かない間に大きくなっていたらしい。進学して部活を選ぶ時にふと思いついてしまったのだ……運動部のマネージャーになれば、ちやほやされるのではないか? 思いついたら後は止まらなかった」 【恵】 「学内の運動部の実績と現状を調べる。強い部活は除外した。強い部活ならマネージャー希望も多いだろうし、何よりそういう部活は先輩の女子マネージャーが居る事が多かった。それじゃ駄目だ。私はちやほやされたいのだ、となれば他に女が居るところは論外だ」 【恵】 「最終的に残ったのは野球部だった。地方予選序盤でいつも敗退している部活。幸い、私が入部した時は女子マネージャーは居なかったし、私以外に野球部へのマネージャー志願も居なかった……それが1年半前。2年生となった今もマネージャーは私だけで……今では部員の全員から『大事』にされている」 ;3秒程度間 「はい、改めてよろしくお願いします……えーと、今更ですけどもう一度確認を。試合は2週間後、うちの学校で。開始は午後1時からですが、11時にはグラウンドを空けてますので練習する場合はちょっと早めに来て貰えれば……ええ、そうですね。昼食はグラウンドで食べて貰って大丈夫です。トイレや水道の位置は当日に改めて案内しますので……」 【恵】 「目の前に居るのは他校の野球部の部長さん。とはいえ、同じ地区で私が入部してから公式戦で1回、練習試合で3回ほど試合はしている……いわゆる顔なじみの学校だ。今日は今度の練習試合について打ち合わせをしている。普通は顧問の先生を通すが、近場で片道30分程度。交通費も数百円かかるくらいなので、お互い暇な時期だとこうして顧問の先生を飛ばして直接交渉している」 「じゃあ、事前打ち合わせはこれくらいで……それとお願いがあるんですが……この前の大会でそちらは3回戦まで行ったたじゃないですか? うちは1回戦で負けちゃいましたしこっちが格下ですよね……なので、甘えるようですがこの前の大会のスコアブックなんて貰えませんかね?」 【恵】 「私の言葉に相手の部長は驚いた顔になる……予想外の事を言われた、というのは普通に考えれば当然だろう。スコアブックとはその試合の全記録となる。直近の大会のスコアブックを渡すというのは、戦力を丸裸……とまでは言わなくとも、大体把握されるのに等しい行動だ。いくら多少実力が上でも、自分達だけそういう情報を渡せと言われれば、もちろん驚くだろう」 「あはは、すいません。ですよねぇ……前の部長さんから何も聞いてないみたいですねぇ、安心しました……ああ、いえいえ。こちらの話です……そうですね、ではちょっと場所を移しましょうか?」 【恵】 「不躾で失礼なお願いに驚き、怒る部長さんをなだめるように席を立つ……きちんと約束を守ってくれていた前の部長に感謝しつつも、律儀な人だなぁ、なんて思わず笑みがこぼれる……ともあれ、知らないなら今までどうしてきたのかを教えてあげれば良いだけだ。それでも駄目なら……まぁ、それもどうでも良い。重要なのは私がちやほやされる、その為に結果なりそれなりの過程を用意する事だ」 ;3秒程度間 ;フェードイン 「ん、はぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、はぁ……はぁ、ふぁ……れろ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、えろぉ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅるぅ……」 「はぁ、ん……キスは初めてですか? くすくす、あら、残念です……彼女さんが居るんですか? ふふ、そうですか……じゃあ、私とキスなんてしちゃ駄目ですよねぇ……ふふ、私からはやめませんけどね……ほら、お口開けて……もう一度、キスしましょう?」 「ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ちゅぅ……」 【恵】 「ラブホテル……はちょっと面倒だし、お金もかかるので移動した先はカラオケ。ただ、ここは既に卒業した先輩の実家でこういう事をしても怒られない……むしろ、こういう事をする時に場所を貸して貰っている。もちろん、その『お礼』はしているので、ギブアンドテイクという奴だろう」 「れろ、ちゅぱ……ん、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……もっと舌出して……くすくす……出さないからこっちから入れちゃいますけどね……ん、ちゅぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……んちゅ、ちゅるぅ……れろ、ちゅ」 【恵】 「いきなりの事に驚いてる部長さん。