灰色の純愛 -The Forbidden Paradise- ■01 白銀と漆黒の邂逅 ――ううっ……ん……はぁ、……はぁ……。――ここはいったい……? 僕はたしか、地上に降りる途中に悪魔たちに襲われて……それで、どうしてここに……。 ("あなた"の存在、オーラから"あなた"が悪魔であることに気づく) っ! 誰だ君はっ、(起き上がろうとするも怪我のため激痛が走る)あ、ぐッ――! はぁ、はぁ……。 そうか……君は森の中で倒れていた僕を家まで運んで、ずっと看病してくれていたのか……。 君が見つけてくれなかったら、僕は今頃どうなっていたか分からない。 ありがとう、助けてくれて。 おっと、自己紹介がまだだったね。僕はシロガネ。 わけがあって地上に降りてきた天使さ。 まあ降りてくる途中に悪魔の集団に襲われて、危うく殺されるところだったんだけどね。 となると、君はここに住んでいる、ということで合っているかな。 このあたりには危険な野生動物も少なくない。 町の人たちも、それらを恐れてなかなかこの森に近づけないと聞いていたのだけれど。 (SE:十字架のお守りを見せる音) ん……これは、十字架? 十字架に、自分で森の神様の加護を宿らせていたというのかい? ふふっ……普通の人は到底思いつかないよ、そんな方法。 仮に思いついたとしても、それを実行しようとする人なんかまずいない。 君は面白い子だね。 ……それで、これからの話なんだけどさ。 見てのとおり僕はまだ起き上がることすらままならない状態だ。 それに森の加護があるとはいえ、こんな場所で女の子が一人で暮らしているというのも心配なんだよね。 だから、さ。怪我が治るまでの間、君の家で一緒に生活させてほしいと思っている。 ……受け入れてくれるの?ありがとう、本当に助かるよ。 休ませてもらう代わりに、一緒に過ごしているうちは君を守るお手伝いをさせてもらうから。 もちろんだよ、僕は天使だからね。君一人を守れるくらいの力は ちゃんと使えるさ。 それじゃあ、回復するまでの短い間だけどよろしくね。 --------------------------------------------------------------------------------------- ■02 結ばれる想い (SE:小鳥の鳴き声。徐々にフェードアウト)  (SE:ドアを開ける音) あぁ、おかえり。 今日も森に何も異常はなかったのかな。 僕が作った結界も役に立っているって? そうか、君の助けに少しでもなれているなら嬉しいよ。 すまないね。町への買出しとかも色々任せっきりで。 ああいや、傷はもうだいぶ癒えてきたよ。 普通に生活する分にはもうほとんど支障はなくなってきたから。 僕が来てからの数週間、君が毎日怪我の手当てを手厚くしてくれているお陰だよ。ありがとう。 ……ところでさ。ずっと気になっていたことがあるんだけど、訊いていいかな。 うん、あのさ。 どうして悪魔の君が、天使である僕を助けたの? 君が悪魔だということは、あの日初めて君を見たときから気づいていた。 そんなに驚くほどのことじゃないさ。 天使には天使の、悪魔には悪魔の、それぞれ特有のオーラがあるからね。 これでも僕はもう数千年生きている。君の種族がいったいなんなのか、そのくらい一目見ただけで判別がつくよ。 それで、天使と悪魔が相対する存在であるということは、君も知っているはずだよね? 僕らは本来、互いを殺し合う立場にある。 それなのに、他の悪魔たちからの襲撃を受け意識を失っていた僕を、 そのまま放置すれば数日で死んでいたであろう僕を、君はわざわざ助けたんだ。 君にとって僕を助けるメリットとはいったい何なのか。 それがずっと不思議でしかたないんだ。よかったら、理由を僕に聞かせてはくれないかな。 ……え?……ふふっ、そうか。 大怪我をして倒れている人を見かけたら放っておけない、か。 優しいんだね、君は。悪魔なのに、天使のような暖かな心を持っている。 そう、本物よりも、ずっと天使らしいよ……。 (SE:流れで優しくベッドに押し倒す) …………。(至近距離で見つめあう緊張感) ごめんね。驚かせてしまったかな。 僕は君と出会って共に過ごしているうちに、君の人となりに魅入られてしまったんだ。 