■はじめに この度は【うたかたの宿 春寒のご馳走】をDLして頂きありがとうございます。うたかたです。 おかげさまで9作品目となりました。 今回の従業員さんは超新人の和椛(わかば)ちゃんです。 もう見るからに、いや聞くからに拙い……! 色々と、拙い……! おもてなし、できるのか……!? そんなので……おもてなし……っ!!! という感じの登場で、ドタバタ慌てふためきつつ、なんとか試行錯誤しながら旦那さんをおもてなしします。 一生懸命というのは、何事にも代えがたいほどカワイイモノですよね……ね? そんな和椛は宿を任されたとあって、あれこれと頑張ります。どうか今後の彼女も、可愛く見届けてやってくださいね。 ……これは完全に独り言なのですが、もうアレですね。 季節感が結構ズレてしまいつつあるような(2週間ほど)気もします、うぎぎ…… こればっかりは、もうどうにも……ですができるだけ努力してなるたけリリースできるよう、頑張りますのでよろしくお願いいたします。 次回作は予告通り 紅花(こうか:cv.北見六花様)でお送りいたします。 紅花はこれまでの従業員さんよりも一癖も二癖も違うキャラで、口調がそもそも丁寧じゃないし、おいおいマジかという感じです。 ですが、それも何故か優しく心地よい耳心地に。つまりは是非とも聞いて頂きたい作品になっております。 それでは、次回をお楽しみに! 今後ともうたかたをよろしくお願いいたします。 ■プロローグ 季節は立春。 男は宿の予約をしていた。 その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。 冬の底がちょうど終り、徐々に春の萌しが見えてきたが、まだ町は雪に覆われていた。 道中は雪の壁、いつものバスも天気の影響を受け一本になっていた。 もしかしたら、来られないかも知れないと男は宿に伝えていたが、なんとか来ることができた。 宿に着き、玄関を開けると初めての声と姿が、廊下の奥から顔を覗かせていた。 【和椛】 「あのぉ…………えっと……どなた様でしょうか…………?」 【和椛】 「ご予約された方は、確か見合わせになったと聞いておりますし…………あれ? そうじゃない……?」 ■作品構成[収録内容] 全篇:56分 ・昼の部 1:出会い(6:06)……あなたを不審者と思った和椛(わかば)。警戒しつつ、旦那さんとわかり慌てふためきます。 2:春寒のご馳走(8:19)……土間であなたを天ぷらにておもてなしする和椛。お腹が空きます、いい音です。飯テロ。 3:両耳かき(9:19)……部屋に戻り耳かき。どこか拙く、ですが一生懸命な和椛。見守ってあげてください。 4:また夜に(2:02)……あなたと過ごし、自信を少しつけた和椛。夜に向けて意味深なことを言い残し、後にします。 ・夜の部 1:吹雪の夜(3:19)……外は吹雪、唸る風音。和椛はあなたの部屋を訪れ、暖をとるとのこと。その代わりに…… 2:モノノケの右耳舐め(10:20)……自身をモノノケと言い、あなたに奉仕する和椛。ゆっくり暖かく、身を任せましょう。 3:モノノケの左耳舐めとお世話(12:28)……左を舐めると同時に、お世話をしてくれます。全部、任せてしまいましょう。 4:添い寝(4:25)……一つの布団で、一緒に就寝。お疲れ様でした、旦那さん。 ■作品ポイント ・たっぷりゆっくり……会話はゆっくりと、そして耳舐めは激しくないたっぷり時間をかけたゆったりとしたものです。一定の間隔、睡眠するには最適……かもしれません。 ・天ぷら……おいしい料理の音を聞くだけで、涎が口から出てくるでしょう。寝る前に聞くと……ちょっと、ダメかもしれません。 ・全てバイノーラル……全篇を通じてバイノーラルで収録しております。目を瞑り、布団に横になり、音に集中して頂き、この世界に是非没入してください。 ■出演 和椛(わかば):御子柴こより様 ■制作 サークル:うたかた シナリオ,編集:尼子直次 イラスト:池谷神楽 環境音 Nash Music Library 効果音 OGAWA SOUND VoiceBloom  http://voicebloom.seesaa.net/ ■同人音声サークル「うたかた」Twitter https://twitter.com/utakata2017 ■お問い合わせや感想要望などは下記メールアドレスにお願いいたします。 utakata2017@excite.co.jp