■1 [平日の夜、お風呂上がりの二人] ふぅ……お風呂気持ちよかったな…… どうだ、新しく買ったシャンプー。ドライヤーかけた時にふわっと甘い香りがして、お前好みだろ? (少女の匂い嗅ぐ主人公) んふふ……そんな風に嗅がれるとくすぐったいぞ……んふ、ふふ…… (そのまま抱きしめられる少女) ん……風呂上がりだと暖かいな。体。 夜は暖房つけててもまだまだ冷えるし、こうやってなるべく体温を逃さないようにするのは間違ってないと思うぞ。 (時間を気にする少女) ん〜、でも、お前はもう寝る時間だよな。名残惜しいが睡眠はしっかり取ってくれよ。 では今日も(寝かしつけてやるか)…… (立ち上がり、思い出したように少女になにかのチケットを渡す主人公) ん、どうかしたか? なんだこれ……列車の切符……のようだが。 日付は……明日か。 (主「一緒に行こう」) え?だが、お前は明日仕事だろ? (主「有給を取りました」) 有給……でもなんで…… (主「自分の誕生日忘れてるの?」) あ……そっか。そういえば明日、私の誕生日か。 ……覚えてて、くれたんだな。 (主「当然」) ふふ……それもそうか。 お前がそういうコト、忘れるわけないもんな。 だが、急にどうしたんだ。それに、この行き先は? (主「この前やってたアニメの聖地らしくて」) あー、なるほど。この前やってたアニメの聖地か。 結構面白かったし、だからなんとなく地名に覚えあったんだな。ふむ。 (主「行く?」) ああ、もちろん行きたい。 「お前と一緒ならどこへでも行きたい」といつも言ってるが、今回のは……その、なんだ。 心から嬉しく思ってるよ。ふふ。 ありがとう。大好きだ。 ふぅ……だったら今日はゲームは置いといて、早く寝ないとな。 夜更かししてると起きれるか心配だし、せっかくなら万全の体制で臨みたいから徹夜もナシだ。 それに、列車は眠くなるしな。 お前の横だと尚更だろう。しっかり体力を温存しておかねば…… ふふ、なら今日は、久々に早めに寝るしかないな。 幸い起きたのが昼過ぎくらいだったから、寝ようと思えば眠れる気がする。 ん……じゃ、手でも繋いで一緒に夢の中へいくか? (主「じゃあ一緒に」) ふへへ……よろしく頼むよ。 ■2 [近所の駅のホーム・電車を待ってる二人] なんだかワクワクするな。 (主「今日は人混み大丈夫?」) ああ、平日だから人少ないし、思ったよりきつくないよ。 一人なら厳しいだろうが、こうやって列車を待っているのも、お前となら苦じゃないさ。 (主「僕も同感」) ふふ、それは何よりだ。 (主「それよりも、足震えてない?」) ん?大丈夫、震えてるわけじゃないよ。 今日は一体どんな景色が見られるんだろうかって、な。 武者震いってやつだよ、きっと。 えっと、指定席の乗り場はここ、かな。 ふふ、一番乗りじゃないか。 (ホームの乗り場で隣同士2列になって待機するふたり) (主「意外と人気ないのかな」) まあ、人が少ないに越したことはないよ、少なくとも私にとっては。 だいぶ慣れて来たとはいえ、やっぱり人混みに揉まれるのはごめんだし、お前と碌に話もできないしな。 お出かけは、ゆったりゆっくりマイペースがいいよな……うんうん。 お前だって、それを理解した上でわざわざ有給を取ってまで平日に予定組んでくれたんだろ? んふふ……そこまでしなくたって、ただでさえ私のために祝ってくれるんだ。お前の予定に合わせてくれて構わなかったのに。 ま、そういうとこもお前らしいよな。ふふ。 だから好き……なんだよな。 (愛しさから少女の方を寄せる主人公) へへ……なんだよ。そんなに抱き寄せなくても、別に寒くないぞ? ん……まあ、このくらいは許してやるよ。今日の主役は私だしな。