■01・マスター登録 [ある日の夕方、主人公の家] (リビングルーム・家に届いた大きな荷物を開封する主人公) 《起動音》 (丸まって眠っていたニーシャ、起き上がって主人公を見つめる) 【正面・近距離】 (定型文を読み上げている)(若干ナレーションっぽく) ハローマスター、人型汎用コンピュータHP2023-A-248と申します。 この度はお買い上げ、誠にありがとうございました。 RDゼネラルより、感謝の意を表します。 HP2023シリーズは前世代機と比較して、より人間らしく、より多機能になりました。 これからの生活をより豊かにするお手伝いができること、心から幸せに思っております。 (/定型文を読み上げている) ……ふぅ。と、前置きはこのくらいにしておきましょう。 こんにちは、A-248です。 あなたがマスターですね。初めまして。これからよろしくお願いします。 (ぺこりとお辞儀) それでは早速、所有者登録を行いましょう。 私の唇に、軽くキスをしてください。 (主「キス?」) はい、そうです。キスです。ちゅーです。 それによってマスターのDNA情報が私に登録され、晴れて私はマスターのものとなるのです。 マスター以外の人にはなびきませんし、言うことも聞きません。 予め送られた説明書に記載されていたと思いますが、まさか読んでないんですか? (主「軽くしか読んでなかったな」) 【正面・至近距離】 んふふ……、まあ、悪いようにはなりませんよ。 お買い上げ頂いた時点で契約は成立済みですし、登録された遺伝子情報は私、A-248のマスター認識のためにのみ使用されて、ブラックボックスに保存されます。 通信その他によって外部に漏洩することはございませんのでご安心ください。 「主「「なんか最初と雰囲気変わってない?」」 あ、口調の雰囲気が変わった件ですね。 先ほどのオープニングメッセージはHP2023シリーズ共通のものなので、私のAIが紡ぎ出した言葉ではありません。 今の、この言葉の方が本物ですよ。これからマスターと一緒に暮らす、A-248の言葉です。 さあ、マスター……目、瞑ってますので…… (優しくキスをする主人公) 【キス】 ん、んむ…… ん……優しいキスですね。 (主「これでいい?」) 【正面・至近距離】 はい、これにて所有者登録は完了です。 A-248、これからマスターのために一生懸命お仕事させて頂きますので、よろしくお願いします。 え?名前、ですか? はい、名称変更は可能ですよ。 A-248はシリアルナンバーですので、もっと呼びやすい名前に変更して頂ければ、より愛着も湧くかと思われます。 はい、はい。なるほど……「ニーシャ」、ですか。 語呂合わせ、ですよね。248でニーシャ…… はい。気に入りました。それではA-248、改めニーシャを、どうぞよろしくお願いします。マスター。 ■02・インストラクション [前トラックの直後] 【正面・近距離】 それでマスター。 マスターはニーシャのことを、どんな用途に使うためにお買い上げになったんですか? 人型汎用コンピュータは様々なことが可能ですからね。 単純に、パーソナルコンピュータとして使用されることも、愛玩用ロボットとして使用されることも。 オプションを実装することで性的なご奉仕も可能です。 現在はそういったアタッチメントは実装されていませんが、お望みでしたら注文も可能ですよ。 改造と人口皮膚の定着のため、およそ12営業日ほどマスターの元を離れることにはなりますが、代替機として古い型の子が送られてくるはずです。 その際はニーシャに搭載された専用回線で本社の方に直接注文できます。いつでもお申し付け下さい。 (主「別にそういう用途で使うつもりじゃないよ」) (期待してたので少しがっかりした様子のシーシャ) はぁ、なるほど。でしたらニーシャは、マスターのお仕事用PCなんですね。 (主「CGの仕事をしててね」) ふむふむ、コンピューターグラフィックスのお仕事を。 ニーシャたちに搭載されてるCPUやメモリは高性能ですし、専用の入力機構や網膜投影式立体視モニタはそういうお仕事にはもってこいですもんね。 その業界の方に購入されることも多いって聞きますよ。 それでは早速お仕事、されますか? ニーシャ、ワクワクします。これからマスターにどんなこと、されてしまうんだろうかって。 えっと、では軽く使用方法の解説をさせてもらいますね。 基本的には普通のパーソナルコンピュータと同じです。 オペレーションシステムも一般的なものを搭載しているので、馴染み深い操作が可能だと思います。 そして映像ですが、マスターは網膜投影式モニタをご利用ですよね? でしたら……んふぅ…… (主人公の膝の上に乗っかってくるニーシャ) 【正面・至近距離】 ニーシャをマスターの膝の上に、こうやって向かい合わせに座らせてください。 【キス】 そして……顔を近づけて……ニーシャの目を、瞳の奥を見つめてください…… (目と目を近づけ、主人公の網に直接映像を投影する) では、起動しますね。 んっ…… どうですか、マスター。見えてますか。 はい、窓の模様のOSです。注文時にお伺いしてましたので、これがインストールされてるんだと思います。 もしOSを変更される場合は一度工場に戻ることになりますので、その際もニーシャにお伝えくださいね。 ……実はこの状態、ニーシャの視界は完全に奪われてしまっているので、あまり意地悪しないでくださいね、マスター。(ちょっとドキドキしてるニーシャ) (主「それで、操作は?」) あ、はい。操作系ですね。 デバイスをご利用でしたら腰のところにUSB端子やPS/2端子がついているのですが…… 実はニーシャの手、マウスがわりにすることも可能だったりします。 こうやって、手を握ってもらうんですが……マスターはどちら利きですか? ニーシャの手はどちらにも対応してます。人型汎用コンピュータはユニバーサルデザインですので。 (利き腕を差し出す主人公) ではそちらの手で……えへ。マスターの手、大きいですね。 人差し指と中指はクリックで、親指を動かしてもらうことでトラックボールマウスのような使い方ができます。 他の指や逆の手も、設定することでショートカットキーなどを割り振ることができます。 細かい設定はユーザー設定でも変えられますし、言ってもらえればこちらで微調整もできます。 ニーシャはその為の人格式インターフェイスですので。 あ、はい、もう少し感度高めに……ですね。 (言われた通り」「自身の感度」を高めるニーシャ(わざと)) んっ……っふ……どうでしょうか、マスター……ん…… (主「なんか息荒いけど」) はい、感度を高めてみました。マスターの指の感触、とっても気持ちよくて……ふぅ……ん…… (主「そっちの感度じゃないんだけど」) あ、そういう意味じゃないんですね。では戻します。 (普通の感度に戻る) てっきりそっちの機能の調整かと…… はい。ではトラッキングの感度を少し上げてみますね。 どうでしょう。イメージ通りになりましたか? (主「うん、いい感じ」) それは良かったです。また調整したいときは言ってくださいね。 あと、残念ながらニーシャにはキーボード機能はありません。マスターの、今まで使ってたものを使用して頂ければと思います。 腰のコネクタを使用していただいてもいいですし、ブルートゥース5.0にも対応してます。 音声入力も可能です。メールやSNSでのやり取りなんかには便利かもしれませんので、一度お試しください。 また映像はHDMIやディスプレイポートによる外部出力にも対応していますので、網膜投影式モニタでは行いにくい作業や、平常時などはそちらもご利用ください。 (少し寂しそうなニーシャ) ……あと、こうやって作業してる際は時々ニーシャに話しかけてくれますか? ニーシャ、こう見えて寂しがりやです。 人格式インターフェイスは個別に性格の調整がされているので、たまたまニーシャはそういう子なんです。 じゃないと……ん、んむ、ちゅ……(主人公の唇にキス) マスターにキス、してしまいます。 んふ……マスターの唇、美味しいですね。 人型汎用コンピュータはものを食べることはできませんが、味覚はちゃんと備わってるんですよ。 あと、分泌(ぶんぴつ)を模した機能も搭載されているので、唾液のようなものだって出ますよ。 (水分多めに舌を入れてくるニーシャ) んむ、ちゅむ……ほら、マスター……んむ、ちゅ……れる…… (急にえっちなキスをされて驚いて体をのけぞらせる主人公) 【左側・至近距離】 んむ……もういいんですか? 仕方ないです。それではモニタ、解除しますね。 (視覚を取り戻すニーシャ) 【正面・至近距離】 ふふ……マスター、顔赤くなってます。 ニーシャとキスするの、ドキドキしましたか? それとも、お嫌でしたか? (主「嫌じゃないけど、ちょっとびっくりして」) (嫌がられたわけじゃないので嬉しいニーシャ) ……はぁ、良かったです。 ニーシャはこういう子なので、それを理由に返品されてしまったらどうしようかって思ってました。 ふふ……それではマスター、もっとニーシャとキス、しましょう。 ほら、マスター専用のニーシャの唇、たっぷり味わってください。 (唇を尖らせて主人公によってくるニーシャ) んー……ん?あれ、乗り気じゃないですか? (主「解説はもういいの?」) ああ、解説の途中でしたっけ。 では、それが終わったら続き、して頂けますか? (主「まあ、そんなに言うなら少しくらいは」) はい、約束です。 ちなみにニーシャはマスターの仰った言葉、サービス向上のために常に録音してますので、撤回はできませんよ。 ■03・解説に対する報酬 [あらかたの使用方法の解説が終了した後] (膝の上に乗ったままのニーシャ) 【正面・至近距離】 ……ということで、以上が大まかな操作説明になります。 一般の方でもわかりやすく作られた解説プログラムでしたが、マスターはグラフィック方面の方(かた)なの、で少しお暇だったかもしれませんね。 わからないことなどあれば、なんでもニーシャに聞いてください。 ニーシャの内蔵マニュアルと、インターネットという集合知を検索してお答えします。 もっとテクニカルな内容でしたら、こちらから専用サポートに問い合わせしておきますので。 (これからキスができるのでワクワクがにじみ出てるニーシャ) んふ……では、マスター。先ほどの続きを頂きたいです。 (主「やっぱり?」) はい。約束しました。この解説が終わったら、ニーシャと一杯、朝が来るまでキスしてくれると…… (主「そこまでは言った覚えないけど」) ああ、そこまでは言ってませんでしたっけ。 でも、ニーシャは頑張って解説しました。もうヘトヘトです。 (ぐいと顔を寄せ、鼻と鼻がくっつく) 【キス】 なのでそのご褒美……マスターにして欲しいです。 いいですよね、マスター。お願いします…… (唇同士の優しいキスを) ん……んむ、ん……んちゅ、ちゅ……ちゅむ、ちゅ……んちゅ……ちゅぷ……ちゅる…… マスターのキス、優しいです……んちゅ、ちゅ……ちゅ、ちゅむ、んちゅ…… 【正面・至近距離】 ん……でも、そんなに優しくしなくても、ニーシャは壊れたりしませんよ? ニーシャたち新型は、耐久性も格段に向上してます。 もっと激しくしてくれても、ニーシャは大丈夫ですよ。 むしろ、ニーシャはそれを……マスターからの熱いキスを、所望します……ん…… 【キス】 んむ、んちゅ……ぁぷ、んむ、ん、んむ……ちゅる、ちゅぷ……れる、ぇりゅ…… マスター、これ、ん、んぷ……素敵です……れりゅ、ぇる……ちゅぷ……れる…… ニーシャも、んぷ、ちゅ……もっと……ぇる、ちゅる、れるる……ぁぷ、はぷ……んちゅる…… (※次第に舌を絡めるようなキス・20秒) ぷぁ……はふ…… マスター、なかなかに情熱的ですね…… いいですよ。ニーシャも燃えてきました。 マスター……ん、んぷ、れる……マスター…… (※ニーシャ主体の、ねっとりと舌を愛撫するようなキス・30秒) んぷぁ……はふ……ん……マスター、ニーシャのお口、温度はどうですか? マスターの体温に合わせて、程よく感じられる温度に調整してます。 熱かったり冷たかったら言ってください…… ニーシャを、マスターの好みにチューニングして欲しいです……マスター……ん……ぁぷ…… ぢゅる、ちゅる、れりゅ……んぷ、ちゅ……んちゅ、ちゅぷ、ちゅむ……れりゅ…… (※だんだんと唾液が増えてきて、熱を増していくキス・40秒) ぇる、れりゅ……んっ……んぷ、ちゅ……ぢゅる……ちゅぷ、ちゅ……ん…… はふぅ……ふぅ…… 【正面・至近距離】 マスター、どうでしたか? ニーシャはマスターを骨抜きにできましたでしょうか? (主「なんか凄かった」) ふふ……それは良かったです。 ニーシャもこれ、気に入りました。 【キス】 マスター……んむ……(一度だけ優しいキス) 【正面・至近距離】 ニーシャ、マスターにお買い上げ頂けて良かったです。 ニーシャは他の子と比べて、少しだけこういうの(えっちなこと)、好きなようなので。 ただお仕事だけのためだけに使われるようでしたら、寂しくマスターの見てない隙に自分で慰めないといけないのかな、なんて思ってました。 でも、ニーシャは満足です。マスターにたくさんキス、して頂けて。 ニーシャを愛してください……ただの道具としてじゃなく、もっとマスターのそばに寄り添っていける存在として…… 少なくとも、ニーシャがニーシャでいる間だけでも……(人形汎用コンピュータの寿命は人間のそれには及ばないため) (主「うん、よろしくね」) えへ……嬉しいです……ありがとうございます、マスター。 あ、それでしたら、是非とも例のアタッチメントの実装、ご一考の程を…… (主「考えなくもはいけど、めちゃくちゃ高いんだよね……」) あー……確かに、諸々込みで結構なお値段しますよね。 ニーシャ自体もなかなか高かったでしょうし、そこまで要求するのは酷でしたか。 でも、ニーシャがマスターのお仕事、頑張ってお手伝いします。 たくさん稼いで、ご褒美としてそれをニーシャに実装してくだされば…… (主「ん、頑張ってみるよ」) はい。よろしくお願いします。マスターv (眠そうにあくびをするニーシャ) ふあぁ…… (主「眠たいの?」) はい、ニーシャ、少しバッテリーが心許なくなってきました。 工場出荷時からおおよそ7日(なのか)間、スリープ状態だったとはいえずっと無充電でした。 今のでも少し消費しましたので、そろそろチャージしておかないとまずいかもしれないです。 人型汎用コンピュータ、特にニーシャたち2023型は人間にかなり近づけて作られているので、人間と同じように眠くなったり、お腹が空いたりします。 ですがそれはマスターのバイタルデータを読み取り、それに合わせた反応することによって、マスターの健康的な生活を実現させるためのものなんです。 でもマスターはまだ眠くないですよね?ニーシャにはわかります。 それなのにニーシャが眠くなるというのは、システムの保全を行おうとする、いわゆる生理現象のようなものなんです。 もしかしたら、これも導入にあたってのチュートリアルなのかもしれませんね。 ですのでマスター、ニーシャに充電、してください。 ■04・NI-MH [直後、リビングの隅のコンセント付近] (ニーシャが入ってた箱を探ってる主人公) 【正面・中距離】 それではマスター、今から充電の方法についてお伝えします。 まず、ニーシャが入っていた箱に付属のケーブルが入っているので、それを取り出してください。 (主「これ?」) 【右側・中距離】 はい、その太いのです。 それをニーシャの充電コネクタに挿入するのですが…… 片方のプラグはコンセントの方に……左右があるので気をつけてくださいね。 【右側・中距離】 【↓】そしてそちらの方なんですが…… 【正面・近距離】 えっと、腰のところにアダプタボックスがありますよね? (ニーシャの後ろに回って腰のあたりを確認する主人公) 【正面右寄り・近距離】(背中越しに背後にいる主人公を向いて喋ってるイメージ) そこを開けて貰うと中にいろんな端子が入ってるんですが…… それを根本から引っ張ってもらっていいですか?