(正位置・通常) いらっしゃいませ。 手揉み庵へようこそ。 本日、お客様を担当するアユムです。 ボク、こう見えてもハンドマッサージのプロですよ。 安心してお任せ下さいね。 (左・通常) え? 左目の眼帯ですか? これは、その・・・、お守りというか・・・。 目の病気ではありませんから、安心して下さい。 それでは本日は、どうぞよろしくおねが、はうっ。 (右・通常) (苦しそうに) ボクの、ボクの左目がうずく・・・っ。 まさか、アナタは伝説のエクスカリバーの持ち主だというのか・・・? ううっ、くっ、くぅ・・・、はぁ、はぁ。 (正位置・通常) あ、いえ、大丈夫です。 こちらの話しです。 どうぞ、お気になさらずに。 (左・通常) えっと。 どこまで話しましたっけ? あ、まだ? 全然? それは、すみませんでした。 (正位置・通常) えっと、それでは、手揉み庵についてご説明しますね。 当店は男性のお客様の敏感なところにハンドマッサージを施して、お客様に気持ち良くなって頂くお店です。 分かりやすく言うと、下半身のデトックスです。 どうぞ、心身ともにデトックスして下さいね。 それでは、本日はよろしくお願いします。 (右・通常) ・・・ところで質問なのですが・・・。 あの・・・。 (右・接近) (内緒話しをするように小声で) お客様はズボンの中に、何か隠してたりしませんか? その、例えば聖剣的な・・・。 (正位置・通常) あ、いえ、分からないなら、それでいいんです。 ちょっと気になったもので。 (左・通常) (独り言です、小声で) この男、すっとぼけているのか。 それとも、本当に知らないのか。 あの股間の膨らみ。 確かめなければ・・・。