庭の植物や小鳥たちの世話をしているときの幸せそうな笑顔は、 まるで可憐な花が咲いているようだった。 それに悪魔でありながら、君は僕の手当てをするときに君が使っている回復魔法は、白魔術の一種だろう? 悪魔は種族としての相性から白魔術を会得することはまず不可能とされている。 にもかかわらず、こうして回復魔法を使いこなすことができている。 これは君の個人としての適性というだけでは済まされない。 人一倍に優しい心を持ち、たゆまぬ努力を積み重ねなければ、決して実現できないことさ。 ちゅっ。ん……ちゅっ。 あぁ、まだキスだけなのにそんな可愛い声を漏らして。キス、そんなに好き? ちゅっ……はむ、んちゅっ。ふふっ、瞳もすっかり潤ませちゃって。 え、あっ……ちゅっ、んはぁ。 君からもキスを求めてくれるだなんて……そんなことされたら、本当に抑えがきかなくなってしまうじゃないか。 後からやめてって言われても、もう退けないよ。 君の全てを、僕に見せて。 -------------------------------------------------------------------------------------- ■03 萌芽                       ちゅ……ん……っ、ちゅっ……ちゅ……っ。 (普通のキス) っふふ。顔赤くなってるよ……。 目を逸らさないで……もっと僕のことを見て。 はむっ……っ、ん、んちゅ……ちゅ……っふ、ちゅむ……んっ、んはぁ。 たかぶって赤く染まった頬も。少しうるんだ瞳も。 君の全てが輝いて見える。素敵だよ……んんっ、ちゅっ。 (このへんからDキス)ちゅぅっ、んっ、んんぅ……ちゅぅっ。 ちゅっ。ちゅっ、ぁむっ、んんっ、じゅる……んっ、ちゅぷっ、ちゅぅぅっ……んん。 ん、ちゅっ、んむっ、じゅるるっ、んはぁっ……可愛い。 このまま、上 脱がせちゃうよ。大丈夫、怖いことは何もしないから……ちゅっ。 (SE:服を脱がせる音) あぁ、君の悪魔の紋様は首筋にあるんだね。 だからずっと首元が隠れるような服装をしていたのかな。 変なんかじゃない。これは君が君であることの証でもある。 そう考えるたら僕にはこの紋様すらとても愛おしく見えるよ。 首のあたりにキスされるのは嫌かな?……そっか。ちゅっ(首筋にキス)……嫌じゃないならよかった。 じゃあ、胸も触っちゃうね。一緒に首筋ももっと可愛がってあげる。 はむっ、ちゅっ、ん、じゅるるっ、ちゅ、ちゅっ、んんっ……。 ちゅっ、ちゅぅっ、はぁ……ん、んむっ、ちゅぷ……。 ……甘い声が出ちゃってる。そんなに感じてるんだ。 そんなふうに喘がれちゃうと、もっと鳴かせたくなっちゃうな……、なんて。ちゅっ……ん、ふふっ。 乳首も……こんなふうに、指で優しくつまんで。先端の部分を円を描くようにそっと撫でて。 あぁ、どんどん勃ってきてる。このまま、今度は反対側の乳首にも……んっ、はむっ……ちゅぅっ、ちゅっ。 はぁっ、んっ、んんっ、ちゅっ……あむ、んっ、ちゅぷっ……うむっ、んん……ちゅ、んはぁっ……。 さっきから腰をひくつかせてるけど、どうしたの?どこか触って欲しいところがあるの? 僕にどうしてほしいのか、君の言葉で聞かせて。 ……。そうか。君のここ……マンコを触って欲しいんだね。 わかった。それじゃあ、脚を開いて。 (SE:衣擦れの音) まずは太ももから、ゆっくり、指先そっと肌をなぞって……。 ふふっ、体がびくっ、ってなった。少し撫でただけだよ。 こうして……ゆっくり、ゆっくり、太ももから脚の付け根に向かって……。 ……そろそろ触ってあげようか。君の大事なところ。 パンツの横から、指入れちゃうね。 (SE:水音) もうこんなに濡れてる……。 膣口を少しいじっただけでも体が震えちゃって。 クリトリスに愛液をつけて指の腹でこねると……あぁっ、すごい反応。 触れば触るほど、もっと愛液が溢れてきて。すごくエッチだよ。 クリトリスもいじったまま、中に指……入れちゃうね。 ん、キスも一緒にしてほしい?わかった、いいよ。 (SE:水音の種類を変える) ちゅっ、ん……ちゅ、んくっ、ちゅぱっ……。 はむ、んっ、ちゅっ……じゅるるっ、ちゅぷ、ちゅぅ……んはっ……。 さっきよりもエッチなキスになってる。そんなに気持ちいい? 声も大きくなってきて、身をよじらせて。