ドMプロレス3 【前編】 - - - 【主人公(モノローグ)】 ミサトさんとのあの壮絶なファイトから半月ほどが経った頃。 連休明けの月曜でテンションが低いところへ、ゆめさんからの連絡が入った。 例によって、興行のモブ役バイトのお誘いだ。 日時は、今週末……結構唐突だとは思ったけど、もともと週末に予定なんてない。 これまで散々酷い目にあわされてきたというのに、いつの間にやらまたまたあっさりOKの返事をしてしまっていた。 ゆめさんの巧みな話術に丸め込まれたんだろうか? それともやっぱり、ドMの道へと自ら進んで足を踏み入れることを、無意識に僕は求めているのか…。 でも、どっちにしろ……今度の相手はどんな人だろう?…そんなことを考えただけで、なにやら背筋にゾクゾクしたものが走るのは確かだった。 うん、週末を楽しみに今週も頑張ろう、と感じられる気がする。 ……そして、待ちに待った試合当日。 指定された会場はこれまで同様、いつもの倉庫だ。 3度目ともなればもはや慣れたもの。 いつも通り、関係者用の裏口へと向かった。 【ゆめ】 「お、バイトくーん!」 【主人公(脇台詞)】 ドアを開けると、すでに例の衣装でスタンバイしているゆめさんの姿があった。 【主人公】 「呼んでくれてありがとうございます。今日も一日よろしくお願いします!」 【ゆめ】 「こちらこそー♪こうやって時々バイト君が来てくれるおかげで、すごく助かってるんだ。 キミのことはうちの女の子たちの間でも評判でさ、ぜひファイトさせて欲しいっていう子も出てきてるんだよ。 なんかキミ、ドS心(どえすごころ)をくすぐる天性の素質でも持ってるんじゃない?」 【主人公(脇台詞)】 …試合相手として人気が出はじめてるっていうのはこの場合、喜んでいいものなんだろうか…? まあ、悪い気はしないケド。 ひとまずどんな形であれ、可愛い女の子たちに人気ってのは良いことだよな、うん…。 【ゆめ】 「そんなわけで今日は、どうしてもバイト君と闘ってみたいっていう子とファイトしてもらうから♪ 試合相手のモブ役を向こうからわざわざご指名だなんて、なかなか無いことなんだから、いい試合にしてよね♪」 【主人公】 「はい!頑張ります!」 【主人公(脇台詞)】 ゆめさんの口ぶりからすると今回も、僕がまだ試合したことのない新たなレスラーさんがお相手のようだ。 どんな人なのかな…。 【ゆめ】 「ふふふ。相手の子が気になる? 詳しいことは今回も試合まで内緒だけど、かっわいい子だよ! おっぱいとかお尻ももちろん期待してていいからね♪ふふっ♪」 【主人公(脇台詞)】 ゆめさんのその言葉に、僕の期待は大きく膨らんだ。 うん、やっぱりこのバイトはいいな。 【ゆめ】 「いつも通り控室で待っててね。時間近くなったらスタッフが迎えに行くから」 【主人公(脇台詞)】 そう言うとゆめさんは、忙しそうに会場の方へ向かって行った。 いつも思うけど、ゆめさんってほんとテキパキしてるよなぁ…。 言われた通り、僕も控室へと向かうことにした。 控室内の様子は、以前と別段変わりなかった。 大して特徴もないいつものコスチュームに着替えて準備体操をした後は、とくに何をするでもなく試合時間が来るのを待つだけだ。 今日は美味しい思いができるかなあ…などと、ヨコシマな期待と妄想を膨らませながら…。 - - - - 【主人公(脇台詞)】 試合開始が近いことをスタッフが知らせに来たのは、1時間ばかりが経った後だった。 リングへと向かう通路に待機して、ゆめさんからのコールを待つ。 【ゆめ】 「青コーナーからは、お仕置き、蹂躙、どんとこいっ!今日もめげずに立ち向かう、燃える不屈のドM魂!!