■01 [放課後の部室] (主人公の提出したレポートをチェックする望愛) 【望愛】ふむふむ、なるほど…… 【望愛】ふふ、そんなに良かったのかい?全く君は…… (レポートを閉じる) 【望愛】ふぅ……しかし君のレポート、最近では一体どういうことを書いてくるのか、何となく分かるようになった気がするよ。 【望愛】君の好きな事、君の好きな僕の事、少しずつ理解が進んでいるという証だね。 【望愛】恋人同士というのは、こういうものなのかな。 【望愛】でも、いいレポートだ。受け取っておくよ。 【望愛】しかし、こうやって君と活動するようになって、もう結構になるね。 【望愛】そろそろ、頃合いだと思うんだ。 (主「頃合いというと?」) 【望愛】ああ。一つ、僕は君に伝えなければならないことがあるんだ。 【望愛】それはね……(今後の恋研のことや引き継ぎに関することを告げようとする望愛) (望愛の言葉を遮るように、扉が開く音がする) (扉を開け、望愛を指差す七希) 【七希】あ、いた!やっと見つけましたよ、部長さん! 【望愛】……ん、なんだい、お客さんかい? 【七希】はい、私、東雲七希、1年です! 【望愛】七希君……だね。えっと、君とはどこかで会ったことがあったかな。 【七希】あ、いえ。自分は部長さんに一目惚れして会える機会を伺ってただけなので、部長さんは知らなくても当然です。 【望愛】一目惚れ……なるほど。これはまた面白いことになりそうだね。 【望愛】そんなところではなんだし、こちらのソファに座るといい。お茶でも飲むかい?今日のお茶菓子は一口モナカだよ 【七希】はい、ありがとうございます! (促されてソファに座る七希) 【望愛】それで、ここまで来たってことは、君は入部希望者なのかな。 【七希】そう……ですね。はい。入部希望です。 【望愛】なるほど……だけど、今の恋研には僕と彼の二人だけ。 【望愛】三人だとバランスが……いや、でもこれはこれで新たな可能性が……(独り言っぽく) 【七希】部長さん、どうしたんですか? 【望愛】ああ、いや、なんでもないよ。 【望愛】ただ、もう一人部員がいると、カップルがもうひと組作れてちょうどいいかなと思ったのさ。 【七希】それって、私と誰かってことですか? 【望愛】ああ、そのつもりだけど。 【七希】それは遠慮しておきます。私は部長さんが好きなので、部長さんと一緒がいいです! 【望愛】おやおや。こんなに熱いラブコールを送られるなんてね。 【望愛】そもそも、君はどうしてこの恋研に興味を持ったんだい?部員募集のチラシは期限が切れてたから片付けたはずだけど…… 【七希】……実はこの前、私、たまたまこの部室の外を通りかかったんです。 【七希】その時、部屋の中に誰かがいるようだったので、そこのカーテンの隙間からこっそり覗かせてもらったんですけど…… 【七希】この先輩が部長さんの耳元で何かをしてるのを目撃してしまったんです。 【七希】その時の部長の表情がホントに可愛くて……私、その場で恋に落ちてしまいました。 【望愛】それはまた……恥ずかしい場面を見られてしまっていたようだね…… 【望愛】きっとそれは、彼に耳を舐められてた時かな。 【七希】耳を……ですか? 【望愛】ああ、恋研では、恋人たちが互いに愛を深め合う方法や、それに際しての感じ方、心の変化なんかの研究をしているんだよ。 【望愛】もちろん、不純異性交遊に当たらない範囲で、だけどね。 【七希】ということは、部長さんとこの先輩は恋人同士、なんですか?(少し残念そうに) 【望愛】そうだね……一応は、だけど。 【七希】一応? 【望愛】ああ、これは活動の、研究のための仮の関係なんだよ。 