中もひくひく震えてるね。 (SEの水音をこのあたりから激しく) イキたかったらいつでもイっていいよ。うん、好き。大好きだよ。 (絶頂) ん……っ、中がすっごくうねってる。イっちゃったんだ。 こんなに濡らしちゃうほど感じちゃって……。僕も嬉しいよ。 んむ、んちゅっ……ふふっ。 ちょっとキスしただけで声をあげちゃうんだね。 恥らう顔も、堪えきれずに喘ぐ声も、もっと見せてほしい、感じさせてほしい。 大丈夫。エッチなことは恥ずかしいことなんかじゃない。 だから君も、もっと僕を求めてくれてもいいんだよ。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- ■04 快楽の海に溺れ                     ……さっきイッたばかりなのにもう物欲しそうな表情(かお)をしている。 ん、なぁに?もっといっぱい気持ちいいことをしたい? 君も積極的になってきたね。 いいよ……ちゅっ。 パンツ、脱がしてもいいかな。 君の一番感じるところがどうなっているのか、僕に見せて。 ……ありがとう。じゃあ脱がすよ。 少しだけ腰を浮かせて……うん。いい子だ。 (SE:軽めの衣擦れ音) あぁ、1度もうイッたのにまた濡れてる。 (SE:水音) ほら。くちゅっ、くちゅって淫らな音がしている。 さっきよりももっととろとろになって……その期待に応えたくなってしまうじゃないか。 (水音ここまで) 今度は君の大事なところを舐めようか。 優しく舐めて、吸って。クリトリスもナカも愛撫して。 どこまででも夢中にさせてあげる。 (ここからクンニスタート) ちゅっ。れろっ、ん……ちゅ、んはっ、ちゅぅっ、くちゅ……。 ぁむっ、ん、ちゅぷっ、んむ……れろ、じゅるっ。 外側からゆっくり内側まで……ちゅ、んくっ、ちゅぱっ。 はむっ、じゅるるっ、んちゅ、れろっ。 声に艶やかさが増してきているよ。腰もひくついちゃってる。 気持ちよくて喘いでしまっているところを見ると、もっと感じてほしくなってくる。 ちゅっ、じゅるるっ、んっちゅぷ、じゅぽっ、ちゅむ、じゅるるっ。 (SE:かなり高めの水音を静かめに。) クリトリスもまた勃たせちゃって。 そんなに可愛い声を上げられたら、もっと君が欲しくなってしまう。 もっと淫らになって。もっと乱れて……僕に全てを委ねきってほしい。 (ここからクリトリスへの愛撫。) ちろっ、んっ、ちゅむ、ちゅっ……くちゅっ、んむ、じゅるるっ。 ちゅぽっ、んはっ……ぅん、じゅるるっ、んちゅ、ちゅっ、じゅぷっ。 ん、またイキそう? いいよ……じゅるっ、んん、ちゅっ。 気持ちいいのだけを感じていて。 ちゅぅ、んはぁ、んくっ、じゅぶ、じゅるるっ。 ん、ちゅぽっ、んむ、じゅぷぷっ、じゅぱ、ちゅ、ちゅむっ。 ぁむっ、じゅぶ……んっ……! (このあたりで絶頂) あぁ……さっきよりもっとびくびくっ、ってなってる。 潮まで吹いちゃったね。シーツも少し濡らしてしまうほどに……。  申し訳ないだなんて思わないで。これはいけないことなんかじゃない。 (SE:抱きしめる。シーツの音) 君はどこまでも愛らしくて。 本当に素敵な女の子だよ。(少しささやき気味。無声音までいかなくても大丈夫です) -------------------------------------------------------------------------------- ■05 伝承ニ背キシ者タチ                     ……。 そろそろ、僕を受け入れてくれる準備が出来たかな? だってほら。 (SE:水音。優しく膣口付近を撫でるかんじなのでだいぶゆっくり、ゆったり) 君の大事なところは、もうこんなにも切なそうに濡れている。 愛する君ともっと奥深くまで結ばれたいんだ。 ……どうしたの? 体を重ねるのが怖い? …………。 たしかにさっき僕が言っていたのとは別に、天使と悪魔の関係にはもう1つ言い伝えがある。 「天使と悪魔が交われば、天使は神に見離され地に堕ちる。  その罪深き魂は負の波動に蝕まれ、やがて自我が崩壊し二度と輪廻の輪に戻ることはない。」 もちろんこれはあくまで言い伝えだし、本当に正しいものなのかは分からない。 でも、たとえもしこの話が真実だったとしても 僕は君のことを絶対に離しはしないから。 