んふ…… [ちょっと後、車内で駅弁を食べてる二人] (加熱式の牛タン弁当を食べてる少女) もぐもぐ……んむ……ふへへ…… やはり列車の旅といえば駅弁だよな〜。こんな旅は初めてだけど。 この、紐を引っ張って温めるタイプの弁当、昔から憧れてたんだよ。 科学反応的なやつだよな。生石灰でも使ってるんだろうか。 (少女の頬についたご飯を手で取る主人公) ん、なんだ?急に頬なんか触ってきて…… (主「お弁当つけてたよ」) あ、ついてたのか。 ほっぺにお弁当なんて、子供みたいなことしてしまったな。ふふ。 だが、多少は浮かれたって構わないだろ? せっかくお前が私のために用意してくれた旅なんだ。 ムッとした顔で過ごすより、日常のことを忘れて気楽に楽しむべきだと思うよ。 はむ……んむんむ、むぎゅ……んふ……(また一口食べる) あったかくて美味しい……弁当なのに、なんだか変な気分だ。 このタイプ、電子レンジで温めたのと熱の通り方が違うからだろうか。 なんと言うか、優しい暖かさで好きだな。 湯気で火傷しそうにはなってしまったが、やはりエンターテイメント性が高いよな、こういうのは。 旅って感じがする……だろ? (主「そうだね」) (主人公のかしわご飯弁当が気になる少女) お前の弁当……それも美味しいか? (主「一口食べる?」) あ、うん……では頂くよ。 (主「はい、あーん」) ん……あーん……はむ、んむんむ、んむ……んぎゅ…… んふふ……こっちも美味しい…… (主「僕にも一口」) お前もほしいのか?ああ、勿論。 はい、あーん……(仕方ないなといった感じで) へへへ。どうだ? (主「美味しい」) そっか、美味しいんだったら、これを選んで良かったよ。 それにしても、いくつくらい駅越えてきたっけ。 結構乗ってるよな。目的地まではどれくらいかかるんだ? (主「もう半分くらいかな」) ふむ……半分くらいか。思ったよりかかるんだな。 特急だとバンバン駅を素通りするから、少し面白いが……乗った時と比べて、段々と人増えてきたよな。 (主「一応観光名所らしいしね」) そっか、聖地とは別に観光名所でもあるのか。 言われてみれば外国人っぽい人も多い…… そりゃあしょうがないか……ん。 ふあぁ……んむ……ちょっと眠くなってきた……昨日はしっかり寝たはずなんだがな…… やはり列車には睡眠の魔力があるようだ……んふふ…… お前の隣で、流れる景色を見ながら、こうやってうとうとして……へへ……幸せだな…… (くてんと主人公にもたれかかる少女に優しくキスをする主人公) ん……んむ……ん…… ……全く、周りに人、いるんだぞ? でも、これくらいならバレないかな。満員ってわけでもないし、座席がおっきいから見られることもなさそうだし…… 私からも……んむ、ちゅ……(同じように主人公にキスをする) へへ…… (再び主人公にもたれかかる) やっぱりここが居場所だなぁ……お前の隣、お前の側が…… フィールドでもダンジョンでも、勿論宿屋でも。 お前にくっついていれば怖くないもんな。 同時編成でMP自動回復スキルも発動するし、やはりお前と私、セットで運用すること前提で設計されているようだ。 まだ旅は始まったばかりだと言うのに、すでに満足感で一杯だよ。 この調子だと帰る頃にはどうなってしまってるんだろうな。ふふふ。 いつも家でダラダラしてるのとはまた違う、ゆったりと流れる時間に身を置くっていうのも……悪くはない……よな……ん……くぅ……すぅ……(徐々に眠りに落ちる感じ) (はっと目を覚ます少女) は……んむ……一瞬寝てた…… いや、あまりにも景色がのどかだったから…… 田舎だよな。山と田んぼと鉄塔……あとポツポツ民家があるくらいで。 