挑戦者、バイト君の入場でーす!」 【主人公(脇台詞)】 ゆめさんの声に従って走り出し、リング上へと駆け上がる。 今日も会場にはお客さんが大入りのようだ。 【ゆめ】 「対しますは赤コーナー、弾ける笑顔にダイナマイトバディ!明るく可愛く残酷な、ご存じ『桃色の堕天使』こと、桜崎モエ選手の入場でーす!!」 【モエ】 「みんなおまたせー!みんなの妹、モエでーす♪ 今日もモエの大活躍、しっかり見てってよねっ♪」 【主人公(脇台詞)】 ゆめさんのコールに合わせて登場したのは、ピンクを基調とするフリフリのリングコスチュームを身に付けた、可愛らしい女の子だった。 モエさん…いや、モエちゃんっていうのか…。 口調はどこか子供っぽくあどけない感じだけど、バストのサイズには思わず目を見張るものがある。 モエちゃんが動くたびにたゆんたゆんして…なんとも柔らかそう…。 試合が始まって組み合ったら触りまくれるかなあ……なんならコスチュームをはぎ取ったって、ルール違反とかではないよね…? 【モエ】 「へー♪このぽわーっとしたおマヌケそーなお兄さんが今日のお相手かな? モエがた〜っぷりイジメてあげるから、楽しみにしててね〜。きゃははっ♪」 【ゆめ】 「ゴングの前から早速、モエ選手の挑発が炸裂! レスラーとはいえ小娘から小馬鹿にされてしまってはバイト君、心中穏やかでないのではないでしょうか? い、いや!?この男っ!そんなことよりモエ選手の爆乳に、視線が釘付けだぁーっ! 挑発なんぞどこ吹く風とばかりに、獣欲丸出しのあさましい表情! 前回ミサト選手にあれだけオシオキされたにも関わらず、全く懲りていない様子です!」 【主人公】 「…ハッ!?」 【主人公(脇台詞)】 ゆめさんの実況を耳にして、思わず我に返る。 危ない危ない…完全にモエちゃんのムネに見とれちゃっていた…。 でもあんなに露出の多い衣装なんだし、見るなって方が難しいよな… 【モエ】 「ちょっ…お兄さん…いきなりモエのおっぱい、舐め回すみたいにジロジロ見ないでよぉ……このドスケベっ! 今日の試合相手はエッチなことしか考えてないケダモノって聞いてたけど、ほーんとそんな感じだね♪ 女の子のことやらしい目でしか見ないようなスケベお兄さんは、このモエがビシビシこらしめてあげるんだからっ!」 【ゆめ】 「のっけから性欲全開のバイト君に対し、モエ選手が宣戦布告! さぁ今回はどんなファイトが見られるのでしょうか? いよいよゴング間近となりましたが、その前にルール説明です! 試合は20分一本勝負、ご褒美付きルールで行います。 20分間耐え切ってドローに持ち込むことができた場合、挑戦者であるバイト君にはご褒美として、モエ選手の使用済み下着が与えられます! そしてバイト君がフォール勝ちを決められた場合は、ななななんと!モエ選手を一晩好きにしてよいという、特別なご褒美が用意されておりますっ! 一方モエ選手は、勝って当たり前の試合!勝利のご褒美はレスラーとしてのプライドの防衛のみ!」 【モエ】 「えええええー!なにそれぇー!?モエ、そんなの聞いてないって! 使用済み下着…?一晩好きにしていい…?ど、どういうことぉ??」 【ゆめ】 「なお、このご褒美の内容は、挑戦者であるバイト君からの熱烈なリクエストにより決定されております〜! 相も変わらず性欲丸出しのお下劣極まる要求!さぁモエ選手、自分自身の下着と貞操を守り通せるかぁーっ!?」 【主人公(脇台詞)】 えええ…またですか…。僕そんな要求、一言もしてないんですケド…。 …なーんか嫌な予感はしてたけど、やっぱり今回もまたそういう役回りにされてしまったみたいだ…。 