あとがきです。  前作「珈琲店 喫茶綴」に引き続いてご購入していただいた方、お久しぶりです。今作「お酒のすゝめ?」で初めてご購入していただいた方は、初めまして。  喫茶綴のおにさくらです。  この度は、「お酒のすゝめ?」をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。  正直、和鳴るせさんの素敵なふりーとーくが有るので、こっちのあとがきは要らないんですけどね。  あとがきは読むのも書くのも好きなので、書いてしまう事とします。  小説とか、あとがきから先に読みますし、音声作品もふりーとーくが入っていると先にそっちを聴いてしまいます。あとがきを入れている方がいると、それから読みます。そんな私です。  さておき。  ようやく、リリース出来ました、「お酒のすゝめ?」。  正直、企画したのはかなり昔ですし、音声を収録していただいた時期も、イラストを描いていただいた時期も、それはもう、かなり昔という……。  完全に、私のていたらくによりリリースが遅れに遅れた作品です。  私がもたもたしている間に、和鳴るせさんの収録環境(各マイクの種類)は変わっているようなので、最新の音質でのお届けが出来ていないという状況です。  杜崎ヨノモさんのイラストも、描いていただいたのがとても前なもので、最新のイラストとは言えませんし。  どうかご容赦下さいませ。  あ、一周まわって、ふりーとーくの内容は季節的に合っているかもしれないです(  しかしまあ、そもそもお二人とも当時の時点で魅力的なものをお持ちな方たちなので、その点は色あせることもなく、今も素敵なままだと思ってます。  私はいまだに音声聴いては感動してますし、イラストもデスクトップの壁紙に使い、ことあるごとに眺めて癒されてますからね(定期的にイラストを反転させて楽しんでます)。  完全にファンの視点ですが、その通りなので仕方ない。  和鳴るせ様、杜崎ヨノモ様、この場を借りて作品に携わっていただけたことにお礼申し上げます。  ありがとうございます!  やや脱線気味なので話を戻します。  遅れに遅れたその辺りの状況というか理由についてはブログに書くかもしれませんし、書かないかもしれませんが、とりあえずここでは割愛。  あ、割愛って字を見るとカツアイ種を思い出しますね。  珈琲の品種です。……はい、普通はそっち思い浮かべません、スミマセン。  さてさて。  ここから先は、おまけにあるふりーとーくの内容と、ほんの少しだけ作中の内容に言及するところが有りますので、ネタバレの気になる方は音声の方を聴いた後でお読みください。  というか、読まなくても良いです。無駄に長いよ!  それでは、続けていきます。  私は、お酒に対して「弱いけど好き」というタイプの人です。  そして好きなのはお酒であって、飲み会はあまり好きではない人です。というか味わいたいから家でゆっくり飲みたい人です。  ふりーとーくで和鳴さんが仰っている、「付き合いの飲み会」は早く終わって欲しいと思うタイプですね。もちろん、友人や趣味が合う方々との飲み会なら楽しいので好きですけどね。  個人的な事ですが、お酒を飲んでいる時って、自室でまったりと飲んでいる事が多いです。  その方がゆっくりとお酒を味わえるし、行儀悪くおつまみ食べてても誰も咎めません(笑)。  そして音声作品も、どちらかというと自室でまったりと聴いているので、親和性高いんじゃないかと思ったり思わなかったり。  そんな事をぼやーっと考えていたら、作品のタイトルが決まり、そして台本を書き出したら出来上がってました。  そんな作品なので、とにかくまったりして欲しいと思って作った作品……だったはずですがドウシテコウナッタ。いや、個人的にはとても好きなんですけどね、こういうお話。ただ「癒し系作ったはずだけど、万人に受ける癒し系作品か? そもそも癒し系か……?」と思う次第です。  まあ、そんなことを今さら言っても遅いので、考えないことにします(  これもふりーとーく内で和鳴さんが仰られていた事ですが、「飲食のつまみに、本作品を聴いていただく」だとか、「飲みながらまったりしていただく」だとかしていただければ本望です。  なんとなーく聴いてもらって、だらりと、ゆるーりとしてもらえれば嬉しい。  ご自身にあったスタンスで、リラックスするのにご使用くださいませ。  そして、どこか1点でも、気に入っていただける部分があれば幸いです。  それから、今回は試みとしてリラクゼーション手法というか、自己催眠法(?)なんかも取り入れてみました。  体の力を抜いて、ぼやーっとしたい時の一助になれば嬉しいなぁと思います。  人によっては寝てしまうと思いますので、聴く場所にはご注意です! 寝てしまって構わない場所で聴きましょう。  長くなってきたので、そろそろこちらのあとがきは終わりにします。  次回作は、R-18の作品か、全年齢作品のどちらかだと思います。  ……自分で書いていて思いますが、極端ですね。ひとまず、R-15にならないのだけは間違いないです。  ネタはいくつもあって、台本完成しそうなものや流れが出来ているものもあったりするので、進みが良かったものからリリースする予定です。  ではまた、次回作でお会い出来たら幸いです。  改めまして、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。  最後の最後の余談。  とらっく11こと後日談パートのタイトルは、最終的には「耳かきさせてくれなきゃ、やだヤダ嫌だ!」になりました。  多分トラック聴いてもらえば、その通りの内容だと納得していただけると思います。  で、このタイトルトラック名、何度かリリースするまでに改題してまして……。  そしてその中の、いくつかあった没ネタの中に「耳かき紫陽花?」というタイトルがあって、それがけっこうくだらなくて気に入ってます。  とらっく10の酔っていない状態の彼女が「しようか?」と問いかけているので、酔った彼女の暴走っぷりを表現しようと血迷った次第。  紫陽花(あじさい)って、初見で読めないよね、「しようか」って読んじゃうよね。少なくとも私は読んだよ!  ただまあ、そもそも耳かきする際の状況が「しようか?」ではなく、「します!」だったので、あえなく没に。  ここで供養致します。合掌。  ではでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!  今度こそ、あとがきを終わります!  2018年07月23日 喫茶綴 おにさくら