君が天使だとろうと悪魔だろうと、そんなことはどうでもいいんだ。 僕はただ、君のことを1人の女の子として愛している。 それだけで充分じゃないかな? だから、さ。僕にどうしてほしいのか、君の言葉で聞かせてほしい。 …………うん。ありがとう。 大丈夫。何も怖いことなんかない。だから僕を信じて。僕だけを見ていて……。 (挿入しはじめると同時にシロガネの堕天が始まる) ――っ!! ぁぁっ……!! っ、大丈夫。大丈夫、だから。 ちゅっ……。僕のことを抱きしめていて……。 ……っ、はぁっ、――っっ!!! (挿入) っはぁ、はぁっ、はぁ……っ。 ん……? 僕なら問題ないよ、気にしないで。 そんなことより君は?痛かったりしない……か、よかった。 あぁ……君のマンコの中、すごくあったかい。挿れただけなのにきゅうきゅう締め付けてくる。 本当にすごく気持ちいいよ。ほんと大好き……。 ねえ、もう動かしてもいいかな。……うん。じゃあ、動くよ……。 (SE:ピストン開始) ん、んんっ、あぁっ……腰を動かすと、君の中が不規則に締まって、あぁっ、気持ちいい…… 頭の中が真っ白になってしまいそうだ……っ、ん、あぁっ、はぁっ! 挿れて、引き抜くたびに、君と僕の液がぐちょぐちょに混ざり合って、ひとつになってるね。 ふふっ。泣きそうな顔になってる。息もこんなに荒くして、脚で僕の腰にすがるように抱きついて、あぁっ……。 それほどまでに気持ちいいって、君も、思ってくれてるんだね。 僕もだよ。すごく、んっ、すごく幸せでっ。ずっと繋がっていたくなる……! (SE:このあたりからもう少し激しく) んふ……ちゅ、ちゅむっ、はぁっ、れるっ、んちゅ。 ちゅく、ちゅぅっ、はむ、んんんっ、じゅぷ、ぐぷぐぷっ……んはぁっ。 舌同士を絡めながらするなんて、頭の中まで溶けてしまいそうだよ……。 君もそうなの?そっか。僕たちっ、おんなじだね。 はぁ……っ、はぁっ、このままっもっと混ざり合おう、一緒にイこう……! (SE:ラストスパート、ここを一番激しく) ちゅむっ、じゅるるるぅ、んっ、ん、はぁっ、じゅぷ、じゅるっ、ん、んくっ、はぁっ、んっんんぅっ。 んちゅ、んくっ、ずずっ、ちゅぱっ、はぁ、ちゅぷっ、んんっ、はあっ、ぁぁっ、んんぅっ!! (絶頂) はあ、はあ、はあ……あぁ、君もイッちゃったんだね。 ちゅっ……ふふっ、君と一つになれて、僕も嬉しいよ。 少し目がとろんとしてきたね。 何度もイって、さすがに疲れてしまったかな? 眠かったら寝てもいいよ。このまま君のことを抱きしめていてあげるから。 うん……おやすみ。 ------------------------------------------------------------------------------------ ■06 Epilogue:灰色の純愛 -The Forbidden Paradise-            (SE:ベッドのシーツがこすれる音) ……ん、目が覚めたようだね。おはよう。 といっても、外はもうすっかり暗くなってしまったけどね。 (SE:主人公がシロガネに勢いよく抱きつく) どうしたんだい、急に抱きついてくるなんて。 ……僕から天使としてのオーラが感じられなくなっている、か。 ああ、そうだね。君にももう分かってしまうか。 どうやら言い伝えにあったとおり僕は天使としての力を失い、"堕天"してしまったらしい。 翼も、もう出せなくなってしまったみたいだ。 謝らないで、君が悪いわけじゃないから。これは僕自身が望んだ道なんだ。 それに、天使ではなくなったこと以外には今のところなにもなさそうだから、 死ぬとか精神が暴走するとか、すぐさまそういった深刻なことにはならないと思う。 君は?今のところ何も異変は起こってない? そっか。君が無事ならひとまずは安心、かな。 これから先、僕は天使と悪魔の双方と敵対することになるだろう。 おそらく君も無関係では済まされないし、場合によっては命まで狙われることもあるかもしれない。 それでも僕と一緒にいてくれるかい? なんて……聞くまでもない、か。 (SE:抱きしめる音) ありがとう。本当にありがとう……。 どんなことになろうとも、僕が君を守ってみせる。 愛してるよ。可愛い可愛い僕の天使。 ちゅっ。