お前は都会と田舎、どっちが好きなんだ? (主「どちらにも良さがあるからなぁ」) ん、確かに……どちらも一長一短あると思うが…… (主「君は?」) 私は……どうだろ。 いろんな楽しいものがあるのは都会だと思うし、人が少なくて住みやすいのは田舎なのかもしれないし…… うーん……今の、都会と田舎の中間みたいなとこに住んで、気分次第でどっちにも行けるといいのかもな。 住めば都と言う言葉もあるわけだし、余程じゃない限りは大丈夫だと思うよ。基本引きこもってる訳だしな。 電気とネット回線と、お前がいれば…… ふぅ……ん……そうだな…… お前の笑顔が、私に取っての最高の景色だよ。ふふ。 ■3 [目的地(大きめの神社)に到着した二人] おお……ここが…… 確かに、この参道とか石畳とか、あのアニメで出てきたとこにそっくりだな。 モデルなんだから当然といえば当然なんだろうが、妙な感動があるよ。 ……せっかくだから写真撮っとくか…… (携帯のカメラで写真を撮る少女) いやしかし、駅から結構歩いたな。 観光地なんだったら交通機関くらい用意しとけよな……全く…… お陰でまだ前半なのに体力がほぼなくなってしまったぞ…… (主「ちなみにお社はこの階段の上だよ」) あー……やっぱそうだよな。この階段を上った先に……はぁ…… ま、乗った船だもんな。ちゃんと行くよ。 (主「まずはここで手を清めないと」) ああ、なるほど。その前にここで手を洗うんだったな。 見たり聞いたりはないことはないが、こう言うとこに直接来ることなかったからな。 お前は多分詳しいだろ?こういうの。 作法、教えてくれるか? [手を清めて社に向かう階段を登るふたり] ふぅ……思ったとおり階段、結構きついな…… でも、目的地は先程から見えてるあの辺りだろう?ならちょうど半分くらいか…… (「ここは神域なのでお静かに」の看板に気づく少女) ※なるほど、神域か……なんだかスピリチュアルな響きだな。 静かだし、木漏れ日が心地いい…… なあ、手って、繋いでても大丈夫なのか? だって縁結びの神様ってわけでもないだろ?なんだか悪いことしてるみたいな気持ちだ。 ふふ、気にしすぎか。 この前の初詣の時は人もいっぱいいたし、そう言うのに紛れてるから全然気にはならなかったが…… こうも静かだと、神様に見られてるんじゃないかって気持ちになるよ。別に信仰してるってわけでもないけどな。 (石段を踏み外して転びそうになる少女) おっと…… (とっさにかばう動きを取る主人公) ん……すまんな。 (主「足、きつい?」) いや、今のは疲労じゃなくて単純につまずいただけだよ。 段差の長さがまちまちだから、少し踏み外してしまったんだ。 大丈夫だって。あまり子供扱いするな…… 今日で一つ歳をとったんだし、お前の次の誕生日までは一つ歳が近くなったんだからな? もう背は伸びないだろうが……ま、そこはお前好みに育ってると言うことだよ。 んふふ……楽しいな、毎日。 昨日よりも今日、今日よりも明日が幸せで、ずっとこんな毎日に憧れてたんだなって、今になって思うよ。 さあ、行こう。 [社の賽銭入れの前] (2拍手)(音割れしない程度の音量で実際に手を叩いてくださると嬉しいです) お前、何を願ったんだ? (主「こういうのって言ったらかなわないんじゃないっけ」) はは、わかってるさ。でも、お約束みたいなものだろ? (主「君は?」) 私か? 私は、まあ月並みではあるが……お前とまた、こうやって旅ができたらなって、な。 結構歩いて足痛いし、しばらくはいいかなって感じでもあるが……そのうち、また機会があれば。 それでお前は…… (主「ほぼ一緒かな」) ああ、やっぱり。 こう言う時に願うことといえば、隣にいる人間の事になるか。 ……うん。嬉しいよ。私のこと、いつも大切に思ってくれて。 