私は秘密を知ってます  私と先生が「そういう」関係になってから、結構な時間が流れていました。  私たち天使は原則として、楽園、あるいは天界で一生を過ごします。そのため、夜が訪れない真昼の世界で生きることに慣れている訳ですが、地上では夜とされる時間帯でも常に窓の外が明るいということには、いくらかの不思議を感じることがあります。 「こんばんは、先生」  普通、私たちはそんな挨拶をしません。時間帯ごとの挨拶という概念はなく「こんにちは」という挨拶を常に使います。そんな中であえて、こんばんはと言ったのには理由があって。 「……やめてくれよ、その挨拶」 「うふふっ、いいじゃないですか。先生と私の秘密の挨拶なんですから」  先生は露骨に嫌そうな顔と声音で言います。しかし、それがウソであることを私は知っていました。  こんばんはというのは、私と先生が恋人として会う時にだけ使う、秘密の合言葉。  地上ならば夜とされる時間帯、先生が宿直室で暇そうにしている時に、私はその言葉と共に部屋に入ります。 「なぁ、ルカ。その……なんだ」 「はい?」 「最近は当番の調整の関係で、中々俺に宿直が回ってこなくって……その、なんだ。久しぶりだよな」 「ええ、そうですね。私も待ちくたびれちゃいました。……でも、ようやく、ですね」  先生は少し切なそうな。……そうですね、少年のような顔をしているように見えました。 「だからその、結構俺も我慢できないって言うか……いきなりだけどさ、中、挿れていいか?」 「あはっ……!先生、顔を真っ赤にして、なんておねだりしちゃってるんですか?教え子に何をしたいって言っちゃいました?中、とか、挿れる、とか。主語を省いて言われちゃったら、よくわかりませんよ?」 「う、うぅっ……ルカ。お前の女性器に、その……俺の男性器を挿れていいか、って言ってるんだ」 「うふっ、よくできました。先生が自分から求めてくれるなんて機会、滅多にありませんからね〜。いーっぱい、楽しんじゃってください。ほら……」  私は手早くスカートを脱ぎ、下着を下ろしました。……既に秘所は湿ってしまっています。これから先生と会ってエッチなことができるというのに、期待しない訳……ないじゃないですか。 「っ…………!」  先生が息を呑みます。……可愛い。  私はもっと先生の気分を盛り上げてあげるために、完全に服を脱ぎました。ブラに包まれた胸が露わになって。ブラも取り去れば、ぷるんっ、という可愛い擬音では収まらない。大質量のおっぱいが、どさっと現れます。――先生が目を見開き、おっぱいの揺れに目を奪われているのがわかりました。股間もピクッ、と反応します。 「せっかく先生から求めてきてくださったんですから、自由に挿れて、楽しんでください。中に挿れてガン突きして、おっぱいが震えるのも楽しんでくださいね」 「こ、このっ……!教師を舐めやがって……」 「舐めてませんよ?愛しているんです。先生が好き過ぎて。だから可愛い先生を見れるのが大好きで……ふぁぁっ!」 「うっ、くぅっっ……!!」  先生はすぐにズボンからモノを取り出し、それを濡れそぼった私の中へ。  入った瞬間、甘い痺れにも似た感覚が私を悦ばせます。それに応じるように、きゅっ、と膣内を軽く締めてお迎えすると、先生のモノも嬉しそうにピクリ。いつまで経っても先生の反応は童貞だった頃と大して変わりません。……本当に愛おしいウブさです。 「う、動くぞっ……!」 「はいっ…………」 「んんっ!ふっ、ふぅっ……!!」 「あはっ……!先生、顔必死っ……気を抜くと、すぐに出しちゃいそうなんですよね?」  先生はぎゅっ、と私の腰を掴むと、大きく腰を前後に動かし始めます。  大きく勃起したモノが膣壁と擦れ合い、快楽を生みます。既に愛液に満たされていた中は、もっとぐちゅぐちゅのじゅぼじゅぼになって……先生のモノに愛液でマーキングしようとしているかのように、ぐっしょり。  