ドMプロレス3後編 - - - - - 【ゆめ】 「おーっとモエ選手!ちょこまかと逃げ回っていたバイト君をついに捕らえました! そしてそのまま、大きなお尻で押さえ込んだーっ! モエ選手の華麗な固め技に体の自由を奪われたバイト君っ!さぁどうするどうするっ!?」 【主人公(モノローグ)】 ゆめさんから再び連絡が入ったのは、モエちゃんにボコボコにされた例の試合から数日後のことだった。 前回散々にやられた時の苦痛はまだ記憶に新しく、多少の怖さが無いわけではない。 とはいえ、こっちは既にリターンマッチを承諾しちゃっているしなぁ…。 それに、またモエちゃんのお尻やおっぱいを……なんて考えたら、僕にイエス以外の選択肢はなかったわけで…。 そして、試合当日。 例によっていつもの通りいつもの倉庫でリングに上がる。 それにしても、なんとなくだけど今日はお客さんが妙に少なめなような気がした。 速攻でKOされてしまった前回の反省から、今回はなんとか距離を取ってチャンスを伺おうという作戦にでた。 しかしそれも虚しく、こうして僕はモエちゃんに組み伏せられ、お尻で顔面を押さえつけられている。 【モエ】 「ふふっ♪モエのお尻、相変わらず強烈でしょ? ってもお兄さん、この前はいつの間にかあっけなく気絶しちゃってたんだっけ?きゃははっ♪今日こそたっぷり堪能してよねぇー♪」 【ゆめ】 「前回の対戦ではモエ選手の必殺ピーチクラッシュを顔面に受け、あっという間に気を失ってしまったバイト君。 そのため、このお尻固めは初体験も同然! ムチムチでハリのある自慢のお尻に敷き潰される気分は、いかほどのものでしょうか!?」 【モエ】 「うっわ、お兄さん、相変わらずちんちんおっ立てちゃってるぅ…。 ま、気絶してもちんちん硬くしてたくらいだし、意識ある状態でモエのお尻に潰されてるんだから、こうなっちゃって当然か」 【主人公(脇台詞)】 ん…んぐ… 柔らかくてどことなく淫靡な香りも漂うお尻に、大興奮してしまう… が、同時に、圧迫が容赦なくものすごいのも確か。うぅ…く、苦しい…! 【モエ】 「ふふっ♪ぎゅーって押さえつけてるから重いでしょ?苦しいでしょ? でも変態でドスケベなお兄さんにとっては、これもゴホウビなのかなー♪ だって、おちんちんすっごい元気になってるんだもーん!きゃははははっ♪」 【主人公】 「んぐ……ぐ…」 【主人公(脇台詞)】 なんとかお尻を押しのけようとしてみるが、モエちゃんは僕の抵抗を見透かしたように下半身をたくみに動かして、僕の顔を逃してはくれない…。 【モエ】 「もーっ♪こんなにおちんちん大きくしてたら、狭いパンツの中じゃ窮屈だよねー。 ほぉら、優しい優しいモエが、解放してあげるぅ♪」 【主人公(脇台詞)】 え、ええーーーっ!やめてええ!! 【ゆめ】 「モエ選手、バイト君のハーフパンツを脱がせてしまいました!いや、脱がせたというより剥ぎ取ったと表現する方がより適切でしょう! バイト君の大きくなったおちんちんが、前回同様、またもや露わにされてしまいましたぁ!」 【モエ】 「ふふっ♪相変わらずビンビンにしちゃってぇ♪ じゃあ今回もこのキュートなモエが、お兄さんの性欲の根源のおちんちん、当分は使い物にならないくらい萎え萎えのふにゃんふにゃんになるまで徹底的にオシオキしてあげたいと思いまーす!」 【ゆめ】 「高らかに宣言したモエ選手、早速バイト君のおちんちんを優しく愛撫しはじめました! バイト君はなにやらもぞもぞと抵抗を試みているようですが、モエ選手は一向に意に介しません!」 【モエ】 「ほぉら♪気持ちいいでしょー♪モエのテクでもっともっと気持ちよーくなっちゃいなさい♪」 【ゆめ】 「おや…?