【望愛】さっきも言ったように現在の恋研の部員は僕ら二人だから、擬似的なカップルを組んで色々とシミュレーションを行なって、それをレポートにまとめているんだ。 【望愛】だから「恋人同士か」という質問への答えはイエスでもあり、ノーでもあるということさ。 【七希】ふーむ……わかったようなわからないような…… ※【七希】でも、それなら部長さん。私も部員になったら、部長さんとそういう事、できるってことですよね? 【望愛】ん、まあ……否定はしないよ。君にその気があるんだったら、僕は受け入れたいと思う。 【七希】じゃあ、私にも部長さんのお耳、舐めさせて欲しいです! 【望愛】……ふふっ。大胆な告白は女の子の特権だね。 【望愛】だけど、僕の耳は、その……デリケートなんでね。君にはまだ扱いが難しいと思うんだ。 【七希】いや、そんなことないです!私、ちゃんと部長さんを気持ちよくさせてあげるので、是非……! 【望愛】まあまあ、少し待ってくれないか? 【望愛】別に拒否をしてるわけじゃないんだ。ただ、僕にも少し心の準備をする時間をくれないかい? 【七希】んむぅ…… 【望愛】ここは折衷案と、その練習ということで……この助手くんのお耳で試して見ないかい? 【七希】え~?この先輩のお耳を、ですか……? 【望愛】……まあ、嫌なら無理にとは言わないよ。 【望愛】恋愛というものに無理強いはあってはならないものだからね。 【七希】いえ、これも部長さんの恋人になるための試練、なんですよね! 【望愛】試練……か。君は本当に愉快だね。 【望愛】というわけなんだが、助手くん。少々実験台になってもらえるかい? (主「喜んで」) 【望愛】ふふ、そういえば君は耳をされるが好きだったね。 【望愛】それでは、君はソファの真ん中に座ってくれるかい? 【望愛】七希君はその横に。 【七希】はい、わかりました! 【望愛】では、本日の実験を開始しよう。 ■02 [直後、ソファに座って主人公の片耳を観察する望愛と七希] 【望愛】さて、では七希君。 【七希】はい。 【望愛】耳を舐めると一言に言うけど、具体的にはどうすればいいと思うかい? 【七希】どうすればって……普通にペロペロ舐めればいいんじゃないんですか? 【望愛】ふふ。僕もそうだったからわかるよ。 【望愛】それでは、まずは観察から。 【七希】はい、よく見てみます。 【望愛】耳はとても複雑な形状をしているのはわかるよね? 【七希】結構デコボコしてますし、それに、意外と大きいですよね。 【望愛】そうなんだ。実際に触ってみるとわかるかもしれないけれど、表と裏、外側と内側では感じ方やその感度なんかが変わってくるんだ。 【望愛】それに…… (七希の耳に触れる望愛) 【七希】ひゃっ…… 【望愛】ふふ、驚かせてしまったね。 【七希】あぅ…… 【望愛】人に触れられると、自分で触れるのとは全く違う感覚を覚えるだろう? 【七希】っ、ふぅ……部長さん、少しやらしいです……っv 【望愛】ふふ……君が僕にしようとしてることは、こんなものではないんじゃなかったかな。 【七希】は、はひっ……っ 【望愛】それに、ふぅっ…… (七希の耳に息を吹きかける) 【七希】んっ、あっ…… 【望愛】耳に息を吹きかけられるのも、なかなかに感じないかい?(そのまま七希の耳元で囁く) 【七希】んっ、んふぅ……ん……(耳への刺激で体が震えてる七希) 【望愛】そうやって、様々な手段や方法と刺激する場所、強度を組み合わせることで、耳だけでも千差万別の感覚を与えることが可能なのさ。(引続き囁き声で) 【七希】ん、はっ……はふ……っ、ん……ぁ……ふぁ……っは……んぅ……ん、っくふ……ん……(耳元で喋られて声が出ちゃってる七希) 【七希】っは……はふぅ……奥が深いんですね……勉強になります。 