先生はその感覚が大好きなようで、目を細めて感じてしまいます。……私はまだ本格的には性感を覚えてないのに、ずるい先生。  残念ながら、の話ですが、私は先生のはっきり言ってたどたどしく、ぬるい抽送では……そんなに膣内で気持ちよくなれていないみたいです。モノはおっきくて、私の中を蹂躙してくれるみたいなのに……ちょっとそこは残念。  だけど、先生が中にいてくれる。私と粘膜で触れ合ってくれている。……そう思うだけで、私の中よりも心がきゅんきゅんしてしまいます。 「うっ、くぅっ、うぅっ……!」 「先生っ、もっと私のこと、見てくださいよ?あはっ……先生が一生懸命腰を振るから、ほらっ……」 「うっ!?あっ、あぁっ、はぁっ……!!」  先生を受け入れている間、私は必然的に宿直室のベッドに横になる形になっています。いわゆる正常位の体位ですからね。  でも、そこからちょっとがんばって上体を持ち上げて、おっぱいを強調してあげました。  先生が腰を振る度に、ぶるんっ、ぶるんっ、と震えるおっきなおっぱい。どんどん熱くなっていく体温のために、表面には汗が浮かび、胸が持ち上がる度にそれが飛び散ります。 「うふっ、どっさりおっぱいが揺れるの見るの、先生大好きですよね?一生懸命セックスしてると、おっぱい揉めないのが残念ですねー」 「うっ、ううっ……!はっ、はぁっ、はぁっ……!!」 「あはんっ!悔しさで私のこと、イかせようとしてるんですか?まだまだ、それぐらいじゃ私のこと、イかせられませんよ〜?」  私が煽ってあげると、先生はムキになって腰を振り出します。  ……うん、これぐらい激しくて、ようやく気持ちいい感じ。基本、先生含めて神様や天使は性欲があんまりないので、こういう時のハングリーさは引き出してあげないとないんでしょうね。 「はっ、はぁっ、はっ……!ルカ、ルカっ……!!」 「先生っ……!好きです、大好きですっ!だから、もっと奥っ、ずぼずぼってっ……」 「あっ、あぁっ!!」 「ふっ……!んっ、んぁっ、ぁぁああんんっ!すっごい、深いぃいっ!わ、私の中っ、裂けそうなぐらいでっ……!これ、いいのぉっ!!」  私は先生におねだりして、もっと深くまで挿れてもらいます。そうするとようやく、はっきりと快楽を覚えられます。  元から頭は興奮していたけど、体も発情してきている……と言うんでしょうか。  じゅっぽ!じゅっぽ!じゅっぽ!ずるるるぅうっ!  卑猥な水音が、脳内にまで響いているみたい……この演奏をしているのは、他ならない私の蜜壺と先生の肉棒。  太くてガチガチの先生のが、私を気持ちよくしてくれている。私にマゾの気はないつもりですが、先生に責めてもらえるのは、すごく心地よくって……! 「先生っ!先生先生先生っ……!!私のこと、イかせてくださいっ……!先生も、私の中でいっぱい出してっ!!教え子の中に、先生精液、いっぱい出して孕ませてくださいっ!!」 「ふっ、んぁぁあっ!?く、そぉっ、出るっ……!はぁっ、出るぞっ……!!」 「はい、出してっ!中にいっぱい、ぶっかけてっ……!!」 「くっ、うぅうっ!!」 「ふぁっ、ぁああああんっ!!!」  先生のモノが一際大きく張ったかと思うと、ドクンッ、と大きく脈打ちます。  そして、先端から溢れ出す白濁液――温かい、少し粘つく液体が私の奥へ奥へと吐き出されていきます。  私の体は、下半身だけと言わず、全身が激しく痙攣して……先生に精を放ってもらえる喜びに絶頂を迎えていました。 「はっ、はぁっ、はぁっ…………」 「先生……いっぱい、出ましたね。私の小さなナカがいっぱいになって……溢れちゃいそうです」 「あ、ああ……溜まってた、のかな…………」  射精をした後の先生は、いつもけだるげで。でも、満足そう。 「ふぁっ!?あっ、やぁっ、もう抜いちゃうんですか?」 