ゆめさんによって、変態悪役レスラーとしての僕のキャラクターが構築されつつある……(汗) …とはいえ、使用済み下着…確かに、欲しい。 モエちゃんを一晩中好きにできる権利……うん、すごく欲しい。 この状況でいまさら抗議するのもヤボってもんだし、今回もご褒美目指して頑張るしかないか。 【モエ】 「ちょっ…お兄さん、なんつーリクエスト出してるのさ…って、うわぁ…いやらしさが顔ににじみ出てるぅ……きっも。 クソエロいことしか頭にないって聞いてはいたけど、これもうシャレにも何にもなってないんですけどー! こんなマジモンの女の敵は、本気でけっちょんけちょんにブチのめさないとねぇっ♪」 【主人公(脇台詞)】 うっ…いけないいけない…考えがもろに顔に出ちゃってたみたいだ…。 しかしもうこうなったら開き直るしかない…!ご褒美、ゲットしてやる! 【ゆめ】 「バイト君の不埒さにたじろぎつつも、逆に闘志を燃え上がらせたモエ選手! 一方バイト君の目にも、何か強い意志が宿った模様! さぁ、モエ選手はこの性欲の権化、女の敵を打ち倒すことができるのか!?それともバイト君の性欲パワーがご褒美をもぎ取って行ってしまうのか!? いよいよ試合開始のゴングですっ!」 【主人公(脇台詞)】 ゴングが鳴った。 さて、どうする…やはり最初は距離を取って様子を見るべき? いや、この前はそれで失敗したんだし、いっそ不意打ちでいきなり仕掛けてみるか? うーん、迷う…。 【モエ】 「先手必勝っ!いっくよー!」 【ゆめ】 「開幕早々、初動の遅れたバイト君めがけ、モエ選手が猛然と突っ込む!」 【主人公(脇台詞)】 え、えっ、いきなりっ!? 突進を慌ててかわそうとした僕の目に飛び込んできたのは、ぶるんぶるんと豪快に揺れ動く、たわわな胸の膨らみだった。 【ゆめ】 「モエ選手の揺れるバストに目を奪われたバイト君! 両者の距離がみるみる縮まっていきますっ!」 【モエ】 「もー!いつまでモエのおっぱい見てるのさ!これでもくっらえー!」 【主人公】 「ほっげぇー!!」 【ゆめ】 「き、決まったぁーっ!一直線に突進して行ったモエ選手でしたが、ぶつかる寸前にくるりと反転!あいさつ代わりのフライングヒップアタックをお見舞いだぁーっ!」 【主人公(脇台詞)】 揺れるおっぱいに気を取られていた隙に一気に肉薄され、気付いた時にはもう、視界を埋めつくす大アップでお尻が迫り来るところだった。 直後、すさまじい衝撃が顔面を襲い、僕はリングの端まで弾き飛ばされた。 【ゆめ】 「無防備に近い状態で猛烈なヒップアタックを食らってしまったバイト君、勢いよく吹っ飛んでマットに倒れ込みました! いきなり手痛い一撃をお見舞いされてしまいましたが、さぁ、ダメージはいかほどでしょうか!?」 【モエ】 「大丈夫大丈夫♪ちゃーんと手加減はしてあげたからさ♪ いきなりKOしちゃってもつまんないじゃん? モエが満足するまでサンドバッグになってもらわないとねー♪」 【主人公(脇台詞)】 顔をぶっ飛ばされたダメージは思いのほか甚大で、僕はまったく起き上がれずにいた。 手加減はしたって言うけど、ううう…頭がぐあんぐあんする…! 【モエ】 「あれれ?思ったより効いちゃってる? お兄さん、ちょっと打たれ弱くない?まだヒップアタック一発お見舞いしただけだよ? いわゆるザコって感じ?そんなんでよくモエに勝った時のご褒美とかリクエストできたよねー、バッカじゃない?」 【ゆめ】 「バイト君、起き上がることもできないかーっ!?これはかなり効いているようだ! スピードの乗ったダイナマイト級のロケットヒップアタックが顔面へクリーンヒットしたのですから、無理もありません!」 