それを無視して私はキスを続けていく……身体を押しつけ、匂いをかがせ、唇と唇を重ねる……そうしているとズボン越しに部長さんが興奮し始めてるのが判る……男の人は興奮したらすぐに判るのが可愛そうでもあり、可愛くもある」 「ん、ちゅぅ……れろ、えろぉ……ふふ、興奮してますね、可愛い……ん、ちゅぅ……ほら、おちんちん出しちゃいましょうねぇ……くすくす……駄目なんて言われても、私もうキスもしちゃってますし……興奮してるのは私も一緒ですから、やめません、ふふ」 【恵】 「一度キスを許してくれるなら、強引に押し切れば断られることはない……今までの経験からそう判断して、チャックを下ろしてズボンの中に手を入れる……手には熱くて固い肉の感触。ここまでしても突き飛ばされたりしないという事は、やはり拒絶は無いだろう」 「あは、おっきくなってる……ん、ちゅぅ……何でって……くすくす……聞いてないみたいですから、改めて言いますと……前の部長さんともこうやってお話をして、スコアブックを貰ってたんですよ? だからいつも初戦敗退のうちがそちらとそこそこの試合になってたんですが……くすくす……いえ、前の部長さんが約束通り秘密にしてくれてると判ったので安心しました」 【恵】 「キスの合間に質問に答える。相手からすればビックリだろうが……そこまでしたって勝ててたというのもすぐに思い当たったはずだ。うちの学校は本当に弱小、地方予選の初戦突破を目標にする様なチームだ。あちらも地方予選止まりとはいえ、3回戦くらいまではいつも行っている……簡単に言えば地力があまりに違ってそれくらいの情報では勝敗はひっくり返らないのだ」 「だから、勝負にする為に……こちらは良い試合が出来た満足感、そちらは弱小とはいえ自分達へ対策してきたチームという経験が増える……それでも勝敗は地力の問題から変わりません。そうなればどちらもお得ですよね? ただ、それだけでこちらが情報を貰うのは一方的ですから……これは私なりに出来るお礼ですよ、くすくす……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……」 【恵】 「相手が想像してる事を肯定し、更に情報を出して少し考えさせて、それを整理する間を与えずに行為を再開する……快楽に流されない人間ならともかく、最初のキスからおちんちんを出すまでを受け入れてる人間ならこれで流されるだろう……実際、それまでは言葉だけの抵抗をしていた部長さんももう何も言わず、おずおずと私の腰を抱き返してきておちんちんを太ももに当ててきた」 「あ、はぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ふふ、そうそう……ギブアンドテイク、どうせそれくらいじゃ勝敗なんて変わらないんですから気楽に考えましょう……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、えろぉ……はぁ、ふぁ……あ、んぁぁ……」 【恵】 「吹っ切れれば躊躇う必要も無いのだろう。スカートの中に指が入ってきて、ショーツの上からあそこを撫でてくる……濡れてるのはすぐに判っただろう。こういう事を繰り返ししている内に、私の身体は男の匂い、感触を感じるとすぐに反応してしまう」 「あ、んぁ……はぁ、ふぁ……ふふ、そうですね、すぐに出来ちゃいますよ……あ、んぁぁ……ちょっとはほぐして欲しいですけど、我慢出来ないならすぐにでも大丈夫ですから……あ、んぁぁ……はぁ、ふぁ……あ、ああ……んぅ、はぁ……んぁ、あ、ああ……」 【恵】 「遠慮が無くなった指先はショーツをずらして指先が中にに入ってくる……どういう感触か、締まり具合かを確かめるように指先は中で動いて、こちらの反応を伺っているのが判る」 「はぁ、ふぁ……あ、んぁ……んぁ、はぁ……あ、ああ……はぁ、ふぁ……あ、ああ……んぅ、はぁ……あ、ああ……はぁ、ふぁ……あ、ああ……んぅ、はぁ……あ、ああ……んぅ、はぁ……あ、あああ……んぅ、はぁ……あ、ああ……んぁ、はぁ……あ、ああ……」 【恵】 「下品に、少し大げさに感じるくらいに……演技と言えばそれまでだが、セックスを盛り上げるためにも私はそう振る舞う……それにそうしていれば、相手がより興奮して私自身も興奮してくる……事実、愛液はどんどん溢れて既に太ももに垂れる程濡れている」 「あ、んぁ……ええ、もう平気ですよ……どうぞ、おちんちん入れて……くすくす……お礼なのにそんな細かい事、気にしなくて良いですよ……ほら、このまま……おちんちん、入れてください……あ、あああ……んぁ、ああ……はぁ、ふぁ……あ、ああああ……っ」 【恵】 「私の誘いにとうとう部長さんがおちんちんを中に入れてくる。