諸注意と、コーヒーナップについての軽い説明 ○諸注意 この作品は”昼寝して眠気を醒まそうという”のが目的になりますが、体調や聴き方によって必ず眠気が覚めることをお約束出来るわけではありません。 また車の運転中など眠ってはいけない環境でのご視聴はご遠慮ください。 この音声を聴いたことで生じたいかなる損害についても、当方では一切責任を負いかねます。 ○コーヒーナップの話 人間は、眠ることで疲れを解消します。 眠らないと疲れは取れないのだけれど、眠らずに元気を出させてくれるのがコーヒーなどに含まれるカフェイン。 カフェインには、”疲れを感じにくくさせる効果”があります。 というのも、疲れを感じさせるホルモン”アデノシン”が作用するのを防ぐから。 カフェインという物質はアデノシンと似た構造をしていて、体の中で陣取り合戦をします。 囲碁やオセロ、もしくはガチマッチを想像してもらえればわかると思うけど、カフェインが多く土地を占領すればアデノシンが作用する隙は無くなります。つまり、疲れを感じづらくなります。 対してアデノシンが優勢の場合、カフェインが入ってきたとしても付け入る場所がありません。身を護るため、急いでオフトゥンに潜り込みましょう。 この陣取り合戦について言えば、単純に”そのとき数が多い方”が勝つわけです。 じゃあ、カフェインを勝たせるためのタイミングがいつか?と言えば、眠りから覚めてアデノシンが取り除かれたタイミング。 幸いなことに、カフェインを飲んでから作用するまでには20分ほどのラグがあります。その間にアデノシンを取り除くことができれば、無条件でカフェインの勝利…となるわけです。 そんなわけで、「コーヒーを飲んで20分くらいお昼寝をすれば、午後の眠気とスッキリおさらば」なのだといえます。 、 コーヒーナップ自体は結構昔(2013年くらい?)から知られていて、2015年にGIGAZINEやライフハッカーなどのブログに記事が投稿されてたりします。 ということで、細かい話を知りたいならGoogle先生に聞いてみてください。 ・・・ちなみに、「じゃあ、これまでコーヒー飲んで眠気が覚めてたのは何だったの?」みたいに感じる人は少なからずいると思います。 考えられる理由としては、2つ。 どちらもカフェイン以外のものが眠気を醒ましている可能性があります。 1.イメージによる思い込み 催眠音声を見てれば分かるけれど、思い込みの力ってすごいものがあります。 「コーヒー飲んだから眠気は醒める」を実現させてしまってもおかしくないくらい常識になってる気はします。 2.内臓への刺激で目が覚める 文字にすると恐く聴こえるけれど何気ない、温度の話です。 冷たいものを飲むと口腔内から喉を通って胃に、冷たいものが通っていく感覚が分かると思います。 人間って体の中の刺激に対して敏感で、特に冷たいものに関しては眠気を醒ます力があります。 頬をつねって眠気を醒まそうとしてるのと同じイメージですね。 一時的に目が醒めることは間違いないけど、あくまで一時的なものだから注意。 ちょっと頼りない気はしますね。