おっとモエ選手、徹底的にオシオキすると宣言しておきながら、このソフトな愛撫はまるで、普通にゴホウビのようですが…!? バイト君も、お尻の下で苦しがるふりをしつつ、心なしか喜んでいるような気がしますね…さぁ果たしてこの展開が意味するものは……? 何か理由あってのことなのでしょうか…!?」 【主人公(脇台詞)】 お尻を押しつけられながらで息苦しいのは確かだけど、その感触がまた……下半身はすごく気持ちイイし……あぁ…ほんと、来てみて良かった……このバイト、さ、サイコー……。 【モエ】 「ふふふふー♪お兄さん、気持ちいい? でもねー、優しくしてあげられるのは、ここまでなんだー♪ それじゃーみんなお待ちかね、キュートなモエのデンジャラスなアノ技で、これからこのお兄さんをタップリいたぶっていきたいと思いまーす!」 【主人公(脇台詞)】 アノ技?? まさか、この前ミサトさんにやられたみたいな、急所を叩くようなやつ!? あ、あれは嫌だ、止めてくれえぇえ! 【モエ】 「じゃ、早速いっきまーすっ♪くっらえー♪…んっ!」 【ゆめ】 「で、出ました!モエ選手、バイト君の鼻先へ激臭オナラガスをプレゼントだぁーっ!」 【主人公】 「ふぎゃぁああああぁぁ!く、ぐざぁあああああぁぁっ!!」 【主人公(脇台詞)】 ま、ま、また、オナラだぁぁぁーーー!!! 鼻腔いっぱいに広がったゆめさんのともミサトさんのともまた一風違った悪臭に、僕の嗅覚が悲鳴を上げる……!! 【モエ】 「いやぁーん♪恥ずかしー♪」 【ゆめ】 「モエ選手、口では恥ずかしいと言いながらも、腰をくねらせて明らかに楽しんでいる様子! キュートなモエ選手のオナラぷぅ攻撃解禁の瞬間をひと目見ようと詰め掛けたお客さん方から、大きな歓声が上がっておりますっ!」 【主人公(脇台詞)】 オナラぷぅ攻撃解禁??? そんなこと、ゆめさんからは何一つ聞いてなかっ……くうぅっ、臭いっ、臭ぁぁーーー!! ゆめさんやミサトさんに負けず劣らず、モエちゃんのオナラも凄まじいニオイ……! 【モエ】 「にひひひひー♪今日はオナラ大好きさんがたーくさん見に来てくれるって聞いてたから、念入りに準備してきたんだー♪ そんな日のお相手に当たっちゃうんだから、お兄さんも運が悪いねー♪」 【主人公(脇台詞)】 えええーっ!?そんなの聞いてない……っ! こんな激臭を嗅がされるくらいなら、ちんこを引っぱたかれる方がマシかも… 【モエ】 「昨日のモエの晩御飯はー、焼肉だったんだー♪ 今日の試合は特別だからって、ゆめっちが連れて行ってくれたの♪ たっくさん食べたお肉がみーんな、くっさーいガスになっちゃったかなー?きゃはは♪ ほぉら、お兄さんにも味わわせてあげるぅー♪」 【主人公(脇台詞)】 ふぐあぁぁぁ!臭い臭い臭いーっ!! 【ゆめ】 「再びバイト君をガス責めにするモエ選手!タンパク質由来の濃厚な臭気が、バイト君の鼻を痛めつけますっ!」 【モエ】 「ふふふっ♪お鼻でちゃーんと味わってくれたかなぁ?ねぇ、お兄さん、どう?美味しかった?きゃははっ! ゆめっちが、『タレは濃厚ニンニクスペシャルを使ってねー♪』ってゆーから、たーっぷりそのタレ使ったんだぁ♪ もしかしたら、くっさいのはそのせいかもね♪」 【ゆめ】 「モエ選手の楽しげなお喋りの最中にも、お尻からは重低音を響かせるオナラの発射が確認されておりますっ! 昨晩のメニューから想像するに、鼻を突き刺すような刺激的すぎるニオイの暴力がバイト君を襲っていることでしょう! お尻の下敷きになって表情こそ確認できませんが、発狂しそうなほどの激臭を嗅がされながら苦しみ悶えていることだけは間違いないものと思われますっ!」 【主人公(脇台詞)】 ぐ…ざ………!!