「だ、だって、このままじゃ……」 「もっと搾り取られちゃいそう、ですか?」 「っ…………!」  早くも私の中から腰を引き、モノを抜いてしまいそうな先生にそう言うと、無言で赤面してしまいました。  そして、そのまま私の膣内から肉棒を抜いてしまいます。 「先生、わかってますよね?今まではいっつも、先生のを私がパイズリで搾り取ってから、本番をしてもらっていました。ということは、今度は逆にパイズリでフィニッシュ、ですよ」 「なっ……!?も、もう十分出したんだ、これ以上なんて……」 「えぇ〜?じゃあ先生、今回はパイズリなしでいいんですか?ルカちゃんの爆乳に挟まれずに、もうさようならでいいんですか?」  ピクンッ、と震える先生の肉棒。……わかりやすいんだから。 「そ、それは……」 「ダメですよね。じゃっ、シましょう?いつでも私のココ、準備OKですよ」 「ルカっ……!」  私はベッドから下りて、先生の足元に膝立ちになります。……中出し精液が膣口から流れ落ちて、ベッドシーツや床を汚していきます。  でも、そんなのどうでもいいんです。だって、私は先生とシたいんだから。 「はーいっ、それじゃ、両側からルカっぱいに挟まれちゃいましょうね〜。どっさりおっきいのに、ぷりっぷりのパイズリ専用おっぱいですよ。あはっ」 「うくぅっ!?」  私はあえて勢いよく、まるで先生のを殴りつけるようにおっぱいでプレスしてしまいます。その勢いでぴゅっ、とさっきの射精後、まだ残っていた残尿のような精液が飛び出ます。 「あはっ、どうせおっぱいで搾り取るんですから、完全にリセットしちゃわないと、ですよね?膣内でいっぱい出してもらえるのも嬉しいですが、私、先生をおっぱいでイかせてあげるのが大好きなんです。だから、パイズリは誇りを持って、ていねいにやっていきますよ?ねーっ、先生♪」 「うっ、うぁぁっ!?こ、これ、ぐぅううっ……!」  押し付けたおっぱいを抱きかかえるように持って、思いっきり先生のを擦り上げます。勃起したペニスが、それよりも大きなおっぱいに押し上げられ、波の中をたゆたう小魚のように押し流されてしまいます。でも、がっちりとおっぱいでホールドしたまま、今度は下へ……。 「うっ、ぐぅううっ!やばっ、出るっ……!!」 「いいですよ?何発でも出しちゃってください。私を孕ませるための子種汁、いくらでもおっぱいに無駄打ちしちゃってくださいよ。あはっ、もしかしたらおっぱいを孕ませちゃって、ぷっくり乳首から母乳が出るようになっちゃうかもですよ?」 「っ……!!!」 「あはぁっ、出ちゃったぁっ。先生、私がミルク射精する想像でトドメ刺されてイッちゃったんですよね?このこのー、変態教師めーっ♪」  ビクンッ、と肉棒が震えて射精をしていきます。二回目の射精は、ちょっと量は少なかったですが、あったかくてドロドロ。まだ体としては限界に来てなかったはずなのに、エッチな妄想でイッちゃったからこそのこの量なのでしょう。……可愛い先生。 「これぐらいじゃまだイき足りませんよね?おもらしせーえきをローションにしてーっ、もーっと、ズリズリーっ!」 「うぅっ!?あっ、くぁぁっ、あぁっ!?」  私は精液をおっぱいの谷間にまぶすように、両方の乳房を互い違いに上下に動かし始めます。  ずりゅりっ、ずりゅりっ、ずちゅずちゅぅ〜っ!  私のおっぱいが卑猥なメロディを奏で、イッたばかりの先生の肉棒はすぐに復活してしまいます。 「このままズリズリ射精、決めちゃいますか?ねっ、もうイきそうなんですよね」 「うっ、くぅっ……!ひ、卑怯だぞっ……!」 「えぇ〜?爆乳おっぱいはルカちゃんが持って生まれた武器じゃないですか。武器は有効活用しないと、ですよ。先生だって、こーんな凶悪なモノを隠し持ってるんですから、おあいこです。