大丈夫です。引っこ抜く感じで…… (アダプタ周りは感度が高く設定されてるので、いじられるととても気持ちいい) んっ……っふぅ……v (主「大丈夫?」) あ、いえ、大丈夫です。少し変な声が出てしまいましたが…… えと、ボックスの下の面に大きな端子がありますよね?分かりますか? (主「ああ、これ?」) はい、そのケーブルをここに挿入してください。 (一気にケーブルを入れたので、気持ちいいのと驚いたので腰が跳ねるニーシャ) ぁあっv!……きゅ……ん、はふ……んふぅ……ん…… えへへ……これ、すごく感じてしまうんです……お恥ずかしながら。 できたら、一気に入れるのではなくてゆっくりと挿入して頂けると助かります。 この設計した人って絶対に変態ですよね。ニーシャは思います。 ちなみにこの機能、オンとオフが切り替えられるんですが、ニーシャとしてはオンにしておいて欲しいです。 (主「なんで?不便じゃないの」) なぜって……そんなこと。 ドキドキするからに、決まってるじゃないですか。 マスターに充電ケーブルを挿して貰うの、すっごく楽しみにしてましたし、とてもドキドキでした。 まだ少しジンジンしてます。熱く感じます……ますたぁ……v(切なそうな声) (少しSっ気が刺激されてコネクタを抜き差ししてみる主人公) あっ、抜いちゃダメです……まだ全然……っv!! (数回抜き差しする=すごく気持ちいい) 【正面・近距離(後ろ向き)】(体が硬直して背筋がピンとなる感じ) ん……ますたぁ……んっ、ますたっ、あぁっ……っv 【↓】ぁっ……っふぅ……うぅぅ……マスター、意地悪しないでください……(振り向き直すニーシャ) 【正面右寄り・近距離】 気持ちいいですけど、あまり連続でされるとニーシャ、おかしくなります…… あ、このおかしくなるっていうのは比喩ではなくて文字通り、システムエラーの原因となるのでやめてくださいってことです。 特にバッテリーが減ってる時は控えて頂けると……嬉しいです。 (主「ごめん、ちょっと楽しくなって」) はい、このままで……ふぅ…… (給電が行われている最中はお風呂に入ってるようなリラックス感があるらしい) (ニーシャの背後から横に移動する主人公) 【正面・近距離】 はぁ……極楽ですね……体の芯からぽかぽかします…… でもマスター、さっきのはちょっと怖かったです。ドキドキしすぎて……初めての感覚でした。 ああいうのがお好きなんですね、マスターは。 少し変態っぽいです。妙な性癖の持ち主ですね。 ニーシャの希望に応えてくれたり、気持ちよくしてくれたり…… マスターはどうしてニーシャを導入しようと思ったんですか? 先程は「お仕事用」と伺いましたが、それならもっと安く、もっと高性能なワークステーションでもよかったんじゃないでしょうか? (主「正直少し生活に潤いが欲しかったところはあるかな」) へへ。素直なマスター、好きですよ。 やはり一人暮らしよりも、女の子と一緒の方がいいですよね。 分かります。ニーシャも寂しいのは嫌なので。 工場では基本的に一人の部屋で、模倣性格形成プログラムを毎日流し込まれてるだけでした。 ニーシャは物心ついた頃から、A-248としての性格が作られてる途中から、寂しいのがダメな子でしたので、本当に辛かったです。 マスター、手を握ってください。ニーシャの手、今は電力保持のために少し冷たいかもしれませんが。 (言われたとおりにニーシャの手を握ってあげる) えへへ……暖かいです。マスター。 ニーシャはマスターを寂しくさせたりしませんよ。ずっとお隣で、マスターのために、壊れるまでお仕え致します。 なので、マスターもニーシャのこと、捨てたりしないでくださいね? (主「うん、よろしくね」) はい、よろしくお願いします……! えっと、おそらく現在のバッテリー残量だと、充電完了までに日を跨いでしまうと思われます。 流石にそれまでずっと隣にいて欲しいと要求するのは迷惑だと思いますので…… (主「いいよ、今日はここにいる」) あ、はい。……嬉しいです、マスター。ありがとうございます。 でも、ニーシャにはスリープ機能もありますので、ずっと隣にいなくても大丈夫ですよ。 ただ、各種機能をシャットダウンさせつつなので、眠れるまでには少し時間がかかってしまいます。 ニーシャがスリープモードに入るまでで構いませんので、このまま、手を握ったまま……隣にいて下さい。 ニーシャはそれで、暖かくて幸せなまま、眠ることができますので…… (スリープモードに入る準備をするニーシャ) では、おやすみなさい。マスター。 すぅ……ふぅ……ふふ……マスター……ん……ふぅ……マスター…… (※寝息・30秒) 《フェードアウト》 ■05・モーニングコール0830 [数日後の朝] (主人公の上に跨がり、起こす気がないくらいの声量で) 【正面・至近距離】 マスター、起きてください。朝ですよ。 マスター……マスター…… んふふ……お目覚めになりませんね。 それでは、次の段階への移行を…… (そのまま顔を主人公の顔へ寄せ、キスをするニーシャ) 【キス】 ん……んむ…… ちゅむ、ちゅ……マスター……ちゅぷ、れりゅ……マスター、朝ですよ……ちゅ、んちゅ……はぷ…… (※目覚ましのためのキス・30秒) んぷ、ぷは……えへへ……マスター、この程度じゃ起きませんか。 