私も、お前とずっと一緒に居られるように努力するから……お前も、ずっと健康で、長生きしてくれよ? (「同じことを思ってるよ」と、少女の頭を撫でる主人公) ふへへ……撫でるなよ……見られてるぞ。 (少し気恥ずかしいので話題を逸らすための何かを探す少女) あ、あっちでおみくじ売ってるみたいだな。せっかくだし引いてかないか? [おみくじの箱の前] よーし、1等当てるぞ。 あ、そう言うのではなかったな。 100円入れて、おみくじガチャ〜……えいっ。 (おみくじを開いて中を確認する少女) ん……えーっと……あ、小吉だ。 なんか読みにくいな……えと…… 旅……行ってよし。 縁談……大きなものに包まれるべし。 転居……今のままでいるのが吉…… そうか。やはりお前は私の居場所ってことだな。ついに神様にも認められてしまったか……ふふふ。 (主人公の方も気になる少女) お前のはどうだ? (主「中吉だって」) ほー……中吉か。なかなかいいんじゃないか。 縁談、誠意が伝わり大吉……なるほどな。 ……伝わってるよ、お前の気持ち。 えっと、それで、これってあそこに結んだ方がいいのかな。 (主「諸説あるらしいけど」) あ、そう言う決まりなわけじゃないのか。 うーん、でも、せっかくだしな。結んでおくか。 それに、持って帰っても無くしてしまいそうだし。 お、どうしたんだ?私のおみくじまで…… (主「こうやって一緒に結んだら面白いかなって」) ……ふふふ。また妙なことを考えたな。 そっか、お前のは中吉で私の小吉を包んでくれるのか。 まるで私たちだな。作法として良いか悪いかは知らないが…… ん……でも、嬉しいよ。 それじゃ、私のも一緒に結んでおいてくれ。 解けないように、しっかりな。 ふふ……暖かいよな、お前は。 じゃあ戻るか。 参道のお店にも寄って行くんだろ? お前、そう言うの好きそうだもんな。 期間限定イベントみたいなものだし、ワクワクする気持ちは理解できるよ。 ああ、帰りも階段で転ばないよう、ちゃんと手を引いてくれよ。 ■4 [参道のお店でご飯を食べてたふたり] ふはー……美味しかった…… 歩き疲れてたのもあるだろうが、こう言うとこで食べるのは新鮮でよかったよ。 それに、ちゃんとコラボメニューのようなものも置いてて、町ぐるみでコンテンツを愛してくれてるのが伝わって良いな。 ただ金儲けのために乗っかってるだけかもしれないが……まあ、結果的に居心地が良くなってるならそれもアリ、だよな。うん。 ふあ……でも、食べたら眠くなって来た……こうなってくると帰り道が面倒だな…… (主「このあたりで泊まってく?」) いや、流石に泊まっていくのは予算オーバーだろうし、お前は明日、普通に仕事だろ? (主「そういえばそっか」) 全く、私第一なのは嬉しいが、ちゃんと考えてから発言してくれよ。 (主「じゃあ温泉とか」) 温泉か……でも、着替えとか持って来てないし…… (主「どっかで売ってないかな」) 売ってないだろ、ここら辺じゃ。 駅からここまで歩いて少し汗をかいてしまったし、同じ服を着るのもやだしな。 (主「そういえば、足湯やってるとこがあるって紹介されてた気がする」) なるほど、足湯…… 確かアニメでもやってたな。ヒロインたちが足湯に浸かりながら話するシーン。 じゃあこの近くにもあるんだろうか。 (店内に足湯やってるとこのチラシが貼ってあるのを見つける主人公) あ、あのポスター……お前は目敏いな。全然気にしてなかったよ。 場所は……この並びか。 いいな。では行くとするか。 (食事を終えるために箸を置き手を合わせる少女) ごちそうさまでした。ふふ。 [足湯で寛ぐふたり] はぅ〜極楽極楽〜……ん〜……ふへへぇ…… いい温度……足の裏とかふくらはぎとか結構辛かったけど、ずいぶん良くなって来た気がするよ。 