どうも。お久しぶりの方はお久しぶりです。そうでない方は初めまして。 今回の作品は『キャラクターを壊した時、何が解るか?』というテーマで台本を作りました。 結論から言いますと、キャラがどんどんブレていく為に『声優さんを困らせてしまう』というのと、 キャラクターという『娘』を親である自分の手で崩壊させてしまったという自責が酷い事が判明しました。 (創作において、キャラクターを『役割』や『記号』と最初から決め込むタイプと、  それに対して『溺愛』してしまうタイプに両極端に別れるらしいですが、自分は後者です) 音声チェックや編集をしながら、声優さん、キャラクター、あらゆる方向に向けて「すまぬ……すまぬ……」という 申し訳ない気分になっていたので、実験とはいえキャラクター崩壊を起こす方向に舵を切るのはやめとこうな! と教訓を得ました。ほんとすまぬアユミ。アユミを演じて下さった陽向葵ゅかさん、すみませんでした。 納品が済んだ後、声優さんへ簡単にメールでお聞きした話によると、 やっぱり声優さんもこのキャラクターを演じるのが大変だったらしく、 もっと俺の創作能力が高ければ苦労させずに済んだかなぁ……と感じました。 キャラ崩壊ではなく「作り上げられていく」というのであれば 某実力派、売れっ子サークル様の初音声作で「セクサロイドに木蓮を」という作品があり ははーん、これはダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」のオマージュなのかな と思ったら100倍くらい予想を上回ってるすんごい作品(語彙力不足)があるので、 ワンダーサプリメントの作品なんかよりそっちを買うのをオススメします。マジで良いです。 ……ああ、そうか。俺は「セクサロイドに木蓮を」がやりたかったのか……と 自分の気持ちにたった今、気づいてしまいアンニュイになってしまったワンダーサプリメントでした。 内容も実力も格段に違いますけどねー。 次回作は音声の納品は済んでて、後はイラストの納品と、音声に効果音を付けるだけなので 割とすぐ発表できるかと思います。次回はドラマ性無しです! お楽しみに! それでは! (縁もゆかりもないサークルさんの作品宣伝があとがきのメインってどうなの?) 2018/02/23 traintrain.e@gmail.com ご意見、ご感想等はこちらにどうぞ。 ワンダーサプリメント:うす