【モエ】 「ま、いいや♪ どーせ最後にはモエにギッタギタのメッタメタにやっつけられておしまいなんだから、ザコだろーとなんだろーと一緒か♪ じゃーね、ほら!まずは、お兄さんの大好きなおっぱいでいじめてあげるぅ♪えーい!」 【ゆめ】 「あーっとモエ選手!畳み掛けるように、倒れたままのバイト君の上へと覆い被さった! これは…モエ選手の得意技、おっぱいホールドだぁ! たゆんたゆんの柔らかい膨らみが、バイト君の顔面を捕らえるっ!」 【主人公】 「むぐぐぐぐっ…!」 【主人公(脇台詞)】 柔らかいおっぱいに顔が呑み込まれ、目も鼻も口も乳肉に覆いつくされてしまった。 逃げようとしても、全身を使って上からがっちり押さえ込まれていて、まるで身動きが取れない…。 【モエ】 「ふふふーん♪どうどう?お兄さん? おっぱい大好きなんでしょぉ?い〜っぱい楽しんでねっ♪きゃははっ♪」 【ゆめ】 「モエ選手のボリューム満点な爆乳をフルに生かした上四方固め…別名、おっぱいホールド! 体重をかけた押さえ込みも完璧に決まったこのセクシーな柔道技からは、もはや脱出不可能かぁーっ!?」 【モエ】 「はぁん…♪くすぐったいよぉ…♪お兄さん、もぞもぞ動かないでよぉ♪」 【ゆめ】 「バイト君の抵抗に対しても余裕の面持ちなモエ選手!果たしてバイト君に反撃の糸口は残されているのかぁ!?」 【主人公(脇台詞)】 ……う…ぐ…く、苦しい…! おっぱいの感触に興奮していたのも束の間、あっという間に息が苦しくなってきた。 なにせ僕の鼻も口も、顔中どこもかしこも、わずかの隙間もないほどぴったり密着した乳肉に覆われているのだ。 このままでは窒息してしまう…。 こうなったら…! 僕は自由のきく片手を、モエちゃんの股間に伸ばした。 【モエ】 「ひゃぁぁぁん!!ど、どこ触って……ひぃんん!!」 【ゆめ】 「余裕を見せつけていたモエ選手、一転して今度は激しくあえぎ始めました!いったいどうしたのか…あぁっとぉー!? モエ選手の股間をバイト君の指がまさぐっています!ピンチに追い込まれつつもいまだ衰えを知らないその性欲ーっ!」 【モエ】 「ひぃん!!や、やめな……あぁん!」 【主人公(脇台詞)】 感じ始めたことで、乳圧も弱まった! よぉし、このままモエちゃんのボディを堪能してやる! 【ゆめ】 「バイト君、押さえ込まれながらもモエ選手のお股への攻撃の手はゆるめません!より一層いやらしく刺激し続けます!」 【モエ】 「あぁぁん!!そ、そこぉ…きゃぁんん♪」 【主人公(脇台詞)】 モエちゃんのあえぎ声がだんだん激しくなってきた。 …これはもしかして、このまま股間を攻め続けたら、勝てるんじゃないか? いや…本当に僕が勝っちゃったりしたらマズいのかもしれないけど……。 【モエ】 「もぉ……もぉダメぇ!」 【ゆめ】 「モエ選手、たまらず押さえ込みを解いてバイト君の上から離脱!」 【主人公】 「…はぁ…はぁ…」 【主人公(脇台詞)】 なんとか窒息からは逃れられた……! …けど、あのおっぱいの感触……っ…。 何かちょっとだけ、惜しいことをした気分…かも…。 【モエ】 「もぉー!危なく変な気分になっちゃうとこだったじゃない!このドスケベ!ド変態! ……うーっわ、なに股間モッコリさせてんのぉ!?きんも!ほんときっもー!」 【ゆめ】 「バイト君に対し、腹いせとばかりに罵声を浴びせまくります、モエ選手! 一方バイト君は、累積したダメージが相当深刻なのでしょう、まだ起き上がることができない様子!」 【モエ】 「変態お兄さんなんか、こうしてやるー!!」 【主人公】 「えっ…ちょ…ちょっ!や、やめてぇぇぇ!」 【ゆめ】 「モエ選手!