2019年3月5日 「上手く眠れない」というご意見があったので、フォローのためにテキストを追加します。 ●サンプルボイスの“ピンクの象が降ってくる”について。 この表現が作品の使い方を誤解させてしまう恐れがあると思い至ったので、解説させていただきます。 この言葉は、【個々の単語で様々な情景を連想しているうちに、“ピンクの象が降ってくる”というあり得ないような情景まで思い浮かんでくる。】という意味の言葉になります。 もし初めから、意識的に支離滅裂な妄想をしようとすると、それは頭を使って考えることになってしまいます。つまり、眠ることは難しくなってしまいます。 〇対処法 初めのうちは、単語を聞いて自然に思い浮かんだ情景を意識するだけで構いません。 また、思い浮かんだイメージ と その実物 とが一致している必要もありません。 単語で思い浮かぶイメージが無い場合は、適度に変換して下さい。 「パンナコッタ」や「トートロジー」、「オーパーツ」等は、個人的な趣味で入れたものなので、検索して頂けると幸いです。 “認知シャッフル睡眠法”の目的は、あくまで【複雑な思考から目をそらすこと】です。 例) ・「名誉教授」は具体的な個人である必要はなく、白衣を着た偉い人、くらいで構いません。 ・「さんぴん茶」は緑茶でもウーロン茶でもほうじ茶でもない不思議なお茶、くらいで良いです。 ・「心意気」であれば、江戸っ子べらんめぇ調のキャラを想像してもらえればいいでしょう。 ・「ムンバイ」も、インドに行ったことが無ければ「自分の思うインド」に変換しても構いません。 それらを繰り返しているうちに自然と妄想が進み、思い浮かぶものが非現実的になるか、その前に寝落ちします。 つまり、「カフェラテ」と「ライオン」と無理矢理つなげる必要は有りません。 ただ、いろんな妄想を続けた果てに、劇団四季の「ライオンキング」でカフェラテが登場している情景がふと思い浮かんでしまう可能性はあります。 その場合はそのまま妄想を続けてください。 “ピンクの象”という言葉を使ったのは、半分ネタとして「サンプルボイスをキャッチ―にしたい」という意図もありました。 それが原因で作品についての理解が得られなかったのであれば、それは私自身の責任だと思い反省しています。 ただ、意図した使い方をすればちゃんと入眠できる作品であることは間違いないので、今後も思い出したときに使っていただけると嬉しいです。