【望愛】そうさ。それこそがこの恋研の存在意義なんだよ。 【望愛】そして君にも、今からその一端に触れてもらう。 【望愛】さて助手くん、準備はいいかい? (主「いつでもどうぞ」) (少し気になって小さく手を上げて質問する七希) 【七希】すみません。えっと、そもそもお耳って清潔なんですか?舐めても大丈夫なんでしょうか……? 【望愛】気になるかい? 【七希】いえ、部長さんのなら全然大丈夫なんですが、男の人のには少し抵抗があって…… 【望愛】まあ、普通はそうだろうね。 【望愛】こういった行為というのは信頼関係のもとに成り立つもの。 【望愛】この人の耳なら舐めても大丈夫という信頼が、出会って少しの人間に芽生えてるとも思えない。 【七希】あの、別にそこまで嫌ってわけじゃないので…… 【望愛】ふふ、これは流石に助手くんに失礼だったかな。 【望愛】大丈夫、彼はいい子だよ。僕が保証する。 (テーブルの上においてある箱から温かいタオルを取り出して七希に渡す望愛) 【望愛】ほら、このタオルを使うといいよ。 【七希】わ、あったかい…… 【望愛】まあ、何かと入り用なんでね。最近この部室におしぼり保温機を導入したんだ。 【七希】何かとって……あっ……(察する) 【望愛】ふふ。そこはご想像にお任せするよ。 【望愛】もちろん、これから君もお世話になるかもしれないけどね。 【望愛】それで、君が満足行くまで拭いてあげるといいさ。 【七希】ん……じゃあ先輩さん、お耳拭きますね…… (主人公の両耳を同時に吹く七希・くすぐったそうにしてる主人公を少しかわいいと思ってる) 【七希】んしょ……んふ……くすぐったいですか?へへ…… 【七希】ん……ん……んふ……ん…… 【七希】ん……こんな感じかな…… 【望愛】もう大丈夫かい?それでは、まずは君の思う通りにやって見てくれ。 【七希】はい、わかりました。それじゃあ……んぁ……はぷっ (そのまま主人公の耳をぎこちなく甘噛する七希) 【七希】んふ、んぷ、ん……んぷ、ちゅる、んむ……はむ…… 【望愛】そうそう、そんな感じで…… 【七希】んむ、はぷ、ちゅるる……どうですか……? 【望愛】ふむ、結構うまいじゃないか。ふふ、彼も良さそうな表情をしてるよ。 【七希】そうですか?ここからじゃよく……んむ、ぷちゅ……わかりませんが……はむ、ん……はふ…… (耳から離れる) 【七希】ん~、でもなんか、この前の部長さんの反応には及ばないって感じですね 【望愛】いや、悪くはないよ。彼は僕よりかは幾分か耳が強いからね。 【七希】部長さん、なにかアドバイスはありますか? 【望愛】そうだね……あるにはあるけど、少し口では説明しにくいかな。 【望愛】では、少しこちらに来てくれるかい?僕がお手本を見せてあげるよ。 【七希】はい、お願いします。 【望愛】一言に耳を舐めると言っても、その方法には何種類かあってね、例えばこうやって…… (七希の代わりに主人公の耳に接近し、優しく甘噛するように舐める望愛) 【望愛】んぷ、はむ、ぁむ……んむ、んぷ、ちゅぷ、ちゅるる……れる、んむ…… 【七希】わ……こんな感じなんだ……ん…… 【望愛】んふ……こうやって耳の外側を優しく唇で食むようにしてあげれば、舐められてる人はリラックスできるし、 【望愛】逆にこんな風に……れる、れりゅる、ぢゅるる……(再び耳舐めを・今度は深く奥まで愛するように) 【望愛】んむ、ぢゅる、れりゅ……んぷ、ぢゅぷ、んむ……じゅる、れりゅ、んぷ…… 【七希】わ、すご…… 【望愛】ぷぁっ……ふぅ……(口を離す望愛) 【望愛】と、まあ、彼の反応でわかると思うけど、耳の奥まで舌をねじ込むような耳舐めは…… 【望愛】これはなかなかに刺激的なものになるんだ。 