ちょうどよかったな、二人用の席があって。 これはカップル向けってことか? (主「どっちかって言うと夫婦向け?」) あー確かに。どちらかと言うと熟年夫婦向けだろうな。お年寄りも多かったし。 だったら私たちにはまだ早かったか?ふふふ。 (少女の足に指を絡めてくる主人公) あっ、足……指絡めてくるなよ……くすぐったいだろ……ん、ふへ……んもう……(くすぐった気持ちいい) お前の指太いんだから、あんまりそんな風に……あっ…… ん……全く……馬鹿者……ふぅ…… (うまく絡まなかったので互いの親指と人差指の間でキスをするような状態になる) ……足もおっきいよな、お前。 手も足も、全身が私よりずっと大きくて…… それで、私を守ってくれてるんだよな。 (主「どうしたの?」) んふふ……いや、別に。 ただ、こんな触れ合い方もあるんだなって、少し感動してただけだよ。 (かわいかったので両足で小さな少女の足を挟む主人公) ん……ふへ……こら、挟んでスリスリするなよ……くすぐったいって……ん……んふ…… もう、変な気分になって来ただろ……外なのに…… はぁ……ちょっと体温も上がって来た気がするし、まあ、仕方ないのかな。 ……いや、そんなわけないか。なんだか眠くて思考が緩くなってるな。 ん〜……ねむ……な、お前……ちょっと寝てもいいか? 昨日は興奮であんまり寝れてなかったから……落ち着いて、足湯であったまったら、もうダメっぽい……ふへへ…… (主「いいよ」) ん……ありがと……じゃあ、ちょっとだけ……5分だけ…… ん……んふ……ふぅ……くぅ……すぅ………… ■5 [夜、家に帰ってきたふたり] いやあ、今日は楽しかったな。 最高の誕生日だったよ。ありがとな。 (主「お疲れ様」) ん……足湯で寝てから帰りの列車の中までずっと寝てた気もするけど、まあ、たまにはこう言うのもいいよな。誕生日なんだし。 (主「実はもう一つプレゼントがあります」) え?まだ何かあるのか? (主「部屋に行ってみて」) ん? (自分の部屋まで行く少女) あ、ほんとだ。いつの間に私の部屋にこんな箱が…… 開けてもいいか? (主「勿論」) わ、結構重いな……なんだろ…… (包装紙を開け、中を確認する) えっ、これ、あ!プリスタフォーPro(プレステ4プロ)だ!(驚き+嬉しい) でも、普通のやつ持ってるのになんで…… (主「今度出る例のゲーム、一緒に遊べるかなって思って」) あー、この前買ったオープンワールドゲームの続編、マルチプレイゲームになったから、これで一緒に遊ぼうってことか? あーあー、なるほどなるほど……全くお前は…… ふたりとも同じゲームするから、ハードがどんどん増えていくな。今度のは携帯機でもないのに……ふふふ。 じゃあまずは設定しないとな。Wi-Fiとアカウント登録と…… ソフトってやっぱり2本いるよな。こっちはダウンロード版にするか? いや、でも本当に……えへへ……ん……ふへ…… そっか、一緒に遊べるんだな。 だが、それはそれで足並みを合わせないとバランス悪くなるのかな。 まあ、その時はその時で、私が引っ張ってやるよ。 必然的に私の方がプレイ時間長くなるだろうし。 どういうシステムになるのかは知らないが……ま、いつも通りだよな。ふふ。 な、お前。ん。 (お礼とばかりにキスをしようとする) んむ、ちゅ……ん……にひ…… ありがとう。最高の……人生で最高の誕生日だったよ。 こんなにされてしまったら、私もお前の誕生日、色々やってあげないとだよな。 (主「期待してるね」) ……まあ、私にできることはそんなにないんだが、でも、その期待は裏切らないように努力するよ。 はふ……でも、プリフォー(プリスタフォーの略称)セッティングするのは明日だな。 