あとがき(?)です。  「あれ?」と思った方は正しい。何故二つあとがきが有るのか……  答えは簡単で、長過ぎるんです。  あとがきとかブログとか、書けば書く程、書きたい事が増えていきます。  余談とか、冗長な発言とか、回りくどい言い回しとか、大好きなんですね、はい。  上の文章を読んだだけで、十分、意味合いが伝わりそうですね。  あ、補足しておくと、こちらが位置づけ的には二つ目のあとがき(?)です。 「読まなくても問題の無いあとがき」が、一つ目のあとがきと言うか、あとがきしてるあとがきです。  しかしまだまだ、あとがきは続きます。  アディショナルタイム的にあとがきします。  あとがきの後のあとがき。  ……何回あとがきと書いているんだ、私は。  あっちはどちらかというと、あとがきっぽさにフォーカスしてあとがきしました。  ですので、こっちでは珈琲っぽさにフォーカスして、あとがきします。  ……意味がわからないですね。ただ、安心してもらって良いです。  私も意味がわかってません。  さて、そんな事も気にしない素敵な方達は以下の珈琲トークにお付き合いくださいませ。  唐突ですが、私は前作を見てもわかるように、珈琲が結構好きな人です。  そして、人が語ってくれた珈琲の発言について考察(?)っぽい事をしたり、実験と称して珈琲を淹れたり焼いたり(焙煎したり)するのもとても好きです。  そんなわけで、ふりーとーく中に和鳴るせさんが語っていた珈琲の内容に対して、ぼーんやりと私なりに考えてみましたので、それをこの場で書いていきます。  果たしてこれをあとがきと言っていいのか微妙ですが、まあ、作品作り終えて、ふりーとーくの内容に言及しているので、きっとあとがきです、はい。  でも自信はないので、テキストファイルの名前は疑問型にしています。  ちなみに、このテキストファイル名も、結構くだらなくて気に入っています。そんな余談。  ではでは、ふりーとーく内であった珈琲のお話について、私なりに考えていこうと思います。 『珈琲のお湯割り(濃度を下げた珈琲)と嗜好の話』  世の中の珈琲が(和鳴さんの好みに対して)濃いんです、といった意味合いの発言と、コップもう一個もらってお湯で割りたいという発言がありました。  この時点で、とても興味津々です。  珈琲に対する冒とくですかね、とも仰っていましたが、個人的な見解としてはそんな事は全くなく、珈琲の楽しみ方としてとても賛成派です。  珈琲が濃いから、ちょうどいい濃度に薄めて飲む。  最適な手法ですね。  実際に珈琲の入れ方にお湯で割る(濃度を調整する)手法とか有りますからね。  私自身も、珈琲のエキス(抽出され始めたある一部分だけを使用したとても濃い珈琲)を作りおきして、希釈して飲んだりとかしますし。  インスタントコーヒー(レギュラソリュブルコーヒー)に当て嵌めて考えると、こちらはそもそもお湯で割って作りますし、自身の好みの味に調整するのは当然というか。  簡単で手軽に自身の好みの珈琲が作れる。これは便利だ。  なにより、飲む人が美味しければ良いのです。それが肝要と思います。  これは余談で、なおかつ個人的な意見ですが、珈琲の抽出は出始めよりも淹れ終わり(後の方)になるほど雑味となる成分が多くなっていくと考えています。  ですので、むしろ雑味が少ない状態のものを希釈するのは理にかなっているかなとも思ったり。  ※透過法(ネルドリップやペーパドリップ)を想定しての発言です。  濃度が濃い珈琲はそれとして美味しいものですが、自身の気分や体調に合わせて、良い珈琲ライフを満喫したいものです。  あ、ちなみに珈琲豆であれば、豆の煎り加減による(苦味酸味甘味の)濃度も当然あるので、同じ量を同じ方法で淹れても、豆によっては紅茶みたいにフルーティだったり、溜まり醤油のように濃厚だったりします。  ……めっちゃ表現が悪いですね。とても濃淡が変わるんだよと言いたいです。だれか表現力下さい( 『丸底フラスコみたいなもの(?)で淹れた珈琲は何故、底にあるの珈琲をいれないのか?(全て注ぎきらないのか)』  おそらく、サイフォンで淹れた珈琲の事と思うので、その前提で進めます。  まず前提として、何故サイフォンでは底の2センチ程度の珈琲を淹れないのかについて、私は正しい答えを持っていません。  そしてあいにく、現在通っている珈琲店の中にサイフォン式の珈琲店が無いので、プロの意見も聞けていません。  ただ、サイフォンの仕組みから考えた、私の見識を書いてみます。  個人的な考えでは、サイフォンは形式的には浸漬法(珈琲の粉を液体(お湯)に浸して抽出する方法)なので、珈琲豆の微粉が珈琲(抽出液)に混ざりやすく、それをなるべくカップに入らないようにする意図かなぁと思います。  