;1 ;『あなた』の新居にて 「えーと、フライパン、お鍋。あと食器とか……うんうん、そういうと思った。思ったけど、それじゃ駄目だって言ったでしょ? そりゃ、一人暮らしでご飯ー、なんて面倒なのは判るけどね。外食やコンビニご飯ばっかりじゃ栄養も偏るし、お金だって余計にかかっちゃうんだから。一応レンジと炊飯器も……ま、安い奴だけどね。進学祝いって事で買ってきてあるから使ってよ?」 「くすくす……そりゃね、なんとなーくキミの考えっていうのは判るからね。ま、年に数度しか会わない親戚でもお姉さんとして面倒来てたんだから、これくらいは判るわよ、ふふ……んーーー……ま、最初はそれでも良いよ。ご飯炊いて、総菜買ってきたりレトルトのカレーで済ませたりね。でも、ちょっとずつでも料理して、自炊できた方が女の子受けは良いと思うけどなー?」 「彼女、まだ出来てないんでしょ? ふふ、判るわよ。出来てたらこんな遠くへの進学、なんて考えないだろうしね……たまたま私がそばに住んでたから良かったけど、そうじゃなかったら兄さん……ん、お父さんは許可出してくれなかったんじゃ無い? ……やっぱりね。だと思った。妙に近いなーと思ったし何かあったらよろしく、なんて電話されたからね。薄々は感づいてたわよ」 「ま、弟分の面倒見るの嫌、なんて事もないから困ったことがあったら連絡してきなさい。仕事あるからいつでも、なんて言えないけど……そうね、基本は日曜祝日は休み、金曜土曜も半休な事あるからそこら辺なら都合付けやすいから……あ、そうやって食費浮かせるつもりね? ふふーん、料理作ってあげても良いわよ? でも、作るならここで、君が食材用意して、だからね?」 「くすくす……面倒見るつもりはあるけど、甘やかす気は無いしね。ま、月1くらいでならおごってあげるから、しばらく自分で頑張ってみなさい。どーしても金欠だっていうなら助けてあげるから……度を過ぎたらお父さんに報告しちゃうけどね、ふふ……んー? 今日は大丈夫。引っ越しするって聞いて有給取ってあるしね」 「一応明日も取ってあるから、足んないのあったら車出してあげるから買出し行きましょうか……あー、そっか。免許ないんだ。じゃ、一年目の目標は単位落とさないことと車の免許にでもしとく? デート以外でなら、私の車貸してあげるよ? ……デートはイヤよ? というか、デートならおばさんの車じゃなくてレンタルで良いから自分でちゃんと用意しなさい、ふふ」 「……んー? ……私とデートならって……それなら確かに良いけど……もー、私とデート、なんて言って買い物とかそういうのでしょ? まったく、年上のおばさんをからかわないの……ん、んん、そりゃまぁ、ねぇ……おばさん、なんて年齢じゃないのは判ってるけど……でもほら、血縁上はおばさんだし、いつまでもお姉さんって言われる方が逆にダメージ来るっていうか、うん」 「……ま、それはそれとして……すーぐそうやってからかう。そりゃ、昔はそういう風に言われてどぎまぎしたり、赤くなったりもしたけど今更そんな事はないわよ? ……ふふーん、そりゃね。毎年会う度にそれっぽい事言われ続ければねー……ま、いつまでも私からかってないでちゃんと彼女作って……ん? ……いやいやいや……え、ちょ……な、なんか距離近くない?」 「あ、えっと……いや、本気だったって……え? で、でもほら、私おばさんだし、ていうか、イトコじゃなくておばさんだから血縁関係上そういう関係になるのも……いや、ちょ、本当にちか……ん、んぅぅ……んちゅ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……えっと、キスとか……欧米式の親愛の証? ……あ、違うの。一般的な日本人的感覚としてのキスって事でんぅぅぅ」 「んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……くちゅ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅぅ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……くちゅ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅ……んちゅ、ちゅぱ、ちゅぅ」 「ん、はぁ……こんなに長いキスされたら……誤魔化しようないでしょ、もう……そりゃ、触れあうくらいだったら冗談ですませたけどさ……あ、んぅ……んちゅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……こら、もう……別に良いよ、って意味で言ったんじゃ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……くちゅ、ちゅぅ……こら、もう……やめ……られなさそうだね、これ……しょうがないんだから」 「ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……今更駄目でしょ、こらーって言って止まれるの? ……でしょ? ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……くちゅ、ちゅぅ……なら、もうしょうがないでしょ……甥っ子とはいえ、男の家に1人で来たんだし……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……くちゅ、ちゅぅ……今日だけは許してあげる……今日だけよ? 勘違いしないようにね?」 「あ、んぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……もう、そういう頑固なとこは兄さんそっくりなんだから……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ふぁ、んぁぁ……そりゃ、あなたよりも付き合いの長い兄妹だからねー……お父さんにも嫉妬しちゃうの? ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぅ……もう、私の事、好きすぎじゃない? なんでそんなに好きなのかなぁ」 「んぁ、はぁ……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……そりゃ、まぁ……私、それまで親戚の中で一番年下だったし……兄さんいたらから弟欲しかったし……あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……そりゃ、可愛がってた自覚はあるけど、こんな事するような……ひぁ、んぁぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぅ……私、ギリギリ30前のおばさんなんだけどなぁ……」 「れろ、ちゅぱ……んぁ、はぁ……くちゅ、ちゅるぅ……こら、舌入れるのは……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……くちゅ、ちゅるぅ……まったく、本当に我慢出来ないんだね……しょうがないなぁ……あ、んぁぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……じゃ、私からもしちゃお……くすくす……あら、やられてばっかだと思ってたぁ?」 「ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……んちゅ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅるぅ」 「くす……されるばっかりだと思った? そりゃ、不意打ちでこんな事されたらビックリするけど……イタズラには慣れてるもの、ふふ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……そりゃ、君とどれだけ付き合いあるんだって話よ、ふふ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……一方的にされてばっかじゃお姉ちゃんとしても情けないしね、ふふ」 「れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……そーれーに……勇気出してキスしてきたのはビックリしたけど、君童貞でしょ? れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……ん、ちゅるぅ……ふふ、判るわよ、それくらい……すっごい緊張してるもの……くちゅ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぅ……そんな子にされるがままになるなんて、情けないでしょ、ふふ」 「ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ふふ、良いよ、って言っちゃったしね。今日の事は全部許してあげるから……ん、ちゅぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅぅ……ほら、最初みたいに頑張ってみなさいよ……あら、生意気、ふふ……あ、んぅ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……でも、それくらいじゃメロメロにはならないかな、もっと頑張らないとね」 「あ、んぁぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ん、はぁ……ふふ、イタズラしてくるし……ま、そういう小技も良いけどぉ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅるぅ……それ、私も触って良いって事だよね、ふふ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……くちゅ、ちゅるぅ……ほら、大きくなってるの触っちゃうよ? 良いのかなぁ、ふふ」 「くちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……んぁ、はぁ……ふふ、キスしながら触りっこなんてえっちの時の挨拶みたいな物よ? んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅぅ……ほら、手が止まってるよ? ちゃんと触らないと……私が一方的に触るだけになっちゃうけど? くちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……んちゅ、ちゅぅ……くすくす……そうそう、頑張らないとね?」 「あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……くちゅ、ちゅぱ……あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅぱ……ひぁ、んぁ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅぅ……んちゅ、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぅ」 「ん、はぁ……くすくす……あら、ズボンの中でももう苦しそう……我慢出来ない? 期待してる? ……でもだーめ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……あなたからイタズラしたんだから、今度は私が焦らしてあげる……んちゅ、ちゅぱ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……くすくす、されてばっかりじゃ年上の面目が立たないからね……仕返しよ、ふふ」 「れろ、ちゅぱ……んぁ、はぁ……れろ、えろぉ……ほら、ズボンの上から撫でてぇ……くすくす……また手が止まった……れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……んぁ、ぁぁ……ふふ、止めないように頑張ってるのは判るけど、ちょっと強すぎ……もっと優しく……くちゅ、ちゅぱ……あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅるぅ……ふふ、そうそう、それくらい……上手上手……じゃあ、続けて?」 「れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぅ……んぁ、はぁ……ふふ、そりゃね。ちょっとだけ上手に、じゃなくて続けないとね……あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……じゃあ、頑張って練習してみよっか……私が付き合ってあげるから……んちゅ、ちゅぱ……はぁ、ふぁ……あ、んぁぁ……ふふ、勉強だって何度も見てあげたじゃない……だからこれもちゃんと付き合うわよ」 「ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……あ、んぁぁ……ふふ、上手上手……ん、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……はぁ、ふぁ……あ、んぁ……ほら、今度はこっち……んちゅ、ちゅるぅ……*はぁ、ふぁ……れろ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ」 ;*からフェードアウト ;3秒程度間