名前:早瀬沙穂(ハヤセサホ) 格好: ・黒髪でスレンダーな体系、身長は155cm前後。 ・新体操に差し障るため、基本的にはポニーテールで過ごしている。 ・体付きは華奢で胸は控えめ(貧乳〜普乳の間くらい) ・レオタードは飾り気が薄めの白のスポーティな印象のレオタードを着て競技に出ている。 ・余り服装や化粧などにも頓着していないので、制服も指定どおりのをそのまま着ているという感じ。 プロフィール: 父を早くに亡くし母子家庭で育っていた少女。 母親の苦労と、苦労を見せない母の様子を身近で見続けたためにお母さんを喜ばせてあげたいという思いが募り、気付くとそれ以外にはあまり興味を持てなくなっていた。 新体操も母親が学生の頃憧れていたという話を聞きやり始め、母親が喜んでくれるから続けていたというだけで本人的にはそこまで熱意があった訳ではなかった。 交友関係を結ぶよりも、家に帰って母と過ごす事を好んでおり、そのせいで他人とのコミュニケーションは酷く苦手……というより興味が持てないと、その気はないが冷たく接してしまうようになった。 今回、その母が亡くなったという事で茫然自失してしまっていた所を、幼馴染である“貴方”に支えられどうにか、平静を装えるようにはなったが。 その内心は深く空白が空いたままになっており、母親が楽しみにしていた大会を終える事だけを目標にただ生にしがみ付いているというのが実情である。 母との約束であった大会さえ終わってしまえば、自分はどうなってもいいやという何処か捨て鉢のような意識の中生きてはいるが。 そんな中彼女の内心に触れ支え続けてくれている“貴方”のお陰で、自覚はしていないが胸の空白がほんの少しずつ癒されていっていた……。