【七希】……確かに、先輩の反応も少し違いました。 【望愛】彼もこれが好きなようだからね。君も慣れてきたら試してみるといい。 (再び主人公の耳を拭う望愛) 【望愛】そうだね……では、助手君。君は、舐めれらている時の感想を七希君に教えてあげてくれ。 【望愛】初めてだろうし、その方が自分がちゃんと出来てるか把握しやすいと思うしね。 【七希】よろしくお願いします。 【望愛】それでは、続きを。 【七希】はい……では、失礼します……んはぁ……ぁぷ…… 【七希】んぷ、ちゅぷ、ちゅぷ……んむ、はぷ、んぷ、んむ、ちゅむ……(ちゅぷちゅぷと吸う動きの多い音) 【七希】んふ……先輩さん、気持ちいいですか? 【望愛】悪くないけど、吸うよりも舐める感じでしてあげたほうがいいかな。。 【望愛】しゃぶるというよりねぶる感じで……わかるかい? 【七希】はい、なんとなくわかります。 【望愛】それはよかった。では、続けて。 【七希】ん……ではもう少しゆっくりしますね…… 【七希】はむ、んむ、はぷ、ぁむはむ……んぷ、ぷちゅ…… (※【七希】柔らかく、ねっとりとした耳舐め・60秒) (耳を舐められてる主人公に囁きかける望愛) (囁き声で) 【望愛】ふふ……少しずつ溶けてきたね…… 【望愛】今日初めてあった女の子に耳を舐められて、そんなに気持ちいいのかい? 【望愛】あ、喋らないで。これは二人だけの内緒話だよ。 【望愛】正直なところ、僕もこんなことになるとは思ってなかった。 【望愛】だけど、今しかできないことをみすみす逃すほど僕も迂闊ではないからね。 (主「まあ、面白いんじゃないですか」) 【望愛】うむ。君ならわかってくれると思ったよ……ふふふ…… (/囁き声で) 【望愛】それでは七希くん。 【七希】んぷ……ぷは……はい、なんでしょうか? 【望愛】そろそろ次の……もっと深くまで、してみてくれるかい? 【七希】さっきの、えっちな方……ですよね。 【望愛】ふふ、確かに。そういう表現もある意味では正しいと思うよ。 【七希】はい、わかりました。それでは、先輩さん、覚悟してくださいね……はむ……(自信が出てきたので得意げに) 【七希】んむ……ぢゅる、ぐぷ、れりゅる……んむ、ちゅぷ、ぢゅるる…… 【望愛】ふふ……凄いね。さっきの見本と今の耳舐めで、ここまでできるようになるなんて…… 【望愛】ほら、彼も喜んでるよ。 【七希】んぷ、ぢゅる……れりゅ、りゅぷ……ん、先輩さん……なんだかかわいいですね……んぷ、ぢゅる、ぐりゅ…… 【望愛】わかるよ。一方的に攻めている際に得られる優越感というか、快感というか……そういうものを覚えることもあるからね。 【望愛】君にも、そう言った素質があるんじゃないかい? 【七希】んぷ……へへ、そうかもしれない……んぢゅる、ぢゅる……ですね……んぷ、ちゅぷ……ぐりゅ…… (※【七希】耳の奥まで舐め回すような、ねっとりとした耳舐め・30秒) 【七希】ふへへ……いいんですね……んぷ、ぢゅぷ……よかったです……ん、ぁぷ、ちゅる、れりゅ…… (※【七希】先程よりもさらに深く、水音多めの耳舐め・60秒) 【七希】んぷは……はふ……ふぅ……(少し息が切れてきたので中断する七希) 【望愛】よし、そこまで。 【七希】あ、はい……ん、はふぅ…… 【望愛】どうだったかい? 【七希】ふぅ……なんだか少し疲れました。でも、ちょっと楽しかったです。 【七希】思ったより悪くはない、ですね。はい。 【七希】部長さん、こんな感じでよかったですか? 【望愛】そうだね……良いと思うよ。