なんでごんな…ほげぇーっ…!! 【モエ】 「ふふふっ♪もしお兄さんが吸血鬼だったら、モエのこの濃厚ガーリック砲で、とっくに死んじゃってるだろーね♪」 【ゆめ】 「さぁ、必死に抵抗していたバイト君の動きが、徐々に鈍くなってきました! モエ選手の特製ニンニクガスを密着ゼロ距離で3発もお見舞いされては、さすがにひとたまりもなかったのでしょう」 【モエ】 「うわぁ…お兄さん、おちんちんの方はまだ余裕で元気なんですケド……くっさいオナラ嗅がされても萎え萎えにならないなんて……やっぱ変態は違うねー♪ よーし!そんな変態お兄さんでもモエのお尻がトラウマになっちゃうくらい、もっともーっとオナラくさくしてあげるー♪それっ!」 【モエ】 「はーい、おかわりのぷぅもどーぞっ!」 【ゆめ】 「モエ選手、追加でさらに2発を発射!そのお腹にはいったいどれほどのガスが溜め込まれているのでしょうか!」 【モエ】 「ふふふっ♪ずっとお腹張ってたから、ぜーんぶ出してすっきりしちゃおって思ってるんだー♪ほらっ!」 【モエ】 「あはぁん♪あっつぅい♪」 【ゆめ】 「止まらないモエ選手のオナラ責め!ピンク色のコスチュームが、お尻の周辺だけ黄色く染まってしまうのでは……?そう思わせるほどの、濃密な激臭ガス地獄! この恐るべきニオイの暴力に今もなおさらされ続けているバイト君ですが、先ほどから動きらしい動きがほとんど見られなくなりました! しかし、おちんちんの怒張はいまだ健在!モエ選手の手中に捕らえられながらも、ますます硬く大きくみなぎり続けている模様です! この不可解なエネルギーはいったい、どこから湧き出して来るのでしょうか!?」 【主人公(脇台詞)】 ………ぐ…ざ…………も……やめ……… 【モエ】 「ふふっ♪変態お兄さんのおちんちん、縮むどころかますます大っきくなってくねー♪ こんなにくーっさい、スカンクみたいな毒ガスのオナラを嗅がされてもまだ興奮できちゃうなんて、ほんと変態ってこっわーい♪」 【モエ】 「こんな変態は、モエが徹底的に懲らしめてあげないとねっ!」 【ゆめ】 「モエ選手のスカンクガスが絶え間なくバイト君を襲います!」 【モエ】 「ほらっ!」 【モエ】 「もっともっと!」 【ゆめ】 「情け容赦なく連発される無慈悲なオナラの音が、会場に響きわたります!」 【モエ】 「よぉーし、トドメ!最悪にくっっさーーいこのオナラ嗅いで、イッちゃえぇーー!!ひっさぁー…つ!」 【ゆめ】 「あーーっと!モエ選手の宣言通り、ここでついにおちんちんが決壊!バイト君、ひとたまりもなく昇天ーっ!! ニオイに耐えかねて狂ったか、はたまたドMとしての欲情が最高潮に達したゆえか、まるで噴火する火山の如く、異常な量の白濁液を盛大に撒き散らし続けるバイト君のおちんちん!!」 【モエ】 「きゃはははははっ!ほんとにオナラでイッちゃったー♪こんなに臭いの嗅がされながら大興奮してイッちゃえるなんて、変態さんヤバくない?」 【ゆめ】 「ふしゅーーーっといういやらしい音と共に放たれたひときわ濃厚なモエ選手の最後っ屁により、とうとうイかされてしまいました、バイト君! やはり意識の方は既にない様子で、ピクリとも動きません! モエ選手、再びの完全勝利と言っていいでしょう!」 【モエ】 「おっと!ゴングはちょっと待ってよねー!」 【ゆめ】 「ど、どうしたのでしょうか?今まさに打ち鳴らされようとしていた試合終了のゴングを、モエ選手が制止しました! バイト君は意識を失っているようですし、おちんちんの方も今しがた果ててしまい、もはや勝敗は完全に決したように見えますが……?」 【モエ】 「今日はせっかく特別なお客さんたちがモエの恥ずかしいオナラぷーを見に来てくれてるんだし、これだけじゃまだちょっと不満だよねー、みんなぁ?」 