今日はもう遅いし、お前も疲れてるだろ? お風呂に入って、今日はもう寝た方がいいぞ。 (主「実はケーキも用意してます」) え?ケーキもあるのか?うおぉ…… お前、今日のためにどれだけの準備してたんだよ……そんなにイベント好きだったか? (主「大切な日だよ」) えへへ……じゃあ、それまで食べたら、今度は私の番だな。 いつもみたいに、今日はたっぷり、ちゃんと眠れるように……ちゃんとお礼を、な? ■6 [お風呂入ってケーキ食べた後・寝室] (ベッドで横になってる主人公と、寝る準備をしてやってきた少女) 【正面・近距離】 お前、別にしてやらなくてもそのまま眠ってしまいそうだな。 (主「寝る準備してきた?」) ああ、ちゃんと歯も磨いて来たよ。 チョコレートケーキだったからな。ちゃんと磨かないと虫歯になってしまう。 (疲労でうとうとしてる主人公) へへ……お前、随分来てるな、眠気。 (ベッドに乗ってのしのしと主人公に近づいてくる少女) 【正面・近距離】 【↓】今日はお疲れ様。たくさん歩いて、私を背負って、疲れたろ? 【右側・至近距離】 はいはい、じゃあ約束通り…… (囁き声で) 【右側・耳元】 いっぱい、してやるからな……ふふ、覚悟してろよ? んはぁ……ぁぷ、れりゅ、んぷ、ちゅるる…… (※前回(コミケ用作品の時)のようなぐりゅぐりゅとした、やらしいタイプの耳舐め・20秒) (別のスイッチが入りそうだったので静止する主人公) んふぅ……ん……あれ、これダメだったか? (主「たぶんこのままだとしたくなると思う」) あー、なるほどな。確かに、思いついてこの前やったら好きそうにしてたから、今日もやってみたんだが…… (主「これは」) そっか、こっちじゃ眠れないか……ふふ、そうだよな。 でも、もうちょっとだけ……れりゅ、れる、れる…… (※先ほどと同じような耳舐め・180秒) んふぅ……はふ…… 【正面・至近距離】 お前、すごいやらしい表情になったな……可愛い……v 起きてるか?眠ってるのか? んふふ……とろとろな表情にしてやれるから、私は結構好きだぞ、この舐め方。 (えっちなこと)してるときとか、結構お前の反応が変わって楽しいしな。ふふ…… 【キス】 はむ、れりゅ、ちゅ、んむ……ふへ…… 【正面・至近距離】 でも、もう遅い時間だ。大丈夫、ちゃんと寝かしつけてやるから。 【正面・至近距離】 【↓】じゃ、今度はこっちにしような。 【左側・耳元】 ん……では、改めて…… (優しく耳を唇で食むように舐める少女) はむ、はぷ、ちゅ……んぷ、んむ、ちゅ…… こういうのの方が眠れるんだろ? (主「ん……いい感じ……」) なるほどな。リラックスした声を出して…… さっきまで軽く喘いでたくせに…… わがままな奴だな……ま、それは私も一緒か……ふへ…… ん……じゃ、おやすみ……いい夢を見てくれよな…… はふぅ……ふへへ……はぷ、はむ……んむ…… (※ちゅぷちゅぷと甘噛みするような、眠りへ誘うための優しい耳舐め・300秒) (/囁き声で) 【左側・至近距離】 ……ん……へへ……寝たか。 全く、馬鹿者め。 私のためにこんなにお金使って……そんなに余裕ないくせに…… ん……でも、これも愛なんだよな。お前の不器用な愛の形……と言うことで。 しっかり受け取らせて頂くよ。んむ、ちゅ……へへ…… 愛してる……ずーっと、ずっと……愛してるよ…… ふあぁ……じゃあ私も一緒に……寝る…… ん……まあ、ソシャゲ類は今日はいいよな……どうせスタミナ溢れまくってるし……明日、早起きしてやれば……ん…… お腹いっぱいで、幸せいっぱいで……ふふ……なんて素晴らしい一日…… んふふ……ん……愛してる……ん……ふへ……大好き…… ん……ふぅ……すぅ……くぅ……