●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● トラック1:オープニング ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● /SE:ドア開閉音 【綾】 「あ、やっと来た。お帰りー。家に帰ってくる時間ってこんな遅いんだね。お疲れ様ー」 【綾】 「え? どうして私がお兄さんの家にいるかって? ふふっ、気になる?: 【綾】 「ちょっとねー、色々あってこっそり忍び込んじゃった。……鍵? あはは、大丈夫。壊してなんかいないから気にしないで」 【綾】 「……はいはい、聞きたいことは後で聞くから。とりあえず着替えてきたら? その間に作っておいた料理よそっておくから」 【綾】 「いいから、細かいこと聞かない! せっかく作っておいた味噌汁冷めちゃうから、早く着替える」 【綾】 「えっと……とりあえずお皿とお茶碗はっと。……あ、あったあった。……tえ、埃被ってるし。まったくもう……」 【綾】 「やっぱりコンビニ弁当ばっかり食べてたんだ。ゴミ箱も弁当の容器とカップラーメンの容器しかなかったし」 【綾】 「はぁ……おばさんの不安も的中だったってわけだ。やっぱあたしが来て正解だったかなー」 【綾】 「……あ。着替え終わったんだ。早いね。……ん? まさか……ねえ、もしかして、スーツ脱ぎっぱなしにしてないよね?」 【綾】 「……はぁ、やっぱり。ダメだよ、脱いだらすぐにハンガーにかけておかないと。皺になっちゃうよ?」 【綾】 「だーめ。明日が休みとか関係ない。ほら早く掛けてよ。……うっさい、お母さんとか言うな!」 【綾】 「はぁ、まったく……全然変わってないんだから。社会人何年目よ、もう……」 【綾】 「……ま、そこがお兄さんの可愛いところだけどさ。ふふ……よし、盛り付け終わりっと」 【綾】 「……あ、ちゃんとハンガー掛けた? うん、それならよし。それじゃあご飯運ぶから、そこに座ってて」 【綾】 「よっと。……ふふ、いい匂いさせてるでしょ。あたしも一人暮らし長いからねー、これくらいお手の物になっちゃった」 【綾】 「お兄さんも自炊とか頑張ればいいのに。節約にもなるし、やってみると結構面白いよ?」 【綾】 「あー……でもそれだと、あたしがここに来る言い訳が……ふふ、やっぱり何でもない。今の忘れて」 【綾】 「はい、それじゃあどうぞ。綾ちゃん特製、肉じゃが定食を召し上がれー」 【綾】 「おかわりもあるから、どんどん食べちゃっていいからね、ふふっ。……それで、どう、どう? 味の方は」 【綾】 「……あはっ、そっかそっか。だよねー、よかったー。お兄さん、昔は濃いめの味付けが好きだったもんね、好みが変わってなくてよかったー」 【綾】 「味噌汁も作ったから、そっちもしっかり味わって食べてね。ふふん、コンビニ弁当なんかに負けないくらい美味しく作ったから」 【綾】 「……え? そろそろ家に侵入した理由を教えろ……って?」 【綾】 「むー、そこ、そんなに気になる? せっかく美味しいご飯を用意したんだから、そっちに集中すればいいのに」 【綾】 「まー別にいいけどさー。……ねぇ、おにいさん。最近おばさんに全然連絡してなかったでしょ。違う?」 【綾】 「……やっぱり。お正月も帰ってこなくて寂しいーって、おばさんすっごく嘆いてたよ?」 【綾】 「仕事の方は順調なのか、ご飯はちゃんと食べてるのか。たくさん気にしてたみたいでさ……」 【綾】 「それであたしに、合鍵渡すから様子を見に行ってくれないかってお願いされちゃったわけ。……ま、ご飯作ってあげたのはサービスってところかな」 【綾】 「……でも、この様子を見ると、来て大正解だったみたいだねー。ご飯もコンビニばっかりだし、サラダとか食べないと駄目だよー?」 【綾】 「……仕事が忙しくて、そういうのに気を遣っていられない? ……ま、そうみたいだねー」 【綾】 「帰ってくる時間も遅いし、部屋も散らかったまんまだし。……そっか、結構大変なんだ、社会人って」 【綾】 「もしかして、実家に帰れないのも、仕事が忙しかったから? ……ふぅん、なるほどねー」 【綾】 「ま、あたしはまだ大学生だから、社会人の大変さとか知らないし。無理には言えないけど……」 【綾】 「次にまとまった休みがあったら、おばさんに顔見せておいた方がいいよ? じゃないとまたあたしに連絡来ちゃうし。分かった?」 【綾】 「……ふふ、よし。よろしくね、お兄さん。……あ、もう食べ終わったんだ。おかわりどうする?」 【綾】 「……お腹いっぱいだから大丈夫? そう。それなら、余った分は明日食べてね。たくさん作ったから、ふふっ」 【綾】 「……あ、もう。食べてすぐ横にならないの。行儀悪いし、牛になっちゃうよー?」 【綾】 「お兄さんが牛になっちゃったら、あたし泣いちゃうんだけど。