倒れたままのバイト君のハーフパンツを剥ぎ取った!露わになるバイト君のおちんちん!」 【モエ】 「うっわ!こんなに大きくなっちゃってるし!モエのおっぱい、そんなに良かったのぉ? おっぱいで息できなくて窒息しちゃいそうになったのに、興奮しちゃうのぉ? もー、性欲の塊以外の何者でもないね♪ …っていうかお兄さん、ドM中のドM?」 【ゆめ】 「裸にひん剥かれたこの状況下でも、なお絶賛フル勃起中なおちんちんを指さし、嘲り笑っておりますモエ選手! 一方、バイト君の方はまだ立ち上がることさえできません! おちんちんだけがギンギンにそそり立ったままです!局部だけはまだまだ闘志十分な模様ーっ!」 【モエ】 「ほんとギンッギンに硬くしちゃってるねー!じゃー、おっぱいの次はー、またモエのお尻を楽しませてあげよっかな♪」 【ゆめ】 「モエ選手、おもむろにコーナーポストへと手をかけた!これは…禁断のあの大技が、ついに出るのかぁっ!?」 【主人公(脇台詞)】 コーナーポストに登っていくモエちゃんを見上げながら、マットに倒れて動けない僕は恐怖に震えていた。 もしかしてあんなところから、僕めがけて飛び降りるつもりなのか?? それはまずい!さすがにそれはまずいってぇぇぇ!!こっちは素人なん…だぞ…! 【モエ】 「ふふふ♪モエのお尻を召し上がれぇ♪ えーいっ♪」 【主人公】 「んぎゃぁぁあおおおおお!!」 【主人公(脇台詞)】 コーナーポストの上でモエちゃんの体が宙に舞ったと思った次の瞬間、僕の顔面は再びすさまじい衝撃に襲われた。 【ゆめ】 「で、出たぁーっ!モエ選手の必殺ピーチクラッシュ!! 天空より飛来したもっちり桃尻がバイト君の顔面に着弾ーっ! これは洒落になりません!バイト君は無事なのかぁーっ!?」 【モエ】 「お兄さん、ごっめーん♪痛かったぁ?そんなことないよねー♪ モエのお尻はすごーく柔らかいんだから、当たったって痛くなんかないもんねー♪ だいたい、痛かったならこーんなにおちんちんおっきく硬ーくしたまんまのわけ、ないよねー♪」 【ゆめ】 「バイト君、モエ選手のお尻の下でピクピクしております! コーナートップからのピーチクラッシュを顔面にお見舞いされては、さすがにひとたまりもなかったかぁ!? しかし、おちんちんは依然として大きくそそり立ったまま!不屈の性欲パワー、おそるべし!」 【モエ】 「ふふふっ♪モエのお尻にやられて喜んじゃってる感じぃ? お尻でおし潰されるのが嬉しくて、ちんちん硬くしちゃってるのぉ? お兄さん、ほーんとドMだねぇ♪」 【ゆめ】 「おっとモエ選手、バイト君の顔に跨ったまま、そのおちんちんへと手を伸ばした! バイト君は抵抗するどころか、ぴくりとも動きません! ピーチクラッシュが炸裂した時点で既に、勝負はついてしまったのでしょうか? しかしおちんちんにはまだ闘志がみなぎっているようにも見えます! そのおちんちんもこうなっては万事休すですが、ここから一体どうするつもりなのかモエ選手! バイト君の性欲パワーの源が、いよいよ成敗されてしまうのかぁーっ!?」 【モエ】 「うふふっ♪ ドスケベお兄さんの変態ちんぽは、こうしてあげるっ!」 【ゆめ】 「モエ選手、バイト君のおちんちんを握りしめると、激しく上下にしごき立て始めました!」 【モエ】 「ほらほらぁ!情けなく精液みーんな吐き出して、ふにゃふにゃになっちゃいなさい!」 【ゆめ】 「上へ下へとスピーディーに反復運動を続けるモエ選手の手! しかし、当のバイト君自身は全くの無反応!これはやはり、既に意識を失ってしまっているようです! バイト君のおちんちんはもはや、まな板の上の鯉!」 