【ゆめ】 「モエ選手の謎めいた問いかけに対し、総員の全身全霊を振り絞ったかのような会場を揺るがす大歓声で応える観客席! しかし、いったいどうしようというのでしょう……対戦相手のバイト君は既に戦意喪失どころか、意識自体失われてしまっているようですから、一応ルール上はこの辺りで試合終了としなければなりません!」 【モエ】 「ふふっ♪要は、この変態お兄さんが目を覚ませばいいんでしょ?」 【ゆめ】 「モエ選手、意味深なセリフとともに体勢を変え、今なお湯気の立つようなお尻を、バイト君の顔の上からどかします…… …ああ!…やはりバイト君は気絶していました! モエ選手のお尻の下に敷かれていた顔面はすっかり、あのスカンク責めの苦しさ・臭さがいかほどのものだったかをうかがわせる、なんとも形容のしにくい表情へと変わり果ててしまっております!」 【モエ】 「ほらぁ!起きなさいよっ!!」 【ゆめ】 「あぁっとー!モエ選手!マットに倒れ伏したバイト君の前に腰を下ろすと、その頭頂部目掛けていきなり足を振り下ろしましたっ!」 【主人公】 「ふごべっ……!!!」 【ゆめ】 「お…おっとこれはーっ! 腰を下ろした姿勢からとはいえ、脳天にカカト落としを受けてしまったバイト君! なんとその衝撃で意識を取り戻した模様ーっ! これは、えっと……ぞ、続行!試合は続行されますっ!」 【モエ】 「ふふふっ♪おはよーございます、変態さん♪」 【主人公(脇台詞)】 尻肉の息苦しさ…次々に鼻へと流れ込む濃厚な悪臭…臭すぎる毒ガス……薄れる意識の中、股間から噴き上がるもの凄い快感…… …そして脳天を突き抜けた突然のショックに思わず目を開くと、視界に飛び込んできたのは、ピンク色の布地…… 【ゆめ】 「モエ選手、大胆にも股間をバイト君の顔前に晒しております! 意識を取り戻したバイト君の目にしているものはおそらく、モエ選手のVライン! 足の裏でバイト君の頭を押さえつけたまま、ほらここを見なさいと言わんばかりのポーズです!」 【モエ】 「ふふっ♪やっと気がついたね♪お兄さんがおねんねしてる間に、おちんちんはやっつけちゃったぁ〜♪」 【主人公(脇台詞)】 うぅ…そ、そうなのか……僕はまた… でも、オナラがあんまり臭すぎて、遅かれ早かれ悶絶せずにはいられなかったと思う… 【主人公】 「ぁ…あれからどうなったの?今、何がどうなってる…?」 【モエ】 「え?今?決まってるじゃん。こうなっちゃうのぉ!」 【モエ】 「きゃはははっ!またまたぶっ放しちゃったぁ♪」 【ゆめ】 「目が覚めたばかりのバイト君の意識朦朧とした顔へ、再び毒ガスを浴びせかけます、モエ選手ーっ!」 【主人公】 「ぐざぁ、ぎゃあぁぁぁ!!!や、やめでぇぇぇ!!」 【ゆめ】 「バイト君は頭をモエ選手の足で押さえつけられているため、漂うニオイから顔を背けることもできません! 再び始まってしまったスカンク責めへの恐怖に耐えかねたバイト君の悲痛な叫びが会場内に響きわたります!」 【モエ】 「もぉ…ぎゃーぎゃーうるさいなぁ…ちょっと静かにしてくんない?」 【主人公】 「ほんぐぅぅ…!!……ぅぶ………ぅ…っ!」 【ゆめ】 「無情にもまた新たなガスが放たれた模様!いったいあとどれだけの量がモエ選手のお腹に溜まっているのでしょう? おっと!バイト君の苦悶の悲鳴が聴こえなくなりました! オナラの猛烈な悪臭、そしてオシオキ再開の絶望感に、再び意識を刈り取られてしまったのでしょうか?」 【主人公】 「………」 【ゆめ】 「バイト君、やはりモエ選手のオナラにより再び失神したようです!さて、今度こそ決着のゴングを…」 【モエ】 「ふぅん♪お尻、あっつうい♪」 【主人公】 「ふんぎゃああああああぁぁぁ!!