……仕事で疲れてるから見逃して?」 【綾】 「……そんなに疲れてるの? それなら仕方ないけどさー。……もう、すぐ寝ちゃいそうな雰囲気なんだけど」 【綾】 「……でも、そっか。そんなに大変なんだ、社会人って。……よし分かった!」 【綾】 「お兄さん、耳かきある? ……いいから、細かいことは気にしないの。どこにあるの? この辺? あ、あったあった」 【綾】 「よし、それじゃあお兄さん。どうせ横になるなら、ほら、ここ。ふふっ、あたしの膝に頭乗っけちゃって」 【綾】 「え? 大丈夫、変なことしないから。ただ耳かきしてあげようかなーって思ってるだけ」 【綾】 「知ってる? 人に耳かきしてもらうのって、びっくりするくらい気持ちいいんだよ?」 【綾】 「だから、仕事で疲れてるお兄さんのこと、癒してあげようかなーって。ふふ、ほら早く、こっち来てよ」 【綾】 「……恥ずかしいって? あはは、もう何言ってるの。幼馴染じゃん、あたし達。今更恥ずかしいも何もないって」 【綾】 「いいから、ほら、早く来てってば。今日くらい、あたしに甘えてもいいんだよ? ……うん、よしよし。素直なことはいいことだよ」 【綾】 「……ちょっと、もう。何不安そうな顔してるの? ……もしかして、怖い……とか?」 【綾】 「大丈夫だって。ちゃーんと、優しく掃除してあげるから。お兄さんは、ただ気持ち良くなるだけでいいの」 【綾】 「だから、細かいことは気にしない。ふふふっ、日ごろの疲れをたっぷり癒してあげるんだから」 【綾】 「それじゃあ、始めるね? まずは、右耳から……よっと……」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● トラック2:耳かき(右) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 【綾】 「いきまーす……ん、どれどれ……。あー、やっぱり。ざっと見た感じ、ちょっと汚れてるね……」 //右耳 【綾】 「んー……奥の方にも溜まってる感じ……かな。ちょっと時間掛かりそうだけど、大丈夫?」 //右耳 【綾】 「……ん、そっか。分かった、それじゃああたしも頑張って掃除するからね、ふふふ……」 //右耳 【綾】 「それじゃあ、まずは……ふー……ふー……。あ、こら、もじもじしないでよ、ジッとしてて?」 //右耳 【綾】 「……え、くすぐったい? あー、そっか。そうだよね、耳の中、ふーふーされるの、ちょっとくすぐったいよね」 //右耳 【綾】 「でもほら、ふーふーするのも、耳掃除には必要なことだから。ちゃんと我慢してて?」 //右耳 【綾】 「じゃあもう一回いくよ? ふー、ふーっ……ん、ふっふっ……ん、これでよし……」 //右耳 【綾】 「それじゃあ、いよいよ本番いくからね? 痒かったり痛かったりしたら、すぐに教えて」 //右耳 【綾】 「……うん、よろしく。じゃあいきまーす……よっと……まずは、入り口のほうから掃除していくね?」 //右耳 //耳かき音(短め) 【綾】 「ん……どう、痛くない? ……丁度いい? ふふ、それならよかった。このまま続けるね? ん……はぁ、ん……」 //右耳、耳かきしながら //耳かき音(短め) 【綾】 「ん……んー……ちょっと長くなっちゃいそう…かな。うん、耳の壁のほうにもくっ付いちゃってるみたいだし……」 //右耳 【綾】 「……え? ううん、大丈夫。ちゃーんと最後までやってあげるから、あたしに任せて……」 //右耳 【綾】 「ん、はぁ……ん……ちょっとカリカリするね? ん……」 //右耳、耳かきしながら //耳かき音(短め) 【綾】 「どう? 痛くない? ……うん、そっか。分かった、このまま続けるねー……ん……」 //右耳 //耳かき音(中) 【綾】 「はぁ……ん、よし。入り口はこのくらいでオッケーかな。それじゃあちょっと息吹きかけるね?」 //右耳 【綾】 「ふー、ふー、ふぅー……ふふっ、やっぱりくすぐったいんだ? ……え? くすぐったいけど、だんだん気持ち良くなってきたの?」 //右耳 【綾】 「あは、そっか。じゃあ、もうちょっとしてあげる。ふー、ふぅ、ふーー……」 //右耳 【綾】 「はい、終わり。……もう少しして欲しい? ふふ、だーめ。このままふーふーしてたら終わらなくなっちゃうもん」 //右耳 【綾】 「続きはもう少し掃除してから、ね? ふふ、じゃあ今度は、もう少し奥の方を掃除していくからね?」 //右耳 【綾】 「ここからは、ちょっと危ないから、ちゃーんと大人しくしておくこと。いいね?」 //右耳 【綾】 「……うん、よし。それじゃあ、いきまーす……」 //右耳 //耳かき音(短) 【綾】 「ん……あー、うん。もしかしなくてもお兄さん、結構長い間、耳掃除してなかったでしょ?」 //右耳 【綾】 「……あー、やっぱり。