【モエ】 「あぁーん♪だんだんヒクンヒクンしてきたぁ♪ 変態ちんぽちゃん、可愛いぃー♪ ほおら、先っぽもすりすりしてあげるぅ♪」 【ゆめ】 「モエ選手、今度は掌で亀頭を包み込むようにして激しい愛撫を加える! 変態ちんぽも、モエ選手の前にはオモチャも同然です! おちんちんの先端からトロトロとガマン汁が流れています!いよいよ決着の時は近いか!?」 【モエ】 「これでどおだぁ!いっちゃえぇ!」 【ゆめ】 「うわぁーーっと!モエ選手の強烈な亀頭責めに、バイト君、たまらず発射!! 白濁した液体が勢いよく辺りに飛び散ったぁーっ!」 【モエ】 「ふふふ♪変態おちんぽ退治完了ぅ♪」 【ゆめ】 「モエ選手、指に絡みつく白い液を舐め取りつつ立ち上がり、完全に意識を失っているらしいバイト君と、果てて今まさに小さく弱々しい姿へとしぼみつつあるそのおちんちんとを見下ろしています!」 【モエ】 「まったく……性欲まみれの変態らしく、すごい勢いで精液ビュービュー撒き散らしちゃってぇー♪ふふふっ♪ ゆめっちさー、その変態お兄さんの意識が戻ったら、自分がどうされちゃったのか教えてあげてよねー♪ 失神しながらどっぴゅんどっぴゅん精液搾り取られちゃったんだよ〜、ってね!きゃははっ♪」 【ゆめ】 「マットに倒れたままぴくりとも動かないバイト君を尻目に、悠々とリングを降りるモエ選手!」 【ゆめ】 「おっとここでゴングだーっ! バイト君の野望を見事叩き潰し、悪しきおちんちんへのオシオキを成し遂げましたモエ選手!文句なしの大勝利ですーっ!!」 - - - 【ゆめ】 「おー、気がついた?」 【主人公】 「…ここは…?」 【ゆめ】 「ん?ここ?控え室だよ? バイト君、今回はわりと早々に気を失っちゃったんだよ。 やっぱモエのピーチクラッシュ、効いた?」 【主人公】 「うぅ…はぃ…と、とても…」 【主人公(脇台詞)】 そうだ…大ダメージの上に窒息しかけて意識が朦朧としてたところへ、思いっきりフライングヒップドロップをお見舞いされたんだった…それも顔面へもろに…。 【ゆめ】 「にしても、そのわりにおちんちんだけはやたらと元気だったよねー♪ モエ、バイト君のおちんちんをたくさんイジメたいって言ってたから、楽しそうだったよー? バイト君も、気絶してるクセにずーっとおちんちん硬くしたままだったし……、あ、最後はモエがヌキヌキしちゃったから、なーんかすっきりしてるでしょ?ふふっ♪」 【主人公(脇台詞)】 …つまり僕は失神させられた後で、たっぷりイかされてしまったわけか…。ぅぅ…もったいなかったような…。 【ゆめ】 「ん?気を失ってて残念? そうだよねー、せっかくモエがあの可愛い手でコキコキヌキヌキしてくれたのに、全然覚えてないのかぁー。 ……ねぇバイト君、だったら来週もモエとファイトしてみる?」 【主人公】 「え?もう一度モエちゃんと…ですか?」 【ゆめ】 「うんうん!肝心なところでずっと気絶してたんじゃ、ちょっと不完全燃焼じゃない?だからね、もしよかったらって思ったんだけど。 あ、今度のはバイト君のための興行なんだし〜、バイト料とかは出ないけど〜♪」 【主人公】 「よ、よろしくお願いしますっ!」 【主人公(モノローグ)】 またとんでもない大ダメージを食らってしまうかもとか…またタダ働きじゃないかとか…そんな思いも頭を一瞬よぎりはしたものの、気が付けば僕はゆめさんの提案に対して、そんな歯切れの良い返事をしてしまっていた。 この目に肌に今も生々しく焼き付いている、ふにゅふにゅの柔らかさとモチモチした弾力が矛盾なく融合したようなモエちゃんのおっぱいやお尻の記憶は、それほどまでに強烈だった……。