(右・通常) んにゃ? ご主人様。 眠くなっちゃいましたか? ほらほら。 (右・接近) 反対ですよ。 (SE:寝返り・左耳が上) (左・通常) うふ、良くできましたね、ご主人様。 えらい、えらい。 それでは、今度は左耳を耳かきしますね。 (耳かき開始) (左・接近) ご主人様、痛くないですか? うふ、さすが男の子ですね。 (間) うふふ。 耳かきされてるご主人様ってカワイイ。 あ、怒らないで下さい。 だって、ご主人様はクロにとって、弟みたいな感じなんです。 だから、こうやって耳かきされているご主人様を見てると可愛いなって。 つい、イイコイイコしたくなっちゃうんです。 (間) ご主人様。 寒くないですか? にゃ? クロの膝枕はポカポカしててあったかい・・・、ですか。 うふふ。 クロは猫ですから、人間よりも体温が高いんです。 体がポカポカしてくると、うとうとしちゃいますよね。 いいですよ、ご主人様。 このまま眠っても。 (間) (こしょこしょ声で) ご主人様、まだ起きてますか? 今から梵天しますからね。 (梵天) 起こさないように、そ〜っとふ〜しますよ。 (優しく息吹きかけ) ふ〜〜〜。 ふ〜〜〜。 もうちょっとですね。 (梵天) (優しく息吹きかけ) ふ〜〜〜。 ふ〜〜〜。 はい。 これでクロの耳かきは終わりです。 ご主人様? あらあら、ぐっすりみたいですね。 それじゃあ、このままクロの膝枕で眠って下さい。 おやすみなさい。 にゃ〜あ。