そうだよねー。耳掃除って、気を抜くとついつい忘れがちだよねー」 //右耳 【綾】 「駄目だよー、耳のケアはしっかりやっておかないと。こういうのって病気の原因になっちゃうんだから」 //右耳 【綾】 「仕事が忙しいのは分かるけど、ちゃんと耳掃除しておくこと。いい?」 //右耳 //耳かき音(短) 【綾】 「ん……んー。引っかかって取れないなー。大きいのあるんだけど、これが中々……」 //右耳 【綾】 「んしょ……ん、しょうがない。もう一回ふーってするね。ふー、ふぅ〜〜……」 //右耳 【綾】 「あ、出てきた。よし、あと少し……」 //右耳 //耳かき音(中) 【綾】 「ん……どう? この辺とか痛かったりしない? 大丈夫? ……そっか、じゃあこのまま続けるね?」 //右耳 //耳かき音(中) 【綾】 「ごしごし、かりかり……。しっかりの奥の方まで掃除するからねー。お兄さんはそのままジッとしてて?」 //右耳 //耳かき音(中) 【綾】 「……あ、ふふふっ。お兄さん、すっごく気持ち良さそうな顔してる。あたしに耳掃除されるの、そんな気持ちいい?」 //右耳 【綾】 「……うん、あはっ。そっか。あたしってそんなに上手いんだ。ふふっ」 //右耳 【綾】 「……ねぇ、もしまた耳掃除されたくなったら、遠慮しないであたしのこと呼んでいいよ?」 //右耳 【綾】 「……うん、ほんと。だってほら、気持ちいいんでしょ? 例えばほら、ここ……とか……」 //右耳 //耳かき音(中) 【綾】 「どう? この辺、かりかりされるとくすぐったくない? ……うん、分かるよー」 //右耳 【綾】 「だって……ふふ、ここを掃除してみると、お兄さん、気持ち良さそうな声が出てるもん」 //右耳 【綾】 「だから……ふふ、もっとしてあげるね……。ゆっくり、優しく……こりこり……こりこり……」 //右耳 //耳かき音(長) 【綾】 「ん……もう少しこのまま続けるけど、どうする? 掃除して欲しいところはある?」 //右耳 【綾】 「……うん、うん。耳の奥の……内側か。それじゃあこの辺?」 //右耳 //耳かき音(短) 【綾】 「ここじゃない? それじゃあもう少し……この辺とか?」 //右耳 //耳かき音(短) 【綾】 「あ、可愛い吐息出た。あは、この辺ね。りょーかい。ん……」 //右耳 //耳かき音(長) 【綾】 「ふふ、いいよ……全身の力を抜いて、気持ち良さだけ、じーっくり味わってね……」 //右耳 //耳かき音(中) 【綾】 「……はい、奥の方は掃除おーわり。ふふ、それじゃあ最後に、耳たぶのところを掃除していくね?」 //右耳 //耳かき音(中) 【綾】 「ん……かりかりしていくから。そのままジッとしてて」 //右耳 //耳かき音(短) 【綾】 「ん……これで……よし、と。ふふ、お兄さんの耳、ちゃーんと綺麗になったよ?」 //右耳 【綾】 「……あっ、だめ。まだ動かないで。綺麗にはなったけど、終わりってわけじゃないの」 //右耳 【綾】 「そのままそのまま……最後の仕上げが残ってるから、ふふっ」 //右耳 【綾】 「よいしょっと……じゃあ、いくよ? お兄さんだけの、特別サービス。驚かないでね……」 //右耳 【綾】 「あーむ、ん……ちゅる……あんっ、もう。だから動かないでって言ったでしょ?」 //右耳 【綾】 「え? 何をしたのかって? そんなの決まってるじゃん。最後の仕上げに、キスでお掃除したの、ふふっ」 //右耳 【綾】 「耳をぱくってして、穴の中に、下を入れて……。そうしようと思ったのに、お兄さん動いちゃうんだもん。くすぐったかった?」 //右耳 【綾】 「……えー、だめ? だってまだ細かいのがちょっと残ってるんだもん。そういうのもちゃんと取り切らないと」 //右耳 【綾】 「……そういうのは、タオルとかでするもんじゃないのかって? むー、それは確かに、お兄さんの言う通りなんだけどさー」 //右耳 【綾】 「そんなの……面白くないでしょ? どうせなら、あたしも楽しくやりたいし、えへへっ」 //右耳 【綾】 「ほらほら、もういいでしょ? 続きやっちゃうから、今度こそジッとしててね?」 //右耳 【綾】 「どんなに気持ち良くても、くすぐったくても……最後まで動かないこと。じゃないと止めちゃうよ?」 //右耳 【綾】 「それじゃ、もう一回いくね……あー……んっ。はむ、ちゅっ……はむはむ、ん、れる……」 //右耳 【綾】 「ん……れる、れるる……ちゅ。ん……溝の方はこれでオッケーかな……」 //右耳 【綾】 「ふふ、じゃあ、いよいよ奥の方に舌を入れてくね……。体震わせたりしないよう、頑張ってね?」 //右耳 【綾】 「んじゃ、いきまーす……ちゅれる、ん……れる、ふちゅ……ん、ふふ……ゾクゾクしてるね……」 //右耳 【綾】 「そのまま頑張って……ちゅ、れる……ん、ちゅる……ふちゅ、ちゅっ……れろれろれろ……」 //右耳 【綾】 「んちゅ……唾液をたーっぷり流して、ちゅる……れる、ん……下でたっぷりすくいとって……れる、ん……」 //右耳 【綾】 「ん……どう、かな? これ、気持ちいい? ……って、ふふ、聞かなくても分かるね、その顔を見れば……」 //右耳 【綾】 「ん……ちゅ、れる、ちゅぴ、ちゅぴっ……はぁん、んっ……いいよ、ちゃんと大人しくしていられるね……」 //右耳 【綾】 「お兄さん偉い、いいよ、その調子で頑張って。もう少しで終わるから……あー……ちゅ、ちゅ、ちゅっ……」 //右耳 【綾】 「れろれろ……もう少し、もう少しだよー……ちゅく、じゅるる……ん、はぁ……はい、終わり……」 //右耳 【綾】 「よく頑張りましたー、あはっ。はい、これで右の方は終了でーす。どうだった? あたしの耳掃除、気持ち良かった?」 //右耳 【綾】 「……えへ、そっかそっか。顔蕩けちゃうくらい良かったんだー、あははっ。それならよかった」 //右耳 【綾】 「よし、それじゃあ今度は、反対側、左耳をやっちゃおっか。はい、それじゃ身体こっち向けて?」 //右耳 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● トラック3:耳かき(左) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 【綾】 「はい、おっけー……あっ。あ……えっと、その……これ、ちょっと恥ずかしいね……」 //左耳 【綾】 「え、な、何がって……ほら、お兄さんの顔の向きが……その、あたしの……股間のところにあるからさ……」 //左耳 【綾】 「なんだかその……息が……い、いや、何でもない。今の全部忘れて? なーんにも気にしなくていいから!」 //左耳 【綾】 「……い、いいの! 本当に何でもないから! もう、いいから早く大人しくする!」 //左耳 【綾】 「ほら、それじゃ始めていくからね? まずは……耳に息を入れていくからね?」 //左耳 【綾】 「それじゃ……ふー、ふっー。ん……いいよ、その調子で大人しくしててね……ふー、ふーっ……」 //左耳 【綾】 「はぁ……見た感じ、右耳と同じくらい汚れてるかな……。ふぅー、ふー……ふっ、ふっ、ふっ……」 //左耳 【綾】 「んっ……ふぅ〜〜〜〜〜……あは、ごめん。今のくすぐったかった? ふふ、大人なんだから、もう少し我慢してて?」 //左耳 【綾】 「ふぅ〜〜〜〜……ふぅ〜〜〜〜……ん、こんな感じで大丈夫かな?」 //左耳 【綾】 「……うん、よし。それじゃあさっきと同じように、入り口の方から掃除していくね?」 //左耳 【綾】 「はい、それじゃあいきまーす……」 //左耳 //耳かき音(中) 【綾】 「……どうかな? 痛くない? ……ん、そっか。じゃあこのまま続けていくからねー」 //左耳 //耳かき音(短) 【綾】 「ん……もう少しカリカリしていくねー……よっと……」 //左耳 //耳かき音(中) 【綾】 「んー……取れないなー。もうちょっとこのままするから、我慢しててー……んー……」 //耳かき音(短) 【綾】 「ん、よし、取れた取れた……。ふー、ふーっ……ん、これでオッケーっと」 //左耳 【綾】 「はい、このまま奥の方までやっていくから、痒いところがあったら教えてねー?」 //左耳 【綾】 「……ん? もう少し強くやってもいいって? ほんと? ふふ、分かった……じゃあさっきよりも掻いていく感じで掃除していくねー」 //左耳 //耳かき音(短) 【綾】 「どう? 力加減はこんな感じで大丈夫? ……えへ、そっか、丁度いいんだ。ふふ、ありがとっ」 //左耳 //耳かき音(短) 【綾】 「ん……あー、こことかちょっと壁にこびり付いてるかも……。ちょっと強めにカリカリするね? 痛かったら教えて?」 //左耳 //耳かき音(短) 【綾】 「どう? 大丈夫? ん、全然平気? そっかそっか、ふふっ、じゃあ続けていくね?」 //左耳 //耳かき音(長) 【綾】 「もし痒いところがあったら、遠慮なく教えてねー。ふふっ。……うん、この辺痒い?」 //左耳 【綾】 「ん? もう少し……奥のところがこしょこしょするの? おっけー。えっと、この辺……かな?」 //左耳 //耳かき音(中) 【綾】 「あー、ふふ、気持ち良さそうな顔してるー。ここがストライクなんだ……ふふっ……」 //左耳 【綾】 「いいよー、その調子その調子。もう少しで綺麗になるから頑張ろうねー……」 //左耳 //耳かき音(中) 【綾】 「……でも、今回モジモジしないね。もしかして、だんだん慣れてきたの? ……そういうわけじゃない? そうなの?」 //左耳 【綾】 「……え? ちょ、ちょっとやだ、太ももの感触味わってるとか、いきなり変なこと言わないでよ、もうエッチ……」 //左耳 【綾】 「……や、柔らかいとか、そういう感想は言わなくていいから……! もう、黙って耳かきを堪能していればいいの!」 //左耳 【綾】 「ほら、続きするから大人しくしておくこと。いくよ……」 //左耳 //耳かき音(長) 【綾】 「……ねぇ、ちょっと聞きたいんだけど、いい? ……ん、別に、なんでもないというか……簡単な質問なんだけど、さ……」 //左耳 【綾】 「あたし以外に……こういうことしてくれる人とかって、いたりするの? ……いいから教えて?」 //左耳 【綾】 「……気になるの。お兄さんに、その……彼女とか? そういう女性の知り合いがいるのかなーって……」 //左耳 【綾】 「……いたらどうするって、それは……こ、このまま続けるけど……。でももしそうだったら、その……」 //左耳 【綾】 「が、ガッカリというか……何か、申し訳ないなーって思ってさ……」 //左耳 【綾】 「だってほら、仮にも彼女がいる人に、こういうことするのって……ふ、不純っていうのかな、やっぱり……浮気的なことになっちゃうし」 //左耳 【綾】 「……それで、どうなの? いるの? いないの? ……教えてよ」 //左耳 【綾】 「……いないの? 本当に? 冗談とかやめてよ? ……そっか、本当……なんだ……」 //左耳 【綾】 「……えへっ。ううん、なんでもない。ま、そうだよねー。こんなだらしない生活してる人に彼女なんかいないよねー」 //左耳 【綾】 「ご飯はコンビニ弁当ばっかりだし、部屋の片づけはできないし。それに……耳掃除だってしてないし」 //左耳 【綾】 「……ふふっ、ほら、動かない。ジッとしてて。そろそろ仕上げだから」 //左耳 //耳かき音(中) 【綾】 「……よし、こっちも綺麗になった。はーい、それじゃあ……最後、いっとく? ふふっ」 //左耳 【綾】 「……何がって、知ってるでしょ。最後に、キス、するんだよ。耳の中、ふかーいところまで、しっかり……ちゅーってするの」 //左耳 【綾】 「ふふ、それじゃあいくね……。れる、ん……はぁ、ちゅっ……れるれる、ちゅぴっ……」 //左耳 【綾】 「はぁ、んっ……しっかり味わってね……あたしの舌先……。ちゅ、れる、ん、ちゅっちゅ、ふちゅく……」 //左耳 【綾】 「ぢゅる……ん、はぁ、あむ……んっ、ちゅぴちゅぴ、ちゅくっ……はぁ、んっ……ふふ、どう、かな……」 //左耳 【綾】 「さっきよりも、激しくキスしてるんだけど……。ん? 全然、変な意味じゃなくて、ちゃーんと綺麗にしてあげよーってだけ」 //左耳 【綾】 「それで、どう? ……うん、うん。そっか、激しくちゅるるってされると、ゾクゾクするんだ……えへへっ」 //左耳 【綾】 「それじゃあ、もーっとしてあげる……あっ、言っておくけど、これはあくまで、耳掃除の一環だからね?」 //左耳 【綾】 「だから、変な気持ちになっちゃだめ。例えば……ほら、えっちな感じとか禁止。そういう目的じゃないし」 //左耳 【綾】 「ふふ、じゃあいくよ? あむ……ん、はぁ、ちゅ、ちゅる……ぢゅるる……ん、れる、くちゅくちゅ」 //左耳 【綾】 「ちゅぴ、れる……ちゅく、ぢゅる……はぁ、ん……ちゅ、ちゅっ……んれる、ふちゅく……」 //左耳 【綾】 「はふ、んぅ……れるる〜……ん、あはっ、もうジッとしててってば。……もしかして、今のよかった?」 //左耳 【綾】 「ふふ、もっかいしてあげよっか? こうして、奥まで舌を入れて……ぢゅるるるるる……!」 //左耳 【綾】 「あはは、こうして一気に吸われるとくすぐったいんだ……。お兄さんの弱点、知っちゃった……ふふっ」 //左耳 【綾】 「だから……えへ、もっとしてあげるね……。れるるる……ん、ぢゅるるる……はぁ、んふっ……」 //左耳 【綾】 「ふちゅく……ん、ぢゅる……くちゅくちゅくちゅっ……ん、はぁ、はぁ、はぁー……」 //左耳 【綾】 「ちゅ、ちゅっ……ん、れる……はぁ、ん、はふぅ……んちゅる、くちゅ、くちゅ……ちゅ、はぁ……」 //左耳 【綾】 「はい、終わり。これで耳掃除は終了ー。ふふ、お疲れ様、お兄さん」 //左耳 【綾】 「……あれ? あれれ〜? ねぇねぇ、何でそんなに残念そうな顔してるの?」 //左耳 【綾】 「ふふ、もしかして、もっとちゅーってして欲しかった? あはっ、残念でしたー」 //左耳 【綾】 「はい、これで耳かきはおしまい。ほら、どいたどいた」 //左耳 【綾】 「ふふっ、あたしの耳かき、どうだった? 気持ち良かった? スッキリした? ……あはっ、それならよかったー」 【綾】 「誰かに耳かきするのって初めてだったから、実はちょっと緊張してたんだよねー。……ちょっとだよ、ちょっと」 【綾】 「でも、お兄さんに満足して貰えたんならよかった、ふふっ」 【綾】 「それじゃあ、先に色々片付けておくから、お兄さんお風呂入ってきちゃって?」 