押し広げられる感覚は何度も経験してきた今でも甘い痺れを感じる……相手が荒い息で興奮しているのが手に取るように判ればなおさらだ」 「はぁ、はぁ……ふふ、前の部長さんよりもおっきぃ……あ、あああ……んぁ、はぁ……くすくす……ええ、おっきくて、響いて……とっても気持ち良いです……あ、ああ、んぁ、あああ……ふぁ、はぁ……あ、あああ……んぁ、はぁ……あ、ああ、んぁ、ああああ」 【恵】 「私の言葉に興奮したのか、すぐに腰を大きく動かして私の身体を突き上げてくる……さすが運動部だ、私の身体が浮き上がるような力強い腰の動きに大きな声が漏れる……実際、前の部長さんよりも大きくて、固い感触に私は思っている以上に感じてしまう」 「んぁ、あああ……あ、ああああ……はぁ、ふぁ……気持ち良い……おちんちん、気持ち良いです……あ、あああ……ふふ、そっちはどうですか……彼女さんよりも気持ち良いですか……? あ、あああ……あは、すごい……彼女さんの事聞いたら、中で跳ねて……すっごい、響く……あ、ああああ……んぁ、あああ……はぁ、ふぁ……あ、あああ……んぁ、はぁ……あ、あああ……あ、あああ……」 【恵】 「ぐじゅ、ぐじゅ、と動く度にいやらしい音が響く……カラオケボックスとはいえ、もしかしたら外に声が漏れてるかもしれない……でも、構わない。相手がこうして力任せに私を求めてくる、その刺激が溜まらなく気持ち良くて……そんな小さな事は気に出来ない」 「ふぁ、あああ……あ、あああ……んぅ、はぁ……あ、あああ……ふふ、気持ち良いです……はぁ、ふぁ……あ、ああ……もっと、奥まで……んぅ、はぁ……あ、あああ……んく、んぅぅ……そこ、そこです……そこ、気持ち良い……ふぁ、あああ……あ、あああっ」 【恵】 「媚びている自分と、私を感じさせようとしている男……自分がするのも好きだけど、されるのもやっぱり好きだ……ズン、ズン、と何度も子宮を突き上げられる度に、目の前でチカチカと真っ白な火花が散る」 「ふぁ、ああ……イキそうなんですか……あ、あああ、んぁ、あああ……ふふ、ちょっと早いですけど、良いですよぉ……あ、ああああ……このまま出して……私もイキますからぁ……あ、あああ……んぁ、あああ……はぁ、ふぁ……あ、んぁ、あ、あああああ……」 【恵】 「タイミングを合わせる方が男の人は嬉しいらしいし、私自身もイキながら中でザーメンが注がれる感触がクセになっている……それが欲しくて、相手に合わせてこちらもに腰を動かし、気持ち居場所にあたるように調整してタイミングを合わせる」 「あ、あああ、んぁ、あああ……イク、イキます……このまま……中に精液、ザーメン注いで……一緒にイキましょう……あ、ああああ……んぁ、あああ……あ、あああ……はぁ、ふぁ……あ、んぁ……あ、ああああ……んぁ、はぁ……あ、あ、あ、ああああああっ」 【恵】 「ズン、とそれまで以上に強い力の突き上げ……男の人がイク時はそうする人が多い。それを合図に私も絶頂する……小さな絶頂は直後に叩きつけられる精液の感触でどんどん大きくなり……最後には腰が抜ける程の強い快感となった」 「はぁ、ふぁ……あ、んぁ……いっぱい射精しましたね、ふふ……あ、んぁ……はぁ、ふぁ……私もすっごく気持ち良くて……ちょっと、すぐには動けそうにないです……あ、んぁ……はぁ、ふぁ……あ、んぁ……はぁ、はぁ……あ、んぁ……はぁ、ふぁ……」 【恵】 「気持ち良くなろうとする意思があれば、どんな相手でも私はこれくらい感じられる……淫乱と言われるだろうが、都合が良い。だって、どうせするなら気持ち良い方が良いし……男は自分がイカせたんだと思えば、それだけで私を特別扱いしてくれる」 「あ、んぁ……ふふ、まだおっきぃ……逞しくて素敵です……あ、んぁ……私は良いですけど、彼女さんは良いんですか? ……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ふふ、悪女ですね……でも、私の事嫌いですか? ……あ、んぁ……ふふ、なら問題無いです……良いですよ、彼女さんよりもたっぷり気持ち良くしますから……私の事もいっぱい可愛がってくださいね……? あ、ああ……んぁ、ああ」 【恵】 「寝取ろうとか、そういう意識はない。ただ、この瞬間だけでも私が一番であれば良い……だから媚を売る言葉も平然と言えるし、そもそもそれは本心でもある……事実、部長さんは私の言葉に興奮したのかまた腰を動かし始める……今日はオフだし、お互いに満足するまで……たっぷりと楽しもう」 「はぁ、ふぁ……あ、あああ……んぁ、あああ……はぁ、ふぁ……あ、あああ……はぁ、ふぁ……あ、あああ……んぅ、はぁ……あ、あああ……ふぁ、あああ……ん、はぁ……はぁ、ふぁ……あ、あああ……ひぁ、ああ……あ、ああ……んぁ、あ、あ、あああ……」 ;フェードアウト ;3秒程度間