【名前】 麻貴(まき) 本名はアサキ 【年齢】 19歳 【誕生日】 9月20日 誕生花は白い彼岸花。 花言葉は「また会う日を楽しみに」「思うはあなた一人」 【プロフィール】 小さい頃に見売りに出され、8歳から14歳まで男娼として見世で最もかわいがられた。 当時の太客であった商家の旦那に買われ、屋敷に囲われて今に至る。 同業相手には常に嫌われないよう雑用を引き受け、息を殺すような付き合い方。 客相手とはお座敷の中で喜んでもらえるような触れ合い方しか学んでこなかったため 囲われてからはどうして良いか分からず、待って待って屋敷の中で引きこもる生活が続いた。 お嬢さんと出会ったのは最近の話ではなく、 屋敷を抜け出してきては会いに来る彼女の相手を日常的にしていた。 彼にとって人生で初めてできた幼馴染のような、家族のように大切で尊い人こそがお嬢さん。 そしてお嬢さんにとって彼はずっと憧れている美しい人という不思議な関係。 互いの幸せを願いながら、惹かれていく心に気付いていたが 恩を仇で返すことだ、絶対に叶ってはいけないことだと麻貴は強く自覚している。 そのため遊ばれること、喜ばれるように尽くすことが好きな彼らしく振舞いながら また会う日をずっとこの屋敷で待ち続けている。