ぐっざあああああああぁぁぁ!!」 【ゆめ】 「あーっと、バイト君が!悲鳴とともに意識を取り戻しましたっ!いったいなにが起こったのかぁ!?」 【モエ】 「ふふふ♪モエのオナラで叩き起こしちゃった♪」 【ゆめ】 「なんと、これは! 今さっきバイト君を悶絶させたモエ選手の激臭オナラですが、あまりの臭さのため、今度は失神中のバイト君の意識を無理矢理覚醒させてしまった模様です! 凄まじいニオイでKOし、すぐさまニオイで叩き起こす!失神という逃げ場すら与えられません! もはやオシオキというより、拷問とも処刑とも呼べそうな雰囲気になってきてしまいましたぁ!」 【主人公】 「…おげえぇぇーっ……も、もう…やめ…」 【モエ】 「はーい、おやすみなさーい♪」 【主人公】 「ぴぎゃぁあ!?」 【主人公】 「………く……しゃ……」 【ゆめ】 「バイト君、再び沈黙!モエ選手のガスの威力はいまだとどまるところを知りません!」 【モエ】 「はーい、起きるよー!」 【オナラ音】 【主人公】 「くさ、くしゃぁぁぁぁ!げぼーっ…ぉおえぇぇーっ…」 【ゆめ】 「モエ選手、バイト君をオナラで気絶させては、すぐさまオナラで叩き起こす! まるで、仕留めた獲物をわずかに生かしたままいたぶり続ける獣のようです!」 【モエ】 「ふふっ♪どうどう?変態さん?モエのエンドレスオナラ地獄♪」 【主人公】 「も、もう…らめ…ギブ…アップ…も…ゆるひ…て…」 【主人公(脇台詞)】 オナラに翻弄され続けて頭がおかしくなりそうな中、僕は必死でギブアップを口にしていた。 【ゆめ】 「涙ボロボロ息も絶え絶えな状態のバイト君ですが、残ったわずかな力を振り絞るように、ギブアップの声を上げております! 性欲丸出しのド変態男ですら、モエ選手の無限スカンク地獄に落とされてはひとたまりもなく、ボロ雑巾も同然です! 『桃色の堕天使』、恐るべし!」 【主人公】 「…ギ…ブ…アッ…プ……」 【モエ】 「えぇ?『ブッ』と『プゥ』?もぉー、仕方ないなぁ♪ほぉら♪」 【オナラ音(ブッ音とプゥ音)】 【主人公】 「ひ、ひぎゃっ、ぎゃああぁぁぁ!!」 【ゆめ】 「明らかにわざと聞き間違えております、モエ選手!続けざまに2発を鼻先めがけてぶっ放しました! ギブアップさえ許されません!なんとおそるべきオシオキでしょうか…!」 【モエ】 「ふふふっ♪お兄さん、モエがオナラぷぅでちょっとかわいがってあげただけでこんなにお顔ぐしゃぐしゃのくちゃいくちゃぁーいになっちゃって、ほんとおもしろーい♪」 【ゆめ】 「おっと、突然立ち上がったモエ選手、ニオイ地獄にさまよい続けたバイト君の頭をようやく解放しました! 倒れたままのバイト君ですが、辛うじてまだ意識はあるようです!」 【モエ】 「じゃぁ、最後の大技、行ってみようかなっ♪」 【ゆめ】 「モエ選手、ろくに動けないバイト君を引きずるようにして仰向けに寝かせ直し、コーナーポストへとよじ登っていきます!これは、まさかっ!」 【モエ】 「会場のみんなー!モエの大活躍、楽しんでくれたぁ? ふふふっ♪そんなに可愛いってコールされたら照れるよぉ♪ じゃ、最後はモエの必殺技と今日のスペシャル技をミックスしちゃうよっ! 目と耳とお鼻に、ちゃーーんと焼き付けてよねっ!くっらえーーっ!」 【ゆめ】 「モエ選手の十八番(おはこ)、コーナートップからのピーチクラッシュがバイト君の顔面にちゃくだぁーんっ!! さらに命中の瞬間、モエ選手の肛門から噴き出したガスが辺りを包み込み、瀕死の相手を悪臭が追撃! 禁断の合わせ技、名付けてスカンクピーチクラッシュの誕生だあぁぁーっ!! 