ん……やっと、来た。 全然来ないから、帰ったのかもって思ってたところ。 ……そう、ここでずっと高月君を待ってた。 えっと……誕生日、おめでとう…… 私から祝われるなんて、思いもしなかった? ……嫌われていると思ってた、って…… う……それは、ごめんなさい。 私、口下手だから……うまく伝えられなくて…… 高月君のこと、嫌ってなんかない。 うん……大丈夫。 いつも話しかけてきてうざいなーとか、思ってないよ。 じょ、冗談だから! 謝らなくていいです。 分かりにくくて、ごめんなさい…… あ……違う。 そういうことを言いたかったんじゃなくて…… 本当におめでとう、って…… ……生まれてきてくれてありがとう、って言いたかったんだ。 ふふっ…… そんなに驚いた? でも、当然のことだよ。 だって私は、高月君のことが……す、好き……なんだから。 ……こんな風にうまく人と会話できない私にも、高月君は話しかけてきてくれる…… うん、高月君が誰にでも優しいことは知ってる。 だから、私に優しくしてくれることに 決して特別な意味なんてないこともわかってるつもりだよ。 でもね……私にとって高月君は、特別……だったんだ。 今日は高月君の誕生日だって知って、感謝を伝えるいい機会だって思って…… つ、ついでに勢いに乗って告白……なんかもしてみたり。 ……ごめんなさい。 そうでもしないと、言えそうになかったから。 え…… 高月君も、私のことが……? ……うれしいっ……! なんだか、夢みたい…… 高月君とりょ、両思い……なんて。 夢なら、覚めないで欲しいな……って、んっ……!? んん……っ ……はぁっ……! い、いきなり……ききっ……キス、するなんて……! い、嫌じゃ……ないけど……っ! びっくり、したの…… え?「これで理沙は俺のものだ」……って!? う、うぅ……っ! そ、そうだけど……うぅ~~っ! じゃ、じゃあ……高月君も……私のもの、だからねっ! ……なんて。 は、恥ずかしいからそんなに見ないで下さい…… ……って、高月……君? た、高月君!? 一体どうし……きゃあああーっ!? …… ……っ!? な、何この格好!? あっ!? あなたは誰ですか!? あなたが私に、こんな……っ!? ……え? 「君を変態怪人・チンチン電車にする」……? い、嫌……っ! そんなの、なりたくない……っ! おびょびょびょびょびょびょびょびょびょ!?!?☆♡♪♡♡ …… ……初瀬理沙、洗脳完了しました! これより変態怪人・チンチン電車として活動を開始しますっ! チンチンシュッシュッ、チンチンシュッシュッ! ポッポー!! チンチンシュッシュッ、チンチンシュッシュッ! おっ♡ チンチンシュッシュッ、チンチンシュッシュッ! おぉっ♡、出るっ!♡♡ チンチンピュッピュッ、チンチンピュッピュッ! ポッポぉ~~~~ぅっ!!♡♡♡ チンチンシュッシュッ、チンチンシュッシュッ 次は、メスのケツ穴ー、メスのケツ穴ー チンチンシュッシュッ、チンチンシュッシュッ! チンチンシュッシュッ、チンチンシュッシュッ! ポッポー! ポッポォ~~♡ チンチンシュッシュッ、チンチンシュッシュッ…… (声をあげながらフェードアウト……) <終>