彼も満足そうな顔をしてる。 【七希】じゃあ次は部長さんのお耳を…… 【望愛】そしてたった今、一つ新たなアイデアが湧いてきたよ。 【七希】と言いますと? 【望愛】ふふ……申し訳ないけど、七希君。もう少しだけ続けて貰っても構わないかい? 【七希】続けるって、舐めるのをですか?それは構いませんが…… 【望愛】そして僕はこちらの耳を……んぁ……んぷ……(七希とは逆の耳を咥え、甘噛みする望愛) 【七希】あ、なるほど……両方からするんですね。確かにこれは3人じゃないとできないことですが……なんだか流されてる気が…… 【望愛】んぷ、んむ……ふふ、七希くんは不服かい? 【七希】い、いえ……大丈夫です。ちゃんとできます 【望愛】そうだ、七希君、手を貸してくれるかい? (望愛に片手を差し出す七希と、それを握り返す望愛) 【七希】こう、ですか? 【望愛】うん。耳をしている間の意思疎通はこれで行うことにしよう。 【望愛】あまり耳元で喋ると彼も集中できないだろうし、お互いに聞こえづらいだろうしね。 【七希】部長さんの手、柔らかいですね……えへへ……(嬉しそうに) 【望愛】そうかい?ふふ……僕がこの手を強く握ったらストップ、ということで。いいね? 【七希】はい、わかりました。じゃあ、……ぁぷ、ちゅぷ…… (※【望愛】【七希】両耳をはぷはぷと甘噛みしたり軽くキスをするように舐めるふたり・20秒) 【七希】んは、ん……なんだか先輩さん、すごく震えてます…… 【望愛】気持ちいいんだね……その反応、本当に良いよ。(うっとりと) 【望愛】両方の耳を舐められる機会なんて、まずないことだしね。初めての経験には、誰しもがそんな反応を見せるものだよ……ふふ…… 【七希】先輩さん、私と部長、どちらが気持ちいですか? (主「やっぱり部長かな」) 【望愛】ふふ、それは光栄だね……んぷ、ちゅるる…… 【七希】んむ……別に先輩さんに興味があるわけじゃないですけど、そう言われるとちょっと悔しいです。 【七希】はむ、んむ、んぷ……ちゅる…… (※【望愛】【七希】ちゅぷちゅぷと、本格的に耳舐めを開始する二人・90秒) 【望愛】んんぷ、ちゅるる……ぷぁ…… (七希に手でストップを掛ける望愛) 【七希】ん……はふ…… 【望愛】どうだい、助手君。またよくなってきたかい?(囁き声で) (主「なんだかすごいですね、これ」) 【望愛】ふふふ……では、ここからはもう少し深めに…… 【望愛】ちなみに、あまり奥まで舌を侵入させるときは、いわゆる耳かきのような体制でやると唾液が耳の中に降りていって不快に感じることもあるから、こうやって真横からの姿勢で行うといいよ。 【七希】なるほど、これも研究の成果ってやつですね。 【望愛】そうだね。身を以て学んだことはいくつもあるし、これから少しづつ、教えていってあげるよ。 【望愛】それよりも、今は…… 【七希】はい、それじゃ…… (再度主人公の耳に近づくふたり) 【七希】んぁ……はぷ、んむ……れりゅ、じゅるる……ちゅぷ、んぷ、れりゅ…… 【望愛】んむ、んぷ……れりゅ、れりゅる……んぷ、んむ、れる……ちゅる、ぢゅりゅ…… (※【望愛】【七希】ぐぷぐぷぐりゅぐりゅと、耳の奥まで愛するような、いやらしめの耳舐めを行うふたり・120秒) (主人公の反応が変わってきたので再度ストップをかける望愛) 【七希】んっ……んはぁ、ふぅ、ふぅ…………はふぅ…… 【望愛】ぷはっ……ふぅ……ん……ふふ、ごちそうさまv(耳元で主人公にだけ聞こえるような小声で) ■03 [前トラックの直後] (※【望愛】【七希】お互いに呼吸を整える・10秒) 【七希】……部長さん、私、いい感じでしたか? 