【綾】 「……あはは、大丈夫だよ。黙って帰ったりしないから。もう、いきなり甘えん坊になってない? 気のせい?」 【綾】 「……あはっ、はいはい。そういうことにしておくねっ。はい、それじゃお風呂にいってらっしゃーい」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● トラック4:添い寝 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 【綾】 「……ん、スッキリした? そ、ならよかった」 【綾】 「……え? もう寝ちゃうの? えー、勿体ないよー。明日休みでしょー? 夜更かししようよ、夜更かし」 【綾】 「……疲れてるから無理って。別にこの後身体動かすわけじゃないんだからさー、いいじゃんいいじゃん。あたしまだ眠くないし」 【綾】 「ゲームとかしようよー。これで終わりとかつまんないんだけど。……あっ、こら、無理やりベッドの中に入るの禁止、それずるい!」 【綾】 「あっ……もう、すぐくるまっちゃったし。……むぅ、こうなったら……えいっ」 //SE:ごそごそと布団に入る音 【綾】 「あははっ、ほら、ジッとしててよ。あたしが入れないじゃん」 【綾】 「……え? いやだって、お兄さんが寝るなら、あたしも寝よーって思って。いいからもう少しそっち寄って?」 【綾】 「狭いから無理って、狭いからそっち寄ってって言ってるの。ほら早くー、えい、えいっ」 【綾】 「んしょ……よし、入れた。えへへ、2人でギリギリだね、このベッド」 【綾】 「どうする、疲れてるなら、このまま寝ちゃう? ……そ、おっけー。電気消しちゃうね? よっと……」 //SE:電気を消す音 【綾】 「はぁ……んしょっと。……あは、真っ暗。何だか……ちょっとドキドキするね、これ……」 【綾】 「何がって……思い出さない? 昔のこと。……ほら、子供のころはさ、2人でよくこんな感じで一緒に寝たりしたじゃん」 【綾】 「あの時と、今の感じって、そっくりなんだよねー。だから何だか懐かしくて、ふふっ……」 【綾】 「……ね、もうちょっとそっち寄ってもいい? ……身体がくっ付く? そんなこと知ってるし」 【綾】 「あたしがそうしたいの。だからね……よ、んっ……」 【綾】 「よっと……あは、くっ付いちゃったね……。ふふ、お兄さんの身体、お風呂上りだから暖かい……」 //右耳 【綾】 「それに……すんすん、これシャンプー? リンスかな? とってもいい匂いがする……」 //右耳 【綾】 「はぁ……ふふ、あったかくて、いい匂いがするせいかな……。何だかとっても落ち着く……」 //右耳 【綾】 「もっとさ、お兄さんとお話したいのに……あたしまでこのまま寝ちゃいそう…ふあ、ふわぁ〜……」 //右耳 【綾】 「……ねぇねぇ、あたしが寝ないように、何か面白い話してよ。お腹抱えて笑っちゃうような、滑らないやつ」 //右耳 【綾】 「……そんなのないって? むぅ〜……それなら何でもいいよ。話したいこと、聞きたいこと、適当にお願い」 //右耳 【綾】 「……え? あたしに彼氏? あは、そんなの気になるの? へぇー、ふぅーん……あはっ」 //右耳 【綾】 「お兄さんはどっちだと思う? いると思う? それとも……いないと思う? どっち?」 //右耳 【綾】 「……ふふ、いるって思ってるんだ。それはどうして? ん? ……慣れてる感じがする?」 //右耳 【綾】 「あはは、そんなわけないじゃん。だってさっき言ったでしょ。誰かに耳かきするの初めてだって」 //右耳 【綾】 「ふふ、だから正解は、彼氏はいない。残念でしたー。あたしは今現在、絶賛彼氏募集中でーす」 //右耳 【綾】 「……あっ。ふふ、ねえねえ、今さ、ホッとしなかった? 安心したというか、よかったーって感じの顔になったんだけど」 //右耳 【綾】 「別にそんなことない? む、そう言われると、それはそれで残念なんだけどー、もう……」 //右耳 【綾】 「言っておくけど、こうやって誰かと一緒に布団に入るのなんて、お兄さん以外いないんだからね。今も、昔も」 //右耳 【綾】 「その辺、ちょっと特別に思って欲しいなー。じゃないと……このドキドキ、無駄になっちゃうもん」 //右耳 【綾】 「……あはっ。うん……あたし、今ちょっとだけ、緊張してるよ? だって嬉しいもん……こうしてお兄さんと一緒に寝るの」 //右耳 【綾】 「懐かしいのもあるけどさ……やっぱり、好きな人と横になるのって、なんかいいじゃん」 //右耳 【綾】 「……あ、違うよ? これはエッチな意味じゃなくて……嬉しいなーって意味。変な勘違いしないでよ?」 //右耳 【綾】 「……ふふ、そうだよ。あたし、お兄さんのこと、好き。