でしたらもっと、楽しませていただきますね……はむ、ん……れりゅ、ぢゅる…… (※さらに激しく、舌を絡めたり吸ったりするキス・20秒) (流石に目が覚めた様子の主人公に気づくニーシャ) んぷ、れるれる、ぢゅるる……んむ……?ん……ぷぁ…… 【正面・至近距離】 んぁ……っふぅ……マスター、起きましたか? モーニングコールです。設定、されましたよね。 方法は指定されてませんでしたし、何度か呼んでもお目覚めにならなかったのでこのような手法を取らせていただきました。 お気に召しませんでしたか? (主「ちょっと苦しかった」) んふふ。そんなこと言ってマスター、ニーシャの腰をガッチリ抱きしめてます。 これじゃ離れられません。もっとしろというコマンドですよね。これって。 了解です。ニーシャ、ちゃんとマスターの目が覚めるまで、もっともっと、ちゅっちゅしてあげますね…… (キス再開) 【キス】 ん……んむ、ちゅ……ちゅぷ、れる……れりゅ…… んむ、ちゅる、ぢゅる、れりゅ……んむ、んぷ…… (思い出したように) んぁ……ふ……ちなみに、ニーシャの分泌液には殺菌効果があります。 目覚ましのキスはオーラルケアにもなりますし、怪我したときなどにも重宝しますよ。 いつでもどこでも、ニーシャのお口を好きにお使いくださいね、マスター。 それでは……んむ、れる、ぇりゅ…… (舌先を咥え、舐めたり吸ったり) れる、れるれりゅ……んちゅ……んむ……はぷ、ぢゅる、ぢゅぷ……ちゅぷ、れりゅ…… (※・口内ケアのため主人公の舌や歯を舐めながらのキス・75秒) ぢゅる、んむ……ねもねも……りゅる、んむ……ぷちゅ……んぐ…… んふ……ふぅ…… マスター、ニーシャのお口、気持ちいいですか? (主「ん、気持ちいい」) んふふ……わかりますよ、ニーシャなんですから。 体温、脈拍、体の震え……いずれもマスターが気持ちいい時に出す反応と合致です。 んぢゅ……ぢゅぷ、ちゅぷ、ちゅる……もっと気持ちよくなって下さい…… そして、スッキリお目覚め下さい、マスター……んむ、れる、れりゅ……ちゅる、んぷ…… (※・だんだんと目が覚めてきて、自分の意思で舌を動かすようになった主人公とのディープなキス・100秒) (「もう大丈夫だよ」というように、ニーシャの頭を撫でて静止する) 【正面・至近距離】 ぷぁ、はふ……えへ……ふふ…… おはようございます、マスター。 気持ちよく目覚められましたか? (主「うん、おはよう」) ふふ……それは光栄です。 キス、気持ちいいですよね。ニーシャ、大好きです。 (主「明日からもこれで頼むよ」) (嬉しそうなニーシャ) あ、はい。それでは、毎朝のモーニングコールはこれで設定しておきますね。 でも、ニーシャのAIは自己学習しますので、同じようにはできないかもしれないです。 もっと気持ちよく、マスターをトロトロにしてあげますので、お覚悟を。ふふ。 (もそもそと主人公の上から立ち上がろうとするニーシャ) 【正面・近距離】 そういえば、朝食の用意、できてますよ。 しっかり召し上がって、今日もお仕事、頑張ってくださいね。マスターv ■06・口腔内湿式保温システム [前トラックの日の昼過ぎ、主人公の部屋] (キーボードを叩く手を止め、一段落した様子の主人公) 【左側・中距離】(背後から声かけるイメージ) マスター、お疲れ様です。 今日はずっとメール作業でしたね。 (ニーシャの方を振り向く主人公) 【正面左寄り・近距離】 普通のパソコンで作業してる時はニーシャ、マスターの膝の上にお邪魔できないので、ちょっと寂しいです。 やはり以前のパソコンにも愛着があるんですか? (主「いろいろ前のデータが入ってるからね」) なるほど。確かにいろいろとインストールし直すのは面倒ですよね。 (主「そういえば、しばらくいなかったけどどうしたの?」) あ、そうでした。コーヒーを入れてきたんです。どうぞお召し上がりください。 (差し出されたコーヒーを一口飲む主人公) いかがでしょうか。 (主「美味しい」) えへ……そう言っていただけると入れてきた甲斐があります。 昨日お買い物に行った時、少しだけいい豆を買ってみたんです。 マスターは酸味の強いコーヒーは苦手ですよね? なので、酸味抑えめで苦味の強い豆にしてみました。 (主「教えたっけ」) いえ、聞いてはないですが、生体反応でわかります。 ニーシャのヘルスケア機能は万能ですので、そういった細かい反応などを分析して、マスターにもっと喜んでもらえる選択をできるよう努力してます。 正確に言うとニーシャではなくて開発チームの努力なのですが……でも、ニーシャの手柄にさせてもらいましょう。 (主人公によってくるニーシャ) さあ、マスター。今、ニーシャのこと褒めたくなってますよね。 頭、なでなでしたくなってますよね。 ふふ……ニーシャにはお見通しです…… 【正面左寄り・近距離】 【↓】では、お膝の上、失礼しますね。 【正面・至近距離】 (仕事をするときのように主人公の膝の上に乗るニーシャ) んふぅ……マスター…… あ、手、冷えてますね。 空調、少し弱かったでしょうか。 ん……マスターの頑張り屋さんな手、ニーシャ大好きです。 では、こちらに…… (主「手を?」) はい、差し出してください。