【勤め帰りの男、いつもの帰り道に見慣れぬ店を見つけ、吸い寄せられる様に店を覗く。出迎える女性店員】  [キィ…(ドア開く)] いらっしゃいませ、お客様。お待ちしておりました。 心と体のお休み処、唇喜楼へようこそ。 今日も大変なお勤め、ご苦労様でした… え? こんなお店、昨日までは無かった? ふふ… いいえ、貴方をお迎えするために着々と開店準備は進めておりました。 便宜上、お店と称しておりますが…ここは俗世の苦難に耐えながら 日々を勤勉に過ごしておられる方だけをお招きし、羽を休めて頂く隠れ家の様な場所。 ここへ招かれたお客様は、心身の疲れを揉み解す奉仕を無償で受ける事が出来ます。 神様からのご褒美、と申し上げればご理解頂けるでしょうか? 人のやる事なす事を、神は天国から見ておいでなのですよ。んふ… あ、ご心配なく。怪しい勧誘ではありませんので… 不要な物を売りつけたり、法外な料金を請求したりは致しません。 さぁ、そんな所に立ち尽くされてないで。貴方は選ばれたお客様でございます。 世間の冷たい風で凍てついたその心と体に、雪解けの春を回らせましょう。 どうぞこちらへ…  [キィ…パタン!(ドア閉まる)]  【場面転換。男、女性店員に奥の個室へ案内される】 改めまして。本日、担当させて頂きます花純と申します。 お客様の疲れを癒して差し上げるために 誠心誠意努めて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。 それでは早速ですが、疲労回復のための施術を始めさせて頂きます。 ちょっと失礼して、お召し物を…  [カチャカチャ…(ベルト外す)] あ、そのままそのまま…心配なさらずとも結構ですよ。 この様なサービスは初めてのご利用でしょうか? ふふ… 凝り固まったお体を治す施術は、疲労の具合によって手法を変えているのですが… お客様の場合は、お疲れの兆候が陰部に集中して表れると報告を受けております。 そこで、まずは陰部を揉み解してリラックスして頂きます。 そのためにスタッフの中でも技術に長けた私が、 お客様を担当させて頂く事になりました。光栄に存じます。 どうぞ、安心してお任せ下さい…  [ふぁささ…(ズボン下ろす)] ん…ズボンをお下げしただけで濃い匂いがぷんわりと… すんすん、すーん…あは〜… いえいえ、恥かしがる事はありません。 これは毎日お仕事を頑張られている証なのですから。素敵な香りですよ。 前かがみにならないで胸を張って下さい。 すんすん…芳しい匂い。 労働に勤しまれているお姿が目に浮かぶ様です…すはー… あら? 下着がむくむくと盛り上がって…あん、隠さないで下さい。 承知しております。これは心の疲労が体に浮き出るサイン。 このお疲れを癒して差し上げるのが私共の務めです。 では、おパンツの方も失礼して…  [ばさっ!(パンツ下ろす)] まぁ! ご立派… つい先程まで緊張なさってたのが嘘みたいに、大きく背伸びしておられます。 そのまま体を伸ばして下さい。縮こまった体勢では、取れる疲れも解消出来ませんので。 あ…これほど膨らんでも、まだ包皮を纏っておられるんですね? まるでお客様の謙虚なお姿を形にした様。敬服致します。 先っぽが窄まって…可愛い、と言ったら不躾でしょうか? でも本当に愛らしい。 つんつん…んふふ。