自分でもびっくりするくらい、大好きだよ?」 //右耳 【綾】 「……何でって、理由とか聞かないでよ。野暮だなーもう。そういうのは、ありがと、俺も好きだよってクールに決めるのが男らしさだよ?」 //右耳 【綾】 「……あはっ。しどろもどろしてる。ふふっ、変わらないなーそういうところ。可愛いっ」 //右耳 【綾】 「……ううん。からかってないよ。むしろ……そういうところも含めて好きだもん」 //右耳 【綾】 「あは、そうだよ。……ずーっと好きだった。昔からね。お兄さんのことが……ずっと、ずっと……」 //右耳 【綾】 「というか、覚えてない? 昔さ、大人になったら結婚しようって約束したこと」 //右耳 【綾】 「……まぁ、結構昔のことだもんね。それに、子供がするような約束だし。覚えておくのが難しいくらいだけど……」 //右耳 【綾】 「でも、あたしにとっては、あの約束は今でも生きてるんだよ。だから……今までお兄さん以外誰も好きになったりしなかったもん」 //右耳 【綾】 「……だから、ね? 今日お兄さんの家に来るのも、ちょっと緊張してたんだ。それも……悪い意味で」 //右耳 【綾】 「もしお兄さんに彼女がいたらどうしようーって。……すっごく不安だった」 //右耳 【綾】 「でも……お兄さん、今彼女がいないって知って、本当に嬉しかったんだ。……ごめん、こんなことで喜んじゃって」 //右耳 【綾】 「……改めて言うけど、好き。大好きだよ、お兄さん。……今のあたし、すっごく幸せ」 //右耳 【綾】 「お兄さんの身体、匂い、それに……吐息。全部愛しくて、苦しいくらい嬉しい……」 //右耳 【綾】 「……ふふ、どう? そろそろお兄さんもドキドキしてきた? えへ、これでおあいこだね」 //右耳 【綾】 「……え? さっきからくっ付き過ぎ? だめなの? ……え? 胸が当たってるって……」 //右耳 【綾】 「あっ……ちょっと、もう先に言ってよそういうことは。もう……本当にエッチなんだからー」 //右耳 【綾】 「……でも、えへっ。そうやってあたしのこと意識してくれるんだ。それなら……まぁ、胸くらい別にいいかなー」 //右耳 【綾】 「……どうだった? あたしの胸……いや、やっぱりここは、おっぱいって言った方が、お兄さん的に嬉しいのかな?」 //右耳 【綾】 「ふふ、おっぱいの感触、どうだった? 柔らかかった? 大きかった? それとも……両方?」 //右耳 【綾】 「あたし、おっぱいにはそれなりに自信があるんだよねー。友達と比べても大きい方だし、自分で触った感じ、張りもあるんだよね」 //右耳 【綾】 「ふふっ……それで、どんな感じ? やっぱりおっぱい当たると、ドキドキするの?」 //右耳 【綾】 「……へー、ふーん、やっぱり興奮するんだー。お兄さんったらやーらしー、ふふっ」 //右耳 【綾】 「あーあ、お兄さんも昔は純粋な子供だったのになー。エッチなこととか全然興味なかったのに」 //右耳 【綾】 「……いつの間にか、大人になっちゃったんだねー。幼馴染としてちょっとショックかも」 //右耳 【綾】 「あはっ、もう、何で離れようとするの? あたし、お兄さんになら全然いいよ?」 //右耳 【綾】 「ほら、彼女いないんでしょ? それならしっかり味わっておかないと、勿体ないよ?」 //右耳 【綾】 「えいっ……ふふ、さっきよりはっきり感じるでしょ。Fカップの、か、ん、しょ、く……ふふっ」 //右耳 【綾】 「……ん? それ以上はだめ? ……あは、もしかして、本格的に興奮してきた?」 //右耳 【綾】 「……あー、ふぅーん、触りたくなっちゃうんだ。なるほどなるほどー、ふふふっ……えっち」 //右耳 【綾】 「……ねぇ、どうせなら……思い切り、触ってみる? 手のひらでいっぱい、ぎゅってしてみる?」 //右耳 【綾】 「ふふっ……ちょっとくらいなら、いいよ? だってお兄さんだもん。……ね、どうする?」 //右耳 【綾】 「……ほら、手、伸ばして。こっち、そう……あ、んっ……。ふふ、どう? 初めてのおっぱいは」 //右耳 【綾】 「柔らかくて……あったかい? ふふっ、そっかそっか。ふふっ、お兄さん、とーっても可愛い顔してる……」 //右耳 【綾】 「いいよ、そのまま、ぎゅってしてみて……あん。ん……はぁ、ふふっ……お兄さんの指……あったかくて、くすぐったくて……」 //右耳 【綾】 「はぁっ……ん、やだ、もうっ。あたしまで……はぁ、変な気分になっちゃいそうで、怖いよ……はぁ、はぁっ……」 //右耳 【綾】 「ん、ひゃんっ……あ、ちょっとそこ、だめっ……。もう、そこはおっぱいでも一番えっちな場所だから、いきなりはだめだよ、もう……」 //右耳 【綾】 「はい、おっぱいはおしまい。手離して。……そんな顔してもだーめ。