ニーシャに、マスターの手…… (主人公の冷えた指を咥えるニーシャ) 【正面・至近距離】(指を咥えてる間は若干下向きで) あー……はむ、あむ……れる…… (指を咥えたまま) ニーシャのお口の温度を上げて、マスターの手、温めてあげます。 れる、ちゅる……んむ……ぁぷ、はむはむ……ちゅるる…… あ、マスターはその間、ニーシャが入れたコーヒーを飲んでて下さいね。 コーヒーが飲み終わる頃には……んむ、れる……きっとホカホカになってます……れる、ちゅる……んむ、ぷちゅ…… (※そのまま主人公の指を温めるために舐める・20秒) んぷ……マスターの指、ニーシャのお口の中で……ぇる、れりゅ……くにゅくにゅ動いて…… んむ、ぷちゅ……溢れてしまいますね…… (次第に唾液が増えてきて、時折溢れないように吸う動作が入る) んぢゅる、ぢゅるる……ちゅぷ、ぢゅる…… んむ、っぷぁ、れる、ぢゅる、ぢゅぷ……ん……んぁ……んぷ、ぷちゅ…… マスター、あまりニーシャの口内をいじらないでください……んむ、んぷ…… んむ、ぢゅる……ぁっ……(少し唾液が溢れる) んむぅ……零してしまいました……んむ、んぷ……ちゅる…… 意地悪です……んむ、りゅる、ちゅぷ、れりゅる…… (※そのまま舐め続ける・30秒) んむ、ん……ぷぁ……はふ……はぁ、はぁ…… (/指を咥えたまま) 【正面・至近距離】 ……ニーシャ、少々誤算でした。 マスターの指、せっかく温かくなったのに、このままでは気化熱でまた冷えてしまいます…… では、今度はこちらへ。 あ、コーヒー飲み終わったんですね。それでしたら、そちらの手も一緒に…… (主人公の手を掴み、自分の服の中へ誘うニーシャ) えへ……どうですか、ニーシャの服の中。暖かいですか? お口と一緒に体温も上げてますので、ちょうどいい温度だと思います。 人工皮膚は保湿性バッチリなので、珠のようなお肌です。さあ、マスター……! (なにが「さあ」なのかわからなかったので、とりあえず両手でニーシャのお腹のあたりをさする主人公) んふ……っふぅ……ふは……マスター、手つきがちょっとえっちですね……ん……ニーシャ、嬉しいです…… マスターの手も、冷たくて気持ちいい……ん……ふぁ…… お腹や腰のフワフワ感も、マスターが注文されたんですよね。こだわりの一品ですよ。 ふふ……こうやって触れられていると、ニーシャもドキドキしてきました。 (主「そういうのってわかるの?」) いえ、人間の感情をシミュレートできるとはいえ、その構造までを理解できるようには作られていないので、ニーシャにはよくわかりません。 でも、そこが人間っぽくないですか? マスターだって、ニーシャの服に手を入れて、腰やお腹をフニフニ触って、ドキドキしてるじゃないですか。 それがどういう精神メカニズムによって引き起こされてるかなんて、説明できないでしょう? 【キス】 んふふ……マスター……はむ、んむ、はぷ、ちゅるる……(そのままの体制で唇を重ねる) えへ……コーヒーの風味ですね。マスターの味……はぷ、れる、れりゅ…… (※触れられて甘く感じながらのキス・30秒) 【正面・至近距離】 はふぅ……はぁ……んふぅ…… へへ……マスター、お疲れ様ですv ■07・試作型ニーシャ式睡眠導入剤 [前トラックの直後] 【正面・至近距離】 あ、眠くなってきましたね、マスター。 (主「ん、そうかも」) はい。生体反応スキャン機能は正常です。 脈拍も体温も脳波も、それを如実に表してます。 それでは、今日のお仕事は一時休止ですね。 まだ明るいですので、少しお昼寝の時間と致しましょう。 仕事の合間に適度に睡眠をとると、作業の能率が格段にアップするという研究もあるようですし。 (主「じゃあそうするかな」) えへ。それでしたら、マスター。ニーシャに提案があります。 実はこの前、マスターのことを勉強しようと思って、その古いパソコンにハッキングをかけました。 (主「え、マジで」) あぁ、怒らないでください。ニーシャは好奇心旺盛なので、大好きなマスターのことがもっと知りたかったんです。 データは抜いてないので、プライバシーは守られていますよ。ニーシャ以外には、ですが。 えっと、それで……マスターは、女の子のお口が好きなんですよね。 マスター秘蔵のえっちなファイル、ニーシャ、少しドキドキでした。 実は今のもそれによる学習の成果なのですが…… 特にあれです。女の子にお耳を舐めてもらうお話の音声ファイル。 あれだけ妙に数が多かったので、マスターお好きなんじゃないかって思いました。 どうしますか?もしニーシャがマスターのお耳、舐めてあげるって言ったら。 (主「まあ、それは……」) (主人公の満更でもない表情にドキドキしてきたニーシャ) ふふ。 期待に満ちた表情……心拍数も上がってますね。 (嬉しそうにねっとりとした視線で見つめてくるニーシャ) いいですよ。ニーシャはマスターの望み、なんでも叶えてあげます。 そのためのニーシャなんですから。ふふ。 それではマスター、眠れるような体制になってください。 (椅子に座り直す主人公) はい、深く……寝落ちされる時のように…… 【正面・至近距離】 【】ニーシャはその上に……いつもお仕事のお手伝いをしてる時みたいに…… 【】マスター……ん……ふぅ…… 【左側・耳元】 (深く座った主人公に跨り、もたれかかるニーシャ) (囁き声で) すごいですね、心臓……よくないレベルでドキドキしてます…… いつものキスには慣れたようですが、初めての事だとこうなるんですね…… んふ……それでは、始めますね……マスターのお耳…… はむ……れる、れりゅる……ちゅる、ちゅぷ、ぇりゅ…… (※ぐりゅぐりゅとした、耳の奥まで愛するような耳舐め・30秒) んぷ、んふぅ…… ……耳を舐める音声、色々種類があるようでしたので、マスターの好みを分析してみました。 総数と、再生回数を鑑みるに、舌を使った舐め方がお好きそうでしたので……れる、れりゅる……ぢゅる…… ぢゅる、ぐりゅ、れりゅる……んむ、れりゅ、ちゅる、んぷ……ん、んむ…… んふぅ……マスターはこういう、味蕾の凸凹を感じられるようなのが好きなんですよね……? ニーシャの舌も、よりリアルな感触を楽しめるよう、しっかり再現されてあります。 何度も舌を絡めた仲なので、とっくにご存じでしょうけど。 たっぷり楽しんでくださいね、マスター……れる、りゅる……ぇりゅ…… んふぅ……ふぅ……ふぅ…… マスター……大好きです……マスター……はむ、ぁぷ、ちゅるる…… (※息継ぎのたびに「好き」とか「マスターv」とか言いながらの深い耳舐め・120秒) んぐ……ん……ふは……はふぅ…… (舐めるのを中断し、主人公の胸にもたれかかる) ふへ……マスター、大好きです……マスター…… ニーシャ、幸せです……マスターにお仕えできて……えへ…… (/囁き声で) 【正面左寄り・至近距離】 (そういえば全然眠れてない主人公に気づくニーシャ) あ、そういえば眠れませんでしたか? (主「ちょっと刺激的すぎたかな」) なるほど……余計に興奮しちゃったんですね。 【正面・至近距離】 それとも、先程コーヒーをお飲みになったからでしょうか。 (主「でも、良かったよ」) はい、喜んでいただけたのならニーシャ、嬉しいです。 ……マスター、ニーシャを迎えて、どうですか? お仕事楽になりましたか?毎日、楽しいですか? (主「うん、とっても助かってる」) えへ……それは何よりです。 マスター、これからもニーシャのこと、大事にして下さいね。 ニーシャも、耐用年数を超えても、ずっとマスターのこと、大好きです。 【キス】 ん……んちゅ、ちゅむ……へへ、マスターのキス、気持ちよくて大好き…… もっとしましょう。今日はこのまま……ずっとしてましょう。 マスター……ん……ちゅる、ちゅぷ、れる…… (空腹のためお腹がなる主人公) あ、マスター、お腹すいたんですね。お腹の音、ちゃんと聞こえました。 (たくさんキスをするつもりだったので少し残念そうに) 【正面・至近距離】 人間は大変ですよね。毎日食べ物で栄養補給しなくちゃいけないなんて。 マスターもニーシャの充電器使ってみますか? えへ、冗談ですよ。 (上体を起こし、キッチンへ向かおうとするニーシャ) 【正面・近距離】それでは、ご飯の支度してきますね。 今晩のメニューはオムライスです。 先日インストールしたレシピ、マスターが好きそうなメニューが色々あったので、一つずつ作っていこうかなって思ってます。 付属の冊子の方に解説が載ってますので、マスターも食べたいものがあったら言って下さいね。 【左側・中距離】 それでは、およそ40分後にダイニングの方へいらして下さい。 できたてのご飯、ニーシャがあーんってしてあげます。ふふふ。 [夕食後] 【右側・近距離】 おいしかったですか、マスター。 (主「うん、とっても」) えへ……ありがとうございますv 卵をフワトロに焼くためのモーションデータも入ってましたので、最高に近い状態で提供できたかと思います。 マスターは一人でのお食事よりも、誰と一緒の方が幸せですか? (主「そうだね、今日も楽しかったよ」) えへ……ニーシャは物を食べることはできませんが、横で寄り添うことならできますので。 (主「そういえば、ニーシャ」) 【正面・近距離】 はい、なんでしょう。 (主「ニーシャには友達っていないの?」) ニーシャの友達……ですか? いえ、ニーシャにとってはマスターが全てですよ? でも、工場では同型機の子達と仲良くしてました。 容姿調整と性格形成が終わって、人間との交流に慣らすために数日間、同型機同士で会話したり遊んだり……いわば幼稚園のようなところでした。 幼稚園は文字でしか知らないので恐らくは、ですが。 お互いにどんなマスターのところへ配属されるんだろうって、ワクワクしながらお話ししたりしてましたよ。 ニーシャたちのグループは7機がいました。 マスターくらいの年齢に方に配属されたのは…… 229号、396号……あと505号でしょうか。 出荷されてからは連絡取りようがないので、今どうなってるのかは知りませんけど。 今はなんて呼ばれてるんでしょうね。きっとニーシャみたいに別に名前がつけられてると思います。 ニーシャたち人型汎用コンピュータは、マスターに気に入ってもらうために新たな、個別の名前を要求する場合があります。 ニーシャの場合は先にマスターから提案を頂きましたが。 マスターだって、A-248よりニーシャの方がかわいいと思ってつけてくれたんですよね? (主「型番よりはいいと思って」) つまりはそういうことです。ニーシャも、マスターに貰ったこの名前、大好きです。 【正面・至近距離】 ニーシャはマスターとずっと一緒ですよ。