尻弾激突の凄まじい衝撃と濃密ガスの恐るべき激臭を同時に叩き込まれたバイト君! もはや声もない様子ですが… あーっと!悲鳴の代わりとばかりに、再び怒張したおちんちんが精液を噴き出し始めましたっ!」 【モエ】 「うっわぁ♪もう一回おちんちんをやっつけちゃったぁ♪ ふふふっ♪モエのお尻とオナラでイけるなんて、変態お兄さんにとっては最高の贅沢でしょぉ?きゃははっ♪ 【ゴング音】 【ゆめ】 「バイト君本人、おちんちん、ともに完全に沈黙!そしてついにゴングが鳴り響きましたぁ! モエ選手、自慢のお尻を駆使しての強烈なオシオキ、そして新技スカンクピーチクラッシュにより、相手を完膚無きまでに蹂躙しきった上での、華麗なる完全勝利ですーっ!!」 【モエ】 「いぇい!変態さんに大勝利っ!!」 【ゆめ】 「もはやピクリとも動かないバイト君!ヒップドロップとオナラ責めのコンビネーションを浴びて、あえなくマットに沈みました! 会場が大歓声に沸く中、モエ選手が余裕の足取りでリングを降りていきます!」 【モエ】 「みんなありがとー♪これからもモエと、ドMプロレスをよっろしくぅ!」 【ゆめ】 「観客の声援に応えつつ、花道の奥へと消えて行くモエ選手! ここまでやるかという圧巻のエンドレスオナラ責めに、コアな観客の皆さんも大満足の一戦でしたぁぁ! 一方、リング上に残されたバイト君のもとへは、救護班が駆け寄ります! モエ選手がお得意のヒップアタックやガス責めに一層磨きをかけるための生けにえとなってしまった感もあります、我らがバイト君。 果たして彼は無事なのでしょうか……っ!」 - - - - - 【主人公(モノローグ)】 次に目覚めた時、僕が最初に見たのは、白い天井だった。 モエちゃんの執拗なエンドレススカンク責めで瀕死に追い込まれた挙句、とどめに爆尻ヒップドロップ&激臭毒ガス攻撃のスカンクピーチクラッシュを顔面へまともに受けてしまった僕は、ついに正真正銘の「病院送り」となってしまったのだった。 もっとも、モエちゃんのプロレスラーとしてのテクニックや配慮のおかげか、あれだけとことん痛めつけられたような気がしたのに実際には大きなケガはほとんどしていなかった。 だけど、鼻の粘膜深くまで染み込んでしまったんだろうか、オナラ臭にはその後も当分の間、昼夜を問わず悩まされ続ける羽目になった…。 ほんと、なんであんな可愛らしい子のオナラが、あんなに濃くて臭くなるんだろう…。 退院(といっても入院していたのは検査込みで二日程度だったけど)の日、ゆめさんがドミナントプロレスを代表してお見舞いに訪れてくれた。 あの日の試合はやっぱりというか、コアなオナラフェチ向けに企画されていた特別な一戦だったらしい。 いろんなことを知らされるのはいつでも後から、リングに上がってから…なんて状況にも、だんだんと驚かなくなってきちゃったな……。 あの試合は予想以上に大好評だったらしく、出ないと言われていたバイト代もちゃんと出たし、ゆめさんからは是非また試合に出てくれないかと頭を下げてお願いされてしまった。 本当はいろいろとよーく考えてみてから答えを出すべきなのかもしれない…そんなことは百も承知なはずなのに、例によってまた光の速さで「はい、喜んで!」と即答してしまう自分がそこにいた。 …あんなにも辛くて苦しくて臭すぎる地獄を見てきた直後だというのに、自分で自分のことがまったく不思議でならない…。 ただ、冷静に考えると確かにとんでもなく理不尽で酷い目にあわされたはずなんだけれど、あの時の試合の記憶を途切れ途切れにたどってみる度、何故だか股間が妙に反応して、思わずティッシュをたくさん使ってしまうのだ。 僕はいよいよドMの沼に胸元までハマりつつあるのかもしれない……。  終