■はじめに この度は【うたかたの宿 春分火鉢】をDLして頂きありがとうございます。うたかたです。 おかげさまで10作品目となりました。 今回の従業員さんは異彩を放つベテランの紅花(こうか)さんです。 なにやら宿についての事情をたくさん知っているようで、これまでと違い中々ビビっとくるコトも平気で伝えてくるクールな人です。 言葉使いも丁寧ではあるけども、熟れた(こなれた)感じの口調で嫌味な感じはありません。 アッチの方も積極的であり、旦那様であるあなたを試しているのかいないのか。 作中で話されるある従業員さんは一体誰なのかは、大体皆さんの予想通りだと思います。 次回作はエイプリル。 エイプリル作は……是非とも楽しんでください。非常に馬鹿馬鹿しい(褒め言葉)作品が出来上がりました。 歩サラ様、奏雨様がノリノリで熱演されております。特別に今回はフリートークまで頂いております。 それ以降は、やっとこさ春になったので花見的ななにかをやりたいなと思ってます。 それから、今回から色々と環境音及び音声のボリュームなどを再調整しました。 主に声は大きく、環境音は僅かに、という感じですが如何でしょうか? これで大丈夫そうなら、過去作品をまるっと修正しようかなと考えております。 これまで環境音がかなり大きめでした。臨場感という意味でそうしていましたが、どちらかというと声の方が……というご意見をたくさん頂きましたでの反映しました。 ご意見、ご要望は遠慮無くメールにてお送りください。DLsite様の評価コメント(☆を付けるアレで送る物です)からでも大丈夫です。 なるたけ反映していきたいと思っております。また、SE(効果音)なども次回以降(エイプリルの次から)から録り下ろしでやっていこうかなと。 あれこれ機材を買いましたので、やんややんや色々試してみようと! それでは、次回をお楽しみに! 今後ともうたかたをよろしくお願いいたします。 ■プロローグ 季節は春分。 男は宿の予約をしていた。 その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。 町の雪は殆どみかけなくなり、こんもり山となった雪だけが冬の名残を残していた。 毎月一回、季節を巡るこの町を訪れるのは男にとって生活の一部となっていた。 いつもの道、そしていつもの宿……入り口から宿に入るとそこに一人、女性が立っていた。 【紅花】 「おや……見ない顔だね。あんた、この宿になんのようだい? ……予約? ふぅーん、なるほど……旦那様ってワケか。」 【紅花】 「残念ながら、今日は誰もいないよ。いるのはあたしだけ……どうする? 今ならまだ、帰ることができるけど。」 ■作品構成[収録内容] 全篇:47分 ・昼の部 1:出会い(2:54)……宿に訪れたあなたを紅花(こうか)がお出迎え。ですが、これまでと全く違う対応をされます。 2:散歩(3:42)……川辺まで散歩。紅花がどうしてそんな態度なのか、どういう人物なのかを教えてくれます。 3:川辺で休憩(5:32)……川辺でお茶。茶菓子もあります。季節を感じつつ、ぼぅっとしましょう。 4:思い出話と耳かき(9:08)……耳かきをしながら、宿についての話しを聞けます。あなたはあの宿がどういったものか、触りだけですが初めて知ることになるでしょう。 5:気が向いたら(2:47)……耳かきを終え、ゆっくり贅沢な時間を過ごすあなたと紅花。夜は気が向いたら……とあなたに任せるようです。 ・夜の部 1:春分の火鉢(3:34)……気が向いたので紅花の部屋を訪れたあなた。小さな火鉢を一緒に囲み、肩を並べます。 2:耳舐めとお世話(15:31)……耳舐めとお世話。それ以外にも少し、たくさんお世話をしてくれます。 3:おやすみなさい(4:14)……お疲れ様でした、おやすみなさい。 ■作品ポイント ・音量調整……音量を再調整しました。環境音小さめ、効果音はそれなり、声は大きく。 ・全てバイノーラル……全篇を通じてバイノーラルで収録しております。目を瞑り、布団に横になり、音に集中して頂き、この世界に是非没入してください。 ■出演 紅花(こうか):北見六花様 ■制作 サークル:うたかた シナリオ,編集:尼子直次 イラスト:池谷神楽 環境音 Nash Music Library Nature Sound Effect : miduno(UZrecords) 効果音 OGAWA SOUND VoiceBloom  http://voicebloom.seesaa.net/ ■同人音声サークル「うたかた」Twitter https://twitter.com/utakata2017 ■お問い合わせや感想要望などは下記メールアドレスにお願いいたします。 utakata2017@excite.co.jp