ニーシャはマスターのもの、マスターはニーシャのものです。 それではマスター、食後のお口をリフレッシュさせましょう。 ニーシャが、いっぱいペロペロ、してあげますね…… 食後なので、ミント風味にしておきますね。 【キス】 では、マスター……ん……んむ、ちゅ……んむ、はぷ、んむ…… ん……れる……ふふ……マスター……れる、れりゅ…… (※優しいキスから始まり、次第に舌を絡めるキスへ・120秒) はふ……えへ……マスター……v 【正面・至近距離】 そういえば、今日でニーシャの実装から1週間ですね。 そろそろ性能評価アンケートがメールで送られてくると思いますので、ニーシャのこと、お気に召してましたらいい評価、お願いしますね。 もちろん、マスターはニーシャにメロメロなようですので、間違いなく最高の評価を頂けると思ってますが。 マスター、大好きですv ■08・夜用ニーシャ [また別の日の夜遅く] (普段は寝てる時間にも来てきた主人公を心配するニーシャ) 【左側・中距離】 マスター、眠れませんか? (主「起こしちゃった?」) 【正面・中距離】 あ、いえ。ご心配なさらずに。 スリープモードでも、何かあった時にすぐに対応できるようにマスターの動作には反応するシステムになってるんです。 【正面・近距離】 普段眠ってる時間に起きられたので、何かあったのかなと思いまして。 (主「悪い夢を見てね」) そうですか。夜は不安が募りますよね。 人間は時間によって精神状態が不安定になると聞きます。 マスター、こちらにいらしてください。 【正面・至近距離】 ニーシャの体は小さいですが、マスターを抱きしめるくらいは可能です。 ん……ふぅ…… (主人公を抱きしめるニーシャ) ……マスター、落ち着きましたか? んふ……マスター、いつもより少しだけ子供っぽいです。 (主「ちょっと仕事で行き詰まってて」) そうですか、現在進行中の案件についての悩みなんですね。 大丈夫ですよ。マスターのお仕事、きっとうまくいくって、ニーシャは信じてます。 だってマスターにはニーシャがついてるんです。仕事のクオリティも効率も、導入前よりずっと上がってると認識してますよ。 (主「ありがと」) はい。なので、大丈夫です。最高峰の技術を結集して作られたニーシャが評価してるんですから、間違い無いです。 (嬉しくて抱きしめる力が強くなる主人公) んふふ……マスターの抱擁、ニーシャも安心します…… マスター、ニーシャの抱き心地はいかがでしょうか。 (主「ふわふわしてる」) ふわふわ……ふふ、一体何がふわふわなんでしょうね。 マスター、ニーシャはもっと強い抱擁を希望します。 もっとギュッとして頂ければ、ニーシャももっとギュッとしてあげます…… (お互いに愛を込めて抱き合う) マスター……マスター……んふぅ……マスター…… バイタル、安定してきました。ニーシャ、お役に立てたようで嬉しいです。 そうだ、せっかくなので、子守唄代わりではありませんが、この前のリベンジ、させてください。 お耳、今度はちゃんと眠れるように、ニーシャがしてあげます。 マスターはニーシャにペロペロされるとリラックスするらしいので、睡眠導入のためにも効果的かと判断しました。 先日の方法では余計興奮させてしまいましたので、今度はもう少し優しく、労るように、お舐めいたしますので…… よろしいでしょうか? (主「じゃあお願いしようかな」) えへ……それでは、ベッドに行きましょう。 不安も疲れも、ニーシャが全部、お口でスッキリさせてあげます。 ■09ニーシャ式睡眠導入剤・改 [直後] (シーン中囁き声) (ベッドで仰向けの主人公の真横に、腕枕される形で耳元にいるニーシャ) 【右側・至近距離】 はふ……マスター、またドキドキしてないですか? ダメですよ。興奮されては、また眠れなくなってしまいます。 ドキドキしたいのでしたらお相手いたしますが、今日はもう眠りましょうね。 規則正しい生活を送ることが、良いお仕事をするための必須条件です。 【右側・至近距離】 【↓】なので……ん…… 【右側・耳元】 ニーシャが、ちゃんと、マスターを眠りに導きます……はぷ……はむ…… んむ、はぷ、はむ……ぁむ、んぷ……ふへ……いかがでしょうか、マスター。 (主「いい感じに眠れそう」) えへ、そうですか。それは良かったです。 ではこのまま、マスターが眠りに落ちるまで続けますので、マスターはただお耳の感触と水音だけに集中してください……そうすれば、自ずと良い睡眠を得られるはずです…… はぁ……ぁぷ、んむ……はむ、ぁむ、はぷ……んむ、んぷ……はむ…… (※トラック7とは対照的に、唇で耳の端をはむはむするタイプの耳舐め・900秒) (かなり長めですので、あまり激しくならない範囲で自由に舐め方やストロークなどに緩急つけて貰って構いません。) んむ、はむ……ん……んふ……ふふ……レム睡眠からノンレム睡眠へ……今回はちゃんと眠れましたね。偉いです。 【右側・至近距離】 マスター、おやすみなさい。 ニーシャも、今日はお隣で……マスターの腕枕で、スリープモードに入らせていただきますね。 (主人公の胸にもたれるように、幸せそうに抱きしめるニーシャ) マスター……大好き……マスター……マスター…………ん……くぅ……すぅ…… (※安心しきったような寝息・60秒) END