ふふっ、エッチなことはこれで終わりなんだから」 //右耳 【綾】 「あ、ふふっ……もしかして、中途半端に終わるのが嫌だったりする? 変にモヤモヤしたままじゃ寝れない感じ?」 //右耳 【綾】 「あはっ、やっぱりそうなんだ……。じゃあしょうがないなー。エッチなことはこれ以上駄目だけどー……」 //右耳 【綾】 「お兄さんが好きで好きで仕方ないちゅーなら、してあげてもいいよ? ふふっ、どうする?」 //右耳 【綾】 「……え? 別にそこまで好きじゃない? あは、今更強がらなくてもいいってばー」 //右耳 【綾】 「さっき耳の中ぺろぺろした時、幸せだったんでしょー? あたし分かってるんだから、ふふっ」 //右耳 【綾】 「で、どうする? ちゅーしちゃう? それともしない? お兄さんが決めていいよ?」 //右耳 【綾】 「……あはっ、りょーかいっ。満足するまで、たーくさんしてあげるね」 //右耳 【綾】 「じゃあ、いくよ……。あむ、ん……ちゅっ、はむはむ……ん〜……ちゅっ、ちゅく、れる、ちゅぴっ……はぁ……」 //右耳 【綾】 「んちゅ……ふぁ、ふふっ……。布団の中ですると、結構エッチなキスになっちゃうね……ちゅ、れるれる……」 //右耳 【綾】 「んむ……ふちゅく、れる……唾液も、たーっぷり使って……れろれろ、ぢゅる、れるる……んちゅっ」 //右耳 【綾】 「あむ、んむ……んちゅ、じゅる、ちゅ〜〜〜……ちゅぴっ。あはっ、今身体びくーってしちゃったね」 //右耳 【綾】 「いいよー、もっともっとしてあげる。ん……ふちゅ、れる、ぴちゅ、ちゅれる……」 //右耳 【綾】 「ん……ちゅう〜〜〜〜〜……! んぷはっ、あはっ、だめ、逃げないで……ちゅれる、ぴちゅっ……」 //右耳 【綾】 「ちゅくる、れる、んっ……ふちゅく、くちゅくちゅっ……ちゅぴ、れるっ……ん、ちゅっ……」 //右耳 【綾】 「んっ……はい、終わり。どう、満足した? ……え? あー、余計ドキドキしちゃったんだ、ふふっ」 //右耳 【綾】 「もっとしたい? だーめ、今日はもう何もしません。ふふっ、さ、もう遅いし寝ちゃおう?」 //右耳 【綾】 「……ふふ、駄々こねてもだーめ。っていうか、あたしより年上なんだから、子供みたいなこと言わないの」 //右耳 //SE:布団が擦れる音 【綾】 「よっと……ふふっ、それにさ……これ以上お兄さんにくっ付いてたら……あたし、何しちゃうか分かんないもん」 【綾】 「だから、もうおしまいにする。……ふふっ、やっぱり、大事なことは、大事な時にしないとね」 【綾】 「はい、それじゃ、おやすみー。……夢の中なら、何してもいいからね、ふふっ」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● トラック5:エピローグ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● //SE:雀の鳴き声 【綾】 「ふんふ〜ん♪ ふふふ〜ん♪ ……あ、やっと起きた。おはよー、ぐっすりだったねー」 【綾】 「もうほとんどお昼だよ? いくら休日だからって寝過ぎじゃない? ……疲れてたからしょうがない? そっかそっか」 【綾】 「……え? あたしが原因でもあるの? どういうことそれー。……寝る前にあんなことするのが悪い?」 【綾】 「ふふ、別にいいじゃん、キスくらい。お互いもう子供じゃないんだしさー。あれくらいで眠れなくなるお兄さんがどうかと思うよー?」 【綾】 「……っと、はい。朝ごはん……というか、お昼ごはん用意しておいたから、食べておいてねー」 【綾】 「……ん? そうだよ、もうあたし帰るし。……えー、ふふ、なーに? もうちょっといて欲しいのー?」 【綾】 「あは、残念でしたー。ごめんねー、ちょっと午後から友達と買い物する予定が入ってるんだー」 【綾】 「……ふふ、安心して。相手はただの同級生、それも女子だから。……ふふっ、ちょっと怖くなった?」 【綾】 「もー、相変わらず可愛いなーお兄さんは。ま、そういうところも好きだけど」 【綾】 「……よっよ、あたしのバックはどこだっけ…あったあった。よし、それじゃあねーお兄さん」 【綾】 「時間が出来たら、おばさんに顔見せておくこと。出来るだけ自分で料理すること。部屋の片付けも定期的にやっておくこと」 【綾】 「これ、忘れないでよねー。じゃないとあたしが来た意味なくなっちゃうし」 【綾】 「……あと、ちょっとこっち来て。ふふ、渡すものがあるから。……ほら早く」 【綾】 「……はい、これ。……ふふっ、何だと思う? これはね……あたしのアパートの合鍵」 【綾】 「今度は、お兄さんがあたしの家に忍び込んでね? ……ふふっ、その時は……お兄さんがしたいこと、してもいいよ?」 //右耳 【綾】 「あはっ、お兄さんが来るの、楽しみにしてるから。それじゃあ、ばいばーい」 //SE:ドアが閉まる音