ただ、先生が私のおっぱいにめちゃくちゃ弱くって、精液びゅーびゅー出しちゃう、ってだけでっ」 「あっ、あぁっ……!!」 「ふぁぁっ!!やったぁっ、ドロドロ精液ローション、追加でーすっ。うふっ、また量は少なめですね。……じゃっ、そろそろ本番パイズリ搾精、イッちゃいますか?」  三回目の射精も量は控えめ。私はそれが垂れ落ちないように、ちゃんとおっぱいですくい上げて、谷間に精液のプールを作っちゃいました。 「こ、これ、本番じゃなかっ……くぁぁあっ!?」 「本番と言うからには、本番さながらのパイズリじゃないと、ですよね?今まではただ上下に擦るだけ……本番は前後におっぱい、打ち付けちゃいますよっ」 「くっ、うぅうぅっ……!こ、こんなの、反則だっ!だ、ダメだっ、気持ちよすぎてっ……!!」  私はぎゅぅっ、とおっぱいを中心に集めて、先生のモノをギチギチに締め付けてしまいます。そうして、そのまま前後に体を動かし始めました。  ばちゅっ!ばちゅるぅっ!ばちゅばちゅぅぅっ!!  今までよりもずっと卑猥な。本当に本番をしているかのような、私のおっぱいと先生のモノが擦れ合う音がします。 「先生〜?まさか、パートナーを責めることができるのは、男性だけだと思ってませんよね?先生が腰を打ち付けるみたいに……んふっ!私はおっぱいを打ち付けて先生のこと、犯しちゃえるんですからね?」 「くぅっ、ううぅぅっ!!で、出るっ……!!もっとルカのおっぱい、堪能したいのにっ……!犯されパイズリ、うくぅっ……!経験したいのに、出ちまうっ……!!」 「うふふっ、泣いても笑っても今回はこれで終わりでーす。不本意パイズリ射精キメて、また次の宿直の日まで生殺し状態でいてくださ〜い♪」 「あっ、あぁぁああああっ!!!」  先生の全身がビクビクビクッ、と震えます。ぷっくりした亀頭から、ドビュルウウウゥッ!と溢れ出す白濁液。 「あはっ……!先生、本気敗北射精ですよねぇ、これ?せめて私が溺れちゃうぐらいの大量射精して、反撃しようって感じですか?でも残念ながら、そんなことできませんよーっ♪」 「うっ、うぅううっ!!全部、出るっ……!!うっ、くぅううっ!!!」 「ふぁぁああっ!!あっ、すっごいっ……!ドロドロ精液、私の爆乳どっさりおっぱいを覆い尽くしちゃうぐらいですよ?ほらほら、もっとがんばれーっ!精液全部枯れちゃうぐらい射精して、勝者の爆乳おっぱいに祝福しちゃってくださいよーっ♪」 「あっ、あぁぁっ!!!」  おっぱいの中で、長い長い射精をしていた先生ですが、やがてそれも終わって、挟まれながらへなへなと、落ち込んだように垂れてしまいます。 「はい、おしまーいっ。ほらほら、先生。ちゃんと見ててくださいよ?」 「えっ……?」  私は先生のモノをずっと挟み込んでいたおっぱいを、左右に開きました。すると、谷間からだらぁーーっ、と。先生が吐き出した精液が全て流れ落ちていきます。 「うふふっ、これが先生の無駄打ちした全部の精液です。これだけの量、生中出ししちゃってたら私のこと孕ませちゃってたかもなのに、ぜーんぶおっぱいに出したんですよ?悔しいですねー」 「あっ、くぅっ……はぁっ…………」  先生は脱力してしまったようで、ふらふらとベッドに腰かけます。私はちゃんと、最後の一滴まで床に精液が垂れ落ちていった後。流れてはいかない精液を指で絡め取り、舐め始めました。 「ちゅぷっ……!れろっ……ちゅっ、ちゅるるぅっ……んふっ、先生の無駄打ち精液、美味しいですよ」 「そ、そうかっ…………」  先生はちょっとしょんぼりした様子で。でも、口元は緩んでいました。  なるほどなるほど……つまり、そういうことですね?  先生の弱み。先生の本音を知ってしまった私は、ルンルン気分で、まだイき足りないながらも、宿直室を後にしました。  このまま、先生の精液の臭いと感触を残したまま寮室へ戻って、いーっぱい、オナニーしちゃいましょう♪