【望愛】そうだね……合格点、なんじゃないかな。 【七希】よしっ!そ、それでは、今度こそ部長さんのお耳を…… 【望愛】おっと、それは少し気が早いんじゃないかな? 【七希】うー……またですか? 【望愛】君は、今までしてあげてた相手を放置して次の行為へ進もうというのかい? 【七希】あ……それもそうですね。先輩さん、なんだかふわふわした表情してるので、このままでも良いのかなって思ってました。 【望愛】ふふ……アフターケアは大事だよ。 【望愛】それでは、七希君は彼の耳を拭いてあげてくれ。おしぼりはまだあるから、さっきの保温機から使ってくれて構わないよ。 【七希】はいっ (テーブルの保温器からおしぼりを取って主人公の後ろに回る七希) (ソファの上で主人公の正面至近距離に詰め寄る望愛) 【望愛】まったく、こんなにとろけた表情をして……(主人公にだけ聞こえる声量で) 【望愛】もしかして、僕との時よりも気持ちよかったのかい?ふふ……(主人公にだけ聞こえる声量で) 【七希】あ、部長さん…… 【望愛】いいよ。拭いてあげて。 【七希】はい、じゃあ、後ろから失礼しますね。 (後方主人公の両耳を拭く七希) 【望愛】今日のことはいつも通りレポートにして、明日提出ということで……いいね? 【望愛】うむ。よろしい。 【七希】先輩さん、くすぐったくないですか? 【望愛】ん、よだれが……んむっ……(軽く口づけして舐めとる) (それに気付いてちょっと気にしてる七希) 【七希】……よし、綺麗になりました。 【望愛】ご苦労様。使った後は流しのところに置いててくれたらいいよ。 【望愛】僕が後でまとめて洗っておくから。 【七希】いえ、部長さんにそんなことやらせるわけには!私がやっておきます! 【望愛】いいのかい?それではお願いするよ。 (おしぼりを洗いに少し離れた流しへ行く七希) 【望愛】さてと、君はこれからどうなると思う? 【望愛】おそらく彼女は本気だ。じゃないと初対面の異性の耳をあんなに熱心に舐めるなんて出来ないだろうしね。 (主「部長はどうするんですか?」) 【望愛】僕は……そうだね。僕も、同性同士というのは想定外だったし、少し困惑してるかな。 【望愛】でも同時に、これはここ最近なかった新しい刺激でもある。 【望愛】あえて流れに身を任せてみるのも面白いんじゃないかなって、思ってるよ。 【望愛】もちろん、君がよければこの関係も継続したい。 【望愛】なんだか彼女を利用してるみたいになってるかな。 【望愛】まあ……ちょっと耳を舐めさせて、それで満足してくれたら良いんだけど…… (主「部長の声、可愛いですもんね」) 【望愛】なっ、何を言ってるんだ、君は……! 【望愛】確かに、嬌声には異性を興奮させる効果があるのは知っての通りだと思うし、 【望愛】僕だって、先ほど耳を舐められてる時に君が漏らした声に……その、興奮、してしまっていたけど…… 【望愛】ん……では……んむ、ちゅ……んちゅ、んぷ…… 【望愛】ふふ、これは今日の研究への協力のお礼だよ。 【七希】おしぼり、洗って戻しておきました! 【望愛】ああ、ありがとう。七希君は気が効くね。 【七希】えへへ、それほどでも…… 【七希】それでは、部長さん…… 【望愛】ん……約束だったしね……覚悟は…… (チャイムの音) 【望愛】……と思ったけど、今日はここまでのようだ。(少しホッとした様子の望愛) 【望愛】恋研は時間厳守……というか、この学校自体が時間に厳しいから、下校時間を守らないと部室が使えなくなってしまうんだ。 【七希】そんなぁ……部長さん、ずるいです。 【望愛】まあまあ、そんなに落ち込まなくても。 【望愛】恋研の活動日は月水金の放課後。 