●前作のあらすじ 森で暮らす魔女リカと、教会の少女ユキの出会いがあった。 ユキは魔女と知っていながらリカに近づいたが、リカの可愛さのあまり自ら望んで使い魔となったのだった。 ●森の魔女 リカ 結姫うさぎさん ツンデレ。 ユキを使い魔としている森の魔女 強大な魔力を持っており 大魔女と呼ばれた姉に代わり世界のバランスを保つのが使命で 過度に非人道的な兵器を開発する者たちの存在を感知し、亡き者としている。 人を裁くことに心を痛め、疲弊するものの それを正義として貫いてきた姉の存在があり、 姉を誰より尊敬してきたリカにとって、使命をやめることは姉への裏切りであり、罪である。 一人きりで使命を貫いてきたが、 孤独の中でユキと出会い、姉の代わりに彼女を拠り所としている。 ユキとは気持ちで通じあえていると感じているものの、どこか不安を感じている。 リカは数十年間今までずっと一人で過ごしてきたため ユキが近くにいて触れるだけで十分幸せと感じていたのに対し ユキは本心では身体でつながりたいと思っているのを知ってしまう。 ●リカの使い魔 ユキ 室井かなめさん 黒髪だったが、今はリカ使い魔となって白い魔力を帯びている 主人であるリカが強大な魔女であるため 使い魔でありながら並みの魔女を凌ぐほどの力を持っている。 当然魔法も使えるし、錬金術の知識もある。 怪しげな薬を調合するための研究施設をリカの家の地下にこっそり作って、 リカがいない日中は地下にこもっている。 リカに対し表面上は忠義を誓っているが、 リカを弄ぶことこそが生きがい。 教会の教えを放棄している自分に対し 重い使命を負って、疲弊してするリカの気持ちは理解できないものの、 考え方は認めているし、敬意を払っている。 教会の娘なので魔女は純潔を奪うことで、 普通の人間になってしまうということを知っているが リカの信条、生き方を最も尊重しており どれほどリカのことを愛していても、リカが考え方を変えない限りはエッチなことをしないと決めている。 そこだけは淑女であるものの、それを差し引いてもやはり残念な面もある。 黒猫 みーくん こやまはるさん   森の外れで親猫とはぐれてしまった猫。 ありとあらゆる魔法に耐性をもつ黒猫だったが ユキに破邪の薬を飲まされて、魔法への耐性が全くなくなってしまう。 みーくんという名前だが、メスでユキの呪いで、女の子の姿に変えられる。 悪くないはずなのに… 何故かいつもひどいめにあってしまう可愛そうな子。 リカにはすぐに懐き、敬愛しているが ユキには出会った瞬間に直感でヤバイと感じ取る鋭さを持っている。 【魔女】 人間から人間として生まれてくるが、 清い心の持ち主が天命を受けて魔女と生まれ変わる。 人が過ぎた力を持たぬように、裁きを与える。 教会から悪魔のような存在とあだなされ、 魔法を操り、人々から恐れられている。 【教会】 教会は魔女のせん滅を生業としており、 魔女を無力化することでその権威を保ってきた。 実際のところ、魔女は秩序を守るための殺戮を行っているが 教会はそこにつけこんで事実を歪めて伝えている。