一応、ネル(あるいはペーパ)のフィルタを中継して出来上がるようになっている筈なので、そんなに多くの微粉は混入しないとは思いますが。  液体中に珈琲の微粉がまじると、舌触りが悪くなりますからね。あと、単純にカップの底に微粉が沈殿しますので見た目によろしくなかったり。  そこへの対策なのではないかなぁと。  あるいは、単純にカップに満タンに注いでも余るから?  これなら非常にわかりやすい理由ですね。  カップ一杯分以上抽出しているから、余るんだよという理由。まあ、確かにそれなら全部提供してほしいと思ってしまうのが人情ですね……。  そういえば、淹れ終えたサイフォンも付けて、珈琲を提供するお店が実際にあったような……? (二杯目は自身でサイフォンからカップに注ぐスタイルでの提供)  所有はしているくせに、あまりサイフォンを使った事が無いので、推測ばかり混じってしまいますね……。もっと勉強します。  これも余談ですが、本作で登場しているフレンチプレス(珈琲プレス)も浸漬式の抽出方法です。  手軽ですが、やはり微粉は混じってしまうのでそこが好き嫌い別れそうだなと思います。  気になる場合は、ペーパかネルで濾してしまえば結構微粉が取れますよ!  ただし、洗い物は増える( 『珈琲ミルの話』  可愛らしい珈琲ミルを見たことがあるよ、という話について。  見ただけで終わったよ、というのが個人的に面白かったので触れてみます。  上の部分のアンティーク的なものがいろんな種類があっておしゃれなんだよ、といった発言からどのミルなんだろうと想像しましたが、わかるわけがない(  わかったらたぶん超能力者的な何かです。珈琲ミルって、めっちゃ種類ありますからね。  それでも、偏見かもしれませんが聴いたミルの特徴を考えると、たぶん手挽きの珈琲ミルの事かなとは思います。  前作「珈琲店 喫茶綴」でも手挽きの珈琲ミルには触れているので、気になる方は聴いてみて下さい(露骨な宣伝)。  手挽きのミルは豆を挽いた時に手に感じる感触や、ミルの刃が珈琲豆を砕く音、そして広がる珈琲豆の香りがとても魅力的ですね。  和鳴さんがミルを見せてもらっただけと語っていた事に対して、 「おじさん、どうせ自慢するならそこで挽いてみせてよ、もっと魅力が伝わるよ! そして挽いた珈琲豆で珈琲淹れてよ!」  と思ったのはとても個人的な感想です。……スミマセン。  ちなみに、手挽きの珈琲ミルのデメリットは手で挽くから時間がかかることだと思います。  朝のバタバタした時間とか、早く珈琲飲みたい時とかには不向きですね。  その代わり、ゆったり珈琲を楽しみたい時にはぜひぜひおすすめしたいのが手挽きの珈琲ミルでもありますが。  電動の珈琲ミルと手挽きの珈琲ミルを両方使うと、より豊かな珈琲ライフが送れると思います、と勝手に宣伝しておきます。  さて、長くなり過ぎたのでソロソロあとがき(?)を終わらせようと思います。  はたしてこのあとがき(?)を読んで下さる方がいるのかは、わかりませんが……  正直、これを書いている今もこのあとがきもどきを同梱するかどうか、とても迷ってます。  あとがき(?)と言いながら、珈琲について書きなぐってるだけですからね。  しかしまあ、ふりーとーくの内容について書いているから、あとがきだろうしブログに書いても作品のネタバレだしで、同梱するのが一番良いのではないかと……かと……。  うーん、そのままそっと消してしまうのが一番いい気もしますね。  とかいいつつ、せっかくここまで書いたので、もったいない精神で同梱しますけどね。  もしかしたら、誰かがこれを読んで珈琲に興味を持ってくれる可能性があるかもしれないという理由も盾にして、同梱します。  あー、それにしても『お酒のすゝめ?』なのに、珈琲の事ばかり書いてしまった。  とてもついでのように書きますが、私が好きなお酒はビールと日本酒とウィスキィです(ウィスキィはまだまだ初心者ですけれど。バーボンが好き)。  弱いので、基本的にちょっと飲んで満足ですけどね。  そして、作品の予告出してから(四月から)、作品できるまで断酒すると決めていたので、三か月くらいお酒飲んでません(  いや、本当は五月上旬にリリースするから三週間くらい我慢すれば余裕だったはずなんですよ。単位変わってますね、ははは……  この作品を登録したら、一息ついてお酒を少し嗜もうと思います。  ではでは、そんなわけでここまでありがとうございました。  また次回作でお会いできましたら、とても嬉しいです。  2018年07月23日 喫茶綴 おにさくら