【望愛】次は明後日だし、その時来てくれたら今度こそ……ね。 【望愛】ということで、助手くん。君は次回はお休みだよ。 【望愛】さすがに、君に三人称視点で見てもらうのは……少し恥ずかしいからね。 (望愛の反応を見て、この人はこの男が好きなんだなって察した七希) 【望愛】今日は解散だ。二人とも、お疲れ様。 【七希】お疲れ様です! 【望愛】それと、七希君。 【七希】はい、なんでしょう? 【望愛】本気で入部して、僕達と研究を続けていきたいなら、入部届を渡すから、次回の活動までに書いて来てもらって良いかい? 【七希】あ、はい!喜んで! 【望愛】ふふ、良い返事だ。まるで助手君が最初にこの部屋に来たときのことを思い出すよ。 【望愛】あと、今日のことをレポートにまとめて来てもらって良いかい? 【七希】レポート、ですか? 【望愛】まあ、感想文みたいなものだよ。 【望愛】恋研に所属している部員は、活動を介して思ったこと、知ったことをまとめておくんだ。 【望愛】それを編纂して、この部屋に残し、次の世代へと伝える…… 【望愛】僕の、そして君たちの役目だよ。 【望愛】今はネットなんかで簡単に他人の言葉に触れられる時代だけど、だからこそ、こういった「今」を生きる若者の記憶が、記録が意味を持つと、僕は信じているからね。 【七希】ふむ……あの本棚って、もしかして今までの部員のレポートが入ってるんですか? 【望愛】ああ、その通り。 【望愛】君もそのうち目を通しておくと良いよ。 【望愛】それじゃ、警備の人が来る前に撤収するとしよう。 【七希】はい、お疲れ様でした! ■04 [三人での帰り道、途中で望愛だけが家のある別方向へ] 【望愛】それでは、また次の活動日に。 【七希】はい、それでは~! 【七希】へぇ、先輩さんもこっちなんですね。私もです。 (望愛がいなくなったので少し雰囲気が変わる七希・多少強い言い方はするけど嫌ってるわけじゃない) 【七希】……で、正直なところ部長さんとはどうなんですか? (主「どうって言われても」) 【七希】とぼけないでください。 【七希】活動の一環とはいえ、お互いに耳を舐め合ったりする二人になんにもないわけないじゃないですか。 【七希】他にはどんな「研究」を、部長さんとしたんですか? (主「それは部外秘ってことで」) 【七希】むぅ……私が正式な部員じゃないからって…… 【七希】いいです。明後日部長さんとあった時に教えてもらいます。 (主「そういう君は部長のことどう思ってるの?」) 【七希】私ですか?私は……そうですね。 【七希】最初はあの表情への一目惚れでしたけど、今日実際に話してみて、やっぱり好きだなって。 【七希】単純に容姿が好みだっていうのもありますけど、あの精悍なのにどこか野望を秘めた熱い瞳に、とても惹かれました。 【七希】部長さんのためなら何でもしたいなって思いますし、私も、実験と称して部長とあんなことやこんなことを……ふふふ…… (主「まあ、お互い頑張ろうか」) 【七希】む……ちょっと私に耳を舐められたからって、仲良くなれたと思ったら大間違いです。 【七希】私、先輩さんのこと認めたわけじゃないですから。 【七希】あれは部長さんに頼まれたからであって、けして私の意思ではないですし。 【七希】ふふ……私、負けませんから。 (道の分岐に差し掛かるふたり) 【七希】それでは、家、こっちなので。 【七希】また後日……先輩は次回は来ちゃダメって言われてましたよね。 【七希】残念ですね~、私に耳を舐められて感じる部長さんを見れないなんて……へへへ。 【七希】それじゃ、次の次の活動で。先輩。(少しいたずらっぽく) END